JPH0640009A - 版装着装置 - Google Patents
版装着装置Info
- Publication number
- JPH0640009A JPH0640009A JP19553992A JP19553992A JPH0640009A JP H0640009 A JPH0640009 A JP H0640009A JP 19553992 A JP19553992 A JP 19553992A JP 19553992 A JP19553992 A JP 19553992A JP H0640009 A JPH0640009 A JP H0640009A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- roller
- cylinder
- gripping
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はオペレータ1人で版の装着脱が可能
で且つ熟練を要しない版装着装置を提供することを目的
とする。 【構成】 版胴に装着する版を所定の位置に保持するガ
イドローラと、くわえ側を版胴くわえ部に引掛けた版を
版胴に押付ける版押えローラと、版のくわえ尻側を挟む
挟みローラと、版のくわえ尻側を吸着保持する吸着装置
とを具えた版装着装置。
で且つ熟練を要しない版装着装置を提供することを目的
とする。 【構成】 版胴に装着する版を所定の位置に保持するガ
イドローラと、くわえ側を版胴くわえ部に引掛けた版を
版胴に押付ける版押えローラと、版のくわえ尻側を挟む
挟みローラと、版のくわえ尻側を吸着保持する吸着装置
とを具えた版装着装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷ユニットの版胴に設
けられる版装着装置に関する。
けられる版装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2、図3に多色刷ユニットの版胴に従
来より行われているオペレータによる版装着状態を示
す。共通圧胴Aのまわりに、4組のブランケット胴Bと
版胴1が配置されている。各版胴1の版装着部には、く
わえ部1a、くわえ尻部1b、ギャップ2及び固定バー
4が嵌り込んでいる穴3がある。
来より行われているオペレータによる版装着状態を示
す。共通圧胴Aのまわりに、4組のブランケット胴Bと
版胴1が配置されている。各版胴1の版装着部には、く
わえ部1a、くわえ尻部1b、ギャップ2及び固定バー
4が嵌り込んでいる穴3がある。
【0003】固定バー4の溝4aには、版クランプ用の
ばね5およびテンションバー6が設けられていている。
版7を版胴1に装着する時は、版7の折り曲げられたく
わえ側7aをくわえ部1aに引掛けたのち、版胴1をま
わして版7を巻付ける。次にくわえ尻側7bをくわえ尻
部1bよりギャップ2に挿入する。ついでテンションバ
ー6をまわし、ばね5でくわえ尻側7bを引掛け押付け
て、クランプする(図3の一点鎖線位置)。版7を取外
す時は、上述の手順を逆にする。
ばね5およびテンションバー6が設けられていている。
版7を版胴1に装着する時は、版7の折り曲げられたく
わえ側7aをくわえ部1aに引掛けたのち、版胴1をま
わして版7を巻付ける。次にくわえ尻側7bをくわえ尻
部1bよりギャップ2に挿入する。ついでテンションバ
ー6をまわし、ばね5でくわえ尻側7bを引掛け押付け
て、クランプする(図3の一点鎖線位置)。版7を取外
す時は、上述の手順を逆にする。
【0004】上述のように、くわえ側7aをくわえ部1
aに引掛ける時は、1人ないし2人のオペレータが版7
を保持し、別のもう1人のオペレータが操作押ボタンを
操作し、版胴1を回して、版を取付けている。版7を取
外す時も、同様に、2人ないし3人のオペレータが必要
である。
aに引掛ける時は、1人ないし2人のオペレータが版7
を保持し、別のもう1人のオペレータが操作押ボタンを
操作し、版胴1を回して、版を取付けている。版7を取
外す時も、同様に、2人ないし3人のオペレータが必要
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術には次
のような問題点がある。 (1) 版を人手にて装着脱するので、オペレータが2
人以上必要である。 (2) 装着時、版が斜めに着いたり、版のくわえ側
や、くわえ尻側が浮いたりしないようにするためには、
相当な熟練を必要とする。
のような問題点がある。 (1) 版を人手にて装着脱するので、オペレータが2
人以上必要である。 (2) 装着時、版が斜めに着いたり、版のくわえ側
や、くわえ尻側が浮いたりしないようにするためには、
相当な熟練を必要とする。
【0006】本発明は、オペレータ1人で版の装着脱が
可能で、且つ熟練を要しない版装着装置を提供すること
を目的とする。
可能で、且つ熟練を要しない版装着装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
(1) 版装着時には版のくわえ側を押え、版を版胴に
巻付ける間は版を版胴に対して押付ける版押えローラ
と、版を挟み保持する版挟みローラとを設ける。 (2) 前記1)項の版押えローラと版挟みローラとの
間に、ガイドローラ又はガイドバーを入れる。 (3) 版の咬え尻を吸着保持する吸着装置を版挟みロ
ーラの外に設ける。
巻付ける間は版を版胴に対して押付ける版押えローラ
と、版を挟み保持する版挟みローラとを設ける。 (2) 前記1)項の版押えローラと版挟みローラとの
間に、ガイドローラ又はガイドバーを入れる。 (3) 版の咬え尻を吸着保持する吸着装置を版挟みロ
ーラの外に設ける。
【0008】
(1) 版押えローラと版挟みローラとにより、オペレ
ータ1人で版胴への装着脱が出来る。尚、装着脱の手順
は後述する。 (2) ガイドローラ又はガイドバーにより、版取付け
時、版のくわえ側の姿勢を版胴のくわえ部に引掛け易い
ようにする。 (3) 版のくわえ側を版胴のくわえ部に引掛ける時、
版が重力により落下しないように、版押えローラで保持
する。
ータ1人で版胴への装着脱が出来る。尚、装着脱の手順
は後述する。 (2) ガイドローラ又はガイドバーにより、版取付け
時、版のくわえ側の姿勢を版胴のくわえ部に引掛け易い
ようにする。 (3) 版のくわえ側を版胴のくわえ部に引掛ける時、
版が重力により落下しないように、版押えローラで保持
する。
【0009】
【実施例】図1に本発明による版装着装置を示す。図1
において、Aは共通版胴、Bはブランケット胴、1は版
胴、2は版装着部のギャップ、7は版、7aは版のくわ
え側、7bはくわえ尻側、11は版装着装置である。こ
の版装着装置11は、版押えローラ12、版挟みローラ
13、ガイドローラ又はガイドバー14および吸着装置
21よりなる。版押えローラ12は、図示しないフレー
ム間に揺動自在に支持された軸15、軸15に固設され
た一対のレバー16、レバー16の一方の端に回転自在
に支持されたローラ17、及びレバー16の他方の端に
取付けられレバー16を軸15のまわりに揺動させるエ
アシリンダー18より構成され、また版挟みローラ13
は、位置固定の下ローラ19、下ローラ19に当離接す
る上ローラ20により構成される。
において、Aは共通版胴、Bはブランケット胴、1は版
胴、2は版装着部のギャップ、7は版、7aは版のくわ
え側、7bはくわえ尻側、11は版装着装置である。こ
の版装着装置11は、版押えローラ12、版挟みローラ
13、ガイドローラ又はガイドバー14および吸着装置
21よりなる。版押えローラ12は、図示しないフレー
ム間に揺動自在に支持された軸15、軸15に固設され
た一対のレバー16、レバー16の一方の端に回転自在
に支持されたローラ17、及びレバー16の他方の端に
取付けられレバー16を軸15のまわりに揺動させるエ
アシリンダー18より構成され、また版挟みローラ13
は、位置固定の下ローラ19、下ローラ19に当離接す
る上ローラ20により構成される。
【0010】上ローラ20には、版押えローラ12同
様、揺動軸15′、一対のレバー16′、ローラ17′
およびエアシリンダ18′が設けられている。また上、
下ローラ19,20には、軸端部にばねブレーキ(図示
せず)が取付けられている。尚、エアシリンダ18と1
8′は、アクチュエータの一例として図示したもので、
他のアクチュエータを使用してもよい。またアクチュエ
ータの代りに、手動でローラ17,17′を揺動させて
もよい。
様、揺動軸15′、一対のレバー16′、ローラ17′
およびエアシリンダ18′が設けられている。また上、
下ローラ19,20には、軸端部にばねブレーキ(図示
せず)が取付けられている。尚、エアシリンダ18と1
8′は、アクチュエータの一例として図示したもので、
他のアクチュエータを使用してもよい。またアクチュエ
ータの代りに、手動でローラ17,17′を揺動させて
もよい。
【0011】次に、版挟みローラ13の外側で、固定部
材に取付けられた吸着装置21には、上下に移動する吸
盤22が設けられていて、エアエジェクタ(図示せず)
の負圧が作用している。上記版装着装置11を用いて、
図2に示す版7を版胴11に装着する手順は次の通りで
ある。 (1) 版7のくわえ尻側7bを版挟みローラ13の間
に入れる。(手動) (2) くわえ側7aをガイドローラ14と版胴1との
間に入れ、ガイドローラ14にてくわえ側7aの姿勢を
くわえ部1aに引掛け易い状態にする。(手動) (3) くわえ側7aを人手にて引張り版胴定位置に停
止している(版胴定位置停止装置による)版胴1のくわ
え部1aに引掛ける。 (4) 押釦操作で、くわえ尻側7bを版挟みローラ1
3にて挟む(版挟みローラ着)。更に一点鎖線にて示す
版7(下版胴に取付ける版)のように急傾斜して取付け
られる版の場合は、版が自重により落下しないように、
吸着装置21にてくわえ尻側7bを吸着保持する。 (5) 版胴1を押釦操作で、正転(緩動)させ、くわ
え側7aをくわえ部1aにて引張ると同時に吸着装置2
1の吸引作用を停止する。 (6) 正転開始直後、タイマーにてエアシリンダ18
が作動し、版押えローラ12をくわえ側7aに当接さ
せ、版7を版胴1に押付ける。(版押えローラ着) (7) 数秒置いてタイマーにて、エアシリンダ18′
が作動し、版挟みローラ13の上ローラ20を下ローラ
19より離す。(版挟みローラ脱) (8) センサにて版胴1が版胴定位置に停止すると、
図示しないオートクランプ装置にてくわえ尻側7bがク
ランプ装置5,6(図3参照)にて固定される。 (9) オートクランプ装置が待機位置に移動すると、
エアシリンダ18の作動により、版押えローラ12が版
胴1より離れる。(版押えローラ脱) 以上で版7の装着が完了する。上記(8),(9)項の
オートクランプ装置の動作を人手にて行ってもよい。
材に取付けられた吸着装置21には、上下に移動する吸
盤22が設けられていて、エアエジェクタ(図示せず)
の負圧が作用している。上記版装着装置11を用いて、
図2に示す版7を版胴11に装着する手順は次の通りで
ある。 (1) 版7のくわえ尻側7bを版挟みローラ13の間
に入れる。(手動) (2) くわえ側7aをガイドローラ14と版胴1との
間に入れ、ガイドローラ14にてくわえ側7aの姿勢を
くわえ部1aに引掛け易い状態にする。(手動) (3) くわえ側7aを人手にて引張り版胴定位置に停
止している(版胴定位置停止装置による)版胴1のくわ
え部1aに引掛ける。 (4) 押釦操作で、くわえ尻側7bを版挟みローラ1
3にて挟む(版挟みローラ着)。更に一点鎖線にて示す
版7(下版胴に取付ける版)のように急傾斜して取付け
られる版の場合は、版が自重により落下しないように、
吸着装置21にてくわえ尻側7bを吸着保持する。 (5) 版胴1を押釦操作で、正転(緩動)させ、くわ
え側7aをくわえ部1aにて引張ると同時に吸着装置2
1の吸引作用を停止する。 (6) 正転開始直後、タイマーにてエアシリンダ18
が作動し、版押えローラ12をくわえ側7aに当接さ
せ、版7を版胴1に押付ける。(版押えローラ着) (7) 数秒置いてタイマーにて、エアシリンダ18′
が作動し、版挟みローラ13の上ローラ20を下ローラ
19より離す。(版挟みローラ脱) (8) センサにて版胴1が版胴定位置に停止すると、
図示しないオートクランプ装置にてくわえ尻側7bがク
ランプ装置5,6(図3参照)にて固定される。 (9) オートクランプ装置が待機位置に移動すると、
エアシリンダ18の作動により、版押えローラ12が版
胴1より離れる。(版押えローラ脱) 以上で版7の装着が完了する。上記(8),(9)項の
オートクランプ装置の動作を人手にて行ってもよい。
【0012】次に版取外しは、(1)版胴定位置停止、
(2)オートクランプ装置でクランプ装置5と6を弛
め、くわえ尻側7bをギャップ2より取り出す。(3)
版胴1を逆転(緩動)、(4)逆転直後タイマーにて版
押えローラ12着、(5)センサにて版胴定位置停止、
(6)版押えローラ脱、(7)人手にて版取外し、の順
にて行う。
(2)オートクランプ装置でクランプ装置5と6を弛
め、くわえ尻側7bをギャップ2より取り出す。(3)
版胴1を逆転(緩動)、(4)逆転直後タイマーにて版
押えローラ12着、(5)センサにて版胴定位置停止、
(6)版押えローラ脱、(7)人手にて版取外し、の順
にて行う。
【0013】
【発明の効果】本発明による版装着装置は、版胴に装着
する版を所定の位置に保持するガイドローラと、くわえ
側を版胴くわえ部に引掛けた版を版胴に押付ける版押え
ローラと、版のくわえ尻側を挟む版挟みローラと、版の
くわえ尻側を吸着保持する吸着装置とを具えたことによ
り、次の効果を有する。
する版を所定の位置に保持するガイドローラと、くわえ
側を版胴くわえ部に引掛けた版を版胴に押付ける版押え
ローラと、版のくわえ尻側を挟む版挟みローラと、版の
くわえ尻側を吸着保持する吸着装置とを具えたことによ
り、次の効果を有する。
【0014】版胴のくわえ部に版のくわえ側を人手にて
引掛けるだけで版のオートクランプ装置と連動して、版
の装着を自動的に行うことができる。また版のくわえ側
を版胴のくわえ部に引掛るまでの作業は、オペレータ1
人で行うことができる。更に熟練を要さずに、素人でも
簡単に版の装着脱作業を行うことができる。
引掛けるだけで版のオートクランプ装置と連動して、版
の装着を自動的に行うことができる。また版のくわえ側
を版胴のくわえ部に引掛るまでの作業は、オペレータ1
人で行うことができる。更に熟練を要さずに、素人でも
簡単に版の装着脱作業を行うことができる。
【図1】本発明の実施例の側面図である。
【図2】従来の版装着作業を示す側面図である。
【図3】図2のD部拡大図である。
1 版胴 7 版 7a くわえ側 7b くわえ尻側 12 版押えローラ 13 版挟みローラ 14 ガイドローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 版胴に装着する版を所定の位置に保持す
るガイドローラと、くわえ側を版胴くわえ部に引掛けた
版を版胴に押付ける版押えローラと、版のくわえ尻側を
挟む版挟みローラと、版のくわえ尻側を吸着保持する吸
着装置とを具えたことを特徴とする版装着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19553992A JPH0640009A (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 版装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19553992A JPH0640009A (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 版装着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0640009A true JPH0640009A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=16342777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19553992A Withdrawn JPH0640009A (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 版装着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0640009A (ja) |
-
1992
- 1992-07-22 JP JP19553992A patent/JPH0640009A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |