JPS6213743Y2 - - Google Patents

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JPS6213743Y2
JPS6213743Y2 JP18002779U JP18002779U JPS6213743Y2 JP S6213743 Y2 JPS6213743 Y2 JP S6213743Y2 JP 18002779 U JP18002779 U JP 18002779U JP 18002779 U JP18002779 U JP 18002779U JP S6213743 Y2 JPS6213743 Y2 JP S6213743Y2
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JP
Japan
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shaft
traverse
sprocket
sprocket wheel
planetary
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JP18002779U
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JPS5695483U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は溶接電極のウイービング装置に関し、
特に一定時間に特定回数のウイービングを行なう
と共に該ウイービングのトラバース幅を零から特
定幅まで自由に調節できる様にし、更にこれらの
作動を確実に行ない得る様に構成したものであ
る。
溶接電極のウイービング手段やその装置につい
ては多種多様のものが開発され、また夫々の溶接
手段に適応するものが実用に供されているが、ウ
イービングが円滑に行なわれなかつたり、ウイー
ビング数を特定できない為に溶接速度が高められ
ないという欠点が指適されるものがある。またこ
れらのウイービング装置にはウイービング幅を自
由に選択できる様な調整装置が設けられている
が、その操作が円滑に行なえなかつたり、構造が
複雑となり摩損の為に長期の利用ができないもの
もある。
ところでこの様なウイービング幅の調整手段と
しては、電極支持部材と一体的に構成されたトラ
バース部材が特定位置に到達したときにトラバー
ス方向を逆転する様なスイツチ、例えばリミツト
スイツチが設けられ、これらの切換スイツチの設
置間隔(トラバース幅)を調節するもの、或は定
速度で回転する円盤に設けたピンやクランク腕に
よる一定のストローク運動を、レバーで連動させ
ながらその支点や作用点を変位させることによつ
てトラバース幅を調節するものに大別される。前
者は一定速度でウイービング作動できるが、ウイ
ービング幅を変えるとウイービング数も変動し、
一定時間におけるウイービング数を特定できない
という欠点がある。一方後者では、一定時間中に
おけるウイービング数を特定することができる
が、ウイービング移動速度はウイービング幅によ
つて異なり、幅が広い場合には移動速度が速く、
幅が狭い場合は遅くなるという欠点が指摘され
る。しかしながら実用上は、ウイービング移動速
度もさることながらウイービング回数を一定にす
ることが重要視されるので後者のものが多く採用
される。ところが後者は、前記の様にレバーの支
点や作用点を変位するものであるため、僅かの摩
損がウイービング幅に影響を与えると共に機構が
複雑となつて保守管理に手数を要している。
そこで簡単な構成からなり、しかも確実に調節
作動でき、且つ長期に使用できる様なウイービン
グ装置の開発が望まれる。本考案はこれらの事情
に基づいて鋭意検討の結果到達したもので、前記
要望を満足する様なウイービング装置を提供しよ
うとするものである。しかしてこの様な本考案と
は、回転筒軸に偏心して設けた遊星スプロケツト
と、該筒軸の中心に貫通させた軸端に取り付けた
スプロケツトホイールとをチエーンによつて連結
し、筒軸の回転によつて遊星スプロケツトを公転
させつつ自転させ、その自転運動を該スプロケツ
ト軸に取り付けた腕杆に遊支したトラバースボー
ルの移動範囲をウイービング幅として利用し、ス
プロケツトホイールを回転させて遊星スプロケツ
トの腕杆位置を変更してウイービング幅を調節す
る様にしたものである。
以下図面に基づいて本考案を詳細に説明するが
図は本考案の具体的な実施の一例を示すもので、
本考案はこれらの図示例に限定されず、前・後記
の趣旨に徴して構成部品の形状を変更したものを
利用したり、或は一部の設計を変更しても同様に
実施することができる。第1図は本考案を適用し
たウイービング装置の側面図、第2図は平面図、
第3図は第1図の右側正面図、第4図は駆動装置
の構成を示す側断面図、第5図は第4図の切断線
V−Vの矢印方向を拡大して示す作動説明図であ
る。これらの図において本考案ウイービング装置
は、筐体1と該筐体の頂面に取り付けたモータ2
で構成され、筐体1は溶接装置の適当部分に任意
の取り付け手段によつて固設される。またウイー
ビング駆動装置は該筐体1内に収納され、トーチ
7を支持する取付部材6は筐体1の前側に取り付
けた蓋板3の窓孔3bから突出している。3aは
筐体1の後蓋である。トーチ7は取付蓋6aによ
つて前記取付部材6に挾持されるが、その取り付
け位置は取付蓋6aを弛めることにより自由に調
節できる。またトーチ7としてはその先端を湾曲
したものを示したが、自由に形成したものが取り
付けられる。又トーチ支持腕部材を取付部材6に
挾持させてもよい。一方該取付部材6は移動部材
5に固設され、該移動部材5は筐体1内に固定的
に設けたスライド軸4,4aに摺動自在に設けら
れる。なお図は取付部材6と移動部材5とを一体
で形成したものを示したが、別体で形成して取り
付けたり、或は取付部材6を自由方向に旋回し得
る様に取り付けることもできる。またスライド軸
4は2本一対のものを示したが、筐体1内にスラ
イド溝を形成して一本のスライド軸としたり、或
はこれらのスライド軸に代つて、スライド溝形成
ブロツクを筐体内に取り付けて構成することもで
きる。また図はスライド軸4,4aをそれぞれ筐
体外に突出させ、セツトフープで固設したものを
示したが、筐体1の側壁に形成したボス部で止着
したり或は他の手段を利用して固設してもよい。
なお5aは摺動用ベアリングである。この様に構
成された移動部材の裏側には、スライド軸方向と
直交するスライド溝8が形成され、図では、2本
のアングル材をそれぞれ移動部材に取り付けて形
成したものを示したが、スライド溝8を形成した
溝付ブロツクとしてもよく、必要によつては移動
部材5とスライド溝とを一体に形成したものでも
よい。そして移動部材5のトラバース移動(ウイ
ービング)は、該スリツト溝8に嵌装されるトラ
バースボール9の変位によつて行なわれる。即ち
該トラバースボール9がスリツト溝8に沿つて上
下方向にのみ移動するときは、移動部材5は全く
トラバースしないが、上下方向から左右方向に変
位することによつて移動部材5をトラバースさせ
る。
一方該トラバースボール9は、腕杆10の先端
側に植設するがボール軸9aに回動自在に支持さ
れ、該腕杆10は遊星スプロケツトホイール軸1
5に固設される。また該遊星スプロケツトホイー
ル軸15は、筒軸12の一端側に一体的に形成し
たフランジ部14の一部に偏心して形成したボス
部分に、該筒軸12の軸心方向に沿つて回動自在
である様に設けると共に該軸15のほぼ中央部に
遊星スプロケツトホイール16(第5図参照)を
一体若しくは別体で形成して取り付ける。また筒
軸12は筐体1内に形成した中間壁1a,1aに
それぞれ回転自在に支持され、その中心部に該筒
軸12を貫いてスプロケツトホイール軸19が遊
支され、該軸19の一端側にスプロケツトホイー
ル17を取り付ける(第5図参照)。そしてこれ
らのスプロケツトホイールについては、スプロケ
ツトホイール17の歯数を遊星スプロケツトホイ
ール16の歯数の2倍とし互いにチエーン18で
連結する。なおこの様なチエーン18にはテンシ
ヨンローラを設けることが推奨され、前記フラン
ジ部14に植設した軸杆に引きばね等によつて付
勢したテンシヨンローラ支持腕を枢支する様に当
接させてもよい。
他方筒軸12の他端側にはベベルギヤ13を取
り付け、前記モータ2の出力軸に取り付けたベベ
ルギヤ11と係合する。また筒軸12を貫通させ
たスプロケツトホイール軸19の他端側には、ウ
オームホイール20を取り付け、該ウオームホイ
ール20には、クロス軸22に固設したウオーム
21を係合する。クロス軸22は筐体1を貫く様
にして設け、その一方端側につまみ23を取り付
ける。なおこのつまみ23はスプロケツトホイー
ル17を介して遊星スプロケツト16を回転させ
てトラバース幅を選択決定するものであつて、つ
まみ23を回転させない限り、スプロケツトホイ
ール17を不回転に保持している。
この様に構成する本考案ウイービング装置で
は、モータ2の矢印方向駆動によつて筒軸12が
矢印方向に回転され、第5図に示す様に、遊星ス
プロケツトホイール16が軸15と共に矢印方向
に公転する。しかるにこれらのスプロケツト1
6,17はチエーン18で連結され、且つその歯
数は1:2で構成されているから、この公転と同
時に軸15が矢印方向に自転し、しかもこの自転
は1公転中に1回転することになる。一方前記ト
ラバースボール9を支持する腕杆10における遊
星スプロケツトホイール軸15とトラバースボー
ル9との軸間距離Bは、前記スプロケツトホイー
ル16,17の軸間距離Aと同じ寸法に形成す
る。よつて該軸15における腕杆10の指向方向
が図示のように垂直線Cに沿つて構成される場合
は、軸15が公転して15aに到つたときに1/4
回自転し、トラバースボール9はスプロケツトホ
イール軸19と同心位置に来る。更に公転して1
5bに到るとトラバースボールは9a位置に到
り、更に15cに到つて再び同心位置となり軸1
5は1回転自転して復帰する。しかしながらトラ
バースボール9は垂直Cに沿つて昇降するだけで
前記の如く左右方向に変位せず、トラバースは零
である。
ところでトラバース幅を変更および調整するに
当つては、前記したつまみ23を回転させて遊星
スプロケツトホイール16を自由方向に回転させ
ればよく直ちに所望のトラバースを発揮させるこ
とができる。例えば第5図において、遊星スプロ
ケツトホイール軸15を1/4回転進ませて腕杆を
10aとし、且つトラバースボール9を一点鎖線
9bの状態でスタートすれば、トラバースボール
は9c9dに亘る直線Caに沿つて変位する。従
つてこの左右移動幅Eがトラバース幅となる。ま
た出発位置を更に90度回転させてスプロケツトホ
イール軸19と一致させてスタートさせれば、前
記垂直線Cにおけるトラバース距離Dをそのまま
左右のトラバース幅とすることができ、そのトラ
バース幅は零から前記軸間距離Aの4倍まで自由
に調節することができる。なおこれらのトラバー
ス移動量はつまみ23で調整するが、この際、筐
体の側壁に標識を付して調節する様にすることが
できる。
本考案溶接電極のウイービング装置は、この様
に構成したから、簡単な構成によつてウイービン
グ幅を、零から前記軸間距離の4倍の範囲で調節
することができ、しかも一定時間に特定のウイー
ビング数を得ることができる。また運動の伝達お
よび調整がレバー比によらないので摩耗部が少な
く保守管理が容易で長期にわたつて使用できると
共に全体を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ウイービング装置の側面図、第
2図は平面図、第3図は正面図でそれぞれ一部を
破断して示す、第4図は駆動装置の構成を示す側
断面図、第5図は第4図の切断線V−Vにおける
矢印方向を拡大した作動説明図である。 4……スライド軸、5……移動部材、6……取
付部材、8……スライド溝、9……トラバースボ
ール、10……腕杆、12……回転筒軸、14…
…フランジ部、15……遊星スプロケツトホイー
ル軸、16……遊星スプロケツトホイール、17
……スプロケツトホイール、19……スプロケツ
トホイール軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定的に設けられたスライド軸又は溝に摺動自
    在に支持されるトーチ支持部材を、該スライド軸
    に沿つてトラバースさせ且つそのトラバース幅を
    調節可能にしたウイービング装置であつて、該ト
    ーチ支持部材のトーチ取付面と反対面側に、上記
    スライド軸又は溝と直交する方向に設けたスライ
    ド溝に係合するトラバースボールを、回転駆動筒
    軸の一端側フランジ部において該筒軸と偏心させ
    且つ同軸方向に軸支した遊星スプロケツト軸端に
    取り付けた腕杆の先端側に遊支し、該スプロケツ
    ト軸に固設する遊星スプロケツトホイールは、前
    記回転駆動筒軸の中心に回動可能に支持して貫通
    させたスプロケツト軸の一端に取り付けられ、且
    つ該遊星スプロケツトホイールの2倍の歯数で形
    成したスプロケツトホイールとチエーンで連結
    し、該スプロケツトホイールと遊星スプロケツト
    ホイールとの軸間距離と、該遊星スプロケツト軸
    端に取り付けた前記腕杆に遊支したトラバースボ
    ール支軸との軸間距離を同一に構成し、前記スプ
    ロケツト軸の他端側にはウオームホイールを固設
    してウオームと係合し、該ウオームの回動によつ
    てトラバースボールのトラバース幅を調節する様
    に構成したことを特徴とする溶接電極のウイービ
    ング装置。
JP18002779U 1979-12-24 1979-12-24 Expired JPS6213743Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18002779U JPS6213743Y2 (ja) 1979-12-24 1979-12-24

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18002779U JPS6213743Y2 (ja) 1979-12-24 1979-12-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5695483U JPS5695483U (ja) 1981-07-29
JPS6213743Y2 true JPS6213743Y2 (ja) 1987-04-08

Family

ID=29690485

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18002779U Expired JPS6213743Y2 (ja) 1979-12-24 1979-12-24

Country Status (1)

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JP (1) JPS6213743Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS5695483U (ja) 1981-07-29

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