JPH0643216B2 - 板状物の送出し機構 - Google Patents

板状物の送出し機構

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JPH0643216B2
JPH0643216B2 JP62101593A JP10159387A JPH0643216B2 JP H0643216 B2 JPH0643216 B2 JP H0643216B2 JP 62101593 A JP62101593 A JP 62101593A JP 10159387 A JP10159387 A JP 10159387A JP H0643216 B2 JPH0643216 B2 JP H0643216B2
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JP
Japan
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plate
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uppermost
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JP62101593A
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JPS63267629A (ja
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條範 北川
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Kitagawa Seiki KK
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Kitagawa Seiki KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、堆積された合板用単板等の板状物を一枚毎に
次工程に送出す為の機構に関する。
(従来技術及びその問題点) 従来、この種の板状物の送出し機構としては、単板の堆
積部上方に上下動可能な移送ローラ部を配置すると共
に、この移送ローラ部に吸引装置を併設して単板を一枚
毎に吸着移送するよう構成したもの(実開昭61−11
3745号)が有る。
しかしながら、上記従来機構では、堆積単板の後端側に
エアを吹付けて複数毎の単板が同時に吸引されないよう
構成しているものの、堆積単板間に生じた静電気や表面
ににじみ出た単板制作時の接着剤の作用、及び木目中に
存在する導管を介しての吸引力の波及等により、下方の
単板が同時に吸引され、複数の単板が重合した状態で移
送される可能性を完全には排除し得ない問題点を有して
いる。
(発明の目的) 本発明は、上記の如き事情に鑑み、複数単板の同時吸着
状態を完全に解消し、一枚毎の送出しを確実に行うこと
が出来る板状物の送出し機構を提供すること、をその目
的とする。
(発明の構成) この為、この発明に係わる板状物の送出し機構は、送り
方向前後の端縁を交互にずらして堆積された板状物を一
枚毎に送出す板状物の送出し機構であって、 板状物の堆積部上方に昇降可能に配設され、堆積最上部
の板状物の、はみ出し端縁を除く部分を吸着して上昇さ
せる吸着上昇手段と、固定された位置に配設され、該吸
着上昇手段により吸着上昇された板状物を受けて吸着
し、この板状物を前記送り方向に搬送する搬送手段と、
昇降可能に配設され、最上部の次層に位置する板状物の
後端縁が送り方向後方にはみ出している時には、該はみ
出し後端縁を上方より押圧係止し、最上部に位置する板
状物の後端縁が送り方向後方にはみ出している時には、
上方に退避する後端側係止手段と、はみ出し前端縁から
外れる退避位置と該はみ出し前端縁上方に位置する押圧
係止位置との間で前記送り方向に沿って移動可能に、且
つ昇降可能に配設され、最上部に位置する板状物の前端
縁が送り方向前方にはみ出している時には前記退避位置
にもたらされ、前記最上部の次層に位置する板状物の前
端縁が送り方向前端にはみ出している時には前記押圧係
止位置にもたらされ、該はみ出し前端縁を上方より押圧
係止する前端側係止手段とを備え、最上部の次層に位置
する板状物の端縁はみ出し位置に応じて前記係止手段の
いずれか一方を作動させて次層の板状物を押圧係止した
状態で、最上部の板状物を前記搬送手段により送り方向
前方に送り出すよう構成した事を特徴としている。
(発明の実施例) 図示送出し機構は、合板を構成する中板を一枚毎に次工
程に向けて送出す機構であり、搬送手段としてのローラ
装置1Aと吸着上昇手段としての吸着装置1Bとにより
構成される搬送部1と、単板の送り方向前後を交互にず
らして堆積した単板堆積部2と、堆積した単板のはみ出
し後端縁を押圧係止する後端側係止手段としての後端側
押圧係止機構部3と、単板のはみ出し前端縁を押圧係止
する前端側係止手段としての前端側押圧係止機構部4と
を主な構成要素としている。
ローラ装置1Aは、電動モータ8によって駆動されるバ
キュームファン9により吸着負圧を発生させ、このバキ
ュームファン9に接続される固定吸着ベース21の下端
開口側に搬送ローラ6a・6bを設置したものである。
この搬送ローラ6a・6bは、電動モータ5の回転を減
速する減速機5aの出力軸に軸着されたプーリ5bと搬
送ベルト7により連結されており、電動モータ5を駆動
させることにより搬送ベルト7を介して搬送ローラ6a
・6bが回動して固定吸着ベース21の下端開口部に吸
着される単板を送出し方向に搬送するよう構成されてい
る。
吸着装置1Bは、電動モータ8によって駆動されるバキ
ュームファン9により吸着負圧を発生させ、このバキュ
ームファン9に接続される可動吸着ベース12の下端開
口側に単板を吸着されるようにしたものである。吸着ベ
ース12はエアシリンダ11により桟枠に対して相対昇
降動可能に設置されている。又、可動吸着ベース12の
両側端には、一対のエアシリンダ13、13が取付けら
れており、このエアシリンダ13、13間はいずれもそ
のロッド13a・13aを上方付勢していると共に、一
対のプッシュバー10a・10bをロッド13a・13
aの下端側に懸架支承している。一方、エアシリンダ1
3、13のロッド13a・13aの上端側には、桟枠に
固定されたストッパ13b・13bが設置されており、
可動吸着ベース12が所定レベル迄上昇してロッド13
a・13aの上端がストッパ13b・13bに当接する
と、エアシリンダ11、11内圧力がリリーフされて、
プッシュバー10a・10bの上方移動が停止し、第1
図示の如く、可動吸着ベース12の下方にプッシュバー
10a・10bが突出するよう構成されている。
単板堆積部2は、送り方向前後の端縁を交互にずらして
堆積した単板の前端縁を位置決めする案内板14を備え
ている。
後端側押圧係止機構部3は、エアロータ15によって単
板堆積部2の上方で昇降するロッド16によって構成さ
れ、エアロータ15を駆動してロッド16を下降させる
と、ロッド16の周面が堆積単板のはみ出し後端縁を押
圧して係止する。
前端側押圧係止機構部4は、押圧板17と、この押圧板
17を昇降動させる為のエアシリンダ18及び単板送り
方向に位置移動させる為のエアシリンダ19とにより構
成され、最上部の次層に位置する単板の前端縁が案内板
14に当接してはみ出している状態においては、エアシ
リンダ19を作動させて押圧板17の傾斜部17a側を
案内板14よりも内方にせり出させる(第1図2点鎖線
状態)と共にエアシリンダ18を作動させて下降させる
ことにより、はみ出し前端縁を押圧係止するものであ
る。一方、最上部の単板の前端縁が案内板14と当接す
る状態にある時は、押圧板17を案内板14よりも上外
方に位置させる(第1図実線状態)ことにより、最上部
単板の送出しを妨げることがないようになっている。
上記の如く構成された送出し機構では、単板堆積部2に
堆積された最上部の単板の前単縁が案内板14と当接し
てはみ出しているときには、押圧板17を案内板14よ
りも上外方に位置させると共に、ロッド16をエアロー
ラ15によって下降させて次層単板のはみ出し後端縁を
上方より押圧係止する。このようにして次層単板の後端
縁を押圧係止した状態で、エアシリンダ11を駆動して
可動吸着ベース12を下降させて最上部単板を吸着支持
する。最上部の単板が吸着支持されると、エアシリンダ
11を駆動して可動吸着ベース12を上昇することによ
り最上部の単板を単板堆積部2から遊離させるが、この
とき、次層単板の後端縁が前記のようにロッド16によ
って押圧係止されている為、最上部単板と同時に次層単
板が吸着上昇されることがなく、最上部単板のみを吸着
して上昇させることが出来る。
最上部単板が可能吸着ベース12に吸着されて上昇する
と、その前端側が固定吸着ベース21に吸着され、搬送
ローラ6a、6bと摺接することにより第1図左方向に
送出される。
而して、可動吸着ベース12の上昇途上でエアシリンダ
13のロッド13a・13aがストッパ13b・13b
に当接すると、プッシュバー10a・10bが上昇停止
し、可動吸着ベース12のみが上昇を継続することとな
る。従って、可動吸着ベース12の下端と吸着単板との
間隔が開いて可動吸着ベース12による吸着力が弱ま
り、搬送ローラ6a・6bによる単板移送を容易確実な
ものと為し得るものである。
尚、20はローラ装置1Aにより送出された単板を次工
程に送る為の外部ローラである。一方、このようにして
その前端縁がはみ出している最上部の単板が送出され、
後端縁がはみ出している次層単板が最上部になると、エ
アロータ15を駆動してロッド16が吸着装置1Bによ
る単板上昇位置よりも更に上方の位置となるようにし、
ロッド16によって単板上昇が妨げられないようにす
る。
又、上記ように最上部単板の後端縁がはみ出しその前端
縁が引込んでいる状態では、エアシリンダ19を駆動し
て押圧板17を案内板14よりも内方にせり出すように
すると共にエアシリンダ18を駆動して下降させ、次層
単板のはみ出し前端縁を押圧係止する。即ち、最上部単
板に次層単板が重合して同時に吸着上昇しようとして
も、次層単板の前端縁が押圧板17により押圧係止され
ている為、最上部単板のみを送出すことが出来るもので
ある。
(発明の効果) 本発明に係る板状物の送出し機構に依れば、上下板状物
間に生じた静電気や表面ににじみ出た板状物制作時の接
着剤の作用、及び木目中に存在する導管を介しての吸引
力の波及等により、次層板状物が最上部板状物と同時に
吸着されて複数枚が重合した状態で移送されることが無
く、確実に一枚毎の送出しが可能になるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る板状物の送出し機構の一実施例を
示す概略側面図、第2図は第1図のII矢視図、第3図は
第1図のIII矢視図である。 1A……ローラ装置、1B……吸着装置 2……単板堆積部 3……後端側押圧係止機構 4……前端側押圧係止機構 6a・6b……搬送ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送り方向前後の端縁を交互にずらして堆積
    された板状物を一枚毎に送出す板状物の送出し機構であ
    って、 板状物の堆積部上方に昇降可能に配設され、堆積最上部
    の板状物の、はみ出し端縁を除く部分を吸着して上昇さ
    せる吸着上昇手段と、 固定された位置に配設され、該吸着上昇手段により吸着
    上昇された板状物を受けて吸着し、この板状物を前記送
    り方向に搬送する搬送手段と、 昇降可能に配設され、最上部の次層に位置する板状物の
    後端縁が送り方向後方にはみ出している時には、該はみ
    出し後端縁を上方より押圧係止し、最上部に位置する板
    状物の後端縁が送り方向後方にはみ出している時には、
    上方に退避する後端側係止手段と、 はみ出し前端縁から外れる退避位置と該はみ出し前端縁
    上方に位置する押圧係止位置との間で前記送り方向に沿
    って移動可能に、且つ、昇降可能に配設され、最上部に
    位置する板状物の前端縁が送り方向前方にはみ出してい
    る時には前記退避位置にもたらされ、前記最上部の次層
    に位置する板状物の前端縁が送り方向前方にはみ出して
    いる時には前記押圧係止位置にもたらされ、該はみ出し
    前端縁を上方より押圧係止する前端側係止手段とを備
    え、 最上部の次層に位置する板状物の端縁はみ出し位置に応
    じて前記係止手段のいずれか一方を作動させて次層の板
    状物を押圧係止した状態で、最上部の板状物を前記搬送
    手段により送り方向前方に送り出すよう構成した事を特
    徴とする板状物の送出し機構。
JP62101593A 1987-04-24 1987-04-24 板状物の送出し機構 Expired - Lifetime JPH0643216B2 (ja)

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JPS63267629A JPS63267629A (ja) 1988-11-04
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JP2007069447A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Meinan Mach Works Inc 堆積ベニヤ単板群からのベニヤ単板分離方法及びその装置

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