JPH064353Y2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH064353Y2
JPH064353Y2 JP1986177307U JP17730786U JPH064353Y2 JP H064353 Y2 JPH064353 Y2 JP H064353Y2 JP 1986177307 U JP1986177307 U JP 1986177307U JP 17730786 U JP17730786 U JP 17730786U JP H064353 Y2 JPH064353 Y2 JP H064353Y2
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JP
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unit
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central
central unit
center
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【考案の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 この考案は装置本体を上、中、下ユニットに3分割した
画像形成装置に関する。
(b)従来の技術 画像形成装置には、装置本体を用紙搬送路で上下のユニ
ットに二分割するものものがある。この二分割した上下
ユニットの上側ユニットは複写プログラム部および光学
装置を備えており、下側ユニットはその端部に支点を設
け、上側ユニットを回転自在に支持している。この画像
形成装置では、用紙搬送路内でジャムが発生した場合
に、上下に開いてジャム処理できるようにしている。
しかしながら、上記の画像形成装置では上側ユニット内
に光学装置と複写プロセス部とが一体に構成されている
ため、光学装置および複写プロセス部の部品交換作業や
メインテナンスに手間がかかる不都合がある。
そこで従来では、上側ユニットをさらに光学装置と複写
プロセス部とに分割し、装置全体を下側ユニット、中央
部ユニット、上側ユニットに3分割する画像形成装置が
提案されている。中央部ユニットは、下側ユニットの端
部に設けられる支点に回転自在に軸支されており内部に
複写プロセス部を備えている。また上側ユニットは内部
に光学装置を備えており、中央部ユニットの揺動端部に
設けられる支点に回転自在に軸支されている。また下側
ユニットと中央部ユニットの境界には用紙搬送路が設け
られている。
このように構成することによって、用紙ジャムが発生し
た場合には下側ユニットと中央部ユニットを開き、用紙
搬送路からジャム紙を取り除き易くする。また、光学装
置や複写プロセス部の部品交換時やメインテナンス作業
時には上側ユニットと中央部ユニットまたは下側ユニッ
トと中央部ユニットを開き、その開口部から作業するこ
とにより作業性を高めている。
(c)考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記画像形成装置においては、装置本体
を同時に三分割に解放したとき、装置本体の重心位置が
高くなるため、装置本体が不安定になり、横転する危険
があった。
この考案の目的は、上記欠点を解消し、上側ユニット、
中央部ユニットおよび下側ユニットに上下に三分割する
画像形成装置において、上側ユニットおよび中央部ユニ
ットを同時に解放しても、装置本体を安定な状態に保
ち、横転する心配がない画像形成装置を提供することに
ある。
(d)問題点を解決するための手段 この考案は装置本体を下側ユニットと、この下側ユニッ
トの端部に設けられた第1支点に回転可能に軸支される
中央部ユニットと、この中央部ユニットの揺動端部に設
けられた第2支点に回転可能に軸支される上側ユニット
とに3分割して構成した画像形成装置において、 前記中央部ユニットに、ファンモータおよびメインモー
タを備え、これらを前記第2支点側に配設することで、
中央部ユニットの重心位置を下側ユニットの中央部より
前記第2支点側に設定し、 前記上側ユニットに、ミラーモータを備え、これを前記
第2支点近傍に配設することで、上側ユニットの重心位
置を前記第2支点の近傍に設定したことを特徴とする。
(e)作用 この考案に係る画像形成装置では、用紙ジャム発生時や
光学装置または複写プロセス部のメンテナンス時に、上
側ユニットと中央部ユニットとを一緒に第1支点を中心
に回動して解放したり、上側ユニットを第2支点を中心
に回動して解放する。この際、第1支点での開動作によ
り中央部方向へ移動する重心の移動量が、第2支点での
開動作により外側へ移動する重心の移動量に比べて大き
いため、重心は全体として中央部方向へ移動してユニッ
ト分割時のバランスが安定する。
第1支点でユニットを開放したときには、上側ユニッ
ト,中央部ユニットの重心位置は、下側ユニットの中央
部に対して揺動端側にあるので、その開動作によって重
心位置は中央部方向へ移動する。一方、第2支点でユニ
ットを開放したときには、上側ユニットの重心位置は第
2支点の近傍にあるため、その開動作によって重心位置
は外側へ移動する。そして、両者の移動量を比較する
と、第1支点での開動作時には、中央部ユニット,上側
ユニットの両方が重心移動に関与するために、上部ユニ
ットのみが重心移動に関与する第2支点での開動作に比
べて大きくなる。したがって上記したように、重心は全
体として中央部方向へ移動し、ユニット分割時のバラン
スが安定する。
(f)実施例 第1図はこの考案の実施例である複写機の上側ユニッ
ト、中央部ユニットおよび下側ユニットを開いた状態を
示している。第2図は同複写機の概略構成図である。
第2図に示すように、上側ユニット1は中央部ユニット
2の支点Pで軸支されており、この支点Pで反時計
方向に回動することができる。また中央部ユニット2は
下側ユニット3の支点Pで軸支されており、この支点
で上側ユニット1とともに時計方向に回動すること
ができる。
前記上側ユニット1には、光源13、ミラー14〜1
9,レンズ12およびミラーモータ10等からなる光学
装置が設けられている。ミラーモータ10は光源13や
ミラー14〜16を原稿走査のために往復動させるもの
であり、上側ユニット1の左側に設けられ、上側ユニッ
ト1の重心位置Gを中央部より支点P側にしてい
る。
前記中央部ユニット2の中央部には、感光体ドラム20
とその周囲にメインチャージャ21、現像装置22およ
び図示しないクリーナユニットが設けられ複写プロセス
部が構成されている。また、この複写プロセス部の左側
にはメインモータ24が設けられ、さらに左側にファン
モータ25が設けられている。このように配置すること
により、中央部ユニット2の重心Gを中央部より支点
側にしている。
前記下側ユニット3の右側には給紙カセット30と給紙
ローラ31とで給紙部が構成されている。給紙部の左側
には、用紙ガイド32が設けられている。この用紙ガイ
ド32は下側ユニット3と中央部ユニット2の境界面と
なり、用紙ガイド32の搬送ローラ32aおよびタイミ
ングローラ33の上下ローラは、中央部ユニット2と下
側ユニット3とにそれぞれ別々に設けられ、中央部ユニ
ット2と下側ユニット3の開放時に上下に分かれる。
用紙ガイド32の左側には、感光体ドラム20に対向す
る転写チャージャ23が設けられ、この左側に転写用紙
を搬送する用紙搬送路34が設けられている。また、用
紙搬送路34の左側には定着ローラ35と排紙ローラ3
6がこの順に配設され、下側ユニット3の左側には排紙
トレイ37が突設されている。
上記の構成において、第2図に示すように上側ユニット
1,中央部ユニット2および下側ユニット3が装着状態
にあるとき、上側ユニット内に配置した光学装置の光源
による原稿面からの反射光は図中1点鎖線で示すように
ミラー14〜19およびレンズ12によって、中央部ユ
ニット2内に配置した感光体ドラム20に配光される。
また、用紙ガイド32が中央部ユニット2と下側ユニッ
ト3との境界面に位置し、且つ用紙ガイド32の搬送ロ
ーラ32aの上下ローラおよびタイミングローラ33の
上下ローラが対向接触する。そのため、給紙カセット3
0から給紙ローラ31によって給紙された用紙は用紙ガ
イド32によってタイミングローラ33に給紙され所定
のタイミングで感光体ドラム20と転写チャージャ23
間に搬送される。一方、用紙の搬送中にジャムが発生し
てした場合には、中央部ユニット2を上側ユニット1と
ともに開放すると、用紙ガイド32が露出するため、ジ
ャムを起こした用紙が簡単に取り除くことができる。ま
た、光学装置や複写プロセス部の部品交換作業時やメン
テナンス時に、上側ユニット1を開放すると光学装置と
複写プロセス部とが分離してそれぞれが露出するため、
その作業性が良くなる。
さらに、上側ユニット1と中央部ユニット2を第1図に
示すように同時に開放した時、上側ユニット1の重心位
置Gと中央部ユニット2の重心位置Gを下側ユニッ
ト3の中央部より第2支点である支点P側になるよう
にしているため、第1支点である支点Pを中心にして
上側ユニット1と中央部ユニット2を下方に押し下げる
力が働く。これによって、上側ユニット1と中央部ユニ
ット2とを同時に開放しても開放時の回転力による装置
本体の横転を防止することができる。
(g)考案の効果 以上の様にこの考案によれば、上側ユニットおよび中央
部ユニットの重心位置を下側ユニットの中央部より第2
支点側に設けたため、上側ユニットと中央部ユニットと
を同時に開放したとき、上側ユニットおよび中央部ユニ
ットの自重によりそれらのユニットを元の位置に戻そう
とするモーメントが作用する。このモーメントの作用に
より、装置本体を上側ユニットおよび中央部ユニットの
開放方向の回転でバランスをくずすことなく安定させ、
装置本体を横転させる危険をなくすという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例である複写機を上側ユニッ
ト、中央部ユニットおよび下側ユニットに開放した状態
を示している。第2図は同複写機の概略構成図である。 1……上側ユニット、 2……中央部ユニット、 3……下側ユニット、 P〜第1支点、P……第2支点、 G、G……重心位置、 10……ミラーモータ、 24……メインモータ、 25……ファンモータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体を下側ユニットと、この下側ユニ
    ットの端部に設けられた第1支点に回動可能に軸支され
    る中央部ユニットと、この中央部ユニットの揺動端部に
    設けられた第2支点に回動可能に軸支される上側ユニッ
    トとに3分割して構成した画像形成装置において、 前記中央部ユニットに、ファンモータおよびメインモー
    タを備え、これらを前記第2支点側に配設することで、
    中央部ユニットの重心位置を下側ユニットの中央部より
    前記第2支点側に設定し、 前記上側ユニットに、ミラーモータを備え、これを前記
    第2支点近傍に配設することで、上側ユニットの重心位
    置を前記第2支点の近傍に設定したことを特徴とする画
    像形成装置。
JP1986177307U 1986-11-18 1986-11-18 画像形成装置 Expired - Lifetime JPH064353Y2 (ja)

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JP1986177307U JPH064353Y2 (ja) 1986-11-18 1986-11-18 画像形成装置

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JP1986177307U JPH064353Y2 (ja) 1986-11-18 1986-11-18 画像形成装置

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JPS6382248U JPS6382248U (ja) 1988-05-30
JPH064353Y2 true JPH064353Y2 (ja) 1994-02-02

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ID=31118389

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JPS5966247U (ja) * 1982-10-25 1984-05-02 株式会社リコー 画像記録装置
JPS60175042A (ja) * 1984-02-20 1985-09-09 Sanyo Electric Co Ltd 電子複写機
JPS6333156U (ja) * 1986-08-20 1988-03-03

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