JPH0642274B2 - 電子式キヤツシユレジスタ - Google Patents

電子式キヤツシユレジスタ

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JPH0642274B2
JPH0642274B2 JP61254280A JP25428086A JPH0642274B2 JP H0642274 B2 JPH0642274 B2 JP H0642274B2 JP 61254280 A JP61254280 A JP 61254280A JP 25428086 A JP25428086 A JP 25428086A JP H0642274 B2 JPH0642274 B2 JP H0642274B2
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cooking
flag
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祐三 水口
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Tokyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、レストラン,ファーストフード店等の飲食店
に使用して好適な電子式キャッシュレジスタに関する。
[従来の技術] 従来、レストランやファーストフード店等にて使用され
る電子式キャッシュレジスタにおいては、キーボードか
ら客の注文した調理品のデータが入力されると、このデ
ータを記憶部に登録するとともに売上個数や売上金額等
を算出し、その内容を記録紙に印字出力してチケットま
たはレシートとして発行する機能を有するものが一般的
である。
一方、最近では客の好みに応じて調理品の調理方法を変
更可能な飲食店が増えつつある。すなわち、例えば、ピ
ーマンやトマトを使用した調理品からピーマンまたはト
マトを除いたり、マスタードやケチャップを使用する調
理品の使用量を調整したりする場合がある。しかるに、
このような調理変更を要求された場合、従来の電子式キ
ャッシュレジスタには調理品の調理変更データを入力
し、その内容を記録紙に印字出力するといった機能がな
かったので、キャッシャーはメモ用紙等に調理変更内容
を記述して通常の調理品と区別していた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、この場合、客に手渡されるチケットまた
はレシートには調理品名,個数,金額などしか印字され
ていないため、注文品と調理品との対応が困難で、給仕
人が他の客と間違えたりして調理内容の異なった同一調
理品を提供してしまうおそれがあった。また、客側も正
確に調理内容が伝わっているか否か確認することができ
ず不安であった。さらに、キャッシャーは調理変更時に
メモ用紙等に変更内容を記述する必要があるため、キー
操作を一旦止めなければならず、操作性の低下を招いて
いた。また、メモ用紙とレシートとを容易に対応づけて
注文ミスを少なくするためには、メモ用紙への記述内容
を増やしたり、特別な形式の用紙を使用する必要があっ
た。このため、混雑時には客を待たせるおそれがある
上、コスト増大は避けられなかった。さらに、厨房では
キャッシャーが記述したメモによって業務管理を行なっ
ているため、メモの読み違い等によってミスを生じ易か
った。
そこで本発明は、客の好みに応じて調理品の調理変更を
行う場合に、その変更内容に従い簡単なキー操作を行う
だけで、調理品の名称及び個数とともに変更内容が具体
的に記述された注文票を取得でき、注文ミスの低減を図
り得る電子式キャッシュレジスタを提供しようとするも
のである。
[問題点を解決するための手段] 本発明は,第1図に示すように、記憶部Mに、調理品に
対する各種の調味種類データを記憶する調味テーブルm
1、調理品に対する各種の調理方法データを記憶する調
味テーブルm2、グリルフラグf1及び商品フラグf2
を記憶するフラグメモリm3及び注文調理用バッファm
4を設けるとともに、キーボードKに、調理品の調味種
類及び調理方法の変更を宣言するグリルキーk1、調味
テーブルに記憶された調味種類データを選択する調味選
択キーk2及び調理テーブルに記憶された調理方法デー
タを選択する調理指定キーk3を設け、かつグリルキー
k1が操作入力されるとグリルフラグf1をセットする
グリルフラグセット手段A1と、キーボードKのキー操
作入力により商品コードcが入力されるとグリルフラグ
f1を調べるグリルフラグ調査手段A2と、この手段に
よりグリルフラグf1がセットされていることを確認す
ると商品フラグf2をセットするとともにコード入力さ
れた調理品の名称,個数等の調理品情報d1を注文調理
用バッファm4に格納する調理品情報格納手段A3と、
調理指定キーk3が操作入力されると商品フラグf2を
調べる第1の商品フラグ調査手段A4と、この手段によ
り商品フラグf2がセットされていることを確認すると
調理テーブルm2から選択された調理方法データd2を
読出す調理方法読出し手段A5と、調味選択キーk2が
操作入力されると商品フラグf2を調べる第2の商品フ
ラグ調査手段A6と、この手段により商品フラグf2が
セットされていることを確認すると調味テーブルm1か
ら選択された調味種類データd3を読出す調味種類読出
し手段A7と、調理方法読出し手段及び調味種類読出し
手段によりそれぞれ読出された調理方法データd2及び
調味種類データd3を調理注文用バッファm4に追加格
納する調理変更データ追加手段A8と、この手段により
各データが追加格納された調理注文用バッファm4の記
憶内容を記録紙pに印字出力するデータ印字出力手段A
9とを設けたものである。
[作用] このような構成の本発明であれば、客の好みに応じた調
理品の調理変更を行う場合、キャッシャーは先ずグリル
キーを操作し、続いて調理品の商品コードをキー入力す
る。そうすると、この調理品の名称,個数等の調理品情
報が調理注文用バッファに格納される。次に、キャッシ
ャは調味選択キー及び調理指定キーを操作して、客が容
望した調味種類及び調理方法を選択する。そうすると、
調味テーブルから選択された調味種類データが読出され
るとともに調理テーブルから選択された調理方法データ
が読出され、これらのデータが調理注文用バッファに追
加格納される。そして、この調理注文用バッファの記憶
内容、つまりは客が注文した調理品の情報とともに客が
要望した調味種類及び調理方法の変更内容の情報が記録
紙に印字されて出力される。
なお、グリルキーを操作することなく商品コードを入力
すると、その商品コードに基づく商品販売データが記憶
部に登録されるとともに記録紙に印字出力される。
また、商品コードの入力前に調味選択キー及び調理指定
キーを操作しても、そのキー操作は無効となる。
[実施例] 以下、本発明の電子式キャッシュレジスタをレストラン
またはファーストフード店等の飲食店に適用した実施例
ついて図面を参照しながら説明する。
第2図は本発明の第1の実施例における電子式キャッシ
ュレジスタの外観構成を示す斜視図であって、レジスタ
筺体1の前面には販売商品すなわち調理品の販売データ
を入力するためのキーボード2が設けられており、その
上部には金額,調理品名等の表示を行なう前面表示器3
が設けられている。また、キーボード2および前面表示
器3の左側には商品販売データ等をレシート用紙等に印
字するプリンタを内蔵したプリンタ部4が設けられてお
り、このプリンタ部4にはレシート発行口5、記録紙覗
き窓6などが形成されている。また、レジスタ筺体1の
上面には前記前面表示器3と同一構成の客用表示器7が
支持棒8を介して取付けられており、さらに、レジスタ
筺体1の下面には現金等を収納するドロワ9が設置され
ている。
前記キーボード2には、第3図で示すように、販売商品
である調理品に対応して設定される商品コードとしての
PLUコード「001〜108」を入力するためのPL
Uキー11、商品コードおよび販売個数等を置数するた
めの置数キー12、商品販売登録の締めを指令するとと
もに合計金額の算出,釣銭演算等を行なう預/現計キー
13、乗算キー14等の登録用キーの他に、グリルキー
15,調味選択キー16および調理指定キー17が配設
されている。ここで、上記グリルキー15は通常の調理
品に対して特定の調理変更を指定するためのキーであ
り、調味選択キー16は予め設定されている変更可能な
調味種類を選択するためのキーであり、調理指定キー1
7は上記調味選択キー16にて選択された調味種類の調
理方法を予め設定された範囲内で指定するためのキーで
ある。すなわち、本実施例では、選択できる調味種類と
して、マスタード,オニオン,ピーマン,トマトケチャ
ップ,チーズ,バター,レタスおよびマヨネーズが設定
されており、その調理方法としては「削除」「付加」
「2倍付加」が設定されている。
また、前記キーボード2には、電源のオン/オフ切換制
御を行なうとともに、「登録」「精算」「設定」等の各
種業務モードの実行を中央処理装置に指令するためのコ
ントロールキー18が配設されている。ここで、「登
録」とは販売された商品の販売金額,販売点数等を記憶
部に記憶させ、かつ合計金額の計算を行ない、その結果
を記録紙に印字する業務である。また、「精算」とは例
えば1日の業務終了時において「登録」により記憶部に
記憶された売上合計金額,売上合計点数等を印字出力さ
せるとともに記憶部の内容をクリアする業務である。さ
らに、「設定」とは「登録」業務開始に先立ってPLU
キー11に対応する単価,商品名(調理品名)または調
味選択キー16,調理指定キー17に対応する設定項目
等を記憶部に記憶させる業務である。
第4図は上記電子式キャッシュレジスタの内部構成を示
すブロック図である。同図において、中央処理装置(以
下CPUと略称する)21は演算回路,メモリ制御回路
等を内蔵し、キーボード2からのキー信号に基いて各種
の演算処理を行なうとともに、バスライン22,制御信
号線23を介して「登録」「精算」等の各種業務モード
を実行するための処理プログラムなどの固定データを記
憶するリード・オンリー・メモリ(以下ROMと略称す
る)24、販売金額,販売点数等の可変的データを記憶
するランダム・アクセス・メモリ(以下RAMと略称す
る)25を動作させる。また、前記キーボード2からの
キー信号を入力するキーボード制御回路26、前面表示
器3および客用表示器7を駆動して表示データに対応す
る文字等を表示させる表示制御回路、レシート用紙等に
印字を行なうプリンタ28に印字データまたはフィード
指令を出力してこのプリンタ28の駆動制御を行なう印
字制御回路29、ドロワ9を開放させるためのドロワ開
放装置(不図示)に開放指令を出力するとともにドロワ
9の開閉状態を検出するドロワ制御回路30が、前記バ
スライン22,制御信号線23を介してCPU21に接
続されている。
また、前記RAM25には、第5図に示す如く、PLU
コードに対応して調理品名,単価等を設定するとともに
販売金額,販売点数等を累計するPLUファイル31、
表示データを一時格納する表示バッファ32、印字デー
タを格納する印字バッファ33などの他に、調味選択キ
ー16にて選択可能な調味種類データを記憶する調味テ
ーブル34、調理指定キー17にて指定可能な調理方法
データを記憶する調理テーブル35、後述するグリルフ
ラグF1セット後に入力される商品販売データ,調理変
更データなどを記憶する調理注文用バッファ36、グリ
ルフラグF1,商品フラグF2,調理フラグF3等を格
納するフラグメモリ37が形成されている。グリルフラ
グF1は、前記グリルキー15が既に操作されているか
否かを判断するためのフラグであって、最初のグリルキ
ー操作時にセットされ、2度目のグリルキー操作時にリ
セットされる。商品フラグF2は、前記グリルフラグF
1のセット時にPLUキー11または置数キー12にて
商品コードが入力されたときセットされるフラグであ
る。調理フラグF3は調理指定キー17が既に操作され
たか否かを判断するためのフラグであって、この調理フ
ラグF3がセットされていなければ調味選択キー16の
入力はキャンセルされる。
しかして、前記CPU21は「登録」業務モード時にお
いて、キーボード2の所定キー操作に応じて次の第6図
ないし第9図に示す手順で処理するようにプログラム構
成されている。
すなわち、グリルキー15が入力された場合には、第6
図に示す如く、ST1としてフラグメモリ37にグリル
フラグF1がセットされているか否かを判断する。そし
て、セットされていなければ、グリルフラグF1をセッ
トし、前面表示器3に例えば「Grill」なる文字を
表示して調理変更データの入力処理を宣言する(グリル
フラグセット手段)。一方、ST1にてグリルフラグが
セットされていたならば、ST2としてフラグメモリ3
7に商品フラグF2がセットされているか否かを判断す
る。そして、セットされていたならば前記グリルフラグ
F1および商品フラグF2をリセットし、かつ同時に調
理注文用バッファ36の内容にしたがってレシート用紙
に印字を行ない、所定のフォーマットからなるチケット
として発行する(データ印字出力手段)。その後、調理
注文用バッファ36をクリアして終了する。なお、ST
2にて商品フラグF2がセットされていなければグリル
フラグF1をリセットして終了する。
PLUキー11の操作により調理品に対応して設定され
た商品コードすなわちPLUコードが入力された場合に
は、第7図に示すように、ST3としてグリルフラグF
1がセットされているか否かを判断する(グリルフラグ
調査手段)。そして、セットされていたならば商品フラ
グF2をセットし、かつ同時にPLUファイル31の設
定PLUコードを検索して入力PLUコードに該当する
設定PLUコードを検索し、この設定PLUコードに対
応する調理品名,単価等を読出して、これらのデータを
個数データとともに調理注文用バッファ36に転送する
(調理品情報格納手段)。また、表示バッファ32に前
記調理品名,個数の各データを転送し、これらを前面表
示器3および客用表示器7に表示させて終了する。一
方、ST3にてグリルフラグF1がセットされていなけ
れば、通常の登録処理を行ない、レシート用紙をチケッ
トとして発行する。
調理指定キー17が入力された場合には、第8図に示す
ように、ST4およびST5としてグリルフラグF1お
よび商品フラグF2がセットされているか否かを判断す
る(第1の商品フラグ調査手段)。つまり、調理指定キ
ー17はグリルフラグF1と商品フラグF2とがセット
されている場合にのみ入力可能であり、少なくとも一方
のフラグがセットされていなければエラーとなる。ST
4,ST5にて両フラグF1,F2がセットされていた
ならば、調理指定キー17のキー信号に応じて調理テー
ブル35を検索し、該当する調理方法データを読出す
(調理方法読出し手段)。そして、この調理方法データ
を表示バッファ32に転送し、このデータを前面表示器
3および客用表示器7に表示させる。また、当該調理方
法データを前記調理注文用バッファ36に転送する(調
理変更データ追加手段)。次に、フラグメモリ37の調
理フラグF3をセットして終了する。
調味選択キー16が入力された場合には、第9図に示す
ように、ST6,ST7およびST8としてグリルフラ
グF1,商品フラグF2および調理フラグF3がセット
されているか否かを判断する(第2の商品フラグ調査手
段)。つまり、調味選択キー16はグリルフラグF1,
商品フラグF2調理フラグF3の各フラグがセットされ
ている場合にのみ入力可能であり、少なくとも1つのフ
ラグがセットされていなければエラーとなる。ST6〜
ST8にて各フラグF1,F2,F3がセットされてい
たならば、調味選択キー16のキー信号に応じて調味テ
ーブル34を検索し、該当する調味種類データを読出す
る(調味種類読出し手段)。そして、この調味種類デー
タを表示バッファ32に転送し、このデータを前面表示
器3および客用表示器7に表示させる。また、当該調味
種類データを前記調理注文用バッファ36に転送する
(調理変更データ追加手段)。次に、調理フラグF3を
リセットして終了する。
このように構成された本実施例においては、キャッシャ
ーは客の要求に応じて次のようなキー操作を行なう。な
お、業務モードはコントロールキー18により「登録」
業務モードが選択されているものとする。この状態で、
客の要求が通常の調理方法で良い場合には、キャッシャ
ーは必要に応じて置数キー12および乗算キー14を用
いて個数データを入力した後、注文調理品に対応するP
LUキー11を操作する。そうすると、電子式キャッシ
ュレジスタ内では所定の登録処理が行なわれ、プリンタ
28によりレシート用紙にPLUコードに対応する調理
品名,単価,個数,金額等が印字されて、所定のフォー
マットからなるチケットとしてレシート発行口5から発
行される。
一方、客が注文調理品に対して調理方法の変更を要求し
た場合には、キャッシャーは先ずグリルキー15を操作
する。そうすると、グリルフラグF1がセットされ、前
面表示器3には「Grill」なる表示がなされる。
次いで、必要に応じて置数キー12,乗算キー14を操
作して個数データを入力し、PLUキー11を操作して
PLUコードを入力する。そうすると、商品フラグF2
がセットされ、PLUコードに対応する調理品名,単
価,および個数データが調理注文用バッファ36に転送
され、調理品名,個数が前面表示器3および客用表示器
7に表示される。
次に、客の要求に応じて調理指定キー17を操作して調
理方法を指定するとともに、調味選択キー16を操作し
て調理指定されるべく調味種類を選択する。そうする
と、調理指定キー17の入力により該当調理方法が調理
テーブルから読出されて前面表示器3および客用表示器
7に表示されるとともに調理注文用バッファ36に追加
され、かつ調理フラグF3がセットされる。また、調味
選択キー16の入力により該当調味種類が調味テーブル
から読出されて前面表示器3および客用表示器7に表示
されるとともに調理注文用バッファ36に追加され、か
つ調理フラグF3がリセットされる。なお、調理指定キ
ー17と調味選択キー16とは必ずペアで入力し、1つ
の調理品に対して複数回の入力が可能である。
そして、1つの調理品に対して全ての調理変更データの
入力が終了したならば、再度グリルキー15を操作す
る。そうすると、グリルフラグF1と商品フラグF2と
がリセットされるとともに調理注文用バッファ36の内
容がプリンタ28によりレシート用紙に印字され、所定
のフォーマットからなるチケットとしてレシート発行口
5から発行される。しかして、調理注文用バッファ36
はクリアされ、初期状態に戻る。
第10図は調理変更要求がなされたときに発行されるチ
ケットの一例を示している。この場合、調理品の個数
(3),調理品名(スパゲッティー),調理注文データ
(2×ツイカ ケチャップ、サクジョ ピーマン)は2
か所に印字され、スタブ40より上側は客か保持し、下
側は給仕人が回収して品揃えや厨房への業務管理用等に
使用する。
このように本実施例によれば、キーボード2上のグリル
キー15,調味選択キー16,調理指定キー17の簡単
なキー操作により、レシート用紙に調理品の調理変更デ
ータを印字でき、かつ所定のフォーマットからなるレシ
ートとして発行できる。したがって、注文品と調理品と
の対応を容易にとることができ、客に間違った調理品を
提供してしまうおそれがなくなる。また、客側において
も、チケットを見ることにより、要求した調理内容が正
確に伝わっているか否かを判断できる。さらに、キャッ
シャーは客からの調理変更要求を受けたとき従来のよう
にキー操作を一旦止めてメモ用紙等に記載する必要がな
いので、操作性の向上をはかり得、労力が軽減される。
また、入力操作は短時間で行なうことができ、混雑時に
客を待たせるといった不具合を解消できる上、従来通り
のチケットをそのまま利用できるので、コスト高となる
おそれはない。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。この第
2の実施例が前記第1の実施例と異なる点は、レシート
をチケットとして発行するのではなく、第11図(a)
(b)に示すように調理品名,個数,金額,合計金額等
に加えて調理変更データを印字した通常のレシート41
と、調理品名,個数,調理変更データを印字した厨房用
シート42を発行する点である。そして、厨房用シート
42はプリンタ28によりレシート用紙に印字され、レ
シート41に続いて自動的にレシート発行口5から発行
される。
この実施例を実現するためには、前記第1の実施例にお
ける装置構成に対して所定キーの処理手順を変更し、調
理注文用バッファ36を厨房用シート42の印字バッフ
ァとして使用すればよい。以下、第12図ないし第16
図を用いて各キーの処理手順について説明する。
第12図はグリルキー15入力時の処理手順を示す流れ
図である。グリルキー15が入力された場合には、ST
11としてフラグメモリ37にグリルフラグF1がセット
されているか否かを判断する。そして、セットされてい
なければ、グリルフラグF1をセットし、前面表示器3
に例えば「Grill」なる文字を表示して調理変更デ
ータの入力処理を宣言する(グリルフラグセット手
段)。一方、ST11にてグリルフラグがセットされてい
たならば、ST12としてフラグメモリ37に商品フラグ
F2がセットされているか否かを判断する。そして、セ
ットされていたならば前記グリルフラグF1をリセット
するとともに商品フラグF2をリセットして終了する。
なお、ST12にて商品フラグF2がセットされていなけ
ればグリルフラグF1をリセットして終了する。
第13図はPLUキー11の操作により調理品に対応し
て設定された商品コードすなわちPLUコードが入力さ
れた場合の処理手順を示す流れ図である。商品コードが
入力された場合には、ST13としてグリルフラグF1が
セットされているか否かを判断する(グリルフラグ調査
手段)。そして、セットされていたならば商品フラグF
2をセットし、かつ同時にPLUファイル31の設定P
LUコードを検索して入力PLUコードに該当する設定
PLUコードを検索し、この設定PLUコードに対応す
る調理品名,単価等を読出して、これらのデータを個数
データとともに調理注文用バッファ36に転送する(調
理品情報格納手段)。また、表示バッファ32に前記調
理品名,個数の各データを転送し、これらを前面表示器
3および客用表示器7に表示させる。一方、ST13にて
グリルフラグF1がセットされていなければ、PLUフ
ァイル31の設定PLUコードを検索して入力PLUコ
ードに該当する設定PLUコードを検索し、この設定P
LUコードに対応する調理品名,単価等を読出して、こ
れらを表示バッファ32に転送し、前面表示器3および
び客用表示器7に表示させる。表示後は、通常の登録処
理を行ない、レシートおよびジャーナルに印字して終了
する。
第14図は調理指定キー17入力時の処理手順を示す流
れ図である。調理指定キー17が入力された場合には、
ST14およびST15としてグリルフラグF1および商品
フラグF2がセットされているか否かを判断する(第1
の商品フラグ調査手段)。そして、両フラグF1,F2
がセットされていたならば、調理指定キー17のキー信
号に応じて調理テーブル35を検索し、該当する調理方
法データを読出す(調理方法読出し手段)。そして、こ
の調理方法データを表示バッファ32に転送し、このデ
ータを前面表示器3および客用表示器7に表示させる。
また、当該調理方法データを前記調理注文用バッファ3
6に転送する(調理変更データ追加手段)。次に、フラ
グメモリ37の調理フラグF3をセットするとともに、
当該調理方法データをレシートおよびジャーナルに印字
して終了する。
第15図は調味選択キー16入力時の処理手順を示す流
れ図である。調味選択キー16が入力された場合には、
ST16,ST17およびST18としてグリルフラグF1,
商品フラグF2および調理フラグF3がセットされてい
るか否かを判断する(第2の商品フラグ調査手段)。そ
して、各フラグF1,F2,F3がセットされていたな
らば、調味選択キー16のキー信号に応じて調味テーブ
ル34を検索し、該当する調味種類データを読出す(調
味種類読出し手段)。そして、この調味種類データを表
示バッファ32に転送し、このデータを前面表示器3お
よび客用表示器7に表示させる。なお、当該調味種類デ
ータを前記調理注文用バッファ36に転送する(調理変
更データ追加手段)。次に、調理フラグF3をリセット
するとともに当該調味種類データをレシートおよびジャ
ーナルに印字して終了する。
第16図は預/現計キー13入力時の処理手順を示す流
れ図である。なお、この預/現計キー13が入力される
前には通常置数キー12により預り金額が置数される
が、置数がない場合には登録処理により得られた合計金
額がそのまま置数されているものとみなして処理され
る。しかして、預/現計キー13が入力された場合に
は、合計金額と預り金額との減算が行なわれ、ST19
として両金額の大小比較がなされる。そして、預り金額
が合計金額よりも少ない場合には前面表示器3および客
用表示器7に不足金額を表示して終了する。一方、ST
19にて預り金額が合計金額を満たしている場合には通
常の登録処理を行なうとともにドロワ9に開放指令を出
力する。また、釣銭金額(預り金額−合計金額)を前面
表示器3および客用表示器7に表示し、かつ合計金額,
預り金額,釣銭金額をレシートおよびジャーナルに印字
し、レシート41のみを切断してレシート発行口5から
発行する。次に、調理注文用バッファ36の内容にした
がってレシートに印字を行ない、厨房用シート42とし
てレシート発行口5から発行する(データ印字出力手
段)。発行後は調理注文用バッファ36の内容をクリア
する。
かくして、キャッシャーはレシート41のみを客に手渡
し、厨房用シート42は厨房に回す。その結果、レシー
ト41には調理品名,個数,金額等とともに調理変更デ
ータが印字されているので、前記第1の実施例と同様な
効果を奏し得る上、調理変更データを印字した厨房用シ
ート42を厨房に回すことにより、厨房での業務処理を
効率的に行なうことができ、ミスの低減をはかり得る。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではない。
例えば、前記第2の実施例では厨房用シート42をレシ
ート用紙に印字して発行する場合を示したが、他のプリ
ンタおよび記録紙を用いて印字,発行するようにしても
よい。また、レシート41と厨房用シート42のみなら
ず、第1の実施例におけるチケットを発行できるように
してもよい。このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能であるのは勿論である。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば、客の好みに応じ
て調理品の調理変更を行う場合に、その変更内容に従い
簡単なキー操作を行うだけで、調理品の名称及び個数と
ともに変更内容が具体的に記述された注文票を取得で
き、注文ミスの低減を図り得る電子式キャッシュレジス
タを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電子式キャッシュレジスタの機能構成
を示すブロック図、第2図ないし第10図は本発明の第
1の実施例を示す図であって、第2図は電子式キャッシ
ュレジスタの外観構成を示す斜視図、第3図はキーボー
ドのキーマトリクス構成を示す模式図、第4図は電子式
キャッシュレジスタの内部構成を示すブロック図、第5
図はRAMの領域構成を示す模式図、第6図ないし第9
図は所定キー入力に対するCPUの処理手順を示す流れ
図、第10図はチケット発行例を示す模式図、第11図
(a)(b)ないし第16図は本発明の第2の実施例を
示す図であって、第11図(a)(b)はレシートおよ
び厨房用シートの発行例を示す模式図、第12図ないし
第16図は所定キー入力に対するCPUの処理手順を示
す流れ図である。 2……キーボード、3……前面表示器、11……PLU
キー、12……置数キー、13……預/現計キー、15
……グリルキー、16……調味選択キー、17……調理
指定キー、18……コントロールキー、21……CP
U、24……ROM、25……RAM、28……プリン
タ、31……PLUファイル、34……調味テーブル、
35……調理テーブル、36……調理注文用バッファ、
37……フラグメモリ、F1……グリルフラグ、F2…
…商品フラグ、F3……調理フラグ、41……レシー
ト、42……厨房用シート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種調理品の商品コードを入力するための
    キーが配置されたキーボードを備え、このキーボードの
    キー操作入力により商品コードが入力されると、その商
    品コードに基づいて商品販売データを取得して記憶部に
    登録するとともに印字出力する電子式キャッシュレジス
    タにおいて、 前記記憶部に、前記調理品に対する各種の調味種類デー
    タを記憶する調味テーブル、前記調理品に対する各種の
    調理方法データを記憶する調理テーブル、グリルフラグ
    及び商品フラグを記憶するフラグメモリ及び注文調理用
    バッファを設けるとともに、前記キーボードに、前記調
    理品の調味種類及び調理方法の変更を宣言するグリルキ
    ー、前記調味テーブルに記憶された調味種類データを選
    択する調味選択キー及び前記調理テーブルに記憶された
    調理方法データを選択する調理指定キーを設け、かつ前
    記グリルキーが操作入力されると前記グリルフラグをセ
    ットするグリルフラグセット手段と、前記キーボードの
    キー操作入力により商品コードが入力されると前記グリ
    ルフラグを調べるグリルフラグ調査手段と、この手段に
    よりグリルフラグがセットされていることを確認すると
    前記商品フラグをセットするとともにコード入力された
    調理品の名称,個数等の調理品情報を前記注文調理用バ
    ッファに格納する調理品情報格納手段と、前記調理指定
    キーが操作入力されると前記商品フラグを調べる第1の
    商品フラグ調査手段と、この手段により商品フラグがセ
    ットされていることを確認すると前記調理テーブルから
    選択された調理方法データを読出す調理方法読出し手段
    と、前記調味選択キーが操作入力されると前記商品フラ
    グを調べる第2の商品フラグ調査手段と、この手段によ
    り商品フラグがセットされていることを確認すると前記
    調味テーブルから選択された調味種類データを読出す調
    味種類読出し手段と、前記調理方法読出し手段及び調味
    種類読出し手段によりそれぞれ読出された調理方法デー
    タ及び調味種類データを前記調理注文用バッファに追加
    格納する調理変更データ追加手段と、この手段により各
    データが追加格納された前記調理注文用バッファの記憶
    内容を記録紙に印字出力するデータ印字出力手段とを設
    けたことを特徴とする電子式キャッシュレジスタ。
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