JPH064143A - 減圧弁制御方法 - Google Patents

減圧弁制御方法

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JPH064143A
JPH064143A JP18283092A JP18283092A JPH064143A JP H064143 A JPH064143 A JP H064143A JP 18283092 A JP18283092 A JP 18283092A JP 18283092 A JP18283092 A JP 18283092A JP H064143 A JPH064143 A JP H064143A
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JP
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pressure
pulse
reducing valve
solenoid valve
pressure reducing
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JP18283092A
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Hajime Ota
肇 太田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁弁の1パルスの動作で変動する圧力の変
化量が不感帯の幅の半分になるように電磁弁を駆動する
パルス幅を設定し、減圧弁によるキャリアガスの圧力調
整動作が速やかに終了するようにすることを目的とす
る。 【構成】 第1と第2のゲート部42a,43bのそれ
ぞれの1パルスの動作による検出値PVの変動幅を前も
って測定しておき、この変動幅が不感帯の幅の半分にな
るような1パルスの幅をCPU43に設定しておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスクロマトグラフな
どに使用される減圧弁制御方法に関し、特に電磁弁を用
いて減圧弁の流量,圧力を自動的に調整する際に好適な
減圧弁制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガスクロマトグラフは、種々の有機化合
物から構成される液体や気体を分析するときに有用な装
置である。ガスクロマトグラフでは、分析する液体中に
溶解している複数の物質を分離し、加えてその量を各々
検出できるので、定性分析と定量分析が同時にできる。
ガスクロマトグラフは、分析対象の溶液を加熱して気体
にしてこれをキャリアガスにより構造の異なる化合物を
分離するカラム(固定層)を通す。気体となった分析対
象の溶液中に溶解していた複数の化合物は、キャリアガ
スに運ばれてカラムを通過することにより分離され、カ
ラムの出口に配置される検出器によって、その各々の分
量が計測される。この計測結果は、図3に示すようなク
ロマトグラムとなって表され、このクロマトグラムの山
のでてくる位置により化合物の同定が可能となり、山の
高さにより化合物の量が判る。
【0003】ガスクロマトグラフは以上のように構成さ
れているので、ガス状態の分析対象物を運ぶキャリアガ
スの流量,流速,圧力などの状態が分析をする度に変化
していると、この分析によって得られた結果は再現性の
低いものとなる。このキャリアガスの状態を一定に保つ
キャリアガス圧力調整系は、減圧弁とそれを調整する減
圧弁調整部分とから構成されている。図2はそのガスク
ロマトグラフに使用される従来のキャリアガス圧力調整
系の構成を示す構成図である。図2において、1は減圧
弁、11は減圧弁1の内室、12は内室11の内部を上
下に移動するダイヤフラムであり、このダイヤフラム1
2は内室11を背圧室11Bとその下の部屋11Cとに
仕切っている。また、13は内室11の圧力室11Aの
入口に連設するキャリアガスCGの供給経路、14は内
室11の部屋11Cの出口に連設するキャリアガスCG
の排出経路、15は圧力室11Aと部屋11Cの連通孔
を開閉するポペット弁、16はポペット弁15を押上げ
る第1の圧縮コイルばね、17はダイヤフラム12を圧
力室11A側のポペット弁15に対して所定圧で押圧す
るように第1の圧縮コイルばね16のばね圧kよりも大
きいばね圧K(但しK>k)を有する第2の圧縮コイル
ばねであり、以上の部品により減圧弁1は構成されてい
る。
【0004】また、18aは一端が排出経路14に連通
し他端が弁を介して分岐点20に連通する背圧流路、1
8bは一端が分岐点20aに連通し他端が弁を介して大
気に開放される排出流路、19は背圧室11Bのガスの
出入口、20は一端が出入口19に連通し他端が分岐点
20aに連通している分岐路、21は分岐路20に配置
されている焼結金属などからなる固定絞り、22は背圧
流路18aに設置される供給用電磁弁、23は排出流路
18bの大気に開放される側に設置される排出用電磁弁
である。
【0005】そして、2は減圧弁1から排出されるキャ
リアガスCGの圧力(2次側圧力PO )を検出してそれ
に比例する信号を出力する圧力センサ、3は圧力センサ
2の出力するアナログ信号をデジタル信号に変換するA
/D変換器、41aは排出用電磁弁23を制御する駆動
信号を出力する第1のコンパレータ、41bは供給用電
磁弁22を制御する駆動信号を出力する第2のコンパレ
ータ、42はパルス駆動により第1と第2のコンパレー
タ41a,41bからの駆動信号をパルス信号にするゲ
ート部である。第1のコンパレータ41aでは、+側に
圧力センサ2からの検出信号PVが入力し、−側に設定
値であるSPが入力する。また、第2のコンパレータ4
1bでは、+側に設定値SPの99%の値の信号が入力
し、−側に圧力センサ2からの検出信号PVが入力す
る。
【0006】また、43aはデジタルに変換された検出
信号PVを入力するとともに、設定値SPを出力し、ゲ
ート部42をパルス駆動するパルス信号を出力するCP
Uである。CPU43aでは、デジタル変換された圧力
センサ2からの検出値PVを常時監視していて、設定値
SPにその値が近い場合は小さいパルス幅のパルス信号
をゲート部42に送り、検出値PVが設定値SPから離
れている場合は大きいパルス幅のパルス信号をゲート部
42に出力する。
【0007】ここで、減圧弁1で出力する2次側の圧力
O の設定値は、大気圧より高く、減圧弁1に入力され
る1次側の圧力PS より低く、また、2次側の圧力PO
がまだ設定値に達していないものとする。このときは圧
力センサ2の検出する2次側の圧力PO は、まだ設定値
に達していないので、圧力センサ2の検出する検出値P
Vは第1のコンパレータ41aの−側に入力する設定値
SPより低く、第1のコンパレータ41aは排出用電磁
弁23の駆動信号を出力しない。一方、第2のコンパレ
ータ41bでは、+側に入力する設定値SPの99%の
信号より−側に入力する検出値PVが低いので、供給用
電磁弁22の駆動信号を出力する。
【0008】すなわち、減圧弁1の2次側の圧力PO
が、設定してある圧力の99%より低い段階では、排出
用電磁弁23は閉じていて、供給用電磁弁22は開いて
おり、背圧室11Bと部屋11Cの圧力は等しくなって
いる。この状態では、ダイヤフラム12はこれを押し下
げる第2の圧縮コイルばね17の方がポペット弁15を
介して押上げる第1の圧縮コイルばね16のばね圧より
大きいので、ダイヤフラム12は押し下げられた状態と
なっており、同時にポペット弁15も押し下げられ、圧
力室11Aと部屋11Cの連通孔は開放した状態となっ
ている。従って、供給されるキャリアガスCGは圧力室
11Aから部屋11Cを介して減圧弁1の2次側に供給
され、また、排出経路14から供給用電磁弁22を介し
て背圧室11Bにも供給される。このまま、キャリアガ
スCGの供給量が増加し続けて、これに伴い減圧弁1の
2次側の圧力PO も上昇して圧力センサ2の検出する検
出値PVが設定値SPの99%を越えると、この検出値
PVが−側に入力する第2のコンパレータ41bでは、
供給用電磁弁22の駆動信号の出力を停止する。
【0009】一方、減圧弁1の2次側の圧力PO を圧力
センサ2が検出した検出値PVの値が設定値SPより大
きくなっている場合は、第1のコンパレータ41aでは
+側に入力する検出値PVの方が−側に入力する設定値
SPより大きいので、排出用電磁弁23の駆動信号を出
力している。このとき、第2のコンパレータ41bで
は、−側に入力する検出値PVの方が+側に入力する設
定値SPの99%より大きいので、供給用電磁弁22の
駆動信号は出力していない。この状態では、供給用電磁
弁22が閉じていて排出用電磁弁23が開いているの
で、減圧弁1では背圧室11B内のガスが排出用電磁弁
23を介して大気に開放され、その背圧室11B内の圧
力PN は低下する。
【0010】背圧室11Bの圧力PN が低下すると、ダ
イヤフラム12はその下の部屋11Cの圧力(2次側の
圧力PO )により押上げられ、同時にポペット弁15も
上に移動して圧力室11Aと部屋11Cの連通孔は狭め
られ、これにより圧力室11Aからポペット弁15を介
して2次側に供給されるキャリアガスCGの部屋11C
への流入量が減少する。そして、背圧室11Bの圧力P
N が減少し、その圧力PN と第2の圧縮コイルばね17
のばね圧の合計が、ダイヤフラム12の下の部屋11C
の圧力PO と第1の圧縮コイルばね16のばね圧の合計
より小さくなり、ポペット弁15が上に移動して最終的
にポペット弁15が閉じて圧力室11Aから部屋11C
へのキャリアガスCGの流入を停止する。
【0011】キャリアガスCGの減圧弁1の2次側への
供給量が減少するかもしくは停止すると、2次側の圧力
O は低下し、圧力センサ2が検出する検出値PVも低
下する。検出値PVが低下して設定値SPより小さくな
ると、第1のコンパレータ41aでは、+側に入力する
検出値PVが−側に入力する設定値SPより小さくなる
ので、排出用電磁弁23の駆動信号の出力を停止する。
これにより、排出用電磁弁23は閉じて、背圧室11B
の圧力PN の低下は停止する。
【0012】この後、このキャリアガスCGの流路の
“洩れ”などにより、減圧弁1の圧力PO が徐々に低下
して圧力センサ2の検出する検出値PVが設定値SPの
99%より低くなると、第2のコンパレータ41bで
は、−側に入力する検出値PVが+側に入力する0.9
9SPより小さくなるので、供給用電磁弁22の駆動信
号を出力し、これにより供給用電磁弁22が開放する。
排出用電磁弁23が閉鎖した状態で供給用電磁弁22が
開放することにより、減圧弁1の2次側のダイヤフラム
12の下の部屋11Cの圧力PO と背圧室11Bの圧力
N とが同じになる。
【0013】ところで、ダイヤフラム12には、ポペッ
ト弁15を介して、圧力PN ,圧力PO ,第2の圧縮コ
イルばね17のばね圧、おおび第1の圧縮コイルばね1
6のばね圧がかかっている。上述の状態では、圧力PN
と圧力PO とが等しい状態であり、また、第2の圧縮コ
イルばね17のばね圧は第1の圧縮コイルばね16のば
ね圧より大きいので、ダイヤフラム12は第2の圧縮コ
イルばね17により押し下げられ、これによりポペット
弁15も押し下げられる。ポペット弁15が押し下げら
れ開くことにより、圧力室11AからキャリアガスCG
が減圧弁1の2次側(部屋11C)に供給されることに
なり、2次側の圧力PO は減少から上昇に転じる。な
お、供給用電磁弁22と排出用電磁弁23とを駆動する
駆動信号は、ゲート部42によりパルス信号として供給
用電磁弁22と排出用電磁弁23とに送られている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の減圧弁制御方法
は以上のように構成されており、上述した減圧弁1では
昇圧時に圧力調整を行う場合、図5に示すように、目標
とする基準の設定値SPに対してその99%の値SPD
と設定値SPの間の範囲を不感帯として設定してある。
そして、減圧弁1の2次側の圧力である検出値PVが不
感帯に入っていないときは、供給用電磁弁22と排出用
電磁弁23を動作させて圧力調整を行い、検出値PVが
不感帯にはいるようにする。例えば、不感帯の中に入っ
ていた圧力センサ2の検出値PVが徐々に落ちてきて不
感帯の下限値SPD より下になったとき、供給用電磁弁
22が動作して圧力増加動作を行う。このとき、図4に
示すように、供給用電磁弁22の1パルスの動作で減圧
弁1の2次側の圧力が大きく上昇し、検出値PVが不感
帯の上限値SPを越えてしまい、これによって、排出用
電磁弁23が動作し、この排出用電磁弁23の1パルス
の動作で、減圧弁1の2次側の圧力が大きく降下して再
び検出値PVが不感帯の下限値SPD より下になると言
う動作を行う場合がある。これは、キャリアガス圧力調
整系の各部品の寸法上のばらつきのため、背圧流路18
a,排出流路18b,分岐路20などの流路抵抗がばら
つくためである。この流路抵抗のばらつきを抑え込むの
には、機械精度を上げるだけでは困難である。
【0015】ところで、ガスクロマトグラフにおいて
は、図5に示すように、減圧弁の圧力調整(減圧弁稼
働)と分析とを交互に行っており、圧力調整を行える時
間Taは1周期T(例えば3分程度)に対して通常10
秒程度である。分析中は、電磁弁による圧力調整による
圧力の変動があると、分析により得られたクロマトグラ
ムが信頼性の低いものとなるので、電磁弁による圧力調
整は停止している。1周期Tの間では、電磁弁による圧
力調整を行える時間帯は短いので、前述の状態では、検
出値PVの値がなかなか不感帯の中に収まらず、減圧弁
1の2次側の圧力が不感帯の中に入らない状態で圧力調
整が終了してしまい、このまま分析を始めることになる
ので、分析結果に支障をきたすことと言う問題があっ
た。
【0016】本発明は以上のような課題を解決するため
になされたもので、電磁弁の1パルスの動作で変動する
圧力の変化量が不感帯の幅の半分になるように電磁弁を
駆動するパルス幅を設定し、減圧弁によるキャリアガス
の圧力調整動作が速やかに終了するようにすることを目
的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る減圧弁制御方法は、減圧弁の2次側圧
力を検出する圧力センサと、この圧力センサの検出値と
設定されている基準となる2つの設定値とを比較し、そ
の比較結果に基づいて第1,第2のパルス駆動信号を出
力する制御手段と、前記第1のパルス駆動信号により駆
動され、前記減圧弁の2次側圧力を増加させるための第
1の電磁弁と、前記第2のパルス駆動信号により駆動さ
れ、前記減圧弁の2次側圧力を減少させるための第2の
電磁弁とを備え、前記減圧弁の圧力調整を行う際、前記
第1と第2のパルス駆動信号の1パルスの信号により変
動する前記減圧弁の1次側の圧力の変動幅が、前記基準
となる2つの設定値の幅の半分になるように、前記第1
と第2のパルス駆動信号の1パルスの幅が設定されてい
る。
【0018】
【作用】したがって本発明によると、減圧弁の圧力調整
時において、2つの設定値で規定される設定範囲内を越
えてしまうような動作を行うことがなく、迅速な圧力調
整を行う。
【0019】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明による減圧弁制御方法を
ガスクロマトグラフのキャリアガス圧力調整系に適用し
たときの1実施例を示す基本構成図である。図1におい
て、42aは排出用電磁弁23のパルス駆動信号を出力
する第1のゲート部、42bは供給用電磁弁22のパル
ス駆動信号を出力する第2のゲート部、43は入力した
検出値PVを監視することにより第1のゲート部42a
および第2のゲート部42bをそれぞれパルス駆動する
パルス信号と設定値SPとを出力し、1パルスの駆動に
よる圧力変動が不感帯の幅の半分になるようなパルス幅
が昇圧時と減圧時とにそれぞれ設定されているCPUで
あり、他は図2と同様である。
【0020】この発明のキャリアガス圧力調整系では、
図5に示すように、圧力調整の時間帯に、不感帯に入っ
ていた減圧弁1の2次側の圧力である検出値PVが不感
帯から外れたとき、従来の圧力調整と同様にパルス駆動
により供給用電磁弁22と排出用電磁弁23とを駆動し
て減圧弁1の動作を制御し、減圧弁1の2次側の圧力が
設定通りになるように、検出値PVが不感帯にはいるよ
うに調整する回復動作が行われる。このとき、この発明
の減圧弁制御方法では、前もって、1回のパルス駆動で
の電磁弁の1パルスの動作による検出値PVの変化量を
測定し、この検出値PVの変化量が不感帯の幅の半分に
なるようなパルス駆動の1パルスのパルス幅をCPU4
3に設定しておき、このパルス幅のパルス信号で第1と
第2のゲート部42a,bを駆動して電磁弁の動作を制
御する。
【0021】例えば、不感帯内に入っていた検出値PV
が低下して不感帯の下限値SPD より低くなったとき、
CPU43が第2のゲート部42bに出力する1パルス
の信号による検出値PVの変化量が設定値SPの1%で
ある場合、不感帯の幅は設定値SPの1%なので、第2
のゲート部42bを駆動するパルス信号の1パルスのパ
ルス幅を半分にするようにCPU43に設定する。一
方、不感帯内に入っていた検出値PVが上昇して不感帯
の上限値(設定値)SPより大きくなったとき、CPU
43が第1のゲート部42aに出力する1パルスの信号
による検出値PVの変化量が設定値SPの2%である場
合、不感帯の幅は設定値SPの1%なので、第1のゲー
ト部42aを駆動するパルス信号の1パルスのパルス幅
を1/4にするようにCPU43に設定する。
【0022】これにより、例えば、減圧弁1の2次側の
圧力PO を圧力センサ2で検出した検出値PVが、不感
帯を外れたときのキャリアガス調整系の回復動作は、第
1のゲート部42a、もしくは、第2のゲート部42b
の1パルスの動作により不感帯の中央部に検出値PVが
調整されるので、迅速な回復動作が可能となる。したが
って、図5に示すような1周期Tの中の分析時間帯の合
間の短い圧力調整時間Taの中でも確実に圧力調整動作
を完了できるので、検出値PVが不感帯内に収まらない
状態で分析をすることがなく、分析結果は常時安定して
正確な値が得られる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明の減圧弁制御方法に
よれば、キャリアガス圧力の制御系の圧力調整動作時の
1パルスの動作における圧力変動の幅を、1パルスの圧
力調整動作での圧力変動幅を測定した結果により設定し
ているので、機械的な調整では困難であった、キャリア
ガスの流路の抵抗のばらつきなど減圧弁のばらつきがあ
っても、常に一定の圧力調整を行い、減圧弁の2次側の
圧力を迅速に設定範囲(不感帯)内に調整できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による減圧弁制御方法をガスクロマトグ
ラフのキャリアガス圧力調整系に適用したときの1実施
例を示す構成図である。
【図2】従来のキャリアガス調整系の構成を示す構成図
である。
【図3】ガスクロマトグラフによる分析結果の1例を示
すガスクロマトグラムである。
【図4】従来のキャリアガス調整系における圧力変動の
状態を示す説明図である。
【図5】ガスクロマトグラフにおける減圧弁と分析の動
作手順を示す説明図である。
【符号の説明】
1 減圧弁 2 圧力センサ 3 A/D変換器 11 内室 11A 圧力室 11B 背圧室 11C 部屋 12 ダイヤフラム 13 供給経路 14 排出経路 15 ポペット弁 16 第1の圧縮コイルばね 17 第2の圧縮コイルばね 18a 背圧流路 18b 排出流路 19 出入口 20 分岐路 20a 分岐点 21 固定絞り 22 供給用電磁弁 23 排出用電磁弁 41a 第1のコンパレータ 41b 第2のコンパレータ 42a 第1のゲート部 42b 第2のゲート部 43 CPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 減圧弁の2次側圧力を検出する圧力セン
    サと、 この圧力センサの検出値と設定されている基準となる2
    つの設定値とを比較し、その比較結果に基づいて第1,
    第2のパルス駆動信号を出力する制御手段と、 前記第1のパルス駆動信号により駆動され、前記減圧弁
    の2次側圧力を増加させるための第1の電磁弁と、 前記第2のパルス駆動信号により駆動され、前記減圧弁
    の2次側圧力を減少させるための第2の電磁弁とを備
    え、 前記減圧弁の圧力調整を行う際、前記第1と第2のパル
    ス駆動信号の1パルスの信号により変動する前記減圧弁
    の1次側の圧力の変動幅が、前記基準となる2つの設定
    値の幅の半分になるように、前記第1と第2のパルス駆
    動信号の1パルスの幅が設定されていることを特徴とす
    る減圧弁制御方法。
JP18283092A 1992-06-18 1992-06-18 減圧弁制御方法 Pending JPH064143A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010066202A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Yokogawa Electric Corp キャリアガス用減圧弁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010066202A (ja) * 2008-09-12 2010-03-25 Yokogawa Electric Corp キャリアガス用減圧弁

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