JP2536231Y2 - 車両用ワイヤーハーネスのコネクタ保護カバー - Google Patents

車両用ワイヤーハーネスのコネクタ保護カバー

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JP2536231Y2
JP2536231Y2 JP4519992U JP4519992U JP2536231Y2 JP 2536231 Y2 JP2536231 Y2 JP 2536231Y2 JP 4519992 U JP4519992 U JP 4519992U JP 4519992 U JP4519992 U JP 4519992U JP 2536231 Y2 JP2536231 Y2 JP 2536231Y2
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connector
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wire harness
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connector protection
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正彦 林
博行 橋本
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、車両用ワイヤーハー
ネスのコネクタに、例えば防塵用として取り付けられる
コネクタ保護カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】複数の電線にコネクタ等が接続されて形
成されるワイヤーハーネスは、ハーネス組付現場で組み
付けられた後、車体組付現場まで搬送され、そこで車体
に組み付けられるようにしているが、ハーネス搬送中に
コネクタ端子にほこり等が付着しないよう、ワイヤーハ
ーネスのコネクタには防塵用としてコネクタ保護カバー
が取り付けられている。
【0003】例えば図4に示すように、ワイヤーハーネ
ス10は、テープ2により結束された複数の電線1にコ
ネクタ3が接続されて形成され、さらにそのワイヤーハ
ーネス10のコネクタ3に防塵用としてコネクタ保護カ
バー20が着脱自在に取り付けられている。そしてその
状態で、車体組付現場まで搬送され、そこでコネクタ保
護カバー20をワイヤーハーネス10とともに車体のエ
ンジンルーム30側からダッシュパネル40のハーネス
挿通穴41に挿通し、さらにダッシュパネル40とエア
コンユニット51との間に挿通して車室50内に導く。
こうしてワイヤーハーネス10をエンジンルーム30か
ら車室50にかけて配索した後、コネクタ保護カバー2
0をコネクタ3から取り外して、コネクタ3を室内電装
品に接続する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、ダッシュパ
ネル40の上方にはカウルトップやインストルメントパ
ネル等の複雑形状の部位が配置されているため、ダッシ
ュパネル40とエアコンユニット51との間は死角とな
って覗き込むことができず、その間へのコネクタ保護カ
バー20の挿通作業は、手探り状態での作業となる。こ
の場合、従来のコネクタ保護カバー20のように先端2
1が平坦に形成されていると、コネクタ保護カバー20
の先端21がエアコンユニット51の表面やダッシュパ
ネル40の表面に係止し、それらの間にコネクタ保護カ
バー20をスムーズに挿通できず、ワイヤーハーネス1
0の配索作業が繁雑であるという問題があった。
【0005】この考案は、上記従来技術の問題を解消
し、ワイヤーハーネスの配索作業を簡単に行える車両用
ワイヤーハーネスのコネクタ保護カバーを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案は、端部にコネ
クタが接続されたワイヤーハーネスの前記コネクタに着
脱自在なカバー本体を有し、そのカバー本体を、前記コ
ネクタに取り付けた状態で、前記ワイヤーハーネスを車
体に配索するようにした車両用ワイヤーハーネスのコネ
クタ保護カバーであって、上記目的を達成するため、前
記カバー本体の先端に、その先端延長方向に向かうに従
って外周寸法が連続的に小さくなるように形成されて、
外周に傾斜面が形成されたガイド体を設けている。
【0007】
【作用】この考案の車両用ワイヤーハーネスのコネクタ
保護カバーによれば、カバー本体の先端に、その先端延
長方向に向かうに従って外周寸法が連続的に小さくなる
ように形成されて、外周に傾斜面が形成されたガイド体
を設けているため、コネクタ保護カバーをワイヤーハー
ネスに取り付けた状態で、例えばエンジンルーム側から
ダッシュパネルのハーネス挿通穴に挿通し、さらにダッ
シュパネルと室内装着品との間に挿通させる際に、コネ
クタ保護カバー先端のガイド体外周が室内装着品等の表
面に当接したとしても、カバー本体はガイド体外周の傾
斜面に沿って挿通経路方向にガイドされる。
【0008】
【実施例】図1はこの考案の一実施例であるコネクタ保
護カバー120を示す斜視図、図2はその要部分解斜視
図を示し、それぞれコネクタ保護カバー120がワイヤ
ーハーネス110に取り付けられた状態を示している。
両図に示すように、ワイヤーハーネス110は、複数の
電線111がテープ112により結束されるとともに、
電線111の端部にコネクタ113が接続されることに
より形成されている。
【0009】コネクタ保護カバー120は、それぞれ樹
脂素材等による一体成形品のカバー本体130と、ガイ
ド体140とで構成されている。カバー本体130は、
コネクタ113の一端側に嵌合自在に構成されるととも
に、先端面131に一対の係合爪132が相対向するよ
うに形成される。一方、ガイド体140は、その既端面
に上記一対の係合爪132間に係合自在な係合片142
が突出するように形成されるとともに、先端側に向かう
に従って外周寸法が連続的に小さくなるように形成され
て、外周面を構成する4つの面がそれぞれ傾斜面141
に仕上げられる。そして、ガイド体140の係合片14
2が一対の爪132の側端開放部から一対の係合爪13
2間に挿入されて、係合片142の外表面が一対の係合
爪132の内側面に係合される。こうしてカバー本体1
30の先端面131にガイド体140が着脱自在に取り
付けられる。
【0010】このように構成された保護カバー120
は、ハーネス組付時にワイヤーハーネス110に取り付
けられ、その状態で車体組付現場まで搬送される。
【0011】車体組付現場に搬送されたワイヤーハーネ
ス110を車体に組付けるには、図3に示すように、コ
ネクタ保護カバー130をそのガイド体140を先頭に
しながらワイヤーハーネス110とともにエンジンルー
ム30側からダッシュパネル40のハーネス挿通穴41
に挿通し、さらにダッシュパネル40に貼り付けられた
ダッシュサイレンサ42とエアコンユニット51との隙
間に挿通して車室50に導く。このとき、コネクタ保護
カバー130がその挿通経路を逸脱してガイド体140
の外周がエアコンユニット51の表面やダッシュサイレ
ンサ42の表面に当接したとしても、ガイド体140の
外周は傾斜面141に仕上げられているため、コネクタ
保護カバー120は、傾斜面141の傾斜に沿って挿通
経路方向にガイドされる。このため、コネクタ保護カバ
ー120のエアコンユニット51等への係止が防止され
て、コネクタ保護カバー120を車室50までスムーズ
に導くことができ、ワイヤーハーネス110をエンジン
ルーム30から車室50にかけて簡単に配索することが
できる。
【0012】ワイヤーハーネス110を配索した後は、
コネクタ保護カバー120をコネクタ113から取り外
して、コネクタ113を室内電装品に接続し、こうして
ワイヤーハーネス110が車体に組み付けられる。
【0013】なお、コネクタ保護カバー120における
ガイド体140のカバー本体130への取付手段は、特
に限定されることはない。さらに、ガイド体140はカ
バー本体130に一体的に形成されていてもよい。
【0014】また、上記実施例では、コネクタ保護カバ
ー120をダッシュパネル40とエアコンユニット51
との間に挿通する場合について説明したが、それだけに
限られず、この考案は、オーディオユニットとダッシュ
パネルとの間にコネクタ保護カバーを挿通するような場
合等にも適用できる。
【0015】
【考案の効果】以上のように、この考案の車両用ワイヤ
ーハーネスのコネクタ保護カバーによれば、カバー本体
の先端に、その先端延長方向に向かうに従って外周寸法
が連続的に小さくなるように形成されて、外周に傾斜面
が形成されたガイド体を設けているため、コネクタ保護
カバーをワイヤーハーネスに取り付けた状態で、例えば
エンジンルーム側からダッシュパネルのハーネス挿通穴
に挿通し、さらにダッシュパネルと室内装着品との間に
挿通させる際に、コネクタ保護カバー先端のガイド体外
周が室内装着品等の表面に当接したとしても、コネクタ
保護カバーはガイド体外周の傾斜面に沿って挿通経路方
向にガイドされる。このため、コネクタ保護カバーが室
内装着品等へ係止されることなく車室までスムーズに導
かれ、ワイヤーハーネスの配索作業を簡単に行えるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例であるコネクタ保護カバー
を示す斜視図である。
【図2】実施例のコネクタ保護カバーの要部分解斜視図
である。
【図3】実施例のコネクタ保護カバーが取り付けられた
ワイヤーハーネスの配索作業を説明するための側面図で
ある。
【図4】従来のワイヤーハーネスの配索作業を説明する
ための側面図である。
【符号の説明】
30 エンジンルーム 40 ダッシュパネル 41 ハーネス挿通穴 50 車室 51 エアコンユニット 110 ワイヤーハーネス 113 コネクタ 120 コネクタ保護カバー 130 カバー本体 140 ガイド体 141 傾斜面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部にコネクタが接続されたワイヤーハ
    ーネスの前記コネクタに着脱自在なカバー本体を有し、
    そのカバー本体を、前記コネクタに取り付けた状態で、
    前記ワイヤーハーネスを車体に配索するようにした車両
    用ワイヤーハーネスのコネクタ保護カバーであって、 前記カバー本体の先端に、その先端延長方向に向かうに
    従って外周寸法が連続的に小さくなるように形成され
    て、外周に傾斜面が形成されたガイド体を設けたことを
    特徴とする車両用ワイヤーハーネスのコネクタ保護カバ
    ー。
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JPH0597070U JPH0597070U (ja) 1993-12-27
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