JPH064336Y2 - フイルム感度の自動読み込み機構を備えたカメラ用シャッタ装置 - Google Patents

フイルム感度の自動読み込み機構を備えたカメラ用シャッタ装置

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JPH064336Y2
JPH064336Y2 JP1985042763U JP4276385U JPH064336Y2 JP H064336 Y2 JPH064336 Y2 JP H064336Y2 JP 1985042763 U JP1985042763 U JP 1985042763U JP 4276385 U JP4276385 U JP 4276385U JP H064336 Y2 JPH064336 Y2 JP H064336Y2
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豊徳 佐々木
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/24Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly automatically in accordance with markings or other means indicating film speed or kind of film on the magazine to be inserted in the camera

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本考案は、フィルム感度のアペックス値を表すデジタル
コードパターンを備えたフィルムパトローネに対応し
て、カメラに装填されたフィルムの感度値を、電磁石を
使ってレリーズ操作毎に自動読み込みさせる機構を備え
たカメラ用シャッタ装置に関する。 〔従来技術〕 カメラの中でも比較的低価格カメラはカメラの操作に不
得手あるいは不慣れな操作者に用いられることが多く、
こうした操作者にフィルム感度の設定操作を委ねること
は設定ミス等を引き起こすおそれが高くなり、良好な写
真を得られず好ましくない。 このためフィルム感度の自動読み込み装置を備えている
ことが望ましく、例えばフィルム感度のアペックス値を
表すデジタルコードパターンを備えたフィルムパトロー
ネに対応して、その表示されたフィルム感度を自動的に
読み込む装置を備えたカメラが知られている。 一方、前述のように比較的低価格機種に適用し易くする
ためにはカメラのシャッタ装置は簡易な機構で構成され
ていることが求められる。 しかしながら、従来はシャッタ羽根の開閉する速度を安
定させるために移動部材を用いるとともに歯車列を含む
ガバナ機構を備えたシャッタ装置であったり、またコイ
ルを有する電磁石装置の電磁力により鉄片部材の吸引・
離反を利用するようにした制御回路を備えた電気制御式
のシャッタ装置であったり、またこれらを併用するよう
にした技術が知られていた。 いずれのシャッタ装置もチャージ時の係止機構をはじめ
駆動機構が複雑であり、また制御回路を増加させること
から、求められるような簡素化されたシャッタ装置とは
なり難いものであった。 また、例えば前述のように感度の自動読み込み装置とし
て知られている技術として、まずパトローネに表示され
たパターンの全てを読み取るものとしこれを純電気的に
演算処理するものがあるが、こうした技術は回路が複雑
かつ高価となることから電気制御式のシャッタを備えて
いる場合は構わないものの、前述したように簡素化を求
められれているカメラ用シャッタ装置には適しないもの
であった。 また、電気−機械的に処理する技術として、カメラの裏
蓋開閉作動と連動させるとともに電磁石の作動または不
作動の組み合わせにより行うことが知られているが、こ
れによれば回路的には前述の純電気的な技術に比して簡
素化が可能となるが、機構的にはカメラ本体側に存在す
る裏蓋とシャッタ側に存在する電磁石の作動部材との連
動機構を必要とし複雑になるという点からやはり適する
とは言いがたいものであった。 〔考案の課題〕 本願考案の目的とするところは、 シャッタ羽根の開閉速度を安定させるための移動部材と
ともに歯車列やガンギ等を含んだガバナ機構やチャージ
時の係止機構をはじめとする複雑な駆動機構を備えるこ
とがなく、また電磁石装置の電磁力による鉄片部材の吸
引・離反を利用するようにした大きなコイルも複雑な制
御回路も備えることもなく複雑化してしまうことを避け
るようにした簡易なシャッタ機構であって、且つ、 また電気−機械的に処理することとしながらも、シンプ
ルな電気回路のみで複雑な連動機構を必要とせず、一つ
もしくは二つの電磁石の作動または不作動状態の制御を
レリーズ操作毎になされる単なる電源スイッチの閉成時
にフィルム感度の読み込み動作を行わせるようにしたフ
ィルム感度の自動読み込み機構を備えたカメラ用シャッ
タ装置を提供することにある。 〔課題を解決する手段〕 上述した本願考案の課題は、 揺動可能に支持され、一端部側で露光用開口を開閉する
シャッタ羽根を駆動する開閉部材と;往復移動が可能で
ある開き駆動部材と;前記開閉部材の他端部側に軸支さ
れ、一方向への揺動が該開閉部材に配された係止部位に
より規制されるとともに該係止部位と当接する方向へ付
勢されていて、前記開き駆動部材により押動され得る揺
動部材と;回動可能であって、前記開き部材と係合し得
るレリーズレバー部材と;往復移動可能であって、前記
レリーズレバー部材を押動し得るレリーズ部材と;前記
レリーズ部材の移動初期に押動され閉路する電源スイッ
チと;使用のため充填されたフィルムパトローネに付与
されたフィルム情報を表すデジタルコードパタンの1ま
たは2のゾーンと協働して導通および非導通状態のいず
れかにセットされるスイッチ手段と;前記レリーズ部材
の移動により前記電源スイッチが閉路し通電される制御
回路手段と;前記スイッチ手段および前記制御回路手段
と接続された電磁手段と;前記電磁手段に各々関連する
よう配置されていて、吸着位置と離反位置との間を移動
可能な鉄片部材と;前記鉄片部材を電磁手段から離反す
る方向へ付勢するようにして前記レリーズ部材の移動領
域内に臨んでいてレリーズ部材の移動により蓄勢される
付勢部材と;前記鉄片部材に連結されていて該鉄片部材
の移動に従って、互いに異なる位置に動かされる光量制
限部材と;を備えていることを特徴とするフィルム感度
の自動読み込み機構を備えたカメラ用シャッタ装置とし
たことにより達成される。 〔実施例〕 以下、本願考案の好適なる一実施例について図面を参照
しながら説明する。 第1図は本願考案の実施例を示していて、制御回路を表
していて、第2図は本願考案をカメラ用シャッタに適用
した平面図を示している。 Sは電源スイッチである。 S、Sは刷子(スイッチ)で、フィルムパトローネ
に備えられたフィルム感度のアペックス値を表すデジタ
ルコードパターンにおける特定のビット列の導電部、非
導電部を判別する。 CP1およびCP2はコンパレータである。 MG1およびMG2は磁磁石で、第2図においてはおのおの固
定配置されている。 なお、符号を付さずに示したコンデンサは、刷子(スイ
ッチ)S、Sと並列に接続されていて、これら刷子
、Sのチャタリングによる誤動作を防止するため
のものである。 1はレリーズ板で、符号を付さないスロットと基板側に
植設されたピンとの関係により図面において上下移動可
能に配置されていて、バネ2により上方移動習性が与え
られていて、板上に植設されたピン1aは、レリーズ操作
前において電源スイッチSの一方を押動して開成に保
持し、レリーズ操作に伴うレリーズ板1の下降移動時に
は電源スイッチSから退避するように変移して閉成へ
と操作する。 レリーズ板1上にはさらにピン1bが植設されていて、一
方端には曲げ1cが形成され、また段部1dが形成されてい
る。 3は第一鉄片で、図面上において左右移動可能に配置さ
れ、バネ4により右方移動習性が与えられている電磁石
MG1に対設されていて、ピン3aと支軸3bとを植設してい
る。 5はバネで、レリーズ板1の曲げ1cとピン3aとの間に張
架されていて、レリーズ操作前において(図示の状態)
ではバネ4よりも弱くなるよう力量が設定されている
が、レリーズ板1の降下によって曲げ1cにより押動され
チャージされることによりバネ4よりも強くなるよう設
定される。 6は第二鉄片で、電磁石MG2に対向していて符号を付さ
ない鉄心と吸着・離反可能であり図面において左右移動
可能に配置されるとともに、バネ7により右方移動習性
が与えられ、基板に設けられた符号を付さない長孔と係
合するピン6aおよびピン6bを植設している。 8はバネで、レリーズ板のピン1bと前記ピン6aとの間に
張架されていて、レリーズ操作前において(図示の状
態)ではバネ7よりも弱くなるよう力量が設定されてい
るが、レリーズ板1の降下によってピン1bにより押動さ
れチャージされることによりバネ7よりも強くなるよう
設定される。 9はフィルム感度変換レバーで、一端側において第一鉄
片3の支軸3bと枢着されているとともに、第二鉄片6の
ピン6bと嵌合するスロット9aが配されているとともに、
他方端側において二叉部9bを形成されている。 10は光量制限部材(フィルタ操作部材)で、符号を付さ
ない長孔に沿って左右移動可能に配置されていて、例え
ば図示しない受光素子前面にフィルタ(オプテイカルウ
エッジ)を出し入れするようになされていて、フィルム
感度レバー9の二叉部9bと嵌合されている。 本実施例においては、フィルム感度を四つのゾーンに設
定することとしている。 本願の実施例においては、 ・第一位置はフィルム感度“100”に満たない感度に対
応し、 ・第二位置はフィルム感度“100”から“400”に満たな
い平均的な感度、あるいはその範囲において使用頻度の
高い感度に対応し、 ・第三位置はフィルム感度“100”から“1600”に満た
ない平均的な感度、あるいはその範囲において使用頻度
の高い感度に対応し、 ・第四位置はフィルム感度“1600”を越える感度に対応
している。 11はシャッタレリーズレバーで、軸12に揺動可能に枢着
されていて、レリーズ板1の下降によって段部1bに押動
される腕部11aが形成されているとともにフック11bが形
成され、バネ13により左旋性が与えられていている。 14は開き駆動板で、孔が形成され図面において左右移動
可能に配置されていて、シャッタレリーズレバー11のフ
ック11bに係止される曲げ14aが形成され、ピン14bを植
設されていると共に、バネ15により右方移動習性が与え
られている。 16は開閉レバーで、揺動可能に軸17に枢着されていて、
一方端側には図示しない公知のシャッタ羽根の操作部材
を駆動するためのピン16aを備えていていて、係止部位
であるピン16bを備え、さらに他方端側には支軸16cが植
設されているとともに、バネ18により左旋性が与えられ
ている。 なお、シャッタのEE制御は、例えば、電流計の振れ量
に応じて操作部材の回動支点を変換する形式のものでよ
い。 19はトンボレバーで、開閉レバー16の支軸16cに枢着さ
れ揺動可能に支持されるとともに、ピン16bとの間に張
架されたバネ20により右旋習性を付与されていて、開き
駆動板14のピン14bに押動さる腕部19aを備え、開閉レバ
ー16のピン16bに当接することにより右旋が制限される
腕部19bを備えている。開き駆動板14の往動時には開閉
レバー16と一体的に軸17を中心として回動可能で、復動
時にはトンボレバー19のみが軸16cを中心として左旋し
開き駆動板14の移動を妨げない。 本実施例は上述のように構成されている。 以下、その動作について説明する。 第2図は、シャッタをセットした状態を示している。 ある種のフィルムパトローネには、フィルム感度のアペ
ックス値を表すデジタルコードパターンが付され、例え
【表1】のようにフィルム感度に対応するビット毎に
レベルが規定される。 このとき、「H」は非導電部を示し、「L」は導電部で
あることを示している。 ここで、3番目のビット列と4番目のビット列に注目す
ると、前述の如くフィルム感度に幅(ゾーン)を持つ
が、2ビットに整列されている。 即ち、本願考案の刷子S1は3番目のビット列における導
電部、非導電部を検知し、刷子S2は4番目のビット列に
おける導電部、非導電部を検知するように構成されてい
るものである。 フィルム感度が“100”または“200の場合 先ず、一般的に最も多く用いられているとされるフィル
ム感度が“100”または“200”のフィルムを収容したパ
トローネをカメラに装填する。 このとき、刷子Sは導通し、刷子Sは非導通であ
る。 この場合、先ず撮影者のレリーズ操作に伴ってレリーズ
板1がバネ2の張力に抗して押し下げられる。 レリーズ板1のピン1aの変位することにより、電源スイ
ッチSの一方は自身の復帰性により他方と接して閉成
する。 すると、コンパレータCP1、CP2は共に出力が「L」レベ
ルとなり、電磁石MG1、MG2が励磁されるので、第一鉄片
3および第二鉄片6を吸着保持する。 レリーズ板1がさらに進行してピン1cがバネ5を、そし
て曲げ1dがバネ8をチャージするが、電磁石MG1、MG2
励磁による吸着力がこのチャージ力量を上回っているた
め、鉄片3および鉄片6は保持され続け、従ってフィル
ム感度変換レバー9も図示位置に保持される。 フィルム感度変換レバー9が図示位置に保持されること
からフィルタ操作部材10も、図示の第二位置に留まる。 フィルム感度“100”から“400”未満の平均的な感度、
あるいはその範囲において使用頻度の高いフィルム感度
に対応したフィルタ部を受光素子の前面に位置させるよ
う設定する。 フィルム感度が“100”未満の場合 次に、例えばフィルム感度“50”のパトローネをカメラ
に装填する。 この場合、刷子Sおよび刷子Sは共に導通するが、
電磁石MG1は非励磁状態となり吸着力を失うためチャー
ジされたバネ5の左方への張力により第一鉄片3は右方
性のバネ4に抗して左方へ移動させられる。 他方、電磁石MG2は励磁状態となるので、第二鉄片6は
電磁石MG2に吸着されたまま図示位置に保持される。 このため、フィルム感度変換レバー9はピン6bとスロッ
ト9aの嵌合部を支点として右旋し、フィルタ操作部材10
を第一位置へと変位させる。 フィルタ操作部材10の変位により、フィルム感度“10
0”未満における平均的あるいはその範囲において使用
頻度の高いフィルム感度に対応したフィルタ部を受光素
子の前面に位置させる。 フィルム感度が“400”または“800”の場合 電磁石MG1が非励磁状態となり吸着力を失うため、チャ
ージされたバネ5により第一鉄片3は右方性のバネ4に
抗して左方へ移動させられる。 同様に、電磁石MG2も非励磁状態であるので吸着力を失
い、チャージされたバネ8により、第二鉄片6も電磁石
から離反するので、フィルタ操作部材10はフィルム感度
変換レバー9を介して第三位置へと変位させられる。 フィルム感度が“1600”を越える場合 電磁石MG1は励磁されることにより鉄片3を吸着し、電
磁石MG2は非励磁状態にあり吸着力を失い第二鉄片6を
離反させるので、フィルタ操作部材10はフィルム感度変
換レバー9を介して第四位置へと変位させられる。 シャッタの開閉動作 レリーズ操作がさらに進行すると、レリーズ板1の下降
により段部1dがレリーズレバー11の腕部11aを押動する
ことによりバネ13の張力に抗して右旋させ、これにより
フック11bは開き駆動板14の曲げ14aから外れる。 レリーズレバー11により係止が外れた結果、開き駆動板
14はバネ15の張力により右方へと移動し、この移動によ
りピン14bがトンボレバー19の腕部19aを押動する。 トンボレバー19の腕部19bがピン16b当接することにより
回動を抑止されているので、開閉レバー16はバネ18の張
力に抗してトンボレバー19と一体的に軸17を中心として
右旋させられ、この右旋とともにピン16aは不図示のシ
ャッタ羽根を開放する。 さらに開き駆動板14が右方へ移動しピン14bがトンボレ
バー19の腕部19bを通過し当接押動から開放されると、
開閉レバー16はバネ18の張力により軸17を中心として左
旋し、同時にピン16aが不図示のシャッタ羽根を閉鎖さ
せる。 シャッタのセット動作 シャッタのセット動作において、不図示のカメラ本体側
からのセット部材により開き駆動板14が閉じた状態の位
置である右方位置から図示位置へと復動させられる。 このとき、開き駆動板14のピン14bがトンボレバー19の
腕部19aを図示の右側から左側へと向けて、押動してく
るが、バネ18とバネ20との間では、バネ20の方が強く設
計されといるので、バネ20が動く以前に、トンボレバー
19のみが支軸16cを支点にしてバネ20の張力に抗して左
旋をする。これによりピン14bは大過なく通過出来るの
で、羽根あるいは開閉部材を係止する構造を備えておら
ずともシャッタ羽根の遮光状態には影響を与えることは
無い。 もちろん開き駆動板14のこの移動に対して何らの影響を
与えるものではない。 他の実施例 上述した実施例は、使用出来るフィルム感度の範囲を四
つのゾーンに分けて簡易的に自動読み込みさせる電気−
機械的機構について説明したが、さらに簡易とするため
にフィルム感度を二つのゾーン、例えば、“400”以上
であるか“400”未満であるかの二者択一で自動読み込
みさせることとし、この場合には刷子、電磁石装置は一
組でよいこととなる。 さらに電磁石の制御回路は、コンパレータを必ずしも使
用する必要は無く、単に電源−電源スイッチ−電磁石
(巻線)−刷子とした閉回路を構成することでもよい。 光量制限部材として周知の絞り機構と連結し露光用開口
を制限することで露光制御を行うようにしても何等構わ
ない。 〔考案の効果〕 上述のように、本願考案の実施により、 シャッタ羽根の開閉する速度を安定させるために移動部
材を用いるとともに歯車列やガンギ等を含んだガバナ機
構やチャージ動作に伴う係止機構も不要であり、また電
磁石装置の電磁力による鉄片部材の吸引・離反を利用す
るようにした大きなコイルも複雑な制御回路も備えるこ
ともない求められる簡易なシャッタ機構であって、且
つ、 また電気−機械的に処理することとしながらもシンプル
な電気回路のみで複雑な連動機構を必要とせず、一つも
しくは二つの電磁石の作動または不作動状態の制御をレ
リーズ操作毎になされる単なる電源スイッチの閉成操作
時にフィルム感度の自動読み込み動作を行わせるように
したことによって、 その目的を達成するとともに実用上も非常に有効なフィ
ルム感度の自動読み込み機構を備えたカメラ用シャッタ
装置を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願考案の一実施例を示した制御回路の結線図
で、第2図は本願考案の一実施例を示した制御機構を示
した説明図である。 S……電源スイッチ S、S……刷子(スイッチ) MG1、MG2……電磁石 1……レリーズ板 1a……ピン、1b……ピン、1c……曲げ、1d……段部 2……バネ 3……第一鉄片 3a……ピン、3b……支軸 4……バネ、5……バネ 6……第二鉄片 6a……ピン、6b……ピン 7……バネ、8……バネ 9……フィルム感度変換レバー 9a……スロット、9b……二叉部 10……フィルタ操作部材 11……シャッタレリーズレバー 11a……腕部、11b……フック 12……軸、13……バネ 14……開き駆動板 14a……曲げ、14b……ピン 15……バネ 16……開閉レバー 16a……ピン、16b……ピン、16c……支軸 17……軸、18……バネ 19……トンボレバー 19a……腕部、19b……腕部 20……バネ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−53421(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】揺動可能に支持され、一端部側で露光用開
    口を開閉するシャッタ羽根を駆動する開閉部材と、 往復移動が可能である開き駆動部材と、 前記開閉部材の他端部側に軸支され、一方向への揺動が
    該開閉部材に配された係止部位により規制されるととも
    に該係止部位と当接する方向へ付勢されていて、前記開
    き駆動部材により押動され得る揺動部材と、 回動可能であって、前記開き駆動部材と係合し得るレリ
    ーズレバー部材と、 往復移動可能であって、前記レリーズレバー部材を押動
    し得るレリーズ部材と、 前記レリーズ部材の移動初期に押動され閉路する電源ス
    イッチと、 使用のため充填されたフィルムパトローネに付与された
    フィルム情報を表すデジタルコードパタンの1または2
    のゾーンと協働して導通および非導通状態のいずれかに
    セットされるスイッチ手段と、 前記レリーズ部材の移動により前記電源スイッチが閉路
    し通電される制御回路手段と、 前記スイッチ手段および前記制御回路手段と接続された
    電磁手段と、 前記電磁手段に各々関連するよう配置されていて、吸着
    位置と離反位置との間を移動可能な鉄片部材と、 前記鉄片部材を電磁手段から離反する方向へ付勢するよ
    うにして前記レリーズ部材の移動領域内に臨んでいてレ
    リーズ部材の移動により蓄勢される付勢部材と、 前記鉄片部材に連結されていて該鉄片部材の移動に従っ
    て、互いに異なる位置に動かされる光量制限部材とを備
    えている ことを特徴とするフィルム感度の自動読み込み機構を備
    えたカメラ用シャッタ装置。
JP1985042763U 1985-03-25 1985-03-25 フイルム感度の自動読み込み機構を備えたカメラ用シャッタ装置 Expired - Lifetime JPH064336Y2 (ja)

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