JP5306509B1 - タイヤ製造方法及びタイヤ製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】台タイヤに対してトレッドを巻き付け、貼着されたトレッドパターンの形状が、設計上のトレッドパターン形状となるように台タイヤにトレッドを巻き付けることを可能にするタイヤ製造方法及びタイヤ製造装置を提供する。
【解決手段】加硫済みの台タイヤに対して加硫成型されたトレッドを台タイヤ回転中心の鉛直下方の外周面の接線方向に相対的に移動させながら台タイヤを回転させてトレッドを台タイヤの外周面に巻き付けるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤ製造方法及びタイヤ製造装置に関し、特に台タイヤにトレッドを巻き付けて一体にするタイヤ製造方法及びタイヤ製造装置に関する。
タイヤの製造方法の一つに、図6に示すようにタイヤにおける土台となる断面ほぼ台形の(図6参照)の台タイヤ10と帯状のトレッド11とを個別に加硫成型し、台タイヤ10の外周面にあらかじめ接着層となるクッションゴム10mを貼付けて、トレッド11を外周面10aに巻き付けた後に、接着層を加硫することで台タイヤ10とトレッド11とが一体化されて製品としてのタイヤが製造される。接着層が貼着される前の台タイヤ10の外周面は、単独での加硫成型時に滑らかな曲面状となって成型されるが、一度、その外周面をバフがけし、所定の形状に成形したのちに、接着層となるクッションゴム10mが貼付されている。従来、接着層が形成された台タイヤ10の外周面10aに対してトレッド11を貼着する際、図5に示すような巻付装置により台タイヤ10の外周面10aにトレッド11の巻き付けがなされる。同図に示す装置では、ドラム260の外周に固定された台タイヤ10の上部方向に、踏面11a側を上向きにしてトレッド11を先端部側からコンベア70の搬送ローラ70aにより搬送し、このトレッド11の先端11A側から台タイヤ10の上部側の外周面10aに送り、台タイヤ10を巻き付け方向に回転させることで、トレッド11が台タイヤ10の上面側にトレッド11の先端11A側が送られることによりトレッド11が先端側から巻き取られながら貼着されている。台タイヤ10によるトレッド11の巻き取り時には、トレッド11が台タイヤ10に対して正しく貼着されるように、コンベア70の先端側に設けられたローラ71により、トレッド11を踏面11a側からガイドし、かつ押圧することで台タイヤ10に圧着される。巻き付け完了後、トレッド11の後端11B側は一定寸法で先端11Aの上面に重なるように巻き付けられる。なお、トレッド11の貼着対象である台タイヤ10は、例えば使用済みタイヤの摩耗したトレッド部分をバフ掛けして除去したものや、新品として成形されたもので後工程においてトレッド11を貼着するものとして加硫されたものの何れであっても良い。
特開平8−230072号公報 特開2010−173139号公報 特開2011−025853号公報
しかしながら、接着層を有する台タイヤ10の外周面10aに対してトレッド11を巻き付ける際、トレッド11には、ローラ71により台タイヤ10方向の押圧力が作用するため、台タイヤ10への貼着においてトレッド11が前方に引き伸ばされた状態となり、図7に示すようにトレッド11の踏面11a側に成型されたトレッドパターンの主溝やサイプ、特にショルダーブロックとタイヤ幅方向に隣り合うセカンドブロック75におけるサイプ76の幅が、トレッド11と台タイヤ10とを一体に加硫成型したときの深さ方向に一定幅の断面矩形のサイプ77(図中一点差線で示す)の幅に比べて周方向に広がり、断面が逆台形のサイプとなり易く、セカンドブロック75におけるブロック剛性や、タイヤ全体としての接地形状及び接地圧に影響を与えてしまう。例えば、セカンドブロック75におけるサイプ76の広がりが、蹴り出し側に見られる場合には、その影響は顕著なものとなる。特に、セカンドブロック75は、操舵時や減速時に路面からの負荷を最も受け易く、タイヤ蹴り出し時に他のブロックに比べて摩耗エネルギーが大きくなる。このため、セカンドブロック75のタイヤ幅方向の外方端縁にタイヤ周方向に沿って摩耗するリバーウェア、リバーウェアがさらにタイヤ幅方向の内側に向けて進行して形成されるブロックパンチウェア等の偏摩耗を生じさせる虞があった。
そこで、本発明では、台タイヤに対してトレッドを貼着するときに、トレッドに成型されたパターンのサイプ形状やパターン形状が、設計上の正規なパターン形状となるように台タイヤに対してトレッドを貼着することを可能にするタイヤ製造方法及びタイヤ製造装置を提供する。
上記課題を解決するためのタイヤ製造方法の態様として、台タイヤの外周面に、搬送手段の搬送面に乗せたトレッドを先端部から送り、外周面にトレッドを巻き付け、貼着して一体にするタイヤ製造方法であって、台タイヤの最大径とトレッドのトレッド厚さとの情報を記憶する記憶手段を備える制御手段により、搬送手段の搬送面の水平状態を維持したまま、当該搬送面と前記台タイヤの回転中心鉛直下方の最大径となる外周面との距離を、記憶手段が記憶する台タイヤの最大径とトレッドの厚さとに応じて制御し、トレッドの先端部を、台タイヤの回転中心鉛直下方の前記外周面に接触させ、当該位置における接線方向に前記トレッドを移動させながら台タイヤを回転させて、台タイヤの外周面にトレッドを巻き付けることにより、台タイヤにトレッドを貼着するときに台タイヤに作用する力を一定にすることができるまた、台タイヤへのトレッドの巻き付け時に、トレッドの厚さ方向に対する変形を制御することができるので、踏面に成型されたトレッドのパターンを変形させることなく台タイヤにトレッドを貼着させることができる。即ち、台タイヤ回転中心の鉛直下方は、回転する台タイヤの最下点であるので、台タイヤの回転に伴う力は、接線方向にしか作用しないため、トレッドに僅かな押圧力を加えるだけで押しつぶし、台タイヤにトレッドを貼着させることができる。したがって、本発明の方法により台タイヤの外周面に貼着されたトレッドの踏面のパターンは、トレッドに引張力をそれ程作用していないので、タイヤ円周方向に均等な状態となり、特に溝やサイプの幅を変形させることがない。そして、タイヤ設計時の形状で貼着されることで、局所的な偏摩耗を生じさせることのない転がり抵抗に優れたタイヤを製造することができる。
また、上記課題を解決するためのタイヤ製造方法の他の態様として、台タイヤの回転する速度を台タイヤに対して移動するトレッドの移動速度の0.95倍から1.05倍の範囲内で設定することにより、トレッドの台タイヤへの貼着において滑りを生じさせることなく貼着できる。したがって、台タイヤに対するトレッドの貼着にズレが生じず、特に、移動速度を1倍(等倍)とすればズレはゼロとなり、また、0.95倍から1.05倍の範囲とすることで、トレッドの剛性に起因する貼着時の台タイヤへのズレを調整することができる。
また、上記課題を解決するためのタイヤ製造方法の他の態様として、台タイヤの回転数を毎分1〜50回転の範囲で設定することにより、台タイヤとトレッドとを一体にしてタイヤを生産するときの生産性を維持しつつ、台タイヤとトレッドとの貼着に滑りを生じさせずに貼着させることができる。
また、上記課題を解決するためのタイヤ製造方法の他の態様として、台タイヤの外周面又はトレッドの内面側に未加硫の接着層をあらかじめ設けることにより、回転する台タイヤにトレッドが接触することで、接着層表面の接着力(粘着力)によってトレッドが台タイヤに効果的に接着されるので、トレッドが滑ることなく台タイヤに巻き付けられる。
た、上記課題を解決するためのタイヤ製造方法の他の態様として、台タイヤの回転中心鉛直下方における台タイヤの外周面からトレッドの踏面までの距離をトレッドの厚さの0.9倍から1.0倍の範囲で設定することにより、トレッドの種類に関わらず台タイヤへの巻き付けを最適に行うことができる。即ち、台タイヤの外周面からトレッドまでの距離が広いと台タイヤにトレッドを貼着することができず、また、距離が近すぎた場合トレッドを圧迫した状態で貼着することになるため、台タイヤに貼着されたトレッドのパターンを変形させてしまう虞がある。そこで、台タイヤの回転中心鉛直下方における台タイヤの外周面からトレッドの踏面までの距離をトレッドの厚さの0.9倍から1.0倍の範囲で設定することで、トレッドのパターンを変形させることなく台タイヤに対してトレッドを貼着することができる。また、同一の厚さのトレッドであっても、スタッドレスタイヤのパターンや、オールシーズンタイヤのパターンのようにブロック剛性が異なるときには、台タイヤへの巻き付けにおいて、同一条件であってもブロック剛性の違いにより、台タイヤに貼着されたトレッドのパターンに変形が生じてしまう場合がある。このような場合、例えば、トレッドが柔らかいスタッドレスのパターンの場合には、距離を遠くするようにして、ほとんどトレッドの厚さ方向に押圧力が作用しないように台タイヤに巻き付け、トレッドが硬いオールシーズンのパターンの場合には、距離を近くするようにして、トレッドの厚さ方向に一定の押圧力を作用させながら台タイヤに巻き付けることで、トレッドのパターンに違いがあってもパターンに変形を生じさせることなく台タイヤへの貼着が可能となる。
また、上記課題を解決するためのタイヤ製造装置の構成として、回転中の台タイヤの外周面に、トレッドを先端部から送り、外周面にトレッドを貼着して一体にするタイヤ製造装置であって、トレッドを台タイヤの回転中心鉛直下方の外周面側、かつ、接線方向に移動させる搬送手段と、台タイヤと搬送手段との距離を搬送手段の搬送面の水平状態を維持したまま相対的に上,下に調整する調整手段と、台タイヤの最大径とトレッドのトレッド厚さとを記憶する記憶手段を備え、外周面に対するトレッドの接線状態を保つように搬送面と台タイヤの回転中心鉛直下方の最大径となる外周面との距離を記憶手段が記憶する台タイヤの最大径とトレッドの厚さとに応じて調整手段を制御するとともに、台タイヤの回転速度と搬送手段の搬送速度とをそれぞれ所定速度に制御する制御手段とを備えたことにより、上記効果と同様に踏面に成型されたトレッドパターンを変形させることなく台タイヤにトレッドを貼着させることができる。
タイヤ製造装置の概略構成図である。 台タイヤへのトレッドの貼着位置の部分拡大図である。 台タイヤにトレッドを巻き付ける方法を示す図である。 実験例の結果を示す図である。 従来のタイヤ製造装置を示す図である。 トレッド及び台タイヤを示す図である。 パターンの変形の例示図である。
以下、発明の実施形態を通じて本発明を詳説するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明される特徴の組合せのすべてが発明の解決手段に必須であるとは限らず、選択的に採用される構成を含むものである。
図1において、台タイヤ10の外周にはあらかじめ未加硫の接着層としてのクッションゴム10mが設けられ、このクッションゴム10mの外周面10aに加硫済みトレッド11(以下トレッド11と示す)を巻き付けて貼着するタイヤ製造装置1の構成図の一例を示す。
図1に示すタイヤ製造装置1の床面2の前,後には、支柱3,4が立設され、前部の左,右支柱3,3の上端と、後部の左,右の支柱4,4の上端間には前後方向に延長するフレーム5,5が設けられ、対向するフレーム5,5間には、ローラ6が複数個横架され、このローラ6にゴム等のコンベアが掛けられて搬送手段7が構成される。なお、ローラ6にはモータ6aからの回転力が伝達される。
また、床2には搬送手段7に隣接して上下位置を調整する調整手段8が固定され、この調整手段8の上部からは上,下方向に移動可能となったロッド9が突出し、このロッド9の上端に昇降台20が取付けられる。
この昇降台20の上にはケーシング21が固定され、このケーシング21からはシャフト22が搬送手段7方向に突出している。シャフト22の根元側にはプーリ23が設けられ、このプーリ23と、モータ24で回転駆動されるプーリ25との間にベルト26が掛けられ、モータ24により上記シャフト22が一定方向(矢印27方向)に回動する構成となっている。
上記シャフト22の先端にはローラ6の幅方向中央側に対応して縦方向に位置するドラム31が取付けられる。このドラム31は縮径,拡径可能な図外の機構を有しており、種々の径の台タイヤを装着でき、かつ、外周に一旦装着したタイヤを縮径して取外すことができる。また、このドラム31は、ロッド9を上,下に移動させることで、昇降台20上のケーシング21とともにシャフト22が上,下に移動して搬送手段7に対する上,下方向に位置調整可能となっている。
28は制御手段であり、モータ6aを制御して搬送手段7の搬送速度を制御し、調整手段8を制御してロッド9を駆動し、シャフト22及びドラム31の上,下位置を調整することで、ドラム31に取り付けられた台タイヤ10の下面(外周面)と搬送手段7の搬送面29との間の距離を調整する。また、制御手段28は、モータ24を制御することで、台タイヤ10を一定の回転速度で回転させる。
トレッド11をこのトレッド11の先端11A側から搬送する搬送手段7は、ベルトコンベア(以下コンベアという)より成り、このコンベアは搬送面29が水平となるように配設され、搬送対象であるトレッド11の延長方向と搬送方向aとを一致させてトレッド11を搬送する。コンベアには、搬送するトレッド11の幅方向中心と、コンベアの幅方向中心とを一致させる図外のガイド機構を有し、コンベアの幅方向中心とを一致させた状態で、ベルト上に載置されたトレッド11を台タイヤ10の下面方向に搬送する。また、搬送面29は、トレッド11を載置したときに、トレッド11の貼着面11bの水平状態が維持されるように水平状となっている。搬送面29は、図2に示すように、台タイヤ10の外周面10aの下端Aに対し接線方向に延長して、トレッド11を先端から接線方向に沿って搬送する。なお、下端Aとは、台タイヤ10の回転中心軸(ドラム31の中心軸と一致)から搬送手段7に向けて鉛直方向に延長した鉛直線30と台タイヤ10の外周面10aとが交差する位置である。
搬送手段7の搬送速度は、制御手段28により制御される。本実施形態では、搬送手段7の搬送面29に対して搬送対象であるトレッド11は、搬送方向aに滑ることなく安定した状態で一定のスピードで搬送され、トレッド11の踏面11aが搬送面29に接するように下向きで搬送される。なお、搬送手段7は、ベルトコンベアに限定されずローラコンベアであっても良く、好ましくは、トレッド11をこのトレッド11の長手方向に沿って均等に支持できるものであれば良い。
上記、ドラム31の外周面10aには、台タイヤ10のビード部に密着する図外の封止手段が設けられており、ドラム31の外径を変化させたときに、サイズの異なるタイヤのビード部にもドラム31の外周面10aがビード部の円周に沿って密着するように構成される。封止手段は、ドラム31に固定されたタイヤ内に空気を供給する図外の供給バルブを備える。供給バルブは、封止手段の幅方向の中央位置に設けられ、空気供給手段と接続される。空気供給手段は、工場に設けられるコンプレッサと、コンプレッサと配管により接続されてコンプレッサから吐出された空気を所定の圧力に制御する制御バルブと、制御バルブから供給バルブに空気を流通させる配管とにより構成される。制御バルブは、制御手段28から出力される信号に基づいて台タイヤ10内に供給する空気圧の制御を行う。
したがって、台タイヤ10は、縮径した状態のドラム31の外周に配設してドラム31を拡径した後に、空気供給手段を駆動して台タイヤ10内に空気を印加することにより、台タイヤ10の幅中心とドラム31の幅中心とが一致した状態でドラム31に固定され、制御手段28から回転機構のモータに信号が出力されることで、内圧が印加された状態でドラム31とともに回転する。
40は高さセンサであり、この高さセンサ40は、例えばレーザセンサを用い、測定原点がシャフト22の軸心と同一の高さとなるように図外のアームの先端に取り付けられて、シャフト22の軸心(台タイヤの回転中心と一致)から搬送面29までの鉛直方向の距離を測定して制御手段28に出力する。
上記制御手段28は、演算手段としてのCPU、記憶手段としてのROM,RAM、通信手段としての入出力インターフェイスを備える。
図外の記憶手段には、台タイヤ10の寸法(外径及び幅など)、トレッド11の寸法(厚さ及び長さなど)、トレッド11に対する台タイヤ10の距離を設定する厚さ係数F1、トレッド11の搬送速度Vtに対するドラム31の回転速度(周速)Vdの貼着速度比F2とを記憶する。
ドラム31の回転速度(周速)Vdとは、台タイヤ10を一定の回転数で回転させたときの台タイヤ10の外周面10aにおける接線方向の速度、いわゆる周速を意味し、具体的には、台タイヤ10の外周面10aにクッションゴム10mが配設されたクッションゴム10mの表面における接線方向の速度を意味する。
台タイヤ10の寸法とは、例えば、クッションゴム10mが配設された台タイヤ10の外周面10aにおける最大径である。なお、記憶手段に記憶される最大径は、当該台タイヤ10のバフ掛け時に設定された直径に、クッションゴム10mの厚さを加えることで算術的に求められる。また、以下の説明において台タイヤ10の外径とは、クッションゴム10mが配設された台タイヤ10の外周面10aにおける最大外径を示し、トレッド11の厚さとは、トレッド11の幅方向中央の位置における踏面から貼着面までの厚さを示す。
トレッド11の寸法とは、上述したように、台タイヤ10に配設されたクッションゴム10mを含む外周長/トレッド伸び率に5mmを加えて算出された長さである。
厚さ係数F1は、図2,図3に示すように、ドラム31に固定された台タイヤ10の鉛直線30下方の外周面10aの下端Aと、鉛直線30と搬送面29との交点Bとの距離Ly(後述)を設定するための係数である。即ち、この厚さ係数F1は、距離Ly(ギャップ)をトレッド11の種類や、トレッド11の厚さDに応じて設定される。通常は、上記距離Lyは外周面下端の下端Aがトレッド11の貼着面11bの表面に接触し、かつ、やや押圧力が加わるように設定される。鉛直線(図中一点差線で示す直線)30と外周面10aとの交点である下端Aは、トレッド11を貼着する貼着開始位置である。トレッド11の種類が柔らかいものやトレッド11の厚さDが薄い場合には、厚さ係数F1を1.0に設定し、トレッド11の種類が硬いものやトレッド11の厚さDが厚い場合には、厚さ係数F1を1.0よりも小さな値に設定する。外周面10aの表面には前もって仮接着用の糊が被着されており、この外周面10aの下端Aと搬送面29側の交点Bとの間に図3(a)に示すように、トレッド11をトレッド11の先端11A側から搬送面29の水平移動に伴って移動させることで、トレッド11の貼着面11bが台タイヤ10の外周面10aに貼着する。搬送手段7の搬送面29の水平移動及び台タイヤ10の回転に伴ってトレッド11は外周面10aに巻き付けられ(図2(a)、図3参照)、トレッド11の後端11B側が外周面10aの下端Aと搬送面29との距離Lyを通過するときに、トレッド11の先端11A側が同区間に送られて、図3(b)に示すように、後端11Bに密着するように外周面10aに巻き付けられる。この場合、先端11A側、後端11B側の周方向に延長して形成された主溝等はズレが殆ど生じることなく、先端11A側と後端11B側とで連続するように直線状に整列する。
なお、トレッド11の種類が柔らかいものとは、踏面11aにおけるパターンがスタッドレスタイヤのように複数のサイプが形成されているものや、ブロックパターンのようにタイヤ幅方向に複数の溝を備えているものが挙げられ、このようなパターンは、幅方向に連続するような溝が複数形成されているため、台タイヤ10の外周面10aの曲率に沿って湾曲し易い。そこで、厚さ係数F1を1.0に設定することで、トレッド11に厚さ方向の力を生じさせることなく、台タイヤ10の外周面10aに配設されたクッションゴム10mの接着力により吸い付くようにトレッド11が貼着するので、トレッドパターンに変形が生じることを防止できる。
また、トレッド11の種類が硬いものとは、例えば、踏面11aにおけるパターンがリブタイヤのように周方向溝により構成されているパターンであり、幅方向に延長する溝がないため、リブパターンがトレッド11におけるまさしく“リブ”となり、台タイヤ10の外周面10aの曲率に沿って湾曲するときに抵抗を生じさせる。したがって、厚さ係数F1を1.0よりも小さく設定することで、台タイヤ10の外周面10aに対するトレッド11の貼着面11bの距離Lyを僅かに小さくして、厚さ係数F1を1.0としたときよりも大きな力で押し付けるように貼着することで、台タイヤ10の外周面10aにトレッド11のパターンに変形を生じさせることなく確実に貼着することができる。
ただし、厚さ係数F1の設定は、1.0以下で設定するとしたが、0.9から1.0の範囲で行うと良い。即ち、厚さ係数F1の値が、0.9よりも小さいと、台タイヤ10に貼着したときにトレッド11のパターンの変形が生じる虞があり、また、1.0を超えると台タイヤ10の外周面10aにトレッド11の貼着面11bが接触しないので、台タイヤ10にトレッド11を巻き付けることができなくなってしまうからである。
貼着速度比F2は、コンベアにより搬送されるトレッド11の搬送速度Vtに対する台タイヤ10の回転速度Vdの比である。トレッド11の搬送速度Vtはベルトの移動速度と一致し、台タイヤ10の外周面10aに配設されたクッションゴム10mの表面における周速である。つまり、台タイヤ10の回転速度Vdは、台タイヤ10の外周面10aに配設されたクッションゴム10m表面における接線方向の速度である。
この貼着速度比F2は、台タイヤ10にトレッド11を貼着させるときに、台タイヤ10に対してトレッド11の滑りを生じさせずに貼着させるため、0.95乃至1.05の範囲で設定される。例えば、貼着速度比F2を1.0とすれば、台タイヤ10に対するトレッド11の貼着において、トレッド11を台タイヤ10に対して、ズレや滑りを生じさせることなく貼着させることができる。
トレッド11におけるパターンによっては、トレッド11の厚さDや種類によってトレッド11の硬さ等の性質が異なるため、貼着速度比1.0を中心として±0.05の範囲となるように、台タイヤ10の回転速度Vdを変化させることで最適な貼着が可能となる。
即ち、貼着速度比1.0を中心として±0.05の範囲とは、トレッド11のパターンが変形し易いもののときに貼着速度比を1.0よりも小さくすることで、台タイヤ10の外周面10aへの貼着時の瞬間的な変形を緩和することができ、また、パターンが変形しにくいもののときに貼着速度比を1.0よりも大きくすることで、台タイヤ10の外周面10aへの貼着時に瞬間的な圧着力を生じさせて確実に貼着することができる範囲であって、台タイヤ10に貼着されたトレッド11が、貼着速度比を1.0として貼着したときと実質的には同じ状態である。つまり、上記範囲内で設定することで、トレッド11の厚さDや種類に関わらず、基準となる貼着速度比1.0と実質的に同一となる。
したがって、上記範囲の貼着速度比となるように、台タイヤ10の回転速度Vdを変化させることで、トレッド11の種類が異なっても、最適な貼着、即ち、台タイヤ10への貼着後のトレッド11にパターンに変形を生じさせない貼着が可能となる。
また、台タイヤ10のサイズにより外周面10aの円周方向の曲率半径も異なり、貼着後のタイヤ円周方向に沿うトレッド11の変形も異なるので、貼着速度比1.0と実質的に同一となる(貼着後のトレッド11のパターンに変形が生じない)ように、貼着速度比を±0.05の範囲で調整するようにしても良い。
また、上記貼着速度比F2とともに、台タイヤ10を回転させる回転数は、例えば1分間に1回転から50回転(1r.p.m〜50r.p.m)の範囲となるように設定される。トレッド11の搬送速度Vtを一定とした場合、台タイヤ10のサイズが異なると外周面10aの周速も異なるため、上記回転数の範囲内で、回転速度(周速)Vdが、搬送速度Vtと上記貼着速度比F2となるように、台タイヤ10を回転させることで、トレッド11の貼着位置での台タイヤ10の周速を一定にする。この台タイヤ10の回転速度(周速)Vdは、トレッド11の搬送速度Vtに応じて上記貼着速度比F2を満たすように設定される。
タイヤの製造効率を考えた場合、1分間に1回転から50回転の範囲で台タイヤ10を回転させてトレッド11を貼着させることで、トレッド11が台タイヤ10に対して、すべったりやズレたりするなく貼着させることができる。よって、貼着不良が減少して製造効率が向上する。なお、1分間に50回転を超えると、搬送手段7から台タイヤ10の外周面10aにトレッド11が貼着するときに、ズレや滑りが生じたり、貼着後に遠心力によりズレが発生したりする虞がある。
以下、上記タイヤ製造装置1による台タイヤ10とトレッド11とを一体にする貼着動作について説明する。なお、以下の説明では、上記貼着速度比F2を1.0、即ち、トレッド11の搬送速度Vtと、台タイヤ10のクッションゴム10m表面における周速とが同一であるものとして説明する。
作業者が、組み付けを行う台タイヤ10のモデル番号とトレッド11のモデル番号とを入力すると、制御手段28は、台タイヤ10のモデル番号に応じた外径と、トレッド11のモデル番号に応じた厚さDと、厚さ係数F1、貼着速度比F2との読み出しを行う。
次に、制御手段28は、台タイヤ10の回転中心鉛直下方の外周面10aの下端Aと、ベルト表面である搬送面29との距離Lyが、トレッド11の厚さDに厚さ係数F1を乗じた位置となるように調整手段8を駆動する。詳細には、台タイヤ10の半径にクッションゴム10mの厚さを加えた値を高さセンサ40により測定された搬送面29までの高さから減じることで得られた値が、トレッド11の厚さDに厚さ係数F1を乗じた値となるように、コンベアの搬送面29に対する台タイヤ10の外周面10aの下端Aの距離Lyを調節して、外周面10aの下端Aでトレッド11の貼着面11bを接触させる。
つまり、台タイヤ10の外周面10aの下端Aでトレッド11の貼着面11bを接触させるように、搬送面29に対する台タイヤ10の高さ調整を行うことで、トレッド11が台タイヤ10に巻き付けられる。
次に、トレッド11のモデル番号に応じた貼着速度比F2となるように、モータ24と、コンベアのモータ6aとに信号を出力して、台タイヤ10を回転させた状態で、搬送手段7によりトレッド11を搬送する。
前述のとおり、このときの台タイヤ10の回転速度(周速)Vdは、毎分1回転〜50回転の範囲内における一定速度で設定され、台タイヤ10の回転速度Vdを貼着速度比F2で除した値でトレッド11が搬送されるように制御手段28により制御される。そして、台タイヤ10が一回転することにより、外周面10aにトレッド11が貼着される。この場合、トレッド11を台タイヤ10に対して均一な力で接触させながら貼着けることができるので、ブロックを横断するサイプ等の開きを抑制し、一般の新品のタイヤと同様なサイプ開きを実現できる。
以上説明したように、従来と異なり、トレッド11の貼着面11bを上方に向けて台タイヤ10の回転速度(周速)とトレッド11の搬送速度とに一定の関係を持たせて搬送し、トレッド11の貼着面11bを上方に向けたまま、搬送方向に沿って回転する台タイヤ10の外周面10aの下端Aにおいて、トレッド11の貼着面11bを接触させることで外周面10aに巻き取らせて貼着することによって、台タイヤ10にトレッド11を巻き付けるときに作用する力を一定にすることができる。
特に、台タイヤ10の回転中心鉛直下方の外周面10aの接線方向とトレッド11の搬送方向とを一致させてトレッド11を搬送し、台タイヤ10の回転中心鉛直下方の外周面10aの下端Aからトレッド11を貼着させることにより、回転する台タイヤ10の外周面10aがトレッド11を押圧する力を一定にすることができる。さらに、トレッド11の搬送速度Vtと台タイヤ10の回転速度Vdとが一致するように貼着速度比F2を設定することで、トレッド11を台タイヤ10に対して滑りやずれを生じさせることなく台タイヤ10の外周面10aに貼着させることが可能となる。
したがって、本発明の方法により台タイヤ10に貼着されたトレッド11は、設計上のパターンと同一の形状であり、当該貼着工程よりも後工程において接着層としてのクッションゴム10mを加硫してトレッド11と台タイヤ10とが一体となったタイヤは、パターンに変形が生じておらず、設計上の性能を備える偏摩耗のない転がり抵抗に優れたタイヤとなる。
実施例
本発明の効果を確認するため、被検体であるタイヤには、中型、大型トラック、バスに使用されるタイヤサイズ245・70R19.5のリトレッドを行い、本発明の効果について検証を行った。上記タイヤをバフ掛けして外周面10aを所定形状に成形した上で、当該外周面10aにクッションゴム10mを貼着し、台タイヤ10の回転速度Vdを100とした場合に対して、コンベアによるトレッド11の搬送速度Vtを99に設定することで、上記タイヤのリトレッド前の新品タイヤ時のサイプ開き量と同一になる結果が得られた。なお、台タイヤ10の回転速度Vdとトレッド11の搬送速度Vtとを変更することで、サイプの開き量を制御することが可能となる。
さらに、上記タイヤについて従来の貼着方法により台タイヤ10にトレッド11を巻き付けたときと、本発明による貼着方法との差を調べるため、タイヤにおける2ndブロックにおけるサイプの開き量と、ブロック蹴り出し時の摩耗エネルギーについて調べた結果を図4に示す。
台タイヤ10の回転速度Vdに対するトレッド11の搬送速度Vtの貼着速度比F2が100%(1.0)のときに、トレッド11のサイプの開き量比が100、即ち、サイプの開き無しとなる。また、台タイヤ10の回転速度Vdがトレッド11の搬送速度Vtよりも遅くなるとサイプの間隔が閉じ、台タイヤ10の回転速度Vdがトレッド11の搬送速度Vtよりも速くなると、サイプ同士の間隔が開くことが分かった。つまり、台タイヤ10の回転速度Vdとトレッド11の搬送速度Vtとの貼着速度比F2を変更することで、サイプの開き量を制御することが可能となる。
また、ブロック蹴り出し時の摩耗エネルギーは、従来の新品製品タイヤの摩耗エネルギーを100とした場合、従来のリトレッド製法での摩耗エネルギーは、115であった。一方、本発明の方法によりトレッド11が貼着されたリトレッドタイヤでは、摩耗エネルギーが100以下であり、従来の新品製品タイヤと同等あるいはそれ以下となり、転がり抵抗が新品製品タイヤよりも向上することが分かった。
上記実施形態では、回転する台タイヤ10に対して搬送手段7によりトレッド11を搬送するとして説明したが、静止するトレッド11に対して台タイヤ10を回転させながらトレッド11の延長方向に沿って台タイヤ10を移動させるように、換言すると台タイヤ10を転がすようにして貼着するようにしても良い。
また、上記実施形態では、台タイヤ10にトレッド11との接着層となるクッションゴム10mを配設するとして説明したが、トレッド11の貼着面11bにシート状のクッションゴム10mや、液状のクッションゴム10m等の接着層をあらかじめ形成するようにしても良い。このようにトレッド11側に接着層を形成すると次のような利点がある。トレッド11は所定長さに切断された平板状であるため、シート状のクッションゴム10mをトレッド11の貼着面に配設するときに、曲率がないため、延長方向に沿って真直ぐに配設することができる。また、トレッド11の貼着面全域にクッションゴム10mが配設されているかどうかの確認が容易であり、また、確実にトレッド11を台タイヤ10の外周面10aに貼着させることができる。この場合、トレッド11の長さは、台タイヤ10の外周長/トレッド11伸び率に5mmを加えて算出すれば良い。
また、台タイヤ10側を回転自在でかつ、上,下位置を固定状態とし、搬送手段7を上,下に調整可能としても良い。
以上、説明したように、トレッド11を台タイヤ10に貼着することにより、トレッド11の歪を均一にした状態を維持したままで台タイヤ10に貼着することができるので、台タイヤ10に貼着されたトレッド11には、パターン以外の部分における局所的な残留応力や残留歪をなくすことができる。即ち、トレッド11に内在する局所的な残留応力及び残留歪が低減されたことにより、トレッド11の剥離耐久性が向上するとともにタイヤとして製造したときにユニフォーミティに優れたものとなる。
1 タイヤ製造装置、7 搬送手段、10 台タイヤ、10a 外周面、
11 トレッド、22 回転シャフト、28 制御手段、31 ドラム。

Claims (6)

  1. 台タイヤの外周面に、搬送手段の搬送面に乗せたトレッドを先端部から送り、前記外周面にトレッドを巻き付け、貼着して一体にするタイヤ製造方法であって、
    前記台タイヤの最大径と前記トレッドのトレッド厚さとを記憶する記憶手段を有する制御手段により、搬送手段の搬送面の水平状態を維持したまま、当該搬送面と前記台タイヤの回転中心鉛直下方の最大径となる外周面との距離を、前記記憶手段が記憶する台タイヤの最大径とトレッドの厚さとに応じて制御し、
    トレッドの先端部を、台タイヤの回転中心鉛直下方の記外周面に接触させ、当該位置における接線方向に前記トレッドを移動させながら台タイヤを回転させて、台タイヤの外周面にトレッドを巻き付けるタイヤ製造方法。
  2. 前記台タイヤの回転速度が、前記トレッドの移動速度の0.95倍から1.05倍の範囲内である請求項1記載のタイヤ製造方法。
  3. 前記台タイヤの回転数を1〜50r.p.mに設定する請求項1又は請求項2記載のタイヤ製造方法。
  4. 前記台タイヤの外周面又はトレッドの内面側に未加硫の接着層をあらかじめ設けるようにした請求項1乃至請求項3いずれか記載のタイヤ製造方法
  5. 前記台タイヤの回転中心鉛直下方の外周面から前記トレッドの踏面までの距離をトレッドの厚さの0.9倍から1.0倍の範囲に設定する請求項1乃至請求項4いずれか記載のタイヤ製造方法。
  6. 回転中の台タイヤの外周面に、トレッドを先端部から送り、前記外周面にトレッドを貼着して一体にするタイヤ製造装置であって、
    トレッドを台タイヤの回転中心鉛直下方の外周面側、かつ、接線方向に移動させる搬送手段と、
    前記台タイヤと前記搬送手段との距離を搬送手段の搬送面の水平状態を維持したまま相対的に上,下に調整する調整手段と、
    前記台タイヤの最大径と前記トレッドのトレッド厚さとを記憶する記憶手段を備え、前記外周面に対するトレッドの接線状態を保つように前記搬送面と前記台タイヤの回転中心鉛直下方の最大径となる外周面との距離を、前記記憶手段が記憶する台タイヤの最大径とトレッドの厚さとに応じて前記調整手段を制御するとともに、台タイヤの回転速度と搬送手段の搬送速度とをそれぞれ所定速度に制御する制御手段とを備えたことを特徴とするタイヤ製造装置。
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