JP3071455B2 - 偏心回転伝導装置 - Google Patents
偏心回転伝導装置Info
- Publication number
- JP3071455B2 JP3071455B2 JP2286505A JP28650590A JP3071455B2 JP 3071455 B2 JP3071455 B2 JP 3071455B2 JP 2286505 A JP2286505 A JP 2286505A JP 28650590 A JP28650590 A JP 28650590A JP 3071455 B2 JP3071455 B2 JP 3071455B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- eccentric
- passive wheel
- eccentric shaft
- rotation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばクランク機構の偏心度を運転中でも
自由に可変してそのストローク長を調節できる偏心回転
伝導装置に係るものである。
自由に可変してそのストローク長を調節できる偏心回転
伝導装置に係るものである。
従来クランク機構においてクランクロッドのストロー
ク長を可変するには一旦回転を停止し、偏心軸の突設固
定位置を適宜な手段で動かしてストローク長を調整して
いる。
ク長を可変するには一旦回転を停止し、偏心軸の突設固
定位置を適宜な手段で動かしてストローク長を調整して
いる。
この点運転中においても可変調整できるようにする偏
心回転伝導装置が要望されているが、運転中に円滑容易
に可変調整可能な実用し得る偏心回転伝導装置は未だ開
発されていない。
心回転伝導装置が要望されているが、運転中に円滑容易
に可変調整可能な実用し得る偏心回転伝導装置は未だ開
発されていない。
本発明は、この点を解決したもので、回転軸をスライ
ドさせるだけで円滑容易に偏心軸の偏心度を可変し調整
し得る偏心回転伝導装置を提供するものである。
ドさせるだけで円滑容易に偏心軸の偏心度を可変し調整
し得る偏心回転伝導装置を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
回転軸１を軸受２に対して回転自在に設け、偏心軸ガ
イド盤４を設けた受動輪３をこの回転軸１に設けて、こ
の軸受２に対して回転軸１と受動輪３とが一体となって
回転するように構成し、この回転軸１及び受動輪３の内
部に、軸心位置にして且つ軸方向にスライド自在にスラ
イド軸杆33を配設し、前記偏心軸ガイド盤４に偏心軸５
を、軸方向と平行にして且つ前記受動輪３の直径方向に
移動自在に突設し、前記スライド軸杆33の軸方向のスラ
イドにより前記偏心軸５の付設位置を移動せしめる偏心
調節装置ａを前記受動輪３と前記偏心軸ガイド盤４に設
け、前記スライド軸杆33を軸方向へスライドさせる操作
部の操作により前記偏心調節装置ａによって前記偏心軸
５の付設位置が前記受動輪３の直径方向に移動して、前
記受動輪３に対する前記偏心軸５の偏心度を可変できる
ように設けて、前記受動輪３の回転を前記偏心軸５の偏
心回動に転換するように構成したことを特徴とする偏心
回転伝導装置に係るものである。
イド盤４を設けた受動輪３をこの回転軸１に設けて、こ
の軸受２に対して回転軸１と受動輪３とが一体となって
回転するように構成し、この回転軸１及び受動輪３の内
部に、軸心位置にして且つ軸方向にスライド自在にスラ
イド軸杆33を配設し、前記偏心軸ガイド盤４に偏心軸５
を、軸方向と平行にして且つ前記受動輪３の直径方向に
移動自在に突設し、前記スライド軸杆33の軸方向のスラ
イドにより前記偏心軸５の付設位置を移動せしめる偏心
調節装置ａを前記受動輪３と前記偏心軸ガイド盤４に設
け、前記スライド軸杆33を軸方向へスライドさせる操作
部の操作により前記偏心調節装置ａによって前記偏心軸
５の付設位置が前記受動輪３の直径方向に移動して、前
記受動輪３に対する前記偏心軸５の偏心度を可変できる
ように設けて、前記受動輪３の回転を前記偏心軸５の偏
心回動に転換するように構成したことを特徴とする偏心
回転伝導装置に係るものである。
回転軸１及び受動輪３の軸心に配設したスライド軸杆
33を押動又は牽引して軸方向へスライドさせると、偏心
調節装置ａにより偏心軸ガイド盤４に移動自在に設けら
れた偏心軸５が受動輪３の直径方向に移動し、運転中で
も偏心軸５の偏心度を可変することができる。
33を押動又は牽引して軸方向へスライドさせると、偏心
調節装置ａにより偏心軸ガイド盤４に移動自在に設けら
れた偏心軸５が受動輪３の直径方向に移動し、運転中で
も偏心軸５の偏心度を可変することができる。
図面は本装置を草刈機に利用した場合の実施例を示し
たもので、回転軸１を軸受２に対して回転自在に設け、
偏心軸ガイド盤４を設けた受動輪３をこの回転軸１に設
けて、この軸受２に対して回転軸１と受動輪３とが一体
となって回転するように構成し、この回転軸１及び受動
輪３の内部に、軸心位置として且つ軸方向にスライド自
在にスライド軸杆33を配設し、前記偏心軸ガイド盤４に
偏心軸５を、軸方向と平行にして且つ前記受動輪３の直
径方向に移動自在に突設し、前記スライド軸杆33の軸方
向のスライドにより前記偏心軸５の付設位置を移動せし
める偏心調節装置ａを前記受動輪３と前記偏心軸ガイド
盤４に設け、前記スライド軸杆33を軸方向へスライドさ
せる操作部の操作により前記偏心調節装置ａによって前
記偏心軸５の付設位置が前記受動輪３の直径方向に移動
して、前記受動輪３に対する前記偏心軸５の偏心度を可
変できるように設けて、前記受動輪３の回転を前記偏心
軸５の偏心回動に転換するように構成している。
たもので、回転軸１を軸受２に対して回転自在に設け、
偏心軸ガイド盤４を設けた受動輪３をこの回転軸１に設
けて、この軸受２に対して回転軸１と受動輪３とが一体
となって回転するように構成し、この回転軸１及び受動
輪３の内部に、軸心位置として且つ軸方向にスライド自
在にスライド軸杆33を配設し、前記偏心軸ガイド盤４に
偏心軸５を、軸方向と平行にして且つ前記受動輪３の直
径方向に移動自在に突設し、前記スライド軸杆33の軸方
向のスライドにより前記偏心軸５の付設位置を移動せし
める偏心調節装置ａを前記受動輪３と前記偏心軸ガイド
盤４に設け、前記スライド軸杆33を軸方向へスライドさ
せる操作部の操作により前記偏心調節装置ａによって前
記偏心軸５の付設位置が前記受動輪３の直径方向に移動
して、前記受動輪３に対する前記偏心軸５の偏心度を可
変できるように設けて、前記受動輪３の回転を前記偏心
軸５の偏心回動に転換するように構成している。
スライド軸杆33の一端に押ピン６を突設したリング７
を固定し、この押ピン６を発条８に抗して押動すること
によりスライド軸杆33を、軸受２に対して回転自在に設
けた回転軸１及び受動輪３内でスライドさせるように設
けた場合を図示している。
を固定し、この押ピン６を発条８に抗して押動すること
によりスライド軸杆33を、軸受２に対して回転自在に設
けた回転軸１及び受動輪３内でスライドさせるように設
けた場合を図示している。
偏心調節装置ａは、偏心軸ガイド盤４の直径と平行に
ガイド孔９とガイド溝10を併設し、このガイド孔９に嵌
合せしめたラック棒11に一端を付設したチャンネル片12
の他端をガイド溝10に嵌入せしめ、このチャンネル片12
に偏心軸５を突設し、ラック棒11を噛合せしめたピニオ
ン13を偏心軸ガイド盤４内に内蔵せしめ、このピニオン
13をスライド軸杆33の一側に設けたラック歯14に噛合せ
しめてスライド軸杆33の軸方向のスライドによりピニオ
ン13を介してラック棒11を直径方向にスライドさせ、偏
心軸５の付設位置の受動輪３に対する偏心度を可変する
ように設計した場合を図示している。
ガイド孔９とガイド溝10を併設し、このガイド孔９に嵌
合せしめたラック棒11に一端を付設したチャンネル片12
の他端をガイド溝10に嵌入せしめ、このチャンネル片12
に偏心軸５を突設し、ラック棒11を噛合せしめたピニオ
ン13を偏心軸ガイド盤４内に内蔵せしめ、このピニオン
13をスライド軸杆33の一側に設けたラック歯14に噛合せ
しめてスライド軸杆33の軸方向のスライドによりピニオ
ン13を介してラック棒11を直径方向にスライドさせ、偏
心軸５の付設位置の受動輪３に対する偏心度を可変する
ように設計した場合を図示している。
草刈機のハンドル部に設けた操作部（図示省略）を操
作して牽引ロッド15の牽引動作により適宜なレバー機構
ｂを介して押ピン６を押動すると偏心軸５が大きく偏心
し、クランク機構ｃのクランクロッド16のストローク長
が大きく可変し、このクランクロッド16に連結されたレ
バー機構d,アーム22,連結ロッド22′の往復動によりベ
ベルギア19を保持している保持リング31を往復回動せし
め、このベベルギア19の往復回動をベベルギア20に介し
て草刈刃17を付設した草刈ロッド18の左右往復移動の揺
動角度を大きく可変し、草刈作業中に随時草刈巾を可変
調整できるようにした便利な草刈機を図示したものであ
る。
作して牽引ロッド15の牽引動作により適宜なレバー機構
ｂを介して押ピン６を押動すると偏心軸５が大きく偏心
し、クランク機構ｃのクランクロッド16のストローク長
が大きく可変し、このクランクロッド16に連結されたレ
バー機構d,アーム22,連結ロッド22′の往復動によりベ
ベルギア19を保持している保持リング31を往復回動せし
め、このベベルギア19の往復回動をベベルギア20に介し
て草刈刃17を付設した草刈ロッド18の左右往復移動の揺
動角度を大きく可変し、草刈作業中に随時草刈巾を可変
調整できるようにした便利な草刈機を図示したものであ
る。
受動輪３と対応する駆動輪３′に懸環したＶベルト32
により受動輪３と共に回転軸１を回転させ、エンジン
（図示省略）よりの回転を分取して伝達している場合を
図示しているが、Ｖベルト32の方がスリップ効果が得ら
れて草刈機の場合望ましいがチェーン駆動，歯車伝達駆
動を採用してもよい。
により受動輪３と共に回転軸１を回転させ、エンジン
（図示省略）よりの回転を分取して伝達している場合を
図示しているが、Ｖベルト32の方がスリップ効果が得ら
れて草刈機の場合望ましいがチェーン駆動，歯車伝達駆
動を採用してもよい。
尚、図中符号21はレバー機構ｂ部の歯車伝達部、23は
動力取入軸、24は動力分取軸、25はベベルギア機構、26
はギアボックス、27は回転伝達軸、28は螺子杆、29がガ
イド杆、30は車輪である。
動力取入軸、24は動力分取軸、25はベベルギア機構、26
はギアボックス、27は回転伝達軸、28は螺子杆、29がガ
イド杆、30は車輪である。
本発明は上述のように構成しから回転軸及び受動輪の
軸心に配設したスライド軸杆を押動又は牽引して軸方向
にスライドさせると、偏心調節装置により偏心軸ガイド
盤に移動自在に設けられた偏心軸が受動輪の直径方向に
移動して、偏心軸の偏心度を可変するから例えばクラン
ク機構の偏心度を運転中でも自由に可変してそのストロ
ーク長を調節できる偏心回転伝導装置となり、例えば草
刈機の草刈刃の首振り動作などに応用すると秀れた実用
性を発揮する偏心回転伝導装置となる。
軸心に配設したスライド軸杆を押動又は牽引して軸方向
にスライドさせると、偏心調節装置により偏心軸ガイド
盤に移動自在に設けられた偏心軸が受動輪の直径方向に
移動して、偏心軸の偏心度を可変するから例えばクラン
ク機構の偏心度を運転中でも自由に可変してそのストロ
ーク長を調節できる偏心回転伝導装置となり、例えば草
刈機の草刈刃の首振り動作などに応用すると秀れた実用
性を発揮する偏心回転伝導装置となる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は動力伝
達の説明図にして一部を切欠けた機体の側面図、第２図
は要部の一部を切欠ける平面図、第３図はクランク機構
の正面図である。 ａ……偏心ガイド装置、１……回転軸、２……軸受、３
……受動輪、４……偏心軸ガイド盤、５……偏心軸、33
……スライド軸杆。
達の説明図にして一部を切欠けた機体の側面図、第２図
は要部の一部を切欠ける平面図、第３図はクランク機構
の正面図である。 ａ……偏心ガイド装置、１……回転軸、２……軸受、３
……受動輪、４……偏心軸ガイド盤、５……偏心軸、33
……スライド軸杆。
Claims (1)
- 【請求項１】回転軸を軸受に対して回転自在に設け、偏
心軸ガイド盤を設けた受動輪をこの回転軸に設けて、こ
の軸受に対して回転軸と受動輪とが一体となって回転す
るように構成し、この回転軸及び受動輪の内部に、軸心
位置にして且つ軸方向にスライド自在にスライド軸杆を
配設し、前記偏心軸ガイド盤に偏心軸を、軸方向と平行
にして且つ前記受動輪の直径方向に移動自在に突設し、
前記スライド軸杆の軸方向のスライドにより前記偏心軸
の付設位置を移動せしめる偏心調節装置を前記受動輪と
前記偏心軸ガイド盤に設け、前記スライド軸杆を軸方向
へスライドさせる操作部の操作により前記偏心調節装置
によって前記偏心軸の付設位置が前記受動輪の直径方向
に移動して、前記受動輪に対する前記偏心軸の偏心度を
可変できるように設けて、前記受動輪の回転を前記偏心
軸の偏心回動に転換するように構成したことを特徴とす
る偏心回転伝導装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2286505A JP3071455B2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 偏心回転伝導装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2286505A JP3071455B2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 偏心回転伝導装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1013416A Division JPH0687696B2 (ja) | 1989-01-23 | 1989-01-23 | 自動首振り可能な自走草刈機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03265749A JPH03265749A (ja) | 1991-11-26 |
| JP3071455B2 true JP3071455B2 (ja) | 2000-07-31 |
Family
ID=17705281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2286505A Expired - Lifetime JP3071455B2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | 偏心回転伝導装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3071455B2 (ja) |
-
1990
- 1990-10-24 JP JP2286505A patent/JP3071455B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03265749A (ja) | 1991-11-26 |
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