JPH0641372Y2 - 車両用アンテナ装置 - Google Patents

車両用アンテナ装置

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JPH0641372Y2
JPH0641372Y2 JP1988055705U JP5570588U JPH0641372Y2 JP H0641372 Y2 JPH0641372 Y2 JP H0641372Y2 JP 1988055705 U JP1988055705 U JP 1988055705U JP 5570588 U JP5570588 U JP 5570588U JP H0641372 Y2 JPH0641372 Y2 JP H0641372Y2
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JP
Japan
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antenna
connector
vehicle
spoiler
connector insertion
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JP1988055705U
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学 ▲榊▼原
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両用アンテナ装置に関するものである。
(従来の技術) 従来より、車両においては、ラジオ受信用や車両用テレ
ビジョン等種々のアンテナが装備されている。この種の
アンテナは、車体から突出するもの、バックウィンドガ
ラス等のラインドガラスに設けられたものが一般によく
知られている。また、特開昭60−68708号公報には、車
体後部に取付けられたスポイラー内にアンテナを設ける
ことが開示されている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上述のスポイラーの如くアンテナを内蔵する
アンテナ収納体を、空力特性等との関係でラインドガラ
スに取付けたいという要請がある。しかし、このアンテ
ナ収納体を接着剤によりラインドガラスに取付けただけ
では充分な取付け強度を確保することができない。ま
た、取付け金具等によりラインドガラスに取付けた場合
には、その取付け金具等が外部に露見して見映えが悪く
なるとともに、ラインドガラスに設けられた取付け孔か
ら雨水等が浸入する虞れもある。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、アンテナを内蔵するアンテナ収納体
を車両のラインドガラスに取付ける場合、アンテナに接
続されるフィーダー線のコネクタを利用して、見映えお
よびシール性を良好に維持しつつアンテナ収納体を強固
に取付け得る車両用アンテナ装置を提供せんとするもの
である。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案の解決手段は、車両の
ラインドガラスにアンテナを内蔵するアンテナ収納体を
取付ける車両用アンテナ装置として、次のような構成と
する。
すなわち、上記アンテナ収納体にはラインドガラス側に
開口しかつ内周面に雌ネジ部を有するコネクタ差込部が
形成されているとともに、上記ラインドガラスには該コ
ネクタ差込部に対応した位置にコネクタ挿通口が設けら
れている。一方、アンテナフィーダー線のコネクタは、
その先端に雄ネジ部を、基端に鍔部を各々有してなり、
該コネクタの鍔部によってシール材をラインドガラスの
車室内面との間に挟持した状態でコネクタの先端部がラ
インドガラスのコネクタ挿通口からアンテナ収納体のコ
ネクタ差込部内に差し込まれ、かつその雄ネジ部が該コ
ネクタ差込部の雌ネジ部に螺合締結される構成とするも
のである。
(作用) 上記の構成により、本考案では、フィーダー線のコネク
タは、その鍔部がシール材を介してラインドガラスの車
室内面に押圧された状態で雄ネジ部がアンテナ収納体の
アンテナ差込部の雌ネジ部に螺合締結されていることに
よって、アンテナ収納体の取付けボルトとしての機能を
発揮するので、アンテナ収納体の取付け強度を充分に確
保することができる。
その上、上記コネクタの鍔部とラインドガラスの車室内
面との間に挟持されたシール材によってラインドガラス
のコネクタ挿通口周縁がシールされ、アンテナ収納体の
ラインドガラスへの取付けに際し該ラインドガラスに設
ける開口を少なくできることと相俟ってシール性を損な
うことはない。また、コネクタは車外からは見えず、見
映えを損なうこともない。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第5図は本考案の一実施例に係わるアンテナ装置を備え
た自動車を示し、1は運転座席、2は助手座席、3はリ
ヤピラー、4は車体ルーフ、5は車体後部のラインドガ
ラスとしてのバックウィンドガラスであって、該バック
ウィンドガラス5の上部(車体ルーフ4側)にはその車
幅方向の略全長に亘って延びるスポイラー6が取付けら
れており、該スポイラー6は、GPS(地上位置指示装
置)用のアンテナ7を内蔵するアンテナ収納体としての
機能をも有している。上記アンテナ7には車室内からフ
ィーダー線8の一端が接続されており、該フィーダー線
8の他端は、車体ルーフ4後縁部の車室内側に取付けら
れたアンプ9に接続されている。
上記フィーダー線8とスポイラー6内のアンテナ7との
接続部においては、第1図および第2図に詳示するよう
に、スポイラー6に、バックウィンドガラス5側に略水
平方向に向って開口するコネクタ差込部10がスポイラー
6に埋設した段付き円筒部材11によって形成されてい
る。該コネクタ差込部10の小径部分にはアンテナ7にリ
ード線12を介して接続されたアンテナジャック13が設け
られているとともに、大径部分の内周面には雌ネジ部14
が設けられている。
また、上記コネクタ差込部10に対応してバックウィンド
ガラス5にはコネクタ挿通口15が設けられている一方、
フィーダー線8には、上記コネクタ差込部10内のアンテ
ナジャック13に接続される差込プラグ16と、該差込プラ
グ16を絶縁スペーサ17を介して相対回転可能に保持する
コネクタ18とが設けられている。上記コネクタ18の接続
部外周面には上記コネクタ差込部10の雌ネジ部14と螺合
可能な雄ネジ部19が設けられているとともに、基端部に
は外周面に滑り止め溝20a、20a,…を有する鍔部20が形
成されている。また、コネクタ18の外周には雄ネジ部19
と鍔部20との間に、樹脂製のスペーサ21と該スペーサ21
の先端面に固着されたシールラバー22とが嵌合されてい
る。しかして、上記コネクタ18は、先端部側を車室内か
らバックウィンドガラス5のコネクタ挿通口15を通して
スポイラー6のコネクタ差込部10内に差し込み、鍔部20
とバックウィンドガラス5との間にシールラバー22およ
びスペーサ21を押圧挟持した状態で雄ネジ部19をコネク
タ差込部10の雌ネジ部14に螺合締結することにより、差
込プラグ16をアンテナジャック13に接続するとともに、
スポイラー6をバックウィンドガラス5に固定するよう
になっている。尚、23はスポイラー6のガラス当接面に
固着されたシールラバーである。
上記スポイラー6のバックウィンドガラス5への取付け
は、上述のコネクタ18による固定と共にネジ止めによっ
てなされており、そのネジ止めの構造は第3図および第
4図に示す。
第3図および第4図において、24はスクリューネジ、25
はスクリューネジ24が挿通可能な円筒部材であって、該
円筒部材25の外周にはスポイラー仮止め用リブ25a、回
り止め突起部25bおよび鍔部25cがそれぞれ形成されてお
り、上記鍔部25cの側面にはシールラバー26が固着され
ている。一方、バックウィンドガラス5には、上記円筒
部材25の先端部(リブ24a側部分)が挿通可能な円形状
の挿通口27が設けられているとともに、円筒部材25の回
り止め突起部25bに対応した切欠き部28が挿通口27側か
ら切り欠いて設けられている。
また、スポイラー6には、上記バックウィンドガラス5
の挿通口27に対向する部位に円筒部材25先端部の外形形
状に対応した挿入部29が形成されているとともに、該挿
入部29の底面にネジ穴30が形成されている。そして、以
上のようなネジ止め構造においては、スポイラー6をバ
ックウィンドガラス5に取付ける場合、先ず、円筒部材
25の先端部を車室内側からバックウィンドガラス5の挿
通口27を通してスポイラー6の挿入部29内に挿入するこ
とにより、特にそのリブ25aが上記挿入部29の係止溝20a
に係止されて、スポイラー6が仮止めされる。この仮止
めの後、スクリューネジ24を円筒部材25内を通してスポ
イラー6のネジ穴30に螺合締結することにより、円筒部
材25の鍔部25aがシールラバー26を介してバックウィン
ドガラス5の内面に押圧された状態でスポイラー6がス
クリューネジ24および円筒部材25を介してバックウィン
ドガラス26に強固に固定される。尚、スクリューネジ24
の締付けの際、円筒部材25はその回り止め突起部25bと
バックウィンドガラス5の切欠き部28との係合によって
回転が防止される。
したがつて、上記実施例においては、アンテナ7を内蔵
するスポイラー6がバックウィンドガラス5に対してア
ンテナフィーダー線8のコネクタ18によるネジ止めとス
クリーネジ24によるネジ止めとによって取付けられてい
るので、その取付け強度を充分に確保することができ、
接着剤により取付ける場合の如くスポイラー6が不用意
に外れる虞れはない。
しかも、上記コネクタ18は、本来フィーダー線8の差込
プラグ16をスポイラー6側のアンテナジャック13に接続
する際にその接続を容易にするためのものであって、ス
ポイラー6の固定のためにのみ設けるものではないの
で、部品点数を少なくしてコストの低廉化等を図ること
ができる。また、スクリューネジ24によるネジ止め箇所
を少なくすることができるので、バックウィンドガラス
5に設けなければならない開口数も少なくすることがで
きる。
さらに、上記コネクタ18は車室内からバックウィンドガ
ラス5のコネクタ挿通口15を通してスポイラー6側に接
続されていて、車外に露見しないので、見映えを損なう
ことはない。また、上記コネクタ挿通口15は、コネクタ
18の鍔部20とバックウィンドガラス5の車室内面との間
に挟持されたシールラバー22によりシールされており、
スポイラー6とバックウィンドガラス5の車外面との間
に介設されたシールラバー23と共に二重にシールされた
構造になっているので、シール性を高めることができ
る。このコネクタ挿通口15の如き二重シール構造は、本
実施例の場合スクリューネジ24によるネジ止め箇所の挿
通口27でも採られており、また、上述の如くバックウィ
ンドガラス5に設ける開口数を少なくできることと相俟
って、スポイラー6の取付けによってバックウィンドガ
ラス5のシール性を損なうことはない。
尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、そ
の他種々の変形例を包含するものである。例えば、上記
実施例では、本考案を、スポイラー6をバックウィンド
ガラス5に取付け、該スポイラー6がGPS用アンテナ7
を内蔵する場合について適用したが、アンテナを専用の
アンテナ収納体において内蔵し、該アンテナ収納体をバ
ックウィンドガラス5等のラインドガラスに取付ける場
合にも適用することができる。この際、特にアンテナ収
納体が小形なものの場合、該アンテナ収納体の取付け
を、実施例の如くフィーダー線8のコネクタ18によるネ
ジ止めとスクリューネジ24によるネジ止めとを併用する
必要はなく、コネクタ18によるネジ止めだけでもよい。
(考案の効果) 以上の如く、本考案の車両用アンテナ装置によれば、ア
ンテナを内蔵するアンテナ収納体をラインドガラスに取
付けるに当り、アンテナフィーダー線のコネクタが取付
けボルトと同様の機能を発揮するので、部品点数を少な
くしながらアンテナ収納体の取付け強度を充分に確保す
ることができ、また、シール性および見映えをも良好に
維持することができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は第5図の
A−A線における断面図、第2図はコネクタの縦断側面
図、第3図はスポイラーのネジ止め部の構造を示す断面
図、第4図は同斜視図、第5図はスポイラーの取付け位
置を示す車体を一部透視した斜視図である。 5…バックウィンドガラス(ラインドガラス)、6…ス
ポイラー(アンテナ収納体)、7…アンテナ、8…フィ
ーダー線、10…コネクタ差込部、14…雌ネジ部、15…コ
ネクタ挿通口、18…コネクタ、19…雄ネジ部、20…鍔
部、22…シールラバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両のラインドガラスにアンテナを内蔵す
    るアンテナ収納体が取付けられた車両用アンテナ装置で
    あって、上記アンテナ収納体にはラインドガラス側に開
    口しかつ内周面に雌ネジ部を有するコネクタ差込部が形
    成されているとともに、上記ラインドガラスには該コネ
    クタ差込部に対応した位置にコネクタ挿通口が設けられ
    ており、アンテナフィーダー線のコネクタは、その先端
    に雄ネジ部を、基端に鍔部を各々有してなり、該コネク
    タの鍔部によってシール材をラインドガラスの車室内面
    との間に挟持した状態でコネクタの先端部がラインドガ
    ラスのコネクタ挿通口からアンテナ収納体のコネクタ差
    込部内に差し込まれ、かつその雄ネジ部が該コネクタ差
    込部の雌ネジ部に螺合締結されていることを特徴とする
    車両用アンテナ装置。
JP1988055705U 1988-04-25 1988-04-25 車両用アンテナ装置 Expired - Lifetime JPH0641372Y2 (ja)

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JPH01159407U JPH01159407U (ja) 1989-11-06
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20210083757A1 (en) * 2019-04-18 2021-03-18 Bruce David Gustafson Passive extender communication system for wireless elevator communication

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6160509U (ja) * 1984-09-26 1986-04-23
JPS61104613U (ja) * 1984-12-12 1986-07-03

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