JPH0641894Y2 - バンパー構造 - Google Patents

バンパー構造

Info

Publication number
JPH0641894Y2
JPH0641894Y2 JP4167189U JP4167189U JPH0641894Y2 JP H0641894 Y2 JPH0641894 Y2 JP H0641894Y2 JP 4167189 U JP4167189 U JP 4167189U JP 4167189 U JP4167189 U JP 4167189U JP H0641894 Y2 JPH0641894 Y2 JP H0641894Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bumper
corner
corner member
ribs
rib
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4167189U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02132548U (ja
Inventor
靖彦 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP4167189U priority Critical patent/JPH0641894Y2/ja
Publication of JPH02132548U publication Critical patent/JPH02132548U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0641894Y2 publication Critical patent/JPH0641894Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、自動車等の車両のバンパー構造に関する。
(従来の技術) 一般に、自動車は衝突時に安全を保証するため、フロン
ト及びリヤにバンパーを備える。バンパーは合成樹脂製
の本体と、バンパーフェイシャと、バンパーレインフォ
ースを主体とし、これらを組合せて車体メンバ(ステ
ー)に取付けられる(日産自動車株式会社 昭和56年9
月発行サービス周報 第442号参照)。
近年、バンパーコーナ部の衝突時の修理の便宜を図るた
め、第5図に示すように、バンパー本体Aに適宜数のス
リットDを設け、これに別製のコーナ部材Cの爪Bを引
かけて取付けるものがある。従来は、このようにコーナ
部を別物とすることにより、バンパー全部を交換せずと
もコーナ部材を交換するだけで修理が済み、修理代を安
くするようにしてある。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、従来の場合は、バンパー本体にコーナ部
材を爪に引掛けて取付ける簡単な構造であるため、両者
の合せ面が合わず取付作業が困難である。又、外れ易く
コーナ部材の剛性も不足しているという問題点があっ
た。
この考案は、前記課題を解決すべく、コーナ部材の取付
作業性及び取付後の剛性を改善したバンパー構造を提供
することを目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) この考案は前記目的を達成するため、バンパー本体のコ
ーナ部に前面から側面にかけて連らなる凹部を形成する
と共に、該凹部の表側に複数のリブをバンパー本体の一
般部と同程度に突出するように形成し、前記凹部に適合
するコ字状断面のコーナ部材を前記リブにて位置決めさ
せてバンパー本体に取付けたものである。
(作用) コーナ部材がバンパー本体にリブにより内面が位置決め
されて取付けられるため、両者の合せ面が精度良く合わ
せられ、取付作業が良好にできる。又、リブにより位置
決めされて取付けられるため、コーナ部材の剛性が確保
される。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を第1〜4図により説明す
る。
まず、構成を説明する。バンパー本体1は、合成樹脂材
料を用いて型物で成形されており、第1図には主として
コーナ部2を示してあるが、中央の一般部7から両側に
延び、かつ後方(車体側)にほぼ直角に曲ったコーナ部
2を有するものである。一般部7は、第2図に断面図に
も示すように横幅方向の突出部8と、その上方に連なる
水平長手方向の上縁9と、又、下方に連らなる垂直長手
方向の下縁10とを有し、裏側空所11と12とに適宜形状、
かつ適宜数のリブ13を有する。又突出部8はコーナ側に
隔壁14を有し、この隔壁14には縦方向のスリット15を穿
設してある。コーナ部2は第3図及び第4図にも示すよ
うに、前記突出部8の裏側部分と似た断面で前面から側
面にかけて連らなりコーナ状に曲った凹部3を有し、該
凹部3を、上縁9及び下縁10に連続しかつ裏側へ折返し
て形成した上壁16及び下壁17と、垂直壁18とで形成して
ある。上壁16には横方向のスリット19と21とを穿設し、
又下壁17にはスリット20と22とを穿設してある。又、垂
直壁18には横並びの2個のボルト穴23を穿設し車体メン
バ(ステー)6のフランジの穴にボルト24でバンパー本
体1を取付けられるようにする。垂直壁18には、表側に
向って垂直の3個のリブ4a及び水平の1個のリブ4bを突
出部8の位置まで突出するように設け両者は互いに交差
結合するようにしてある。3個の垂直のリブ4aは底壁25
を共通に有し、その底壁25にU字型あるいはJ字型のジ
ャムナット26を挿みこんである。凹部3の曲り終端は本
体一般部3と同様の断面形状に戻り、突出部8aと縦方向
スリット15aを穿設した隔壁14aとを有するように形成し
てある。コーナ部材5は断面がコ字状で曲率中心側が解
放してあり、端面に端板27,28を有し、かつ、前述の各
スリットに入りこむ爪29,30,31,32,36及び37を有してお
り、凹部3に適合するように、かつ、断面は突出部8の
断面と似た造形上考慮したものとしてある。又、コーナ
部材5は上辺及び下辺には切欠33及び34を有し、更に下
辺同所にはボルト穴35を有している。このボルト穴35に
はトルクスボルト38を使う。
なお、上縁9と上壁26との間には長手方向において適宜
の間隔でリブ39を設ける。又、上縁9の上部には車体に
バンパーを取付けたときの隙間を見えないようにするた
め、適宜の縁辺40を設ける。
次に前記実施例の作用を説明する。まず、車体にバンパ
ーを組付ける場合は、バンパー本体1にコーナ部材5を
取付ける前にボルト穴23にボルト24を通し車体のメンバ
6に締結して組付ける(第3図参照)。次に、コーナ部
材5をコーナ部2の凹部3にはめこみ、爪29,30,31,32,
36及び37をスリット19,20,21,22,15及び15aにひっかけ
る(第3図)。そして、下方からボルト穴35にトルクス
ボルト38をジャムナット26にねじこむ。トルクスボルト
38は一般の六角ボルトの頭部とは形状が異なり特殊な工
具で着脱できるようになっており、これにより盗難が防
がれる。
バンパー本体1へのコーナ部材5の取付は、以上説明し
たようにバンパー外表面から作業が容易にできる。しか
も、コーナ部材5は凹部3にしっかりとはまりこみ、
又、その内部にはリブ4a及び4bの若干の隙間をもって、
又は当接する程度に位置しているので、剛性が保たれ
る。又、軽衝突時は、内部のリブ4a及び4bがレインフオ
ースとしての補強材の役目をする。
更に、コーナ部材5が局部的な破損等により交換する場
合は、バンパー本体1を車体から外さなくとも、トルク
スボルト28を特殊工具で除き、各爪をひとつひとつスリ
ットから外せば取れるので、容易に新品と交換できる。
なお、前記実施例では、コーナ部材5は、純然たるコー
ナ部分のもので説明したが、コーナ部から更に一般部
(前面部)まで延長したバンパーフェイシヤ的な別物の
場合でもこの考案を適用することができる。その際、リ
ブ4a又は4bは適宜追加設定するものとする。
又、一般部7も、軽衝突性能向上のため、裏側に適宜リ
ブを増設配置することが好ましい。
かくして、この考案のバンパー構造は、合成樹脂で表裏
共抜型良好にリブなどの成形をしてあるので従来のよう
な別あつらいのレインフオースを設ける必要がなく、し
かもコーナ部材を確実に取付けができるのである。
[考案の効果] 以上説明してきたように、この考案は、その構成をバン
パー本体のコーナ部に凹部を形成すると共に、該凹部の
表側に複数のリブをバンパー本体の一般部と同程度に突
出するように形成し、前記凹部に適合するコ字状断面の
コーナ部材を前記リブにて位置決めされるようにバンパ
ー本体に取付ける構成としたため、コーナ部材の取付作
業性及び剛性を向上できるという効果を生ずる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す部分的斜視図、第2
図は第1図のII-II断面図、第3図は第1図のIII-III断
面図、第4図は第1図のIV-IV断面図で共に要部取付後
の図、第5図は従来の部分的斜視図、第6図は第5図の
VI-VI断面図で要部取付後の図である。 図面に現わした符号の説明 1…バンパー本体、2…コーナ部 3…凹部、4a,4b…リブ 5…コーナ別物、6…メンバ 7…一般部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バンパー本体のコーナ部に前面から側面に
    かけて連らなる凹部を形成すると共に、該凹部の表側に
    複数のリブをバンパー本体の一般部と同程度に突出する
    ように形成し、前記凹部に適合するコ字状断面のコーナ
    部材を前記リブにて位置決めさせてバンパー本体に取付
    けてなるバンパー構造。
JP4167189U 1989-04-11 1989-04-11 バンパー構造 Expired - Lifetime JPH0641894Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4167189U JPH0641894Y2 (ja) 1989-04-11 1989-04-11 バンパー構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4167189U JPH0641894Y2 (ja) 1989-04-11 1989-04-11 バンパー構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02132548U JPH02132548U (ja) 1990-11-02
JPH0641894Y2 true JPH0641894Y2 (ja) 1994-11-02

Family

ID=31552539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4167189U Expired - Lifetime JPH0641894Y2 (ja) 1989-04-11 1989-04-11 バンパー構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0641894Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02132548U (ja) 1990-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01156154A (ja) 自動車用放熱器枠
JP5261528B2 (ja) 車両用バンパ取付構造
US4623182A (en) Bumper for vehicle, especially motor vehicles, and method of manufacture
JPH0641894Y2 (ja) バンパー構造
JP2009062019A (ja) 車両用ドアのドアライニング
KR20010051395A (ko) 차체의 리어플로어 구조
EP0602590B1 (en) Rear fender for motor-bicyle
JP3852748B2 (ja) ブラケット
JPH11314552A (ja) 車両用グリルの取付構造
JPH0554806U (ja) 内装部品の取付構造
JP3624551B2 (ja) 自動車のフロントバンパー構造
JPS606362Y2 (ja) バンパ−サイド部の取付部構造
JP2892627B2 (ja) バンパー構造
JP2578980Y2 (ja) 自動車用ラジエータグリルの取付構造
JP6037984B2 (ja) バンパ用緩衝部材の取付構造
JPS6013705Y2 (ja) 自動車のソフトフアシアバンパ
JPH1142981A (ja) 樹脂パネルの取付構造
JPH0349074Y2 (ja)
JP2500790Y2 (ja) 樹脂バンパとラジエ―タグリルの結合構造
JP4069001B2 (ja) エネルギー吸収部材の取付構造
JPH0842532A (ja) 止め具
JPS5827862Y2 (ja) 自動車のバンパ
JPH0343077Y2 (ja)
JPH086630Y2 (ja) 樹脂バンパ
JP2554459Y2 (ja) 車両用バンパー