JP7225788B2 - 帯状ゴムシートの巻き付け方法 - Google Patents

帯状ゴムシートの巻き付け方法 Download PDF

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Description

本発明は、帯状ゴムシートを、成形ドラムの外周面上で巻き付ける巻き付け方法に関する。
従来から、帯状ゴムシートを成形ドラムに巻き付ける方法として、以下の様な方法が知られている。先ず、帯状ゴムシートを長さ方向に予め定められた長さで切断し、この帯状ゴムシートを貼付けコンベヤを用いて成形ドラムに供給する。次に、回転する成形ドラムの外周面上で帯状ゴムシートの前端部と後端部とを所定の重なり長さで接合させるよう一周巻きする。
特開平6-15748号公報
しかしながら、帯状ゴムシートは、未加硫ゴムを主体として形成されているため長さ方向に伸縮自在であるので、切断寸法の精度を十分に高めることができず、帯状ゴムシートの長さにバラ付きが生じやすい。例えば、帯状ゴムシートが前記予め定められた長さよりも小さすぎる場合、前記両端部間の重なり長さが不充分となって接合強度を損ねるおそれがある。また、例えば、帯状ゴムシートが前記予め定められた長さよりも大きすぎる場合、前記重なり長さが過大となって外観品質に悪影響を及ぼすおそれがある。このため、従来においては、所定の重なり長さで接合されていないものは、帯状ゴムシートの後端部側を一旦剥がし、この剥がした部分を引き延ばし、又は圧縮しながら貼り直す作業が、作業者の手によって行われていたので、生産性が低いという問題があった。 そこで本発明は、作業者の手による貼り直す作業を行うことなく、帯状ゴムシートを所定の重なり長さで接合することができる帯状ゴムシートの巻き付け方法を提供することを目的としている。
本発明は、長さ方向に切断された未加硫の帯状ゴムシートを、成形ドラムの外周面上で一周巻きしかつ長さ方向の前端部と後端部とを所定の重なり長さで接合することにより、前記帯状ゴムシートの巻回体を形成する帯状ゴムシートの巻き付け方法であって、巻回前に帯状ゴムシートの長さを測定する測定工程と、回転する前記成形ドラムに、長さが測定された前記帯状ゴムシートを一定の搬送速度V0で供給して、前記帯状ゴムシートを巻き付ける巻き付け工程とを含み、前記巻付け工程は、前記搬送速度V0と同じ第1の周速度で前記成形ドラムを回転させ、前記前端部を含む前記帯状ゴムシートの前領域を巻き付ける第1巻き付け段階と、前記搬送速度V0と異なる第2の周速度で前記成形ドラムを回転させ、前記前領域に続く前記帯状ゴムシートの主領域を巻き付ける第2巻き付け段階とを含み、前記第2の周速度は、前記成形ドラムの周長と、前記帯状ゴムシートの長さと、前記重なり長さとに基づいて設定される。
本発明に係る帯状ゴムシートの巻き付け方法は、前記巻付け工程が、前記搬送速度V0と同じ第3の周速度で前記成形ドラムを回転させ、前記主領域に続く前記帯状ゴムシートの後領域を巻き付ける第3巻き付け段階を含むのが望ましい。
本発明に係る帯状ゴムシートの巻き付け方法は、前記第3巻き付け段階では、前記後端部を含み前記帯状ゴムシートの20~30%の長さが前記成形ドラムに巻付けられるのが望ましい。
本発明に係る帯状ゴムシートの巻き付け方法は、前記第1巻き付け段階では、前記前端部を含み前記帯状ゴムシートの20~30%の長さが前記成形ドラムに巻付けられるのが望ましい。
本発明に係る帯状ゴムシートの巻き付け方法は、前記帯状ゴムシートの長さが前記成形ドラムの周長と前記重なり長さとの和よりも小さいとき、前記第1の周速度は、前記第2の周速度よりも小さいのが望ましい。
本発明に係る帯状ゴムシートの巻き付け方法は、前記帯状ゴムシートが、互いに平行に配列されたコードを含んでいるのが望ましい。
本発明は、帯状ゴムシートを一定の搬送速度V0で供給して成形ドラムに巻き付ける巻付け工程を含んでいる。このような搬送速度は、後述される成形ドラムの周速度の制御を容易にする。
前記巻付け工程は、搬送速度V0と同じ第1の周速度で回転する成形ドラムに、帯状ゴムシートの前領域を巻き付ける第1巻き付け段階を含んでいる。このような第1巻き付け段階は、成形ドラムへの巻き付け開始となる前領域に余分な引張力や圧縮力を与えることなく、前領域を成形ドラムに巻き付けることができる。このため、前領域を成形ドラムの外周面上に精度良く位置させることができる。
また、前記巻付け工程は、搬送速度V0と異なる第2の周速度で回転する成形ドラムに、帯状ゴムシートの主領域を巻き付ける第2巻き付け段階を含んでいる。第2の周速度は、成形ドラムの周長と、帯状ゴムシートの長さと、重なり長さとに基づいて設定される。このような第2巻き付け段階は、前領域に続く帯状ゴムシートの主領域を予め定められた所定の重なり長さで接合するよう成形ドラムに巻き付けることができる。
従って、本発明の帯状ゴムシートの巻き付け方法は、帯状ゴムシートを所定の重なり長さで接合することができるので、例えば、作業者の手による貼り直す作業を抑制することができる。
本発明のタイヤ用の帯状部材の巻き付け装置の一実施例を概念的に示す側面図である。 帯状ゴムシートの巻回体の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は、本実施形態の帯状ゴムシートGの巻き付け方法に使用される巻き付け装置(以下、単に「装置」という場合がある。)1の一実施例を概念的に示す側面図である。本実施形態の装置1は、例えば、生タイヤの成形装置に用いられる。装置1を用いて帯状ゴムシートGを巻き付けることにより、例えば、生タイヤのトレッドゴム、サイドウォールゴムや、互いに平行に配列されたコードを有するベルト層及びバンド層等のタイヤの各種構成部材を形成することができる。なお、本実施形態の巻き付け方法に使用される帯状ゴムシートGは、未加硫のものであればよく、タイヤの構成部材に限定されるものではない。
装置1は、例えば、帯状ゴムシートGが巻き付けられる成形ドラム2、成形ドラム2に帯状ゴムシートGを供給するためのコンベヤ3、及び、帯状ゴムシートGの長さを測定する測定手段4を含んでいる。
図2に示されるように、本実施形態の装置1では、帯状ゴムシートGが、成形ドラム2の外周面2a上で一周巻きされかつ長さ方向の前端部Gaと後端部Gbとが所定の重なり長さLで接合されることにより、帯状ゴムシートGの巻回体Gtに形成される。重なり長さLは、帯状ゴムシートGの前端部Gaと後端部Gbとがドラム半径方向で重なった周方向の長さであって、例えば、重なり部の接合強度等に基づいて、予め定められる。重なり長さLは、0以上5mm以下が望ましい。
このような帯状ゴムシートGとしては、その幅wが、例えば、100~200mm程度が望ましい。また、帯状ゴムシートGの厚さtは、例えば、0.5~3.0mm程度が望ましい。
図1に示されるように、装置1の上流側(図では、左側)には、例えば、帯状ゴムシートGを長さ方向に予め定められた長さで切断するための周知の切断装置10が設けられている。なお、切断装置10の切断寸法の精度が十分に高くない場合、帯状ゴムシートGは、予め定められた長さよりも大きい又は小さい長さを有する場合がある。また、帯状ゴムシートGは、シュリンク(収縮)が生じるので、成形ドラム2に近づいた帯状ゴムシートGは、予め定められた長さよりも小さい長さを有する場合がある。
本実施形態の成形ドラム2は、円筒状をなし、帯状ゴムシートGが巻き付けられる外周面2aを有している。成形ドラム2は、例えば、モータを含む周知構造の回転手段Mによって、回転自在に支持されている。成形ドラム2は、本実施形態では、外周面2a上に、帯状ゴムシートGを外周面2aに押し付けうる周知構造の押付け手段2Bを備えている。
本実施形態のコンベヤ3は、無端状のベルトを有する周知構造のベルトコンベヤである。コンベヤ3は、本実施形態では、最も成形ドラム2側に配された第1コンベヤ3Aと、第1コンベヤ3Aよりも上流側に配された第2コンベヤ3Bとを含んでいる。なお、コンベヤ3は、ベルトコンベヤに限定されるものではなく、例えば、周知構造の球面コンベヤやローラコンベヤでも良い。また、コンベヤ3は、第1コンベヤ3Aと第2コンベヤ3Bとが一体に成形されたものでもよいのはいうまでもない。
第1コンベヤ3A、第2コンベヤ3Bは、本実施形態では、帯状ゴムシートGの長さよりも大きい長さを有している。これにより、帯状ゴムシートGの前端部Ga及び後端部Gbが同時にコンベヤ3からはみ出すことなく、帯状ゴムシートGに余分な引張力が作用することを抑制する。前端部Gaは、帯状ゴムシートGの前端Geを含んでいる。後端部Gbは、帯状ゴムシートGの後端Giを含んでいる。
第1コンベヤ3Aの前端部(下流側)は、本実施形態では、成形ドラム2の上方に位置している。これにより、第1コンベヤ3Aで搬送された帯状ゴムシートGは、例えば、重力によって、外周面2a上に載り移る。なお、帯状ゴムシートGの載り移りを精度良く行うことを目的として、第1コンベヤ3Aの前端部を外周面2a上に近づけるために、例えば、第1コンベヤ3Aを傾斜させる図示しない傾動装置が、第1コンベヤ3Aに設けられていても良い。
測定手段4は、例えば、搬送方向の前後に間隔Laを隔てて配される前後のセンサ4a、4bを具える。前のセンサ4aは、例えば、搬送中の帯状ゴムシートGの前端Geの位置を検知し、演算手段11に前端Geの位置及び測定時間に対応する電気信号を出力する。後のセンサ4bは、例えば、搬送中の帯状ゴムシートGの後端Giの位置を検知し、演算手段11に後端Giの位置及び測定時間に対応する電気信号を出力する。
このような測定手段4としては、レーザー変位計、超音波変位計等の周知構造のものが採用される。なお、測定手段4は、このような態様に限定されるものではなく、例えば、カメラ等を含む撮影手段であっても良い。
測定手段4は、例えば、第1コンベヤ3A上に配されている。これにより、成形ドラム2への巻き付け直前の帯状ゴムシートGの長さを測定できる。このため、より精度良く、帯状ゴムシートGを成形ドラム2へ巻き付けることができる。
演算手段11は、本実施形態では、搬送速度V0、帯状ゴムシートGの重なり長さL、成形ドラム2の周長Lt(図2に示す)が予め記憶されている。なお、演算手段11は、例えば、搬送速度V0に対応する電気信号が入力されても良い。このような演算手段11としては、例えば、プログラマブルシーケンサ、マイコン、パーソナルコンピュータ等の周知構造のものが好適である。
次に、このような装置1を用いた帯状ゴムシートGの巻き付け方法(以下、単に「巻き付け方法」という場合がある。)が説明される。
本実施形態の巻き付け方法は、成形ドラム2への巻回前に帯状ゴムシートGの長さL1を測定する測定工程と、成形ドラム2に、長さL1が測定された帯状ゴムシートGを巻き付ける巻付け工程とを含んでいる。
本実施形態の測定工程では、先ず、第1コンベヤ3A及び第2コンベヤ3Bが駆動されて、切断装置10で長さ方向に切断された帯状ゴムシートGが成形ドラム2側へ搬送される。
本実施形態では、第1コンベヤ3Aが一定の搬送速度V0で帯状ゴムシートGを搬送し得るよう演算手段11で制御されている。このように、第1コンベヤ3Aが一定の搬送速度V0で制御されていることにより、成形ドラム2の周速度Vの制御が容易になる。第2コンベヤ3Bは、本実施形態では、第1コンベヤ3Aと同じ搬送速度V0を有するように制御されている。なお、第1コンベヤ3Aが一定の搬送速度V0で帯状ゴムシートGを搬送し得るよう制御されていれば、第2コンベヤ3Bは、第1コンベヤ3Aとは異なる搬送速度を有するように制御されても良い。
次に、帯状ゴムシートGが第1コンベヤ3A上に移動されると、測定手段4によってその長さL1が測定される。本実施形態では、前のセンサ4aによる前端Geの検知と、後のセンサ4bによる後端Giの検知との間の時間差Δtが測定されると、時間差Δtと搬送速度V0と間隔Laとから、次式(1)によって搬送中の帯状ゴムシートGの実際の長さL1を測定することができる。なお、後端Giの検知が、前端Geの検知よりも早い場合には、時間差Δtはマイナス表示となる。測定された長さL1は、本実施形態では、演算手段11で記憶及び処理される。
L1=La+(Δt×V0) …(1)
巻き付け工程は、第1巻き付け段階と第2巻き付け段階とを含んでいる。第2巻き付け段階は、第1巻き付け段階の後、行われる。
第1巻き付け段階では、先ず、回転手段Mによって、搬送速度V0と同じ第1の周速度V1で成形ドラム2が回転される。本実施形態では、演算手段11から搬送速度V0に対応する電気信号が回転手段Mに出力されることで、成形ドラム2の周速度Vが制御される。
次に、帯状ゴムシートGの前端部Gaを含む帯状ゴムシートGの前領域GAが第1コンベヤ3Aから外周面2a上に載り移り、本実施形態では、押付け手段2Bによって外周面2aに押し付けられ、成形ドラム2の回転により巻き付けられる。このとき、成形ドラム2が搬送速度V0と同じ第1の周速度V1で回転しているので、前領域GAには、余分な引張力や圧縮力が与えられないので、前領域GAを成形ドラム2に巻き付けることができる。このため、前領域GAを成形ドラム2の外周面2a上に精度良く位置させることができる。
前領域GAは、前端部Gaを含み帯状ゴムシートGの長さL1の20~30%の長さLdであるのが望ましい。これにより、上述の作用が効果的に発揮される。
次に、第2巻き付け段階が行われる。第2巻き付け段階では、先ず、回転手段Mによって、搬送速度V0と異なる第2の周速度V2で成形ドラム2を回転させる。第2の周速度V2は、成形ドラム2の周長Ltと、帯状ゴムシートGの長さL1と、重なり長さLとに基づいて設定される。
本実施形態では、第2の周速度V2は、第1の周速度V1、成形ドラム2の周長Lt、帯状ゴムシートGの長さL1、重なり長さL、及び、前領域GAの長さLdに対応する電気信号により、下記式(2)に基づいて決定される。
V2=V1×(Lt+L-Ld)/(L1-Ld)…(2)
例えば、帯状ゴムシートGの長さL1が成形ドラム2の周長Ltと重なり長さLとの和よりも小さい場合では、第2の周速度V2は、第1の周速度V1よりも大きく設定される。これにより、帯状ゴムシートGの主領域GBには、引張力による伸びが作用するので、所定の重なり長さLで接合するように、帯状ゴムシートGを成形ドラム2に巻き付けることができる。
例えば、帯状ゴムシートGの長さL1が成形ドラム2の周長Ltと重なり長さLとの和よりも大きい場合では、第2の周速度V2は、第1の周速度V1よりも小さく設定される。これにより、帯状ゴムシートGの主領域GBには、圧縮力による縮みが作用するので、所定の重なり長さLで接合するように、帯状ゴムシートGを成形ドラム2に巻き付けることができる。なお、帯状ゴムシートGは、縮みよりも伸びを制御するほうが容易であるので、予め、切断装置10によって、Lt+L>L1となるように切断されるのが望ましい。
これにより、前領域GAに続く帯状ゴムシートGの主領域GBを予め定められた所定の重なり長さLで接合するよう成形ドラム2に巻き付けることができるので、例えば、作業者の手による貼り直す作業を抑制することができる。
本発明の巻き付け方法では、巻き付け工程は、さらに、第3巻き付け段階を含んでも良い。第3巻き付け段階は、本実施形態では、第2巻き付け段階の後、行われる。第3巻き付け段階は、例えば、搬送速度V0と同じ第3の周速度V3で成形ドラム2を回転させ、主領域GBに続く帯状ゴムシートGの後領域GCを巻き付ける。このように、成形ドラム2が搬送速度V0と同じ第3の周速度V3で回転しているので、後領域GCに余分な引張力や圧縮力を与えることなく、後領域GCを成形ドラム2に巻き付けることができる。このため、後領域GC(後端Gi)を成形ドラム2の外周面2a上に精度良く位置させることができるので、前端部Gaと後端部Gbとを、確実に、所定の重なり長さLで接合することができる。
後領域GCは、後端部Gbを含み帯状ゴムシートGの長さL1の20~30%の長さLeであるのが望ましい。後領域GCの長さLeは、とりわけ、前領域GAの長さLdと同じであるのが望ましい。これにより、上述の作用が効果的に発揮される。
第3巻き付け段階を含む場合、第2の周速度V2は、下記式(3)に基づいて決定されるのが望ましい。
V2=V1×(Lt+L-Ld-Le)/(L1-Ld-Le)…(3)
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
2 成形ドラム
G 帯状ゴムシート
Gt 巻回体
GA 前領域
GB 主領域
L 重なり長さ

Claims (6)

  1. 長さ方向に切断された未加硫の帯状ゴムシートを、成形ドラムの外周面上で一周巻きしかつ長さ方向の前端部と後端部とを所定の重なり長さで接合することにより、前記帯状ゴムシートの巻回体を形成する帯状ゴムシートの巻き付け方法であって、
    巻回前に帯状ゴムシートの長さを測定する測定工程と、
    回転する前記成形ドラムに、長さが測定された前記帯状ゴムシートを一定の搬送速度V0で供給して、前記帯状ゴムシートを巻き付ける巻き付け工程とを含み、
    前記巻付け工程は、前記搬送速度V0と同じ第1の周速度で前記成形ドラムを回転させ、前記前端部を含む前記帯状ゴムシートの前領域を巻き付ける第1巻き付け段階と、
    前記搬送速度V0と異なる第2の周速度で前記成形ドラムを回転させ、前記前領域に続く前記帯状ゴムシートの主領域を巻き付ける第2巻き付け段階とを含み、
    前記第2の周速度は、前記成形ドラムの周長と、前記帯状ゴムシートの長さと、前記重なり長さとに基づいて設定され、
    最も前記成形ドラム側に配された第1コンベヤ上に配される前のセンサと、前記前のセンサよりも搬送方向の後ろ側かつ前記第1コンベヤ上に配される後のセンサとを含み、
    前記測定工程は、前記前のセンサで前記前端部の前端を検知する段階と、前記後のセンサで前記帯状ゴムシートの後端を検知する段階と、前記前端の検知と前記後端の検知との時間差を測定する段階とを含む、帯状ゴムシートの巻き付け方法。
  2. 前記巻付け工程は、前記搬送速度V0と同じ第3の周速度で前記成形ドラムを回転させ、前記主領域に続く前記帯状ゴムシートの後領域を巻き付ける第3巻き付け段階を含む、請求項1記載の帯状ゴムシートの巻き付け方法。
  3. 前記第3巻き付け段階では、前記後端部を含み前記帯状ゴムシートの20~30%の長さが前記成形ドラムに巻付けられる、請求項2記載の帯状ゴムシートの巻き付け方法。
  4. 前記第1巻き付け段階では、前記前端部を含み前記帯状ゴムシートの20~30%の長さが前記成形ドラムに巻付けられる、請求項1乃至3のいずれかに記載の帯状ゴムシートの巻き付け方法。
  5. 前記帯状ゴムシートの長さが前記成形ドラムの周長と前記重なり長さとの和よりも小さいとき、
    前記第1の周速度は、前記第2の周速度よりも小さい、請求項1乃至4のいずれかに記載の帯状ゴムシートの巻き付け方法。
  6. 前記帯状ゴムシートは、互いに平行に配列されたコードを含んでいる、請求項1乃至5のいずれかに記載の帯状ゴムシートの巻き付け方法。
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