JPH0643092U - 掘削機における掘削ロッドの自動連結装置 - Google Patents

掘削機における掘削ロッドの自動連結装置

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JPH0643092U
JPH0643092U JP7958492U JP7958492U JPH0643092U JP H0643092 U JPH0643092 U JP H0643092U JP 7958492 U JP7958492 U JP 7958492U JP 7958492 U JP7958492 U JP 7958492U JP H0643092 U JPH0643092 U JP H0643092U
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勇 山野井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 掘削ロッドの連結部の横方向の外形を極力小
さく構成することができながら自動的に連結、切離しが
できる掘削ロッドの自動連結装置を提供する。 【構成】 タワー2にそって昇降自在な駆動部3に掘削
ロッド21が連結され、この掘削ロッドを回転駆動する
ことにより地中に竪穴を削孔する掘削機において、前記
駆動部3の出力軸7に連結されて垂下する内側ロッド8
と、この内側ロッド8に回転不能でかつ軸方向に摺動可
能に外嵌され、前記駆動部3にシリンダ12により懸架
支持された外側ロッド9とを有し、前記内側ロッド8の
下端部には掘削ロッド連結用雌継手部13を備え、この
雌継手部13には、掘削ロッド21の雄継手部22の係
合部23に係脱自在な係止部19を有する回転筒14を
回転可能でかつ上下動不能に装着し、この回転筒14を
前記外側ロッド9の上下動により所要角度回転するよう
連係させたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、掘削機におけるスクリューオーガ、ケーシングオーガ、その他の掘 削機(以下これを総称して掘削ロッドという)を継足して掘削を進めるための掘 削ロッドの自動連結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の掘削ロッドを継足して掘削作業を行なう掘削機として、例えば 特公昭63−56398号公報に記載のものがある。この公報に示される掘削機 は、タワーに昇降自在に支持される駆動部の出力軸に掘削ロッドの上端を自動的 に連結するようになされたものである。
【0003】 その自動連結の手段としては、掘削ロッドに直交する方向(水平方向)からロ ック部材を出没させ、このロック部材により駆動部の出力軸と掘削ロッドとを一 体回転するよう結合するものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに上記従来の構造では、ロック部材を側方から水平方向に出没させるた め装置の横方向の外形が大きくなり、その結果狭隘な作業現場での掘削作業に支 承をきたすことをはじめ、掘削ロッドを複数本並設した所謂多軸オーガでは各ロ ッドの間隔が広くなりすぎて実施が難しいという問題があった。
【0005】 本考案はこれに鑑み、装置の横方向の外形を極力小さく構成することができる 掘削機における掘削ロッドの自動連結装置を提供することを目的としてなされた ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記従来の技術が有する問題点を解決することを課題として、本考案は、タワ ーにそって昇降自在な駆動部に掘削ロッドが連結され、この掘削ロッドを回転駆 動することにより地中に竪穴を削孔する掘削機において、前記駆動部の出力軸に 連結されて垂下する内側ロッドと、この内側ロッドに回転不能でかつ軸方向に摺 動可能に外嵌され、前記駆動部にシリンダにより懸架支持された外側ロッドとを 有し、前記内側ロッドの下端部には掘削ロッド連結用雌継手部を備え、この雌継 手部には、掘削ロッドの雄継手部の係合部に係脱自在な係止部を有する回転筒を 回転可能でかつ上下動不能に装着し、この回転筒を前記外側ロッドの上下動によ り所要角度回転するよう連係させたことを特徴とする。
【0007】
【作用】
駆動部を下降させてその下部の雌継手部を継足すべき掘削ロッドの上端の雄継 手部に嵌合させ、さらに駆動部を下降させれば両継手の係合部と係止部とがすれ 違って挿入される。ついでシリンダを伸長させて外側ロッドを下降させればこれ と連動して雌継手部の回転筒が回転し、これにより回転筒の係止部が雄継手部の 係合部に係合して抜止め状態に連結される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例を参照して説明する。 掘削機は、図1にその一例の側面図を示すように、作業機械1に立設されたタ ワー2にそって昇降自在な駆動部3を有し、この駆動部3はタワー2の上端のシ ーブ4を経由するワイヤロープ5により吊持され、このワイヤロープ5は作業機 械1上のウインチ6により巻上げ巻下げされるようになっている。
【0009】 前記駆動部3の出力軸7には、図2に断面を示すように内側ロッド8が連結さ れて垂下され、この内側ロッド8に所要長さの外側ロッド9がキー10とキー溝 11とにより内側ロッド8に対し回転不能でかつ軸方向には摺動可能に外嵌され ている。
【0010】 この外側ロッド9は駆動部3にシリンダ12,12により懸架支持され、この シリンダ12,12の作動により外側ロッド9を所定の距離にわたり上下動させ ることができるようになっている。
【0011】 前記内側ロッド8の下端には六角穴状の雌継手部13が設けられており、この 雌継手部13の外周には回転筒14が軸受15,16(ブッシュ)を介し回転可 能で軸方向には不動に嵌合装着されている。
【0012】 この回転筒14の上方部は内側ロッド8と外側ロッド9との間に入り込んでお り、外側ロッド9の上下動により回転筒14が所要角度回転されるようになって いる。この回転手段の一例として、回転筒14の周壁に図4に示すように軸線に 対し傾斜した傾斜溝17,17が直径線上対称位置に設けられ、この傾斜溝17 ,17に外側ロッド9の下部内面に突設された突部18,18が嵌挿され、外側 ロッド9の上下動に応じ回転筒14に回転が与えられるようになっている。なお この傾斜溝17,17と突部18,18との設置関係は逆にしてもよい。
【0013】 前記回転筒14の下部内周には、図7に示すように複数個(図では6個)の係 止部19,19…が間隔20,20…をおいて軸心に向け突設されており、この 係止部19,19…間の間隔20,20…に掘削ロッド21の上端の雄継手部2 2の基部外周に突設された複数個(図では6個)の係合部23,23…(図8) が通過できるように配設されている。
【0014】 そして外側ロッド9が上昇しているときは前記係止部19,19…の間隔20 ,20…と雄継手部22の係合部23,23…とが整合しており、シリンダ12 ,12…により外側ロッド9を下降させることによりその突部18,18と傾斜 溝17,17とで回転筒14が所要角度回転したとき係止部19,19…の上面 に係合部23,23…が重なっておかれ、抜止めされるようになっている。
【0015】 図1において24はステー、25は振止め、26はタワー2にそって配設され たガイドレール、27,27はこのガイドレール26に係合して駆動部3を支持 するガイドである。
【0016】 次に上記実施例の作用を図9、図10により説明する。 駆動部3の出力軸7に掘削ロッド21を連結するには、図9(A)のように雌 継手部13と雄継手部22との六角穴の位置を合わせたのち、ワイヤロープ5を 繰出して駆動部3を下降させ、雌継手部13内に雄継手部22を挿入する(図9 (B))。
【0017】 さらに駆動部3を下降させ、雌継手部13の係止部19、19…と雄継手部2 2の係合部23,23…とがすれ違うまで挿入し(図10(A))、ついでシリ ンダ12,12を伸長させて外側ロッド9を下降(図10(B))させれば、そ の突部18,18が回転筒14の傾斜溝17,17内を下降するので回転筒14 に回転が与えられ、その結果雌継手部13の係止部19,19…の上面に雄継手 部22の係合部23,23…が重なるように位置し、抜止め状態に連結される。 こうして駆動部3により出力軸7を回転させれば掘削ロッド21が雌継手部13 と雄継手部22との不回転嵌合により一体に回転し、地盤を掘削することができ る。
【0018】 掘削ロッド21の連結を解くときは、シリンダ12,12により外側ロッド9 を引上げれば、回転筒14が前記とは逆方向に回転し、雌継手部13の係止部1 9,19…の間隔20,20…に雄継手部22の係合部23,23…を整合させ て駆動部3を上昇させればよい。
【0019】 なお図示の実施例では雌継手部13と雄継手部22との嵌合部を六角形状とし て不回転嵌合とした場合について記したが、これは適宜な多角形状としてもよく 、また他の構成部分についても図示の実施例に限られるものではない。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、連結部分に横方向に突出するものがない ので連結部の周面の横幅が拡大することがなく、小型に構成することができ、特 に多軸オーガに実施する場合、オーガの配列間隔を狭めることができる。また掘 削ロッドの連結には他の動力を要せずに外側ロッドの上下動のみによってできる ので構造が簡単で安価に得られるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用する掘削機の一例を示す側面図。
【図2】駆動部の出力軸側の断面図。
【図3】掘削ロッドの上端の正面図。
【図4】回転筒部分の側面図。
【図5】図2のA部相当の断面図。
【図6】図2のB部相当の断面図。
【図7】図2のC部相当の下面図。
【図8】図3のD部相当の断面図。
【図9】(A)、(B)は作用説明図。
【図10】(A)、(B)は作用説明図。
【符号の説明】
3 駆動部 7 出力軸 8 内側ロッド 9 外側ロッド 12 シリンダ 13 雌継手部 14 回転筒 17 傾斜溝 18 突部 19 係止部 20 間隔 21 掘削ロッド 22 雄継手部 23 係合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タワーにそって昇降自在な駆動部に掘削ロ
    ッドが連結され、この掘削ロッドを回転駆動することに
    より地中に竪穴を削孔する掘削機において、前記駆動部
    の出力軸に連結されて垂下する内側ロッドと、この内側
    ロッドに回転不能でかつ軸方向に摺動可能に外嵌され、
    前記駆動部にシリンダにより懸架支持された外側ロッド
    とを有し、前記内側ロッドの下端部には掘削ロッド連結
    用雌継手部を備え、この雌継手部には、掘削ロッドの雄
    継手部の係合部に係脱自在な係止部を有する回転筒を回
    転可能でかつ上下動不能に装着し、この回転筒を前記外
    側ロッドの上下動により所要角度回転するよう連係させ
    たことを特徴とする掘削機における掘削ロッドの自動連
    結装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007278047A (ja) * 2006-04-05 2007-10-25 Takayuki Otsuka 掘削機における掘削ロッドの連結装置
JP2019203267A (ja) * 2018-05-21 2019-11-28 日本ベース株式会社 掘削装置における回転伝達軸と掘削軸とのジョイント装置

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JP2007278047A (ja) * 2006-04-05 2007-10-25 Takayuki Otsuka 掘削機における掘削ロッドの連結装置
JP4660852B2 (ja) * 2006-04-05 2011-03-30 孝行 大塚 掘削機における掘削ロッドの連結装置
JP2019203267A (ja) * 2018-05-21 2019-11-28 日本ベース株式会社 掘削装置における回転伝達軸と掘削軸とのジョイント装置

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