JP3204767B2 - 加熱蒸散用水性薬剤組成物 - Google Patents

加熱蒸散用水性薬剤組成物

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JP3204767B2
JP3204767B2 JP35231292A JP35231292A JP3204767B2 JP 3204767 B2 JP3204767 B2 JP 3204767B2 JP 35231292 A JP35231292 A JP 35231292A JP 35231292 A JP35231292 A JP 35231292A JP 3204767 B2 JP3204767 B2 JP 3204767B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱により薬剤を蒸散
させるに際して用いる液として水性薬剤を使用する際
に、薬剤の揮散を安定化させるための揮散安定剤、及び
それを含有する加熱蒸散用水性薬剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より殺虫、消臭、賦香、殺菌等の目
的で之等の薬剤を加熱蒸散させる方法としては電気蒸散
器具等の装置を用いて繊維板等の多孔質基材(固型マッ
ト)に吸着させた薬剤を加熱して蒸散させる方法が汎用
されている。しかしながら、該方法では装置の構造が簡
単であるという利点はあるが、一枚の固型マットに含浸
させ得る薬剤量は自ずと制限を受け、長期に亙る安定し
た薬剤揮散効果を持続させ得ず、該マットの取替え及び
使用済マットの廃棄が必須である等の欠点がある。
【0003】上記固型マット使用に見られるマット取替
えの問題及び短時間内に効果が消失する欠点を解消し、
長期に亙り薬剤の揮散効果を持続させ得る加熱蒸散方法
として、該薬剤を溶液形態で吸上芯(吸液芯)により吸
上げつつこれを加熱蒸散させる方法が考えられ、事実こ
のような吸液芯利用による薬剤蒸散装置が種々提案され
ている。これら装置は適当な容器に薬剤の溶剤溶液(薬
液)を入れ、これをフエルト等の吸液芯を利用して吸上
げつつ該吸液芯上部より加熱蒸散させるべくしたもので
ある。
【0004】このような吸液芯利用による薬剤蒸散装置
には、薬液として一般に前記の薬剤を有機溶媒に溶解し
たものが使用されている。これは、前記の薬剤が一般に
有機化合物であって、有機溶媒に溶解しやすいため所定
濃度の溶液を容易に形成できることと、有機溶媒は蒸発
しやすいため、その蒸発により薬剤の揮散を容易にする
という利点があることによるものである。特に、その有
機溶媒としては、広く石油系溶剤、例えば灯油等が使用
されている。しかし、これらの有機溶媒は燃えやすいた
め、危険であり、製品の貯蔵・運搬に問題があり、また
有機溶媒は蒸発しやすいために薬剤よりも先に揮散して
しまい、かなりの量の薬剤が未揮散のまま残るという問
題がある。
【0005】これらの欠点を除くため、薬液を水を溶媒
としたもの、すなわち水性薬剤とすることが考えられて
いる。しかし、前記の薬剤は通常水溶性でないため、水
を溶媒とする薬液を形成させるのには、通常例えば薬剤
を水中に溶解させるのを助長させる作用を有するか、あ
るいはそれ自体が薬剤を溶解し、その溶液が水に溶ける
というような作用を有する添加剤、すなわち補助溶剤の
類を加えるなどの何らかの手段が必要である。噴霧用殺
虫剤等についても水性薬剤が知られていて、それには種
々の添加剤が用いられているが、この加熱蒸散に使用す
る水性薬剤についても同様な手段が必要である。水性殺
虫剤用の水性溶剤としては、例えばポリオキシアルキレ
ンアルキルエーテル系化合物、ポリオキシアルキレンフ
ェニルエーテル系化合物、ポリオキシエチレン脂肪酸エ
ステル、多価アルコール脂肪酸部分エステル、多価アル
コール部分エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプ
ロピルグリコール等が知られている(特開平3−720
7号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、加熱蒸
散用水性殺虫剤としては、水及び殺虫化合物との溶剤
の相溶性、加熱蒸散時の揮散性、の2つ大きな問題点
を解決しなければならず、特にについては、水性溶剤
が通電時間の経過と共に先に揮散して組成変化を起こ
し、殺虫剤の可溶化が困難となり、溶液の白濁、分離と
いった現象を起こし、有効成分の安定揮散が困難であっ
た。この問題は、前記殺虫剤以外の加熱蒸散用薬剤につ
いても同様のことがいえる。また、水性薬剤において
は、溶媒に蒸発しがたい水を用いている関係上、有機溶
媒を用いる場合に比してどうしても薬剤が揮散しにくい
点があるので、薬剤の揮散が良く行われるようにしなけ
ればならない。本発明は、上記の問題点を解決した加熱
蒸散用水性薬剤用揮散安定剤、及びそれを含有する加熱
蒸散用水性薬剤組成物を提供することを目的とするもの
である。本発明は、該吸液芯で加熱による水性溶剤の揮
散が薬剤の揮散上に阻害にならないようにした、例えば
水性溶剤が薬剤よりも先に揮散してしまって、薬剤が十
分揮散できないようになることがないように、その揮散
が調整された水性薬剤を形成することにより、加熱蒸散
薬剤の揮散を調整するようにし、吸液芯における薬剤の
蒸散が安定して継続され、その蒸散を長時間低下させる
ことがないように持続するようにできる加熱蒸散用水性
薬剤用揮散安定剤、及びそれを含有する加熱蒸散用水性
薬剤組成物を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記した目
的を達成するために加熱蒸散用水性薬剤の薬液に種々の
添加剤を加えてその揮散性に及ぼす影響を鋭意研究した
結果、次の手段によって前記の目的を達成した。 (1)低級アルコール化合物の少なくとも1種を有効成
分として含有することを特徴とする加熱蒸散用水性薬剤
組成物用揮散安定剤。 (2)加熱蒸散用水性薬剤含有溶液に低級アルコール化
合物の少なくとも1種を配合したことを特徴とする加熱
蒸散用水性薬剤組成物。 本発明の揮散安定剤は、加熱蒸散用水性薬剤の薬液に添
加し、その薬液を加熱蒸散装置に用いた際、加熱蒸散薬
剤の揮散を調整して、薬剤の揮散が長時間安定して行う
ことができる。また、この揮散安定剤を含有する加熱蒸
散用水性薬剤組成物は、同様に長時間に亘って優れた効
果を持続発揮させ得る。
【0008】本発明において用いる低級アルコール化合
物は、炭素数1〜5の脂肪族アルコールであり、そのい
ずれを用いても有効であり、それらの混合物を使用して
もよい。これらの中、エチルアルコール、プロピルアル
コール、イソプロピルアルコール、ブチルアルコール等
が好ましい。本発明の加熱蒸散用水性薬剤用揮散安定剤
には、前記の低級アルコール化合物とともに他の安定剤
を併用してもよい。その場合における低級アルコール化
合物の含有割合は、有効成分としてその目的を十分に達
成できる量を与えるものでよく、特に何%と特定する必
要はない。また、使用する低級アルコールの純度は10
0%であることが好ましいが、その使用目的からいっ
て、この揮散安定剤の添加により水性薬剤に低級アルコ
ール化合物を所定量含有させることができればよいので
あるから、有効成分として有用な割合で含有していれば
よく、水性薬剤の使用上に支障のないものであるならば
不純物を含有していてもよい。例えば、低級アルコール
化合物は水を含有することが多いが、その使用目的から
その含有は何らの障害とならないし、またその他の有機
化合物をある程度含有しても差し支えがない。この揮散
安定剤の水性薬剤に対する添加量は、添加すべき水性薬
剤の組成によっても異なるが、次に示す本発明の加熱蒸
散用水性薬剤組成物を形成する割合になるような量を用
いればよい。
【0009】また、本発明の加熱蒸散用水性薬剤組成物
においては、低級アルコール化合物の含有割合は、その
組成により変わるが、例えば水性薬剤の10〜40%
(wt)の範囲が好ましい。この水性薬剤においては、
通常溶媒として水とともにグリコール類、その他の親水
性溶剤を含有させている。特に、グリコール類として
は、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチ
レングリコール、スチレングリコール、アリルグリコー
ル、ブチルジグリコール、イソブチルジグリコール、ブ
チルトリグリコールなどが挙げられる。本発明の加熱蒸
散用水性薬剤揮散安定剤を添加して得られる加熱蒸散用
水性薬剤組成物に含有させる加熱蒸散用薬剤としては、
従来より殺虫、消臭、賦香、殺菌、忌避、防黴、植物生
長調節、除草、殺ダニ等に用いられている各種薬剤をい
ずれも使用することができる。それらの具体例として
は、以下のものを例示できる。
【0010】(殺虫・殺ダニ剤) ・3−アリル−2−メチルシクロペンタ−2−エン−4
−オン−1−イル dl−シス/トランス−クリサンテ
マート(一般名アレスリン:商品名ピナミン:住友化学
工業株式会社製、以下AAという) ・3−アリル−2−メチルシクロペンタ−2−エン−4
−オン−1−イル d−シス/トランス−クリサンテマ
ート(商品名ピナミンフォルテ:住友化学工業株式会社
製、以下ABという) ・d−3−アリル−2−メチルシクロペンタ−2−エン
−4−オン−1−イルd−トランス−クリサンテマート
(商品名エキスリン:住友化学工業株式会社製、以下A
Cという) ・3−アリル−2−メチルシクロペンタ−2−エン−4
−オン−1−イル d−トランス−クリサンテマート
(一般名バイオアレスリン、以下ADという) ・N−(3,4,5,6−テトラヒドロフタリミド)−
メチル dl−シス/トランス−クリサンテマート(一
般名フタルスリン:商品名ネオピナミン:住友化学工業
株式会社製、以下AEという)
【0011】・5−ベンジル−3−フリルメチル d−
シス/トランス−クリサンテマート(一般名レスメトリ
ン:商品名クリスロンフォルテ:住友化学工業株式会社
製、以下AFという) ・5−(2−プロパルギル)−3−フリルメチル クリ
サンテマート(一般名フラメトリン、以下AGという) ・3−フェノキシベンジル 2,2−ジメチル−3−
(2′,2′−ジクロロ)ビニルシクロプロパン カル
ボキシレート(一般名ペルメトリン:商品名エクスミ
ン:住友化学工業株式会社製、以下AHという) ・3−フェノキシベンジル d−シス/トランス−クリ
サンテマート(一般名フェノトリン:商品名スミスリ
ン:住友化学工業株式会社製、以下AIという) ・α−シアノフェノキシベンジル イソプロピル−4−
クロロフェニルアセテート(一般名フェンバレレート:
商品名スミサイジン、住友化学工業株式会社製、以下A
Jという)
【0012】・d−2−メチル−4−オキソ−3−プロ
パルギルシクロペント−2−エニルd−シス/トランス
−クリサンテマート(一般名d,d−T80−プラレト
リン:商品名エトック、住友化学工業株式会社製、以下
AKという) ・2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルベンジ
ル−3−(2´−クロロ−3´,3´,3´−トリフル
オロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロ
パンカルボキシレート(一般名テフルスリン) ・2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−3−
(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジチルシクロプ
ロパンカルボキシレート(一般名ベンフルスリン) ・(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (1
R,シス)−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2
−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(以下AL
という) ・(R,S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル
(1R,1S)−シス/トランス−3−(2,2−ジク
ロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボ
キシレート(以下AMという) ・α−シアノ−3−フェノキシベンジル d−シス/ト
ランス−クリサンテマート(以下ANという) ・1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル シス/
トランス−クリサンテマート(以下AOという) ・1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル 2,2
−ジメチル−3−(2−メチル−1−プロペニル)シク
ロプロパン−1−カルボキシレート(以下APという)
【0013】・1−エチニル−2−メチル−2−ペンテ
ニル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカ
ルボキシレート(以下AQという) ・1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル 2,2
−ジメチル−3−(2,2−ジクロロビニル)シクロプ
ロパン−1−カルボキシレート(以下ARという) ・O,O−ジメチル O−(2,2−ジクロロ)ビニル
ホスフェート(以下ASという) ・O−イソプロポキシフェニル メチルカーバメート
(以下ATという) ・O,O−ジメチル O−(3−メチル−4−ニトロフ
ェニル)チオノフォスフェート(以下AUという) ・O,O−ジエチル O−2−イソプロピル−4−メチ
ル−ピリミジル−(6)−チオフォスフェート ・O,O−ジメチル S−(1,2−ジカルボエトキシ
エチル)−ジチオフォスフェート なお、上記化合物には、その異性体も含まれる。
【0014】(消臭剤)(防臭剤) ラウリルメタクリレート、ゲラニルクロトネート、ミリ
スチル酸アセトフェノン、パラメチルアセトフェノンベ
ンズアルデヒド、酢酸ベンジル、プロピオン酸ベンジ
ル、アミルシンナミックアルデヒド、アニシックアルデ
ヒド、ジフェニルオキサイド、安息香酸メチル、安息香
酸エチル、フェニル酢酸メチル、フェニル酢酸エチル、
ネオリン、サフロール、セダウッド油、セダ菜油、シト
ロネラ油、ラバンテン油、ペテイグレイン油、レモング
ラス油等。
【0015】(香 料)天然香料としては、じゃ香、霊
猫香、竜延香などの動物性香料;アビエス油、アジョク
ン油、アルモンド油、アンゲリカルート油、ページル
油、ペルガモット油、パーチ油、ボアバローズ油、カヤ
ブチ油、ガナンガ油、カプシカム、キャラウエー油、カ
ルダモン油、カシア油、セロリー油、シンナモン油、シ
トロネラ油、コニャック油、コリアンダー油、キュペブ
油、クミン油、樟脳油、ジル油、エストゴラン油、ユー
カリ油、フェンネル油、ガーリック油、ジンジャー油、
グレープフルーツ油、ホップ油、ジュニパーペリー油、
ローレルリーフ油、レモン油、レモングラス油、ロペー
ジ油、メース油、ナツメグ油、マンダリン油、タンゼリ
ン油、カラシ油、はつか油、燈花油、玉ねぎ油、こしょ
う油、オレンジ油、セイジ油、スターアニス油、テレピ
ン油、ウォームウッド油、ワニラ豆エキストラクトなど
の植物性香料を含む。
【0016】人造香料は合成又は抽出香料であり、ピネ
ン、リモネンなどの炭化水素類;リナロール、ゲラニオ
ール、ジトロネロール、メントール、ボルネオール、ベ
ンジルアルコール、アニスアルコール、β−フェニルエ
チルアルコールなどのアルコール類;アネノール、オイ
ゲノールなどのフェノール類;n−ブチルアルデヒド、
イソブチルアルデヒド、ヘキシルアルデヒド、ヘプチル
アルデヒド、n−ノニルアルデヒド、ノナジエナール、
シトラール、シトロネラール、ベンズアルデヒド、シン
ナミックアルデヒド、ヘリオトロビン、ワニリンなどの
アルデヒド類;メチルアミルケトン、メチルノニルケト
ン、ジアセチル、アセチルプロピオニル、アセチルブチ
リル、カルボン、メントン、樟脳、アセトフェノン、p
−メチルアセトフェノン、イオノンなどのケトン類;ア
ミルブチロラクトン、メチルフェニルグリシド酸エチ
ル、γ−ノニルラクトン、クマリン、シネオールなどの
ラクトン又はオキシド類;メチルフォーメート、イソプ
ロピルフォーメート、リナリールフォーメート、エチル
アセテート、オクチルアセテート、メンチルアセテー
ト、ベンジルアセテート、シンナミルアセテート、プロ
ピオン酸ブチル、酢酸イソアミル、イソ酪酸イソプロピ
ル、イソ吉草酸グラニル、カプロン酸アリル、ヘプチル
酸ブチル、カプリル酸オクチル、ヘプチンカルボン酸メ
チル、ペラハゴン酸エチル、オクチンカルボン酸メチ
ル、カプリン酸イソアシル、ラウリン酸メチル、ミリス
チン酸エチル、安息香酸エチル、安息香酸ベンジル、フ
ェニル酢酸メチル、フェニル酢酸ブチル、桂皮酸メチ
ル、桂皮酸シンナミル、サルチル酸メチル、アニス酸エ
チル、アンスラニル酸メチル、エチルピルベート、エチ
ルα−ブチルブチレートなどのエステル類などを含む。
香料は一種類のみでもよいし、二種類以上を調合した調
合香料でもよい。香料とともに、パッチユリ油などの揮
発保留剤、オイゲノールなどの変調剤、その他香料工業
に使用される種々の成分を添加して差支えない。
【0017】(工業用殺菌剤)2,4,4′−トリクロ
ロ−2′−ハイドロキシジフェニル エーテル(イルガ
サンDP300、チバガイギー社製)、2,3,5,6
−テトラクロロ−4(メチルスルフォニル)ピリジン
(ダウシルS−13、ダウケミカル社製)、アルキルベ
ンジル ジメチルアンモニウム クロライド(塩化ベン
ザルコニウム、日光ケミカルズ株式会社製)、ベンジル
ジメチル{2−[2−(p−1,1,3,3−テトラメ
チル ブチルフェノキシ)エトキシ]エチル}アンモニ
ウム クロライド(塩化ベンゼトニウム、三共株式会社
製)、
【0018】4−イソプロピルトロポロン(ヒノキチオ
ール、高砂香料工業株式会社製)、N,N−ジメチル−
N−フェニル−N′−(フルオロジクロロメチルチオ)
スルフォンアミド(プリベンドールA4、バイエル社
製)、2−(4′−チアゾリル)ベンズイミダゾール
(TBZ、北興化学株式会社製)、N−(フルオロジク
ロロメチルチオ)−フタ−ルイミド(プリベントールA
3、バイエル社製)、6−アセトキシ−2,4−ジメチ
ル−m−ジオキシン(ジオキシン、ジボーダン社製)
等。
【0019】(農業用殺菌剤)エチレンビス(ジチオカ
ルバミド酸)亜鉛(ジネブ、ロームアンドハース社
製)、エチレンビス(ジチオカルバミド酸)マンガン
(マンネブ、ロームアンドハース社製)、亜鉛、マンネ
ブ錯化合物(マンゼブ、ロームアンドハース社製)、ビ
ス(ジメチルジチオカルバミド酸)エチレンビス(ジチ
オカルバミド酸)二亜鉛(ポリカーバメート、東京有機
化学社製)、ビス(ジメチルチオカルバモイル)ジスル
フィルド(チラム、ロームアンドハース社製)、クロト
ン酸 2,6−ジニトロ−4−オクチルフェニル反応異
性体混合物(DPC、ロームアンドハース社製)、
【0020】N−トリクロロメチルチオテトラヒドロフ
タルイミド(キャプタン、三共社製)、2,3−ジシア
ノ−1,4−ジチアアントラキノン(ジチアノン、メル
ク社製)、2,4−ジクロロ−6−(o−クロロアニリ
ノ)−S−トリアジン(トリアジン、富士化成薬社
製)、S−n−ブチル S′−p−ターシャリ−ブチル
ベンジル N−3−ピリジルジオチカルボンイミデート
(デンマート、住友化学社製)、
【0021】N−(3′,5′−ジクロロフェニル)−
1,2−ジメチルクロロプロパンジカルボキシイミド
(スミレックス)、ビス(クロロフェニル)トリクロロ
エタノール(ケンセン)、6−メチルキノキサリン−
2,3−ジチオカーボネート(モレスタン)、テトラク
ロロイソフタロニトリル(ダコニール)、メチル−1−
(ブチルカルバモイル)−2−ベンゾイミダゾールカー
バメート、プラストサイジンS−ベンジルアミノベンゼ
ンスルホネート、ストレプトマイシン塩酸塩、カスガマ
イシン塩酸塩、シクロヘキシミド等
【0022】(害虫忌避剤)ジメチルフタレート、2,
3,4,5−ビス(Δ2−ブチレン)−テトラハイドロ
フラン、2,3,4,5−ビス−(Δ2−ブチレン)−
テトラヒドロフルフリルアルコール、N,N−ジエチル
−m−トルアミド(DET)、カプリル酸ジエチルアミ
ド、2,3,4,5−ビス−(Δ2−ブチレン)−テト
ラヒドロフルフラール、ジ−m−プロピル−イソシンコ
メロネート、第2級ブチルスチリルケトン、ノニルスチ
リルケトン、N−プロピルアセテトアニリド、2−エチ
ル−1,3−ヘキサンジオール、ジ−n−ブテルサクシ
ネート、2−ブトキシエチル−2−フルフリデンアセテ
ート、ジブチルフタレート、テトラヒドロチオフェン、
β−ナフトール、ジアリルジスルフィド、ビス(ジメチ
ルチオカルバモイル)ジスルフィド等。
【0023】(げつ歯類動物忌避剤)テトラメチルチウ
ラムジサルファイト、グアニジン、ナフタレンクレゾー
ル、シクロヘキシミド、ジンクジメチルジオカーバメイ
ト、シクロヘキシルアミン、N,N−ジメチルスルフェ
ニルジチオカルバメート等。 (犬ねこの忌避剤)2,6−ジメチル−オクタジエン−
(2,6)−al(8)(シトラール)、0,0−ジエ
チルS−2−エチルチオエチルジチオフォスフェート
(ETP)、0,0−ジメチルS−2−イソプロピルチ
オエチルジチオホスフェート(MIP)等。 (鳥類の忌避剤)r−クロラローゼ、4−(メチルチ
オ)−3,5−キシリル−N−メチルカーバメート、4
−アミノピリジンアンスラキノン、テトラメチルチウラ
ムジサルファイド、ジアリルジスルフィド等。
【0024】(げつ歯類動物駆除剤)アンツー、モノフ
ルオール酢酸ソーダ、ワルファリン、クマクロール、フ
マリン、クマテトラリルシリロシド、ノルボマイド、N
−3−ピリディルメチル−N′−ニトロフェニルウレ
ア、エンドロサイド、アルファナフチルチオ尿素、チオ
セミカルバジッド、デイフエナクム、ピバール、クロロ
ファシノン、シラトレン、カルシフェロール等。 (殺蟻剤)ペルメトリン、クロールデン等。 (防黴剤)α−ブロモ−シンナミックアルデヒド、N,
N−ジメチル−N−フェニル−N′−(フルオロジクロ
ロメチルチオ)−スルファミド等。 (植物生長調節剤)4−クロロフェノキシ酢酸、ジベレ
リン、N−(ジメチルアミノ)スクシンアミド、α−ナ
フチルアセトアミド等。 (除草剤)2,4−Dソーダ塩、3,4−ジクロロプロ
ピオンアニリド等。
【0025】上記薬剤は溶液形態に調製される。該薬剤
溶液を調製するための溶剤としては前述したように、グ
リコール類、例えばエチレングリコール、プロピレング
リコール、ブチルグリコール(以下「BG」という)、
ブチルジグリコール(以下「BDG」という)、イソブ
チルジグリコール(以下「isoBDGという)、ブチ
ルトリグリコール(以下「BTG」という)、スチレン
グリコール、アリルグリコール等が使用される。本発明
で使用する低級アルコールも薬剤を溶解するのを助ける
作用を有するので、その技術的意義において前記「溶
剤」と同様なものということができるかもしれない。上
記薬剤の溶剤溶液は、通常薬剤濃度が約0.2〜20重
量%、好ましくは0.5〜10重量%となるように調製
される。本発明の揮散安定剤は、上記薬剤の水性溶液中
に前述したような割合で添加して加熱蒸散用の薬液が調
製される。
【0026】また、この薬液を調製するさいには、薬剤
の溶液の溶解性や加熱蒸散性を改善あるいは調整するた
めに次の化合物を添加してもよい。 ・3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシトルエン
(以下BHTという) ・3−t−ブチル−4−ヒドロキシアニソール ・3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシアニソール ・メルカプトベンズイミダゾール ・ジラウリル−チオ−ジ−プロピオネート ・2,2′−メチレン−ビス−(6−t−ブチル−4−
メチルフェノール) ・2,2′−メチレン−ビス−(6−t−ブチル−4−
エチルフェノール) ・4,4′−メチレン−ビス−(2,6−ジ−t−ブチ
ルフェノール) ・4,4′−ブチリデン−ビス−(6−t−ブチル−3
−メチルフェノール)
【0027】・4,4′−チオ−ビス−(6−t−ブチ
ル−3−メチルフェノール) ・1,1−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘ
キサン1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)
ベンゼン ・トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチ
ルフェニル)ブタン ・テトラキス[メチレン(3,5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシヒドロシンナメート)]メタン ・オクタデシル−3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロ
キシヒドロシンナメート
【0028】・フェニル−β−ナフチルアミン ・N,N′−ジフェニル−p−フェニレンジアミン ・2,2,4−トリメチル−1,3−ジヒドロキノリン
ポリマー ・6−エトキシ−2,2,4−トリメチル−1,3−ジ
ヒドロキノリン ・2−t−ブチル−4−メトキシフェニール ・3−t−ブチル−4−メトキシフェノール ・2,6−ジ−t−ブチル−4−エチルフェノール ・ステアリル−β−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオネート ・α−トコフェロール ・アスコルビン酸及び ・エリソルビン酸。
【0029】上記化合物はその1種を単独で用いてもよ
く、また2種以上併用することもできる。その使用量
は、本発明の揮散安定剤を添加して調製される薬液中に
約0.05〜2.0重量%、好ましくは約0.1〜1.
0重量%含有される量とするのが好ましい。本発明の揮
散安定剤を添加して調製された薬液、ないし加熱蒸散用
水性薬剤組成物は、従来公知の各種吸液芯を利用した吸
上式加熱蒸散装置に適用して、いずれも前記した所期の
優れた効果を奏し得る。そのような吸上式加熱蒸散装置
としては、例えば特公昭52−12106号公報、実開
昭58−45670号公報等に記載された装置である。
【0030】上記装置に利用される吸液芯(1)として
は、通常用いられている各種素材、例えばフエルト、木
綿、パルプ、不織布、石綿、無機質成型物等のいずれか
らなるものでもよいが、中でもフエルト芯、素焼芯、パ
ルプ芯及び無機質成型芯が好ましい。上記無機質成型芯
の具体例としては磁器多孔質、グラスファイバー、石綿
等の無機繊維を石膏やベントナイト等の結合剤で固めた
ものや、カオリン、活性白土、タルク、ケイソウ土、ク
レー、パーライト、ベントナイト、アルミナ、シリカ、
アルミナシリカ、チタニア、ガラス質火山岩焼成粉末、
ガラス質火山灰焼成粉末等の鉱物質粉末を単独で又は木
粉、炭粉、活性炭等と共に結合剤、例えばポバールを熱
処理(150℃程度の温度で数分加熱)したもの、ポバ
ールにメラミン樹脂や重クロム酸アンモニウムのような
耐水化剤を1〜10%程度添加したもの、或いは架橋型
でんぷん、これとα−でんぷんとの混合物、α−グルテ
ンとカプロラクトンとの混合物のような耐水性結合剤で
固めたものを例示できる。結合剤として合成樹脂系のも
のも使用できるが、水系薬液を吸液する関係で前記のよ
うな親水性結合剤を耐水性にしたものが好ましい。特に
好ましい吸液芯は、上記鉱物質粉末100重量部と木粉
又は該木粉等重量までの炭粉及び/又は活性炭を混合し
た混合物10〜300重量部とに前記耐水性結合剤を全
吸液芯重量の5〜25重量%となるまで配合し、更にこ
れらに水を加えて練合押出し成型後、焼成することによ
り製造される。このような成形焼成芯やブラスチック多
孔質芯の吸水率は15〜50%のものがよく、特に20
〜40%のものが好ましい。
【0031】該吸液芯は吸液速度が1〜40時間、好ま
しくは8〜21時間であるのが望ましい。この吸液速度
とは、液温25℃の液中に直径7mm×長さ70mm吸
液芯をその下部より15mmまで浸漬し、芯頂に水又は
水/BDG(60/40)が達するまでの時間を測定す
ることにより求められた値を意味する。また上記吸液芯
中には、上記鉱物質粉末、木粉及び糊剤の他更に必要に
応じてマカライトグリーン等の色素、ソルビン酸及びそ
の塩類、デヒドロ酢酸等のカビ止め剤等を配合すること
もできる。
【0032】また、吸液芯1の別の実施可能な形態とし
て、吸液芯の中心に多孔質の吸液蒸散層を有し、周囲に
保持材層を有する構造の吸液芯が例示できる。多孔質の
吸液蒸散層としては、前記吸液芯として例示したフェル
ト、木綿、パルプ、不織布、石綿、無機質成型物に加え
ポリエステルなどの合成繊維、吸水性の高い材木が好適
である。そして周囲の保持材層としてはチューブ状の力
学的に十分な強度を有し、本組成物に対して及び熱に対
して十分な耐性を有するものから選択される材料、例え
ば、ポリエステル、ナイロン等の合成繊維、無機繊維、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ
アクリル、フェノール樹脂などのプラスチック、銅、真
鍮、鉄、ステンレス鋼、アルミニウムなどの金属、陶磁
器、ガラス等から構成される。そして、フェルト、木
綿、パルプ、不織布、石綿、無機質成型物などにリン酸
バリウムを付着させることで、その殺虫剤吸上げ性能が
長時間安定に維持することができる。 また上記装置に
利用される発熱体としては、通常通電により発熱する発
熱体が汎用されているが、使用する発熱体の種類は特に
限定されない。その発熱体において保持される温度は、
通常約40〜150℃、好ましくは85〜145℃の範
囲の発熱体表面温度とされ、これは吸液芯表面温度約3
0〜145℃、好ましくは約70〜143℃に相当す
る。
【0033】
【作用】本発明においては、水性薬剤に低級アルコール
化合物を用いることにより、この低級アルコール化合物
が薬剤の有効成分及び水を可溶化させて、均一な溶液状
態を形成し、低級アルコール化合物の沸点が比較的低い
のにもかかわらず、加熱蒸散にさいして薬剤の揮散が一
定した状態で行われ、安定した加熱蒸散がなされる。ま
た、前記の低級アルコール化合物による作用は、溶液の
白濁、分離を防止する効果も有し、それにより水性薬剤
における水の含有割合を高くすることができるため、灯
油のような危険な易燃性有機溶剤を使用しないですみ、
更にこの可燃性の低級アルコール化合物を含有していて
も、水の含有割合が60%以上のものは危険物の対象か
ら外されているため、本発明の加熱蒸散用水性薬剤組成
物はその使用にさいして極めて安全である。
【0034】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。ただし、本発明は、これらの実施例のみに限定され
るものではない。 実施例1〜10 加熱蒸散用薬剤の有効成分としてプラレトリン0.6w
t%を含有するように、この加熱蒸散用薬剤とともに、
下記第1〜2表に示す溶剤、揮散安定剤、水、その他の
添加剤を、同表に示す割合で混合して加熱蒸散用水性薬
剤を調製した。なお、(水+溶剤+低級アルコール(揮
散安定剤))の量は加熱蒸散性薬剤とその他の添加剤と
の合計量を除いた残りの量である。また、添加剤のBH
Tは従来揮散性調整剤として添加されているものである
が、本発明の揮散安定剤と作用が異なるので、それと区
別するために、ここでは添加剤の中に入れた。 比較例1〜5 本発明の揮散安定剤を添加混合しない外は、実施例1〜
10と同様にして加熱蒸散用水性薬剤を調製した。使用
した薬剤等は第2表に示す。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】なお、第1表において、EtOH:エチル
アルコール、n−PrOH:n−プロピルアルコール、
i−PrOH:iso−プロピルアルコール、t−Bt
OH:ターシャリー−ブチルアルコールを表す。上記実
施例1〜10で調製した本発明の揮散安定剤を含有する
薬液の試料、及び比較例1〜5で得た薬液の試料(比較
試料)の夫々50mlを、第1図に示す容器(3)に入
れ、発熱体(4)に通電して吸液芯(1)の上側面部を
温度140℃に加熱し、該加熱による試料中の薬剤の蒸
散試験を行なった。吸液芯(1)としては第3〜4表に
示す材質のもので、直径7mmのものを用い、また発熱
体(4)はリングヒーターを用いた。薬剤の揮散量は揮
散蒸気を毎時間毎にシリカゲルカラムに吸引捕集し、こ
のシリカゲルをアセトンで抽出し、濃縮後ガスクロマト
グラフにて定量分析した。試料の加熱開始より第1日
後、第15日後、及び第30日後の1時間当りの薬剤揮
散量mg/hrを求めた結果、並びに360時間後の外
観変化を下記第5〜6表に示す。
【0038】
【表3】
【0039】
【表4】
【0040】
【表5】
【0041】
【表6】
【0042】上記第5〜6表によれば、本発明の揮散安
定剤を用いる時には、薬剤揮散量が日数の経過によらず
低下することがなく、むしろ第15日では当初よりも増
加しており、その状態は第30日でも同様であって、薬
剤の揮散が安定して行われていることがわかる。これに
対して、比較例1〜5の場合にはいずれも第30日では
当初に比して薬剤揮散量が低下しており、また360時
間経過後の外観は、白濁、分離を生じており、これとの
比較から、本発明においては、薬剤の加熱蒸散を安定し
て、かつ高く維持して行うことができることが明白であ
る。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、加熱蒸散用水性薬剤に
低級アルコール化合物を有効成分とする揮散安定剤を添
加することにより、低級アルコール化合物を含有する加
熱蒸散用水性薬剤組成物を形成させて、この低級アルコ
ール化合物が薬剤の有効成分及び水を可溶化させて、均
一な溶液状態を形成し、低級アルコール化合物の沸点が
比較的低いのにもかかわらず、加熱蒸散にさいして薬剤
の揮散が一定した状態で行われ、安定した加熱蒸散がな
される。また、前記の低級アルコール化合物による作用
は、溶液の白濁、分離を防止する効果も有し、それによ
り水性薬剤における水の含有割合を高くすることができ
るため、危険な易燃性有機溶剤を使用しないですみ、更
にこの可燃性の低級アルコール化合物を含有していて
も、水の含有割合が60%以上のものは危険物の対象か
ら外されているため、本発明の加熱蒸散用水性薬剤組成
物はその使用にさいして極めて安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】吸液芯を用いた吸上式加熱蒸散装置の概略図を
示す。
【符号の説明】
1 吸液芯 2 芯支持体 3 薬液収容容器 4 環状発熱体 5 支持部 6 支持脚 7 発熱体支持台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01N 25/18 103 A01N 53/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低級アルコール化合物の少なくとも1種
    を有効成分として含有することを特徴とする加熱蒸散用
    水性薬剤組成物用揮散安定剤。
  2. 【請求項2】 加熱蒸散用水性薬剤含有溶液に低級アル
    コール化合物の少なくとも1種を配合したことを特徴と
    する加熱蒸散用水性薬剤組成物。
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