JPH0640456A - 包装用袋集合体の押え装置 - Google Patents

包装用袋集合体の押え装置

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JPH0640456A
JPH0640456A JP17740992A JP17740992A JPH0640456A JP H0640456 A JPH0640456 A JP H0640456A JP 17740992 A JP17740992 A JP 17740992A JP 17740992 A JP17740992 A JP 17740992A JP H0640456 A JPH0640456 A JP H0640456A
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JP
Japan
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bag assembly
bag
leaf spring
spring member
holding
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JP17740992A
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Hiramasa Muroi
均允 室井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 包装用袋が複数枚重ねられてなる袋集合体を
互いにずれないように確実かつ容易に保持し、また、そ
の保持を容易に解除できるようにする。 【構成】 押え装置3は、袋集合体1の背面側に配設さ
れた背面支持部材31と、該部材31の上部に取付けら
れた掛止具32と、該部材31の両側縁下部が手前側へ
折曲されてなる起立片33と、該起立片33に両端部が
支持されることにより袋集合体1の正面側に配設された
板ばね部材34とから構成される。板ばね部材34は薄
い帯状のばね鋼板よりなり、その両端部をスペーサ37
を噛ませて折返して止め、該折返し部を起立片33に形
成されたスリット38に回動可能に通すことにより、そ
の両端部を支持した曲り梁である。この板ばね部材34
の中央部を袋集合体1側へ撓ませたときには、該袋集合
体1の正面を押え付けて保持し、反袋集合体側へ撓ませ
たときには、前記保持を解除するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、包装用袋が複数枚重ね
られてなる袋集合体を押え付けて保持するため押え装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用のビニール袋として、塩化
ビニル製の偏平筒状体の下端を閉鎖してなるビニール袋
を、単に複数枚重ねて包装しただけのものが、安価に市
販され広く使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このビニー
ル袋は、複数枚重ねた状態で保持するための構造を備え
ていなかったために、包装が開いた状態で振ったり落と
したりすると、ビニール袋が互いにずれて、縁部が不揃
いになったりばらばらに散らばったりするという問題が
あった。
【0004】本発明の目的は、前記課題を解決し、包装
用袋が複数枚重ねられてなる袋集合体を互いにずれない
ように確実かつ容易に押え付けて保持することができ、
また、この袋集合体から包装用袋を一枚ずつ取出したい
ときには、前記保持を容易に解除することができる新規
な包装用袋集合体の押え装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の包装用袋集合体の押え装置は、包装用袋が
複数枚重ねられてなる袋集合体の背面側に配設された背
面支持部材と、袋集合体の正面側に配設された板ばね部
材とを備えたものとし、該板ばね部材はその両端部が支
持された曲り梁であり、その中央部を袋集合体側へ撓ま
せたときには該袋集合体の正面を押え付けて保持し、そ
の中央部を反袋集合体側へ撓ませたときには前記保持を
解除するように構成した。
【0006】ここで、「包装用袋」としては、ビニール
袋、ポリエチレン袋、ポリプロピレン袋等の合成樹脂製
袋や、紙袋を例示できる。「袋集合体」は複数枚の包装
用袋を重ねてホチキス、縫付け、熱溶着、ファイル綴じ
具等により綴じるとともに、一枚ずつに破り易いように
ミシン目を設けたものが好ましいが、単に複数枚の包装
用袋を重ねただけのものでもよい。
【0007】
【作用】本発明の押え装置においては、板ばね部材の中
央部を指で押すことにより袋集合体側へ撓ませ、該袋集
合体の正面を押え付けて保持することができる。また、
この袋集合体から包装用袋を一枚ずつ取出したいときに
は、板ばね部材の中央部に指を掛けて手前へ引張ること
により反袋集合体側へ撓ませ、前記保持を解除すること
ができる。これらの板ばね部材の操作はワンタッチで極
めて容易に行うことができる。また、曲り梁である板ば
ね部材は袋集合体の正面をかなり広い面積をもって押え
付けるので、確実な保持が期待できる。さらに、板ばね
部材は両端部が支持されているので、動作が安定してお
り、耐久性も高い。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した押え装置の一実施
例について、図面を参照して説明する。まず、本実施例
の押え装置で押え付けようとする包装用袋の袋集合体1
について説明しておくと、次の二種類(1)(2)を例示でき
る。
【0009】(1) 図1に示すように、偏平筒状体の下端
が熱溶着部12により閉鎖されるとともに、表裏両面の
上端より約3cm下方にミシン目13が設けられてなる
ポリエチレン袋11を用いる。このポリエチレン袋11
を複数枚重ね、ミシン目13より上部においてホチキス
針14で綴じることにより、袋集合体1を形成する。
【0010】(2) 図2に示すように、偏平筒状体の下端
が熱溶着部12により閉鎖されるとともに、片面の上端
に突設された耳部15にのみミシン目13が設けられて
なるポリエチレン袋11を用いる。このポリエチレン袋
11を複数枚重ね、上記(1) と同様に綴じることによ
り、袋集合体1を形成する。
【0011】前記ポリエチレン袋11の幅は約20c
m、下端からミシン目13までの長さは約40cmであ
る。従って、この袋集合体1は延ばしたままでは上下方
向にやや嵩張るので、下部の約1/3が上方へ折り曲げ
られる。また、図3に示すように、袋集合体1のミシン
目13より上部には掛止孔16が設けられる。
【0012】図3に示す保持袋2は、袋集合体1を前記
のように折り曲げられた状態で収納・保持するためのも
のであり、偏平筒状体の下端が閉鎖されるとともに、裏
面の上部が下方へ折り曲げられ、前記ホチキス針14で
袋集合体1に綴じられている。また、袋集合体1の前面
の上部を正面に露出させるため、保持袋2の前面の上部
は切り取られて開口部22となっている。
【0013】さて、図4に示す本実施例の押え装置3
は、袋集合体1の背面側に配設された鋼板製の背面支持
部材31と、該背面支持部材31の上部に取付けられた
合成樹脂製の掛止具32と、該背面支持部材31の両側
縁下部が手前側へ折曲されてなる起立片33と、該起立
片33に両端部が支持されることにより袋集合体1の正
面側に配設された板ばね部材34とから構成されてい
る。掛止具32は、その複数の掛止足35に袋集合体1
の掛止孔16を引掛けた後、開閉可能に設けられた抜止
め板36を閉じてその嵌合孔(図示略)を掛止足35に
嵌合させることにより、袋集合体1を掛止できるように
なっている。
【0014】板ばね部材34は薄い帯状のばね鋼板より
なり、その両端部をスペーサ37を噛ませて折返して止
め、該折返し部を起立片33に形成されたスリット38
に回動可能に通すことにより、その両端部を支持した曲
り梁である。従って、図6に示すように、この板ばね部
材34の中央部を袋集合体1側へ撓ませたときには、該
袋集合体1の正面を押え付けて保持し、図4又は図5に
示すように、反袋集合体側へ撓ませたときには、前記保
持を解除するようになっている。なお、背面支持部材3
1のうち板ばね部材34の中央部に対応する部位には板
ばね部材34より幅広の背穴39が貫設され、板ばね部
材34の中央部によって押え付けられた袋集合体1の背
面部を、この背穴39に進入させることにより、袋集合
体1が分厚いときでも薄くなったときでも、略均一の力
で袋集合体1を確実に保持できるようになっている。
【0015】図5〜図7に示すカバー4は合成樹脂シー
トよりなり、保持袋2内に保持された袋集合体1より下
方へ長い背面部41と、該背面部41の上端から手前側
へ延びる上面部42と、該背面部41の両側縁上部から
手前側へ延びる側面部43と、該側面部43から連続し
て板ばね部材34を包むばねカバー部44とから構成さ
れている。背面部41の正面下縁部と上面部42の上面
前縁部には、互いに脱着可能な一対の面ファスナ45
a,45bが取着され、図7に示すように、背面部41
の下半分を袋集合体1と共に上方へ折り畳んだときに、
互いに係着するようになっている。また、ばねカバー部
44は板ばね部材34の正面及び背面を包むように折り
曲げた袋状に形成され、その対峙面の下縁部に取着され
た面ファスナ(図示略)によって脱着できるようになっ
ている。
【0016】以上のように構成された本実施例の押え装
置3は、あまり嵩張らないため設置や携帯に便利であ
り、各種用途に使用できる。例えば、新聞(又はその他
の雑誌、パンフレット等の各種物品)の配達に使用する
場合には、図8に示すように、押え装置3のカバー4を
袋集合体1と共に上方へ折り畳み、該押え装置3をオー
トバイ5(又は自転車)のフロントシールド6の前面
(又は他の部位)に適当な治具によって取付ける。ま
た、後輪側の荷台7の上面に籠8を取付けて新聞9を積
載し、降雨時又は降雪時には雨よけシート又は雨よけカ
バー(図示略)を被せる。
【0017】そして、配達後に新聞が濡れると思われる
配達先に着いたときは、図6に示すように、押え装置3
のカバー4を開く。このとき、板ばね部材34の中央部
は袋集合体1側へ撓み、該袋集合体1の正面を押え付け
て保持している。そこで、図5に示すように、板ばね部
材34の中央部に指を掛けて手前へ引張ることにより反
袋集合体側へ撓ませ、前記保持を解除する。次に、袋集
合体1の手前の一枚のポリエチレン袋11を指で抓み、
ミシン目13で破って分離する。このとき、残りのポリ
エチレン袋は綴じられているので、余分な二枚目以降の
ポリエチレン袋が一緒に取出されたりばらばらになった
りすることはほとんどない。そして、図9に示すよう
に、取出したポリエチレン袋11に新聞7を収納し、新
聞・郵便受け10等に投函すればよい。
【0018】また、上記ポリエチレン袋11の取出しが
終わったならば、図5に示す板ばね部材34の中央部を
指で押すことにより図6に示すように袋集合体1側へ撓
ませ、該袋集合体1の正面を押え付けて保持する。そし
て、図7に示すように、押え装置3のカバー4を袋集合
体1と共に上方へ折り畳めばよい。こういった板ばね部
材34の操作はワンタッチで極めて容易に行うことがで
きる。また、曲り梁である板ばね部材34は袋集合体1
の正面をかなり広い面積をもって押え付けるので、確実
な保持が期待できる。さらに、板ばね部材34は両端部
が支持されているので、動作が安定しており、耐久性も
高い。
【0019】なお、本発明は前記実施例の構成に限定さ
れず、例えば次のように、発明の趣旨から逸脱しない範
囲で適宜変更して具体化することもできる。 (1)保持袋2を省略すること。 (2)ポリエチレン袋11のミシン目13を省略して、
掛止孔16の周囲を掛止足35から引きちぎるようにす
ること。
【0020】
【発明の効果】本発明の包装用袋集合体の押え装置は、
上記の通り構成されているので、包装用袋が複数枚重ね
られてなる袋集合体を互いにずれないように確実かつ容
易に押え付けて保持することができ、また、この袋集合
体から包装用袋を一枚ずつ取出したいときには、前記保
持を容易に解除することができるという優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で押え付ける袋集合体の一態様
を示す分解斜視図である。
【図2】同袋集合体の別態様を示す分解斜視図である。
【図3】同袋集合体を保持袋に収納・保持したときの斜
視図である。
【図4】同袋集合体を実施例の押え装置にセットし、板
ばね部材による押え付けを解除したときの斜視図であ
る。
【図5】同押え装置にカバーを付けた状態の斜視図であ
る。
【図6】同じく板ばね部材により袋集合体を押え付けた
ときの斜視図である。
【図7】同押え装置のカバーを折り畳んだときの斜視図
である。
【図8】同押え装置をオートバイに取付けたときの斜視
図である。
【図9】同押え装置から取出した袋に新聞を収納して投
函するときの斜視図である。
【符号の説明】
1 袋集合体 3 押え装置 11 ポリエチレン袋 31 背面支持
部材 34 板ばね部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】そして、配達後に新聞が濡れると思われる
配達先に着いたときは、図6に示すように、押え装置3
のカバー4を開く。このとき、板ばね部材34の中央部
は袋集合体1側へ撓み、該袋集合体1の正面を押え付け
て保持している。そこで、図5に示すように、板ばね部
材34の中央部に指を掛けて手前へ引張ることにより反
袋集合体側へ撓ませ、前記保持を解除する。次に、袋集
合体1の手前の一枚のポリエチレン袋11を指で抓み、
ミシン目13で破って分離する。このとき、残りのポリ
エチレン袋は綴じられているので、余分な二枚目以降の
ポリエチレン袋が一緒に取出されたりばらばらになった
りすることはほとんどない。そして、図9に示すよう
に、取出したポリエチレン袋11に新聞9を収納し、新
聞・郵便受け10等に投函すればよい。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装用袋が複数枚重ねられてなる袋集合
    体を押え付けて保持するための押え装置であって、袋集
    合体の背面側に配設された背面支持部材と、袋集合体の
    正面側に配設された板ばね部材とを備え、該板ばね部材
    はその両端部が支持された曲り梁であり、その中央部を
    袋集合体側へ撓ませたときには該袋集合体の正面を押え
    付けて保持し、その中央部を反袋集合体側へ撓ませたと
    きには前記保持を解除するように構成された包装用袋集
    合体の押え装置。
JP17740992A 1992-06-10 1992-06-10 包装用袋集合体の押え装置 Pending JPH0640456A (ja)

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JP17740992A JPH0640456A (ja) 1992-06-10 1992-06-10 包装用袋集合体の押え装置

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JPH0640456A true JPH0640456A (ja) 1994-02-15

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