JPH0641536Y2 - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JPH0641536Y2
JPH0641536Y2 JP1987149073U JP14907387U JPH0641536Y2 JP H0641536 Y2 JPH0641536 Y2 JP H0641536Y2 JP 1987149073 U JP1987149073 U JP 1987149073U JP 14907387 U JP14907387 U JP 14907387U JP H0641536 Y2 JPH0641536 Y2 JP H0641536Y2
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endoscope
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hook
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浩 長谷川
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Olympus Optic Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、処置具チャンネルを有する内視鏡と、この処
置具チャンネル内に挿通可能で、基部側が軸状の処置具
とを備えた内視鏡装置に関する。
[従来の技術] 近年、体腔内に細長の挿入部を挿入することにより、体
腔内臓器等を観察したり、必要に応じ処理具チャンネル
内に挿通した処置具を用いて各種治療処置のできる医療
用内視鏡が広く利用されている。また、工業用分野にお
いても、ボイラ,タービン,エンジン,化学プラント等
の内部を観察したり検査したりすることのできる工業用
内視鏡が広く利用されている。
ところで、従来、ガスタービンエンジンのタービンベー
ン検査を内視鏡で行う場合、例えば特開昭55-78127号公
報に示されるように、コイルパイプ状部材の先端にフッ
ク状部材を取り付けた処置具を、内視鏡チャンネル内に
挿入し、前記フック状部材をタービンブレードに引っ掛
けて、内視鏡先端部をタービンブレードに固定すること
により行っている。
第9図は、処置具を内視鏡チャンネルに挿入した状態の
内視鏡装置の従来例を示す。
内視鏡1は細長で可撓性の挿入部2と、この挿入部2の
後端に連設された操作部3と、この操作部3の後端に設
けられた接眼部4と、前記操作部3の側部から延出され
たライトガイドケーブル5とで構成されている。前記内
視鏡1の挿入部2内には、処置具を挿通可能なチャンネ
ル20が設けられ、前記操作部3の後端部には、前記チャ
ンネル20に連通する開口部21が設けられている。前記チ
ャンネル20には、例えばフックアッセンブリ25が挿通さ
れるようになっている。前記フックアッセンブリ25は、
例えばコイルパイプからなり可撓性を有する細長の軸部
26と、この軸部26の先端に接続されたフック28とを有し
ている。そして、前記フック28を、タービンブレードに
引っ掛けることができるようになっている。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、従来は、第9図に示すように、前記軸部26の
基端部は、内視鏡1の操作部3に設けられた開口部21か
ら突出している。このように、前記軸部26が、開口部21
から後方に向けて突出していると、接眼部4から観察中
の内視鏡操作者等の目を突き、怪我をさせる虞がある。
[考案の目的] 本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、チャ
ンネル開口部から突出する処置具の基端部が操作者等を
傷付けることを防止できるようにした内視鏡装置を提供
することを目的としている。
[問題点を解決するための手段及び作用] 本考案の内視鏡装置は、処置具チャンネルの基部側の開
口部から突出する処置具の基端部が、外部に露呈した状
態で内視鏡の外側に向けて突出しないように、前記処置
具の基端部を一時的に覆う、または前記処置具の基部側
を一時的に屈曲させる手段を設けたものである。
[実施例] 以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図ないし第4図は本考案の第1実施例に係り、第1
図は内視鏡装置を示す斜視図、第2図はフックアッセン
ブリを示す側面図、第3図は安全キャップを示す一部切
欠側面図、第4図はフックアッセンブリ固定装置を示す
断面図である。
第1図に示すように、内視鏡1は、細長で可撓性の挿入
部2と、この挿入部2の後端に連設された操作部3と、
この操作部3の後端に設けられた接眼部4と、前記操作
部3の側部から延出されたライトガイドケーブル5とで
構成されている。前記ライトガイドケーブル5の先端に
は、図示しない光源装置に接続されるライトガイドコネ
クタ6が設けられている。
前記挿入部2の先端側には、硬性の先端部7及びこの先
端部7に隣接する後方に湾曲可能な湾曲部8が順次設け
られている。
また、前記操作部3の側部には、湾曲操作ノブ9が設け
られ、この湾曲操作ノブ9を回動操作することにより、
前記湾曲部8を上下/左右方向に湾曲できるようになっ
ている。
前記先端部7には、観察光学系11と照明光学系12とが形
成されている。前記照明光学系12の後端側には、図示し
ないライトガイドが連設されている。このライトガイド
は、前記挿入部2及びライトガイドケーブル5内に挿通
されて、前記ライトガイドコネクタ6に接続されてい
る。そして、このライトガイドコネクタ6を図示しない
光源装置に接続することにより、この光源装置から出射
された照明光が前記ライトガイドの入射端に入射され、
このライトガイドによって先端部7に導かれて先端から
出射され、前記照明光学系12を通って、被写体に照射さ
れるようになっている。また、前記観察光学系11の結像
位置には、図示しないイメージガイドの先端面が配置さ
れている。このイメージガイドは、前記挿入部2内に挿
されて、前記接眼部4まで延設されている。そして、前
記観察光学系11で結像された被写体像は、前記イメージ
ガイドによって接眼部4に導かれ、この接眼部4から観
察されるようになっている。
また、前記挿入部2内には、処置具を挿通可能な中空の
チャンネル20が設けられ、前記操作部3の後端部には、
前記チャンネル20に連通する開口部21が設けられてい
る。
前記チャンネル20には、処置具として、例えばフックア
ッセンブリ25が挿通されるようになっている。このフッ
クアッセンブリ25は、第2図に示すように、例えばコイ
ルパイプからなり可撓性をを有する細長の軸部26と、こ
の軸部26の先端に形成されたフック止め27に着脱自在に
装着されるフック28とで構成されている。前記フック止
め27とフック28とは、例えばフック止め27に設けられた
雄ねじとフック28に設けられた雌ねじとの螺合によって
接続されるようになっている。尚、前記フック止め27に
雄ねじを設け、フック28には嵌入部に設け、前記フック
止め27の雄ねじによるセルフタップによって、前記フッ
ク28の嵌入部に雌ねじを螺刻して、フック止め27とフッ
ク28とを接続するようにしても良い。
また、前記フック28の基部側外周には、軸方向に直交す
る方向に複数のスリット29が形成されている。このスリ
ット29は、例えば、相対向する位置に一対設けられ、こ
れらに小間隔を隔てて周方向に90度ずれた位置に、一対
設けられている。そして、前記フック28が被検体内で引
っ掛かって外れないとき、所定力量以上の牽引力量で引
くことにより、一対のスリット29,29と他方の一対のス
リット29,29との間が切り離され、フック28がフック止
め27から離脱するようになっている。
また、前記軸部26は、例えば、前端側の前部構成部31が
シングルコイルで構成されて可撓性が高められ、後端側
の主構成部32が多条コイルで構成されて剛性が高められ
ている。前部構成部31と主構成部32とは、パイプ33で接
続されている。また、前記軸部26の基端部には、端部が
半球状で全体が略円柱状の軸部固定部材34が取り付けら
れている。
前記フックアッセンブリ25は、先端のフック28をチャン
ネル20に挿通することができないので、先端部7に形成
されたチャンネル20の開口部から、軸部26の基端部を挿
入し、挿入した軸部26の基端部を、操作部3側の開口部
21から突出させるようになっている。
第1図に示すように、前記開口部21から突出した軸部26
の基端部側には、フックアッセンブリ固定装置40を外装
して、フックアッセンブリ25を固定できるようになって
いる。前記フックアッセンブリ固定装置40は、第4図に
示すように、フックアッセンブリ25の軸部26を締付けて
固定するチャック部41と、開口部21にこのフックアッセ
ンブリ固定装置40を着脱自在に固定する固定リング42と
を備えている。前記チャック部41は、中空のチャック部
材44の後端側の外周に、略円筒状の締付け部材45を螺着
して構成されている。また、前記チャック部材44の前端
側は、外径が大きく形成され、このチャック部材44の前
端側の外周部に、前記固定リング42が回転自在に取付け
られている。前記固定リング42の内面には雌ねじ43が形
成され、一方、前記開口部21を形成するリング部22の外
周面には雄ねじ23が形成され、前記雌ねじ43を雄ねじ23
に螺合させることにより、フックアッセンブリ固定装置
40を、前記開口部21に接続できるようになっている。ま
た、前記チャック部材44の後端部は、外周面が後方程細
径のテーパ面44aに形成されていると共に、後端部から
長手方向にかけて適宜長さの切欠溝46が複数設けられ挟
持片が形成されている。また、前記締付け部材45の後端
側の内周面は、後方程細径のテーパ面45aに形成されて
いる。そして、前記締付け部材45を、回転させることに
よって前方に移動すると、この締付け部材45のテーパ面
45aが、前記チャック部材44のテーパ44a面を押圧して、
チャック部材44の後端部の内径が小さくなり、このチャ
ック部材44の中空部内に挿通されたフックアッセンブリ
25の軸部26を圧迫挟持するようになっている。
本実施例では、前記フックアッセンブリ固定装置40から
突出したフックアッセンブリ25の軸部26の基端部に、安
全キャップ50が装着されるようになっている。この安全
キャップ50は、第3図に示すように、取付けリング51
と、キャップ52と、この取付けリング51とキャップ52と
を接続するストラップ53とで構成されている。
前記取付けリング51は、例えば樹脂製の薄肉板材からな
るリング状部材であり、孔部54を前記開口部21に嵌装で
きるようになっている。第4図に示すように、前記孔部
54の径φd1と、前記開口部21のリング部22の外周面に形
成された雄ねじ23の外径φd2と、前記フックアッセンブ
リ固定装置40の固定リング42の外径φd3は、φd3>φd1
>φd2の関係になるように大きさが設定されている。従
って、前記孔部54を開口部21に嵌入後に、フックアッセ
ンブリ固定装置40を前記開口部21に装着することによっ
て、前記安全キャップ50を、操作部3に容易に、しかも
確実に装着することができるようになっている。また、
操作部3から安全キャップ50を取り外すときは、フック
アッセンブリ固定装置40を開口部21から取り外すことに
よって容易に行うことができる。
また、前記取付けリング51には、前記ストラップ53挿通
用のストラップ孔55が設けられている。
前記ストラップ53は、可撓性を有する細長のひも状部材
であり、例えば、極細のナイロン線数本を縒ったもので
ある。このストラップ53は、一端部を前記ストラップ孔
55に挿通し、この挿通した端部と未挿通部分のストラッ
プ孔55に近い部分とを一緒に止め金具56でかしめること
によって、取付けリング51と接続されている。前記スト
ラップ53の他端も、同様に、キャップ52の一側部に設け
られたストラップ孔57に挿通し、止め具56によって、キ
ャップ52と接続されている。
また、前記キャップ52は、例えば樹脂製で、一端側が閉
塞された略円柱状部材であり、他端側には、前記フック
アッセンブリ25の軸部26の基端部が挿入される未貫通の
穴部58が形成されている。この穴部58内には、この穴部
58の内壁に沿ってリング状に形成されたゴムシートある
いはスポンジ等の弾性部材59が取付けられている。ま
た、前記キャップ52の前記穴部58と反対側の端部は、滑
らかな球面に形成されている。前記穴部58は、前記弾性
部材59が嵌入される入口側の内径φd4の太径部61と、前
記弾性部材59の嵌入長L1よりわずかに奥に入った開口か
らL2の部分より奥側の内径φd5の細径部62の2段で形成
されている。前記太径部61の内径φd4と細径部62の内径
φd5の関係は、φd4>φd5であり、φd5は、前記フック
アッセンブリ25の軸部26の基端部が挿入可能な内径であ
れば、できるだけφd4よりも小さい径が良い。このよう
に、穴部58を2段で構成することにより、弾性部材59に
前記軸部26によって奥側に押し込もうとする力が働いて
も、前記太径部61と細径部62との段差部がストッパとし
て作用し、必要以上に弾性部材59が穴部58の奥側に移動
するのを防止している。
また、前記弾性部材59は、板状部材をリング状にしたも
のまたは円筒状に形成され、材質は、例えば、ニトリル
ゴム製で硬度55度のものである。また、前記弾性部材59
は、前記穴部58に嵌入することによって、前記フックア
ッセンブリ25の軸部26基端部へのキャップ52の着脱が適
度の力量で行われるような間隔(内径)を、前記穴部58
に形成する。
また、前記キャップ52は、人間の注意を引く色、例えば
白色,黄色,オレンジ色,赤色等で形成されている。
また、前記ストラップ53は、前記キャップ52を前記フッ
クアッセンブリ25の軸部26の基端部に装着したときに、
たるんだストラップ53が内視鏡1及びフックアッセンブ
リ25の操作の妨げにならない長さに設定されている。
以上のように構成された本実施例において、フックアッ
センブリ25を使用する場合、内視鏡1の先端部7に形成
されたチャンネル20の開口部から、このチャンネル20内
に、フックアッセンブリ25を、軸部26の基端部から挿入
し、この軸部26の基端部を、操作部3側の開口部21に装
着されたフックアッセンブリ固定装置40から突出させ
る。そして、このフックアッセンブリ固定装置40から突
出するフックアッセンブリ25の軸部26の基端部に、安全
キャップ50のキャップ52を装着する。
このように、前記軸部26の基端部がキャップ52によって
覆われるので、内視鏡1の操作者や周りにいる人達の目
等を、前記軸部26の基端部で突いて怪我をさせることが
ない。
また、本実施例では、前記安全キャップ50は、常に内視
鏡1の操作部3に取付けられている。そして、キャップ
52をフックアッセンブリ25の軸部26の基端部に未装置の
場合には、ストラップ53によって、前記キャップ52は、
操作部3から垂れ下がる。従って、内視鏡1の操作者
は、安全キャップ50の存在を容易に認識することがで
き、フックアッセンブリ25の軸部26の基端部にキャップ
52の装着が必要であることを忘れないように注意が喚起
される。
第5図及び第6図は本考案の第2実施例に係り、第5図
は内視鏡装置を示す斜視図、第6図は安全キャップの断
面図である。
本実施例では、第5図に示すように、フックアッセンブ
リ固定装置40から突出するフックアッセンブリ25の軸部
26の基端部に、安全キャップ70を装着するようになって
いる。
前記安全キャップ70は、第6図に示すように構成されて
いる。
すなわち、安全キャップ70は、前端側で開口し後端側が
閉塞され、フックアッセンブリ25の軸部26の基端部が挿
入される穴部72を有するチャック部材71と、このチャッ
ク部材71の前端側の外周に螺着された略円筒状の締付け
部材73とで構成されている。前記チャック部材71の前端
側は、外周面が前方程細径のテーパ面71aに形成されて
いると共に、前端部から長手方向にかけて適宜長さの切
欠溝74が複数設けられ挟持片が形成されている。また、
前記締付け部材73の前端側の内周面は、前方程細径のテ
ーパ面73aに形成されている。そして、前記締付け部材7
3を、回転させることによって後方に移動すると、この
締付け部材73のテーパ面73aが、前記チャック部材71の
テーパ面71aを押圧して、チャック部材71の前端部の内
径が小さくなり、このチャック部材71の中空部内に挿通
されたフックアッセンブリ25の軸部26を圧迫挟持するよ
うになっている。
また、前記チャック部材71の後端側には、太径で滑らか
な略半球状の握り部75が形成されている。
本実施例では、フックアッセンブリ25の軸部26の基端部
を、前記安全キャップ70のチャック部材71の穴部72に挿
入した後、前記締付け部材73を回転させてチャック部材
71により軸部26を圧迫挟持することによって、安全キャ
ップ70が前記軸部26の基端部に固定される。そして、こ
の安全キャップ70によって、前記軸部26の基端部が覆わ
れる。
また、本実施例では、内視鏡1の操作者が、前記握り部
75を持って、フックアッセンブリ25を前後方向や回転方
向に操作できるようになっている。
その他の構成,作用及び効果は、第1実施例と同様であ
る。
第7図は本考案の第3実施例の内視鏡装置を示す斜視図
である。
本実施例では、内視鏡1の操作部3の側部に、フックア
ッセンブリ25の軸部26の基端部を挿入可能なフックアッ
センブリ差し込み口80が設けられている。前記フックア
ッセンブリ差し込み口80は、例えば、第3図に示す第1
実施例における安全キャップ50のキャップ52の構造と同
様に形成され、穴部内に、リング状に形成された弾性部
材が装着され、挿入された軸部26の基端部を保持できる
ようになっている。
本実施例では、第7図に示すように、前記フックアッセ
ンブリ差し込み口80に、フックアッセンブリ25の軸部26
の基端部を挿入することにより、軸部26のフックアッセ
ンブリ固定装置40から突出する部分が、ループ状に屈曲
され、前記軸部26の基端部が内視鏡1の操作者等を傷付
けることが防止される。
その他の構成,作用及び効果は、第1実施例と同様であ
る。
第8図は本考案の第4実施例の内視鏡装置を示す斜視図
である。
本実施例では、フックアッセンブリ固定装置40から突出
するフックアッセンブリ25の軸部26を、ある程度の力量
をもって挿入可能な2つの孔91,92を有する板状の弾性
部材90が設けられている。
本実施例では、まず、前記軸部26の基端部を、前記弾性
部材90の一方の孔91に挿入し、十分な長さだけ、例え
ば、弾性部材90がフックアッセンブリ固定装置40の近く
に位置するまで、引き出す。その後、この軸部26の基端
部を、この軸部26が前記一方の孔91から引き出された側
から、前記弾性部材90の他方の孔92に挿入し、この他方
の孔92から所定長さだけ突出させる。このようにして弾
性部材90を軸部26に装着することにより、軸部26のフッ
クアッセンブリ固定装置40から突出する部分が、ループ
状に屈曲され、前記軸部26の基端部が内視鏡1の操作者
等を傷付けることが防止される。
その他の構成、作用及び効果は、第1実施例と同様であ
る。
尚、本考案は、上記各実施例に限定されず、例えば、処
置具としては、フックアッセンブリ25に限らず、基部側
が軸状の種々の処置具に適用することができる。
また、本考案は、工業用内視鏡に限らず、医療用内視鏡
にも適用することができる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、処置具の基端部
が、外部に露呈した状態で内視鏡の外側に向けて突出し
ないようにできるので、チャンネル開口部から突出する
処置具の基端部が操作者等を傷付けることを防止できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の第1実施例に係り、第1
図は内視鏡装置を示す斜視図、第2図はフックアッセン
ブリを示す側面図、第3図は安全キャップを示す一部切
欠側面図、第4図はフックアッセンブリ固定装置を示す
断面図、第5図及び第6図は本考案の第2実施例に係
り、第5図は内視鏡装置を示す斜視図、第6図は安全キ
ャップの断面図、第7図は本考案の第3実施例の内視鏡
装置を示す斜視図、第8図は本考案の第4実施例の内視
鏡装置を示す斜視図、第9図は従来の内視鏡装置を示す
斜視図である。 1……内視鏡、2……挿入部、 3……操作部、4……接眼部 20……チャンネル、21……開口部 25……フックアッセンブリ 26……軸部、28……フック 50……安全キャップ、51……取付けリング 52……キャップ、53……ストラップ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】処置具チャンネルを有する内視鏡と、前記
    処置具チャンネル内に挿通可能で、内視鏡先端の前記処
    置具チャンネルの開口部から挿入して使用する、基部側
    が軸状の処置具とを備えた内視鏡装置において、 前記処置具チャンネルの基部側の開口部から突出する前
    記処置具の基部が、外部に露呈した状態で内視鏡の外側
    に向けて突出しないように、前記処置具の基端部に着脱
    自在なキャップ部材を設けるか、または前記処置具の基
    端部が抜き差し自在な基端部差し込み部を内視鏡操作部
    に設けるか、あるいは前記処置具の軸部に基端部から着
    脱自在に差し込んで更に前記処置具の基端部を抜き差し
    自在に差し込み可能な基端部湾曲部材を設けることを特
    徴とする内視鏡。
JP1987149073U 1987-09-29 1987-09-29 内視鏡装置 Expired - Lifetime JPH0641536Y2 (ja)

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