JPH0639787U - ハンカチ収納ケース - Google Patents

ハンカチ収納ケース

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Publication number
JPH0639787U
JPH0639787U JP8570992U JP8570992U JPH0639787U JP H0639787 U JPH0639787 U JP H0639787U JP 8570992 U JP8570992 U JP 8570992U JP 8570992 U JP8570992 U JP 8570992U JP H0639787 U JPH0639787 U JP H0639787U
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JP
Japan
Prior art keywords
folding
handkerchief
storage case
handkerchief storage
margins
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8570992U
Other languages
English (en)
Inventor
普三雄 伊勢
Original Assignee
株式会社バンテージィ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社バンテージィ filed Critical 株式会社バンテージィ
Priority to JP8570992U priority Critical patent/JPH0639787U/ja
Publication of JPH0639787U publication Critical patent/JPH0639787U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複雑な収納・組立作業を要求せず、使用時に
も安定したハンカチ収納と美麗な外観を確保することが
できる折畳式のハンカチ収納ケースの提供。 【構成】 折り返し線aを介して横手方向に半折可能に
展開された基体1と、当該基体1の一方構成面の上下端
縁と開放側端縁の夫々に折り返し線b、c、dを介して
連設された折り代2、3、4とからなるとともに、開放
側端縁に連設された折り代4に収納・組立時に重合位置
する下端縁に連設された折り代3の端部を挿入係合する
切り込み5を設けてなることを特徴とするハンカチ収納
ケース。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はハンカチ収納ケース、さらに詳しくは、ハンカチをその内部に美麗且 つ簡易に収納することができる折畳式のハンカチ収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術と問題点】
ハンカチは廉価で簡便な贈答品の一つとして種々の場面で手軽に提供されてい るが、その手軽さのゆえに相手方に安直の感を与える虞もあり、適宜ケース類を 用いてハンカチを美麗に収納し贈答の意を視覚的に強調して表現するのが通例と なっている。従来のハンカチ収納ケースとしては、その一側面若しくは一方端縁 に開口部を設け、ハンカチをケースの内部に出し入れ自在に構成した箱状乃至は 袋状のものが一般的に採用されて来た。しかし、これら従来のハンカチ収納ケー スでは、製造時に組立・糊付けなどの煩雑な作業が避けられないとともに、ケー スの組立作業とケースへのハンカチの収納作業を別途に行わざるを得ず、無視し 難い手間と経費を要していた。
【0003】 本願人は、この問題を解決する新規な折畳式のハンカチ収納ケースを考案しこ れを実用新案登録出願している。(実願平1−68685、実開平3−8168 このハンカチ収納ケースは、横手方向に半折可能に展開されたケース基体の各構 成面の上下端縁と一方側端縁に折り代を連設し、半折した基体上にハンカチを置 いて上下端縁の折り代を折り返して支持・収納するとともに、半折した基体の一 方側端縁の折り代を折り返して形成した挿入部に他方の開放端縁を挿置するよう 構成したもので、ハンカチ収納ケースの簡便な製造並びにハンカチ収納とケース 組立の同時作業をともに実現している。このように、当該ハンカチ収納ケースは 従来の箱状乃至袋状のケースに伴う問題を抜本的に解決するものであったが、折 り代(5箇所)と折り返し線(7本)の数が多く挿入部の形成に一定の習熟を要 する点で、ハンカチ収納とケース組立の作業性にはなお問題が残されていた。
【0004】 この点の研究を進めて考案されたものが、既に実用新案登録出願(実願平4− 61728)をした「ハンカチ収納ケース」である。これは、上部構成面と下部 構成面に半折可能に展開した基体の下部構成面の両側縁及び下端縁にだけ折り代 を連設し、半折・折り返し時に重合位置する下部構成面の下端縁の折り代と上部 構成面の開放端部に係合手段を設けて構成してなるもので、下部構成面に載置し たハンカチを両側縁の折り代を折り返して支持・収納するとともに、上部構成面 と下端縁の折り代を順次折り返して覆い両者の重合位置で係合する。このハンカ チ収納ケースにあっては、折り代(3箇所)と折り返し線(4本)の数が大きく 減少する上に、折り返し作業の習熟を要するところもなく、ハンカチ収納とケー ス組立における作業性を著しく向上することができた。
【0005】 しかし、このように収納・組立作業の場で優れた効果を奏する上記のハンカチ 収納ケースも、使用に際する問題を伴うことは否定できない。即ち、ケース外面 を形成する上部構成面と下端縁の折り代を重合位置させて係合する結果、係合部 及び係合支持手段(:上部構成面・下端縁の折り代)がケース外面に大きく露呈 せざるを得ず、露呈した係合部と係合支持手段が接触・摩擦などの物理的刺激を 直接に受けることから外れる虞を持つとともに、視覚的にも美麗とは言い難くこ れを裏面として利用するほかになかった。特に、このハンカチ収納ケースにおい ては、両側縁の折り代を折り返した後に上部構成面と下端縁の折り代を折り返し 重合させており、全ての折り代が同方向・正順序で重ねられている。このため、 折り返された両側縁折り代の反発力の合力がケース外面を形成する係合支持手段 (:上部構成面と下端縁の折り代)と係合部の双方に強く働く結果を招いており 係合部が外れる虞をより強いものにしている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題とそのための手段】
本考案の課題は、従来の折畳式のハンカチ収納ケースが実現したハンカチ収納 とケース組立における高い作業性を最大限維持しながら、使用上の問題を解消し 美麗且つ安定的にハンカチを収納でき係合部が外れる虞のない新規な構造のハン カチ収納ケースを提供するところにある。
【0007】 このため本考案は、横手方向に半折可能に展開された基体の一方構成面の上下 端縁と開放側端縁に折り代を連設するとともに、下端縁の折り代と開放側端縁の 折り代の重合位置に係合手段を設けてなる構造のハンカチ収納ケースによって、 この課題を解決する。
【0008】
【実施例】
以下、図1乃至図3に示す実施例に基づき、本考案に係るハンカチ収納ケース の詳細を説明する。
【0009】 図示実施例は、適厚の厚紙を打ち抜き裁断して得られたハンカチ収納ケースで あり、折り返し線aを介して横手方向に半折可能に展開された基体1と、当該基 体1の一方構成面の上下端縁と開放された側端縁の夫々に折り返し線b、c、d を介して連設された折り代2、3、4とからなる。基体1は半折される左右構成 面の双方に通常状態で折り畳まれたハンカチを載置するに足る面積を有し、一方 構成面の上下端縁と開放側端縁に連設された折り代2、3、4も載置されたハン カチを支持するに適した面積・位置・形状を有するよう形成されている。また、 開放側端縁に連設された折り代4には、収納・組立時に重合位置する下端縁に連 設された折り代3の端部を挿入係合するに適した切り込み5が設けられている。
【0010】 本考案に係るハンカチ収納ケースは以上の構成を有してなるものであるから、 基体1の半折可能に展開された左右双方の構成面のうち、折り代2、3、4を連 設した一方構成面の上にハンカチ6を載置し、上端縁に連設された折り代2、開 放側端縁に連設された折り代4、下端縁に連設された折り代3の順で順次内側に 折り返すことによって載置されたハンカチ6を支持・収納することができる。さ らに、折り返し収納・組立時に折り代4の上に重合位置する折り代3の端部を、 折り代4に設けられた切り込み5に挿入して係合させ、その上に他方の構成面を 折り返して美麗且つ安定的に覆うことができる。
【0011】 図示実施例に明らかな通り、本考案に係るハンカチ取納ケースに於ては、折り 代2、3、4を異なる展開方向の順に折り重ねて係合させる構成を採っているか ら、従来のこの種の折畳式のハンカチ収納ケースにおいて正順序で折り返された 同方向の折り代が強い反発力の合力を係合部や係合部支持手段に与え係合を外す 虞を持っていたのに比較して、遥かに安定した収納を確保することができる。
【0012】 また、本考案に係るハンカチ収納ケースにあっては、折り代3、4を係合した 後にその上に他方の構成面を折り返す構成を採っているので、係合支持手段であ る折り代3は勿論のこと、係合部分も外部からの接触・摩擦など物理的刺激を受 けにくく安定した係合が保持されるとともに、視覚的にも美麗な外観を呈するこ とができ折畳状態でいずれの面をも表面として用いることができる。
【0013】 さらに、本考案に係るハンカチ収納ケースに於ても、折り代(3箇所)と折り 返し線(4本)の数は極めて少なく、折り返し作業の習熟を要するところもない から、ハンカチ収納とケース組立における高い作業性を十分に確保でき、この点 でも従来の折畳式のハンカチ収納ケースに劣る点はない。
【0014】 尚、図示実施例では本考案に係るハンカチ収納ケースの素材として適厚の厚紙 を用いたが、その素材に限定がないことは無論である。
【0015】
【考案の効果】
以上のように、本考案に係るハンカチ収納ケースによれば、収納・組立作業時 の作業性の問題が解決するばかりでなく、安定した堅牢なハンカチ収納と美麗な 外観を実現することができ、従来この種の折畳式のハンカチ収納ケースでは避け ることができなかった使用上の難点と問題を根絶し解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るハンカチ収納ケースの一実施例を
示す平面図である。
【図2】本考案に係るハンカチ収納ケースの収納・組立
手順を示す平面図である。
【図3】本考案に係るハンカチ収納ケースの収納・組立
状態を示す平面図である。
【符合の説明】
1 基体 2、3、4 折り代 a、b、c、d 折り返し線 5 切り込み 6 ハンカチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】折り返し線aを介して横手方向に半折可能
    に展開された基体1と、当該基体1の一方構成面の上下
    端縁と開放側端縁の夫々に折り返し線b、c、dを介し
    て連設された折り代2、3、4とからなるとともに、開
    放側端縁に連設された折り代4に収納・組立時に重合位
    置する下端縁に連設された折り代3の端部を挿入係合す
    る切り込み5を設けてなることを特徴とするハンカチ収
    納ケース。
JP8570992U 1992-10-30 1992-10-30 ハンカチ収納ケース Pending JPH0639787U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8570992U JPH0639787U (ja) 1992-10-30 1992-10-30 ハンカチ収納ケース

Applications Claiming Priority (1)

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JP8570992U JPH0639787U (ja) 1992-10-30 1992-10-30 ハンカチ収納ケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0639787U true JPH0639787U (ja) 1994-05-27

Family

ID=13866360

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JP8570992U Pending JPH0639787U (ja) 1992-10-30 1992-10-30 ハンカチ収納ケース

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JP (1) JPH0639787U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101133551B1 (ko) * 2010-03-23 2012-04-04 조진아 접이식 구트라 보관판

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