JPH064002B2 - 田植機の苗補給部構造 - Google Patents

田植機の苗補給部構造

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JPH064002B2
JPH064002B2 JP12291586A JP12291586A JPH064002B2 JP H064002 B2 JPH064002 B2 JP H064002B2 JP 12291586 A JP12291586 A JP 12291586A JP 12291586 A JP12291586 A JP 12291586A JP H064002 B2 JPH064002 B2 JP H064002B2
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弘義 藤木
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、植付伝動ケースの横送り軸に、苗縦送り具と
を備えた苗のせ台を連結するとともに、前記苗のせ台と
一体的に移動する支持アームに亘って回転自在な操作伝
動軸を架設し、この操作伝動には、苗のせ台がストロー
クエンドに達したとき、前記植付伝動ケースの駆動回転
軸に設けられた左右一対の駆動カムの周面に交互に接当
して、前記苗縦送り具を縦送り作動させる左右一体の従
動カムを設けてある田植機の苗補給部構造に関する。
〔従来の技術〕
この種の田植機と苗補給部構造としては、前記両従動カ
ムを操作伝動軸に溶接等により固着したものが知られて
おり、また、左右一対の従動カムを備えた操作伝動軸を
支持アームに組付ける場合、一般に、苗のせ台がストロ
ークエンドにあるとき、互いに相対応する一方の駆動カ
ムと従動カムとを基準にして組付ける方法が採られてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、操作伝動軸に固着される従動カムの取付
け寸法が製作誤差等によってバラツキを生じるため、例
えば、第1図に示すように、前記従動カム(27),(27)の
取付け方法(l1)と、前記駆動カム(25),(25)の取付け寸
法(l2)、ならびに、横送り軸(12)の横送り量(苗のせ台
(5)のストローク)(l3)との関係が、 l>l−l となった場合、苗のせ台がストロークエンドに到達する
前に、非組付け基準側の従動カムが駆動カムの側面に衝
突し、その結果、苗のせ台の横移動力が従動カムを介し
て駆動カムに作用するため、従動カムや駆動カム等の変
形や破損を招来することがある。
また、このような変形、破損を防止する手段として、非
組付け基準側の従動カムと駆動カムとの接触幅、つま
り、操作伝動軸の軸芯方向での接触代を小さくして、従
動カムが駆動カムの側面に接触しないようにすることが
考えられるが、これによる場合は、従動カムの周面と駆
動カムの周面との接触時間が短くなるため、実質的に駆
動カムによる従動カムの作動量が小さくなり、その結
果、苗縦送り量が少なくなるとともに、苗縦送り作用が
不確実になる問題があった。
本発明は、上述の実情に鑑みて勘案されたものであっ
て、その目的は、前記従動カムの取付け構造の合理的な
改造をもって、苗縦送り作用を確実に行わせながらも、
従動カムと駆動カムとの側面同志の衝突に起因する変
形、破損を確実に防止することができるようにする点に
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明による田植機の苗補給部構造は、前記従動カムの
少なくとも一方を、駆動カムの側面との接当に伴って操
作伝動時の軸芯方向に逃げ移動自在に構成するととも
に、この可動側の従動カムを弾性的に戻し付勢する付勢
機構を設けてあることを特徴とするものであり、それに
よる作用・効果は次の通りである。
〔作 用〕
上述の構成により、左右の従動カムの取付け寸法が製作
誤差などによって小さくなって、苗のせ台がストローク
エンドに到達する前に、非組付け基準側の従動カムが駆
動カムの側面に衝突しても、この従動カムが付勢機構の
弾性付勢力に抗して操作伝動軸の軸芯方向に逃げ移動す
ることができるから、従動カム等に無理な力を掛けるこ
とがない。それでいて、従動カムと駆動カムが所定の回
転位相に達したときには、この駆動カムの周面にて従動
カムの周面を確実に接当押圧することができる。
〔発明の効果〕 従って、苗縦送り具による苗縦送り作用を確実に行わせ
ながらも、従動カムの側面と駆動カムの側面との衝突に
起因するカム等の変形、破損を防止することができる。
しかも、少なくとも一方の従動カムを上述の如く弾性付
勢力に抗して逃げ移動させるだけの簡単な改造をもって
前述の効果を達成することができるたのである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第4図に示すように、図外の走行機体に装備される昇降
用リンク機構(1)の後部繋ぎリンク(1a)に、走行機体側
の伝動軸(2)に連動される入力軸(3)を備えた植付伝動ケ
ース(4)を、ローリング自在に連結するとともに、前記
植付伝動ケース(4)には、横方向に駆動往復移動自在な
苗のせ台(5)と、植付爪(6)を駆動循環運動させるリンク
機構(7)ならびに接地フロート(8)とを装備して、乗用田
植機の苗植付装置を構成してある。
前記苗のせ台(5)を横方向に往復駆動移動させる手段は
次の如く構成されている。
第1図乃至第3図に示すように、前記植付伝動ケース
(4)に、前記入力軸(3)に連動された駆動回転軸(9)及び
筒状駆動軸(10)を回転のみ自在に支承し、そのうち、前
記筒状駆動軸(10)にコマ(11)を取付けるとともに、前記
筒状駆動軸(10)内には、前記コマ(11)に係合可能な螺旋
溝(12a)を有し、かつ、前記の係合状態での相対回転に
より筒状駆動軸(10)に対して横方向に強制往復移動され
る横送り軸(12)を挿設してある。前記横送り軸(12)の両
端部に取付けられたアーム(13),(13)には、前記の苗の
せ台(5)の取付け軸(14)に架設してある。
また、前記苗のせ台(5)には、載置苗(S)を苗取出し口に
向かって送り出す苗縦送り機構(A)と載置苗(S)の床土部
分の上面に作用する苗押え機構(B)とを併設してあり、
そのうち、前記苗縦送り機構(A)は次の如く構成されて
いる。
前記苗のせ台(5)の背面下側部のブラケット(15)に、前
記横送り軸(12)及び取付け軸(14)と平行な縦送り軸(16)
を架設し、この縦送り軸(16)には、前記苗のせ台(5)の
苗載置面に切欠形成された開口部を通して苗載置面側に
突出するスターホイール状の苗縦送り具(17)を外嵌固着
するとともに、ワンウェイクラッチ(18)と戻しバネ(19)
とを併設してある。
また、前記縦送り軸(16)と平行な操作伝動軸(20)を、苗
のせ台(5)から延出された左右一対の支持アーム(21),
(21)に枢支し、この操作伝動軸(20)には、前記ワンウェ
イクラッチ(18)の伝動部材(18a)を押圧揺動する縦送り
用操作アーム(22)と、前記苗押え機構(B)の構成部材で
ある後述の姿勢切替作動棒(23)を押圧移動させる苗押え
用操作アーム(24)、ならびに、前記苗のせ台(5)がスト
ロークエンドに達したとき、前記駆動回転軸(9)に設け
られた左右一対の駆動カム(25),(25)の周面に交互に接
当して、苗縦送り具(17)を縦送り作動させるとともに、
前記苗押え機構(B)の苗押え杆(26)を苗押え解除姿勢に
切替え作動させる左右一対の従動カム(27),(27)とを固
着してある。つまり、苗のせ台(5)がストロークエンド
に達すると、一方の駆動カム(25)がこれに相対向する一
方の従動カム(27)を一定角度だけ押圧回動させ、この従
動カム(27)と一体回動する縦送り用操作アーム(22)がワ
ンウェイクラッチ(18)の伝動部材(18a)を押圧揺動し、
苗縦送り具(17)が所定角度だけ駆動回転される。
次に、前記苗縦送り機構(A)と同期作動する苗送り機構
(B)について説明すると、第1図、第2図に示すよう
に、苗のせ台(5)の区画壁(5a)に、苗のせ面(5b)に対し
てほぼ直交する方向の筒状ホルダ(28)を固着し、この筒
状ホルダ(28)に前記の姿勢切替作動棒(23)を摺動自在に
挿入するとともに、前記姿勢切替作動棒(23)の上端部に
は、前記苗のせ台(5)の区画壁(5a)から立設されたガイ
ド棒(29)に沿つて移動自在な可動部材(30)を取付けてあ
る。また、これら可動部材(30)に渡って、複数本の苗押
え杆(26)を有する支軸(31)を固着するとともに、前記可
動部材(30)とガイド棒(29)の上端部との間及び前記姿勢
切替作動棒(23)の下端部と筒状ホルダ(28)との間には、
前記苗押え杆(26)を苗押え姿勢に移動付勢する付勢機構
(32)の構成部材である圧縮バネ(32a),(32b)を介在して
ある。
従って、前記苗のせ台(5)がストロークエンドに達する
と、一方の駆動カム(25)がこれに相対向する一方の従動
カム(27)を一定角度だけ押圧回動させ、この従動カム(2
7)と一体回動する苗押え用押作アーム(24)が圧縮バネ(3
2a),(32b)の弾性付勢力に抗して姿勢切替作動アーム(2
2)を押し上げ、苗押え杆(26)が苗押え姿勢から苗押え解
除姿勢に切替えらえるのである。
また、前記可動部材(30)は、苗のせ台(5)の区画壁(5a)
に立設さブラケット(37)に接触又は極く近接するように
取付けられていて、このブラケット(37)に沿つて振ら付
きのない又は少ない状態でスムーズに上下動できるよう
に構成されている。
前記ブラケット(37)には、背の高い載置苗(S)に対する
苗葉押え杆(38)と背の低い載置苗(S)に対する苗葉押え
杆(39)とが架設されている。
そして、前記従動カム(27),(27)を固着してある操作伝
動軸(20)を、支持アーム(21),(21)に対して移動自在に
構成し、この操作伝動軸(20)の一端部には、これに相応
する一方の支持アーム(21)の外面に接当して、操作伝動
軸(20)の一方の移動を阻止するナット(33)とロックナッ
ト(34)とを螺合し、もって、両従動カム(27),(27)を、
前記両ナット(33),(34)が存在する側の駆動カム(25)と
の接当に伴って操作伝動軸(20)の軸芯方向に逃げ移動自
在に構成してある。
また、前記操作伝動軸(20)に設けたバネ受け部材(35)と
一方の支持アーム(21)との間には、両従動カム(27),(2
7)の弾性的に戻し付勢する付勢機構の一例である圧縮バ
ネ(36)を介在してある。
従って、前記従動カム(27),(27)の取付け寸法(l1)と、
前記駆動カム(25),(25)の取付け寸法(l2)、ならびに、
横送り軸(12)の横送り量(l3)との関係が、 l>l−l となって、苗のせ台(5)がストロークエンドに到達する
前に、非組付け基準側の従動カム(27)が駆動カム(25)の
側面に衝突しても、この従動カム(27)が圧縮バネ(36)の
弾性付勢力に抗して操作伝動軸(20)の軸芯方向に逃げ移
動することができるから、これら両カム(27),(25)の側
面同志の衝突に起因するカム等の変形、破損を防止する
ことができるのである。
〔別実施例〕
上記実施例では、従動カム(27),(27)を備えた操作伝動
軸(20)全体を、駆動カム(25)との接当に伴って逃げ移動
させるべく構成したが、第5図に示すように、一方の従
動カム(27)を、操作伝動軸(20)に対して、駆動カム(25)
との接当に伴って逃げ移動させるべく構成してもよく、
また、第6図に示すように、前記両従動カム(27),(27)
を、操作伝動軸(20)に対して駆動カム(25)との接当に伴
って互いに相反する方向に逃げ移動させるべく構成して
もよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る田植機の苗補給部構造の実施例を示
し、第1図は要部の展開断面図、第2図は要部の一部切
欠側面図、第3図は縦送り駆動部の縦断側面図、第4図
は乗用田植機の後部の側面図、第5図、第6図はそれぞ
れ別の実施例を示す要部の展開断面図である。 (4)……植付伝動ケース、(5)……苗のせ台、 (9)……駆動回転軸、(12)……横送り軸、 (17)……苗縦送り具、(20)……操作伝動軸、 (21)……支持アーム、(25)……駆動カム、 (27)……従動カム、(36)……付勢機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】植付伝動ケース(4)の横送り軸(12)に、苗
    縦送り具(17)を備えた苗のせ台(5)を連結するととも
    に、前記苗のせ台(5)と一体的に移動する支持アーム(2
    1),(21)に亘って回転自在な操作伝動軸(20)を架設し、
    この操作伝動軸(20)には、苗のせ台(5)がストロークエ
    ンドに達したとき、前記植付伝動ケース(4)の駆動回転
    軸(9)に設けられた左右一対の駆動カム(25),(25)の周
    面に交互に接当して、前記苗縦送り具(17)を縦送り作動
    させる左右一対の従動カム(27),(27)を設けてある田植
    機の苗補給部構造であって、前記従動カム(27),(27)の
    少なくとも一方を、駆動カム(25)の側面との接当に伴っ
    て操作伝動軸(20)の軸芯方向に逃げ移動自在に構成する
    とともに、この可動側の従動カム(27)を弾性的に戻し付
    勢する付勢機構(36)を設けてある田植機の苗補給部構
    造。
JP12291586A 1986-05-28 1986-05-28 田植機の苗補給部構造 Expired - Lifetime JPH064002B2 (ja)

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JP2007209276A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Yanmar Co Ltd 田植機の苗載装置
JP2007228876A (ja) * 2006-03-01 2007-09-13 Yanmar Co Ltd 田植機の苗載装置

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