JPS60233001A - 吸液芯用薬液組成物 - Google Patents

吸液芯用薬液組成物

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JPS60233001A
JPS60233001A JP59091554A JP9155484A JPS60233001A JP S60233001 A JPS60233001 A JP S60233001A JP 59091554 A JP59091554 A JP 59091554A JP 9155484 A JP9155484 A JP 9155484A JP S60233001 A JPS60233001 A JP S60233001A
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JP
Japan
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butyl
chemical
oil
bis
drug
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Application number
JP59091554A
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English (en)
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Takahiro Hasegawa
隆啓 長谷川
Takanobu Kashiwara
柏原 孝信
Akira Nishimura
昭 西村
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Earth Corp
Original Assignee
Earth Chemical Co Ltd
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Publication date
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 玖−JLJLJL 本発明は吸液芯用薬液組成物、詳しくは吸液芯利用によ
る吸上式加熱蒸散装置に適した改良された薬液組成物に
関する。
ii * 従来より消臭、賦香、殺菌等の目的で之等の薬剤を加熱
蒸散させる方法としては電気蒸散器具等の装置を用いて
m粗板等の多孔質基材(固型マット)に吸着させた薬剤
を加熱して蒸散させる方法が汎用されている。しかしな
がら該方法では一枚の固型マットに含浸させ得る薬剤量
は自づと制限を受け、該マットの取替え及び使用済マッ
トの廃棄が必須である。しかもマットに吸着させた1−
の揮散率は経時的に低下していく重大な欠点があるに加
え、マットに吠看させた薬剤の有効揮散率はたかだか約
50%にすぎず、該マットの薬剤残存率が10%程度に
もおよび、長期に亙る安定した薬剤揮散効果を持続させ
得す、経済的にも尚かなりの不利を伴う。
上記固型マット使用に見られるマット取替えの問題及び
mW8m内に効果が消失する欠点を解消し、長期に厘り
薬剤の揮散効果を持続させ得る加熱蒸散方法として、該
薬剤を溶液形態で吸上芯(吸液芯)により吸上げつつこ
れを加熱蒸散させる方法が考えられ、事実このような吸
液芯利用による薬剤蒸散装置が種々提案されている。こ
れら装置は適当な容器に薬剤の溶剤溶液(薬液)を入れ
、これをフェルト等の吸液芯を利用して吸上げつつ該吸
液芯上部より加熱蒸散させるべくしたものである。しか
しながらかかる吸上式加熱蒸散装置は、実際にこれを用
いた場合、いずれも吸液芯の加熱によって薬液を構成す
る溶剤が速やかに揮散し、該芯内部で薬液が次第に濃縮
され、樹脂化したり、芯材が燻焼、炭化したりして、目
づまりを起し引き続く薬液の吸上げ及び蒸散を不能とし
、長期に亙る持続効果は発揮できず、しかも薬剤揮散効
果の経時的低下を避は得す、該薬剤の有効揮散率が低く
残存率が高いものであった。このような吸上芯利用によ
る加熱蒸散方法に見られる各種の弊害の生ずる原因とし
ては、芯の種類及び溶剤の種類は勿論のこと、薬剤の種
類、濃度、加熱条件等の多数が考えられ、上記弊害を解
消することは困難であると考えられた。
明 の 的 本発明は吸上式加熱蒸散装置に適した吸液芯用!!液組
成物を提供することを目的とする。
本発明はまた、上記装置に利用して、吸液芯の目づまり
等を回避し、長期に厘る持続効果を奏し得、しかも薬剤
揮散効果 計り得る改良された薬液−酸物を提供することを目的と
する。
の 本発明は薬剤の有機溶媒溶液中に、3.5−ジー1−ブ
チル−4−ヒドロキシトルエン、3−t−ブチル−4−
ヒドロキシアニソール、3.5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシアニソール、メルカプトベンズイミダゾール
、ジラウリル−チオ−ジ−プロピオネート、2−t−ブ
チル−4−メトキシフェノール、3−1−ブチル−4−
メトキシフェノール、2,6−ジーt−ブチル−4−エ
チルフェノール、ステアリル−β−(3,5−ジー【−
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、α
−トコフェロール、アスコルビン酸、エリソルビン酸、
2,2′−メチレン−ビス(6−1−ブチル−4−メチ
ルフェノール)、2゜2′−メチレン−ビス−(6−1
−ブチル−4−エチルフェノール)、4.4’ −ブチ
リデン−ビス(6−t−ブチル−3−メチルフェノール
)、4.4′−チオ−ビス(6−t−ブチル−3−メチ
ルフェノール)、1.1−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)シフ0ヘキサン、1.3.5−トリメチル−2,4
,6−トリス(3,5−ジーを一ブチルー4−ヒドロキ
シベンジル)ベンゼン、トリス(2−メチル−4−ヒト
Oキシー5−t−ブチルフェニル)ブタン、テトラキス
〔メチレン(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
ヒドロシンナメート)〕メタン、オクタデシル−3゜5
−ジーよ−−ブチルー4−ヒドロキシヒドロシンナメー
ト、フェニル−β−ナフチルアミン、N+N−ジフェニ
ル−p−フェニレンジアミン、2゜2.4−トリメチル
−1,3−ジヒドロキシリンポリマー及び6−エトキシ
ー2.2.4−トリメチル−1,3−ジヒドロキノリン
から選ばれた少なくとも1種の化合物を配合したことを
特徴とする吸液芯用薬液組成物に係る。
本発明の吸液芯用薬液組成物は、吸上式加熱蒸散装置に
利用して、吸液芯の目づまりを惹起せず、該芯の長寿命
化を可能とすると共に、これに基づいて薬剤の蒸散性(
揮散量及び有効揮散率)を顕著に向上でき、長時間に亙
って優れた効果を持続発揮させ得る。
本発明において薬剤としては、従来より消臭、賦香、殺
菌、忌避、防黴、植物生長調節、除草、殺ダニ等に用い
られている各種薬剤をいずれも使用できる。それらの具
体例としては以下のものを例示できる。
0消臭剤(防臭剤) ラウリルメタクリート、ゲラニルクロトネート、ミリス
チル酸アセトフェノン、バラメチルアセトフェノンベン
ズアルデヒド、酢酸ベンジル、プロピオン酸ベンジル、
アミルシンナミックアルデヒド、アニシツクアルデヒド
、ジフェニルオキサイド、安息香酸メチル、安息香酸エ
チル、フェニル酢酸メチル、フェニル酢酸エチル、ネオ
リン、サフロール、セダウツド油、セダ菜油、シトロネ
ラ油、ラバンテン油、ベテイグレイン油、レモングラス
油等。
0香 料 天然香料としては、じゃ香、霊猫香、竜延香などの動物
性香料=アとニス油、アジョクン油、アルデヒド類、ア
ンゲリカルート油、ページル油、ベルガモツト油、バー
チ油、ボアバローズ油、カヤブチ油、ガナンガ油、カブ
シカム、キャラウェー油、カルダモン油、カシア油、セ
ロリ−油、シンナミック、シトロネラ油、コニャック油
、コリアンダー油、キュベプ油、クミン油、樟悩油、ジ
ル油、エストゴラン油、ユーカリ油、フェンネル油、ガ
ーリック油、ジンジャ−油、グレープフルーツ油、ホッ
プ油、ジュニバーベリー油、ローレルリーフ油、レモン
油、レモングラス油、0ベージ油・、メース油、ナツメ
グ油、マンダリン油、タンゼリン油、カラシ油、はっか
油、燈花油、玉ねぎ油、こしよう油、オレンジ油、セイ
ジ油、スターアニス油、テレピン油、ウオームウッド油
、ワニラ豆エキストラクトなどの植物性香料を含む。
人造香料は合成又は抽出香料であり、ピネン、リモネン
などの炭化水素W4=リナロール、ゲラニオール、シト
0ネロール、メントール、ボルネオール、ベンジルアル
コール、アニスアルコール、β−フェニルエチルアルコ
ールなどのアルコール類;アネノール、オイゲノールな
どのフェノール類:n−ブチルアルデヒド、イソブチル
アルデヒド、ヘキシルアルデヒド、ヘプチルアルデヒド
、n−ノニルアルデヒド、ノナジェナール、シトラール
、シトロネラール、ベンズアルデヒド、シンナミックア
ルデヒド、へりオドOビン、ワニリンなどのアルデヒド
類:メチルアミルケトン、メチルノニルケトン、ジアセ
チル、アセチルプロピオニル、アセチルブチリル、カル
ボン、メントン、樟悩、アセトフェノン、p−メチルア
セトフェノン、イオノンなとのケトン類ニアミルブチロ
ラクトン、メチルフェニルグリシド酸エチル、γ−ノニ
ルラクトン、クマリン、シネオールなどのラクトン又は
オキシド類:メチルフォーメート、イソプロピ □ルフ
オーメート、リナリールフオーメート、エチルアセテー
ト、オクチルアセテート、メンチルアセテートベンジル
アセテートシンナミ Jルアセテート、プロピオン酸ブ
チル、酢酸イソアミル、イソ酪酸イソプロピル、イソ吉
草酸ゲラニル、カブ0ン酸アリル、ヘプチル酸ブチル、
カプリル酸オクチル、ヘプチンカルボン酸メチル、ペラ
ハゴン酸エチル、オクチンカルボン酸メチン、カプリン
酸イソアシル、ラウリン酸メチル、ミリスチン酸エチル
、安息香酸エチル、安息香酸ベンジル、フェニル酢酸メ
チル、フェニル酢酸ブチル、桂皮酸メチル、桂皮酸シン
ナミル、サルチル酸メチル、アニス酸エチル、アンスラ
ニル酸メチル、エチルピルベート、エチルα−ブチルブ
チレートなどのエステル類などを含む。
香料は一種類のみでもよいし、二種類以上を調合した調
合香料でもよい。
香料とともに、バッチユリ油などの揮発保留剤、オイゲ
ノールなどの変調剤、その他香料工菜に使用される種々
の成分を添加して差支えない。
0工業用殺菌剤 2.4.4’ −トリクロロ−2′−ハイドロキシジフ
ェニル エーテル (イルガサンDP300、チバガイギー社製)、2.3
.5.6−チトラクロロー4(メチルスルフォニル)ピ
リジン (ダウシル5−13、ダウケミカル社製)、アルキルベ
ンジル ジメチルアンモニウム クロライド (塩化ベンザルコニウム、日光ケミカルズ株式) %式% ) (塩化ベンゼトニウム、三共株式会社製)、4−イソプ
ロピルトロポロン (ヒノキチオール、高砂香料工業株式会社製)、N、N
−ジメチル−N−フェニル−N′−(フルオロジクロロ
メチルチオ)スルフォンアミド(プリベンドールA4、
バイエル社製)、2− (4’−チアゾリル)ベンズイ
ミダゾール(TBZ、北興化学株式会社製)、 N−(フルオロジクロロメチルチオ)−7タールイミド (プリベントールAs、バイエル社製)、6−7セトキ
シー2.4−ジメチル−一−ジオキシン (ジオキシン、シボ−ダン社製)等。
0農業用殺菌剤 エチレンビス(ジチオカルバミド酸)亜鉛(ジネブ、ロ
ームアンドハース社製)、エチレンビス(ジチオカルバ
ミド酸)マンガン(マンネブ、0−ムアンドハース社製
)、亜鉛、マンネブ錯化合物 (マンゼブ、ロームアンドハース社製)、ビス(ジメチ
ルジチオカルバミド酸)エチレンビス(ジチオカルバミ
ド酸)二亜鉛 (ポリカーバメート、東京有機化学社製)、ビス(ジメ
チルチオカルバモイル)ジスルフィド (チラム、ロームアンドハース社製)、クロトンN!2
.6−シニトロー4−オクチルフェニル反応異性体混合
物 (DPC、ロームアンドハース社製)、N−t−ジクロ
ロメチルチオテトラヒドロフタルイミド (キャブタン、三共社製)、 2.3−ジシアノ−1,4−ジチアアントラキノン (ジチアノン、メルク社製)、 2.4−ジクロロ−6−(0−クロロアニリノ)−8−
トリアジン (トリアジン、富士化成薬社製)、 5−n−ブチル s’−p−ターシャリ−ブチルベンジ
ル N−3−ピリジルジオチカルボンイミデート (デンマート、住友化学社製)、 N−(3’ 、5’−ツク00フエニル)−1,2−ジ
メチルクロ010パンジカルボキシイミド (スミレックス)、 ビス(クロロフェニル)トリクロロエタノール(ケンセ
ン)、 6−メチルキノキサリン−2,3−ジチオカーボネート (モレスタン)、 テトラクロロイソフタロニトリル (ダコニール)、 メチル−1−(ブチルカルバモイル)−2−ベンゾイミ
ダゾールカーバメート、 プラストサイジンS−ベンジルアミノベンゼンスルホネ
ート、 ストレプトマイシン塩酸塩、 カスガマイシン塩酸塩、 シクロヘキシミド等。
0害虫忌避剤 ジメチルフタレート、2,3.4.5−ビス−(Δ2−
ブチレン)−テトラへイドロフラン、2.3,4.5−
ビス−(Δ2−ブチレン)−テトラヒドロフルフリルア
ルコール、N、N−ジエチル−1御トルアミド(DET
)、カプリル酸ジエチルアミド、2,3.4.5−ビス
−(Δ2−ブチレン)−テトラヒトOフルフラール、ジ
ー■−プロピルーイソシンコメロネート、第2級ブチル
スチリルケトン、ノニルスチリルケトン、N−プロビル
アセテトアニリド、2−エチル−1,3−ヘキサンジオ
ール、ジーn −ブチルサクシネート、2−ブトキシエ
チル−2−フルフリデンアセテート、ジブチルフタレー
ト、テトラヒドロチオフェン、β−ナフトール、ジアリ
ルジスルフィド、ビス(ジメチルチオカルバモイル)ジ
スルフィド等。
0げつ自類物物忌避剤 テトラメチルチウラムジサルファイト、グアニジン、ナ
フタレンクレゾール、シクロヘキシミド、ジンクジメチ
ルジチオカーバメイト、シクロヘキシルアミン、N、N
−ジメチルスルフェニルジチオカルバメート等。
0犬ねこの忌避剤 2.6−シメチルーオクタジエンー(2,6)−a Q
 (8) (シトラール)、0.0−ジエチル5−2−
エチルチオエチルジチオフォスフェート(ETP) 、
0.O−ジメチル5−2−イソプロピルチオエチルジチ
オホスフェート(VIP)等。
O鳥類の忌避剤 r−り0うO−ゼ、4−(メチルチオ)−3゜5−キシ
リル−N−メチルカーバメート、4−7ミノビリジンア
ンスラキノン、テトラメチルチウラムジサルファイド、
ジアリルジスルフィド等。
0げつ1傾動物駆除剤 アンツー、モノフルオール酢酸ソーダ、ワルファリン、
クマクロール、ツマリン、クマテトラリルシリロシド、
ツルボマイト、N−3−ビリデイルメチル−N′−二ト
ロフェニルウレア、エントロサイド、アルファナフチル
チオ尿素、チオセミカルバジッド、ディフエナクム、ビ
バール、クロロファシノン、シラトレン、カルシフェロ
ール等。
0殺 蟻 剤 ペルメトリン、クロールアン等。
O防 黴 剤 α−プロモーシンナミックアルデヒド、N。
N−ジメチル−N−フェニル−N′−(フルオロジクロ
ロメチルチオ)−スルファミド等。
0植物生長調節剤 4−クロロフェノキシ酢酸、ジベレリン、N−(ジメチ
ルアミノ)スクシンアミド、α−ナフチルアセトアミド
等。
0除 草 剤 2.4−Dソーダ塩、3,4−ジクロロプロピオンアニ
リド等。
0殺 ダ ニ 剤 安息香酸ベンジル、レスメトリン、ケルセン等。
上記薬剤は溶液形態に調製される。該薬剤溶液を調製す
るための溶剤としては、各種の有機溶剤、代表的には炭
化水素系溶剤をいずれも使用できるが、特に沸点範囲が
150〜350℃の脂肪族系炭化水素(パラフィン系炭
化水素及び不飽和脂肪族炭化水素)は好ましく、このう
ちn−パラフィン、イソパラフィン等は、実用上毒性が
なく、臭いがなくしかも火災の危険も極めて少ない点に
おいて好適である。上記炭化水素系以外の有機溶媒とし
ては例えばグリセリン、プロピレングリコール、メタノ
ール、アセトン、ベンゼン、キシレン、クロルセン、イ
ソプロパツール、ソルベントナフサ、ツルベン、ベンジ
コール、クロロホルム、メチルナフタリン、芳香族ナフ
サ等を例示できる。
上記薬剤の溶剤溶液は、通常薬剤濃度が約1〜20重量
%、好ましくは2〜10!饅%となるように調製される
本発明の組成物は、上記薬剤の有機溶剤溶液中に、以下
の化合物群から選ばれた少なくとも1種を添加配合する
ことを必須とする。
3.5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシトルエン(以
下CAという) 3−t−ブチル−4−ヒドロキシアニソール(以下CB
という) 3.5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシアニソール(
以下CCという) メルカプトベンズイミダゾール(以下CDという)ジラ
ウリル−チオ−ジ−プロピオネート(以下GEという) 2.2′−メチレン−ビス−(6−1−ブチル−4−メ
チルフェノール)(以下CFという)2.2′−メチレ
ン−ビス−(6−1−ブチル−4−エチルフェノール)
 (以下CGという)4.4′−メチレン−ビス−(2
,6−ジーt−プチルフエノール) (以下CHという
)4.4′−ブチリデン−ビス−(6−1−ブチル−3
−メチルフェノール) (以下CIという)4.4′−
チオ−ビス−(6−t−ブチル−3−メチルフェノール
) (以下CJという)1.1−ビス−(4−ヒドロキ
シフェニル)シクロヘキサン(以下CKという) 1.3.54リメチル−2,4,6−トリス(3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン(
以下OLという) トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−1−ブチル
フェニル)ブタン(以下CMという)テトラキス〔メチ
レン(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロ
シンナメート)〕メタン(以下CNという) オクタデシル−3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキ
シヒドロシンナメート(以下COという)フェニル−β
−ナフチルアミン(以下CPという)N、N’−ジフェ
ニル−p−フェニレンジアミン(以下CQという) 2.2.44リメチル−1,3−ジヒドロキノリンポリ
マー(以下CRという) 6−エトキシー2.2.4−トリメチル−1,3−ジヒ
ドロキノリン(以下C8という)2−t−ブチル−4−
メトキシフェニール(以下CTという) 3−t−ブチル−4−メトキシフェノール(以下CUと
いう) 2.6−ジーt−ブチル−4−エチルフェノール(以下
CVという) ステアリル−β−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシフェニル)プロピオネート(以下CWという) α−トコフェロール(以下Cxという)アスコルビン酸
(以下CYという)及びエリソルビン酸(以下C7とい
う)。
上記化合物CA−CZはその1種を単独で用いてもよく
、また2種以上併用することもできる。
その使用量は、得られる本発明の吸液芯用薬液組成物中
に約0.05〜2.0重量%、好ましくは約0.1〜1
.0重量%含有される量とするのが好ましい。
本発明組成物は、従来公知の各種吸液芯を利用した吸上
式加熱蒸散装置に適用して、いずれも前記した所期の優
れた効果を奏し得る。本発明組成物の適用できる上記装
置は、例えば特公昭52−12106号公報、実開昭5
8−45670号公報等に記載されている。その−具体
例を添付図面に示す。
第1図は本発明吸液芯用薬液組成物を適用するに適した
吸上式加熱蒸散装置の概略図であり、該装置は吸液芯(
1)を支持するための芯支持体(2)を有する薬液収容
容器(3)と、上記容器内にその上部を突出して挿入さ
れた吸液芯(1)と、その上側面部を間接的に加熱する
ための中空円板状発熱体(4)、該発熱体〈4)を支持
するための支持部(5)及び支持脚(6)を有する発熱
体支持台(7)とから成っており、上記発熱体(4)は
、これに通電して発熱させるためのコード(図示せず)
を有している。
上記装置に利用される吸液芯(1)としては、通常用い
られている各種素材、例えばフェルト、木綿、パルプ、
不織布、石綿、無機質成型物等のいずれでもよ(、フェ
ルト芯、素焼芯、パルプ芯及び無機質成型芯が好ましい
。上記無機質成型芯の具体例としては磁器多孔質、グラ
スファイバー、石綿等の無機fmMを石膏やベントナイ
ト等の結合剤で固めたものや、カオリン、活性白土、タ
ルク、ケイソウ土、クレー、パーライト、ベントナイト
、アルミナ、シリカ、アルミナシリカ、チタニウム、ガ
ラス質火山岩焼成粉末、ガラス質火山灰焼成粉末等の鉱
物質粉末を単独で又は木粉、炭粉、活性炭等と共に糊剤
例えばデキストリン、デンプン、アラビアゴム、合成糊
CMC等で固めたものを例示できる。特に好ましい吸液
芯は、上記鉱物質粉末100重一部と木粉又は該木粉に
等重量までの炭粉及び/又は活性炭を混合した混合物1
0〜300重量部とに糊剤を、全吸液芯重置の5〜25
重量%となるまで配合し、更にこれらに水を加えて練合
後、押出成型し乾燥することにより製造される。該吸液
芯は吸油速度が1〜40時間、好ましくは8〜21時間
であるのが望ましい。この吸油速度とは、液温25℃の
n−パラフィン液中に直径7max長さ70+uの吸液
芯をその下部より15mmまで浸漬し、8頂にn−パラ
フィンが達するまでの時間を測定することによりめられ
た値を意味する。また上記吸液芯中には、上記鉱物質粉
末、木粉及び糊剤の他更に必要に応じてマカライトグリ
ーン等の色素、ソルビン酸及びその塩類、デヒドロ酢酸
等のカビ止め剤等を配合することもできる。
また上記装置に利用される発熱体としては、通常通電に
より発熱する発熱体が汎用されているが、これに限定さ
れることなく、例えば空気酸化発熱材、白金触媒、ハニ
カム状金属触媒(アルコールとの接触により発熱するも
の)等を利用した発熱材等の公知のいかなる発熱体であ
ってもかまわない。
本発明組成物を上′記装置に適用して薬剤の蒸散を行な
う方法は、従来のこの種装置の利用法と全く同様でよく
、本発明組成物が吸液芯より蒸散し得る適当な温度に吸
液芯を加熱すればよい。該加熱温度は薬剤の種類等に応
じて適宜に決定され、特に限定されないが、通常約40
〜150℃、好ましくは85〜145℃の範囲の発熱体
表面温度とされ、これは吸液芯表面温度約30〜135
℃好ましくは約70〜130℃に相当する。
かくして本発明の吸液芯、用薬液組成物の利用によれば
、吸液芯の目づまりを確実に回避して、充分な効果を奏
し得る薬剤濃度をもって該薬剤を長期間継続して揮散さ
せ得る。
JLJL 以下本発明を更に詳しく説明するため実施例を挙げる。
実施例1〜64 下記第1表に示す薬剤、有機溶剤及び化合物0A−CZ
の夫々を所定の配合割合で添加混合して、本発明組成物
(実施例NO,1〜64)を得・ た。
比較例1〜7 化合物CA−CZを添加混合しない以外は、実施例1〜
64と同様にして、比較薬液組成物(比較例N001〜
7)を得た。
尚第1表中溶剤の項における記号は以下のものを示す。
BA・・・沸点150〜180℃/760mmHoの脂
肪族炭化水素 8B・・・沸点180〜210℃/76011HIJの
脂肪族炭化水素 BC・・・沸点210〜240℃/76011HOの脂
肪族炭化水素 B D−・・沸点240〜270℃/7605m1−1
gの脂肪族炭化水素 BE ・・・沸点 270〜300℃/ 760園鵬H
Q の脂肪族炭化水素 8F・・・沸点300〜350℃7760■蒙H9の脂
肪族炭化水素 上記実施例1〜64で調製した本発明組成物及び比較例
1〜7で得た比較組成物の夫々50絨を、第1図に示す
容器(3)に入れ、発熱体(4)に通電して吸液芯(1
)の上側面部を4135℃に加熱し、該加熱による組成
物試料中の薬剤の蒸散試験を行なった。吸液芯(1)と
してはパーライト60重量部及び木粉20重量部に澱粉
201!量部と水を加えて練合後、押出成型乾燥したも
の(直径7−×長さ70−1吸油速度約14時間)を、
また発熱体(4)は内径10m5及び厚さ10■膳の中
空円板状発熱体を夫々用いた。
薬剤の揮散量は揮散蒸気を毎時間毎にシリカゲルカラム
に吸引捕集し、このシリカゲルなり00ホルムで抽出し
、濃縮後ガスクロマトグラフにて定量分析した。
組成物試料の加熱開始より10時間後、100時間後、
200時間後、300時間後及び400峙閤後の1時間
当りの薬剤揮散量麿g/ hrをめた結果を下記第2表
に示す。
第 2 表 上記第2表より、本発明組成物を利用する時には、薬剤
揮散量を顕著に向上でき、しかもこの向上された揮散量
を、加熱開始より400時間後も殆んど低下させること
なく持続発現させ得ることが明白である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明吸液芯用薬液組成物を適用するに適した
装置の一例の概略図であり、該図中(1)は吸液芯、(
3)は本発明組成物収容容器及び(4)は発熱体を夫々
示す。 (以 上)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 薬剤の有機溶剤溶液中に、3.5−ジー1−ブチル
    −4−とドロキシトルエン、3−t7ブチルー4−ヒド
    ロキシアニソール、3.5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
    ロキシアニソール、メルカプトベンズイミダゾール、ジ
    ラウリルーチ、 −メトキシフェノール、3−ドブチル
    −4−オージ−プロビオネート、2−t−ブチル−4メ
    トキシフエノール、2.6−ジーt−ブチル−4−エチ
    ルフェノール、ステアリル−β−(3,5−ジ−t−ブ
    チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、α−
    トコフェロール、アスコルビン酸、エリソルビン酸、2
    .2’ −メチレン−ビス(6−1−ブチル−4−メチ
    ルフェノール)、2.2’ −メチレン−ビス−(6−
    t−ブチル−4−エチルフェノール)、4.4′−メチ
    レン−ビス(2,6−ジーを一ブチルフェノール)、4
    .4’ −ブチリデン−ビス(6−1−ブチル−3−メ
    チルフェノール)、4.4’−チオ−ビス(6−1−ブ
    チル−3−メチルフェノール>、i、i−ビス(4−ヒ
    ドロキシフェニル)シクロヘキサン、1゜3.5−トリ
    メチル−2,4,6−トリス(3゜5−ジ−t−ブチル
    −4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、トリス(2−メ
    チル−4−ヒト0キシ−5−t−ブチルフェニル)ブタ
    ン、テトラキス〔メチレン(3,5−ジ−t−ブチル−
    4−ヒドロキシヒドロシンナメート)〕メタン、オクタ
    デシル−3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒド
    ロシンナメート、フェニル−β−ナフチルアミン、N、
    N−ジフェニル−p−フェニレンジアミン、2.2.4
    −トリメチル−1,3−ジヒドロキシリンポリマー及び
    6−エトキシー2.2.4−トリメチル−1,3−ジヒ
    ドロキノリンから選ばれた少なくとも1種の化合物を配
    合したことを特徴とする吸液芯用薬液組成物。
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