JPH0262446A - 遊星歯車式減速機 - Google Patents

遊星歯車式減速機

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JPH0262446A
JPH0262446A JP21017088A JP21017088A JPH0262446A JP H0262446 A JPH0262446 A JP H0262446A JP 21017088 A JP21017088 A JP 21017088A JP 21017088 A JP21017088 A JP 21017088A JP H0262446 A JPH0262446 A JP H0262446A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
row
ring gear
row side
rotates
Prior art date
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Pending
Application number
JP21017088A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsukuni Kata
加太 克邦
Joji Otsuka
大塚 譲治
Ichiro Miyanaga
宮良 一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP21017088A priority Critical patent/JPH0262446A/ja
Publication of JPH0262446A publication Critical patent/JPH0262446A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は遊星歯車式減速機に係り、特に、過負荷が発生
した場合にスリップさせて装着の破損を防止するトルク
スリップ機構を設けたものに関する。
(従来の技術) 第3図ないし第5図を参照して従来例を説明する。第3
図は電動パワーステアリングの構成を示す図であり、図
中符号lは車輪、3はハンドルである。上記ハンドル3
及び車輪lとの間には図示しないギヤを収容したギヤボ
ックス5を設けている。
上記ギヤボックス5にはトルクセンサ7が設置されてお
り、このトルクセンサ7によりハンドル3を操作したと
きのトルクを検出する。トルクセンサ7からは検出信号
がコントローラ9に出力され、コントローラ9は検出信
号に基づいてドライバ11を制御する。このドライバ1
1はコントローラ9からの指示によりモータ13を駆動
して、減速機15及び前記ギヤを介して車輪lを駆動す
る。これが電動パワーステアリングの構成である。なお
、上記モータ13、減速機15、トルクセンサ7の部分
を第4図に拡大して示す。
次に上記減速機15の構成を第5図を参照して説明する
。図中符号21は減速機15のケースであり、このケー
ス21の上方に前記モータ13が設置されるとともに、
減速@15はこのケース21を介して前記ギヤケース5
に固定されている。モしてモータ13からの出力は減速
機15を介して減速されてその出力軸23から出力され
る。上記モータ13はポルト25を介してケース21に
固定されている0図中符号27は座金である。
次にケース21内の構成について説明する。減速機15
は、モータ13側に位置するA列と、出力軸23側に位
置するB列と、ケース21の内周側に設置されたリング
ギヤ28とから構成されている。
まず上記A列であるが、モータ13の出力軸13aに固
定されたA列側サンギヤ31と、このA列側サンギヤ3
1と上記リングギヤ29とにかみ合い、A列側サンギヤ
31からの回転力により自転しながらA列側サンギヤ3
1の回りを公転するA列側プラネットギヤ33と、この
A列側プラネットギヤ33にベアリング35及びキャリ
アピン37を介して連結され、A列側プラネットギヤ3
3の公転にともなって回転するA列側キャリア33とか
ら構成されている。
次にB列であるが、上記A列側キャリア39に固定され
たB列側サンギヤ41と、このB列側サンギヤ41にか
み合い、B列側サンギヤ41からの回転力により自転す
るとともに、B列側サンギヤ41の回りを公転するB列
側プラネットギヤ45と、このB列側プラネットギヤ4
3にベア、リング45およびキャリアピン47を介して
連結され、B列側プラネットギヤ43の公転にともなっ
て回転するB列側キャリア49とから構成されている。
上記B列側キャリア48は前記出力軸23に固定されて
いる。また、前記A列側キャリア39はベアリング51
を介して出力軸23に支持されている。
なお、リングギヤ29は複数のビン53によってその回
転を規制されており、また、B列側キャリア49とケー
ス21との間にはオイルシール55、ベアリング57が
装着されている。出力軸23の下端はベアリング59で
支持され、また、その先端にはナツト61を固定してい
る。さらにギヤケース5の下端はプラグ63により閉塞
されている。また、出力軸23にはビニオン65が形成
され、このピニオン65にラック67がかみ合っている
。上記ラック67はプレッシャパッド69、スプリング
71.アジャストカバー73により押圧されている。な
お、図中符号75はロックナツトである。
上記構成によるとモータ13からの出力は減速機15に
より所望の速度まで減速されて、出力軸23、及びラッ
ク67を始めとするギヤ群を介して前記車輪lに伝達さ
れる。
(本発明が解決しようとする問題点) 上記従来の構成によると、モータ13が故障してモータ
回転軸13aが動かなくなることがある。このように回
転軸が動かなくなると、ハンドル操作が不可能となると
いう問題があった。
またキックバックやロッックエンドでの衝撃力が発生す
ると、モータのロータ慣性による過負荷がモータ軸や減
速機にかかり、それらの要素を破損するという問題もあ
った。
本発明の目的は、機械的ロック状態の発生を防止した遊
星歯車式減速機を提供することである。
(問題を解決する手段) この発明は、モータの回転軸に固定されたA列側サンギ
ヤと、このA列側サンギヤとケース内周面に配置された
リングギヤとにかみ合い、上記A列側サンギヤの回転に
より自転するとともに、A列側サンギヤの回りを公転す
るA列側プラネットギヤと、このA列側プラネットギヤ
に連結されA列側プラネットギヤの公転にともなって回
転するA列側キャリアと、このA列側キャリアに固定さ
れたA列側キャリアの回転にともなって°回転するB列
側サンギヤと、このB列側サンギヤと上記リングギヤと
にかみ合い、上記B列側サンギヤの回転により自転する
とともに、B列側サンギヤの回りを公転するB列側プラ
ネットギヤと、上記B列側プラネットギヤの公転にとも
なって回転して出力軸を回転させるB列側キャリアとを
備えた遊星歯車式減速機において、上記リングギヤとケ
ースと間には摩擦式トルクスリップ機構が設置され、こ
の摩擦式トルクスリップ機構は、上記リングギヤとケー
スとの間に配置されたスリッププレートと、このスリッ
ププレートをリングギヤ方向に付勢する弾性部材と、上
記スリッププレートとリングギヤとの間に介装され複数
のボールを周方向に配置してこれを保持板により保持し
てなるボール機構と、上記スリッププレート及びリング
ギヤの少なくとも一方に形成され、上記ボールが係合す
る凹部とから構成され、常時はボール機構のボールが溝
に係合した状態でスリッププレートが弾性部材によりリ
グギヤに押し付けられることによりリングギヤの回転を
規制し、所定量以上の負荷が作用した場合には上記ボー
ルが凹部から離脱してスリッププレートとリングギヤと
がスリップすることによりリングギヤの回転を許容する
ことを特徴とする。
(本発明の作用) まず通常の場合にはリングギヤの回転は摩擦式トルクス
リップ機構により規制されている。すなわち、ボール機
構のボールが凹部に係合した状態でスリッププレートが
弾性部材によりリングギヤ方向に押し付けられており、
これによってリングギヤの回転は規制されている。した
がって、モータ側からの回転はA列側及びB列側を介し
て減速され、出力軸を介して出力される。
これに対して所定量以上の過負荷が作用した場合、例え
ば、モータの故障によりモータ回転軸が動かなくなった
場合には、リングギヤの回転が許容される。すなわち負
荷により弾性部材の付勢力に抗してボールが四部から離
脱し、リングギヤとスリッププレートがスリップする。
したがって、機械的ロック状態が発生することはなく、
減速機を構成する各機構の損傷を防止することができる
スリッププレートとしては環状であっても分割されたも
のであってもよい。また、弾性部材としては、コイルス
プリング、皿ばね等種々のものがある。さらに、ボール
機構としてはボールの数。
その位置については種々の構成が考えられ、また、凹部
はスリッププレート及びリングギヤの少なくとも一方に
形成されていればよい。
(本発明の実施例) 以下第1図及び第2図を参照して本発明の一実施例を説
明する。なお、従来と同一部分には同一符号を付し、そ
の説明は省略する。
まず、本実施例のリングギヤはA列側リングギヤ101
とB列側リングギヤ103とに分割されてお゛す、この
うちB列側リングギヤ103はビン105によりその回
転を規制されている。
上記A列側リングギヤ101とケース21との間には摩
擦式トルクスリップ機構107が設置されている。この
摩擦式トルクスリップ機構107は、スリッププレート
109 と、このスリッププレート109をA列側リン
グギヤ101方向に付勢するコイル状トルクスプリング
111と、上記スリッププレート109とA列側リング
ギヤ101 との間に配置されたボール機構113とか
ら構成されている。上記ボール機構113は第2図にも
示すように、ボール115と、このボール115を装着
する穴117を有する環状の保持板119とから構成さ
れている。また、スリッププレート103とA列側リン
グギヤ101には上記ボール115が係合する溝121
 、123が形成されている。
以上の構成を基にその作用を説明する。まず通常運転時
には、摩擦式トルクスリップ機構107は図に示すよう
な状態にあり、A列側リングギヤ101はその回転を規
制されている。
これに対して過負荷が作用した場合、例えば、モータ1
3が故障して回転軸13aが動かなくなった場合につい
て説明する。この場合にはトルクスプリング111のば
ね力に抗してボール115が溝123から離脱し、A列
側リングギヤ101が回転する。
したがって、衝愁が吸収されて機械的ロック状態が発生
しない。
以上本実施例によると以下のような効果を奏することが
できる。
まず過負荷が作用したような場合にはA列側リングギヤ
101の回転が許容されるので1機械的ロック状態が発
生することはなく、構成要素の破損等を防止できる。
また、トルクスプリング111のばね力を変えることに
よりトルクスリップ値を容易に変更することができる。
また、電磁クラッチ等に比べて構成が簡単であり、特に
減速a15に対して直列的に配置できるので全体としコ
ンパクトである。
なお、前記一実施例ではリングギヤを分割型としたが、
一体型であってもよく、また、分割型の場合、B列側リ
ングギヤとケースとの間に摩擦式トルクスリップ機構を
設けてもよい。
(本発明の効果) 以上本発明による遊星歯車式減速機によると、過負荷が
作用したような場合にも、機械的ロック状態の発生を防
止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示す図で、第1
図は減速機の断面図、第2図はボール機構構成を示す断
面図、第3図ないし第5図は従来例を示す図で、第3図
は電動パワーステアリングの構成図、第4図は第3図の
一部を詳細に示す図、第5図は減速機の断面図である。 13・・・モータ、13a・・・モータ回転軸、15・
・・減速機、21・・・ケース、23・・・出力軸、3
1・・・A列側サンギヤ、33・・・A列側プラネット
ギヤ、38・・・A列側キャリア、41・・・B列側サ
ンギヤ、43・・・B列側プラネットギヤ、48・・・
B列側キャリア、101・・・A列側リングギヤ、10
3・・・B列側リングギヤ、107・・・摩擦式トルク
スリップ機構、109・・・スリッププレート、111
・・・トルクスプリング、113・・・ボール機構、1
15・・・ボール、119・・・保持板、121 、1
23・・・溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  モータの回転軸に固定されたA列側サンギヤと、この
    A列側サンギヤとケース内周面に配置されたリングギヤ
    とにかみ合い、上記A列側サンギヤの回転により自転す
    るとともに、A列側サンギヤの回りを公転するA列側プ
    ラネットギヤと、このA列側プラネットギヤに連結され
    A列側プラネットギヤの公転にともなって回転するA列
    側キャリアと、このA列側キャリアに固定されたA列側
    キヤリアの回転にともなって回転するB列側サンギヤと
    、このB列側サンギヤと上記リングギヤとにかみ合い、
    上記B列側サンギヤの回転により自転するとともに、B
    列側サンギヤの回りを公転するB列側プラネットギヤと
    、上記B列側プラネットギヤの公転にともなって回転し
    て出力軸を回転させるB列側キャリアとを備えた遊星歯
    車式減速機において、上記リングギヤとケースと間には
    摩擦式トルクスリップ機構が設置され、この摩擦式トル
    クスリップ機構は、上記リングギヤとケースとの間に配
    置されたスリッププレートと、このスリッププレートを
    リングギヤ方向に付勢する弾性部材と、上記スリッププ
    レートとリングギヤとの間に介装され複数のボールを周
    方向に配置してこれを保持板により保持してなるボール
    機構と、上記スリッププレート及びリングギヤの少なく
    とも一方に形成され、上記ボールが係合する凹部とから
    構成され、常時はボール機構のボールが溝に係合した状
    態でスリッププレートが弾性部材によりリグギヤに押し
    付けられることによりリングギヤの回転を規制し、所定
    量以上の負荷が作用した場合には上記ボールが凹部から
    離脱してスリッププレートとリングギヤとがスリップす
    ることによりリングギヤの回転を許容することを特徴と
    する遊星歯車式減速機。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02134739A (ja) * 1988-11-15 1990-05-23 Nippon Columbia Co Ltd 光情報記録媒体
JP2006349116A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Tok Bearing Co Ltd トルクリミッター付き遊星歯車型減速機
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JP2007170547A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Tok Bearing Co Ltd トルクリミッター付き遊星歯車型減速機
JP2008168891A (ja) * 2006-12-15 2008-07-24 Honda Motor Co Ltd 車両用アクティブサスペンション装置
JP2016524111A (ja) * 2013-07-09 2016-08-12 ムーグ インコーポレイテッド 出力トルクに反応可能なトルク制限器

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