JPH0520704U - 手元操作部着脱式内視鏡 - Google Patents

手元操作部着脱式内視鏡

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JPH0520704U
JPH0520704U JP7035791U JP7035791U JPH0520704U JP H0520704 U JPH0520704 U JP H0520704U JP 7035791 U JP7035791 U JP 7035791U JP 7035791 U JP7035791 U JP 7035791U JP H0520704 U JPH0520704 U JP H0520704U
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JP
Japan
Prior art keywords
main body
hand operation
operation part
endoscope
wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP7035791U
Other languages
English (en)
Inventor
健 野垣
克幸 小郷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication of JPH0520704U publication Critical patent/JPH0520704U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内視鏡は感染防止面から使い捨てすることが
望まれるので、経済的なロスを少なくしてこの要求に応
えられるようにし、また、反復使用する場合に問題とな
っていた滅菌、保管も容易化する。 【構成】 本体2の後部に設ける本体先端の屈曲部操作
用の手元操作部1と体腔内に挿入する上記本体2との間
に牽引用ワイヤ5を含めて手元操作部全体を本体から切
り離す着脱式接続部を設ける。図の接続部は、蓋14を
開けて本体後部に設けたコネクタ6を持ち上げるとコネ
クタ側の突起6aと手元操作部側の爪13の係合が解
け、同時に本体側ワイヤ端の留め金具9が手元操作部側
のワイヤ端のジョイント金具10から外れて本体2が手
元操作部1から切り離される。従って、安価に作れる本
体のみを使い捨てすることができ、また、本体のみを外
して容易に滅菌し、小型かつ簡素なケースを用いて保管
することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、体腔内の直接観察や治療に用いられる内視鏡に関する。より詳しく は、体腔内に挿入する本体の使い捨てを可能ならしめ、また、本体を再使用する 場合に必要な滅菌や保管を容易にした内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
内視鏡は、可撓性を有する本体の先端側に屈曲部を有し、これを屈曲させて屈 曲部先端のヘッドピースの向きを変え、ヘッドピースに固定した内視用イメージ ファイバの先端の対物レンズや照明用ファイバ等を患部に向けるようにしてある 。
【0003】 屈曲部の屈曲操作は、本体後方に設ける手元操作部から本体内に通して前方に 導いた対の牽引用ワイヤをヘッドピースに接続し、手元操作部の操作でそのワイ ヤを引いて行う。
【0004】 従来の内視鏡は、図3に示すように、手元操作部21と本体22が一体に形成 されて分離不能となっている。
【0005】 なお、図示の本体22は、屈曲部を構成する節輪23にヘッドピース24をつ なぎ、このヘッドピースに接続する牽引用ワイヤや、ヘッドピースで先端を保持 するイメージファイバや照明光用ファイバなどの本体内挿入物25をブレード2 6で束ねてこれ等の外周にフレックス27と外皮28を被せるようにしてあるが 、構造のもっと簡単な本体も考えられている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
感染防止の観点から内視鏡を再使用するのは好ましくない。しかし、従来の内 視鏡は使い捨てすると高価な手元操作部(これは機構が複雑でコストが高くつく )も廃棄することになるので経済ロスが大きく、従って、使い捨てを断念して反 復使用タイプにせざるを得なかった。
【0007】 また、反復使用では使用後の滅菌、保管が不可欠であるが、一体の手元操作部 が邪魔になって完全な滅菌ができなかったり、手元操作部を一緒に収めるために 保管ケースが複雑で大きなものになったりすると云う課題もあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の課題を解決するため、手元操作部と本体との間に牽引ワイヤを 含めて手元操作部全体を本体から切り離す着脱式接続部を設ける。
【0009】
【作用】
上記の接続部があると、本体のみの使い捨てが可能になる。この使い捨てする 本体は耐久性が要求されないので安価に作ることができる。また、手元操作部は 新しい本体を接続して反復使用することができ、従って、経済的なロスは大きく ならない。
【0010】 また、反復使用型となす場合も、邪魔になる手元操作部を外して滅菌処理を行 うことができるので、作業が楽になり、滅菌の信頼性も高まる。
【0011】 さらに、出荷或いは保管時は、本体部のみを滅菌ケースに収めればよいので、 ケースが小型かつ簡素なもので済む。
【0012】
【実施例】
図1に、本考案の内視鏡の一例の概要を示す。図の1は操作レバー3を有する 手元操作部、2は可撓性を有する本体である。ヘッドピース4に接続した牽引用 ワイヤ5は、本体内に通して本体後端に設けたコネクタ6内に導かれ、このコネ クタから少し外に出たところで手元操作部のワイヤから切り離されている。7は コネクタ部で分岐された内視用イメージファイバであり、接眼レンズやモニター テレビ(いずれも図示せず)などに着脱自在に接続される。8は照明光用ファイ バであり、光源(これも図示せず)に着脱自在に接続される。必要に応じて本体 内に設けるガイドチューブなどもコネクタ6の部分で分岐する。
【0013】 図2は、手元操作部1と本体2間に設ける着脱式接続部の一例を示している。 図のように、本体2側の牽引用ワイヤ端には留め金具9が止着され、一方、手元 操作部1側の牽引用ワイヤ端には上記留め金具9を落し込んで係止させるジョイ ント金具10が止着されている。手元操作部側の牽引用ワイヤ5は図1のダイヤ ル式操作レバー3によって回転させるプーリ11に巻きつけてあり、レバー3を 回転させるとプーリ11が回転してワイヤの片端がプーリ側に引かれ、図1のヘ ッドピース4に力が伝わって本体2先端側の屈曲部が曲がる。このとき、左右一 対のワイヤ挿入部に周長差が生じるのでワイヤの他端は逆向きに引かれる。
【0014】 12は、ジョイント金具10の復帰用スプリング、13はコネクタ6の端部の 突起6aを引掛けて抜け止めする爪である。図の接続部は留め金具9をジョイン ト金具10に落し込むときにコネクタ6の一端を手元操作部1のボディ先端に設 けた溝に落し込み突起6aを爪13に係止させるが、コネクタ6に落し込み方向 と逆向きの力が加わると接続が解ける恐れがあるので、手元操作部のボディにつ けた留め具(図示せず)付きのヒンジ蓋14でコネクタ6の抜け止めを行ってい る。
【0015】 なお、手元操作部1には、牽引用ワイヤ5のテンションコントローラ、ストロ ーク調整機構、ワイヤーストローク位置のロック機構、過負荷発生時に操作レバ ーからの回転力伝達が断たれる保護機構などを追設することができる。このよう な機構を追加して手元操作部を多機能化しても、この操作部は反復使用を前提と しているので、経済的なロスは出ない。
【0016】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案の内視鏡は、牽引用ワイヤを含めて手元操作部を本 体から切り離せるようにしたので、経済上の理由から規制されていた本体の使い 捨てが可能になり、滅菌や保管管理の手間が省ける。
【0017】 また、反復使用タイプとして用いる場合にも、滅菌を支障無く行うことができ 、保管用の滅菌ケースも小型かつ簡素なもので済むようになると云う効果が得ら れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の全体の概要を示す図
【図2】着脱式接続部の具体的な例を示す平面図
【図3】内視鏡の従来例を示す部分破断側面図
【符号の説明】
1、21 手元操作部 2、22 本体 3 操作レバー 4、24 ヘッドピース 5 牽引用ワイヤ 6 コネクタ 6a 突起 7 内視用イメージファイバ 8 照明光用ファイバ 9 留め金具 10 ジョイント金具 11 プーリ 12 スプリング 13 爪 14 蓋 23 節輪 25 本体内挿入物 26 ブレード 27 フレックス 28 外皮

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体腔内に挿入する可撓性のある本体の後
    方に手元操作部を設け、この手元操作部から本体内に通
    して前方に導いた牽引用ワイヤを本体先端のヘッドピー
    スに接続し、このワイヤの引き戻しを上記手元操作部で
    行って本体先端側の屈曲部を屈曲させる内視鏡におい
    て、上記手元操作部と本体との間に牽引用ワイヤを含め
    て手元操作部全体を本体から切り離す着脱式接続部を設
    けたことを特徴とする手元操作部着脱式内視鏡。
JP7035791U 1991-09-03 1991-09-03 手元操作部着脱式内視鏡 Pending JPH0520704U (ja)

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JP7035791U JPH0520704U (ja) 1991-09-03 1991-09-03 手元操作部着脱式内視鏡

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JP7035791U JPH0520704U (ja) 1991-09-03 1991-09-03 手元操作部着脱式内視鏡

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JPH0520704U true JPH0520704U (ja) 1993-03-19

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ID=13429103

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