JPH0641183B2 - タイヤ成形機における帯状部材の巻付け方法 - Google Patents

タイヤ成形機における帯状部材の巻付け方法

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JPH0641183B2
JPH0641183B2 JP2067689A JP6768990A JPH0641183B2 JP H0641183 B2 JPH0641183 B2 JP H0641183B2 JP 2067689 A JP2067689 A JP 2067689A JP 6768990 A JP6768990 A JP 6768990A JP H0641183 B2 JPH0641183 B2 JP H0641183B2
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修 藤木
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、タイヤ成形機における帯状部材の巻付け方
法に関し、タイヤ成形機の成形ドラムにその一周長に切
断された帯状部材、例えばゴム引きされたスチールコー
ドやトレッドゴム等をその両端が正確に突き合うように
巻付けるための方法を提供するものである。
(従来の技術) タイヤ成形機の成形ドラムにゴム引きされたスチールコ
ードやトレッドゴム等の帯状部材を、その両端が正確に
突き合うように巻きつけるための方法として、特公昭6
1−32980号公報に記載された方法が知られてい
る。この方法によれば、成形ドラムの周長に合わせて切
断された帯状部材の長さが測定され、しかるのち帯状部
材の送出し速度を成形ドラムの周速度に一致させて上記
帯状部材の所定長の先領域が成形ドラムに巻付けられ、
次いで上記送出し速度を成形ドラムの周速度と相違させ
ることにより帯状部材を圧縮または延伸しながら上記先
領域に続く中間領域が成形ドラムに巻付けられ、さらに
上記送出し速度を成形ドラムの周速度に一致させて帯状
部材の残りの後領域が成形ドラムに巻付けられる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の帯状部材は、切断後に時間の経過
と共に収縮する性質を有し、その収縮が止まるまでの時
間や収縮量は環境や条件によって変化し、ある条件下で
は切断して数分後の収縮量が0.5%程度に達することも
あり、かつこの帯状部材が搬送用コンベヤから成形ドラ
ムに乗移る際に働く張力や成形ドラムとの接触圧によっ
ても帯状部材の長さが変化するのに対し、上記の従来方
法は、帯状部材を切断したのち上記の収縮が進行中に帯
状部材の全長を測定し、この測定値に基づいて帯状部材
の中間領域の送出し速度および成形ドラムの周速度間の
速度比を設定して上記帯状部材の中間領域を圧縮または
延伸するものであるから、上記の速度比が適性でないこ
とが多くて帯状部材の圧縮量または延伸量に過不足が生
じ、上記帯状部材の巻付け終了後に帯状部材の先端と後
端とが重なったり、その間に隙間が生じたりする問題が
あった。
この発明は、上記帯状部材の両端が重なったり、この両
端間に隙間が生じたりすることがなく、この両端を正確
に突き合わすことができる巻付け方法を提供するもので
ある。
(課題を解決するための手段) この発明のタイヤ成形機における帯状部材の巻付け方法
は、搬送コンベヤによって帯状部材を成形ドラムへ送り
出し、上記の搬送コンベヤおよび成形ドラムの速度を制
御しながら成形ドラムの表面に上記帯状部材を巻付け、
その両端を接合するタイヤ成形機における帯状部材の巻
付け方法において、上記搬送コンベヤの送出し速度と成
形ドラムの周速度とを等しく設定して上記帯状部材の所
定長の前部領域を成形ドラムに巻付け、次いで搬送コン
ベヤ上の帯状部材の後端位置を測定して帯状部材の上記
前部領域に続く後部領域の長さを算出し、この後部領域
の長さLおよび成形ドラムの残り周長Lの比率L/L
が設定範囲内の場合に限り、搬送コンベヤの送出し速
度および成形ドラムの周速度間の速度比を上記の比率L
/Lに設定して上記帯状部材の後部領域を上記成形ド
ラムに巻付け、上記の比率L/Lが上記の設定範囲を
外れる場合は帯状部材の後部領域の巻付けを中止するこ
とを特徴とする。
なお、上記帯状部材の前部領域の長さは、成形ドラムの
一周長の30〜80%に定めることが望ましい。また、この
発明では、帯状部材の後部領域の長さLおよび成形ドラ
ムの残り周長Lの比率L/Lが設定範囲内の場合に
限り、帯状部材の後部領域の巻付けが行われるが、この
巻付けが行われるときの上記比率L/Lは、0.995〜
1.005の範囲内に設定することが望ましい。
(作用) 帯状部材の前部領域を巻付けたのち、すなわち後部領域
の巻付けを開始する直前に後部領域の長さを測定し、し
かも帯状部材の後部領域の長さLおよび成形ドラムの残
り周長Lの比率L/Lが設定範囲内の場合に限り、
後部領域を巻付け、そのときの送出し速度および成形ド
ラムの周速度間の速度比を上記の比率L/Lに設定す
るので、帯状部材の後部領域の長さLの誤差が小さくな
り、帯状部材の両端が重なったり、両端間に隙間が生じ
たりすることなく、両端の正確な突き合わせが可能にな
る。
ただし、帯状部材の前部領域の長さを成形ドラムの一周
長の30%未満に設定した場合は、前端センサの取付けが
困難になり、反対に80%超に設定した場合は、帯状部材
の延伸または圧縮が後部領域に集中して製品の品質を悪
化させる。また、帯状部材の後部領域の巻付けを続ける
場合の上記比率L/Lを0.995〜1.005の範囲よりも広
く設定した場合は、帯状部材の延伸量または圧縮量が過
大になって巻付けが困難になる。なお、上記の比率L/
を0.995〜1.000に設定した場合は、帯状部材の後部
領域を圧縮しながら巻付ける必要が無くなり、後部領域
の巻付けが一層容易になる。
(実施例) 図面は、この発明の実施に適した装置の一例を示す。こ
の図面において、Aはタイヤ用スチールベルト(帯状部
材)、1はその搬送コンベヤ、2は端部プーリ、3はガ
イドプーリ、4は駆動プーリ、5は成形ドラムである。
上記の駆動プーリ3は、搬送用サーボモータ6の駆動軸
に連結され、この搬送用サーボモータ6は搬送用のサー
ボアンプ7によって回転を制御され、上記搬送用サーボ
モータ6の回転速度がパルス発振器8で検出されて上記
のサーボアンプ7にフィードバックされる。一方、上記
の成形ドラム5は、ドラム用サーボモータ9の駆動軸に
連結され、このドラム用サーボモータ9はドラム用のサ
ーボアンプ10によって回転を制御され、上記ドラム用
サーボモータ9の回転速度がパルス発振器11で検出さ
れて上記のサーボアンプ10にフィードバックされる。
上記の成形ドラム5の上方に上記帯状部材Aの前端Aa
は非接触で検出するための前端センサ12が設けられ、
この前端センサ12の出力端がセンサアンプ13に接続
される。一方、搬送コンベヤ1の上方に帯状部材Aの後
端Abの位置を測定するための後端センサ14が設けら
れる。そして、この後端センサ14および上記センサア
ンプ13の各出力端がそれぞれ帯状部材Aの後部領域の
長さLを算出するための後部長さ計15に接続され、成
形ドラム5に帯状部材Aの前部領域が巻付けられて帯状
部材Aの前端Aaが上記前端センサ12で検出されたと
き、後端センサ14が帯状部材Aの後端Abの位置を検
出し、上記後部長さ計15が帯状部材Aのまだ成形ドラ
ム5に巻かれていない後部領域の長さLを算出する。
上記後部長さ計15の出力端が速度比率演算器16に接
続される。この速度比率演算器16は、上記後部領域の
長さLおよび成形ドラム5にまだ帯状部材Aが巻かれて
いない部分の長さ、すなわち残り周長Lの比率L/L
を演算し、この比率に応じて搬送用サーボアンプ7お
よびドラム用サーボアンプ10にそれぞれ信号を送り、
上記の比率L/Lが設定範囲内の場合に限り、搬送用
コンベヤ1および成形ドラム5をそれぞれ上記の比率で
定まる速度比で回転させる一方、上記の比率L/L
設定範囲から外れた場合には搬送用コンベヤ1および成
形ドラム5をそれぞれ停止させるようになっている。
上記の装置において、全長2000mmの帯状部材Aを周長20
00mmの成形ドラム5に巻付けるに当り、帯状部材Aの前
部領域の長さを1500mm(全長の75%)に設定し、搬送コ
ンベヤ1の速度および成形ドラム5の周速度を等しく設
定して上記帯状部材Aの前部領域1500mmを巻取り、この
帯状部材Aの前端Aaを前端センサ12が検出したと
き、後端センサ15に帯状部材Aの後端Abの位置を検
出させて帯状部材Aの後部領域の長さLを後部長さ計1
5で算出させ、さらにこの後部領域の長さLと既知の成
形ドラム5の残り周長Lとの比率L/Lを算出さ
せ、この比率L/Lが0.995〜1.000の範囲にある場合
(L−Lが−2.5mm〜0mmの場合)には、成形ドラム
5の周速度と搬送ベルト1の送出し速度との比率を上記
のL/Lに設定して帯状部材Aを延伸しながら成形ド
ラム5に巻取り、こうすることにより帯状部材Aの前端
と後端とを過不足なく突き合わせた。ただし、上記の範
囲を外れた場合には搬送ベルト1および成形ドラム5を
それぞれ停止して帯状部材Aを取り外した。
(発明の効果) この発明は、搬送コンベヤの送出し速度と成形ドラムの
周速度とを等しく設定して上記帯状部材の所定長の前部
領域を成形ドラムに巻付けたのち、上記帯状部材の前部
領域に続く後部領域の長さLを測定し、この測定値に基
づいて搬送コンベヤの送出し速度および成形ドラムの周
速度をそれぞれ設定し、帯状部材の後部領域を上記成形
ドラムに巻付ける方法であるから、搬送コンベヤの送出
し速度および成形ドラムの周速度が正確に設定され、し
かも上記測定値と成形ドラムの残り周長の差が設定範囲
を超える場合は巻付けを中止するので、帯状部材に無理
な延伸や圧縮を加えることがなく、帯状部材の両端が重
なったり、両端間に隙間が生じたりすることなく、帯状
部材の両端が正確に接合される。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施に使用するタイヤ成形装置の回路
図である。 A:帯状部材、1:搬送コンベヤ、5:成形ドラム、
6、9:サーボモータ、7、10:サーボアンプ、1
2:前端センサ、14:後端センサ、15:後部長さ
計、16:速度比率演算器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送コンベヤによって帯状部材を成形ドラ
    ムへ送り出し、上記の搬送コンベヤおよび成形ドラムの
    速度を制御しながら成形ドラムの表面に上記帯状部材を
    巻付け、その両端を接合するタイヤ成形機における帯状
    部材の巻付け方法において、上記搬送コンベヤの送出し
    速度と成形ドラムの周速度とを等しく設定して上記帯状
    部材の所定長の前部領域を成形ドラムに巻付け、次いで
    搬送コンベヤ上の帯状部材の後端位置を測定して帯状部
    材の上記前部領域に続く後部領域の長さLを算出し、こ
    の後部領域の長さLおよび成形ドラムの残り周長L
    比率L/Lが設定範囲内の場合に限り、搬送コンベヤ
    の送出し速度および成形ドラムの周速度間の速度比を上
    記の比率L/Lに設定して上記帯状部材の後部領域を
    上記成形ドラムに巻付け、上記の比率L/Lが上記の
    設定範囲を外れる場合は帯状部材の後部領域の巻付けを
    中止することを特徴とするタイヤ成形機における帯状部
    材の巻付け方法。
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