JPH05211985A - 脳室用内視鏡ガイド装置 - Google Patents
脳室用内視鏡ガイド装置Info
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- JPH05211985A JPH05211985A JP9222892A JP2289292A JPH05211985A JP H05211985 A JPH05211985 A JP H05211985A JP 9222892 A JP9222892 A JP 9222892A JP 2289292 A JP2289292 A JP 2289292A JP H05211985 A JPH05211985 A JP H05211985A
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- JP
- Japan
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- endoscope
- guide tube
- bending
- ventricle
- tube
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 安全で、かつ、術者の作業性を向上させるこ
とのできる脳室用ガイド装置を得る。 【構成】 脳室用内視鏡ガイド装置１は、脳室用軟性内
視鏡２を脳室内に導く硬性のガイドチューブ３と、この
ガイドチューブ３の先端に設けられた湾曲可能な湾曲部
４と、この湾曲部４を操作する湾曲操作部５と、前記ガ
イドチューブ３を頭骨１４に固定する固定具１３とから
構成され、この湾曲操作部５は、可撓性のある接続管６
及び折れ止め部７とにより前記ガイドチューブ３の基端
部に一定の距離を隔てた状態で接続され、前記ガイドチ
ューブ３は、頭骨１４に固定された固定具１３に装着固
定されるようになっている。
とのできる脳室用ガイド装置を得る。 【構成】 脳室用内視鏡ガイド装置１は、脳室用軟性内
視鏡２を脳室内に導く硬性のガイドチューブ３と、この
ガイドチューブ３の先端に設けられた湾曲可能な湾曲部
４と、この湾曲部４を操作する湾曲操作部５と、前記ガ
イドチューブ３を頭骨１４に固定する固定具１３とから
構成され、この湾曲操作部５は、可撓性のある接続管６
及び折れ止め部７とにより前記ガイドチューブ３の基端
部に一定の距離を隔てた状態で接続され、前記ガイドチ
ューブ３は、頭骨１４に固定された固定具１３に装着固
定されるようになっている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、脳室内の観察等を行う
内視鏡を脳室内に導く脳室用内視鏡ガイド装置に関す
る。
内視鏡を脳室内に導く脳室用内視鏡ガイド装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】近年、内視鏡の細径化により、内視鏡に
よる脳室内の観察、処置が試みられるようになってき
た。この場合、軟性内視鏡を直接、脳室へ挿入しようと
すると、内視鏡の先端の無期がはっきり決まらず、先端
をどこに向けて挿入しているのかわからない。
よる脳室内の観察、処置が試みられるようになってき
た。この場合、軟性内視鏡を直接、脳室へ挿入しようと
すると、内視鏡の先端の無期がはっきり決まらず、先端
をどこに向けて挿入しているのかわからない。
【０００３】この問題を解決するための従来例について
説明する。まず、硬性のガイドチューブを脳室まで挿入
する。この際、ガイドチューブを保持するための固定具
を頭部に取り付け、この固定具を通してガイドチューブ
を挿入する。以上のように、頭部に固定具及びガイドチ
ューブからなる脳室用内視鏡ガイド装置を取り付けた
後、このガイドチューブ内に内視鏡を通して脳室内の観
察、処置を行う。ところが、たとえ、脳に挿入する内視
鏡の挿入部を柔らかく、内視鏡先端部に湾曲部を設けて
も、脳室内では、内視鏡先端を目的の部位に十分近づけ
ることは困難である。
説明する。まず、硬性のガイドチューブを脳室まで挿入
する。この際、ガイドチューブを保持するための固定具
を頭部に取り付け、この固定具を通してガイドチューブ
を挿入する。以上のように、頭部に固定具及びガイドチ
ューブからなる脳室用内視鏡ガイド装置を取り付けた
後、このガイドチューブ内に内視鏡を通して脳室内の観
察、処置を行う。ところが、たとえ、脳に挿入する内視
鏡の挿入部を柔らかく、内視鏡先端部に湾曲部を設けて
も、脳室内では、内視鏡先端を目的の部位に十分近づけ
ることは困難である。
【０００４】そこで、湾曲部機構を、内視鏡と組み合わ
される硬性のガイドチューブ先端に設けることにより、
脳室内の目的部位に内視鏡先端を誘導する手段が、例え
ば、米国特許ＵＳ−Ｐ４８９６９４等に示されている。
される硬性のガイドチューブ先端に設けることにより、
脳室内の目的部位に内視鏡先端を誘導する手段が、例え
ば、米国特許ＵＳ−Ｐ４８９６９４等に示されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように湾曲部機構を、内視鏡と組み合わされる硬性のガ
イドチューブ先端に設けた場合、硬性ガイドチューブ自
体が大型化し重くなる。そのため、この硬性ガイドチュ
ーブを頭部のある位置に固定する場合には、前記米国特
許ＵＳ−Ｐ４８９６９４に示されるような小型の固定具
では、十分に硬性ガイドチューブを保持することが困難
となり、その結果、硬性ガイドチューブが自重により脳
内にずれ落ち、脳を傷つけてしまう虞がある。また、固
定を確実にするために、従来の定位脳手術で用いられて
いる固定具を使用した場合、装置全体が大きくなるた
め、術者の作業性が悪くなるという問題がある。
ように湾曲部機構を、内視鏡と組み合わされる硬性のガ
イドチューブ先端に設けた場合、硬性ガイドチューブ自
体が大型化し重くなる。そのため、この硬性ガイドチュ
ーブを頭部のある位置に固定する場合には、前記米国特
許ＵＳ−Ｐ４８９６９４に示されるような小型の固定具
では、十分に硬性ガイドチューブを保持することが困難
となり、その結果、硬性ガイドチューブが自重により脳
内にずれ落ち、脳を傷つけてしまう虞がある。また、固
定を確実にするために、従来の定位脳手術で用いられて
いる固定具を使用した場合、装置全体が大きくなるた
め、術者の作業性が悪くなるという問題がある。
【０００６】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、安全で、かつ、術者の作業性を向上させること
のできる脳室用内視鏡ガイド装置を提供することを目的
としている。
であり、安全で、かつ、術者の作業性を向上させること
のできる脳室用内視鏡ガイド装置を提供することを目的
としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の脳室用内視鏡ガ
イド装置は、脳室内の観察及び処置を行う内視鏡が挿入
可能な硬性の内視鏡ガイドチューブと、前記内視鏡ガイ
ドチューブの先端に設けられた、湾曲可能な湾曲部と、
前記内視鏡ガイドチューブの基端に設けられた、少なく
とも一部が軟性である接続管と、前記接続管の基端に設
けられた、前記湾曲部を湾曲操作する湾曲操作部と、頭
部に固定する頭部固定手段と、前記内視鏡ガイドチュー
ブが挿入可能な挿入路と、この挿入路に挿入された前記
内視鏡ガイドチューブを固定するチューブ固定手段とを
有する固定具とを備えている。
イド装置は、脳室内の観察及び処置を行う内視鏡が挿入
可能な硬性の内視鏡ガイドチューブと、前記内視鏡ガイ
ドチューブの先端に設けられた、湾曲可能な湾曲部と、
前記内視鏡ガイドチューブの基端に設けられた、少なく
とも一部が軟性である接続管と、前記接続管の基端に設
けられた、前記湾曲部を湾曲操作する湾曲操作部と、頭
部に固定する頭部固定手段と、前記内視鏡ガイドチュー
ブが挿入可能な挿入路と、この挿入路に挿入された前記
内視鏡ガイドチューブを固定するチューブ固定手段とを
有する固定具とを備えている。
【０００８】
【作 用】前記頭部固定手段により前記固定具を頭部に
固定し、前記内視鏡ガイドチューブを前記固定具内の前
記挿入路に挿入し、脳室内に前記内視鏡ガイドチューブ
を挿入後、チューブ固定手段により該内視鏡ガイドチュ
ーブを固定する。
固定し、前記内視鏡ガイドチューブを前記固定具内の前
記挿入路に挿入し、脳室内に前記内視鏡ガイドチューブ
を挿入後、チューブ固定手段により該内視鏡ガイドチュ
ーブを固定する。
【０００９】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて述べる。
ついて述べる。
【００１０】図１及び図２は本発明の第１実施例に係わ
り、図１は脳室用内視鏡ガイド装置固定具の断面を示す
断面図、図２は脳室用内視鏡ガイド装置の装着状態を示
す説明図である。
り、図１は脳室用内視鏡ガイド装置固定具の断面を示す
断面図、図２は脳室用内視鏡ガイド装置の装着状態を示
す説明図である。
【００１１】図１に示すように、脳室用内視鏡ガイド装
置１は、脳室用軟性内視鏡（以下、内視鏡と記す）２を
脳室内に導く硬性のガイドチューブ３と、このガイドチ
ューブ３の先端に設けられた湾曲可能な湾曲部４と、こ
の湾曲部４を操作する湾曲操作部５と、前記ガイドチュ
ーブ３を頭骨１４に固定する固定具１３とから構成さ
れ、この湾曲操作部５は、可撓性のある接続管６及び折
れ止め部７とにより、前記ガイドチューブ３の基端部に
一定の距離を隔てた状態で接続されている。
置１は、脳室用軟性内視鏡（以下、内視鏡と記す）２を
脳室内に導く硬性のガイドチューブ３と、このガイドチ
ューブ３の先端に設けられた湾曲可能な湾曲部４と、こ
の湾曲部４を操作する湾曲操作部５と、前記ガイドチュ
ーブ３を頭骨１４に固定する固定具１３とから構成さ
れ、この湾曲操作部５は、可撓性のある接続管６及び折
れ止め部７とにより、前記ガイドチューブ３の基端部に
一定の距離を隔てた状態で接続されている。
【００１２】尚、前記接続管６を可撓管としたが、折り
曲げた状態で固定できる半硬性の管により構成しても良
い。
曲げた状態で固定できる半硬性の管により構成しても良
い。
【００１３】前記湾曲操作部５は、前記湾曲部４を湾曲
させる湾曲操作レバー８と、この湾曲操作レバー８を固
定することにより前記湾曲部４を固定する湾曲固定レバ
ー９と、脳室用内視鏡ガイド装置１内全体を滅菌可能な
通気口金１０と、前記内視鏡２を前記ガイドチューブ３
及び接続管６内に挿通させるための内視鏡挿入口１１と
を備え、前記内視鏡２は前記内視鏡挿入口１１より挿入
され、前記接続管６、前記ガイドチューブ３、前記湾曲
部４内に連通して設けられた図示しない内視鏡挿入路内
を挿通し、前記湾曲部４先端より内視鏡先端部２ａを突
出させることができるようになっている。また、前記内
視鏡挿入口１１には、前記内視鏡２が液密状態で挿入可
能なゴムキャップ１２が設けられている。さらに、前記
接続管６及びガイドチューブ３内には、前記湾曲操作レ
バー８の動きを前記湾曲部４に伝達する図示しない湾曲
ワイヤが設けられている。
させる湾曲操作レバー８と、この湾曲操作レバー８を固
定することにより前記湾曲部４を固定する湾曲固定レバ
ー９と、脳室用内視鏡ガイド装置１内全体を滅菌可能な
通気口金１０と、前記内視鏡２を前記ガイドチューブ３
及び接続管６内に挿通させるための内視鏡挿入口１１と
を備え、前記内視鏡２は前記内視鏡挿入口１１より挿入
され、前記接続管６、前記ガイドチューブ３、前記湾曲
部４内に連通して設けられた図示しない内視鏡挿入路内
を挿通し、前記湾曲部４先端より内視鏡先端部２ａを突
出させることができるようになっている。また、前記内
視鏡挿入口１１には、前記内視鏡２が液密状態で挿入可
能なゴムキャップ１２が設けられている。さらに、前記
接続管６及びガイドチューブ３内には、前記湾曲操作レ
バー８の動きを前記湾曲部４に伝達する図示しない湾曲
ワイヤが設けられている。
【００１４】前記固定具１３は、固定具１３内に前記ガ
イドチューブ３が挿入可能で頭骨１４内と外部とを連通
している挿入路１５と、固定具１３先端部に頭骨１４に
固定可能なネジ部１６と、基端部に前記ガイドチューブ
３が液密状態で挿入可能なゴムキャップ１７とを備えて
いる。また、固定具１３の側面には、前記挿入路１５ま
で貫通するネジ穴部１８が設けられていて、このネジ穴
部１８には、ネジ穴部１８よりも長いネジ山部１９を有
する固定ノブ２０が螺合しており、固定具１３本体とこ
の固定ノブ２０は、Ｏリング２１により液密状態になっ
ている。
イドチューブ３が挿入可能で頭骨１４内と外部とを連通
している挿入路１５と、固定具１３先端部に頭骨１４に
固定可能なネジ部１６と、基端部に前記ガイドチューブ
３が液密状態で挿入可能なゴムキャップ１７とを備えて
いる。また、固定具１３の側面には、前記挿入路１５ま
で貫通するネジ穴部１８が設けられていて、このネジ穴
部１８には、ネジ穴部１８よりも長いネジ山部１９を有
する固定ノブ２０が螺合しており、固定具１３本体とこ
の固定ノブ２０は、Ｏリング２１により液密状態になっ
ている。
【００１５】このように構成された脳室用内視鏡ガイド
装置１の作用について説明する。
装置１の作用について説明する。
【００１６】頭骨１４にあけられた穴に、ネジ部１６に
より固定具１３を螺着する。ゴムキャップ１７を通じて
ガイドチューブ３を固定具１３内の挿入路１５に挿入す
る。湾曲部４が脳室に達したら、固定ノブ２０を回しネ
ジ山部１８の端面、すなわち、固定ノブ２０の先端面を
ガイドチューブ３の側面に押しつけ、固定具１３本体に
ガイドチューブを固定する。内視鏡２は、ゴムキャップ
１２を通じて内視鏡挿入口１１より挿入される。
より固定具１３を螺着する。ゴムキャップ１７を通じて
ガイドチューブ３を固定具１３内の挿入路１５に挿入す
る。湾曲部４が脳室に達したら、固定ノブ２０を回しネ
ジ山部１８の端面、すなわち、固定ノブ２０の先端面を
ガイドチューブ３の側面に押しつけ、固定具１３本体に
ガイドチューブを固定する。内視鏡２は、ゴムキャップ
１２を通じて内視鏡挿入口１１より挿入される。
【００１７】次に、内視鏡先端部２ａが脳室内の目的の
方向に向くように、湾曲操作部５を保持する術者は、湾
曲レバー８で湾曲角を操作するとともに、内視鏡２の挿
入長を調整する。内視鏡２の位置が決まったら、湾曲固
定レバーを操作し、湾曲部を固定する。
方向に向くように、湾曲操作部５を保持する術者は、湾
曲レバー８で湾曲角を操作するとともに、内視鏡２の挿
入長を調整する。内視鏡２の位置が決まったら、湾曲固
定レバーを操作し、湾曲部を固定する。
【００１８】このように頭骨１４に固定される第１実施
例の脳室用内視鏡ガイド装置１の効果について説明す
る。
例の脳室用内視鏡ガイド装置１の効果について説明す
る。
【００１９】湾曲操作部５は、接続管６によりガイドチ
ューブ３と隔てた位置で操作されるので、術者による湾
曲操作部５の動き及び湾曲操作部３の重量が、直接ガイ
ドチューブ３側には影響することがなく、ガイドチュー
ブ３が脳室にずれ落ち頭骨１４及び脳室を傷つけるとい
った危険がなく、安全に湾曲操作を行うことができる。
ューブ３と隔てた位置で操作されるので、術者による湾
曲操作部５の動き及び湾曲操作部３の重量が、直接ガイ
ドチューブ３側には影響することがなく、ガイドチュー
ブ３が脳室にずれ落ち頭骨１４及び脳室を傷つけるとい
った危険がなく、安全に湾曲操作を行うことができる。
【００２０】また、湾曲操作の必要の無い場合は、図２
に示すように、湾曲操作部５を、例えば、手術台２２等
に自由においた状態で、ガイドチューブ３や内視鏡２側
の操作を行うことができ、作業性を向上することができ
る。
に示すように、湾曲操作部５を、例えば、手術台２２等
に自由においた状態で、ガイドチューブ３や内視鏡２側
の操作を行うことができ、作業性を向上することができ
る。
【００２１】さらに、固定具１３は、湾曲操作部５の重
量を支える必要がないため、小型化でき、患者に対し低
侵襲となり、術者に対しては固定具１３の取扱いが楽に
なる。
量を支える必要がないため、小型化でき、患者に対し低
侵襲となり、術者に対しては固定具１３の取扱いが楽に
なる。
【００２２】次に、第２実施例を説明する。
【００２３】図３及び図４は第２実施例に係わり、図３
は脳室用内視鏡ガイド装置の断面を示す断面図、図４は
マンドリン挿入時の脳室用内視鏡ガイド装置の断面図で
ある。
は脳室用内視鏡ガイド装置の断面を示す断面図、図４は
マンドリン挿入時の脳室用内視鏡ガイド装置の断面図で
ある。
【００２４】図３に示すように、脳室用内視鏡ガイド装
置３１は、内視鏡２を脳室内に導く硬性のガイドチュー
ブ３２と、このガイドチューブ３２の先端に設けられた
湾曲可能な湾曲部３３と、この湾曲部３３を操作する湾
曲操作部３４とを備え、この湾曲操作部３４は、可撓性
のある接続管３５、折れ止め部３６及び分岐部材３７と
により、前記ガイドチューブ３２の基端部に一定の距離
を隔てた状態で接続されている。
置３１は、内視鏡２を脳室内に導く硬性のガイドチュー
ブ３２と、このガイドチューブ３２の先端に設けられた
湾曲可能な湾曲部３３と、この湾曲部３３を操作する湾
曲操作部３４とを備え、この湾曲操作部３４は、可撓性
のある接続管３５、折れ止め部３６及び分岐部材３７と
により、前記ガイドチューブ３２の基端部に一定の距離
を隔てた状態で接続されている。
【００２５】尚、前記接続管３５を可撓管としたが、折
り曲げた状態で固定できる半硬性の管により構成しても
良い。
り曲げた状態で固定できる半硬性の管により構成しても
良い。
【００２６】前記分岐部材３７は、前記ガイドチューブ
３２と同軸の位置に前記内視鏡２を挿入できるように該
ガイドチューブ３２の同軸上に内視鏡挿入口３８を備
え、この内視鏡挿入口３８には、前記内視鏡２が液密状
態で挿入可能なゴムキャップ３９が設けられている。
３２と同軸の位置に前記内視鏡２を挿入できるように該
ガイドチューブ３２の同軸上に内視鏡挿入口３８を備
え、この内視鏡挿入口３８には、前記内視鏡２が液密状
態で挿入可能なゴムキャップ３９が設けられている。
【００２７】前記湾曲操作部３４は、前記湾曲部３３を
湾曲させる湾曲操作レバー４０と、この湾曲操作レバー
４０を固定することにより前記湾曲部３３を固定する湾
曲固定レバー４１と、脳室用内視鏡ガイド装置３１内全
体を滅菌可能な通気口金４２とを備えている。
湾曲させる湾曲操作レバー４０と、この湾曲操作レバー
４０を固定することにより前記湾曲部３３を固定する湾
曲固定レバー４１と、脳室用内視鏡ガイド装置３１内全
体を滅菌可能な通気口金４２とを備えている。
【００２８】また、前記接続管３５及びガイドチューブ
３２内には、前記湾曲操作レバー８の動きを前記湾曲部
３３に伝達する図示しない湾曲ワイヤが設けられてい
る。
３２内には、前記湾曲操作レバー８の動きを前記湾曲部
３３に伝達する図示しない湾曲ワイヤが設けられてい
る。
【００２９】その他の構成は第１実施例と同じである。
【００３０】このように構成された脳室用内視鏡ガイド
装置３１の作用について説明する。
装置３１の作用について説明する。
【００３１】図４に示すように、脳室内にガイドチュー
ブ３２を挿入する際に、内視鏡挿入口３８にマンドリン
４３を挿入しておく。尚、このマンドリン４３の先端４
３ａは鈍角となっている。ガイドチューブ３２を挿入
し、マンドリン４３の先端４３ａが脳室に達したらマン
ドリン４３を引き抜き、内視鏡２を挿入する。その他の
作用は第１実施例と同じである。
ブ３２を挿入する際に、内視鏡挿入口３８にマンドリン
４３を挿入しておく。尚、このマンドリン４３の先端４
３ａは鈍角となっている。ガイドチューブ３２を挿入
し、マンドリン４３の先端４３ａが脳室に達したらマン
ドリン４３を引き抜き、内視鏡２を挿入する。その他の
作用は第１実施例と同じである。
【００３２】このようような構成の脳室用内視鏡ガイド
装置３１では、ガイドチューブ３２の基端部と内視鏡挿
入口３８が近接しているため、内視鏡２の回転、微妙な
進退動作等の操作性が向上する。
装置３１では、ガイドチューブ３２の基端部と内視鏡挿
入口３８が近接しているため、内視鏡２の回転、微妙な
進退動作等の操作性が向上する。
【００３３】また、マンドリン４３を内視鏡挿入口３８
からガイドチューブ３２の中心軸に沿って湾曲部３３の
先端まで挿入できるので、ガイドチューブ３２を脳内に
挿入する際、挿入部先端で脳を傷つける虞がなく、術者
は安心して操作できる。
からガイドチューブ３２の中心軸に沿って湾曲部３３の
先端まで挿入できるので、ガイドチューブ３２を脳内に
挿入する際、挿入部先端で脳を傷つける虞がなく、術者
は安心して操作できる。
【００３４】その他の効果は第１実施例と同じである。
【００３５】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、本
発明の脳室用内視鏡ガイド装置は、頭部固定手段により
固定具を頭部に固定し、内視鏡ガイドチューブを前記固
定具内の挿入路に挿入し、脳室内に前記内視鏡ガイドチ
ューブを挿入後、チューブ固定手段により該内視鏡ガイ
ドチューブを固定するので、頭部に固定された固定具に
は、余計な負荷がかからず、安全で、かつ、術者の作業
性を向上させることができるという効果がある。
発明の脳室用内視鏡ガイド装置は、頭部固定手段により
固定具を頭部に固定し、内視鏡ガイドチューブを前記固
定具内の挿入路に挿入し、脳室内に前記内視鏡ガイドチ
ューブを挿入後、チューブ固定手段により該内視鏡ガイ
ドチューブを固定するので、頭部に固定された固定具に
は、余計な負荷がかからず、安全で、かつ、術者の作業
性を向上させることができるという効果がある。
【図１】第１実施例に係る脳室用内視鏡ガイド装置の断
面を示す断面図である。
面を示す断面図である。
【図２】第１実施例に係る脳室用内視鏡ガイド装置の装
着状態を示す説明図である。
着状態を示す説明図である。
【図３】第２実施例に係る脳室用内視鏡ガイド装置の断
面を示す断面図である。
面を示す断面図である。
【図４】第２実施例に係るマンドリン挿入時の脳室用内
視鏡ガイド装置の断面図である。
視鏡ガイド装置の断面図である。
１…脳室用内視鏡ガイド装置 ３…ガイドチューブ ４…湾曲部 ５…湾曲操作部 ６…接続管 ７…折れ止め部 １１…内視鏡挿入口 １３…固定具
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成４年３月３日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００２
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００２】近年、内視鏡の細径化により、内視鏡によ
る脳室内の観察、処置が試みられるようになってきた。
この場合、軟性内視鏡を直接、脳室へ挿入しようとする
と、内視鏡の先端の向きがはっきり決まらず、先端をど
こに向けて挿入しているのかわからない。
る脳室内の観察、処置が試みられるようになってきた。
この場合、軟性内視鏡を直接、脳室へ挿入しようとする
と、内視鏡の先端の向きがはっきり決まらず、先端をど
こに向けて挿入しているのかわからない。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００３２
【補正方法】変更
【補正内容】
【００３２】このような構成の脳室用内視鏡ガイド装置
３１では、ガイドチューブ３２の基端部と内視鏡挿入口
３８が近接しているため、内視鏡２の回転、微妙な進退
動作等の操作性が向上する。
３１では、ガイドチューブ３２の基端部と内視鏡挿入口
３８が近接しているため、内視鏡２の回転、微妙な進退
動作等の操作性が向上する。
Claims (1)
- 【請求項１】 脳室内の観察及び処置を行う内視鏡が挿
入可能な硬性の内視鏡ガイドチューブと、 前記内視鏡ガイドチューブの先端に設けられた、湾曲可
能な湾曲部と、 前記内視鏡ガイドチューブの基端に設けられた、少なく
とも一部が軟性である接続管と、 前記接続管の基端に設けられた、前記湾曲部を湾曲操作
する湾曲操作部と、 頭部に固定する頭部固定手段と、前記内視鏡ガイドチュ
ーブが挿入可能な挿入路と、この挿入路に挿入された前
記内視鏡ガイドチューブを固定するチューブ固定手段と
を有する固定具とを備えたことを特徴とする脳室用内視
鏡ガイド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9222892A JPH05211985A (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 脳室用内視鏡ガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9222892A JPH05211985A (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 脳室用内視鏡ガイド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05211985A true JPH05211985A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=12095315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9222892A Withdrawn JPH05211985A (ja) | 1992-02-07 | 1992-02-07 | 脳室用内視鏡ガイド装置 |
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|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |