JPH0641335A - ポリエステルフィルム及びその製造方法 - Google Patents
ポリエステルフィルム及びその製造方法Info
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- JPH0641335A JPH0641335A JP5045567A JP4556793A JPH0641335A JP H0641335 A JPH0641335 A JP H0641335A JP 5045567 A JP5045567 A JP 5045567A JP 4556793 A JP4556793 A JP 4556793A JP H0641335 A JPH0641335 A JP H0641335A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】防曇・防滴性を改善し、長期間にわたって保持
するポリエステルフィルム及びその製造方法を提供す
る。 【構成】コロイドアルミナ0.1〜20重量%、コロイ
ドシリカ0.1〜20重量%、陰イオン性界面活性剤
0.5〜10重量%、及び水50〜99.3重量%を含
む防曇・防滴剤組成物を少なくとも一方の表面に有する
ポリエステルフィルムである。このポリエステエルフィ
ルムは、前記組成物をフィルムの少なくとも一方の表面
に塗布した後、乾燥して製造する。
するポリエステルフィルム及びその製造方法を提供す
る。 【構成】コロイドアルミナ0.1〜20重量%、コロイ
ドシリカ0.1〜20重量%、陰イオン性界面活性剤
0.5〜10重量%、及び水50〜99.3重量%を含
む防曇・防滴剤組成物を少なくとも一方の表面に有する
ポリエステルフィルムである。このポリエステエルフィ
ルムは、前記組成物をフィルムの少なくとも一方の表面
に塗布した後、乾燥して製造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無機コロイドと陰イオ
ン性界面活性剤とを含む組成物、この組成物を疎水性ポ
リエステルの少なくとも一方の表面に塗布して、防曇・
防滴性を長期間保持させたポリエステルフィルム、及び
その製造方法に関する。
ン性界面活性剤とを含む組成物、この組成物を疎水性ポ
リエステルの少なくとも一方の表面に塗布して、防曇・
防滴性を長期間保持させたポリエステルフィルム、及び
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ポリエステル、特にポリエチレ
ンテレフタレート(polyethylene ter
ephthalate、以下PETという)は、化学的
に安定であり、物理的、機械的な強度が高く、耐熱性、
耐久性、耐薬品性、及び電気絶縁性に優れて、磁気テー
プ、写真フィルム、コンデンサー、電気絶縁材、ラベ
ル、包装材、及び種々の成形加工品に広く用いられてい
る。
ンテレフタレート(polyethylene ter
ephthalate、以下PETという)は、化学的
に安定であり、物理的、機械的な強度が高く、耐熱性、
耐久性、耐薬品性、及び電気絶縁性に優れて、磁気テー
プ、写真フィルム、コンデンサー、電気絶縁材、ラベ
ル、包装材、及び種々の成形加工品に広く用いられてい
る。
【0003】しかしながら、そのようなPETフィルム
は、包装用に用いる場合、表面の疎水性によってフィル
ムの内側に空気中の水分が凝縮して、包装された外観が
不良になり、水滴が包装の内容物内へ浸透して腐敗の原
因になるおそれがある。特に、そのようなPETフィル
ムを農業用温室で用いる場合、冬季又は室内外の気温の
差が大きいと、フィルムの内側表面に生成された水滴に
よってフィルムの光透過率が低下し、作物の成長に悪影
響を及ぼす。
は、包装用に用いる場合、表面の疎水性によってフィル
ムの内側に空気中の水分が凝縮して、包装された外観が
不良になり、水滴が包装の内容物内へ浸透して腐敗の原
因になるおそれがある。特に、そのようなPETフィル
ムを農業用温室で用いる場合、冬季又は室内外の気温の
差が大きいと、フィルムの内側表面に生成された水滴に
よってフィルムの光透過率が低下し、作物の成長に悪影
響を及ぼす。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のようなポリエス
テルフィルムの欠点を解決するために、ポリエステル樹
脂に界面活性剤を混入してポリエステルフィルムを形成
する方法、界面活性剤、又は親水性高分子を含む防曇・
防滴剤組成物をフィルムの表面に塗布する方法などが提
案された。
テルフィルムの欠点を解決するために、ポリエステル樹
脂に界面活性剤を混入してポリエステルフィルムを形成
する方法、界面活性剤、又は親水性高分子を含む防曇・
防滴剤組成物をフィルムの表面に塗布する方法などが提
案された。
【0005】特開昭57−8236号には、直鎖及び分
岐した高級脂肪酸の多価アルコールエステルを配合した
軟質塩化ビニル樹脂フィルムが開示されており、特開昭
57−69043号には、アルカリ金属スルホン酸塩及
び/又はポリエステルを含有する水不溶性飽和ポリエス
テル樹脂と、非イオン性界面活性剤とを含有する水性分
散液をポリエステルフィルムに塗布してポリエステル合
成樹脂に防曇・防滴性を与える方法が開示されている。
岐した高級脂肪酸の多価アルコールエステルを配合した
軟質塩化ビニル樹脂フィルムが開示されており、特開昭
57−69043号には、アルカリ金属スルホン酸塩及
び/又はポリエステルを含有する水不溶性飽和ポリエス
テル樹脂と、非イオン性界面活性剤とを含有する水性分
散液をポリエステルフィルムに塗布してポリエステル合
成樹脂に防曇・防滴性を与える方法が開示されている。
【0006】しかしながら、前者の場合はフィルム内部
からその表面への界面活性剤の移動を適切に制御するこ
とが困難であり、また、フィルムの種々の物性にも悪影
響を及ぼす。
からその表面への界面活性剤の移動を適切に制御するこ
とが困難であり、また、フィルムの種々の物性にも悪影
響を及ぼす。
【0007】一方、後者の場合は、親水性物質が耐水性
に乏しく、疎水性表面に対する密着性が低いので、所望
の防曇・防滴性を長期間保持することができない。
に乏しく、疎水性表面に対する密着性が低いので、所望
の防曇・防滴性を長期間保持することができない。
【0008】従って、本発明の目的は、ポリエステルフ
ィルムに無機コロイドと陰イオン性界面活性剤とを含む
新しい組成物を塗布してフィルムの結晶構造及び表面特
性を適切に制御することによって、改良された防曇・防
滴性が長時間保持されると共に、耐候性、透明性、及び
密着性が改善されたポリエステルフィルム、及びその製
造方法を提供することにある。
ィルムに無機コロイドと陰イオン性界面活性剤とを含む
新しい組成物を塗布してフィルムの結晶構造及び表面特
性を適切に制御することによって、改良された防曇・防
滴性が長時間保持されると共に、耐候性、透明性、及び
密着性が改善されたポリエステルフィルム、及びその製
造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、コロイドアルミナ0.1乃至20重量
%、コロイドシリカ0.1乃至20重量%、陰イオン性
界面活性剤0.5乃至10重量%、及び水50乃至9
9.3重量%を含み、ポリエステルフィルムの少なくと
も一方の表面上に塗布される防曇・防滴剤組成物を提供
する。
に、本発明は、コロイドアルミナ0.1乃至20重量
%、コロイドシリカ0.1乃至20重量%、陰イオン性
界面活性剤0.5乃至10重量%、及び水50乃至9
9.3重量%を含み、ポリエステルフィルムの少なくと
も一方の表面上に塗布される防曇・防滴剤組成物を提供
する。
【0010】また、本発明は、前記の防曇・防滴剤組成
物がポリエステルフィルムの少なくとも一方の表面上に
塗布されたポリエステルフィルムを提供する。
物がポリエステルフィルムの少なくとも一方の表面上に
塗布されたポリエステルフィルムを提供する。
【0011】前記の陰イオン性界面活性剤は、下記一般
式(I)で表されるスルホン酸塩系界面活性剤と、下記
一般式(II)で表される硫酸エステル系界面活性剤とか
らなる群から選択される。
式(I)で表されるスルホン酸塩系界面活性剤と、下記
一般式(II)で表される硫酸エステル系界面活性剤とか
らなる群から選択される。
【0012】 R−SO3 M (I) R−(C2 H4 O)n OSO3 M (II) 上記一般式(I)及び(II)中、Rは炭素数8乃至25
のアルキル基であり、nは10以下の整数であり、Mは
アルカリ金属又はアルカリ土類金属を表す。
のアルキル基であり、nは10以下の整数であり、Mは
アルカリ金属又はアルカリ土類金属を表す。
【0013】本発明はまた、前記の防曇・防滴剤組成物
をポリエステルフィルムの少なくとも一方の表面上に塗
布して、形成された塗膜を乾燥することを含むポリエス
テルフィルムの製造方法を提供する。
をポリエステルフィルムの少なくとも一方の表面上に塗
布して、形成された塗膜を乾燥することを含むポリエス
テルフィルムの製造方法を提供する。
【0014】上記一般式(I)及び(II)において、R
は炭素数8乃至18のアルキル基が望ましい。また、M
は、Li、Na、K又はMgが望ましく、nは10以下
の整数が望ましい。
は炭素数8乃至18のアルキル基が望ましい。また、M
は、Li、Na、K又はMgが望ましく、nは10以下
の整数が望ましい。
【0015】上記一般式(I)で表わされるスルホン酸
塩系界面活性剤の酸価は、優れた分散性を組成物に付与
するために、1.0mgKOH/g以下、特に0.7m
gKOH/g以下が好ましい。
塩系界面活性剤の酸価は、優れた分散性を組成物に付与
するために、1.0mgKOH/g以下、特に0.7m
gKOH/g以下が好ましい。
【0016】かかる一般式(I)で表されるスルホン酸
塩系界面活性剤には、例えば、オクチルベンゼンスルホ
ン酸カリウム、ノニルベンゼンスルホン酸カリウム、ウ
ンデシルベンゼンスルホン酸カリウム、エイコシルベン
ゼンスルホン酸リチウム、トリデシルベンゼンスルホン
酸リチウム、テトラデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、ヘキサデシルベンゼンスルホン酸リチウム、ヘキサ
デシルベンゼンスルホン酸カリウム、ウンデシルベンゼ
ンスルホン酸マグネシウム、ノニルスルホン酸ナトリウ
ム、デシルスルホン酸ナトリウム、ヘプタデシルスルホ
ン酸ナトリウム、ノナデシルスルホン酸ナトリウム、ス
テアリルスルホン酸リチウム、デシルスルホン酸リチウ
ム、ドデシルスルホン酸リチウム、及びドデシルスルホ
ン酸マグネシウム、及び下記化1に示す構造式を有する
スルホン酸金属塩などが含まれ、これらは、単独で用い
ても、組合わせて用いてもよい。
塩系界面活性剤には、例えば、オクチルベンゼンスルホ
ン酸カリウム、ノニルベンゼンスルホン酸カリウム、ウ
ンデシルベンゼンスルホン酸カリウム、エイコシルベン
ゼンスルホン酸リチウム、トリデシルベンゼンスルホン
酸リチウム、テトラデシルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム、ヘキサデシルベンゼンスルホン酸リチウム、ヘキサ
デシルベンゼンスルホン酸カリウム、ウンデシルベンゼ
ンスルホン酸マグネシウム、ノニルスルホン酸ナトリウ
ム、デシルスルホン酸ナトリウム、ヘプタデシルスルホ
ン酸ナトリウム、ノナデシルスルホン酸ナトリウム、ス
テアリルスルホン酸リチウム、デシルスルホン酸リチウ
ム、ドデシルスルホン酸リチウム、及びドデシルスルホ
ン酸マグネシウム、及び下記化1に示す構造式を有する
スルホン酸金属塩などが含まれ、これらは、単独で用い
ても、組合わせて用いてもよい。
【0017】
【化1】 また、前記一般式(II)で表される化合物には、例え
ば、C12H25OSO3 K、C12H25OSO3 Na、C15
H31OSO3 Na、C18H37OSO3 Na、C12H
25(C2 H4 O)3 OSO3 Na、C12H25(C2 H4
O)5 OSO3 Na、C12H25(C2 H4 O)10OSO
3 Na、C12H25(C2 H4 O)3 OSO3 K、C12H
25(C2 H4 O)5 OSO3 K、C12H25(C2 H
4 O)5 OSO3 Li、C15H31(C2 H4 O)3 OS
O3 Na、及びC18H37(C2 H4 O)10OSO3 Na
などが含まれ、これらは単独で用いても、組合わせて用
いてもよい。
ば、C12H25OSO3 K、C12H25OSO3 Na、C15
H31OSO3 Na、C18H37OSO3 Na、C12H
25(C2 H4 O)3 OSO3 Na、C12H25(C2 H4
O)5 OSO3 Na、C12H25(C2 H4 O)10OSO
3 Na、C12H25(C2 H4 O)3 OSO3 K、C12H
25(C2 H4 O)5 OSO3 K、C12H25(C2 H
4 O)5 OSO3 Li、C15H31(C2 H4 O)3 OS
O3 Na、及びC18H37(C2 H4 O)10OSO3 Na
などが含まれ、これらは単独で用いても、組合わせて用
いてもよい。
【0018】前記一般式(I)及び(II)で表されるス
ルホン酸塩系及び硫酸エステル系界面活性剤は、単独で
又は組合わせて使用することができる。これらの界面活
性剤は、0.5乃至10重量%の範囲で用いるが、0.
5重量%より少なければコロイド無機物がフィルム表面
によく密着されなくて防曇・防滴性が不良になり、10
重量%より多ければ、フィルムの耐水性が不良になって
防曇・防滴性の長期保存性が低下する。
ルホン酸塩系及び硫酸エステル系界面活性剤は、単独で
又は組合わせて使用することができる。これらの界面活
性剤は、0.5乃至10重量%の範囲で用いるが、0.
5重量%より少なければコロイド無機物がフィルム表面
によく密着されなくて防曇・防滴性が不良になり、10
重量%より多ければ、フィルムの耐水性が不良になって
防曇・防滴性の長期保存性が低下する。
【0019】本発明に使用されるコロイドアルミナ及び
コロイドシリカの濃度は、臨界ではないが、有効成分が
20%以上であることが好ましい。粒子の平均粒径は通
常200nm以下であり、100nm以下であることが
好ましい。一般にコロイドは、可視光線の波長より平均
粒径がさらに小さい微細なものが好ましい。
コロイドシリカの濃度は、臨界ではないが、有効成分が
20%以上であることが好ましい。粒子の平均粒径は通
常200nm以下であり、100nm以下であることが
好ましい。一般にコロイドは、可視光線の波長より平均
粒径がさらに小さい微細なものが好ましい。
【0020】特に、前記のコロイドシリカは、その比重
が2.0以下であり、1.3以下であることが好まし
い。2.0を越えると、水溶液中に容易に沈殿してコロ
イド相を形成しないので、塗膜の透明性が低下する。
が2.0以下であり、1.3以下であることが好まし
い。2.0を越えると、水溶液中に容易に沈殿してコロ
イド相を形成しないので、塗膜の透明性が低下する。
【0021】コロイドシリカは、シリカを直接水に加え
てよく攪拌する、アルカリ珪酸塩溶液に濃塩酸を徐々に
添加する、珪酸塩と希塩酸とを反応させる、又はハロゲ
ン化水素で加水分解した後透析するなどの方法で製造す
ることができる。
てよく攪拌する、アルカリ珪酸塩溶液に濃塩酸を徐々に
添加する、珪酸塩と希塩酸とを反応させる、又はハロゲ
ン化水素で加水分解した後透析するなどの方法で製造す
ることができる。
【0022】本発明の防曇・防滴剤組成物が適用される
ポリエステルフィルムは、当業者に既知の通常の方法に
よって製造することができる。例えば、ポリエステル樹
脂をT−ダイ法、インフレーション法などにより溶融押
出してシートを作製した後、二軸配向させることによっ
て、二軸配向ポリエステルフィルムを製造することがで
きる。製造されたポリエステルフィルムは、X線回折で
測定した(101)と(100)面方向の結晶サイズが
65オングストローム以下のものが好ましく、55オン
グストローム以下のものがより好ましい。
ポリエステルフィルムは、当業者に既知の通常の方法に
よって製造することができる。例えば、ポリエステル樹
脂をT−ダイ法、インフレーション法などにより溶融押
出してシートを作製した後、二軸配向させることによっ
て、二軸配向ポリエステルフィルムを製造することがで
きる。製造されたポリエステルフィルムは、X線回折で
測定した(101)と(100)面方向の結晶サイズが
65オングストローム以下のものが好ましく、55オン
グストローム以下のものがより好ましい。
【0023】前記ポリエステル樹脂は、芳香族ジカルボ
ン酸とグリコールとの重縮合反応によって得たポリエス
テルを80重量%以上含有し、残部は他の酸成分と他の
グリコール成分との共重合体であってもよい。オルトク
ロロフェノール25ml当たり0.3gの濃度で35℃
で測定した固有粘度が0.4乃至1.0dl/g、好ま
しくは0.5乃至0.8dl/gである。
ン酸とグリコールとの重縮合反応によって得たポリエス
テルを80重量%以上含有し、残部は他の酸成分と他の
グリコール成分との共重合体であってもよい。オルトク
ロロフェノール25ml当たり0.3gの濃度で35℃
で測定した固有粘度が0.4乃至1.0dl/g、好ま
しくは0.5乃至0.8dl/gである。
【0024】ポリエステル樹脂を製造するための芳香族
ジカルボン酸としては、例えば、テレフタル酸、イソフ
タル酸、オルトフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボ
ン酸などが挙げられ、グリコール成分としては、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ネオペンチルグ
リコール、1,3−プロパノール−1,4−ブタンジオ
ール、1,6−ヘキサンジオール、1,4−シクロヘキ
サンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノールな
どが挙げられる。
ジカルボン酸としては、例えば、テレフタル酸、イソフ
タル酸、オルトフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボ
ン酸などが挙げられ、グリコール成分としては、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ネオペンチルグ
リコール、1,3−プロパノール−1,4−ブタンジオ
ール、1,6−ヘキサンジオール、1,4−シクロヘキ
サンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノールな
どが挙げられる。
【0025】本発明の防曇・防滴剤組成物は、フィルム
表面に塗布する前に、水で50〜200倍に稀釈して用
いることが好ましく、コロイドアルミナがフィルム表面
1cm2 当たり10-5乃至102 mg含まれるような最
終塗布量で、0.05乃至20μmの厚さとなるよう
に、フィルム表面に塗布することが好ましい。
表面に塗布する前に、水で50〜200倍に稀釈して用
いることが好ましく、コロイドアルミナがフィルム表面
1cm2 当たり10-5乃至102 mg含まれるような最
終塗布量で、0.05乃至20μmの厚さとなるよう
に、フィルム表面に塗布することが好ましい。
【0026】本発明の防曇・防滴剤組成物は、噴霧法の
ような当業者に既知の通常の塗布方法によって塗布する
ことができる。
ような当業者に既知の通常の塗布方法によって塗布する
ことができる。
【0027】本発明の塗布されたポリエステルフィルム
は、その用途に応じて適する厚さに設計することができ
るが、通常は、2.0乃至250μmの範囲内の厚さで
ある。必要とあれば、フィルムを紫外線吸収剤で表面処
理することができ、それ以外にもラミネーション、同時
押出、他の樹脂での被覆などの種々の表面処理を施して
もよい。
は、その用途に応じて適する厚さに設計することができ
るが、通常は、2.0乃至250μmの範囲内の厚さで
ある。必要とあれば、フィルムを紫外線吸収剤で表面処
理することができ、それ以外にもラミネーション、同時
押出、他の樹脂での被覆などの種々の表面処理を施して
もよい。
【0028】
【実施例】以下、実施例によって、本発明を更に詳細に
説明するが、本発明は、実施例の範囲内に限定されるも
のではない。
説明するが、本発明は、実施例の範囲内に限定されるも
のではない。
【0029】本発明の実施例及び比較例から製造された
フィルムの種々の性能評価は、次のような方法で実施し
た。
フィルムの種々の性能評価は、次のような方法で実施し
た。
【0030】(イ)初期防曇・防滴性及びその保持性 恒温水槽の水温を60±2℃に設定し、その上に防曇・
防滴剤組成物で処理したフィルム層を覆って完全に密閉
した後、恒温水槽を約25°傾け、外部温度が20±2
℃に保持される密閉系を形成した。
防滴剤組成物で処理したフィルム層を覆って完全に密閉
した後、恒温水槽を約25°傾け、外部温度が20±2
℃に保持される密閉系を形成した。
【0031】60日経過後、防曇・防滴性を保持してい
るフィルムの表面積を、全表面積に対する保護された面
積の百分率によって評価した。
るフィルムの表面積を、全表面積に対する保護された面
積の百分率によって評価した。
【0032】 保護された面積が80%以上の場合 −○ 保護された面積が70%以上、80%未満の場合−△ 保護された面積が70%未満の場合 −× (ロ)耐候性 本発明の組成物を塗布したフィルム塗膜の耐候性を、Q
−Panel社のQ−UVを用いて測定した。UV−ラ
ンプから12cm隔てた平行板に、フィルムの塗布面が
UV照射を受けるように設置して50日間放置した。フ
ィルムの耐候性は、フィルムの破断点伸びを測定してそ
の減少率により評価し、塗膜の耐候性はフィルムの全表
面積に対する保護された面積の百分率として評価した。
−Panel社のQ−UVを用いて測定した。UV−ラ
ンプから12cm隔てた平行板に、フィルムの塗布面が
UV照射を受けるように設置して50日間放置した。フ
ィルムの耐候性は、フィルムの破断点伸びを測定してそ
の減少率により評価し、塗膜の耐候性はフィルムの全表
面積に対する保護された面積の百分率として評価した。
【0033】Q−UVに用いられた蛍光ランプの特徴と
測定条件は次の通りである: UVスペクトラム:280〜315nm、最大スペクト
ラム:310nm ランプ定格:220V、0.6〜0.8A 運転サイクル:60℃で8時間UV照射、50℃で4時
間凝縮 フィルムの伸びが30%以上、又は塗膜の保護された面
積が60%以上の場合 −−−○ フィルムの伸びが20%以上30%未満、又は塗膜の保
護された面積が50%以上60%未満の場合−−−△ フィルムの伸びが20%未満、又は塗膜の保護された面
積が50%未満の場合 −−−× *引張試験は、インストロン社のUTMモデル4206
型を用いて、室温・相対湿度65%の下、200mm/
cmの速度で長さ50mm×幅20mmのフィルム片を
引張ることによって荷重−伸びのチャートを作成して各
々のデータを算出した。
測定条件は次の通りである: UVスペクトラム:280〜315nm、最大スペクト
ラム:310nm ランプ定格:220V、0.6〜0.8A 運転サイクル:60℃で8時間UV照射、50℃で4時
間凝縮 フィルムの伸びが30%以上、又は塗膜の保護された面
積が60%以上の場合 −−−○ フィルムの伸びが20%以上30%未満、又は塗膜の保
護された面積が50%以上60%未満の場合−−−△ フィルムの伸びが20%未満、又は塗膜の保護された面
積が50%未満の場合 −−−× *引張試験は、インストロン社のUTMモデル4206
型を用いて、室温・相対湿度65%の下、200mm/
cmの速度で長さ50mm×幅20mmのフィルム片を
引張ることによって荷重−伸びのチャートを作成して各
々のデータを算出した。
【0034】(ハ)耐水性 塗膜を3リットル/分の速度で流れる水道水に浸し、4
8時間経過後、防曇・防滴性を保持しているフィルムの
表面積を全表面積に対する百分率として評価した。
8時間経過後、防曇・防滴性を保持しているフィルムの
表面積を全表面積に対する百分率として評価した。
【0035】 保護された面積が90%以上の場合 −−○ 保護された面積が70%以上90%未満の場合−−△ 保護された面積が70%未満の場合 −−× (ニ)フィルムの透明性 塗布された試験片の特性を塗布されなかった場合と比較
した。
した。
【0036】 透明性低下が全く生じなかった場合 −−○ 透明性低下が一試験片でも生じた場合−−△ (ホ)塗膜の密着性 塗膜を3リットル/分の速度で流れる水道水に浸し、1
時間経過後、塗膜を指で擦って塗膜の状態を評価した。
時間経過後、塗膜を指で擦って塗膜の状態を評価した。
【0037】 塗膜が剥離も溶融もしない場合 −−○ 塗膜が少し剥離したり溶融した場合 −−△ 塗膜が著しく剥離したり溶融した場合−−× (ヘ)フィルムの結晶サイズ X線回折によるワイドアングル(WAXS)モードを用
いて、結晶サイズ(オングストローム)を測定した。
いて、結晶サイズ(オングストローム)を測定した。
【0038】(実施例 1〜5)下記表1に記載された
特性を有するPETフィルム試験片を、以下のように調
製した塗布組成物で処理した。
特性を有するPETフィルム試験片を、以下のように調
製した塗布組成物で処理した。
【0039】コロイドシリカ10.0重量%、コロイド
アルミナ10.0重量%、下記表1に示された界面活性
剤5.0重量%、及び水75.0重量%を攪拌しながら
よく混合して有色の防曇・防滴剤を得た。この防曇・防
滴剤を水で150倍に稀釈した後、前記フィルム片の一
表面に塗布して厚さ3.0μmの塗膜を形成し、その性
能を評価した。得られた結果を下記表1に示す。
アルミナ10.0重量%、下記表1に示された界面活性
剤5.0重量%、及び水75.0重量%を攪拌しながら
よく混合して有色の防曇・防滴剤を得た。この防曇・防
滴剤を水で150倍に稀釈した後、前記フィルム片の一
表面に塗布して厚さ3.0μmの塗膜を形成し、その性
能を評価した。得られた結果を下記表1に示す。
【0040】(比較例1〜5)塗布されるフィルムの結
晶構造及び防曇・防滴剤組成物の組成を表1のように変
更する以外は、実施例1〜5の工程を繰返して塗膜を形
成した。得られた塗膜の性能を下記表1に示す。
晶構造及び防曇・防滴剤組成物の組成を表1のように変
更する以外は、実施例1〜5の工程を繰返して塗膜を形
成した。得られた塗膜の性能を下記表1に示す。
【0041】
【表1】 前記表1で見られるように、本発明の防曇・防滴剤組成
物で処理されたポリエステルフィルムは、防曇・防滴性
及びその保持性が良好であるのみならず、塗膜の密着
性、耐水性、及び耐候性に優れると共に、透明性にも優
れている。したがって、本発明の防曇・防滴性ポリエス
テルフィルムは、特に農産物、生野菜などの食品包装用
に応用することができる。
物で処理されたポリエステルフィルムは、防曇・防滴性
及びその保持性が良好であるのみならず、塗膜の密着
性、耐水性、及び耐候性に優れると共に、透明性にも優
れている。したがって、本発明の防曇・防滴性ポリエス
テルフィルムは、特に農産物、生野菜などの食品包装用
に応用することができる。
Claims (11)
- 【請求項1】 コロイドアルミナ、コロイドシリカ及び
陰イオン性界面活性剤を含む防曇・防滴剤組成物がポリ
エステルフィルムの少なくとも一方の表面に塗布された
ことを特徴とする改善されたポリエステルフィルム。 - 【請求項2】 前記組成物が、コロイドアルミナ0.1
乃至20重量%、コロイドシリカ0.1乃至20重量
%、陰イオン性界面活性剤0.5乃至10重量%、及び
水50乃至99.3重量%を含む請求項1記載のポリエ
ステルフィルム。 - 【請求項3】 前記シリカの比重が2.0以下である請
求項1記載のポリエステルフィルム。 - 【請求項4】 前記陰イオン性界面活性剤が、下記一般
式(I)で表されるスルホン酸塩系界面活性剤、及び下
記一般式(II)で表される硫酸エステル系界面活性剤か
らなる群から選択される請求項1記載のポリエステルフ
ィルム。 R−SO3 M (I) R−(C2 H4 O)n OSO3 M (II) (上記一般式(I)及び(II)中、Rは炭素数8乃至2
5のアルキル基であり、nは10以下の整数であり、M
はアルカリ金属又はアルカリ土類金属を表す。) - 【請求項5】 Rが炭素数6乃至16のアルキル基であ
り、MがLi、Na、K、又はMgである請求項4記載
のポリエステルフィルム。 - 【請求項6】 前記一般式(I)で表されるスルホン酸
塩系界面活性剤が、1.0mgKOH/g以下の酸価を
有する請求項4記載のポリエステルフィルム。 - 【請求項7】 前記シリカの平均粒径が200nm以下
である請求項1記載のポリエステルフィルム。 - 【請求項8】 前記組成物の塗膜の厚さが、0.05乃
至20μmである請求項1記載のポリエステルフィル
ム。 - 【請求項9】 塗布されるポリエステルフィルムが、
(010)と(100)面方向で6.5nm以下の結晶
サイズを有する請求項1記載のポリエステルフィルム。 - 【請求項10】 コロイドアルミナ0.1乃至20重量
%、コロイドシリカ0.1乃至20重量%、陰イオン性
界面活性剤0.5乃至10重量%、及び水50乃至9
9.3重量%を含む防曇・防滴剤組成物をポリエステル
フィルムの少なくとも一方の表面に塗布し、前記フィル
ムを乾燥することを具備する改善されたポリエステルフ
ィルムの製造方法。 - 【請求項11】 コロイドアルミナ0.1乃至20重量
%、コロイドシリカ0.1乃至20重量%、陰イオン性
界面活性剤0.5乃至10重量%、及び水50乃至9
9.3重量%を含む防曇・防滴剤組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019920003639A KR950013819B1 (ko) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | 코팅 조성물 및 이를 이용하여 제조되는 폴리에스테르 필름 |
KR1992-3639 | 1992-03-05 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0641335A true JPH0641335A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=19330006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5045567A Pending JPH0641335A (ja) | 1992-03-05 | 1993-03-05 | ポリエステルフィルム及びその製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0641335A (ja) |
KR (1) | KR950013819B1 (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5585186A (en) * | 1994-12-12 | 1996-12-17 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Coating composition having anti-reflective, and anti-fogging properties |
WO1997023571A1 (en) * | 1995-12-21 | 1997-07-03 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Coating composition having anti-reflective and anti-fogging properties |
WO1998025761A1 (fr) * | 1996-12-09 | 1998-06-18 | Nippon Sheet Glass Co., Ltd. | Article anti-buee et son procede de production |
US5846650A (en) * | 1996-05-10 | 1998-12-08 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Anti-reflective, abrasion resistant, anti-fogging coated articles and methods |
US5873931A (en) * | 1992-10-06 | 1999-02-23 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Coating composition having anti-reflective and anti-fogging properties |
US6111697A (en) * | 1998-01-13 | 2000-08-29 | 3M Innovative Properties Company | Optical device with a dichroic polarizer and a multilayer optical film |
US6256146B1 (en) | 1998-07-31 | 2001-07-03 | 3M Innovative Properties | Post-forming continuous/disperse phase optical bodies |
US6352761B1 (en) | 1998-01-13 | 2002-03-05 | 3M Innovative Properties Company | Modified copolyesters and improved multilayer reflective films |
US6449093B2 (en) | 1999-10-12 | 2002-09-10 | 3M Innovative Properties Company | Optical bodies made with a birefringent polymer |
US6569515B2 (en) | 1998-01-13 | 2003-05-27 | 3M Innovative Properties Company | Multilayered polymer films with recyclable or recycled layers |
US6783349B2 (en) | 1998-01-13 | 2004-08-31 | 3M Innovative Properties Company | Apparatus for making multilayer optical films |
US6797366B2 (en) | 1998-01-13 | 2004-09-28 | 3M Innovative Properties Company | Color shifting film articles |
WO2014135607A1 (de) * | 2013-03-05 | 2014-09-12 | Attratec Gmbh | Neue agrochemische wirkstoffe, deren herstellung und verwendung |
CN109971137A (zh) * | 2019-03-21 | 2019-07-05 | 深圳市昱荣环保材料有限公司 | 一种吸塑用防雾胶片及其制备方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100884251B1 (ko) * | 2006-02-07 | 2009-02-18 | 주식회사 코오롱 | 열수축성 폴리에스테르계 필름 |
KR101385400B1 (ko) * | 2012-06-27 | 2014-04-14 | 롯데케미칼 주식회사 | 바인더 수지 프리형 코팅 조성물 및 폴리에스테르 필름 |
-
1992
- 1992-03-05 KR KR1019920003639A patent/KR950013819B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1993
- 1993-03-05 JP JP5045567A patent/JPH0641335A/ja active Pending
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US6797366B2 (en) | 1998-01-13 | 2004-09-28 | 3M Innovative Properties Company | Color shifting film articles |
US6307676B1 (en) | 1998-01-13 | 2001-10-23 | 3M Innovative Properties Company | Optical device with a dichroic polarizer and a multilayer optical film |
US6352761B1 (en) | 1998-01-13 | 2002-03-05 | 3M Innovative Properties Company | Modified copolyesters and improved multilayer reflective films |
EP2740591A1 (en) | 1998-01-13 | 2014-06-11 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Color Shifting Film |
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US6808658B2 (en) | 1998-01-13 | 2004-10-26 | 3M Innovative Properties Company | Method for making texture multilayer optical films |
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CN109971137A (zh) * | 2019-03-21 | 2019-07-05 | 深圳市昱荣环保材料有限公司 | 一种吸塑用防雾胶片及其制备方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
KR950013819B1 (ko) | 1995-11-16 |
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