JP2010005937A - 卓上カレンダー - Google Patents

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Abstract

【課題】複数枚のカレンダー用紙(1)群が表紙(15)と共に冊子状に綴じられ、最表面に位置している表紙(15)又はカレンダー用紙(1)を、上端の一辺(13)を回動支点として順次回動させて使用する卓上カレンダーに関し、装飾性を向上させて商品価値を高めること。
【解決手段】カレンダー用紙(1)の表面(12)及び表紙(15)又はカレンダー用紙(1)の裏面(12)に、各々前方装飾体(2)及び後方装飾体(3)を設け、前方装飾体(2)は最表面のカレンダー用紙(1)から、後方装飾体(3)は最裏面の表紙(15)又はカレンダー用紙(1)から、各々上方に突出可能とし、表紙(15)及びカレンダー用紙(1)群の積層状態には、前方装飾体(2)後方装飾体(3)は両者を連結している連結片(4)と共にこれら相互間に扁平に折り畳まれて収納可能とすること。
【選択図】図1

Description

本発明は、卓上カレンダー、特に、複数枚のカレンダー用紙群が表紙と共に回動可能に綴じ込まれてあり、その綴じ部を上端にして卓上に立てて使用される卓上カレンダーに関する。
従来の卓上カレンダーとしては、図6に示すように、表面に月日や曜日等の暦情報(10)が記載されているカレンダー用紙(1)(1)群を複数枚積層させるとともに、その一辺相互を表紙と共に綴じ具(40)によって冊子状に綴じ込み、前記綴じ具(40)側を上端として、卓上に起立させて使用するものがある。
この例のものでは、前記カレンダー用紙(1)(1)群は、両側方に開放している三角筒状の支持具(42)によって支持されており、最表面に位置している当月分(図面では7月分)のカレンダー用紙(1a)を、前記綴じ具(40)を回動支点として上方へ回動させることにより、前記当月分のカレンダー用紙(1a)は、カレンダー用紙(1)(1)群の最裏面に位置させることができ、最表面には、前記当月分のカレンダー用紙の裏側に位置していた次月分(図面では8月分)のカレンダー用紙(1b)が現れる。そして、この次月分のカレンダー用紙(1b)を同様に回動させると、さらに、次月分(9月分)のカレンダー用紙を最表面に位置させて閲覧することができる。
このように、従来の卓上カレンダーでは、最表面に位置しているカレンダー用紙(1)を順次回動させて最裏面へ送るだけで、場所をとらず、卓上で手軽に年月日や曜日を確認することができる。
上記したような卓上カレンダーでは、各カレンダー用紙(1)(1)の表面に、暦情報(10)といった機能的な記載のほかに、装飾性を高めるために、イラストや写真等の装飾部分も印刷されているものもある。
又、特開2002−11979号公報(特許文献1)や特許第3801424号公報(特許文献2)に開示されているものでは、支持具(42)に立体的な装飾体を具備させて商品価値を高めている。
特開2002−11979号公報 特許第3801424号公報 特開2001−138655号公報
しかしながら、カレンダー用紙(1)の表面にイラストや写真を印刷して装飾的な工夫を施しても、全体に平面的な用紙群の積層体であることには変わりないから、特別商品価値が向上したとは言えず、単なる卓上カレンダーとしての域を超えることはない。よって、室内装飾品としての価値は乏しい。
又、支持具(42)に立体的な装飾体を具備させたものでは、月が替わって、カレンダー用紙(1)(1)が順次捲られていっても、支持具(42)の形状は変わることはないから、卓上カレンダー全体の形状に変化は見られない。このため、最初は興趣を抱くがすぐに飽きてしまい、室内装飾品として商品価値を高めるには限界があった。
本発明は、『表面に月日や曜日等の暦情報が記載された複数枚のカレンダー用紙群の一辺相互が表紙と共に冊子状に綴じ込まれてあり、
前記一辺を上端にして起立させると共に、最表面に位置している表紙又は前記カレンダー用紙を、前記一辺を回動支点として上方へ回動させて最裏面に位置させることにより、前記カレンダー用紙群の各表面を順次閲覧することができる卓上カレンダー』において、装飾性を向上させて、室内装飾品としても価値のある卓上カレンダーを提供することを課題とする。
(1)請求項1に係る発明の卓上カレンダーは、『前記カレンダー用紙の表面の前記一辺近傍、及び、前記表紙又は前記カレンダー用紙の裏面の前記一辺近傍に、それぞれ、前方装飾体、及び、後方装飾体が設けられ、
前記前方装飾体は前記カレンダー用紙が最表面に位置するときに、又、前記後方装飾体は前記表紙又は前記カレンダー用紙が最裏面に位置するときに、それぞれ前記一辺よりも上方に突出するように起立可能に構成されていると共に、
同時に起立する前記前方装飾体と前記後方装飾体とは、前記一辺よりも上方にて連結片によって連結されてあり、
前記表紙及び前記カレンダー用紙群を積層させた不使用時には、前記前方装飾体及び後方装飾体、さらには、前記連結片は、前記表紙及び前記カレンダー用紙群相互間に、扁平に折り畳まれた状態で収納可能である』ことを特徴とするものである。
上記技術的手段は次のように作用する。
表紙が最表面に位置するように冊子状に綴じられた未使用状態では、全ての前方装飾体及び後方装飾体は、連結片と共に、前記表紙とカレンダー用紙との間やカレンダー用紙群間に扁平に折り畳まれて収納された状態にある。この状態から、前記表紙を前記一辺を回動支点として上方へ回動させて最裏面に移動させると共に、前記一辺を上端として起立させると、1月単独又は1月を含む複数月の暦情報が記載されている第1枚目のカレンダー用紙の表面が最表面に現れると同時に、前記表紙の裏面上端近傍に設けられている後方装飾体と、前記第1枚目のカレンダー用紙の表面上端近傍に設けられている前方装飾体が、前記一辺よりも上方に突出する態様で同時に起立する。これら前方装飾体及び後方装飾体は連結片によって連結されているから、前記表紙の回動に伴って起立する後方装飾体に引っ張られて、前方装飾体が起立すると共に、前記前方装飾体に引っ張られることにより、前記後方装飾体は後方へ倒れることがない。このように、連結片によって、前記前方装飾体及び後方装飾体の起立状態は維持される。
同様に、前記第1枚目のカレンダー用紙を回動させて最裏面へ移動させると、その下方に位置していた第2枚目のカレンダー用紙の表面が最表面に現れると同時に、前記第1枚目のカレンダー用紙の裏面に設けられている後方装飾体と、前記第2枚目のカレンダー用紙の表面に設けられている前方装飾体が同時に起立する。
このとき、前記第1枚目のカレンダー用紙の前方装飾体と、前記表紙の後方装飾体は、連結片と共に、前記第1枚目のカレンダー用紙と前記表紙との間に収納される態様となる。
さらに、前記第2枚目のカレンダー用紙を捲ると、前記第2枚目のカレンダー用紙の後方装飾体と第3枚目のカレンダー用紙の前方装飾体が突出し、前記第2枚目のカレンダー用紙の前記前方装飾体と、前記第1枚目のカレンダー用紙の後方装飾体は折り畳まれて両者間に収納される。
このように、最表面に位置しているカレンダー用紙を回動させてカレンダー用紙を捲る度に、カレンダー用紙の上方に突出する前方装飾体と後方装飾体は順に入れ替わっていく。
(2)請求項2に係る発明の卓上カレンダーは、上記請求項1のものにおいて、『前記前方装飾体は、その下端部裏面を前糊代として前記カレンダー用紙の表面の所定位置に貼着され、
前記後方装飾体は、その下端部表面を後糊代として、前記表紙又はカレンダー用紙の裏面の所定位置に貼着され、
前記前方装飾体の前記前糊代とその上方の前方装飾体本体との境界線は、谷折り方向に折り曲げ可能な折り曲げ部となっており、
前記後方装飾体の前記後糊代とその上方の後方装飾体本体との境界線は、山折り方向に折り曲げ可能な折り曲げ部となっており、
前記連結片の前後両端部は、前記前方装飾体に対しては山折り方向に、前記後方装飾体に対しては谷折り方向にそれぞれ折り曲げ可能に形成されている』もので、表紙及びカレンダー用紙群が閉じられた状態では、前方装飾体は、その折り曲げ部にて、前記前糊代と前記前方装飾体本体の表面相互が接触する谷折り状態に二つ折りにされ、後方装飾体は、その折り曲げ部にて、前記後糊代と前記後方装飾体本体の裏面相互が接触する山折り状態に二つ折りにされ、連結片は、前後両端部でそれぞれ所定の方向に折り曲げられることにより、前方装飾体、後方装飾体、及び、連結体は、扁平状態に重なり合った状態に折り畳まれる。
そして、表紙又はカレンダー用紙群を回動させると、最表面に位置するカレンダー用紙の前方装飾体及び最裏面に位置する表紙又はカレンダー用紙の後方装飾体は、それぞれ二つ折り状態から開放され、前糊代の上方に前方装飾体本体が延長し、後糊代の上方に後方装飾体本体が延長することにより、前方装飾体本体及び後方装飾体本体はそれぞれカレンダー用紙群よりも上方に突出状態に起立することとなる。尚、両者間には、連結片が位置しており、両者の起立状態を保持している。
(3)請求項3に係る発明の卓上カレンダーは、上記請求項1又は請求項2のものにおいて、『複数枚の前記カレンダー用紙群の各々に設けられている前記前方装飾体及び前記後方装飾体は、全て、異なる形状及び図柄から構成されている』もので、カレンダー用紙を捲るたびに、異なる図柄が描かれた異なる形状の前記前方装飾体及び前記後方装飾体が上方へ突出する態様となる。
(4)又、請求項4に係る発明の卓上カレンダーのように『前記カレンダー用紙群及び前記表紙の前記一辺は、リング状の綴じ具によって綴じられている』ものでは、表紙や各カレンダー用紙を回動させ易い上に、各カレンダー用紙が不用意に外れることがない。
(5)さらに、請求項5に係る発明の卓上カレンダーのように、『厚手のシートからなり且つ両側方に開放する断面二等辺三角形状の三角筒状に組み立て可能な支持具が具備され、前記支持具の前記二等辺間のコーナ部が、前記カレンダー用紙群及び前記表紙と共に綴じ込まれている』ものでは、前記コーナ部を上端にして前記支持具を設置すれば、カレンダー用紙群は、前記コーナ部を構成している前後一対の面で確実に支持される。
以上のように、請求項1に係る発明によれば、卓上カレンダーを、前記一辺を上端として卓上等に載置すると、前方装飾体及び後方装飾体が、前記一辺よりも同時に上方に突出する構成としたから、平面的なカレンダー用紙群の積層体に過ぎなかった卓上カレンダーに、立体的で且つ奥行きのあるポップアップ機能を具備させることができる。よって、単なるカレンダー機能だけでなく、装飾性に優れた室内装飾品としても魅力のあるものとなり、卓上カレンダーの商品価値を高めることできる。
また、請求項2に係る発明によれば、上記効果に加えて、卓上カレンダーの不使用時には、前方装飾体、後方装飾体及び連結片を折り畳んで、表紙又はカレンダー用紙間に収納できるようにしたから、嵩低く流通させることができ、又、携帯することも可能である。そして、使用時には、前方装飾体及び後方装飾体は、糊代と装飾体本体部分がほぼ真直ぐに伸びた自然な状態で、カレンダー用紙群の上端から上方に突出させることができ、この状態は連結片によって維持されるから、前方装飾体及び後方装飾体の使用による損傷も少なく、耐久性も向上する。
また、請求項3に係る発明によれば、カレンダー用紙を順次回動させるたびに、異なる図柄が描かれた、異なる形状の前方装飾体及び後方装飾体が、次々と上方へ突出する態様となるから、月が替わって、最表面に位置させるカレンダー用紙が変わることにより、卓上カレンダー全体の雰囲気が変わることとなる。よって、使用者は、一年を通して、常に新鮮な気持ちで、飽きることなく使用することができ、興趣に尽きない室内装飾品としての効果も向上する。
また、請求項4に係る発明によれば、カレンダー用紙を回動させ易く、又、繰り返し回動させても、カレンダー用紙の綴じ込みが外れることがないから、使用中の損傷が防止できる。
また、請求項5に係る発明によれば、支持具を利用することにより、カレンダー用紙群を安定した状態で卓上に設置して使用することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。
本発明の第1番目の実施の形態の卓上カレンダーは、図1に示すように、1枚に一月毎の暦情報(10)が印刷された12枚のカレンダー用紙(1)(1)群の一辺(13)を、表紙(15)と共に、リング状の綴じ具(40)で冊子状に綴じ込んだものであり、前記一辺(13)を上端とし、下端を所定幅に開いた状態で起立可能に構成されている。
前記表紙(15)及びカレンダー用紙(1)(1)群は、共に、適度な厚みを有する丈夫な厚紙からなり、各カレンダー用紙(1)(1)群の表面(11)に暦情報(10)等の所定の印刷が施されている。又、前記一辺(13)に沿って、前記綴じ具(40)を挿通させるための多数の綴じ孔(41)が形成されている。
そして、表紙(15)又は前記カレンダー用紙(1)を一枚ずつ、前記一辺(13)を回動支点として上方へ回動させて最裏面に位置させることにより、最表面に、カレンダー用紙(1)(1)群の各表面(11)を順次位置させることができ、その暦情報(10)を閲覧することができる。
例えば、図1に示すように、表紙(15)を回動させて、表紙(15)を冊子の最裏面に移動させると共に、1月の暦情報(10)が印刷された第1枚目のカレンダー用紙(1a)を最表面に位置させると、前記1月の暦情報(10)を閲覧できると同時に、前記第1枚目のカレンダー用紙(1a)の表面上端近傍からは前方装飾体(2)が、表紙(15)の裏面の上端近傍からは後方装飾体(3)が、それぞれ前記一辺(13)よりも上方に突出する構成となっている。
前記前方装飾体(2)及び後方装飾体(3)は、図2に示すように、連結片(4)によって連結する形状に、一枚の用紙を打ち抜いて一体的に構成されているもので、前方装飾体(2)は、図柄等が描かれている前方装飾体本体(21)とその下方の前糊代(20)とからなり、両者の境界線に沿って、谷折り方向に折り曲げ可能な折り曲げ部(22)が形成されてある。
又、後方装飾体(3)は、前記前方装飾体(2)の前方装飾体本体(21)に描かれた前記図柄の背景に相応しい図柄が描かれた略円弧状の後方装飾体本体(31)とその左右両下方に連設されている後糊代(30)(30)とからなり、両者の境界線に沿って、山折り方向に折り曲げ可能な折り曲げ部(32)(32)が形成されてある。
尚、前記後方装飾体(3)は、後方装飾体本体(31)が、前方装飾体本体(21)の左右どちらかに配置され、その後方装飾体本体(31)の下方に前記後糊代(30)を一つ連設させる構成でも良い。この場合、後方装飾体本体(31)は略円弧状に限定されることなく、種々の形状であって良い。(図5参照)
前方装飾体(2)の前方装飾体本体(21)と後方装飾体(3)の後方装飾体本体(31)とは、連結片(4)によって連結されてあり、連結片(4)の、前方装飾体本体(21)側の境界線に沿って、山折り方向に折り曲げ可能な折り曲げ部(24)が形成されてあり、後方装飾体本体(31)側の境界線に沿って、谷折り方向に折り曲げ可能な折り曲げ部(34)が形成されてある。
尚、山折りとは、裏面相互が近接する方向に二つ折り可能な曲げ方向を示しており、谷折りとは、表面相互が近接する方向に二つ折り可能な折り曲げ方向を示している。
これら前方装飾体(2)及び後方装飾体(3)は、図3に示すように、前記一辺(13)を介して跨るよう位置する、表紙(15)と第1枚目のカレンダー本体(1a)又は2枚のカレンダー用紙(1)(1)の各々の表面(11)及び裏面(12)に各々貼着される。
具体的には、各カレンダー本体(1)(1)の表面(11)の一辺(13)近傍の略中央域に、前方装飾体(2)の前糊代(20)の裏面(23)が貼着され、表紙(15)又は各カレンダー本体(1)(1)の裏面(12)の一辺(13)近傍の略中央域に、後方装飾体(3)の後糊代(30)の表面(33)が貼着される。
尚、表紙(15)及び12枚のカレンダー本体(1)(1)間各々に設けた、12枚の前方装飾体(2)及び後方装飾体(3)は、すべて異なる形状に打ち抜かれ、その各々に異なる図柄が印刷されているものとする。
表紙(15)が最表面に位置するように、冊子状に綴じられた卓上カレンダーの不使用時では、全ての前方装飾体(2)及び後方装飾体(3)は、図3の第1枚目のカレンダー本体(1a)と第2枚目のカレンダー本体(1b)との間に位置する前方装飾体(2)及び後方装飾体(3)のように、前方装飾体(2)は、折り曲げ部(22)にて谷折り状態に二つ折りにされてあり、後方装飾体(3)は、折り曲げ部(32)にて山折り状態に二つ折りにされてあり、両者間に連結片(4)の折り曲げ部(24)が山折りされ且つ折り曲げ部(34)が谷折りされた状態で、表紙(15)とカレンダー本体(1)間又はカレンダー本体(1)(1)相互間に折り畳まれて収納される。
この不使用状態から、表紙(15)を上方から回動させて最裏面に位置させると、表紙(15)の裏面(12)に貼着されている後方装飾体(3)が、前記二つ折り状態から解除され、後糊代(30)の上方に後方装飾体本体(31)が延長する態様で、前記後方装飾体本体(31)が、前記一辺(13)よりも上方に突出するように起立する。これと同時に、最表面に位置している第1枚目のカレンダー用紙(1a)の表面(11)に貼着させている前方装飾体(2)が連結片(4)に引っ張られて、前記二つ折り状態が解除され、前糊代(20)の上方に前方装飾体本体(21)が延長する態様で、前記前方装飾体本体(21)が起立し、図1に示すような使用態様となる。
この前方装飾体本体(21)及び後方装飾体本体(31)は、連結片(4)によって相互に引っ張られることから、前記起立状態が安定した状態で維持される。
このように、平面的なカレンダー用紙(1)(1)群から構成されていた卓上カレンダーに、前方装飾体(2)及び後方装飾体(3)によって構成される立体的で且つ前後に奥行きのあるポップアップ機能を具備させることにより、卓上カレンダーの装飾性が向上し、室内装飾品として面白みのあるものとなり、商品価値が高まることとなる。
そして、月が替わって、前記第1枚目のカレンダー用紙(1a)を上方へ回動させて、最裏面に位置させると、図4に示すように、最表面には、次の第2枚目のカレンダー用紙(1b)の表面(11)が現れ、第2枚目のカレンダー用紙(1b)の表面(11)に貼着させている前方装飾体(2)と、前記第1枚目のカレンダー用紙(1a)の裏面(12)に貼着させている後方装飾体(3)が、新しく、上方に突出する態様で起立する。
これら前方装飾体(2)及び後方装飾体(3)は、全て異なる形状及び異なる図柄によって形成されていることから、月が替わって、カレンダー用紙(1)(1)を順次後方へ移動させる毎に、異なる前方装飾体(2)及び異なる後方装飾体(3)が卓上カレンダーの上方に起立する。よって、月ごとに全体の雰囲気が変わり、常に新しい趣となるから、一年中使用者に飽きさせることなく、卓上カレンダーを楽しく使用することができる。
又、表紙(15)が最上層となるように綴じれば、冊子状となるので携帯することも可能である。さらに、表紙(15)及び各カレンダー用紙(1)(1)群は、綴じ孔(31)をリング状の綴じ具(40)に通して綴じているから、表紙(15)及び各カレンダー用紙(1)(1)群を回動させ易く、繰り返し回動させても、不用意に脱落する不都合もない。
図5に示すものは、第2番目の実施の形態の使用状態を示す斜視図であり、表紙(15)及びカレンダー用紙(1)(1)群と共に、断面二等辺三角形の三角筒状の支持具(42)を、綴じ具(40)で綴じた構成としたものである。
このものでは、表紙(15)及びカレンダー用紙(1)(1)群は、支持具(42)の前後両斜面によって支持されるから、表紙(15)及びカレンダー用紙(1)(1)群が不用意に閉じたり、転倒したりする不都合が防止でき、使用状態が安定する。
本発明の第1番目の実施の形態の卓上カレンダーの使用状態を示す斜視図。 本発明の第1番目の実施の形態の卓上カレンダーに採用されている前方装飾体及び後方装飾体の展開図。 本発明の第1番目の実施の形態の卓上カレンダーの使用状態を示す縦断面図。 本発明の第1番目の実施の形態の卓上カレンダーのカレンダー用紙を回動させる様子を示す説明図。 本発明の第2番目の実施の形態の卓上カレンダーの使用状態を示す斜視図。 従来の卓上カレンダーの説明図。
符号の説明
(1) ・・・・・・・カレンダー用紙
(10)・・・・・・・暦情報
(11)・・・・・・・表面
(12)・・・・・・・裏面
(13)・・・・・・・一辺
(15)・・・・・・・表紙
(2) ・・・・・・・前方装飾体
(3) ・・・・・・・後方装飾体
(4) ・・・・・・・連結片

Claims (5)

  1. 表面に月日や曜日等の暦情報が記載された複数枚のカレンダー用紙群の一辺相互が表紙と共に冊子状に綴じ込まれてあり、
    前記一辺を上端にして起立させると共に、最表面に位置している表紙又は前記カレンダー用紙を、前記一辺を回動支点として上方へ回動させて最裏面に位置させることにより、前記カレンダー用紙群の各表面を順次閲覧することができる卓上カレンダーにおいて、
    前記カレンダー用紙の表面の前記一辺近傍、及び、前記表紙又は前記カレンダー用紙の裏面の前記一辺近傍に、それぞれ、前方装飾体、及び、後方装飾体が設けられ、
    前記前方装飾体は前記カレンダー用紙が最表面に位置するときに、又、前記後方装飾体は前記表紙又は前記カレンダー用紙が最裏面に位置するときに、それぞれ前記一辺よりも上方に突出するように起立可能に構成されていると共に、
    同時に起立する前記前方装飾体と前記後方装飾体とは、前記一辺よりも上方にて連結片によって連結されてあり、
    前記表紙及び前記カレンダー用紙群を積層させた不使用時には、前記前方装飾体及び後方装飾体、さらには、前記連結片は、前記表紙及び前記カレンダー用紙群相互間に、扁平に折り畳まれた状態で収納可能であることを特徴とする卓上カレンダー。
  2. 請求項1に記載の卓上カレンダーにおいて、前記前方装飾体は、その下端部裏面を前糊代として前記カレンダー用紙の表面の所定位置に貼着され、
    前記後方装飾体は、その下端部表面を後糊代として、前記表紙又はカレンダー用紙の裏面の所定位置に貼着され、
    前記前方装飾体の前記前糊代とその上方の前方装飾体本体との境界線は、谷折り方向に折り曲げ可能な折り曲げ部となっており、
    前記後方装飾体の前記後糊代とその上方の後方装飾体本体との境界線は、山折り方向に折り曲げ可能な折り曲げ部となっており、
    前記連結片の前後両端部は、前記前方装飾体に対しては山折り方向に、前記後方装飾体に対しては谷折り方向にそれぞれ折り曲げ可能に形成されていることを特徴とする卓上カレンダー。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の卓上カレンダーにおいて、複数枚の前記カレンダー用紙群の各々に設けられている前記前方装飾体及び前記後方装飾体は、全て、異なる形状及び図柄から構成されていることを特徴とする卓上カレンダー。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の卓上カレンダーにおいて、前記カレンダー用紙群及び前記表紙の前記一辺は、リング状の綴じ具によって綴じられていることを特徴とする卓上カレンダー。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の卓上カレンダーにおいて、厚手のシートからなり且つ両側方に開放する断面二等辺三角形状の三角筒状に組み立て可能な支持具が具備され、
    前記支持具の前記二等辺間のコーナ部が、前記カレンダー用紙群及び前記表紙と共に綴じ込まれていることを特徴とする卓上カレンダー。
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