JPH0641084B2 - 加工プログラムの工具位置情報補正方法 - Google Patents

加工プログラムの工具位置情報補正方法

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JPH0641084B2
JPH0641084B2 JP62252004A JP25200487A JPH0641084B2 JP H0641084 B2 JPH0641084 B2 JP H0641084B2 JP 62252004 A JP62252004 A JP 62252004A JP 25200487 A JP25200487 A JP 25200487A JP H0641084 B2 JPH0641084 B2 JP H0641084B2
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JP
Japan
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tool
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machining program
machining
control device
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義友 小西
敏文 吉川
覚 牧野
正夫 片桐
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Minolta Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Minolta Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は数値制御工作機械(以下、NC工作機械とい
う)と、NC工作機械を制御するセルコントロール装置
及びセルコントロール装置の上位コンピュータから構成
される数値制御工作機械の加工プログラムの工具位置情
報補正方法に関し、さらに詳しくは効率の高い工具管理
を行なう加工プログラムの工具位置情報補正方法に関す
る。
[従来の技術] 第6図は従来の加工プログラムの工具位置情報補正方法
に基づき工具管理を行なう数値制御装置工作機械の工具
管理装置のブロック図である。
第6図において、(1)はNC工作機械、(4)はNC工作機
械(1)の一部であり、必要に応じて工具を自動供給する
工具収納部、例えば工具マガジンである。(2)は少なく
とも1台以上のNC工作機械(1)を制御するセルコント
ロール装置、(3)はセルコントロール装置(2)との間で各
種データの授受を行なう上位のコンピュータ、(5)はN
C工作機械(1)が必要とする工具を収容している工具セ
ンターである。
又、(6a)は工具マガジン(4)にある工具に関するデータ
である第2情報、例えば工具ファイル情報である。(7
a)、(7b)は上位のコンピュータ(3)で作成され必要に応
じて上位のコンピュータ(3)からセルコントロール装置
(2)に、さらにセルコントロール装置(2)からNC工作機
械(1)にダウンロードされる加工プログラム、(8a)、(8
b)は加工プログラム(7a)、(7b)が使用する工具データを
含む第1情報、例えば加工情報である。(9)は工具ファ
イル情報(6a)と加工情報(8b)とを比較することにより作
成され、加工プログラム(7a)、(7b)上の工具と実際に工
具マガジン(4)の工具ポットにある工具とを一致させる
ための工具交換・追加データ、(10a)、(10b)はNC工作
機械(1)の加工状態を示す加工データ、(11a)、(11b)は
加工データ(10b)に基づいて作成される加工実績デー
タ、(12)は工具センター(5)が管理している全ての工具
の工具リストで、工具位置情報、例えば工具ポットナン
バと工具ポットに収納されている工具の工具名称とを対
応させたもの、(13)は工具ファイル情報(6a)と加工情報
(8b)とに基づいて作成され、加工プログラム(7b)内の工
具ポットナンバの変換内容を示す工具ポットナンバ変換
データ、(14a)、(14b)は工具ポットナンバを変換するこ
とにより、実行可能になった実行加工プログラムであ
る。
次に、従来の数値制御工作機械の工具管理装置の動作に
ついて第7図のフローチャートを参照して説明する。
(1)ステップS1 上位のコンピュータ(3)において、加工プログラム(7a)
及び加工プログラム(7a)に記載された工具の工具データ
を含む加工情報(8a)を作成する。
この場合、工具リスト(12)の工具ポットナンバを指定す
ることにより、加工プログラム(7a)で使用する工具を特
定する。第8図は作成した加工プログラム(7a)及び工具
ファイル情報(8a)の一例を示す。この加工プログラム(7
a)中『T01』、『T02』、『T03』、『T04』、『T05』及
び『T06』は工具ポットナンバである。又、『H01』、
『H02』、『D03』、『H04』、『H05』及び『H06』は工
具の補正値である。又、工具ファイル情報(8a)中
『C』、『B』、『G』、『H』、『A』及び『J』は
工具名称である。
(2)ステップS2 セルコントロール装置(2)でスケジューリングされた加
工スケジュールに伴い、ある加工プログラム(7b)の実行
指示がされる。この場合、加工プログラム(7b)及び加工
プログラム(7b)に対応する加工情報(8b)がセルコントロ
ール装置(2)にないときは、上位のコンピュータ(3)に対
して加工プログラム(7a)及び加工情報(8a)のダウンロー
ドを要求する。
(3)ステップS3 セルコントロール(2)は工具ファイル情報(6a)と加工情
報(8b)とを比較して、加工プログラム(7b)の工具ポット
ナンバを修正する工具ポットナンバ変換データ(13)及び
加工情報(8b)にあり、工具ファイル情報(6a)にない工具
コードナンバを示す工具交換・追加データ(9)を作成す
る。なお、工具交換・追加データはプリントアウトす
る。
工具ポットナンバ変換データ(13)の作成、工具交換・追
加データ(9)の作成及び実行加工プログラム(14a)の工具
ポットナンバの変換について、第9図及び第10図に示し
たフローチャート及び説明図を参照して説明する。
(a)ステップS31〜S32 セルコントロール装置(2)は加工情報(8b)から工具ポッ
トナンバとその工具ポットナンバに対応する工具を読み
出して(ステップS31)、工具ファイル情報の工具ポッ
トナンバ及び工具名称と比較する(ステップS32)。
(b)ステップS33〜S34 セルコントロール装置(2)は加工情報(8b)の工具ポット
ナンバと工具ファイル情報(6a)の工具ポットナンバ及び
工具ポットナンバに対応する工具名称が一致するとき
は、工具ポットナンバ変換データ(13)及び工具交換・追
加データ(9)を作成しない。又、工具名称が同一で、そ
の工具名称に対応する工具ポットナンバが異なるとき
は、加工プログラムを修正する必要があるとして、工具
ポットナンバ変換データを作成する。(ステップS33)
さらに、ある工具名称が加工情報(8b)に存在し、工具フ
ァイル情報(6a)に存在しないときは、その工具名称を工
具ファイル情報(6a)の空きポットに空きポットがなけれ
ば加工情報(8b)にない工具名称に入れることにより、工
具マガジン(4)の工具を工具センター(5)の工具と交換す
る工具交換・追加データを作成する。
例えば、第10図(a)に示した工具ファイル情報(6a)と第1
0図(b)に示した加工情報(8b)とを比較したときは、工具
ポットナンバ『T02』に対応する工具名称はともに
『B』であるので、工具ポットナンバ変換データを作成
しない。又、加工情報(8b)の工具ポットナンバ『T0
1』、『T03』及び『T05』に各々対応する工具名称
『C』、『G』及び『A』は工具ファイル情報(6a)に存
在するが工具ポットナンバが異なるので、第10図(c)に
示すように加工プログラム(7b)の工具コードナンバ『T0
1』を『T03』に、『T03』を『T07』に、及び『T05』を
『T01』に各々変換する工具ポットナンバ変換データ(1
3)を作成することになる。又、加工情報(8b)の工具ポッ
トナンバ『T04』及び『T06』に各々対応する工具名称
『H』及び『J』は工具ファイル情報(6a)に存在しない
ので第10図(d)に示すように工具ファイル情報(6a)の空
ポット(工具ポットナンバ『T08』に工具名称『H』を
入れ、工具ポットナンバ『T06』の工具名称『F』を工
具名称『J』に交換する工具交換・追加データ(9)を作
成する。なお、加工情報(8b)の工具ポットナンバ『T0
4』に対応する工具名称『H』を工具ファイル情報(6a)
の空ポット(工具ポットナンバ『T08』)に入れる工具
交換・追加データ(9)を作成したのに伴い、加工情報(8
b)の工具ポットナンバ『T04』を『T08』に変換する工具
ポットナンバ変換データ(13)を作成することになる。
(C)ステップS35〜S38 全加工情報(8b)について、工具ポットナンバ変換データ
(13)及び工具交換・追加データ(9)の作成を終了すると
(ステップS35)、セルコントロール装置(2)は加工プロ
グラム(7b)を読み出して(ステップS36)、工具ポット
ナンバ変換データ(13)に基づいて、加工プログラム(7b)
に記載されている工具ポットナンバを順次サーチし(ス
テップS37)、工具ポットナンバを変換する(ステップS
38)。
例えば、第10図(e)に示した加工プログラム(7b)の工具
ポットナンバ『T02』は工具ポットナンバ変換データ(1
3)にないので、変換しない。又加工プログラム(7b)の工
具ポットナンバ『T01』『T03』、『T04』及び『T05』は
各々『T03』『T07』、『T08』及び『T01』に変換する。
なお、工具ポットナンバの変換に伴い、『H01』、『D0
3』、『H04』及び『H05』は各々『H03』『D07』、『H0
8』及び『H01』に変換する。この変換により第10図(f)
に示す実行加工プログラム(14a)が作成される。
一方、工具センター(5)では工具交換・追加データ(9)に
基づいて、対象となるNC工作機械(1)の工具マガジン
(4)内の工具を追加し、又は交換し、追加又は交換が完
了すると、その旨をセルコントロール装置(2)に知らせ
る。
(d)ステップS39〜S40 上述した工具ポットナンバ変換データ(13)に基づく工具
ポットナンバの変換及び工具の交換、追加が終了すると
(ステップS39)、セルコントロール装置(2)は工具ファ
イル情報(6a)を更新する(ステップS40)。
(4)ステップS4〜S5 セルコントロール装置(2)が実行加工プログラム(14a)を
NC工作機械(1)にダウンロードして起動すると、NC
工作機械(1)は実行加工プログラム(14a)を実行する(ス
テップS4)。NC工作機械(1)は実行加工プログラム(14
a)の実行に伴い、加工データ(10a)を作成し、これをセ
ルコントロール装置(2)にアップロードする。セルコン
トロール装置(2)はアップロードされた加工データ(10b)
に基づいて、加工実績データ(11a)を作成し(ステップS
5)、これを上位のコンピュータ(3)にアップロードす
る。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、上記構成の従来の数値制御工作機械の工具管
理装置は、実行プログラム(14a)を作成するときに、工
具ポットナンバ変換データ(13)に基づいて加工プログラ
ム(7a)に記載されている工具ポットナンバを加工プログ
ラム(7a)の先頭から順次サーチして、工具ポットナンバ
を変換するが、加工プログラム(7a)のプログラムサイズ
が非常に大きい場合は、順次サーチの処理に手間がかか
るのに加えて、変換すべき加工プログラム(7a)に記載の
工具ポットナンバが、例え1個であっても常に加工プロ
グラム(7a)の先頭から順次サーチしなければならず、変
換処理時間が長くなるという問題があった。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、セ
ルコントロール装置(2)の工具ポットナンバの変換処理
時間を短縮できるとともに、セルコントロール装置(2)
の負荷を軽減し得る加工プログラムの工具位置情報補正
方法を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係る加工プログラムの工具位置情報補正方法は
次の各段階を有する。
a)工具収納部に収納された工具を用いて被加工物を数
値制御加工する加工プログラムと、加工プログラムに記
述されている工具の名称及び工具収納部における当該工
具の収納位置を示す工具位置情報が登録されている第1
情報とが上位コンピュータからセルコントロール装置に
転送される段階。
b)工具収納部に収納されている工具の名称と当該工具
の収納位置を示す工具位置情報とが登録されている第2
情報に未登録であるが第1情報に登録されている工具を
第2情報に新らたに登録するための登録情報を上記セル
コントロール装置が作成するとともに、この登録情報を
所定の出力装置に出力する段階。
c)第1情報に記憶されている工具について登録情報に
より更新された第2情報と第1情報とが一致するように
第1情報の工具位置情報を変更する変更内容がセルコン
トロール装置により作成される段階。
d)上位コンピュータより転送された加工プログラムに
記述され加工プログラム中で工具位置情報が記述されて
いる位置を示す記述位置情報により、セルコントロール
装置が加工プログラム中での工具位置情報が記述されて
いる位置を求め、変更内容に基づき加工プログラムの工
具位置情報を変更する段階。
[作用] 本発明においては、加工プログラムと第1情報とが上位
コンピュータからセルコントロール装置に転送され、セ
ルコントロール装置は、第2情報に未登録であるが第1
情報に登録されている工具を第2情報に新らたに登録す
る登録情報を作成するとともに、この登録情報を所定の
出力装置に出力し、第1情報に記憶されている工具につ
いて登録情報により更新された第2情報と第1情報とが
一致するように第1情報の工具位置情報を変更する変更
内容を作成し、そして、工具位置情報が記述されている
位置を示す記述位置情報により、加工プログラム中での
工具位置情報が記述されている位置を求め、上記の変更
内容に基づき加工プログラムの工具位置情報を変更す
る。従って、加工プログラムの工具位置情報が記述され
ている位置を従来のように加工プログラムの先頭から順
次サーチする必要がなく、工具位置情報の補正処理を迅
速に行うことができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を添付図面を参照して詳細に説
明する。
第1図は本発明の一実施例に係る加工プログラムの工具
位置情報補正方法を実施するための工具管理装置のブロ
ック図である。なお、第1図において、第6図と同様の
機能を果たす部分については同一の符号を付し、その説
明は省略する。又、第1図において、(15a)、(15b)は加
工プログラム(7a)、(7b)の先頭に付加されており、加工
プログラム(7a)、(7b)に記載されている工具ポットナン
バの位置を示す記述位置情報、例えば工具ポットナンバ
位置データで、上位のコンピュータ(3)が作成するもの
である。
第2図は加工プログラム(7a)の先頭に付加されて工具ポ
ットナンバ位置データを示す図である。第2図におい
て、(16a)は工具ポットナンバ位置データ(15a)の先頭に
あって、加工プログラム(7a)に記載されている工具ポッ
トナンバのトータル記載個数を現わす工具ポットナンバ
数、(17a)は加工プログラム(7a)に記載されている各工
具ポットナンバの記載位置を示す工具ポットナンバキャ
ラクタ位置数である。この工具ポットナンバキャラクタ
位置数は加工プログラム(7a)の最初に記載されている
『%』から数えたキャラクタ数(文字数)で現わされ
る。即ち、工具ポットナンバ『T01』、『T02』、『T0
3』、『T04』、『T05』及び『T06』は、それぞれ第7キ
ャラクタ目、第16キャラクタ目、第31キャラクタ目、第
40キャラクタ目、第49キャラクタ目及び第123456キャラ
クタ目に位置することが示されている。
次に、第1図の数値制御工作機械の工具管理装置の動作
について、第3図及び第4図のフローチャートを参照し
て説明する。
(1)ステップS1 上位のコンピュータ(3)において、加工プログラム(7a)
及び加工プログラム(7a)に記載された工具の工具データ
を含む加工情報(8a)を従来と同じように作成する。
(2)ステップS2 セルコントロール装置(2)でスケジューリングされた加
工スケジュールに伴い、ある加工プログラム(7b)の実行
指示がされる。この場合、加工プログラム(7b)及び加工
プログラム(7b)に対応する加工情報(8b)がセルコントロ
ール装置(2)にないときは、上位のコンピュータ(3)に対
して加工プログラム(7a)及び加工情報(8a)のダウンロー
ドを要求する。
(3)ステップS3 セルコントロール装置(2)は工具ファイル情報(6a)と加
工情報(8b)とを比較して、加工プログラム(7b)の工具ポ
ットナンバを修正する工具ポットナンバ変換データ(13)
及び加工情報(8b)にあり、工具ファイル情報(6a)にない
工具コードナンバを示す工具交換・追加データ(9)を作
成する。工具ポットナンバ変換データ(13)の作成、工具
交換・追加データ(9)の作成及び実行加工プログラム(14
a)の工具ポットナンバの変換について、第4図及び第5
図に示したフローチャート及び説明図を参照して説明す
る。
(a)ステップS31〜S32 セルコントロール装置(2)は加工情報(8b)から工具ポッ
トナンバとその工具ポットナンバに対応する工具を読み
出して(ステップS31)、工具ファイル情報の工具ポッ
トナンバ及び工具名称と比較する(ステップS32)(第
5図(a)、(b)参照)。
(b)ステップS33〜S34 セルコントロール装置(2)は加工情報(8b)の工具ポット
ナンバと工具ファイル情報(6a)の工具ポットナンバ及び
工具ポットナンバに対応する工具名称が一致するとき
は、工具ポットナンバ変換データ(13)及び工具交換・追
加データ(9)を作成しない。又、工具名称が同一で、そ
の工具名称に対応する工具ポットナンバが異なるとき
は、加工プログラムを修正する必要があるとして、工具
ポットナンバ変換データを作成する。(ステップS33)
(第5図(c)参照)。さらに、ある工具名称が加工情報
(8b)に存在し、工具ファイル情報(6a)に存在しないとき
は、その工具名称を工具ファイル情報(6a)の空きポット
に空きポットがなければ加工情報(8b)にない工具名称に
入れることにより、工具マガジン(4)の工具を工具セン
ター(5)の工具と交換する工具交換・追加データを作成
する(ステップS34)(第5図(d)参照)。
(c)ステップS35〜S41 全加工情報(8b)について、工具ポットナンバ変換データ
(13)及び工具交換・追加データ(9)の作成を終了すると
(ステップS35)、セルコントロール装置(2)は加工プロ
グラム(7b)の先頭に付加されている工具ポットナンバ位
置データ(15b)から工具ポットナンバ数(16b)及び工具ポ
ットナンバキャラクタ位置数(17b)を読み出す(ステッ
プS41)。
(d)ステップS42〜S44 セルコントロール装置(2)は加工プログラム(7b)を所定
ステップ数毎に読み出して(ステップS42)、加工プロ
グラム(7b)のキャラクタ数をカウントし、カウントした
キャラクタ数が工具ポットナンバキャラクタ位置数(17
b)を越えると、読み出した加工プログラム(7b)から工具
ポットナンバを取り出し(ステップS43)、その工具ポ
ットナンバを工具ポットナンバ変換データ(13)に基づい
て変換するとともに(ステップS44)、変換した工具ポ
ットナンバ数をカウントする。
(e)ステップS45〜S40 変換した工具ポットナンバ数が工具ポットナンバ数(16
b)に達した時点で変換を終了し(ステップS45)、セル
コントロール装置(2)は工具ファイル情報(6a)を更新す
る(ステップS40)。
(4)ステップS4〜S5 セルコントロール装置(2)が実行加工プログラム(14a)を
NC工作機械(1)にダウンロードして起動すると、NC
工作機械(1)は実行加工プログラム(14a)を実行する(ス
テップS4)。NC工作機械(1)は実行加工プログラム(14
a)の実行に伴い、加工データ(10a)を作成し、これをセ
ルコントロール装置(2)にアップロードする。セルコン
トロール装置(2)はアップロードされた加工データ(10b)
に基づいて、加工実績データ(11a)を作成し(ステップS
5)、これを上位のコンピュータ(3)にアップロードす
る。
なお、本実施例では加工プログラム(7b)の先頭に工具ポ
ットナンバ位置データ(15b)を付加した場合について説
明したが、工具ポット位置データ(15b)は加工情報(8a)
又は(8b)に付加してもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、加工プログラムと
第1情報とが上位コンピュータからセルコントロール装
置に転送され、セルコントロール装置は、第2情報に未
登録であるが第1情報に登録されている工具を第2情報
に新らたに登録するための登録情報を作成するととも
に、この登録情報を所定の出力装置に出力し、第1情報
に記憶されている工具について登録情報により更新され
た第2情報と第1情報とが一致するように第1情報の工
具位置情報を変更する変更内容を作成し、次に、工具位
置情報が記述されている位置を示す記述位置情報によ
り、加工プログラム中での工具位置情報が記述されてい
る位置を求め、上記の変更内容に基づき加工プログラム
の工具位置情報を変更するようにしたので、加工プログ
ラムの工具位置情報の補正処理が迅速にできる。また、
工具位置情報が記述されている位置の検出はその記述位
置情報に基づいて行うので、セルコントロール装置の負
荷を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る加工プログラムの工具
位置情報補正方法を実施するための数値制御工作機械の
工具管理装置のブロック図、第2図は加工プログラムの
先頭に付加されている工具ポットナンバ位置データの説
明図、第3図及び第4図は第1図の数値制御工作機械の
工具管理装置の動作を示すフローチャート、第5図は第
1図の数値制御工作機械の工具管理装置が作成する工具
ポットナンバ変換データ、工具交換・追加データ及び実
行加工プログラムの説明図、第6図は従来の数値制御工
作機械の工具管理装置のブロック図、第7図及び第9図
は従来の数値制御工作機械の工具管理装置の動作を示す
フローチャート、第8図は従来の数値制御工作機械の工
具管理装置が作成する加工プログラム及び加工情報の説
明図、第10図は従来の数値制御工作機械の工具管理装置
が作成する工具ポットナンバ変換データ、工具交換・追
加データ及び実行加工プログラムの説明図である。 各図中、1はNC工作機械、2はセルコントロール装
置、3は上位のコンピュータ、4は工具マガジン、5は
工具センター、6aは工具ファイル情報、7a、7b、は加工
プログラム、8a、8bは加工情報、9は工具交換・追加デ
ータ、10a、10bは加工データ、11a、11bは加工実績デー
タ、12は工具リスト、13は工具ポットナンバ変換デー
タ、14a、14bは実行加工プログラム、15a、15bは工具ポ
ットナンバ位置データ、16a、16bは工具ポットナンバ
数、17a、17bは工具ポットナンバキャラクタ位置数であ
る。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示すもの
である。
フロントページの続き (72)発明者 牧野 覚 愛知県名古屋市東区矢田南5丁目1番14号 菱電エンジニアリング株式会社名古屋事 業所内 (72)発明者 片桐 正夫 愛知県名古屋市東区矢田南5丁目1番14号 三菱電機株式会社名古屋製作所内 (56)参考文献 特開 昭56−76354(JP,A) 特開 昭61−67108(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工具収納部に収納された工具を用いて被加
    工物を数値制御加工する加工プログラムと、上記加工プ
    ログラムに記述されている工具の名称及び上記工具収納
    部における当該工具の収納位置を示す工具位置情報が登
    録されている第1情報とが上位コンピュータからセルコ
    ントロール装置に転送される段階と、 上記工具収納部に収納されている工具の名称と当該工具
    の収納位置を示す工具位置情報とが登録されている第2
    情報に未登録であるが上記第1情報に登録されている工
    具を上記第2情報に新らたに登録するため登録情報を上
    記セルコントロール装置が作成するとともに、この登録
    情報を所定の出力装置に出力する段階と、 上記第1情報に記憶されている工具について上記登録情
    報により更新された上記第2情報と上記第1情報とが一
    致するように上記第1情報の工具位置情報を変更する変
    更内容が上記セルコントロール装置により作成される段
    階と、 上記上位コンピュータより転送された上記加工プログラ
    ムに記述され上記加工プログラム中で上記工具位置情報
    が記述されている位置を示す記述位置情報により、上記
    セルコントロール装置が上記加工プログラム中での上記
    工具位置情報が記述されている位置を求め、上記変更内
    容に基づき上記加工プログラムの上記工具位置情報を変
    更する段階と を有することを特徴とする加工プログラムの工具位置情
    報補正方法。
JP62252004A 1987-10-06 1987-10-06 加工プログラムの工具位置情報補正方法 Expired - Lifetime JPH0641084B2 (ja)

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JPH0197545A JPH0197545A (ja) 1989-04-17
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Cited By (1)

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