JPH02144796A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、電子式キャッシュレジスタやこのレジスタを
端末機としてコントローラで集中管理するＰＯＳシステ
ムなどの商品販売データ処理装置に関する。

［従来の技術］ 近年、ファーストフード店等の飲食店で使用されている
電子式キャッシュレジスタのなかにはＣＲＴなどの画面
表示器を備えたものがあり、このものは１客の全ての注
文データを同一画面上に表示できるので都合が良い。す
なわち、店員は客から注文を受ける毎に電子式キャッシ
ュレジスタのキーボードをキー操作して注文商品の登録
を行ない、その客の全注文商品登録後、その合計金額に
見合った支払いを客から受けて登録締めキーを作するが
、このとき、画面表示器には全注文商品の品名、販売点
数、販売金額等が表示されるので、店員は表示内容にし
たがって品揃えを行なうことができる。

ところが、商品の注文を受けてから調理を始めるような
飲食店では品揃えに時間がかかるので、品揃えを画面表
示に頼っていては次の客を待たせることになり効率が悪
くなる。このため、品揃えに時間を要する店では客から
の注文を伝票に書込むとともに電子式キャッシュレジス
タに登録して双成えず会計を行ない、その後、その伝票
を頼りに品揃えを行なうようにしていた。

［発明が解決しようとする課題］ しかるに、上記のように品揃え時間を要する飲食店では
客から受けた注文を伝票に書込む作業と電子式キャッシ
ュレジスタに登録する作業とが要求されるため、店員の
負担が大きいばかりか会計にかかる時間も長くなり、効
率の悪いものであった。

そこで本発明は、登録商品の品名とその登録点数とが印
字され品揃えに利用できる管理レシートを自動発行でき
、品揃えに時間を要する場合でも伝票に注文を書込む作
業を不要にして、店員の負担軽減をはかり得るとともに
会計業務の時間短縮をはかり得る商品販売データ処理装
置を提供しようとするものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、各商品の単品コードに対応して少なくともそ
の商品の品名および単価が設定された単品ファイルを有
し、単品コードが入力されると単品ファイルから少なく
とも対応する商品の単価を読出して点数、金額等のデー
タを累計メモリに登録処理し、登録締め操作により合計
金額等の締めデータを印字してレシートを発行する商品
販売データ処理装置において、各商品の単品コードに対
応してそれぞれ設けられた登録点数カウンタと、単品コ
ードの入力により得られた点数だけその単品コードに対
応する登録点数カウンタを更新するカウンタ更新手段と
、登録締め操作による締めブタ印字後、登録点数カウン
タを検索してカウント値が零以外のカウンタに対応する
単品コードの商品の品名を単品ファイルから読出し、そ
のカウント値とともにレシートに印字して当該カウンタ
をクリアする締め印字制御手段とを備えたものである。

［作用］ このような手段を講じた商品販売データ処理装置であれ
ば、入力装置を介して販売商品の単品コードが人力され
ると、単品ファイルからその商品の品名および単価が読
出されて販売データが得られ、売上累計メモリに登録処
理されるとともに、入力単品コードに対応する登録点数
カウンタが販売点数だけ加算される。また、取消商品の
単品コドが入力されると、単品ファイルからその商品の
品名および単価が読出されて取消データが得られ、マイ
ナス売上累計メモリに登録処理されるとともに、人力単
品コードに対応する登録点数カウンタが取消点数だけ減
算される。その後、登録締めキーが操作されると、レシ
ートに登録処理された商品販売データに続いて合計金額
等の締めデータが印字されるとともに、各商品の単品コ
ードに対応する登録点数カウンタが順次検索される。そ
して、カウント値が零以外のカウンタが検索される毎に
そのカウンタに対応する単品コードの商品の品名が単品
ファイルから読出され、カウント値とともにレシートに
印字され、このカウンタはクリアされる。しかして、締
めデータの印字部分までが通常レシートとして客に手渡
され、残りの部分は管理レシートとして商品の品揃えに
使用される。

［実施例］ 以下、本発明を単体の電子式キャッシュレジスタに適用
した一実施例について図面を参照しながら説明する。

第１図はこの実施例の電子式キャッシュレジスタを示す
ブロック図である。同図において１は制御部本体として
のＣＰＵ、２はＣＰＵＩが各部を制御するためのプログ
ラムデータなどが設定されたＲＯＭ、３はＣＰＵＩの制
御に必要な各種メモリが形成されたＲＡＭである。

４は現在時刻を計時する時計回路、５はモードスイッチ
６からの信号を入力するＩ１０ボート、７はキーボード
８からのキー信号を入力処理するキーボード回路、９は
表示部１０を駆動制御する表示制御回路、１１はプリン
タ１２を駆動してレシートなどに印字を行なわせるプリ
ンタ駆動回路１３とドロワ１４を開放させるドロワ開放
装置１５とにＣＰＵＩからの駆動信号を出力するＩ１０
ボート１１である。

そして、同図に示すように、前記ＣＰＵＩは、データバ
ス、アドレスバス、制御バスなどのパスライン１５を介
して、ＲＯＭ２．ＲＡＭ３．時計回路４．Ｉ１０ボート
５．キーボード回路７１表示制御回路９．Ｉ１０ボート
１１をそれぞれ接続している。

前記モードスイッチ６は、電源のオン／オフを制御する
とともに、「登録」　「精算」　「設定」等の各種業務
モードを選択しその実行をＣＰＵＩに知らせる制御スイ
ッチであって、鍵にて操作される。

前記キーボード８には、第２図に示すように、ｒｏＯＪ
　　ｒＯＪ〜「９」の置数キー、予め各商品の単品コー
ドとしてのＰＬＵ　（プライス・ルック・アップ）コー
ドが設定されている複数のプリセットＰＬＵキー２２、
置数データがＰＬＵコードであることを指定するＰＬＵ
キー２３、置数データが乗数であることを指定する乗算
キー２４、小計金額の表示、印字を行なう小計キー２５
、現金決済による登録締めキーとしての預／現計キー２
６、置数クリアなどに使用するクリアキー２７、直前取
消等に使用する取消キー２８、電子式キャッシュレジス
タの操作責任者によるサインオン業務またはサインオフ
業務に使用する責任者キー２９、などの各種キーが配設
されている。

前記表示部１０は、品名、販売金額２合計金額。

釣銭額等を電光表示するドツト表示器と、「登録」「エ
ラー」などの状態表示に使用する複数のトライマーク表
示素子から構成されている。

前記プリンタ１２は、レシートやジャーナルなどに印字
を行なうドツトヘッド機構のほか、レシートに店名やロ
ゴなどの印刷を行なうスタンプ機構、レシートを切断す
るカッタ機構等を有している。

前記ドロワ１４は、釣銭用の現金等を収納しておくため
ものである。

前記ＲＡＭ３には、第３図に示すように、各商品のＰＬ
Ｕコードに対応してその商品の品名、単価、各種ステー
タスの商品データがそれぞれ設定された設定エリア３１
ａと、この設定エリア４１ａに商品データが設定された
各商品の売上点数および売上金額をＰＬＵコード別に累
計する売上累計エリア３１ｂと、この各ＰＬＵコードに
対応してそれぞれ設けられた登録点数カウンタエリア３
１ｃとからなる単品ファイル３１が形成されている。

また、同図に示すように、単品ファイル３１へのデータ
設定数ｎを記憶する設定数メモリ３２、サインオン業務
によって登録された責任者コードを記憶する責任者メモ
リ３３、登録商品のＰＬＵコードを記憶するＰＬＵメモ
リ３４、登録商品の登録点数を記憶する点数メモリ３５
、単品ファイル３１からの読出しアドレスを指定する読
出しカウンタＡのカウンタメモリ３６、取引数を計数す
る取引カウンタＢのカウンタメモリ３７、置数データを
一時格納する置数バッファ３８．１客の合計金額を算出
する合計器３９．１客の登録中にセットされる登録中フ
ラグＦのフラグメモリ４０などが設けられている。

しかして、前記ＣＰＵＩはモードスイッチ６にて「登録
」モードが選択された状態で、置数キー２１と責任者キ
ー２９とによりサインオン操作が行なわれると、その置
数データを操作責任者の責任者コードと認識して責任者
メモリ３３に格納し、商品の登録業務を許可する。そし
て、キーボード８からの各種キーデータ入力にしたがっ
て、第４図ないし第６図に示す処理を実行するようにプ
ログラム設定されている。

第４図はＰＬＵコードが入力された場合の処理を示す流
れ図であって、プリセットＰＬＵキー２２または置数キ
ー２１とＰＬＵキー２３とによって商品のＰＬＵコード
が入力されると、先ず懺≠≠＃槙千Ｐ　Ｌ　Ｕメモリ３
４の内容を入力されたＰＬＵコードに書換える。次に、
ＰＬＵメモリ３４内のＰＬＵコードでＰＬＵファイル３
１の設定エリア３１ａを検索し、一致するＰＬＵコード
が設定されていたならば対応する品名および単価を読出
す。そして、点数メモリ３５内の登録点数を販売点数と
し、単価に登録点数を乗じて販売金額を算出して、販売
点数および販売金額を単品ファイル３１の当該ＰＬＵコ
ードに対応する売上累計エリア３１ｂに累計登録する。

なお、点数メモリ３５にはＰＬＵコードの入力直前に置
数キー２１と乗算キー２４とにより乗数入力が有った場
合にはその乗数が格納され、無かった場合には“１°が
格納される。

次に、算出された販売金額を合計器３つに加算する。ま
た、単品ファイル３１の当該ＰＬＵコーに読出した品名
と販売金額とを表示させるとともに、プリンタ１２を駆
動してレシートに同じく品名と販売金額とを印字出力す
る。しかる後、フラグメモリ４０の登録中フラグＦがリ
セット（０）状態であったならばセット（１）して、こ
の処理を終了する。

第５図は取消キー２８が入力された場合の処理を示す流
れ図である。すなわち、取消キー２８の入力を検知する
と、先ずＰＬＵメモリ３４にＰＬＵコードが格納されて
いるか否かを調べる。

そして、格納されている場合にはそのＰＬＵコードの商
品が直前に登録処理されたので、プリンタ１２を駆動し
て取消マークｒ−−−−−Ｊを印字した後、ＰＬＵファ
イル３１からＰＬＵメモリ３４内のＰＬＵコードに対応
する単価を読出す。

そして、点数メモリ３５内の登録点数を取消点数とし、
単価に取消点数を乗じて取消金額を算出して、取消点数
および取消金額を単品ファイル３１の当該ＰＬＵコード
に対応する売上累計エリア３１ｂから減算する。また、
算出された取消金額を合計器３９から減算する。さらに
、単品ファイル３１の当該ＰＬＵコードに対応する登録
点数カウンタエリア３１ｃの内容を取消点数だけ減算す
る。しかる後、ＰＬＵメモリ３４をクリアしてこのキー
処理を終了する。

第６図は預／現計キー２６が入力された場合の処理を示
す流れ図である。すなわち、登録中フラグＦがセット（
１）されている状態で預／現計キー２６の１人力を検知
すると、先ず預り金額から合計器３０内の合計金額を減
算して釣銭額を算出する釣銭演算を実行し、算出された
釣銭額を表示部１０に表示させる。なお、預り金額は預
／現計キー２６の入力直前に置数キー２１による置数が
行なわれたならばその置数データ（置数バッファ３８に
格納されている）を預り金額とし、置数が行なわれてい
なければ合計器３９の合計金額を預り金額とする。

次に、合計金額、預り金額および釣銭額を順次レシート
に印字する。また、責任者メモリ３３内の責任者コード
および時計回路４から読出した時刻を印字する。さらに
、カウンタメモリ３７における取引数カウンタＢの値を
印字する。しかる後、レシートを数ラインフィードして
例えば２／３程度の一部切断（ハーフカット）を行なう
。その後、時計回路４から読出した日付を印字する。

次に、カウンタメモリ３６の読出しカウンタＡを“１”
に初期化し、ＰＬＵファイル３１からこのカウンタＡの
ＰＬＵコードに対応する品名および登録点数カウンタエ
リア３１ｃの内容を読出す。

そして、カウンタエリアＣの内容が零であれば読出しカ
ウンタＡを「＋１」だけ更新して同様にカウンタＡのＰ
ＬＵコードに対応する品名および登録点数カウンタエリ
ア３１ｃの内容を読出す。カウンタエリア３１ｃの内容
が零以外の場合には読出した品名とそのカウンタエリア
３１ｃの内容とをレシートに印字出力する。その後、読
出しカウンタＡを「＋１」だけ更新してカウンタＡのＰ
ＬＵコードに対応する品名および登録点数カウンタエリ
ア３１ｃの内容を読出す。

こうして、読出しカウンタＡの値が設定数メモリ３２内
の設定数ｎを越えたならば、ＰＬＵファイル３１に設定
された全データについて検索を終了したので、レシート
に対して責任者および時刻の印字および店名、ロゴなど
のスタンプの押印を行なった後、レシートの完全切断（
フルカット）を行なう。

次に、レシートに日付を印字する。また、取引数カウン
タＢを「＋１」だけ更新する。しかる後、各ＰＬＵコー
ドに対応する登録点数カウンタエリア３１ｃと合計器３
９をクリアし、登録中フラグＦをリセット（０）して終
了する。

このように構成された本実施例においては、店員は客か
ら注文を受けるとその注文商品のＰＬＵコードをプリセ
ットＰＬＵキー２２または置数キー２１とＰＬＵキー２
３とによって入力する。そうすると、単品ファイル３１
の入力ＰＬＵコードに対応する登録点数カウンタエリア
３１ｃがその登録点数分更新される。こうして、客の全
注文商品の登録を完了し、登録の締め操作を行なうと、
合計金額、預り金額、釣銭額等の締めデータに続いて取
引カウンタＢの取引数等がレシートに印字されるととも
に、このレシートがハーフカットされる。次いで、取引
数等の再印字が行なわれた後、単品ファイル３１におけ
る登録点数カウンタエリア３１ｃが検索され、このカウ
ンタエリア３１ｃの内容が零以外の商品すべてについて
品名が読出されてそのカウンタエリア３１ｃの内容とと
もにレシートに順次印字される。しかる後、レシートの
フルカットが行なわれ、１枚のレシートが発行される。

今、例えばＰＬＵコード［０１］、ＰＬＵコード［０２
］、取消キー２８．ＰＬＵコード［２０］置数データ［
２０００１，預／現計キー２６の順でキー人力を行なっ
たとすると、第７図中５０で示す部分がレシートとして
発行される。このレシート５０は一点鎖線５１において
ハーフカットされており、上部を客に手渡す通常レシー
ト５２として使用し、下部を商品の品揃えに用いる管理
レシート５３として使用する。なお、第７図のレシート
上において［０１２］は一連の取引番号を示している。

このように本実施例によれば、従来通りのキー操作で客
から受けた注文をキー人力することによって、客に手渡
す通常レシート５２とは別に品揃えに用いる管理レシー
ト５３を自動発行できる。

したがって、品揃えに時間を要する飲食店であっても注
文内容を伝票に書込む作業が不要となり、店員の負担が
軽減される。しかも、伝票に書込む時間を短縮できる上
、客の注文を聞きながらキー人力できるので、作業効率
が良好となり、短時間で多くの客を捌けるようになる。

また、管理レシート５３にも通常レシート５２と同様の
取引数を拡張して印字しているので、品揃え後に客を探
す場合に容易となる。しかも、管理レシート５３には取
引数のほか品揃え商品の品名とその数量等の必要最少限
のデータしか印字されないので、従来の注文伝票よりも
見易い上、コストも低減できる。

なお、前記実施例では通常レシート５２と管理レシート
５３との間をハーフカットしたが、フルカットして２枚
のレシートとして発行してもよい。

また、ハーフカットの代わりにミシン目等を入れるよう
にしてもよい。

また、複数台の電子式キャッシュレジスタを端末機とし
コントローラで集中管理するようにしたＰＯＳシステム
であっても適用できるのは言うまでもない。このほか、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であ
るのは勿論である。

［発明の効果］ 以上詳述したように、本発明によれば、登録商品の品名
とその登録点数とが印字され品揃えに利用できる管理レ
シートを自動発行でき、品揃えに時間を要する場合でも
伝票に注文を書込む作業を不要にして、店員の負担軽減
をはかり得るとともに会計業務の時間短縮をはかり得る
商品販売データ処理装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明を電子式キャッシュレジスタに適用した一実
施例を示す図であって、第１図は電子式キャッシュレジ
スタのブロック図、第２図はキーボードのキー配置図、
第３図はＲＡＭの主要なメモリ構成を示す図、第４図な
いし第６図はＣＰＵにおける主要な処理を示す流れ図、
第７図はレシートの一発行例を示す図である。 １・・・ＣＰＵ、２・・・ＲＯＭ、３・・・ＲＡＭ、４
・・・時計回路、８・・・キーボード、１０・・・表示
部、１２・・・プリンタ、２５・・・預／現計キー（登
録締めキー）、３１・・・単品ファイル、３１Ｃ・・・
登録点数カウンタエリア、３９・・・合計器、５２・・
・通常レシート、５３・・・管理レシート。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 各商品の単品コードに対応して少なくともその商品の品
   名および単価が設定された単品ファイルを有し、単品コ
   ードが入力されると前記単品ファイルから少なくとも対
   応する商品の単価を読出して点数、金額等のデータを累
   計メモリに登録処理し、登録締め操作により合計金額等
   の締めデータを印字してレシートを発行する商品販売デ
   ータ処理装置において、前記各商品の単品コードに対応
   してそれぞれ設けられた登録点数カウンタと、前記単品
   コードの入力により得られた点数だけその単品コードに
   対応する前記登録点数カウンタを更新するカウンタ更新
   手段と、前記登録締め操作による締めデータ印字後、前
   記登録点数カウンタを検索してカウント値が零以外のカ
   ウンタに対応する単品コードの商品の品名を前記単品フ
   ァイルから読出し、そのカウント値とともに前記レシー
   トに印字して当該カウンタをクリアする締め印字制御手
   段とを具備したことを特徴とする商品販売データ処理装
   置。