JPH0642547A - スライドフォーク用モータのトルクリミッタ - Google Patents
スライドフォーク用モータのトルクリミッタInfo
- Publication number
- JPH0642547A JPH0642547A JP17764392A JP17764392A JPH0642547A JP H0642547 A JPH0642547 A JP H0642547A JP 17764392 A JP17764392 A JP 17764392A JP 17764392 A JP17764392 A JP 17764392A JP H0642547 A JPH0642547 A JP H0642547A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hub
- slide fork
- sprocket
- torque limiter
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Transmission Devices (AREA)
- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スライドフォーク用モータのトルクリミッタ
の構成を簡単にするとともに、小型化する。 【構成】 モータ27の出力軸32にハブ33を一体的
に取り付ける。ハブ33の円筒部33aに、プレート3
5を軸方向に相対移動自在に嵌合させる。プレート35
とハブ33のフランジ部33aとの間に、回転円板36
をハブ33に対して回転可能に嵌合させる。回転円板3
6の孔36aにボール37を設け、ボール37をフラン
ジ部33aの凹部33cに係合させる。回転円板36の
外周面にスプロケット31を形成し、スライドフォーク
21に連結されたチェーン26をスプロケット31に噛
合させる。
の構成を簡単にするとともに、小型化する。 【構成】 モータ27の出力軸32にハブ33を一体的
に取り付ける。ハブ33の円筒部33aに、プレート3
5を軸方向に相対移動自在に嵌合させる。プレート35
とハブ33のフランジ部33aとの間に、回転円板36
をハブ33に対して回転可能に嵌合させる。回転円板3
6の孔36aにボール37を設け、ボール37をフラン
ジ部33aの凹部33cに係合させる。回転円板36の
外周面にスプロケット31を形成し、スライドフォーク
21に連結されたチェーン26をスプロケット31に噛
合させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スタッカクレーンの昇
降台に設けられたスライドフォークを駆動するモータの
トルクリミッタに関する。
降台に設けられたスライドフォークを駆動するモータの
トルクリミッタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来スタッカクレーンに設けられる昇降
台には、スライドフォークが設けられており、荷はスラ
イドフォークによってラックに入庫され、またラックか
ら出庫される。スライドフォークを駆動するモータに、
何らかの原因で過負荷がかかると、モータが焼きつくお
それがあるため、モータの出力軸にはトルクリミッタが
設けられている。
台には、スライドフォークが設けられており、荷はスラ
イドフォークによってラックに入庫され、またラックか
ら出庫される。スライドフォークを駆動するモータに、
何らかの原因で過負荷がかかると、モータが焼きつくお
それがあるため、モータの出力軸にはトルクリミッタが
設けられている。
【0003】図2を参照して従来のトルクリミッタの構
成を説明すると、モータの出力軸11には、ハブ12が
キー13を介して一体的に連結されている。ハブ12の
円筒部12aには、プレート14がハブ12の軸方向に
移動可能に取付けられ、このプレート14とハブ12の
フランジ部12bとの間には、回転円板15が相対回転
可能に嵌合される。環状のスプロケット16は、ボルト
17によって回転円板15に固定され、スライドフォー
クに連結されたチェーンに噛合される。
成を説明すると、モータの出力軸11には、ハブ12が
キー13を介して一体的に連結されている。ハブ12の
円筒部12aには、プレート14がハブ12の軸方向に
移動可能に取付けられ、このプレート14とハブ12の
フランジ部12bとの間には、回転円板15が相対回転
可能に嵌合される。環状のスプロケット16は、ボルト
17によって回転円板15に固定され、スライドフォー
クに連結されたチェーンに噛合される。
【0004】ボール18は、回転円板15に穿設された
孔15a内に設けられており、フランジ部12bに形成
された凹部12cに係合可能である。円筒部12aの端
部にはナット19が固定されており、ナット19とプレ
ート14の間には皿バネ20が設けられる。したがって
プレート14は常時ボール18に押し付けられ、ボール
18は、スプロケット16に作用するトルクが所定値以
下である限り、凹部12cに係合し、これによりスプロ
ケット16は出力軸11に一体的に連結される。
孔15a内に設けられており、フランジ部12bに形成
された凹部12cに係合可能である。円筒部12aの端
部にはナット19が固定されており、ナット19とプレ
ート14の間には皿バネ20が設けられる。したがって
プレート14は常時ボール18に押し付けられ、ボール
18は、スプロケット16に作用するトルクが所定値以
下である限り、凹部12cに係合し、これによりスプロ
ケット16は出力軸11に一体的に連結される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のトル
クリミッタは、回転円板15にスプロケット16が固定
される構成を有しているので、構造が複雑となるはかり
でなく、外径が大きくなり、このためスライドフォーク
の駆動装置を小型化することが困難であった。
クリミッタは、回転円板15にスプロケット16が固定
される構成を有しているので、構造が複雑となるはかり
でなく、外径が大きくなり、このためスライドフォーク
の駆動装置を小型化することが困難であった。
【0006】本発明は、スライドフォーク用モータのト
ルクリミッタの構成を簡単にするとともに、小型化する
ことを目的としてなされたものである。
ルクリミッタの構成を簡単にするとともに、小型化する
ことを目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスライドフ
ォーク用モータのトルクリミッタは、モータの出力軸に
固定され、フランジ部を有するハブと、ハブに相対回転
可能に嵌合され、ボールを介してフランジ部に連結可能
な回転円板と、ボールをフランジ部側に付勢して、回転
円板をハブに一体的に連結させる手段とを備え、回転円
板の外周面に、スライドフォークの駆動用チェーンに噛
合するスプロケットを形成したことを特徴としている。
ォーク用モータのトルクリミッタは、モータの出力軸に
固定され、フランジ部を有するハブと、ハブに相対回転
可能に嵌合され、ボールを介してフランジ部に連結可能
な回転円板と、ボールをフランジ部側に付勢して、回転
円板をハブに一体的に連結させる手段とを備え、回転円
板の外周面に、スライドフォークの駆動用チェーンに噛
合するスプロケットを形成したことを特徴としている。
【0008】
【実施例】以下図示実施例により本発明を説明する。ス
ライドフォーク21は従来公知のように、複数枚の板部
材22、23を有し、これら板部材22、23はガイド
ローラ25等を介して相対移動自在である。各板部材2
2、23はチェーン26によって連結されており、チェ
ーン26はトルクリミッタ30のスプロケット31に噛
合されている。
ライドフォーク21は従来公知のように、複数枚の板部
材22、23を有し、これら板部材22、23はガイド
ローラ25等を介して相対移動自在である。各板部材2
2、23はチェーン26によって連結されており、チェ
ーン26はトルクリミッタ30のスプロケット31に噛
合されている。
【0009】モータ27は取付け板28を介して、スラ
イドフォーク21の基板29に取り付けられる。モータ
27の出力軸32には、トルクリミッタ30のハブ33
がキー34を介して一体的に連結されている。ハブ33
の円筒部33aには、プレート35が嵌合され、このプ
レート35とハブ33のフランジ部33bとの間には、
回転円板36が嵌合される。プレート35は円筒部33
aの軸方向に移動可能であり、また回転円板36は円筒
部33aに対して回転可能である。
イドフォーク21の基板29に取り付けられる。モータ
27の出力軸32には、トルクリミッタ30のハブ33
がキー34を介して一体的に連結されている。ハブ33
の円筒部33aには、プレート35が嵌合され、このプ
レート35とハブ33のフランジ部33bとの間には、
回転円板36が嵌合される。プレート35は円筒部33
aの軸方向に移動可能であり、また回転円板36は円筒
部33aに対して回転可能である。
【0010】回転円板36には、円周方向に所定の角度
間隔で孔36aが穿設されており、各孔36a内にはボ
ール37が設けられる。これらの孔36aに対応して、
フランジ33bには凹部33cが形成されており、ボー
ル37は凹部33cに係合可能である。一方、円筒部3
3aの端部にはナット38が固定されており、ナット3
8とプレート35の間には皿バネ39が設けられる。し
たがってプレート35は常時ボール37に押し付けら
れ、これによりボール37は、通常凹部33cに係合し
ている。これにより回転円板36は、ハブ33すなわち
出力軸32に一体的に連結される。
間隔で孔36aが穿設されており、各孔36a内にはボ
ール37が設けられる。これらの孔36aに対応して、
フランジ33bには凹部33cが形成されており、ボー
ル37は凹部33cに係合可能である。一方、円筒部3
3aの端部にはナット38が固定されており、ナット3
8とプレート35の間には皿バネ39が設けられる。し
たがってプレート35は常時ボール37に押し付けら
れ、これによりボール37は、通常凹部33cに係合し
ている。これにより回転円板36は、ハブ33すなわち
出力軸32に一体的に連結される。
【0011】スプロケット31は、回転円板36の外周
面に形成されている。すなわちスプロケット31は回転
円板36と一体であり、異なる部材を相互に連結させて
構成されたものではない。
面に形成されている。すなわちスプロケット31は回転
円板36と一体であり、異なる部材を相互に連結させて
構成されたものではない。
【0012】次に、本実施例のトルクリミッタ30の作
用を説明する。スプロケット31に作用するトルクが所
定値以下である時、ボール37は皿バネ39に付勢され
てハブ33の凹部33cに係合しており、スプロケット
31はハブ33すなわち出力軸32に一体的に連結され
ている。ここで、スプロケット31に作用するトルクが
所定値よりも大きくなると、ボール37は皿バネ39の
バネ力に抗して凹部33cから開放され、この結果、回
転円板36すなわちスプロケット31はハブ33に対し
て回転移動する。すなわちスプロケット31は出力軸3
2に対して回転し、これによりモータ27に過負荷が作
用することが防止される。
用を説明する。スプロケット31に作用するトルクが所
定値以下である時、ボール37は皿バネ39に付勢され
てハブ33の凹部33cに係合しており、スプロケット
31はハブ33すなわち出力軸32に一体的に連結され
ている。ここで、スプロケット31に作用するトルクが
所定値よりも大きくなると、ボール37は皿バネ39の
バネ力に抗して凹部33cから開放され、この結果、回
転円板36すなわちスプロケット31はハブ33に対し
て回転移動する。すなわちスプロケット31は出力軸3
2に対して回転し、これによりモータ27に過負荷が作
用することが防止される。
【0013】以上のように本実施例によれば、スプロケ
ット31がトルクリミッタ30の回転円板36に一体的
に形成されているので、従来装置に比べて、部品点数が
少なくなり、構成が簡単になる。また本実施例によれ
ば、回転円板の外周部に、別体に構成されたスプロケッ
トを固定する従来の構成よりも、トルクリミッタの外径
を小さくすることができ、スライドフォークの駆動装置
を小型化することが可能となる。
ット31がトルクリミッタ30の回転円板36に一体的
に形成されているので、従来装置に比べて、部品点数が
少なくなり、構成が簡単になる。また本実施例によれ
ば、回転円板の外周部に、別体に構成されたスプロケッ
トを固定する従来の構成よりも、トルクリミッタの外径
を小さくすることができ、スライドフォークの駆動装置
を小型化することが可能となる。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、トルクリ
ミッタの構成を簡単にするとともに、小型化することが
できるという効果が得られる。
ミッタの構成を簡単にするとともに、小型化することが
できるという効果が得られる。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】従来のトルクリミッタを示す断面図である。
21 スライドフォーク 27 モータ 31 スプロケット 32 出力軸 33 ハブ 33a フランジ部 36 回転円板 37 ボール 39 皿バネ
Claims (1)
- 【請求項1】 モータの出力軸に固定され、フランジ部
を有するハブと、ハブに相対回転可能に嵌合され、ボー
ルを介してフランジ部に連結可能な回転円板と、ボール
をフランジ部側に付勢して、回転円板をハブに一体的に
連結させる手段とを備え、回転円板の外周面に、スライ
ドフォークの駆動用チェーンに噛合するスプロケットを
形成したことを特徴とするスライドフォーク用モータの
トルクリミッタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17764392A JPH0642547A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | スライドフォーク用モータのトルクリミッタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17764392A JPH0642547A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | スライドフォーク用モータのトルクリミッタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0642547A true JPH0642547A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=16034582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17764392A Pending JPH0642547A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | スライドフォーク用モータのトルクリミッタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0642547A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6167838A (ja) * | 1984-09-11 | 1986-04-08 | Fujitsu Ltd | 導波路型光スイツチ |
JPH0454314A (ja) * | 1990-06-22 | 1992-02-21 | Mitsubishi Electric Corp | トルク制限付回転伝達装置 |
-
1992
- 1992-06-12 JP JP17764392A patent/JPH0642547A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6167838A (ja) * | 1984-09-11 | 1986-04-08 | Fujitsu Ltd | 導波路型光スイツチ |
JPH0454314A (ja) * | 1990-06-22 | 1992-02-21 | Mitsubishi Electric Corp | トルク制限付回転伝達装置 |
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