JPH06191348A - 自動車のドアミラー付コーナーピース - Google Patents

自動車のドアミラー付コーナーピース

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Publication number
JPH06191348A
JPH06191348A JP34376492A JP34376492A JPH06191348A JP H06191348 A JPH06191348 A JP H06191348A JP 34376492 A JP34376492 A JP 34376492A JP 34376492 A JP34376492 A JP 34376492A JP H06191348 A JPH06191348 A JP H06191348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
corner piece
piece body
door
mirror base
Prior art date
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Pending
Application number
JP34376492A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeomi Takamiya
武臣 高宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd filed Critical Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority to JP34376492A priority Critical patent/JPH06191348A/ja
Publication of JPH06191348A publication Critical patent/JPH06191348A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動モータ等を備えたドアミラー2のミラー
ベース部3をコーナーピース本体1に取り付ける際の配
線の処理を簡単にし、取付作業の作業性を向上させる。 【構成】 コーナーピース本体1の芯材4にコネクタ用
貫通孔7が開口形成されているとともに、シール部材5
の一部としてビード部5cが形成されている。コーナー
ピース本体1の車外側の側面に取り付けられるミラーベ
ース部3には、雄型のコネクタ10が固定されており、
該コネクタ10がコネクタ貫通孔7に嵌合する。ミラー
ベース部3は、該コネクタ10の嵌合により仮止めされ
た上でねじ止めされる。ドアトリム16の一部にコーナ
ーカバー部16aが形成され、かつここに雌型コネクタ
17が固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車用ドアのウエ
スト部前端に設けられるコーナーピース、特にドアミラ
ーを備えたドアミラー付コーナーピースの改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えばサッシュレスドア型自動車のフロ
ントドアにあっては、ドアウエスト部の前端に、略三角
形に突出するコーナーピースを設け、その外側面にドア
ミラーを取り付けた構成が多く採用されている。
【0003】この種のコーナーピースは、図5に示すよ
うに、ドア21に固定されるコーナーピース本体22
と、その外側面に取り付けられるミラーベース部23と
から大略構成されている。コーナーピース本体22は、
金属板をプレス成形してなる芯材24を有し、該芯材2
4の下半部がドア21ウエスト部内に収容された状態で
ドアパネルにねじ止めされている。また、ドア21ウエ
スト部から略三角形に突出した上半部の周縁には、ゴム
等の弾性体からなるシール部材25が設けられている。
このシール部材25の前端縁は車体側のドア開口縁との
間をシールし、後端縁はドアガラス前端縁との間をシー
ルする。また中央部分は、金属製芯材24が露出してい
るが、この部分に3個のボルト貫通孔26が貫通形成さ
れているとともに、比較的大きなハーネス用貫通孔27
が開口している。
【0004】ミラーベース部23は、合成樹脂からな
り、該ミラーベース部23にドアミラー28が支持され
ている。そして、この略三角形をなすミラーベース部2
3は、上記コーナーピース本体22の車外側の側面に重
ねられ、かつ車室内側から3本のボルト29でもってコ
ーナーピース本体22に固定されている。ここで、近時
のドアミラー28には、鏡面電動用のモータや格納用の
モータ等の各種電気部品が設けられることが多いが、こ
れらの電気部品に接続されるハーネス30がミラーベー
ス部23の中央部分から導出され、かつ先端にコネクタ
31が設けられている。このハーネス30およびコネク
タ31は、ミラーベース部23をコーナーピース本体2
2に取り付ける際に、コーナーピース本体22のハーネ
ス用貫通孔27を通して車室内側へ引き出され、図示せ
ぬ車体側のコネクタに接続されるようになっている。
尚、コーナーピース本体22の車室内側の面には、図示
せぬ合成樹脂製コーナーピースカバーが取り付けられ、
ボルト29等を覆っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成においては、ミラーベース部23の取付時にハー
ネス30およびコネクタ31をハーネス用貫通孔27に
挿通させる作業が非常に面倒であった。特に、一方の手
でミラーベース部23を保持しつつ他方の手でハーネス
用貫通孔27へ差し入れるようになるため非常に作業性
が悪く、取付作業に時間が掛かる、という欠点があっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、金
属製芯材の周縁にシール部材を設けてなり、かつドアウ
エスト部の前端に固定されるコーナーピース本体と、こ
のコーナーピース本体の車外側の側面に配設され、かつ
コーナーピース本体にねじ止めされるミラーベース部
と、を備えてなる自動車のドアミラー付コーナーピース
において、上記ミラーベース部の車室内側の中央部に、
車室内側へ向けて固定されたコネクタを設けるととも
に、上記コーナーピース本体には、このコネクタが嵌合
可能なコネクタ用貫通孔を開口形成したことを特徴とし
ている。
【0007】
【作用】上記構成では、ミラーベース部にコネクタが固
定されており、該コネクタをコーナーピース本体のコネ
クタ用貫通孔に嵌め込むことによって、ミラーベース部
が略位置決めされると同時に、コネクタが車室内側へ突
出した状態となる。従って、この状態でミラーベース部
をねじ止めすれば良い。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明する。
【0009】図1は、この発明に係るコーナーピースの
構成を示す略水平な切断面に沿った断面図である。ま
た、図2は、このコーナーピースを構成するコーナーピ
ース本体1の斜視図、図3はドアミラー2を支持するミ
ラーベース部3の斜視図である。
【0010】コーナーピース本体1は、金属板をプレス
成形してなる略三角形の芯材4を有し、その上半部にゴ
ム製のシール部材5が設けられている。このコーナーピ
ース本体1は、前述したようにドアウエスト部の前端に
取り付けられるもので、周縁にシール部材5を備えた上
半部がドアウエスト部から上方へ略三角形に突出した状
態となる。尚、コーナーピース本体1の後縁部は、図1
に示すように、略U字形断面に形成され、一対のシール
リップ5aが図示せぬドアガラス端縁をシールするよう
になっている。また前縁部5bは、図示せぬ車体のフロ
ントピラー下部に当接する。
【0011】上記シール部材5は、中央部を略三角形に
残した形に形成されており、この中央の部分では金属製
の芯材4が露出している。そして、ここに三角形の頂点
をなすように3個のボルト貫通孔6が貫通形成されてい
るとともに、この3点で囲まれた中央部に略矩形をなす
コネクタ用貫通孔7が開口形成されている。また、この
コネクタ用貫通孔7を囲むように、矩形の短い筒状をな
すビード部5cがシール部材5の一部としてコーナーピ
ース本体1の車室外側に成形されているミラーベース部
3は、コーナーピース本体1のドアウエスト部からの突
出部分の形状に対応した略三角形をなす合成樹脂製のも
ので、コーナーピース本体1への取付面側には、コーナ
ーピース本体1のボルト貫通孔6に対応する位置にそれ
ぞれボス部8が形成されているとともに、各ボス部8の
先端にねじ孔9が設けられている。そして、これら3本
のボス部8に囲まれた中央部に、各種電気部品の導通を
行う略矩形のコネクタ10が固定されている。このコネ
クタ10は、矩形のガイド壁11の中に端子片12が立
設された雄型のもので、底部周縁にフランジ部13を有
し、該フランジ部13がねじ14によりミラーベース部
3の本体部分に締結されている。また上記コネクタ10
は、ボス部8と同一の方向へ向かって、つまり車室内側
へ向かって形成されている。尚、ガイド壁11の一部に
は、係止爪15が形成されている。この係止爪15は、
図1に示すように、それぞれ2つの突起部15a,15
bを有している。
【0012】また、この実施例では、ドアの内側に取り
付けられるドアトリム16の一部に、上記コネクタ10
に対応した雌型コネクタ17が取り付けられている。す
なわち図4に示すように、合成樹脂成形品からなるドア
トリム16のウエスト部前端部に、コーナーピース本体
1の車室内側の面を覆うコーナーカバー部16aが略三
角形に膨出形成されており、このコーナーカバー部16
aの内側に略矩形の雌型コネクタ17が接着等により固
定されている。この雌型コネクタ17の側壁には、上記
係止爪15が係合する係止孔18が設けられている。
尚、図4において、19はドアトリム16取付用のクリ
ップを示す。
【0013】上記実施例の構成においては、ドアに固定
されたコーナーピース本体1のコネクタ用貫通孔7に対
し、ミラーベース部3のコネクタ10を位置合わせしつ
つ該ミラーベース部3を押し込めば、コネクタ10がコ
ネクタ用貫通孔7に嵌合し、係止爪15の突起部15a
が係合して抜け止めされる。つまり、ミラーベース部3
がコーナーピース本体1に位置決めされるとともに、仮
止めされた状態となるので、次に、車室内側から図示せ
ぬボルトをボルト貫通孔6を通してボス部8先端のねじ
孔9にねじ込めば、ミラーベース部3が容易に取り付け
られる。この取付状態では、図1に明らかなように、コ
ネクタ10がコーナーピース本体1を貫通して車室内側
へ突出した状態となる。また、シール部材5に一体に形
成したビード部5cの先端がコネクタ10のフランジ部
13に圧接し、コネクタ10周囲をシールする。そし
て、ドアトリム16をドア内側面に取り付ければ、図1
に示すように、この突出状態にあるコネクタ10とドア
トリム16側の雌型コネクタ17が互いに嵌合し、雌型
コネクタ17の端子片20とコネクタ10側の端子片1
2とが接続される。尚、係止爪15の先端側の突起部1
5bが係止孔18に係合することにより、両コネクタ1
0,17の接続状態が保持される。
【0014】従って、上記構成では、ミラーベース部3
の取付に際して、従来のようにハーネスをコーナーピー
ス本体1の孔に挿入するという面倒な作業が不要とな
り、しかもコネクタ10の嵌合を利用してミラーベース
部3を仮止めできるため、その取付作業が非常に容易に
なる。
【0015】尚、上記実施例では、接続作業の一層の簡
略化のためにドアトリム16に雌型コネクタ17を固定
してあるが、通常のハーネス先端に雌型コネクタを設け
た構成とし、これをコーナーピース本体1から突出した
コネクタ10に接続するとともに、ドアトリム16とは
別体のコーナーピースカバーを車室内側に配設するよう
にしても良い。
【0016】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、この発明
に係る自動車のドアミラー付コーナーピースによれば、
電動モータ等の電気部品を備えたミラーベース部をコー
ナーピース本体にねじ止めするに際して、従来のよう
に、先端にコネクタを備えたハーネスをコーナーピース
本体の孔に挿入するという面倒な作業が不要となり、単
にミラーベース部を押し込むだけでコネクタを車室内側
へ突出させることができる。しかも、このコネクタとコ
ーナーピース本体のコネクタ用貫通孔との嵌合によって
ミラーベース部が位置決めされるため、その取付作業が
非常に簡単なものとなり、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るコーナーピースの断面図。
【図2】コーナーピース本体の斜視図。
【図3】ミラーベース部の斜視図。
【図4】ドアトリム要部の斜視図。
【図5】従来のコーナーピースの構成を示す分解斜視
図。
【符号の説明】
1…コーナーピース本体 3…ミラーベース部 4…芯材 5…シール部材 7…コネクタ用貫通孔 10…コネクタ 16…ドアトリム 17…雌型コネクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製芯材の周縁にシール部材を設けて
    なり、かつドアウエスト部の前端に固定されるコーナー
    ピース本体と、このコーナーピース本体の車外側の側面
    に配設され、かつコーナーピース本体にねじ止めされる
    ミラーベース部と、を備えてなる自動車のドアミラー付
    コーナーピースにおいて、上記ミラーベース部の車室内
    側の中央部に、車室内側へ向けて固定されたコネクタを
    設けるとともに、上記コーナーピース本体には、このコ
    ネクタが嵌合可能なコネクタ用貫通孔を開口形成したこ
    とを特徴とする自動車のドアミラー付コーナーピース。
JP34376492A 1992-12-24 1992-12-24 自動車のドアミラー付コーナーピース Pending JPH06191348A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34376492A JPH06191348A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 自動車のドアミラー付コーナーピース

Applications Claiming Priority (1)

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JP34376492A JPH06191348A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 自動車のドアミラー付コーナーピース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06191348A true JPH06191348A (ja) 1994-07-12

Family

ID=18364064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34376492A Pending JPH06191348A (ja) 1992-12-24 1992-12-24 自動車のドアミラー付コーナーピース

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JP (1) JPH06191348A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2407349A1 (de) * 2010-07-15 2012-01-18 SMR Patents S.à.r.l. Dichtung und Außenrückblickspiegelanordnung
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