JPH064273A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH064273A
JPH064273A JP16618492A JP16618492A JPH064273A JP H064273 A JPH064273 A JP H064273A JP 16618492 A JP16618492 A JP 16618492A JP 16618492 A JP16618492 A JP 16618492A JP H064273 A JPH064273 A JP H064273A
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JP
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modules
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JP16618492A
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English (en)
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Miyuki Hori
みゆき 堀
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、階層的な関係を持つモジュールの
階層関係を認識して各種処理を行なうことにより、階層
的なモジュールの管理を可能とし、ユーザの使い易いユ
ーザフレンドリなデータ処理装置を提供することを目的
とする。 【構成】 複数のモジュールを保持するライブラリファ
イル21と、各モジュールについて参照関係等の情報を
保持するモジュール情報テーブル19と、モジュール間
の階層関係情報を保持するモジュール階層関係情報テー
ブル17と、モジュール情報テーブル19内の情報を基
にモジュール階層関係情報テーブル17を作成する階層
関係情報作成手段13と、モジュール階層関係情報を基
に処理の指定に応じて、他の何れのモジュールからも参
照されない親モジュールから他の何れのモジュールも参
照しない末代モジュールまでを一括して処理するコマン
ド処理手段2とを有して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばプログラムモジ
ュール等のファイルを管理するライブラリアン等のデー
タ処理装置に関し、特に、階層的なモジュールの管理を
可能としたユーザフレンドリなデータ処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図13に、従来のデータ処理装置の構成
図を示す。
【0003】本従来例は、モジュールライブラリを管理
するライブラリアンであり、端末装置1と、端末装置1
により入力されたコマンドを解析するコマンド解析部3
と、追加コマンド入力時にモジュールの追加処理を行な
うモジュール追加処理部5と、削除コマンド入力時にモ
ジュールの削除処理を行なうモジュール削除処理部7
と、情報表示コマンド入力時にモジュールの情報を端末
装置1に表示させるモジュール情報表示処理部9と、置
換コマンド入力時にモジュールの置換処理を行なうモジ
ュール置換処理部11と、モジュール情報テーブル19
と、ライブラリファイル21と、各処理においてライブ
ラリファイル21を参照してモジュール情報テーブル1
9の管理制御を行なうモジュール情報テーブル管理制御
部23とから構成されている。
【0004】この従来のライブラリアンは、複数のオブ
ジェクトモジュールファイルを取り込んで、1つのファ
イル(ライブラリファイル)にまとめる。ここでいうオ
ブジェクトモジュールファイルとは、アセンブラの出力
である。即ち、リンカで結合する前の再配置可能な形式
のオブジェクトファイルで、普通1つのオブジェクトモ
ジュールファイルには、1つのプログラムモジュールが
収められている。以下にライブラリアンの代表的な機能
を列挙する。
【0005】(1) モジュールのライブラリファイル21
への登録 (2) ライブラリファイル21からのモジュールの削除 (3) あるオブジェクトモジュールファイルの内容で、ラ
イブラリファイル21中の同名のモジュールを置換 (4) ライブラリファイル21に登録されているモジュー
ルのモジュール名と外部シンボルを表示またはファイル
に出力 これらの機能のうち、(1) 及び(2) はモジュール名を、
(3) はオブジェクトファイル名を、(4) はライブラリフ
ァイル名をそれぞれ指定することで行なっている。即
ち、(1) ,(2) 及び(3) の機能を指定する場合、階層的
な関係を持つモジュールであっても、親から末代まで1
つ1つモジュール名を指定する。
【0006】先ず、ライブラリファイル21に登録する
場合には、階層的に記述したモジュールでも親モジュー
ルから末代モジュールまでの1つ1つを独立したモジュ
ールとして登録する。
【0007】モジュールの削除には、ユーザがモジュー
ル名を指定することにより、ライブラリアンがライブラ
リファイル21中のモジュール名情報を探索して該当モ
ジュールを削除する。従って、親モジュールとそれ以降
の子モジュールを削除したい場合には、全てモジュール
名を指定しなければならなかった。このため、親モジュ
ールをライブラリファイル21から削除しても子モジュ
ールを削除し忘れることがあり、ライブラリファイル2
1の中に不必要なモジュールが残って溜まってしまって
いた。
【0008】また、あるオブジェクトモジュールファイ
ルの内容でライブラリファイル21中の同名のモジュー
ルを置換する場合には、ユーザが指定したオブジェクト
ファイル名のファイル内に書かれているモジュール名と
ライブラリファイル内のモジュール名情報を照合し、同
じ名前のモジュールがライブラリファイル内に存在した
ら、オブジェクトファイル内のモジュールでライブラリ
ファイル21内にある同名のモジュールを置き換える。
【0009】更に、ライブラリファイル21に登録され
ているモジュール名や外部シンボルは、モジュール情報
テーブル19内にそれら情報が保持されているので、ユ
ーザの要求により標準出力(画面)に表示、またはファ
イルに各モジュール毎に出力する。
【0010】これらの機能は、階層関係を無視した機能
であった。このため、ライブラリアンが内部で作成し管
理するモジュール情報テーブル19には、各モジュール
毎にモジュール名、外部定義シンボル、及び外部参照シ
ンボルの情報を持っていた(図14参照)。ここで、外
部定義シンボルとは、他のモジュールから参照されてい
るという意味で外部定義(export)宣言されたシンボル
であり、外部参照シンボルとは、自モジュールでは値を
持たず、値は他のモジュールで設定されていて、外部参
照(import)宣言されたシンボルである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
データ処理装置では、階層的な関係を持つモジュールで
あっても、ライブラリとして管理する場合には、1つ1
つモジュール名を指定してライブラリファイルに登録、
置換、並びに削除していた。即ち、モジュールの階層関
係に関する情報をライブラリアン内部に作成し記憶して
おくことはしておらず、このため、例えばあるモジュー
ルを変更してそのモジュールに影響されるモジュールを
全てライブラリから削除したい場合等では、ユーザがモ
ジュールの階層関係を把握して親モジュール以下の子モ
ジュールのモジュール名を全て指定しないと削除できな
いという問題があった。
【0012】大規模なソフトウェアを開発する場合、モ
ジュールファイルの数はおびただしいものであり、親モ
ジュールが仕様の変更により使えなくなることで、その
下の子モジュール(親から外部参照されているモジュー
ル)全てが使えなくなるといった不具合がよく起こる。
【0013】本発明は、上記問題点を解決するもので、
その目的は、階層的な関係を持つモジュールの階層関係
を認識して各種処理を行なうことにより、階層的なモジ
ュールの管理を可能とし、ユーザの使い易いデータ処理
装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の第1の特徴は、図1に示す如く、複数のモ
ジュールを保持するライブラリファイル21と、前記ラ
イブライファイル21内の各モジュールについて参照関
係等の情報を保持するモジュール情報テーブル19と、
前記モジュール間の階層関係情報を保持するモジュール
階層関係情報テーブル17と、前記モジュール情報テー
ブル19内の情報を基に前記モジュール階層関係情報テ
ーブル17を作成する階層関係情報作成手段13とを具
備することである。
【0015】本発明の第2の特徴は、請求項1に記載の
データ処理装置において、少なくとも、前記モジュール
の前記ライブラリファイル21への登録、前記モジュー
ルの前記ライブラリファイル21からの削除、あるモジ
ュールによる前記ライブラリファイル21内のモジュー
ルの置換、並びに前記ライブラリファイル21内のモジ
ュールに関する情報の表示を行なう機能を備え、前記モ
ジュール階層関係情報を基に処理の指定に応じて、他の
何れのモジュールからも参照されない親モジュールから
他の何れのモジュールも参照しない末代モジュールまで
を一括して処理するコマンド処理手段2を具備すること
である。
【0016】本発明の第3の特徴は、請求項1または2
に記載のデータ処理装置において、前記モジュール情報
テーブル19の保持する情報は、モジュール名、該モジ
ュールを参照しているモジュール名、及び該モジュール
が参照しているモジュール名であることである。
【0017】本発明の第4の特徴は、請求項1、2、ま
たは3に記載のデータ処理装置において、前記モジュー
ル階層関係情報テーブル17の保持する情報は、モジュ
ール名、親モジュール名、及び子モジュール名であるこ
とである。
【0018】
【作用】本発明の第1〜第4の特徴のデータ処理装置で
は、モジュールの階層関係に関する情報をデータ処理装
置内部に作成し記憶しておくことにより、階層的な関係
を持つモジュールの管理制御が行なえるようになってい
る。
【0019】モジュールの階層関係には、親に当たる一
番おおもとの位置、末代に当たる一番最後の位置、並び
に子に当たる間の位置の3種類があり、その定義を以下
に示す。
【0020】(1) あるモジュールが親の位置にあると
は、他のモジュールを参照しているが、自分自身は他の
どのモジュールからも参照されていないモジュールとす
る。
【0021】(2) あるモジュールが末代モジュールの位
置にあるとは、自分自身は他のモジュールから参照され
ているが、他のどのモジュールも参照していないモジュ
ールとする。
【0022】(3) あるモジュールが子モジュールの位置
にあるとは、他のモジュールを参照していて、自分自身
も他のモジュールから参照されているモジュールである
とする。
【0023】従来では、データ処理装置に登録されたモ
ジュールのモジュール情報を収録したテーブル(情報テ
ーブル)には、モジュールの階層関係を表わす情報は無
かった。
【0024】本発明では、階層関係情報作成手段13
が、外部定義シンボル、外部参照シンボルをたどってそ
のモジュール名を調べることにより、モジュールの階層
関係すなわちライブラリファイル21内のどのモジュー
ルから参照されているかという親モジュール名、並びに
ライブラリファイル21内のどのモジュールを参照して
いるかという子モジュール名の情報を情報テーブル内に
作成しいる。
【0025】また、コマンド処理手段2は、モジュール
階層関係情報を基にモジュールの親、子、末代の関係を
認識し、ユーザの処理指定に応じて、親モジュールから
末代モジュールまでを一括して処理するようになってい
る。
【0026】これにより、階層的なモジュールの管理が
可能となり、ユーザがライブラリファイル21内のモジ
ュールの階層関係を把握していなくても各種処理を容易
に行なうことができ、ユーザの使い勝手の良いユーザフ
レンドリなデータ処理装置を実現することができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて
説明する。
【0028】図2に本発明の一実施例に係るデータ処理
装置の構成図を示す。図2において、図13(従来例)
と重複する部分には同一の符号を附す。本実施例のデー
タ処理装置は、モジュールライブラリを管理するライブ
ラリアンであり、以下ライブラリアンという。
【0029】図2において、本実施例のライブラリアン
は、ユーザからのコマンド入力及び処理結果等の表示を
行なう端末装置1と、モジュールの追加登録、削除、及
び置換、並びにモジュール情報の表示等の処理を行なう
コマンド処理手段2と、複数のモジュールを保持するラ
イブラリファイル21と、ライブライファイル21内の
各モジュールについて参照関係等の情報を保持するモジ
ュール情報テーブル19と、モジュール間の階層関係情
報を保持するモジュール階層関係情報テーブル17と、
モジュール情報テーブル19内の情報を基にモジュール
階層関係情報テーブル17を作成するモジュール階層関
係認識・情報作成処理部13と、各処理においてライブ
ラリファイル21を参照してモジュール情報テーブル1
9の管理制御を行なうモジュール情報テーブル管理制御
部15とから構成されている。尚、モジュール情報テー
ブル19及びモジュール階層関係情報テーブル17は、
実際にはライブラリファイル21内に作成されるが、理
解のし易さのために独立した構成として描いている。
【0030】コマンド処理手段2は、端末装置1からの
コマンドを解析するコマンド解析部3と、追加コマンド
入力時にモジュールの追加処理を行なうモジュール追加
処理部5と、削除コマンド入力時にモジュールの削除処
理を行なうモジュール削除処理部7と、情報表示コマン
ド入力時にモジュールの情報を端末装置1に表示させる
モジュール情報表示処理部9と、置換コマンド入力時に
モジュールの置換処理を行なうモジュール置換処理部1
1とから構成され、モジュール階層関係情報テーブル1
7内の情報を基に、コマンドに応じて親モジュールから
末代モジュールまでを一括して処理する。
【0031】本実施例のライブラリアンでは、モジュー
ル階層関係情報テーブル17内のモジュールの参照関係
にある情報を基に、モジュールの親子関係を判断すれ
ば、階層的な関係を持つモジュールを一括して処理する
ことができる。
【0032】モジュール階層関係情報テーブル17に登
録されたモジュールの参照関係の判断は、次のようにし
て行なわれる。
【0033】従来から、モジュールの外部定義シンボル
名と、外部参照シンボルのシンボル名の情報は、予めオ
ブジェクト(リロケータブル)としてオブジェクトファ
イル内に持っている。ライブラリアンは、モジュールを
ライブラリとして登録する時に、このオブジェクトファ
イルの内容を読み込み、モジュールデータを保存し、モ
ジュール名、外部定義シンボル名、及び外部参照シンボ
ル名のモジュール情報テーブル19をライブラリファイ
ル21内に作成して記憶する。このモジュール情報テー
ブル19は、ライブラリファイル21にモジュールが追
加登録、置換、或いは削除される度にライブラリアンが
更新している。
【0034】本実施例では、このモジュール情報テーブ
ル19に加えて、モジュールの階層関係の情報を保持す
るモジュール階層関係情報テーブル17を追加する。モ
ジュールの階層関係は、このモジュール階層関係情報テ
ーブル17内の外部シンボルを調べることで分かる。
【0035】あるモジュールAAが別のモジュールAA
Aを参照しているとして、モジュールAAが参照してい
るモジュールの名前を調べるには、モジュール情報テー
ブル19でモジュールAAの外部参照シンボル名と同名
のシンボルを外部定義シンボルとしているモジュールを
探す。この場合、該当するモジュールはモジュールAA
A(子モジュール)となる。
【0036】また、あるモジュールAAが別のモジュー
ルAから参照されているとして、モジュールAAを参照
している相手モジュールの名前を調べるには、モジュー
ル情報テーブル19でモジュールAAの外部定義シンボ
ル名と同名のシンボルを外部参照シンボルとしているモ
ジュールを探す。この場合、該当するモジュールは、モ
ジュールAAを参照しているモジュールA(親モジュー
ル)となる。
【0037】このようにして、モジュール階層関係情報
テーブル17のモジュールAAの項に、「参照されてい
るモジュール(親モジュール)」としてA、「参照して
いるモジュール(子モジュール)」としてAAAという
名前を追記する。この情報を基に、以下のような機能を
実現することができる。
【0038】(1)モジュール階層関係の表示 ライブラリファイル21内にあるモジュールのモジュー
ル名を表示する場合、モジュール階層関係情報テーブル
17中の子モジュール名(参照しているモジュール)及
び親モジュール名(参照されているモジュール)の情報
をも含めて表示することができる。例えば、木構造の参
照関係を持つモジュール群の場合、図3に示すように、
親モジュールを一番左に、その下の子モジュールを中央
に、更にその子(孫)モジュールを一番右に配置し、参
照関係に基づきこれらを方向付きの線で接続して、モジ
ュール関係図を表せば、モジュール名のみならず、モジ
ュールの階層関係も分かる。これにより、ユーザが最下
位のモジュールを変更したい場合、その影響がどのモジ
ュールまで及ぶかを知ることができる。図3のモジュー
ル群のモジュール情報テーブル19及びモジュール階層
関係情報テーブル17の一部の内容を図4に示す。
【0039】(2)末代から祖先までの一括削除 末代モジュールを指定して、その親、その祖先まで削除
することができる。モジュール階層関係情報テーブル1
7中の末代モジュールの項を調べ、その末代モジュール
を参照しているモジュールを親モジュールとして、その
親モジュールの情報から更に上の親、つまり親モジュー
ルを参照しているモジュールを調べる。該モジュールの
親モジュールが無ければ、そのモジュールが祖先であ
り、そこから末代までのモジュールを順に削除する。
【0040】(3)リング構造の参照関係を持つモジュ
ール群の表示及び削除 親モジュールが末代モジュールから参照されている場
合、図5に示すように、そのモジュール群の参照関係は
リング構造を持つ。図5のモジュール群のモジュール情
報テーブル19及びモジュール階層関係情報テーブル1
7の内容を図6に示す。即ち、同図に示すように、親か
ら末代までのどのモジュールも、参照しているモジュー
ルと参照されているモジュールの両方の情報をモジュー
ル階層関係情報テーブル17中に持つので、どのノード
のモジュールが親モジュールであるかの判断がつかな
い。この場合、ユーザが指定したモジュールを親モジュ
ールとすると、最後に親モジュールを参照したモジュー
ルが末代モジュールなので、このモジュールから順に表
示または削除すれば、リング構造の参照関係を持つモジ
ュール群全てを表示または削除できる。但し、表示は階
層関係を表示するのではなく、警告メッセージを出力す
る。
【0041】(4)複数のモジュールから参照されてい
る場合の表示及び削除 ある子モジュールが自分の親以外の親モジュール、子モ
ジュール、または孫モジュールからも参照されている場
合の関係説明図をそれぞれ図7、図9、及び図11に、
またそれぞれの図に対応するモジュール情報テーブル1
9及びモジュール階層関係情報テーブル17の内容を図
8、図10、及び図12に示す。子モジュールACが自
分の親モジュールA以外に、他の親モジュールC、子モ
ジュールCA、または孫モジュールCAAからも参照さ
れている例である。この場合、外部定義シンボルは1つ
(SAC)にもかかわらず、参照されているモジュール
は2つ(A,CA)あり、自分の親以外のモジュールか
らも参照されていることが分かる(通常は、1つの親し
か持たない)。
【0042】このような場合にも、本実施例のデータ処
理装置は、ユーザにとって使い易い機能を提供すること
ができる。つまり、あるモジュールについて、自分の親
以外で自分を参照しているモジュールのモジュール名を
表示して、ユーザからのコマンドを待つ。そこで削除し
てもよいという指示が出たら、自分の親以外のモジュー
ルから参照されているとしても削除する。削除しないと
いう指示が出たら、そのモジュールは削除せず、その上
位の親モジュールを処理対象とする。
【0043】(5)複数のモジュールを参照している場
合の表示及び削除 ある親モジュールが複数の子モジュールを参照している
場合、それぞれの子モジュールを削除する。その内のあ
る子モジュールが他のモジュールから参照されている場
合は、そのモジュール名を表示してユーザからのコマン
ドを待つ。そこで削除しないという指示が出た場合に
は、他の子モジュールを全て削除し、親モジュールを削
除する。そして、モジュール情報テーブル管理制御部1
5が情報テーブル内の情報を更新する。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、モジュー
ル情報テーブルに、例えばモジュール名、ライブラリフ
ァイル内のどのモジュールから参照されているか、並び
にどのモジュールを参照しているかという情報を保持
し、このモジュール情報テーブル内の情報を基に、階層
関係情報作成手段によりモジュールの階層関係を認識し
てモジュール階層関係情報(例えばモジュール名、親モ
ジュール名、及び子モジュール名)を生成してモジュー
ル階層関係情報テーブルを作成し、一方コマンド処理手
段は、モジュール階層関係情報を基にモジュールの親、
子、末代の関係を判断し、ユーザの処理指定に応じて、
親モジュールから末代モジュールまでを一括して処理す
ることとしたので、階層的なモジュールの管理制御が可
能となり、ユーザがライブラリファイル内のモジュール
の階層関係を把握していなくても各種処理を容易に行な
うことができ、ユーザの使い勝手の良いユーザフレンド
リなデータ処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例に係るデータ処理装置の構成
図である。
【図3】実施例において木構造の参照関係を持つモジュ
ール群の関係説明図である。
【図4】図3のモジュール群のモジュール情報テーブル
及びモジュール階層関係情報テーブルの一部の内容説明
図である。
【図5】実施例においてリング構造の参照関係を持つモ
ジュール群の関係説明図である。
【図6】図5のモジュール群のモジュール情報テーブル
及びモジュール階層関係情報テーブルの内容説明図であ
る。
【図7】実施例においてある子モジュールが自分の親以
外の親モジュールからも参照されている場合の関係説明
図である。
【図8】図7のモジュール群のモジュール情報テーブル
及びモジュール階層関係情報テーブルの一部の内容説明
図である。
【図9】実施例においてある子モジュールが自分の親以
外の子モジュールからも参照されている場合の関係説明
図である。
【図10】図9のモジュール群のモジュール情報テーブ
ル及びモジュール階層関係情報テーブルの一部の内容説
明図である。
【図11】実施例においてある子モジュールが自分の親
以外の孫モジュールからも参照されている場合の関係説
明図である。
【図12】図11のモジュール群のモジュール情報テー
ブル及びモジュール階層関係情報テーブルの一部の内容
説明図である。
【図13】従来のデータ処理装置の構成図である。
【図14】従来のモジュール情報テーブルの内容説明図
である。
【符号の説明】
1 端末装置 2 コマンド処理手段 3 コマンド解析部 5 モジュール追加処理部 7 モジュール削除処理部 9 モジュール情報表示処理部 11 モジュール置換処理部 13 モジュール階層関係認識・情報作成処理部(階層
関係情報作成手段) 15,23 モジュール情報テーブル管理制御部 17 モジュール階層関係情報テーブル 19 モジュール情報テーブル 21 ライブラリファイル A,B,C 親モジュール AA,AB,AC,BA,CA 子モジュール AAA,AAB,ABA,ACA,ACB,ACC,B
AA,CAA 孫モジュール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のモジュールを保持するライブラリ
    ファイルと、前記ライブライファイル内の各モジュール
    について参照関係等の情報を保持するモジュール情報テ
    ーブルと、前記モジュール間の階層関係情報を保持する
    モジュール階層関係情報テーブルと、前記モジュール情
    報テーブル内の情報を基に前記モジュール階層関係情報
    テーブルを作成する階層関係情報作成手段とを有するこ
    とを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記データ処理装置は、少なくとも、前
    記モジュールの前記ライブラリファイルへの登録、前記
    モジュールの前記ライブラリファイルからの削除、ある
    モジュールによる前記ライブラリファイル内のモジュー
    ルの置換、並びに前記ライブラリファイル内のモジュー
    ルに関する情報の表示を行なう機能を備え、前記モジュ
    ール階層関係情報を基に処理の指定に応じて、他の何れ
    のモジュールからも参照されない親モジュールから他の
    何れのモジュールも参照しない末代モジュールまでを一
    括して処理するコマンド処理手段を有することを特徴と
    する請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記モジュール情報テーブルの保持する
    情報は、モジュール名、該モジュールを参照しているモ
    ジュール名、及び該モジュールが参照しているモジュー
    ル名であることを特徴とする請求項1または2に記載の
    データ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記モジュール階層関係情報テーブルの
    保持する情報は、モジュール名、親モジュール名、及び
    子モジュール名であることを特徴とする請求項1、2、
    または3に記載のデータ処理装置。
JP16618492A 1992-06-24 1992-06-24 データ処理装置 Pending JPH064273A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008041057A (ja) * 2006-08-10 2008-02-21 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像形成装置、プログラム管理方法及びプログラムを管理する管理プログラム
JP2010282418A (ja) * 2009-06-04 2010-12-16 Denso Corp ソースコード自動生成プログラム,ソースコード自動生成装置
JP2015158911A (ja) * 2014-02-21 2015-09-03 ダッソー システムズ アメリカズ コーポレーション 階層参照データにおけるコンポーネントをフィルタリングする方法およびシステム

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