JPH0643089Y2 - 折り機におけるシュータ装置 - Google Patents
折り機におけるシュータ装置Info
- Publication number
- JPH0643089Y2 JPH0643089Y2 JP10961989U JP10961989U JPH0643089Y2 JP H0643089 Y2 JPH0643089 Y2 JP H0643089Y2 JP 10961989 U JP10961989 U JP 10961989U JP 10961989 U JP10961989 U JP 10961989U JP H0643089 Y2 JPH0643089 Y2 JP H0643089Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crank
- main body
- shooter
- swing
- top member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、フォーム輪転印刷機等の輪転印刷機の加工部
に配置される折り機におけるシュータ装置に関するもの
である。
に配置される折り機におけるシュータ装置に関するもの
である。
折り機におけるシュータ装置は第3図になっていて、折
り方向に揺動自在に設けられたシュータaとクランクホ
イールbとがロッドcにて連結されており、クランクホ
イールbが回転することによりロッドcを介してシュー
タaが揺動するようになっている。そして上記シュータ
aの振幅はクランクホイールbに対するロッドcの連結
点をクランクホイールbの半径方向に移動することによ
ってなされている。
り方向に揺動自在に設けられたシュータaとクランクホ
イールbとがロッドcにて連結されており、クランクホ
イールbが回転することによりロッドcを介してシュー
タaが揺動するようになっている。そして上記シュータ
aの振幅はクランクホイールbに対するロッドcの連結
点をクランクホイールbの半径方向に移動することによ
ってなされている。
従来のシュータ装置にあっては、上記クランクホイール
bに直径方向に溝dを設け、この溝dにロッドcの端部
に設けたベアリングeをボルトfにて固着して連結する
構成になっており、ボルトfをゆるめて上記ベアリング
eを溝dに沿って移動することによりシュータaの振幅
を変えるようになっていた。
bに直径方向に溝dを設け、この溝dにロッドcの端部
に設けたベアリングeをボルトfにて固着して連結する
構成になっており、ボルトfをゆるめて上記ベアリング
eを溝dに沿って移動することによりシュータaの振幅
を変えるようになっていた。
また他の従来例としては、第4図に示すように、クラン
クホイールb′の直径方向にモータgにて回転するねじ
棒hを設け、これにロッドcの先端に取付けたベアリン
グe′を螺合し、ねじ棒hを回転することによりベアリ
ングe′を移動してシュータaの振幅するようになって
いる。
クホイールb′の直径方向にモータgにて回転するねじ
棒hを設け、これにロッドcの先端に取付けたベアリン
グe′を螺合し、ねじ棒hを回転することによりベアリ
ングe′を移動してシュータaの振幅するようになって
いる。
上記従来例のうち、前者のものにあっては、運転中にシ
ュータaの振幅を変えることができなかった。また後者
にあっては、これの運転中にモータgを作動することに
よりシュータaの振幅を調整できるが、その構造が複雑
で、かつ故障しやすく、また高速運転にも適さず、さら
にモータgの大きさにも制限があり、しかもこのモータ
gがこわれやすい等の問題があった。
ュータaの振幅を変えることができなかった。また後者
にあっては、これの運転中にモータgを作動することに
よりシュータaの振幅を調整できるが、その構造が複雑
で、かつ故障しやすく、また高速運転にも適さず、さら
にモータgの大きさにも制限があり、しかもこのモータ
gがこわれやすい等の問題があった。
本考案は上記のことにかんがみなされたもので、運転中
においても簡単にシュータの振幅を調整でき、しかも構
造が簡単で故障しにくく、さらに高速運転にも適した折
り機におけるシュータ装置を提供することを目的とする
ものである。
においても簡単にシュータの振幅を調整でき、しかも構
造が簡単で故障しにくく、さらに高速運転にも適した折
り機におけるシュータ装置を提供することを目的とする
ものである。
上記目的を達成するために、本考案における折り機にお
けるシュータ装置は、シュータの揺動軸の一端部に長穴
を有する振り用レバーを軸直角方向に固着し、この振り
用レバーの長穴にコマ部材を摺動自在に嵌合し、また上
記揺動軸の軸直角方向の位置に、クランクホイールを有
するクランクユニットの本体を、クランクホイールと共
に上記揺動軸と直角の平面に沿う一方向に移動自在に設
け、またこの本体に、この本体の移動方向と直角方向に
摺動自在にしてスライドロッドを設け、上記クランクホ
イールとコマ部材とをクランクロッドにて連結すると共
に、このコマ部材にスライドロッドの先端部を連結した
構成となっている。
けるシュータ装置は、シュータの揺動軸の一端部に長穴
を有する振り用レバーを軸直角方向に固着し、この振り
用レバーの長穴にコマ部材を摺動自在に嵌合し、また上
記揺動軸の軸直角方向の位置に、クランクホイールを有
するクランクユニットの本体を、クランクホイールと共
に上記揺動軸と直角の平面に沿う一方向に移動自在に設
け、またこの本体に、この本体の移動方向と直角方向に
摺動自在にしてスライドロッドを設け、上記クランクホ
イールとコマ部材とをクランクロッドにて連結すると共
に、このコマ部材にスライドロッドの先端部を連結した
構成となっている。
クランクホイールが回転することにより、クランクロッ
ド、コマ部材を介して振り用レバーが摺動され、このと
きのコマ部材の位置はスライドロッドにて規制される。
そして本体を上下動することにより、スライドロッドを
介してコマ部材が振り用レバーの長穴を移動してこれの
振り幅が変えられる。
ド、コマ部材を介して振り用レバーが摺動され、このと
きのコマ部材の位置はスライドロッドにて規制される。
そして本体を上下動することにより、スライドロッドを
介してコマ部材が振り用レバーの長穴を移動してこれの
振り幅が変えられる。
本考案の実施例を第1図、第2図に基づいて説明する。
図中1はシュータ2の基部に固着される揺動軸であり、
この揺動軸1が揺動回転することによりシュータ2が揺
動して紙折りがなされるようになっている。揺動軸1の
一端部は折り機の一方のフレーム3より外方へ突出して
いて、この揺動軸1の一端部に振り用レバー5が、軸角
方向に向けて固着されている。この振り用レバー5には
これの長手方向にガイド用の長穴6が設けてあり、この
長穴6を介して上記振り用レバー5にクランクユニット
7の先端部が連結されている。
この揺動軸1が揺動回転することによりシュータ2が揺
動して紙折りがなされるようになっている。揺動軸1の
一端部は折り機の一方のフレーム3より外方へ突出して
いて、この揺動軸1の一端部に振り用レバー5が、軸角
方向に向けて固着されている。この振り用レバー5には
これの長手方向にガイド用の長穴6が設けてあり、この
長穴6を介して上記振り用レバー5にクランクユニット
7の先端部が連結されている。
8はクランクユニット7の本体で、この本体8は折り機
のフレーム3の外側に位置され、かつ上下方向に並行移
動可能になっている。すなわち、この本体8の両端部の
内側面にアリ溝9,9が設けてあり、これがフレーム3の
外面に設けた突条10,10に上下方向に摺動自在に係合さ
れている。またこの本体8の中間部にはねじ棒11が上下
方向に螺合してあり、このねじ棒11の両端部がフレーム
3に固設したブラケット12,12に支承されており、また
これの一端部にプーリ13が固着してあり、このプーリ13
と、モータ14の出力軸15に固着されたプーリ16とにベル
ト17が巻き掛けてある。上記モータ14はブラケット18を
介してフレーム3に支持されている。
のフレーム3の外側に位置され、かつ上下方向に並行移
動可能になっている。すなわち、この本体8の両端部の
内側面にアリ溝9,9が設けてあり、これがフレーム3の
外面に設けた突条10,10に上下方向に摺動自在に係合さ
れている。またこの本体8の中間部にはねじ棒11が上下
方向に螺合してあり、このねじ棒11の両端部がフレーム
3に固設したブラケット12,12に支承されており、また
これの一端部にプーリ13が固着してあり、このプーリ13
と、モータ14の出力軸15に固着されたプーリ16とにベル
ト17が巻き掛けてある。上記モータ14はブラケット18を
介してフレーム3に支持されている。
本体8にはスライドロッド19が本体5の摺動方向と直角
方向に、すなわち、本体8の長手方向にスライド自在に
ブラケット20,20にて支持されており、かつその一端部
が上記揺動軸1に固着した振り用レバー5側に延長され
ている。
方向に、すなわち、本体8の長手方向にスライド自在に
ブラケット20,20にて支持されており、かつその一端部
が上記揺動軸1に固着した振り用レバー5側に延長され
ている。
本体8の基部にはクランク軸21が回転自在に支持されて
いる。そしてこのクランク軸21の先端にクランクホイー
ル22が設けてあり、このクランクホイール22の偏心位置
にクランクロッド23の一端が回転自在に固着してある。
いる。そしてこのクランク軸21の先端にクランクホイー
ル22が設けてあり、このクランクホイール22の偏心位置
にクランクロッド23の一端が回転自在に固着してある。
そしてこのクランクロッド23の先端部と上記スライドロ
ッド19の先端部とが連結軸24に同一軸心状に、かつこれ
の少なくとも一方が回動自在となるようにして連結して
あり、この連結軸24の一端に回転自在に設けたコマ部材
25が上記揺動軸1の振り用レバー5の長穴6に摺動自在
に嵌合されている。
ッド19の先端部とが連結軸24に同一軸心状に、かつこれ
の少なくとも一方が回動自在となるようにして連結して
あり、この連結軸24の一端に回転自在に設けたコマ部材
25が上記揺動軸1の振り用レバー5の長穴6に摺動自在
に嵌合されている。
上記クランク軸21はフレーム3に上下方向に設けた長穴
26に遊嵌されていて、本体8と共に上下動されるように
なっている。そしてこのクランク軸21の基端部はフレー
ム3の内側に上下方向に設けた駆動軸27に傘歯車機構28
を介して連結されている。なおこの傘歯車機構28は駆動
軸27に対して摺動自在に連結されていて、この傘歯車機
構28は上記クランク軸21と共に上下動されるようになっ
ている。
26に遊嵌されていて、本体8と共に上下動されるように
なっている。そしてこのクランク軸21の基端部はフレー
ム3の内側に上下方向に設けた駆動軸27に傘歯車機構28
を介して連結されている。なおこの傘歯車機構28は駆動
軸27に対して摺動自在に連結されていて、この傘歯車機
構28は上記クランク軸21と共に上下動されるようになっ
ている。
上記構成において、クランク軸21を回転すると、クラン
クホイール22によりクランクロッド33が往復動し、これ
の先端部に設けられたコマ部材25が嵌合した振り用レバ
ー5が揺動される。このとき、スライドロッド33はこれ
の揺動範囲にわたってスライドし、このスライドロッド
33の先端部にてコマ部材25を上下方向に支持している。
すなわち、コマ部材25の上下方向の位置、従って振り用
ロッド5の長穴6に対する位置はスライドロッド33にて
規制されている。
クホイール22によりクランクロッド33が往復動し、これ
の先端部に設けられたコマ部材25が嵌合した振り用レバ
ー5が揺動される。このとき、スライドロッド33はこれ
の揺動範囲にわたってスライドし、このスライドロッド
33の先端部にてコマ部材25を上下方向に支持している。
すなわち、コマ部材25の上下方向の位置、従って振り用
ロッド5の長穴6に対する位置はスライドロッド33にて
規制されている。
ねじ棒11をモータ14にて回転すると、クランクユニット
7の本体8が上下方向に移動される。このときクランク
軸21及びこれの駆動機構も一体状に移動される。
7の本体8が上下方向に移動される。このときクランク
軸21及びこれの駆動機構も一体状に移動される。
本体8が第1図において上動すると、これと一体状に上
動するスライドロッド33の先端によりコマ部材25も上動
され、振り用レバー5に対するコマ部材25の位置が軸心
から離間する位置にセットされる。従ってこの状態での
クランク軸21の回転による振り角は小さくなる。本体8
を下動させて、上記コマ部材25を揺動軸1の軸心に近ず
けるに従って上記振り角が大きくなる。
動するスライドロッド33の先端によりコマ部材25も上動
され、振り用レバー5に対するコマ部材25の位置が軸心
から離間する位置にセットされる。従ってこの状態での
クランク軸21の回転による振り角は小さくなる。本体8
を下動させて、上記コマ部材25を揺動軸1の軸心に近ず
けるに従って上記振り角が大きくなる。
上記本体8の上下動はクランクユニット7の作動中にお
いても何ら支承なく行なわれる。
いても何ら支承なく行なわれる。
本考案によれば、運転中においても簡単にシュータの振
幅を調整でき、しかも構造が簡単で故障しにくく、さら
に高速運転にも適した折り機におけるシュータ装置を得
ることができる。
幅を調整でき、しかも構造が簡単で故障しにくく、さら
に高速運転にも適した折り機におけるシュータ装置を得
ることができる。
第1図、第2図は本考案の実施例を示すもので、第1図
は正面図、第2図は一部破断平面図である。第3図、第
4図は従来例を示す構成説明図である。 1は揺動軸、2はシュータ、5は振り用レバー、6は長
穴、7はクランクユニット、8は本体、19はスライドロ
ッド、22はクランクホイール、23はクランクロッド、25
はコマ部材。
は正面図、第2図は一部破断平面図である。第3図、第
4図は従来例を示す構成説明図である。 1は揺動軸、2はシュータ、5は振り用レバー、6は長
穴、7はクランクユニット、8は本体、19はスライドロ
ッド、22はクランクホイール、23はクランクロッド、25
はコマ部材。
Claims (1)
- 【請求項1】シュータ2の揺動軸1の一端部に長穴6を
有する振り用レバー5を軸直角方向に固着し、この振り
用レバー5の長穴6にコマ部材25を摺動自在に嵌合し、
また上記揺動軸1の軸直角方向の位置に、クランクホイ
ール22を有するクランクユニット7の本体8を、クラン
クホイール22と共に上記揺動軸と直角の平面沿う一方向
に移動自在に設け、またこの本体8に、この本体8の移
動方向と直角方向に摺動自在にしてスライドロッド19を
設け、上記クランクホイール22とコマ部材25とをクラン
クロッド23にて連結すると共に、このコマ部材25とスラ
イドロッド23の先端部を連結してなることを特徴とする
折り機におけるシュータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10961989U JPH0643089Y2 (ja) | 1989-09-21 | 1989-09-21 | 折り機におけるシュータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10961989U JPH0643089Y2 (ja) | 1989-09-21 | 1989-09-21 | 折り機におけるシュータ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0349254U JPH0349254U (ja) | 1991-05-14 |
JPH0643089Y2 true JPH0643089Y2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=31658199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10961989U Expired - Fee Related JPH0643089Y2 (ja) | 1989-09-21 | 1989-09-21 | 折り機におけるシュータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0643089Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-21 JP JP10961989U patent/JPH0643089Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0349254U (ja) | 1991-05-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6229070B2 (ja) | ||
JPH0643089Y2 (ja) | 折り機におけるシュータ装置 | |
JP2000317883A (ja) | 裁断機に於けるカッター往復動機構 | |
JP3420293B2 (ja) | 巻線機 | |
JP2000229500A (ja) | マーキング装置 | |
JPS5942187Y2 (ja) | ロ−ルフィ−ドの送り量調整装置 | |
JPH026919Y2 (ja) | ||
JPH04185950A (ja) | プレス機の送り調整装置 | |
JPS5940599Y2 (ja) | 変速駆動装置 | |
JPS5848078Y2 (ja) | 肉切機の手前停止調節機構 | |
JPS645588Y2 (ja) | ||
JPS6124528Y2 (ja) | ||
JPH0233944Y2 (ja) | ||
US3995519A (en) | Rod-making machines | |
JPH0529782Y2 (ja) | ||
JPH0222215Y2 (ja) | ||
JPH09300072A (ja) | 自動アーク溶接用ウィービング装置 | |
JPS5935395Y2 (ja) | スクリ−ン印刷機の版スライド装置 | |
JPS5942186Y2 (ja) | 偏心板の偏心量調整装置 | |
JP2551138B2 (ja) | 紡機のトラバース部材駆動装置 | |
JPS6213743Y2 (ja) | ||
JPH04125589U (ja) | 作業軸位置決め装置 | |
JPH077832U (ja) | ボールねじ式送り機構における振れ止め装置 | |
JPH08141742A (ja) | 自動アーク溶接用ウィービング装置 | |
JP3071455B2 (ja) | 偏心回転伝導装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |