JPH0641230U - フィルタ回路 - Google Patents
フィルタ回路Info
- Publication number
- JPH0641230U JPH0641230U JP8145892U JP8145892U JPH0641230U JP H0641230 U JPH0641230 U JP H0641230U JP 8145892 U JP8145892 U JP 8145892U JP 8145892 U JP8145892 U JP 8145892U JP H0641230 U JPH0641230 U JP H0641230U
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- Japan
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- filter
- hole
- input
- holes
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案の目的は、フィルタを基板に取り付け
て使用する場合にフィルタの特性を損なうことを極力少
なくすることである。 【構成】 基板にフィルタを取り付けるにあたり、この
フィルタの入出力端子が挿入される孔の中間に、内壁面
に接地と接続された導体が設けられている複数個の孔を
接近して配置したシールド用孔列を設ける。この孔列
は、フィルタの入出力端子間をシールドするように作用
し、入出力間の結合を少なくし、フィルタの保証減衰量
を確保する。
て使用する場合にフィルタの特性を損なうことを極力少
なくすることである。 【構成】 基板にフィルタを取り付けるにあたり、この
フィルタの入出力端子が挿入される孔の中間に、内壁面
に接地と接続された導体が設けられている複数個の孔を
接近して配置したシールド用孔列を設ける。この孔列
は、フィルタの入出力端子間をシールドするように作用
し、入出力間の結合を少なくし、フィルタの保証減衰量
を確保する。
Description
【0001】
本考案は、フィルタを取り付ける基板構造に関する。
【0002】
従来より、弾性表面波バンドパスフィルタやモノリシック・クリスタルフィル タにおいて、取り付ける基板の入出力端子挿入孔の中央部に、入出力端子間に一 つの大きな孔を配置し、その壁面内側には導電性のメッキが施されていた(特開 平4ー233310号公報)。 しかしこのよう一つの孔をドリルであける場合には加工が難しい。すなわち、 ドリルで接近してあけると、孔が連続的に加工されず、加工中に隣の孔にドリル がズレて前述公報図1(B)に記載の通りにはあけられない。
【0003】
従来の技術のフィルタ中間に一つの大きな孔をあける構造は、孔が繋がってい るためドリル加工等で簡単に加工することが困難である。よってザグリ孔加工や プレス等による加工に頼らざるを得ない。 また、端子間隔の半分の幅のスリットの中に、細い接地端子が存在するのを広 範に半田で埋めるのは、通常の半田付けよりも困難である。
【0004】
上記の課題を解決するために本考案は、連続して配置されている孔を、各々独 立させることにより、ドリル等で容易に加工出来るようにした。そしてそれぞれ の孔をスルーホール加工して接地に接続させることによって、基板内にシールド 効果を実現出来るようにした。 また、フィルタの接地用端子の挿入孔も入出力端子の挿入孔と同じに出来るの で半田付けに特別な配慮が不要になった。
【0005】
図1は、本考案の実施例を示す斜視図である。基板1にフィルタ2を取り付け る様子を示している。 フィルタの入出力端子3,5に対応する端子挿入孔6,7には、図中には示し ていないが、基板に設けた導体により他の回路と接続している。フィルタの接地 端子4に対応する端子挿入孔は、15であり、図には示していないが接地と接続 する導体が施されている。 8は、本考案のシールド用孔列であり、スルーホール加工により孔の内壁には導 体加工され接地に接続されている。 フィルタの入出力間にシールド用孔列を設けることにより、入出力間にあたか もシールド板を立てたような効果を生じる。すなわち入出力間の結合をシールド 孔列によつて少なくることが出来た。 図2は、図1の孔の配列を示す平面図である。
【0006】 他の実施例を図3に示す。 図3は、シールド用孔列を千鳥状に配置した例である。この千鳥状シールド用孔 列11は,図2のシールド用孔列8より、シールド効果が顕著になるためフイル タの入出力端子間の結合を一層少なく出来た。 図2のシールド用孔列8の配列において周波数によっては、シールド用孔の隙間 から信号が漏れるおそれがある。しかし図3のシールド用孔列11のように千鳥 状に配列することにより漏れが少なくなり、シールド効果を向上させている。 また、シールド用孔の形状は、丸孔のみならず、図4に示す長丸孔状シールド 用孔列14でも良い。また長丸孔14は、二列で示されているが一列でも良い。 前述した丸孔よりは、加工工数がかかるが、比較的小さな孔を列にすることによ って、シールド効果を得ている。
【0007】
本考案により、フィルタを基板に取り付けて使用する際、基板にシールド用孔 列を設けることによりシールド効果を生じ、フイルタの入出力端子間の結合によ るトラブルが著しく少なくなり、これによりフィルタの保証減衰量を保証出来た 。 また、比較的小さな孔を連続して列にすることにより、加工が非常に容易なっ た。
【図1】図1は、本考案の取付実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】図2は、本考案の図1の孔配列を示す平面図で
ある。
ある。
【図3】図3は、本考案のシールド用孔列の孔配列を千
鳥状にした実施例の平面図である。
鳥状にした実施例の平面図である。
【図4】図4は、本考案のシールド用孔列の孔形状を長
孔状にした実施例の平面図である。
孔状にした実施例の平面図である。
1 基板 2 フィルタ 3,5 入出力端子 6,7 入出力端子挿入孔 8,11,14 シールド用孔列
Claims (1)
- 【請求項1】基板にフィルタと、該フィルタの入出力端
子の挿入されるフィルタ用孔を有するフィルタ回路にお
いて、該基板の該フィルタ用孔の中間に、内壁面に接地
と接続された導体が設けられている複数個の接近して配
置したシールド用孔列を有することを特徴とするフィル
タ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8145892U JPH0641230U (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | フィルタ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8145892U JPH0641230U (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | フィルタ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0641230U true JPH0641230U (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=13746964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8145892U Pending JPH0641230U (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | フィルタ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0641230U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009290377A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | Harada Ind Co Ltd | 車載用ノイズフィルタ |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61184897A (ja) * | 1985-02-12 | 1986-08-18 | 松下電子工業株式会社 | 高周波回路用印刷配線基板 |
JPH0272710A (ja) * | 1988-09-07 | 1990-03-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | バンドパスフィルタ回路 |
JPH04176197A (ja) * | 1990-11-08 | 1992-06-23 | Fuji Elelctrochem Co Ltd | プリント配線基板におけるシールド構造 |
JPH04233310A (ja) * | 1990-12-28 | 1992-08-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | バンドパスフィルタ回路 |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP8145892U patent/JPH0641230U/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61184897A (ja) * | 1985-02-12 | 1986-08-18 | 松下電子工業株式会社 | 高周波回路用印刷配線基板 |
JPH0272710A (ja) * | 1988-09-07 | 1990-03-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | バンドパスフィルタ回路 |
JPH04176197A (ja) * | 1990-11-08 | 1992-06-23 | Fuji Elelctrochem Co Ltd | プリント配線基板におけるシールド構造 |
JPH04233310A (ja) * | 1990-12-28 | 1992-08-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | バンドパスフィルタ回路 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009290377A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | Harada Ind Co Ltd | 車載用ノイズフィルタ |
JP4524318B2 (ja) * | 2008-05-27 | 2010-08-18 | 原田工業株式会社 | 車載用ノイズフィルタ |
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