JPH0640356A - クローラ機構 - Google Patents
クローラ機構Info
- Publication number
- JPH0640356A JPH0640356A JP19725692A JP19725692A JPH0640356A JP H0640356 A JPH0640356 A JP H0640356A JP 19725692 A JP19725692 A JP 19725692A JP 19725692 A JP19725692 A JP 19725692A JP H0640356 A JPH0640356 A JP H0640356A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crawler
- equalizer
- idler
- rollers
- arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 241000209094 Oryza Species 0.000 abstract 2
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 abstract 2
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 abstract 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 241001124569 Lycaenidae Species 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 イコライザ機構を有するクローラ機構におい
ては、不整地に対する追従性は良くなるが、イコライザ
ローラが上下することから、イコライザローラがクロー
ラから外れ易いという不具合があるのである。この不具
合を解消する為にクローラガイドを配置するのである
が、この取付が困難であるという不具合が有ったのであ
る。本発明はこのクローラガイドの取付を容易にしたも
のである。 【構成】 トラックフレームにイコライザアーム1を枢
支し、該イコライザアーム1の前後にイコライザローラ
3・3を枢支し、該イコライザローラ3・3をクローラ
6の内面に接当回転させる構成において、該イコライザ
アーム1の下部にクローラガイド2を固定し、該クロー
ラガイド2の中央部を上へ退避する凹部2aとした。
ては、不整地に対する追従性は良くなるが、イコライザ
ローラが上下することから、イコライザローラがクロー
ラから外れ易いという不具合があるのである。この不具
合を解消する為にクローラガイドを配置するのである
が、この取付が困難であるという不具合が有ったのであ
る。本発明はこのクローラガイドの取付を容易にしたも
のである。 【構成】 トラックフレームにイコライザアーム1を枢
支し、該イコライザアーム1の前後にイコライザローラ
3・3を枢支し、該イコライザローラ3・3をクローラ
6の内面に接当回転させる構成において、該イコライザ
アーム1の下部にクローラガイド2を固定し、該クロー
ラガイド2の中央部を上へ退避する凹部2aとした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバイン等の不整地
走行車輛に使用するクローラ機構のアイドラーとクロー
ラガイドに関する。
走行車輛に使用するクローラ機構のアイドラーとクロー
ラガイドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、イコライザアームを枢支し、
該イコライザアームの前後に一対のイコライザローラを
枢支し、該イコライザローラの部分にクローラガイドを
配置した技術は公知とされているのである。例えば、実
公昭63−22153号公報に記載の技術の如くであ
る。
該イコライザアームの前後に一対のイコライザローラを
枢支し、該イコライザローラの部分にクローラガイドを
配置した技術は公知とされているのである。例えば、実
公昭63−22153号公報に記載の技術の如くであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】イコライザ機構を有す
るクローラ機構においては、不整地に対する追従性は良
くなるが、イコライザローラが上下することから、イコ
ライザローラがクローラから外れ易いという不具合があ
るのである。この不具合を解消する為にクローラガイド
を配置するのであるが、この取付が困難であるという不
具合が有ったのである。本発明はこのクローラガイドの
取付を容易にしたものである。
るクローラ機構においては、不整地に対する追従性は良
くなるが、イコライザローラが上下することから、イコ
ライザローラがクローラから外れ易いという不具合があ
るのである。この不具合を解消する為にクローラガイド
を配置するのであるが、この取付が困難であるという不
具合が有ったのである。本発明はこのクローラガイドの
取付を容易にしたものである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】本発明の解決しようとする
課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の手
段を説明する。即ち、トラックフレームにイコライザア
ーム1を枢支し、該イコライザアーム1の前後にイコラ
イザローラ3・3を枢支し、該イコライザローラ3・3
をクローラ6の内面に接当回転させる構成において、該
イコライザアーム1の下部にクローラガイド2を固定
し、該クローラガイド2の中央部を上へ退避する凹部2
aとしたものである。
課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の手
段を説明する。即ち、トラックフレームにイコライザア
ーム1を枢支し、該イコライザアーム1の前後にイコラ
イザローラ3・3を枢支し、該イコライザローラ3・3
をクローラ6の内面に接当回転させる構成において、該
イコライザアーム1の下部にクローラガイド2を固定
し、該クローラガイド2の中央部を上へ退避する凹部2
aとしたものである。
【0005】また、トラックフレームにイコライザアー
ム1を枢支し、該イコライザアーム1の前後にイコライ
ザローラ3・3を枢支し、該イコライザローラ3・3を
クローラ6の内面に接当回転させる構成において、該イ
コライザアーム1を枢支する枢支軸5の下方のトラック
フレーム8に枢支軸9を設けて、クローラガイド2を枢
支したものである。
ム1を枢支し、該イコライザアーム1の前後にイコライ
ザローラ3・3を枢支し、該イコライザローラ3・3を
クローラ6の内面に接当回転させる構成において、該イ
コライザアーム1を枢支する枢支軸5の下方のトラック
フレーム8に枢支軸9を設けて、クローラガイド2を枢
支したものである。
【0006】
【作用】次に作用を説明する。クローラ式走行車輛は建
設機械や農業機械等の如く、湿地帯や不整地を走行する
車輛であり、クローラ6が地面の凹凸に追随して上下す
ると、これにアイドラーが追随するのである。本発明の
アイドラーは、前後に回動可能なイコライザアーム1に
より枢支したイコライザローラ3・3により構成してお
り、クローラ6の凹凸に追随するのである。そしてこの
状態で、芯金7からイコライザローラ3・3が外れ易く
なるという不具合を、クローラガイド2により補完して
いるのである。該クローラガイド2はクローラ6の内側
で、左右の芯金7の間に配置されて、クローラ式走行装
置の摺動と共に、芯金7やクローラ6に摺動状態となっ
ているのである。
設機械や農業機械等の如く、湿地帯や不整地を走行する
車輛であり、クローラ6が地面の凹凸に追随して上下す
ると、これにアイドラーが追随するのである。本発明の
アイドラーは、前後に回動可能なイコライザアーム1に
より枢支したイコライザローラ3・3により構成してお
り、クローラ6の凹凸に追随するのである。そしてこの
状態で、芯金7からイコライザローラ3・3が外れ易く
なるという不具合を、クローラガイド2により補完して
いるのである。該クローラガイド2はクローラ6の内側
で、左右の芯金7の間に配置されて、クローラ式走行装
置の摺動と共に、芯金7やクローラ6に摺動状態となっ
ているのである。
【0007】
【実施例】次に実施例を説明する。図1はクローラガイ
ド2をイコライザローラ3・3に固定したクローラ機構
の側面図、図2は同じく図1の後面図、図3はクローラ
ガイド2のイコライザアーム1に固定した他の実施例の
側面図、図4は同じく図3の実施例の後面図、図5はイ
コライザアーム1の枢支軸5の下方で、トラックフレー
ム8にクローラガイド2を枢支したクローラ機構の側面
図、図6は傾斜制御アーム10によりアイドラーを支持
した構成の後面図、図7は内側アイドラー15と外側ア
イドラー12の径が徐々に大きくなるように構成した実
施例の後面図である。
ド2をイコライザローラ3・3に固定したクローラ機構
の側面図、図2は同じく図1の後面図、図3はクローラ
ガイド2のイコライザアーム1に固定した他の実施例の
側面図、図4は同じく図3の実施例の後面図、図5はイ
コライザアーム1の枢支軸5の下方で、トラックフレー
ム8にクローラガイド2を枢支したクローラ機構の側面
図、図6は傾斜制御アーム10によりアイドラーを支持
した構成の後面図、図7は内側アイドラー15と外側ア
イドラー12の径が徐々に大きくなるように構成した実
施例の後面図である。
【0008】図8は図7のアイドラーの構成を示す図
面、図9は外側アイドラー12と内側アイドラー15の
径を相違させた実施例の後面図、図10は外側アイドラ
ー12の幅を内側アイドラー15よりも広く構成したク
ローラ機構の後面図、図11は同じく図10のアイドラ
ーの寸法関係を示す図面、図12は図10のクローラ機
構の場合の作用を示す後面図、図13は傾斜制御アーム
10付きのアイドラーの不具合状態を示す後面図、図1
4は同じく傾斜制御アーム10を具備した場合の不具合
を示す図面である。
面、図9は外側アイドラー12と内側アイドラー15の
径を相違させた実施例の後面図、図10は外側アイドラ
ー12の幅を内側アイドラー15よりも広く構成したク
ローラ機構の後面図、図11は同じく図10のアイドラ
ーの寸法関係を示す図面、図12は図10のクローラ機
構の場合の作用を示す後面図、図13は傾斜制御アーム
10付きのアイドラーの不具合状態を示す後面図、図1
4は同じく傾斜制御アーム10を具備した場合の不具合
を示す図面である。
【0009】図1・図2・図3・図4において、トラッ
クフレーム8に枢支軸5を介装してイコライザアーム1
を枢支している。故に該イコライザアーム1は前後を上
下に回動可能である。該イコライザアーム1の前後にロ
ーラ枢支軸4・4を介してイコライザローラ3・3を枢
支している。該イコライザローラ3・3は不整地に沿っ
てクローラ6が上下するのに追随することが出来るので
ある。しかし、イコライザローラ3・3が不整地に追随
することにより、クローラ6の芯金7とイコライザロー
ラ3・3との係合状態が外れる可能性も大きくなるので
ある。本発明においては、このイコライザローラ3・3
と芯金7の外れを防止する為にクローラガイド2を設け
たのである。
クフレーム8に枢支軸5を介装してイコライザアーム1
を枢支している。故に該イコライザアーム1は前後を上
下に回動可能である。該イコライザアーム1の前後にロ
ーラ枢支軸4・4を介してイコライザローラ3・3を枢
支している。該イコライザローラ3・3は不整地に沿っ
てクローラ6が上下するのに追随することが出来るので
ある。しかし、イコライザローラ3・3が不整地に追随
することにより、クローラ6の芯金7とイコライザロー
ラ3・3との係合状態が外れる可能性も大きくなるので
ある。本発明においては、このイコライザローラ3・3
と芯金7の外れを防止する為にクローラガイド2を設け
たのである。
【0010】図1から図4の実施例においては、クロー
ラガイド2をイコライザアーム1に固定している。故に
クローラガイド2は、イコライザアーム1の前後回動に
追随して前後に回動するのである。しかし、クローラガ
イド2の中央部に凹部2aを構成し、該凹部2aは上方
へ退避する構成としているのである。またクローラガイ
ド2は図2に示す如く、クローラ6へのガイドを有効に
行うことが可能なように、前後の端部に舟形部分を構成
している。
ラガイド2をイコライザアーム1に固定している。故に
クローラガイド2は、イコライザアーム1の前後回動に
追随して前後に回動するのである。しかし、クローラガ
イド2の中央部に凹部2aを構成し、該凹部2aは上方
へ退避する構成としているのである。またクローラガイ
ド2は図2に示す如く、クローラ6へのガイドを有効に
行うことが可能なように、前後の端部に舟形部分を構成
している。
【0011】図3と図4の実施例においては、クローラ
ガイド2を丸棒により構成している。凹部2aを設け
て、上方へ向けて退避させている点は同じである。図5
の実施例においては、クローラガイド2自体も別に枢支
軸9を設けて、トラックフレーム8に枢支している。し
かし、該クローラガイド2を枢支する枢支軸9の位置
は、イコライザアーム1を枢支する枢支軸5の真下の位
置としている。故に、イコライザアーム1が前後回動し
て、イコライザローラ3・3が上下動すると、クローラ
ガイド2もこれに連れて追随回動可能に構成しているの
である。
ガイド2を丸棒により構成している。凹部2aを設け
て、上方へ向けて退避させている点は同じである。図5
の実施例においては、クローラガイド2自体も別に枢支
軸9を設けて、トラックフレーム8に枢支している。し
かし、該クローラガイド2を枢支する枢支軸9の位置
は、イコライザアーム1を枢支する枢支軸5の真下の位
置としている。故に、イコライザアーム1が前後回動し
て、イコライザローラ3・3が上下動すると、クローラ
ガイド2もこれに連れて追随回動可能に構成しているの
である。
【0012】図6において傾斜制御アーム10を具備し
たクローラ機構について説明する。クローラ機構を具備
した車輛は湿地等を走行するのであり、一方のクローラ
が湿地に埋まった状態で走行し、他方が硬い地面で高い
位置で走行し、機体が傾斜するような状態が発生するの
である。このような不具合の場合に、傾斜制御アーム1
0の油圧シリンダにより回動することにより、一方のト
ラックフレーム14を、他方のトラックフレームより低
くし、クローラが埋まった状態でも、機体が水平に近い
状態となるように傾斜制御機構が構成されているのであ
る。
たクローラ機構について説明する。クローラ機構を具備
した車輛は湿地等を走行するのであり、一方のクローラ
が湿地に埋まった状態で走行し、他方が硬い地面で高い
位置で走行し、機体が傾斜するような状態が発生するの
である。このような不具合の場合に、傾斜制御アーム1
0の油圧シリンダにより回動することにより、一方のト
ラックフレーム14を、他方のトラックフレームより低
くし、クローラが埋まった状態でも、機体が水平に近い
状態となるように傾斜制御機構が構成されているのであ
る。
【0013】このような場合において、トラックフレー
ム14が傾斜制御アーム10により片持ち支持されてい
るので、図13や図14の如き不具合が発生するのであ
る。即ち、内側アイドラー15と外側アイドラー12に
掛かる地面からの反力R1とR2が相違し、R1>R2
であるので、アイドラー軸17とトラックフレーム14
が傾斜してしまい、内側アイドラー15のみがクローラ
6に接当し、外側アイドラー12は全く浮いた状態とな
り、さらにアイドラー軸17が曲がるという不具合があ
ったのである。そしてこれを極端に描くと、図14の如
く、アイドラー軸17が曲がり、外側アイドラー12が
クローラ6から浮いてしまうという状態となるのであ
る。
ム14が傾斜制御アーム10により片持ち支持されてい
るので、図13や図14の如き不具合が発生するのであ
る。即ち、内側アイドラー15と外側アイドラー12に
掛かる地面からの反力R1とR2が相違し、R1>R2
であるので、アイドラー軸17とトラックフレーム14
が傾斜してしまい、内側アイドラー15のみがクローラ
6に接当し、外側アイドラー12は全く浮いた状態とな
り、さらにアイドラー軸17が曲がるという不具合があ
ったのである。そしてこれを極端に描くと、図14の如
く、アイドラー軸17が曲がり、外側アイドラー12が
クローラ6から浮いてしまうという状態となるのであ
る。
【0014】このような不具合を解消する為に、図7と
図8においては、内側アイドラー15と外側アイドラー
12を、外に向けて徐々に大径となる傾斜接地面に構成
したのである。即ち円筒台形状に構成しているのであ
る。このように円筒台形状に、内側アイドラー15の径
a1が、徐々に外側アイドラー12の径a2の如くなる
ように構成することにより、アイドラー軸17が曲げら
れて傾斜した場合においても、図7の如く、外側アイド
ラー12と内側アイドラー15のどちらもが完全に接地
する状態を得ることが出来るのである。
図8においては、内側アイドラー15と外側アイドラー
12を、外に向けて徐々に大径となる傾斜接地面に構成
したのである。即ち円筒台形状に構成しているのであ
る。このように円筒台形状に、内側アイドラー15の径
a1が、徐々に外側アイドラー12の径a2の如くなる
ように構成することにより、アイドラー軸17が曲げら
れて傾斜した場合においても、図7の如く、外側アイド
ラー12と内側アイドラー15のどちらもが完全に接地
する状態を得ることが出来るのである。
【0015】また図9の構成においては、円筒台形とす
るのではなく、内側アイドラー15と外側アイドラー1
2を異径円筒としているのである。即ち、内側アイドラ
ー15が小径b1であり、外側アイドラー12が大径b
2である。このように構成することによっても、外側ア
イドラー12の浮き上がり状態を解消することが出来た
のである。
るのではなく、内側アイドラー15と外側アイドラー1
2を異径円筒としているのである。即ち、内側アイドラ
ー15が小径b1であり、外側アイドラー12が大径b
2である。このように構成することによっても、外側ア
イドラー12の浮き上がり状態を解消することが出来た
のである。
【0016】図10においては、外側アイドラー12と
内側アイドラー15の幅を異なる幅に構成している。図
10においては、外側アイドラー12の幅をc2とし、
内側アイドラー15の幅をc1とし、c1<c2に構成
している。Gは機体の荷重を示している。また図11の
如く、外側アイドラー12と内側アイドラー15を、異
径と異幅の両方に構成することも可能である。即ち、図
11においては、b1<b2であり、またc1<c2に
構成している。
内側アイドラー15の幅を異なる幅に構成している。図
10においては、外側アイドラー12の幅をc2とし、
内側アイドラー15の幅をc1とし、c1<c2に構成
している。Gは機体の荷重を示している。また図11の
如く、外側アイドラー12と内側アイドラー15を、異
径と異幅の両方に構成することも可能である。即ち、図
11においては、b1<b2であり、またc1<c2に
構成している。
【0017】図12においては、傾斜制御アーム10を
具備したクローラ機構の場合には、アイドラー軸17が
曲がった状態で走行するので、実際のトレッド幅T1
が、見かけのトレッド幅T2よりも小さくなる状態が図
示されている。このように、実際のトレッド幅T1が、
見かけのトレッド幅T2よりも小さくなるという不具合
も、同時に解消することが出来るのである。
具備したクローラ機構の場合には、アイドラー軸17が
曲がった状態で走行するので、実際のトレッド幅T1
が、見かけのトレッド幅T2よりも小さくなる状態が図
示されている。このように、実際のトレッド幅T1が、
見かけのトレッド幅T2よりも小さくなるという不具合
も、同時に解消することが出来るのである。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1の如く構
成したので、クローラガイド2の中央部分が上方へ退避
した凹部2aに構成されているので、イコライザローラ
3・3による凹凸路面の吸収は、従来通り完全に行うこ
とが出来るのである。また、畦乗りや畦越し時等におい
て、中央部にガイドがあれば、ガイドとクローラとの抵
抗により、イコライザローラ3・3がぎこちない動きと
なるのであるが、本発明は凹部2aにより退避させてい
るので、このような不具合をも解消することが出来たの
である。
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1の如く構
成したので、クローラガイド2の中央部分が上方へ退避
した凹部2aに構成されているので、イコライザローラ
3・3による凹凸路面の吸収は、従来通り完全に行うこ
とが出来るのである。また、畦乗りや畦越し時等におい
て、中央部にガイドがあれば、ガイドとクローラとの抵
抗により、イコライザローラ3・3がぎこちない動きと
なるのであるが、本発明は凹部2aにより退避させてい
るので、このような不具合をも解消することが出来たの
である。
【0019】また、請求項2の如く構成したので、クロ
ーラガイド2がイコライザアーム1の回動ストッパーを
兼用することが出来るのである。またイコライザアーム
1からクローラガイド2を支持した場合に、クローラガ
イド2と芯金7との摩擦によりシャクリ現象が発生する
ことがあるが、この恐れが無くなったのである。
ーラガイド2がイコライザアーム1の回動ストッパーを
兼用することが出来るのである。またイコライザアーム
1からクローラガイド2を支持した場合に、クローラガ
イド2と芯金7との摩擦によりシャクリ現象が発生する
ことがあるが、この恐れが無くなったのである。
【図1】クローラガイド2をイコライザローラ3・3に
固定したクローラ機構の側面図。
固定したクローラ機構の側面図。
【図2】同じく図1の後面図。
【図3】クローラガイド2のイコライザアーム1に固定
した他の実施例の側面図。
した他の実施例の側面図。
【図4】同じく図3の実施例の後面図。
【図5】イコライザアーム1の枢支軸5の下方で、トラ
ックフレーム8にクローラガイド2を枢支したクローラ
機構の側面図。
ックフレーム8にクローラガイド2を枢支したクローラ
機構の側面図。
【図6】傾斜制御アーム10によりアイドラーを支持し
た構成の後面図。
た構成の後面図。
【図7】内側アイドラー15と外側アイドラー12の径
が徐々に大きくなるように構成した実施例の後面図。
が徐々に大きくなるように構成した実施例の後面図。
【図8】図7のアイドラーの構成を示す図面。
【図9】外側アイドラー12と内側アイドラー15の径
を相違させた実施例の後面図。
を相違させた実施例の後面図。
【図10】外側アイドラー12の幅を内側アイドラー1
5よりも広く構成したクローラ機構の後面図。
5よりも広く構成したクローラ機構の後面図。
【図11】同じく図10のアイドラーの寸法関係を示す
図面。
図面。
【図12】図10のクローラ機構の場合の作用を示す後
面図。
面図。
【図13】傾斜制御アーム10付きのアイドラーの不具
合状態を示す後面図。
合状態を示す後面図。
【図14】同じく傾斜制御アーム10を具備した場合の
不具合を示す図面である。
不具合を示す図面である。
1 イコライザアーム 2 クローラガイド 2a 凹部 3 イコライザローラ 4 ローラ枢支軸 5 枢支軸 6 クローラ 7 芯金 8 トラックフレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 町田 睦 岡山市江並428番地 セイレイ工業株式会 社内
Claims (2)
- 【請求項1】 トラックフレームにイコライザアーム1
を枢支し、該イコライザアーム1の前後にイコライザロ
ーラ3・3を枢支し、該イコライザローラ3・3をクロ
ーラ6の内面に接当回転させる構成において、該イコラ
イザアーム1の下部にクローラガイド2を固定し、該ク
ローラガイド2の中央部を上へ退避する凹部2aとした
ことを特徴とするクローラ機構。 - 【請求項2】 トラックフレームにイコライザアーム1
を枢支し、該イコライザアーム1の前後にイコライザロ
ーラ3・3を枢支し、該イコライザローラ3・3をクロ
ーラ6の内面に接当回転させる構成において、該イコラ
イザアーム1を枢支する枢支軸5の下方のトラックフレ
ーム8に枢支軸9を設けて、クローラガイド2を枢支し
たことを特徴とするクローラ機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19725692A JP3394274B2 (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | コンバインの傾斜制御機構付きクローラ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19725692A JP3394274B2 (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | コンバインの傾斜制御機構付きクローラ機構 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002211242A Division JP2003040154A (ja) | 2002-07-19 | 2002-07-19 | 傾斜制御機構付きクローラ機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0640356A true JPH0640356A (ja) | 1994-02-15 |
JP3394274B2 JP3394274B2 (ja) | 2003-04-07 |
Family
ID=16371442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19725692A Expired - Fee Related JP3394274B2 (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | コンバインの傾斜制御機構付きクローラ機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3394274B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011251569A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-15 | Kubota Corp | クローラ走行装置 |
WO2013001845A1 (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-03 | ヤンマー株式会社 | 作業車両 |
-
1992
- 1992-07-23 JP JP19725692A patent/JP3394274B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011251569A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-15 | Kubota Corp | クローラ走行装置 |
WO2013001845A1 (ja) * | 2011-06-30 | 2013-01-03 | ヤンマー株式会社 | 作業車両 |
US8851209B2 (en) | 2011-06-30 | 2014-10-07 | Yanmar Co., Ltd. | Working vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3394274B2 (ja) | 2003-04-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5291507B2 (ja) | 軌道系車両用台車 | |
FR2630683A1 (fr) | Vehicule pour deplacer des vehicules sur rails | |
JPH0640356A (ja) | クローラ機構 | |
EP0983874A2 (en) | A wheel | |
CA1310388C (en) | Guide device for automated guided vehicle | |
JP2000050711A (ja) | 田植機の走行装置 | |
JP2574934B2 (ja) | 旋回キャスタ | |
JPH063748Y2 (ja) | クローラ走行装置の転輪取付部構造 | |
JP2003040154A (ja) | 傾斜制御機構付きクローラ機構 | |
CA2612356A1 (en) | Traction assembly with trail compensating system | |
JP2907631B2 (ja) | アスファルトフィニッシャのバンパローラ装置 | |
JP5336783B2 (ja) | 4クローラ型作業車輌 | |
JP2590853Y2 (ja) | イコライザ付設のクローラガイド機構 | |
JP3469953B2 (ja) | クローラ式走行装置 | |
WO2024053374A1 (ja) | 操舵装置 | |
JPH11268670A (ja) | 車両用クローラの構造 | |
JPH11348773A (ja) | 無人搬送車 | |
JPH0313100Y2 (ja) | ||
JP3608470B2 (ja) | フロントサスペンション装置 | |
JPH08258759A (ja) | 走行車輌のクローラ支持装置 | |
JP2023113146A (ja) | 搬送車両 | |
US5878828A (en) | Vehicle mounting system | |
JPH08150968A (ja) | クローラ走行装置 | |
JPH0126544Y2 (ja) | ||
JP2010018235A (ja) | 4クローラ型作業車輌 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090131 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090131 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100131 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |