JPH0640826A - ハエ取線香 - Google Patents

ハエ取線香

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JPH0640826A
JPH0640826A JP4239947A JP23994792A JPH0640826A JP H0640826 A JPH0640826 A JP H0640826A JP 4239947 A JP4239947 A JP 4239947A JP 23994792 A JP23994792 A JP 23994792A JP H0640826 A JPH0640826 A JP H0640826A
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JP
Japan
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group
incense
methyl
stick
fly
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Pending
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JP4239947A
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English (en)
Inventor
Yoshio Katsuta
純郎 勝田
Yoshihiro Namite
良裕 南手
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Dainihon Jochugiku Co Ltd
Original Assignee
Dainihon Jochugiku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 (式中、Rは、 又は、 を示す、Rは、RがHの時、2−メチル−1−プロ
ペニル基、2,2−ジクロロビニル基等を示し、R
メチル基の時、Rもメチル基を表わす。RはH,C
l、メチル基、メトキシ基、CF等を示し、mは1〜
2の整数を表わす。)のペンタフルオロベンジルアルコ
ールエステル誘導体を有効成分とするハエ取線香。 【効果】 燻煙時の有効成分の揮散率、拡散力にすすぐ
れ、ピナミンフォルテ線香より高い殺虫効力を奏する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハエ取線香に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】蚊取線香は、蚊の成虫駆除用殺虫剤とし
て100年以上も前から親しまれているもので、その有
効成分としては、その加熱蒸散性と熱安定性ゆえに
(±)−2−アリル−3−メチル−シクロペント−2−
エン−1−オン−4−イル (+)−シス,トランス−
クリサンテマート(以降、ピナミンフォルテと称す)が
広く使用されている。一方、ハエについては、都市部で
は発生が減っているものの、ゴミ処理場や畜舎、鶏舎な
どの周辺では従来以上に悩まされる機会が多くなってい
る。ハエの発生源対策用として乳剤、油剤、粉剤などの
殺虫剤が使用されるほか、一般家庭で成虫駆除用に空間
エアゾールが汎用されているが一過性で効果の持続性に
乏しいという欠点がある。そこで、空間処理剤であっ
て、かつ効果が数時間持続し、更に拡散性がよ(開放的
な場面でも有効なハエ防除剤の開発が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】蚊取線香は、マッチ一
本で空間処理を時間的にも保持し、燃え尽きるまで効力
は一定なので非常に合理的な殺虫形態であり、蚊取線香
の有効成分は燃焼部から数mm離れた200〜250℃
付近の部位から揮散する。従来のピナミンフォルテ含有
線香は、有効成分を約0.3%含有し、蚊に対してすぐ
れた効力を発揮するため蚊取線香として広く普及してい
るが、ピナミンフォルテをハエ取線香に適用する試み
は、 蒸気圧が低いため揮散率が60〜70%にとどま
り、拡散力もやや弱い。 ハエに対する効力が弱く、高濃度の有効成分を配合
する必要がある。 等の理由から不適であった。すなわち、ハエ取線香を開
発するにあたっては、有効成分の選択が重要な課題であ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】式Iで表わされる化合物
は、例えば特開昭52−79845号に開示されている
ようにその一部は公知である。しかしながら、線香につ
いての記載は全くなく、もちろんハエ取線香への適否は
不明であったが、本発明者らは、これらの化合物の有す
る揮散性に着目し、ハエ取線香への適用を試みたとこ
ろ、有効成分の揮散率、拡散力がすぐれ、しかも高い殺
虫効力を奏することを見い出し本発明を完成した。すな
わち、本発明は、次式I
【化1】(式中、Rは、R又はRであり、Rは次
式II
【化2】又は、次式III
【化3】で表わされる基を示す。ここに、Rは水素原
子、又はメチル基であり、Rは、Rが水素原子の
時、2−メチル−1−プロペニル基、2,2−ジクロロ
ビニル基、又は2−クロロ−2−トリフルオロメチルビ
ニル基を示し、Rがメチル基の時、Rもメチル基を
表わす。また、Rは水素原子、フッ素原子、クロル原
子、メチル基、メトキシ基、トリフルオロメチル基、ジ
フルオロメトキシ基、又はトリフルオロメトキシ基を示
し、mは1〜2の整数を表わす。)で表わされるペンタ
フルオロベンジルアルコールエステル誘導体を有効成分
として含有するハエ取線香に係る。
【0005】
【作用】本発明のハエ取線香の有効成分として用いられ
る式Iの化合物は、ペンタフルオロベンジルアルコール
エステル誘導体で、その代表例を示せば次のとおりであ
るが、これらのみに限定されるものではない。
【0006】化合物1
【化4】 2,3,4,5,6−ペンタフルオロベンジル クリサ
ンテマート 化合物2
【化5】 2,3,4,5,6−ペンタフルオロベンジル 2,2
−ジメチル−3−(2, 化合物3
【化6】 2,3,4,5,6−ペンタフルオロベンジル 2,2
−ジメチル−3−(2−クロロ−2−トリフルオロメチ
ルビニル)シクロプロパンカルボキシレート 化合物4
【化7】 2,3,4,5,6−ペンタフルオロベンジル 2,
2,3,3−テトラメチ 化合物5
【化8】 2,3,4,5,6−ペンタフルオロベンジル 2−
(4−クロロフェニル) 化合物6
【化9】 2,3,4,5,6−ペンタフルオロベンジル 2−
(4−フルオロフェニル) 化合物7
【化10】 2,3,4,5,6−ペンタフルオロベンジル 2−
(4−トリフルオロメチ 化合物8
【化11】 2,3,4,5,6−ペンタフルオロベンジル 2−
(4−トリフルオロメト 化合物9
【化12】 2,3,4,5,6−ペンタフルオロベンジル 2−
(4−ジフルオロメトキ 化合物10
【化13】 2,3,4,5,6−ペンタフルオロベンジル 2−
(4−メチルフェニル) 化合物11
【化14】 2,3,4,5,6−ペンタフルオロベンジル 2−
(4−メトキシフェニル) 化合物12
【化15】 2,3,4,5,6−ペンタフルオロベンジル 2−
(3,4−ジフルオロフ 化合物13
【化16】 2,3,4,5,6−ペンタフルオロベンジル 2−
(2,4−ジフルオロフェ
【0007】上記化合物は、エステル製造の一般方法に
準じて、次式IV
【化17】 (式中、Rは、R又はRであり、Rは次式II
【化2】又は、次式III
【化3】で表わされる基を示す。ここにRは、水素原
子、又はメチル基であり、RはRが水素原子の時、
2−メチル−1−プロペニル基、2,2−ジクロロビニ
ル基、又は2−クロロ−2−トリフルオロメチルビニル
基を示し、Rがメチル基の時、Rもメチル基を表わ
す。また、Rは水素原子、フッ素原子、クロル原子、
メチル基、メトキシ基、トリフルオロメチル基、ジフル
オロメトキシ基、又はトリフルオロメトキシ基を示し、
mは1〜2の整数を表わす。)で表わされるカルボン
酸、又はその反応性誘導体と、次式V
【化18】 で表わされるペンタフルオロベンジルアルコール、又は
その反応性誘導体とを反応させることによって調製でき
る。カルボン酸の反応性誘導体としては、例えば酸ハラ
イド、酸無水物、低級アルキルエステル、アルカリ金属
塩等があげられ、一方、アルコールの反応性誘導体とし
ては、例えばハライドがあげられる。反応は適当な溶媒
中で、必要により脱酸剤又は触媒としての有機又は無機
塩基又は酸の存在下に必要により加熱下に行われる。な
お、式I〜式IIIの化合物において、光学異性体、幾
何異性体が存在する場合、それらの単独及び混合物のい
ずれも本発明に包含されることはもちろんである。
【0008】本発明のハエ取線香で有効成分として配合
される上記化合物は、ピナミンフォルテに比べて、蒸気
圧が高く、しかもハエに対して高い殺虫効力を有するの
で、ハエ取線香中に0.2〜2.0重量%配合されれば
十分である。なお、これに従来のピレスロイド、例え
ば、ピナミン、ピナミンフォルテ、バイオアレスリン、
エスビオール、ピナミンD−フォルテ、エトック、エム
ペントリンなどを混合しても何らさしつかえない。
【0009】本発明のハエ取線香には、有効成分の燻煙
時の安定性、あるいは経時的安定性を高めるために安定
剤を添加することができる。安定剤としては2,6−ジ
−ターシャリーブチル−4−メチルフェノール(BH
T)、2,2′メチレンビス(4−メチル−6−ターシ
ャリーブチルフェノール)、2,2′−メチレンビス
(4−エチル−6−ターシャリーブチルフェノール)、
4,4′−ブチリデンビス(3−メチル−6−ターシャ
リーブチルフェノール)、4,4′−チオビス(3−メ
チル−6−ターシャリーブチルフェノール)、2−ター
シャリーブチル−6−(3−ターシャリーブチル−2−
ヒドロキシ−5−メチルベンジル)−4−メチルフェニ
ル アクリレートなどの沸点が250℃以上のジ−ター
シャリーブチルフェノール系安定剤が好ましいが、ホス
ファイト系、アミン系、有機イオウ系などの他のタイプ
の安定剤も適宜使用できるものである。
【0010】本発明のハエ取線香は、上記有効成分組成
物に、必要ならば、ピペロニルブトキサイド、MGK−
264,MGK−5026,S−421,リーセン38
4などの共力剤を加えてもよい。更に、除虫菊抽出粕
粉、木粉などの支燃剤、たぶ粉、デキストリン、澱粉、
アラビアゴム、CMCなどの糊剤、着色剤としてのマラ
カイトグリーンや防黴剤としてのデヒドロ酢酸や2,4
−ジニトロフェノール、その他、鉱物性微粉末、ポリエ
チレングリコールなどを適宜加えて、常法に従い、ハエ
取線香を得ることができる。
【0011】本発明によれば、有効成分として揮散性が
高く、しかもハエに対して高い殺虫効力を有する化合物
を用いたので、従来のピナミンフォルテ線香より、ハエ
はもちろん蚊に対しても高い殺虫効果を奏し、極めて有
用なハエ取線香を提供するものである。
【0012】次に、試験例及び実施例をあげて本発明を
より詳細に説明するが、本発明は、その要旨を越えない
限りこれらのみに限定されるものではない。
【0013】
【試験例】次表に示す処方にてハエ取線香を調製し、燻
煙時の有効成分の揮散率、拡散力、ハエ成虫に対する殺
虫効力を調べた。なお、その他の成分については、記載
成分以外に、澱粉20重量%、デヒドロ酢酸ナトリウム
0.2重量%、除虫菊抽出粕粉15重量%、ならびに木
粉を加えて全量を100重量%とした。なお、殺虫効力
はピナミンフォルテ1.0重量%の線香を1.0として
相対効力で示し、拡散力は3段階(Ο,Δ,×)で評価
した。
【0014】
【表1】
【0015】試験の結果、本発明の化合物を有効成分と
するハエ取線香は、70%以上の高い揮散率を示し、拡
散力にすぐれるとともに、ピナミンフォルテ線香(対照
線香4)に比べて高い殺虫効力を示すことが認められ
た。一方、化合物Aのようなペンタクロロベンジルアル
コールエステルは、イエバエに対して散布試験では高い
殺虫効力を示すものの蒸気圧が低いことから、ハエ取線
香の剤型では効力が低かった。また、ペンタフルオロベ
ンジルアルコールエステルであっても、化合物Cのよう
に酸部との組み合わせによっては不適であり、更に化合
物Bの如く、アルコール部分がペンタフルオロベンジル
系でないものは効力的に劣った。このように予想外の効
力の低下が生じるのは、線香が有効成分の練込、乾燥を
経て成型され、使用にあたっては必ず燃焼を伴うという
特殊な剤型であり、そのハエに対する作用も散布試験や
塗布接触試験とは条件が全く異なるためと考えられる。
従って、ハエ取線香の有効成分としての評価は、線香の
剤型で試験してはじめて得られるものであり、試験の結
果、本発明が開示するペンタフルオロベンジルアルコー
ルエステル誘導体が最適であることが明らかとなった。
【0016】
【実施例1】本発明化合物(3),(6),(9)及び
(11)の各々0.8部を、除虫菊抽出粕粉、木粉、澱
粉などの線香用基材99.2部と均一に混合し、公知の
方法によってハエ取線香を得た。この一巻(13g)を
6畳の部屋で使用し、有効成分の揮散率を測定したとこ
ろ75%で、燻煙時間7時間半にわたり、ハエならびに
蚊を完全に防除できた。
【0017】
【実施例2】本発明化合物(4),(7),(10)及
び(13)の各々1.0部に安定剤BHTを0.2部を
加え、実施例1に準じてハエ取線香を得た。ハエ取線香
を吊り下げ線香皿の中に入れ、腰に下げてハエの多数発
生した畜舎内で作業に従事したが、約6時間にわたりハ
エにわずらわされることはなかった。
【0018】
【発明の効果】本発明は、有効成分として式1で示され
るペンタフルオロベンジルアルコールエステル誘導体を
用いることにより、燻煙時の揮散率、拡散力、ならびに
殺虫効力にすぐれたハエ取線香を提供する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次式1 【化1】 (式中、Rは、R又はRであり、Rは次式II 【化2】 又は、次式III 【化3】 で表わされる基を示す。ここに、Rは、水素原子、又
    はメチル基であり、Rは、R3が水素原子の時、2
    −メチル−1−プロペニル基、2,2−ジクロロビニル
    基、又は2−クロロ−2−トリフルオロメチルビニル基
    を示し、Rがメチル基の時、Rもメチル基を表わ
    す。また、Rは水素原子、フッ素原子、クロル原子、
    メチル基、メトキシ基、トリフルオロメチル基、ジフル
    オロメトキシ基、又はトリフルオロメトキシ基を示し、
    mは1〜2の整数を表わす。)で表わされるペンタフル
    オロベンジルアルコールエステル誘導体を有効成分とし
    て含有することを特徴とするハエ取線香。
JP4239947A 1992-07-24 1992-07-24 ハエ取線香 Pending JPH0640826A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020200258A (ja) * 2019-06-07 2020-12-17 大日本除蟲菊株式会社 エステル化合物及びその用途

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020200258A (ja) * 2019-06-07 2020-12-17 大日本除蟲菊株式会社 エステル化合物及びその用途

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