JPH0640220U - 樹脂製床ボーダー - Google Patents

樹脂製床ボーダー

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JPH0640220U
JPH0640220U JP8156192U JP8156192U JPH0640220U JP H0640220 U JPH0640220 U JP H0640220U JP 8156192 U JP8156192 U JP 8156192U JP 8156192 U JP8156192 U JP 8156192U JP H0640220 U JPH0640220 U JP H0640220U
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JP8156192U
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晋 木村
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東陶機器株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価で加工や運搬、施工がし易く、しかも十
分な剛性を備えた床ボーダーを提供すること。 【構成】 ユニットバスルーム1等の室の壁を構成する
パネル3を載せて建物躯体側の床Fに固定する床ボーダ
ー13において、この床ボーダー13を樹脂の押出し成
形により製作したことを特徴とする。又、この床ボーダ
ー13は、中空で断面視略長方形状の本体24と、この
本体24上に起設された壁部26とから構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ユニットバスルーム等の壁パネルを床に固定する樹脂製床ボーダー に関する。
【0002】
【従来の技術】
ユニットバスルーム等の壁パネルを載せて建物躯体側の床に固定する床ボーダ ーは、防水を余り必要としない洗面スペースやトイレスペース等で用いられるも のであるが、従来はステンレス、鋼等の金属で製作されていた。この様な従来の 床ボーダーとしては、例えば特開昭63−184668号公報の第3図等に示さ れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そのためステンレス、鋼等の金属は材料コストや、加工費が高く、しかも重量 が嵩んで硬いため、加工しにくく、施工性も悪い。又、その重量の故に運搬・搬 入に際しても不都合が多い。
【0004】 本考案は上記従来例の不都合を解消し、安価で加工や運搬、施工がし易く、し かも十分な剛性を備えた床ボーダーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案は、ユニットバスルーム等の室の壁を構成す るパネルを載せて建物躯体側の床に固定する床ボーダーにおいて、樹脂の押出し 成形により製作した。又、この床ボーダーは、中空で断面視略長方形状の本体と 、この本体上に起設された壁部とから構成した。
【0006】
【作用】
上記手段によれば、床の縁部に取付けた床ボーダーの本体をアンカーボルトで 建物躯体に固定し、この本体上に壁部を背にして壁パネルを載置し、壁パネルに 取付けた支柱の下部を本体にガイドピンで固定する。
【0007】
【実施例】
次に本考案の実施例を添付した図面により説明する。 図1は本考案の床ボーダーを適用して壁パネルを建て並べたユニットバスルー ムの平面図である。 ユニットバスルーム1は、床2の縁に沿って壁パネル3を建て巡らし、ドア4 を設け、壁パネル3の上部間には図示せざる天井パネルを載置して形成される。 ユニットバスルーム1内には、浴槽5、腰掛便器6、洗面器ユニット7等を設置 してある。
【0008】 ユニットバスルーム1の床2は、図2に示す様に建物躯体の床Fに防水塗膜8 を敷き、その上に接着剤9で仕上材10を貼着した構造になっている。床2の縁 に接する建物躯体の床Fには、シーリング11を施して塩化ビニール製のライナ ー12を取付ける。このライナー12の上に、前述の壁パネル3を載置して建て 並べる本考案の樹脂製床ボーダー13が固定される。壁パネル3は、裏面の補強 枠14の下框15をガイドピン16で樹脂製床ボーダー13に固定する。又、樹 脂製床ボーダー13は、アンカーボルト17で建物躯体の床Fに固定する。尚、 樹脂製床ボーダー13の壁パネル3載置面の高さ調節は、アジャスターボルト3 3及びライナー12の厚みによって行う。
【0009】 図3は、ユニットバスルーム1の浴槽設置部、洗い場等の水回り部分に設けた 防水パン18と上述の床ボーダー13との結合状態を示すものである。ここで防 水パン18と床ボーダー13は、結合板19を介してビス20で互いに固定され 、両者の衝合面21にはシーリングが施される。尚、防水パン18は、建物躯体 の床Fにモルタル22を入れ、防水塗膜23を施して設置される。
【0010】 次に図4〜図8によりこの樹脂製床ボーダー13とその組立てについて説明す る。 樹脂製床ボーダー13は、樹脂(日本GEプラスチック社製のNORLY P X2631)を材質として、鋳型を使った押出し成形により製作する。図7に示 す様に樹脂製床ボーダー13は、断面視略長方形状の本体24に中空の室25( 本実施例では大小の室が4つ)を形成し、本体24の略中央部上に壁部26を起 設した構成になっているので、十分な剛性を確保できる。
【0011】 この樹脂製床ボーダー13を特にコーナー部で組立るには、鉤の手状に形成し た硬質塩ビ製のコーナーピース27を用意しておき、このコーナーピース27に 接着剤28付けて、図4に示す様に端部を45°に切断した本体24の中空の室 25に差込み、図5及び図6に示す様に2つの樹脂製床ボーダー13を直角に結 合する。こうして図8に示す様にユニットバスルーム1の床2の縁に沿って床ボ ーダーの連結が完成する。
【0012】 この様に本考案の床ボーダー13は、材質を樹脂にしたことにより、型代、製 品代共安価にすることが出来る。又、樹脂による押出し成形であるので、断面形 状の自由度が増し、現場のあらゆる建物躯体に対応することが出来る。
【0013】 図9は別実施例の床ボーダー廻りの結合構造を示し、この実施例の樹脂製床ボ ーダー13では、断面視略縦長の本体29に中空の室30(本実施例では大小の 室が3つ)を形成し、本体30上の一側に壁部31を起設した構成になっている 。この樹脂製床ボーダー13では、本体29がユニットバスルーム1の床2面よ りも上に出るので、この部分に好みに応じて様々な意匠を施すことが出来る。し かも樹脂製なので、自由に色を変えることが出来る。尚、図で32は壁パネル3 を樹脂製床ボーダー13に結合するガイドピン16、33は樹脂製床ボーダー1 3の高さを調整するアジャスターボルトである。又、上述の実施例と同一部分に は同一番号を付して説明を省略する。
【0014】
【考案の効果】 以上詳述した様に本考案の床ボーダーは、安価で加工や運搬、施工がし易く、 しかも十分な剛性を備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の床ボーダーを適用して壁パネルを建て
並べたユニットバスルームの平面図である。
【図2】床ボーダー廻りの結合構造を示す側断面図であ
る。
【図3】同じく床パンと床ボーダーの結合状態を示す断
面図である。
【図4】同じく施工の実施例である。
【図5】同じく床ボーダーのコーナー部における組立構
造を示す斜視図である。
【図6】同じく平面図である。
【図7】図6のA−A線断面図である。
【図8】同じく樹脂製床ボーダーを組立た状態の平面図
である。
【図9】別実施例の床ボーダー廻りの結合構造を示す側
断面図である。
【符号の説明】
1 ユニットバスルーム 2 ユニットバスルームの床 3 壁パネル 13 樹脂製床ボーダー 24 樹脂製床ボーダーの本体 26 樹脂製床ボーダーの壁部 F 建物躯体の床

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニットバスルーム等の室の壁を構成す
    るパネルを載せて建物躯体側の床に固定する床ボーダー
    において、樹脂の押出し成形により製作したことを特徴
    とする樹脂製床ボーダー。
  2. 【請求項2】 前記床ボーダーは、中空で断面視略長方
    形状の本体と、この本体上に起設された壁部とからなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の樹脂製床ボーダー。
JP8156192U 1992-10-30 1992-10-30 樹脂製床ボーダー Expired - Lifetime JP2586592Y2 (ja)

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JPH0640220U true JPH0640220U (ja) 1994-05-27
JP2586592Y2 JP2586592Y2 (ja) 1998-12-09

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