JP3118915U - 公演用プログラム - Google Patents

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正章 赤松
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株式会社 クラブ・ザ・キッズ
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Abstract

【課題】 プログラムの一部を利用して、鑑賞した公演の舞台のジオラマを簡単かつ容易に製作することのできる公演用プログラムを提供する。
【解決手段】 表紙を構成するプログラム主体Aと、小冊子Bとからなるもので、プログラム主体Aは、矩形状のシートを使用して表表紙4と、裏表紙7および表表紙に連設する表紙折込み部5、裏表紙と連設する裏表紙折込み部7を形成し、表紙折込み部5に、短辺側の側縁の中心部から折り目に向かって所要長さの切断用の破線を形成するとともに、この破線を挟んで並行にかつ破線と同じ長さの折り目をそれぞれ形成し、かつ、これら折り目の先端部を結んで破線を形成し、これら破線に沿って表紙折込み部5を切断することによって観音開きの扉体11,11が形成されるよう構成する。
【選択図】 図1

Description

この考案は、映画やミュージカル、各種発表会等の公演において配布されるプログラムに関するものである。
映画やミュージカル、各種発表会等(以下、「公演」という。)において、プログラムは、その公演の内容を観客に告知するだけでなく、公演を一層楽しんでもらえるようにするための、小道具の一つでもある。
しかしながら、プログラムがいくら綺麗で芸術的であっても、今ひとつインパクトに欠けるものが多く、公演終了後、観客はそのようなプログラムにはすぐに飽きてしまい、主催者側も、如何にしてインパクトが強く、かつ公演終了後も楽しむことができるプログラムを製作するか、ということに頭を悩ましているのが現状である。
このような問題を有するプログラムを、よりインパクトの強いものにするために、立体形状にする技法が従来用いられている。例えば、特開2003−71151号公報(特許文献1)においては、ポップアップ法と呼ばれる立体形状にする技法として、厚紙を2枚重ねとし、その上層の所定の場所に、所定形状の切れ目、折り目加工を施し、ポップアップさせて、立体形状を装飾する、というものである。
この特許文献1に開示された考案は、ポップアップ法を絵本に用いているが、このようなポップアップ法を用いた絵本は、「飛び出す絵本」としてよく知られている。また、同文献には、別途用意した人形と、ポップアップした立体絵本とで、より楽しく遊ぶことができる、ともされている。
特開2003−71151号公報(請求項1および請求項2)
特許文献1に記載の立体絵本は、厚紙を2枚重ねにして、上層部をポップアップ部、下層部を下地としているため、絵本自体が嵩張るものとなるとともに、遊び終わって元の状態に戻す際、必ずしも簡単に折り畳むことができないものである。また、同文献には、人形を用いて遊ぶことができるとも開示されているが、そのためには、絵本を閉じた状態と同じ厚さのケースを絵本に付設する必要があるなど、絵本全体の構成が複雑であるなどの問題を有しているので、この技術を公演用のプログラムに直ちに転用することは、構造や制作コストなどの点を含め難しいものである。
この考案はかかる問題に鑑み、手にしたプログラムを開いて簡単な操作をすることによって、当該公演の舞台の一場面を想像することができ、公演後においても、当該プログラムを舞台模型として保存することによって、公演の余韻をいつまでも楽しむことができる公演用プログラムを提供することを目的としたものである。
前記の目的を達成するため、この考案の請求項1に記載の考案は、
表紙を構成するプログラム主体と、このプログラム主体に保持される小冊子とからなるものであって、
前記プログラム主体は、
所要の厚みと長さおよび幅を有する矩形状のシートを、短辺と並行に3つの折り目を均等間隔で形成し、中央部で連設する一方面を表表紙とし、他方面を裏表紙とし、前記表表紙に連設する面を表紙折込み部、裏表紙と連設する面を裏表紙折込み部とし、
前記表紙折込み部には、短辺側の側縁の中心部から折り目に向かって所要長さの切断用の破線を形成するとともに、この破線を挟んで並行にかつ破線と同じ長さの折り目をそれぞれ形成し、かつ、これら折り目の先端部を結んで破線を形成し、これら破線に沿って表紙折込み部を切断することによって観音開きの扉体が構成されるもので、
前記小冊子は、
公演する演目の粗筋や役者の氏名、顔写真などを表示した複数の印刷体からなること
を特徴とする公演用プログラムである。
また、この考案の請求項2に記載の考案は、
請求項1に記載の公演用プログラムにおいて、
前記プログラム主体は、
前記表表紙は、その表面に公演のタイトルなどが表示されるとともに、その裏面には、当該公演のクライマックスにおける舞台の背景画が表示され、前記表紙折込み部の表面には、劇場の緞帳を閉じた状態の舞台正面画が、裏面には、前記背景画と一体化する背景画がそれぞれ表示されていること
を特徴とするものである。
また、この考案の請求項3に記載の考案は、
請求項1に記載の公演用プログラムにおいて、
前記プログラム主体は、
前記裏表紙折込み部の表面に、舞台の床面が表示されていること
を特徴とするものである。
また、この考案の請求項4に記載の考案は、
請求項1に記載の公演用プログラムにおいて、
前記小冊子は、
前記裏表紙と裏表紙折込み部との間に介装され、前記プログラム主体に対してゴム輪もしくは紐で係合保持されるものであること
を特徴とするものである。
さらに、この考案の請求項5に記載の考案は、
表紙を構成するプログラム主体と、このプログラム主体に保持される小冊子と、公演用の入場券とからなるものであって、
前記プログラム主体は、
所要の厚みと長さおよび幅を有する矩形状のシートを、短辺と並行に3つの折り目を均等間隔で形成し、中央部で連設する一方面を表表紙とし、他方面を裏表紙とし、前記表表紙に連設する面を表紙折込み部、裏表紙と連設する面を裏表紙折込み部とし、
前記表紙折込み部には、短辺側の側縁の中心部から折り目に向かって所要長さの切断用の破線を形成するとともに、この破線を挟んで並行にかつ破線と同じ長さの折り目をそれぞれ形成し、かつ、これら折り目の先端部を結んで破線を形成し、これら破線に沿って表紙折込み部を切断することによって観音開きの扉体が構成されるもので、
前記小冊子は、
公演する演目の粗筋や役者の氏名、顔写真などを表示した複数の印刷体からなり、
前記入場券は、
その裏面に、当該公演の主人公のイラスト等が描かれ、両側縁を係止することによって前記イラスト等が表示された円筒体とすることができるものであること
を特徴とする公演用プログラムである。
この考案にかかる公演用プログラムは、表表紙に連設する面を内側に折り返し、表紙折込み部とし、この表紙折込み部に、短辺側の側縁の中心部から折り目に向かって所要長さの切断用の破線を形成するとともに、この破線を挟んで並行にかつ破線と同じ長さの折り目をそれぞれ形成し、かつ、これら折り目の先端部を結んで破線を形成したので、これら破線に沿って表紙折込み部を切断することによって観音開きの扉体が構成され、かつ裏表紙の表面を舞台床とすることによって、当該公演の舞台を楽しみながら組立てることができる。
また、公演の入場券の裏面に、当該公演の主人公のイラスト等を描き、両側縁を係止することによって前記イラスト等が表示された円筒体とすることによって、舞台床面に出演者の人形を配置することで、いつでも公演を思い出すことができ、かつ簡単な室内装飾品としても使用することができる。
以下、この考案にかかる公演用プログラムの一実施例を、添付の図面を参照しながら詳細に説明するが、この考案は図示した実施例に限定されるものではなく、この考案の要旨を変更しない範囲内において種々変更を加えることが可能なものである。
この考案の舞台模型ともなる、公演用プログラム1は、プログラム主体Aと、このプログラム主体Aに保持される公演内容を記載した小冊子Bとから構成されるものである。
前記プログラム主体Aは、図2に示すように、所要の厚みと長さおよび幅を有する矩形状のシート2を、短辺と並行に3つの折り目3,3,3を均等間隔で形成し、中央部で連設する一方面(図2で左側)を表表紙4とし、他方面(図2で右側)を裏表紙6とし、前記表表紙4と連設する面を内側に折り込んで表紙折込み部5を形成し、前記裏表紙6と連設する面を内側に折り込んで裏表紙折込み部7とする。また、前記表紙折込み部5には、短辺側の側縁の中心部から折り目3に向かって所要長さの切断用の破線8を、また、この破線8を挟んで並行に、かつ破線8と同じ長さの折り目9,9を形成するとともに、これら折り目9,9の先端部を結ぶ破線10を形成する。
したがって、前記破線8,10を切断したとき、図1に示すように、折り目9,9によって観音開きの扉11,11が形成されるので、この考案においては、前記表表紙4の表面に公演のタイトルなどを印刷表示するとともに、その裏面には、当該公演のクライマックスにおける舞台の背景画を印刷表示し、表紙折込み部5には、劇場の緞帳を閉じた状態の舞台正面画を印刷表示し、その裏面には、前記クライマックスにおける舞台の背景と一緒に背景となる背景画を印刷表示したものである。
また、前記プログラム主体Aの裏表紙折込み7の表面には、図1に示すように、舞台に該当するため、あたかも上方からスポットライトが照らされているような図柄を描くことによって、図1に示すようにプログラム1を開いた場合、舞台とその背景が立体的に構成されることになる。
特に、この考案においては、プログラム主体Aは、表紙折込み部5および裏表紙折込み部7をそれぞれ内側に折り込むことによって、コンパクトな2つ折りのシートとなり、これを開いて前記破線8,10を切断して折り目9,9によって観音開きの扉11,11を形成したとき、図1に示すように、各扉11,11の下縁部が裏表紙7の表面7aと当接してほぼ直角に表紙部を保持するので、公演用舞台のジオラマが得られる。
また、かかるプログラム主体Aに付設される小冊子Bは、公演する演目の粗筋や役者の氏名、顔写真などを印刷表示したもので、前記裏表紙6と裏表紙折込み7間に保持されるもので、ゴム輪や紐(図示せず)などを使用してプログラム主体Aに装着すれば、不必要な場合には何時でもプログラム主体Aから取外すことができる。
さらに、図示しないが、公演に際して発行される横長の入場券の裏面に、公演の主人公であるプリマドンナやプリンシパルなどの主人公のイラストや写真を表示しておけば、半券を切り取った後の入場券の裏面を表にして、その両端部を適宜手段で係止して円筒体とすることによって、当該円筒体を前記舞台(裏表紙折込み部7の表面7a)上に置けば、公演の印象を残す簡単なインテリアとして使用することが可能なものとなる。
この考案にかかる舞台模型となるプログラムを表す斜視図である。 プログラム主体の展開図である。
符号の説明
1 公演用プログラム
2 シート
3 折り目
4 表表紙
5 表紙折込み部
6 裏表紙
7 裏表紙折込み部
8,10 破線
9 折り目
11 扉
A プログラム主体
B 小冊子

Claims (5)

  1. 表紙を構成するプログラム主体と、このプログラム主体に保持される小冊子とからなるものであって、
    前記プログラム主体は、
    所要の厚みと長さおよび幅を有する矩形状のシートを、短辺と並行に3つの折り目を均等間隔で形成し、中央部で連設する一方面を表表紙とし、他方面を裏表紙とし、前記表表紙に連設する面を表紙折込み部、裏表紙と連設する面を裏表紙折込み部とし、
    前記表紙折込み部には、短辺側の側縁の中心部から折り目に向かって所要長さの切断用の破線を形成するとともに、この破線を挟んで並行にかつ破線と同じ長さの折り目をそれぞれ形成し、かつ、これら折り目の先端部を結んで破線を形成し、これら破線に沿って表紙折込み部を切断することによって観音開きの扉体が構成されるもので、
    前記小冊子は、
    公演する演目の粗筋や役者の氏名、顔写真などを表示した複数の印刷体からなること
    を特徴とする公演用プログラム。
  2. 前記プログラム主体は、
    前記表表紙は、その表面に公演のタイトルなどが表示されるとともに、その裏面には、当該公演のクライマックスにおける舞台の背景画が表示され、前記表紙折込み部の表面には、劇場の緞帳を閉じた状態の舞台正面画が、裏面には、前記背景画と一体化する背景画がそれぞれ表示されていること
    を特徴とする請求項1に記載の公演用プログラム。
  3. 前記プログラム主体は、
    前記裏表紙折込み部の表面に、舞台の床面が表示されていること
    を特徴とする請求項1に記載の公演用プログラム。
  4. 前記小冊子は、
    前記裏表紙と裏表紙折込み部との間に介装され、前記プログラム主体に対してゴム輪もしくは紐で係合保持されるものであること
    を特徴とする請求項1に記載の公演用プログラム。
  5. 表紙を構成するプログラム主体と、このプログラム主体に保持される小冊子と、公演用の入場券とからなるものであって、
    前記プログラム主体は、
    所要の厚みと長さおよび幅を有する矩形状のシートを、短辺と並行に3つの折り目を均等間隔で形成し、中央部で連設する一方面を表表紙とし、他方面を裏表紙とし、前記表表紙に連設する面を表紙折込み部、裏表紙と連設する面を裏表紙折込み部とし、
    前記表紙折込み部には、短辺側の側縁の中心部から折り目に向かって所要長さの切断用の破線を形成するとともに、この破線を挟んで並行にかつ破線と同じ長さの折り目をそれぞれ形成し、かつ、これら折り目の先端部を結んで破線を形成し、これら破線に沿って表紙折込み部を切断することによって観音開きの扉体が構成されるもので、
    前記小冊子は、
    公演する演目の粗筋や役者の氏名、顔写真などを表示した複数の印刷体からなり、
    前記入場券は、
    その裏面に、当該公演の主人公のイラスト等が描かれ、両側縁を係止することによって前記イラスト等が表示された円筒体とすることができるものであること
    を特徴とする公演用プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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