JP4443987B2 - ファイル - Google Patents

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    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
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    • A01D41/00Combines, i.e. harvesters or mowers combined with threshing devices
    • A01D41/12Details of combines
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01FPROCESSING OF HARVESTED PRODUCE; HAY OR STRAW PRESSES; DEVICES FOR STORING AGRICULTURAL OR HORTICULTURAL PRODUCE
    • A01F12/00Parts or details of threshing apparatus
    • A01F12/44Grain cleaners; Grain separators
    • A01F12/446Sieving means

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Description

本発明は、ファイルに関する。
書類をまとめるためのファイルとしては、例えば、樹脂等からなる長方形状のシートを2枚重ね合わせ、その2辺又は3辺を固着した袋状のファイルや、その袋状のファイルにマチを付けたファイルが知られている。さらに、カバーに挟まれた書類を回動レバー等を有する挟持手段により一端で綴じ、書類をめくって参照できるファイル等も知られている。
ところが、前記した略袋状のファイルは、書類を簡単にしまうことができる利点を有するが、収納可能枚数が少なかったり、収納された書類を参照したい場合に、ファイルの中の書類を取り出す必要があり、書類をファイリングされた状態で確認することができない。
また、書類を取り外し可能に綴じるファイルを使用した場合、書類は挟持手段により比較的強固に固定されるが、書類をファイリングするのに手間がかかる場合がある。また、このタイプのファイルは、書類をファイルに固定するためのレバーや締結用の金具等の部品が必要となり、部品点数が多い傾向がある。さらに、このタイプのファイルは、比較的多い枚数を収容可能に構成されているが、背表紙の幅が大きくなり、スペースをとる場合がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、紙類を極めて簡便に取り扱い及び収容することができ、挟持する紙類の量に応じてその厚みを変化させるファイルを提供することにある。
また、本発明の別の目的は、簡単な構成で、しかも紙類の保持状態の安定性を確保できるファイルを提供することにある。
また、本発明の別の目的は、使用時の自由度が高いファイルを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項に記載の発明は、紙類をまとめるファイルであって、板状の本体と、同本体に対して固定された弾性部材とを備え、前記弾性部材は、前記本体の一面で、その隣合う2つの隅部に対してそれぞれ斜めに横切るように配設され、前記本体の一面に重ねられた紙類を挟持することを要旨とする。
とくに、請求項に記載の発明は、前記弾性部材は、前記本体の一面で、同本体の略中央部を、前記本体の一辺と略平行な方向に横切るように配設されることを要旨とする。
とくに、請求項に記載の発明は、前記本体と、前記隣合う2つの隅部に対してそれぞれ斜めに横切る弾性部材との間に、前記本体の一面に重ねられた紙類を支持するカバーを配設し、前記カバーを折り返すことにより、前記カバーと前記本体との間の前記紙類の一端を挟持することを要旨とする。
(作用)
請求項の発明によれば、ファイルの弾性部材は、本体の一面で、その隣り合う2つの隅部に対して斜めに横切るように配設されている。このため、本体の一面に重ねられた紙等の隅部に、弾性部材をそれぞれ引っ掛けるだけで、本体と弾性部材との間で紙類を安定して挟持することができる。また、ファイルの構成を簡単にし、部品点数を少なくすることができる。さらに、挟持する紙類の量に応じて弾性部材が弾性変形するので、ファイル全体の厚みが紙類の量に応じて変化する。このため、挟持する紙類が少ない場合は、ファイルの厚みを小さくすることができる。
とくに、請求項の発明によれば、ファイルの弾性部材は、本体の一面で、その中央部を本体の一辺と略平行な方向に横切るように配設される。従って、本体に重ねられた紙類を、その略中央部に弾性部材を引っ掛けるだけで、本体に対して簡単に、しかも安定して固定することができる。
とくに、請求項の発明によれば、本体と弾性部材との間に、本体の一面に重ねられた紙類を支持するカバーを配設した。このため、持ち運ぶ時等に本体から対象物がずれ落ちるのを、より確実に防止できる。また、紙類の出し入れを円滑に補助できる。さらに、カバーを折り返すことで、カバーと本体との間の紙類の一端を挟持する。このため、紙類を、カバーと本体との間に挟んだ状態で、書籍のように頁めくりして参照することができる。つまり、使用時の自由度を向上させることができる。
本発明によれば、紙類を極めて簡便に取り扱い及び収容することができ、挟持する紙類の量に応じてその厚みを変化させるファイルを提供することができる。また、簡単な構成で、しかも紙類の保持状態の安定性を確保できるファイルを提供することができる。また、使用時の自由度が高いファイルを提供することができる。
以下、本発明を具体化したファイルの一実施形態を図1〜図8に従って説明する。
図1は、ファイルを構成するファイル本体1の正面図、図2はファイル本体1の背面図である。図1に示すように、ファイル本体1は、厚紙からなる、本体としての板部2と、弾性部材としてのゴム部材3とを備えている。
板部2は、A5版、B5版等の紙規格判形よりも大きく、略長方形状に形成されている。板部の上辺2e側の中央部には、3個の孔2gが等間隔で形成されている。これらの孔2gは、円形状に切り抜かれている。
紐状のゴム部材3は、輪になるように形成されている。図2に示すように、このゴム部材3は、板部2の背面2bの4箇所(固定箇所P1〜P4という)で板部2に対して固定されている。具体的には、ゴム部材3は、背面2bの短手方向(図2中Y方向)において中央付近であって、板部2の右辺2c(図2では左側)側及び左辺2d(図2では右側)側の固定箇所P1,P2で、略U字型の第1金具4によって係止されている。
また、ゴム部材3は、背面2bの下辺2f側であって、下辺2fの中央位置を挟んで対称となる固定箇所P3,P4で、略U字型の第2金具5によって係止されている。具体的には、板部2の長手方向(図2中X方向)の長さと比較して、右辺2c及び左辺2dから、それぞれ3/8くらいの距離の位置に第2金具5が固定されている。その結果、図2中実線及び2点鎖線に示すように、板部2の背面2bにおいて、固定箇所P1〜P4に設けた第1金具4及び第2金具5に係止されたゴム部材3は、台形を描くように配設される。
そして、板部2に対して第1金具4及び第2金具5を介して固定されたゴム部材3のうち、第1金具4から第2金具5へと延びる傾斜部3a(図2中2点鎖線)を、弾性変形させて、背面2b側から正面2a側に配置する。その結果、図1に示すように、各傾斜部3aは、板部2の右辺2c及び左辺2dから、それぞれ下辺2fに向かって延び、板部2の右下隅部と左下隅部を斜めに横切るように配置される。
正面2a側に配置された傾斜部3aは、板部2の正面2aから離間させるような外力を受けると、正面2aに近接するような弾性力を生じる。このため、図1の2点鎖線に示すように、紙類としての紙Pの各隅部を、傾斜部3aと板部2との間に挟み込むと、紙Pは傾斜部3aによって板部2に対して固定される。そして、傾斜部3aと板部2との間に、例えば、数十枚の紙Pを挟む等して、ファイリングする対象の厚みが大きくなっても、ゴム部材3が紙P等を板部2に押し付けるような弾性力を付与するため、紙P等は板部2からずれ落ちない程度に固定されるようになっている。つまり、ゴム部材3は、ファイリングする紙の厚みに応じて弾性変形するようになっている。
また、板部2は、紙規格判形よりも大きく形成されているので、図1のように紙Pが挟まれても、紙Pによって覆われない記入領域Rが設けられる。この記入領域Rは、鉛筆等によって文字等が記入されることで、見出し欄、メモ記入欄として機能する。
また、図2に示すように、各第1金具4の間に配設されたゴム部材3の直線部3bを、板部2の上辺2e側から回すようにして、正面2a側に移動させると、図3に示すようにその直線部3bが正面2a側に配置される。そして、直線部3bは、板部2の長手方向(図3中X方向)に、正面2aを横切るように配設される。このため、傾斜部3aによって、その隅部を固定された紙Pは、直線部3bによっても支持固定されるため、板部2からの落下がより確実に防止された状態になる。
そして、このように、板部2とゴム部材3との間に紙P等を挟んだファイル本体1は、その厚みが薄く、平らであるので、複数のファイル本体1を机等の上に平積みして使用することができる。また、ファイル本体1は、紙規格判形よりも大きく形成されているので、例えば、A4版の紙、封筒、雑誌、書類を挟んだ他のファイル等、それぞれ異なる大きさの書類を一緒に挟み込むことができる。
次に、前記ファイル本体1と協働して使用される、ファイルを構成するカバー7について図4及び図5に従って説明する。図4はカバー7の正面図、図5はカバー7の背面図である。
図4及び図5において、カバー7は、厚紙から形成され、板部8と把持部9とから構成されている。板部8は、略長方形状に形成されている。尚、この板部8の短手方向(図4中Y方向)の長さは、ファイル本体1の板部2の短手方向(図1中Y方向)の長さよりも短くなるように形成されている。
把持部9は、板部8と一体に形成されている。把持部9は、図5の2点鎖線に示すように、カバー7を厚紙から切り抜く際に、同時に切り抜かれた3つの補強部9aを折り曲げ重ね合わせることで略台形状に形成されている。その結果、把持部9は、2枚の厚紙が重ねられた状態になるので、破損等が生じにくくなっている。また、図4に示すように、把持部9の中央部には、略楕円状の孔9bが形成され、この孔9bは複数本の指を引っ掛けることが可能な大きさになっている。
また、板部8の右辺8eと左辺8fには、切り欠き部10がそれぞれ形成されている。各切り欠き部10は、円弧状の係止部10aと、その円弧状の係止部10aの底部から上
辺8cに向かって斜状に形成されたテーパ部10bとからなる。
さらに、板部8の下辺8d側には、2箇所に、左右対称となるように円弧状の切り込み12a,12bと、係止孔13a,13bとが形成されている。右側の切り込み12aは、板部8の下辺8dから、斜め右上に向かって円弧を描くように形成されている。また、右側の係止孔13aは、略楕円状に切り抜かれ、右辺8e側に傾斜している。一方、左側の切り込み12bは、板部8の下辺8dから斜め左上に向かって円弧を描くように形成されている。さらに、左側の係止孔13bは、略楕円状に切り抜かれ、左辺8f側に傾斜している。左右一対の切り込み12a,12bの下辺8dの切り口の間隔D1は、前記ファイル本体1の正面2aに配置され、板部2の左下隅部と右下隅部をそれぞれ斜めに横切る一対の傾斜部3aの下辺2f部分の間隔D2(図1参照)より大きく形成されている。
また、板部8には、第1及び第2折り条14、15が設けられている。第1折り条14は、板部8の中央付近に、板部8の長手方向(図4中X方向)と平行に形成されている。この第1折り条14は、板部8を正面8a側に折り返しやすいように設けられている。
第2折り条15は、第1折り条14よりも下辺8d寄りに設けられており、第1折り条14と同じ形状に形成されている。このため、板部8は、第1折り条14及び第2折り条15の2箇所の位置において、正面8a側に折り返しやすいようになっている。
このカバー7は、図6に示すように、ファイル本体1に対して着脱可能に固定される。詳述すると、紙Pを固定した板部2の正面2aと、正面2a側に配置されたゴム部材3の傾斜部3aとの間に、カバー7の下辺8d側の両隅部を差し込む。さらに、ゴム部材3の傾斜部3aを、カバー7のそれぞれの切り込み12a,12bに挿入して、係止孔13a,13bに引っ掛ける。これによって、図6に示すように、カバー7は、ゴム部材3の弾性力が付与されて、ファイル本体1に対して固定される。
尚、このとき、切り込み12a、12bの切り口の間隔D1は、一対の傾斜部3aの下辺2f部分の間隔D2より大きく形成されている。そのため、カバー7の両隅部をゴム部材3の傾斜部3aとファイル本体1との間に差し込む際に、カバー7の切り込み12a,12bの入り口が、ファイル本体1の傾斜部3aに当たるため、スムースに傾斜部3aは切り込み12a,12bを介して係止孔13a,13bに案内される。しかも、切り込み12a,12bが内側から外側へ向かうように円弧状に形成されることにより、傾斜部3aは、ゴム部材3の弾性力により自然に係止孔13a,13bに誘導されるようになっている。また、係止孔13a,13bは、傾斜部3aの傾斜角度とほぼ同じ角度で傾くように形成され、傾斜部3aに無用なテンションを付与しないで傾斜部3aを引っ掛けやすいようになっている。
さらに、右側の切り込み12aは斜め右上に、左側の切り込み12bは斜め左上に向かってそれぞれ円弧を描くように形成されている。そのため、係止孔13a,13bにゴム部材3の傾斜部3aを引っ掛けた状態からカバー7が上方に引き上げられたとき、円弧状の切り込み12a,12bが傾斜部3aを引っ掛けるように作用するため、カバー7はファイル本体1から容易に外れない。
その結果、ファイル本体1とカバー7とによって、ファイルFが形成される。紙Pは、ファイル本体1とカバー7との間に挟まれ、ゴム部材3の傾斜部3aにより、その下側隅部を支持されることで、安定して保持されるようになっている。このとき、ファイル本体1の記入領域Rは、カバー7がファイル本体1に配設されても、外部から視認可能になっている。さらに、図6に示す状態では、ファイル本体1の板部2の背面2b側等に配置されたゴム部材3の直線部3bを、カバー7の板部8の正面8a側に配置して、紙Pをより
強固に固定してもよい。
また、ファイルFを持ち運ぶ場合には、カバー7の把持部9の孔9bと、ファイル本体1の孔2gとに指を引っ掛け、運ぶようになっている。このとき、把持部9が補強部9aによって補強されることで、何度も孔9bに指を引っ掛けても、把持部9が破損しないようになっている。また、カバー7の孔9b及びファイル本体1の孔2gのいずれかに指を引っ掛けて運ぶこともできる。
また、図6に示す状態の際に、ファイル本体1の背面2b等に配置されたゴム部材3の直線部3bをファイル本体1の上辺2e側から回すようにして、図7に示すように、直線部3bをカバー7の正面8aを横切るように配置して使用することもできる。このように使用すると、紙類の保持状態がより安定する。また、紙P等の出し入れを円滑に補助できるとともに、紙Pを閲覧しながら選択可能になっている。
また、正面8a側に配置された直線部3bを把持部9に引っ掛け、直線部3bの一部をカバー7の背面8b側に配置させて使用することもできる。その結果、図7中2点鎖線に示すように、ゴム部材3の直線部3bの一部が斜めに配置される。さらに、図7の実線に示すように、直線部3bをカバー7の正面8a全体を横切るように配置するのではなく、図6中2点鎖線に示すように、直線部3bを把持部9のみに引っ掛けて、使用することもできる。
また、ファイルFに挟まれた紙Pを確認したり、参照したりする場合には、図8に示すように、第1折り条14の位置にて、カバー7の板部8を正面8a側に折り返す。すると、カバー7とファイル本体1の板部2との間に挟持された紙P等を見ることができる。
さらに、カバー7の板部8を、第2折り条15において正面8a側に折り、板部8の第1折り条14よりも上端部を、ファイル本体1の板部2の背面2b側に折り返すと、図9に示すように、紙P全体を参照することができる。そして、図9に示す、カバー7の折り返し部とファイル本体1とを手で把持することにより、紙Pの端を固定すると、紙Pをめくりながら、各頁を書籍のように参照することができる。このとき、ゴム部材3が、カバー7をファイル本体1に近づけようとする弾性力を付与するとともに、第2折り条15で折り曲げたことによって第2折り条15より下辺8d側の板部8に反力が発生する。これによって、紙P等がカバー7とファイル本体1との間で挟持され、クリップのような効果を得ることができる。また、ゴム部材3は、カバー7の係止部10aに掛止され、カバー7及びファイル本体1から抜け落ちない。また、折り返されたカバー7を、ファイル本体1側に戻すと、ゴム部材3は、縮む方向の弾性力の作用により、切り欠き部10のテーパ部10bに導かれて定位置(図6に示す位置)に戻る。
上記実施形態のファイルによれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、ファイルFを、ファイル本体1と、ファイル本体1に対して固定された紐状のゴム部材3とから構成した。そして、ゴム部材3は、ファイル本体1の板部2の正面2aで、その隅部を斜めに横切るように配設されるようにした。このため、ファイル本体1の板部2の正面2aに重ねられた紙等の隅部を、ゴム部材3の傾斜部3aに引っ掛けるだけで、ファイル本体1とゴム部材3との間で紙P等を挟持することができる。また、ゴム部材3が紙Pをファイル本体1に押し付けるような弾性力を付与するので、安定した保持状態を保つことができる。しかも、ファイルFの構成を簡単にし、部品点数を少なくすることができる。
さらに、ゴム部材3が、ファイリングの対象となる紙束の厚みに応じて弾性変形するので、紙束の厚みに応じて、ファイルFの厚みを変更できる。また、ファイル本体1の厚み
が薄く、平らであるので、ファイル本体1とゴム部材3との間に紙P等を挟んでも、複数のファイル本体1を机等の上に平積みして使用することができる。
(2)上記実施形態では、ファイル本体1に固定されたゴム部材3の直線部3bが、ファイル本体1の板部2の正面2aで、その略中央部を、板部2の長手方向と略平行な方向に横切るように配設されるようにした。このため、正面2aにおいて、ゴム部材3の傾斜部3aにて隅部を固定された紙Pは、その中央部付近でも直線部3bによって固定される。このため、ファイルFの紙Pの保持力に対する信頼性を向上させることができる。また、ファイル本体1の板部2に重ねられた紙Pの中央付近を、直線部3bとファイル本体1との間で挟持させるだけで、紙Pを簡単に、しかも安定した状態で保持することができる。しかも、紙Pが直線部3bとファイル本体1との間で支持されることで、紙Pの出し入れを円滑に行うことができる。
(3)上記実施形態では、ファイル本体1と、ゴム部材3との間に、カバー7を配設した。そして、このカバー7によって、ファイル本体1との間で、紙Pを挟持して固定するようにした。このため、ファイルFから、紙等がずれ落ちるのをより確実に防止できる。また、このカバー7を折り返して、その折り返し部とファイル本体1との間で紙P等をクリップのように把持することができるので、ファイルFに保持された紙P等をめくりながら参照することができる。また、カバー7をファイル本体1に取付けなくても、ファイル本体1単体で使用できるため、ファイルFの自由度を向上させることができる。また、カバー7が取着されても、ファイルF自体の厚みは厚くならないので、紙P等を挟んだファイルFを机の上等に平積みして置くことができる。
(4)上記実施形態では、ファイル本体1は、紙規格判形よりも大きく形成されているので、例えば、A4版の紙、封筒、書類を挟んだ他のファイル等、それぞれ異なる大きさの書類を一緒に挟み込むことができる。また、ファイル本体1が紙規格判形よりも大きく形成されることで、紙Pが挟まれたり、カバー7が取着されても、紙P及びカバー7によって覆われない記入領域Rを設けることができる。この記入領域Rは、鉛筆等によって記入されることで、見出し、メモ記入欄として機能することができる。
尚、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、ゴム部材3の直線部3bを、ファイル本体1の短手方向(Y方向)と平行になるように、ファイル本体1に対して固定するようにしてもよい。
・上記実施形態では、板部2に形成された孔2gは、3個以外の個数でもよい。また、孔2gは、円形状でなく、楕円形状でもよい。また、板部2は、孔2gを省略しても良い。
・上記実施形態では、ファイル本体1の板部2及びカバー7は、厚紙から形成したが、薄板状の樹脂板から形成してもよい。
・上記実施形態では、弾性部材としてのゴム部材3は、その他の伸縮可能な綿素材の紐(線材)から構成してもよい。また、ゴム部材3の替わりに、帯状のゴム布、線状のスプリング等の弾性部材から構成してもよい。
・上記実施形態では、カバー7の把持部9を省略し、カバー7を単なる板状部材から形成してもよい。
・上記実施形態では、ゴム部材3は、輪になるように形成し、その一部が傾斜部3a、直線部3bを構成するようにしたが、各傾斜部3a、直線部3bをそれぞれ別のゴム部材から形成してもよい。そして、各ゴム部材をそれぞれ別にファイル本体1に固定してもよい。
・上記実施形態では、ゴム部材3を第1及び第2金具4,5で係止したが、溶着、接着剤による固着等、その他の方法でファイル本体1に固定してもよい。
・上記実施形態では、ファイルFは、紙P以外のものを保持するファイルとして機能させてもよい。
・上記実施形態では、メモ記入領域Rに、ボールペン等で記入しても、その字を消しゴム等で消せる樹脂製のシート、専用のペンを用いて記入し、文字をスポンジ等で擦って消す、薄型のシート、専用の塗料を塗布したシート等、リライト(書き消し)可能なシートを固着するようにしてもよい。
・上記実施形態では、弾性部材としてのゴム部材3の傾斜部3aの替わりに、ファイル本体1の板部2の2つの下隅を覆い、伸縮性のある布等から形成された、例えば略三角状の挟持部材を板部2に設けてもよい。また、この挟持部材は、三角状でなくてもよく、板状の紙と、ゴム材とから構成してもよい。この場合、ゴム部材3の直線部3bは、傾斜部3aと独立して設けられた、紐状(線状)の弾性部材から構成してもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(a) 記カバーには、持ち運びのための把持部が形成されていることを特徴とするファイル。
これによれば、ファイルを持ち運びしやすくなる。また、棚等に収容されたり平積みされたファイルを、引き出しやすくすることができる。
(b) 記本体には、持ち運びのための孔が形成されていることを特徴とするファイル。
これによれば、ファイルを持ち運びしやすくなる。また、棚等に収容されたり平積みされたファイルを、引き出しやすくすることができる。
(c) 記弾性部材は、紐状に形成されていることを特徴とするファイル。
これによれば、弾性部材は紐状なので、カバー等に引っ掛けたりする等、ファイルの使用形態の自由度を向上させることができる。また、紙類を簡便にファイルに着脱することができる。
本発明のファイルを構成するファイル本体の正面図。 同ファイル本体の背面図。 同ファイル本体の正面図。 同ファイルを構成するカバーの正面図。 同カバーの背面図。 同ファイルの正面図。 同ファイルの作用を説明するための正面図。 同ファイルの作用を説明するための正面図。 同ファイルの作用を説明するための斜視図。
符号の説明
1…ファイルを構成するファイル本体、2…本体としての板部、3…弾性部材としてのゴム部材、7…ファイルを構成するカバー、F…ファイル、P…紙類としての紙。

Claims (2)

  1. 紙類をまとめるファイルであって、
    板状の本体と、同本体に対して固定された弾性部材とを備え、
    前記弾性部材は、前記本体の一面で、その隣合う2つの隅部に対してそれぞれ斜めに横切るように配設され、前記本体の一面に重ねられた紙類を挟持し、
    前記弾性部材は、前記本体の一面で、同本体の略中央部を、前記本体の一辺と略平行な方向に横切るように配設されることを特徴とするファイル。
  2. 紙類をまとめるファイルであって、
    板状の本体と、同本体に対して固定された弾性部材とを備え、
    前記弾性部材は、前記本体の一面で、その隣合う2つの隅部に対してそれぞれ斜めに横切るように配設され、前記本体の一面に重ねられた紙類を挟持し、
    前記本体と、前記隣合う2つの隅部に対してそれぞれ斜めに横切る弾性部材との間に、前記本体の一面に重ねられた紙類を支持するカバーを配設し、
    前記カバーを折り返すことにより、前記カバーと前記本体との間の前記紙類の一端を挟持することを特徴とするファイル。
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