JPH0639504B2 - 変性オレフイン重合体の製造法 - Google Patents

変性オレフイン重合体の製造法

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JPH0639504B2
JPH0639504B2 JP19558685A JP19558685A JPH0639504B2 JP H0639504 B2 JPH0639504 B2 JP H0639504B2 JP 19558685 A JP19558685 A JP 19558685A JP 19558685 A JP19558685 A JP 19558685A JP H0639504 B2 JPH0639504 B2 JP H0639504B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術の分野〕 本発明は、極性基を含有する変性オレフィン重合体の製
造法に関する。更に詳しくは、本発明は、チーグラーナ
ッタ触媒の存在下にα−オレフィンを重合して得られた
重合反応混合物に一定の有機リチウム化合物処理後極性
基含有ビニル単量体を添加して共重合させる該製造方法
に関する。
〔従来の技術〕
チーグラーナッタ触媒の存在下にα−オレフィンを重合
後、該重合反応混合物に極性基含有ビニル単量体を添加
して、該単量体を重合させ、所望量の該単量体に由来す
る共重合成分を含有するα−オレフィンの変性共重合体
を製造することは、極めて困難である。何故ならば、該
触媒は該極性基含有ビニルモノマーの影響を強く受けて
失活状態となり、重合触媒として機能しないからであ
る。
上述の難点を避ける試みとして、α−オレフィン重合後
の重合反応混合物に有機リチウム化合物を加えてのち極
性基含有ビニル単量体を添加して共重合させる方法が知
られている。例えば、特公昭46-32412号(特許第640011
号)は、チーグラーナッタ触媒の存在下にα−オレフィ
ンの重合を行ない、該重合後の系すなわち重合反応混合
物に有機リチウム化合物を加えてのち、極性基含有ビニ
ル単量体を添加して共重合を行う変性ポリオレフィンの
製造法を開示している。しかし、同号で得られた変性オ
レフィン重合体は、極性有機溶剤で抽出可能な溶剤可溶
分を未だ多く含有している。
〔発明の目的〕
本発明者らは、上述の問題点を解決するため、有機リチ
ウム化合物の添加前ならびに添加後に、該重合系を不活
性炭化水素溶剤で洗浄し、該溶剤可溶成分を除去したと
ころ、最終的に得られる変性オレフィン重合体中の極性
有機溶剤可溶分が減少することを見出し、本発明に到達
した。
以上の記述から明らかなように、本発明の目的は、極性
有機溶媒可溶分の少ない変性オレフィン重合体を製造す
る方法を提供することである。他の目的は、該方法で得
られた変性ポリオレフィンを利用可能な種々の用途のた
めに提供することである。
〔発明の構成・効果〕
本発明は、下記(1)の主要構成を有する。
(1)チーグラーナッタ触媒の存在下にα−オレフィンを
重合させ、得られた重合反応混合物に極性基含有ビニル
単量体を添加して共重合させることにより変性オレフィ
ン重合体を製造する方法において、 a)該重合反応混合物を不活性炭化水素溶剤で洗浄して、
該混合物内の可溶性有機アルミニウム化合物を除去し、 b)該除去により得られたポリα−オレフィンに有機リチ
ウム化合物を添加して触媒処理し、該被処理物を不活性
炭化水素溶剤で洗浄して可溶性有機リチウム化合物を除
去した後、 c)極性基含有ビニル単量体を添加してポリα−オレフィ
ンに共重合させる ことを特徴とする変性オレフィン重合体の製造法。
本発明の構成と効果につき以下に詳しく説明する。
チーグラーナッタ触媒を構成する遷移金属触媒成分とし
ては、チタン若しくはバナジウムを含有する不活性炭化
水素可溶性触媒成分若しくは不活性炭化水素不溶性触媒
成分を挙げることができる。このほか、一般にチーグラ
ーナッタ遷移金属触媒成分として知られるすべての遷移
金属触媒成分を使用することができ、特に限定されな
い。
チーグラーナッタ触媒を構成する他の成分である有機金
属化合物成分としては、有機アルミニウム化合物を挙げ
ることができる。より具体的には、アルキルアルミニウ
ム,アルキルアルミニウムハライドである。
また、本発明に係るα−オレフィンの重合時には、他の
触媒成分として、電子供与体化合物を共存させることも
可能である。該電子供与体化合物としては、含酸素,含
窒素若しくは含リン有機化合物を挙げることができる。
より具体的には、アルコール類,エーテル類,カルボン
酸類,エステル類,アミン類,アミド類,フォスフィン
類,フォスファイト類,リン酸エステル等である。
しかしながら、以上の有機アルミニウム化合物および電
子供与体としては、一般に、チーグラーナッタ触媒に用
いられるすべての化合物を使用することができ、特に限
定するものではない。
また、本発明に使用するα−オレフィンとしては、炭素
数2以上のα−オレフィンを挙げることができる。その
他、共役若しくは非共役ジエン類も使用することがで
き、目的に応じて所望の一以上のα−オレフィンを選定
することができる。
重合条件は限定されないが、通常−50〜200℃、好まし
くは0〜100℃で、常圧ないし100kg/cm2、好ましくは1
〜50kg/cm2で、回分反応の場合の重合時間若しくは連続
反応の場合の滞留時間は、5分ないし10時間、好ましく
は30分ないし5時間である。
重合は、液相中若しくは気相中のいづれでも実施でき、
重合形式は、回分式、半連続式若しくは連続式のいづれ
でも可能である。これらの諸形式において重合条件の異
なるものを組合わせた多段重合法を採用することもでき
る。これらの重合中に水素のような分子量調節剤を加え
ることにより、重合体の分子量の調節も可能である。
α−オレフィンの重合後は、得られた重合反応混合物す
なわち、重合系を不活性炭化水素溶剤で洗浄する。該溶
剤の具体例としては、ペンタン,ヘキサン、ヘプタン,
デカン若しくはケロシン等を挙げることができる。洗浄
方法は、デカンテーション若しくは濾過のいづれでもよ
く、濾液中に可溶性アルミニウムが検出されなくなるま
で行う。
該洗浄後のポリα−オレフィンは、好ましくは既述の不
活性炭化水素溶剤に懸濁させ、有機リチウム化合物を加
えて接触処理する。
有機リチウム化合物としては、エチルリチウム,n-プロ
ピルリチウム,イソプロピルリチウム,n-ブチルリチウ
ム,イソブチルリチウム,n-ヘキシルリチウム,イソヘ
プチルリチウム,ブテニルリチウム,イソヘキセニルリ
チウム,シクロペンチルリチウム,シクロヘキシルリチ
ウム若しくはフェニルリチウム等を挙げることができ
る。
該有機リチウム化合物は、既述の不活性炭化水素溶剤に
溶解して使用することもできる。
前述のポリα−オレフィンの懸濁条件としては、その1
gに対し、不活性炭化水素溶剤1m〜10、好ましくは
10〜1を使用する。また、処理剤としての有機リチ
ウム化合物の使用量は、該ポリα−オレフィン中のチタ
ン若しくはバナジウム1グラム原子に対して0.5〜2000m
ol、好ましくは1〜500molである。該オレフィン重合体
と有機リチウム化合物とは、既述の不活性炭化水素溶剤
中で撹拌されながら、−20〜150℃、好ましくは0〜100
℃で、5分〜10時間、好ましくは10分〜5時間接触処理
せしめる。
以上の処理後、該触媒処理混合物よりポリα−オレフィ
ンを分離し、被分離固体を不活性炭化水素溶剤(既述)
で洗浄する。洗浄方法は、デカンテーション若しくは濾
過のいづれでもよく、濾液中に可溶性リチウムが検出さ
れなくなるまで行う。
以上の有機リチウム化合物処理後のポリα−オレフィン
を極性基含有ビニル単量体に懸濁させるか、あるいは既
述の不活性炭化水素溶剤中で極性基含有ビニル単量体と
混合して、該ポリα−オレフィンに極性基含有ビニル単
量体を共重合させる。
極性基含有ビニル単量体としては、メタクリル酸エステ
ル類,アクリル酸エステル類,ビニルピリジン類,アク
ロレンおよびビニルケトン類などを挙げることができ
る。具体的には、メタクリル酸エステル類としてはメタ
クリル酸メチル,メタクリル酸エチル,メタクリル酸プ
ロピルおよびメタクリル酸n-ヘキシルなど、アクリル酸
エステルとしてはアクリル酸メチル,アクリル酸エチ
ル,アクリル酸n-ブチルおよびアクリル酸フェニルな
ど、ビニルピリジル類としては4-ビニルピリジン,3-ビ
ニルピリジンおよび2-ビニルピリジンなど、またビニル
ケトン類としては、メチルビニルケトン,エチルビニル
ケトン,n-プロピルビニルケトン,n-ヘキシルビニルケ
トン,シクロプロピルビニルケトン,フェニルビニルケ
トンおよびベンジルビニルケトンなどである。極性基含
有ビニル単量体の使用量は、該オレフィン重合体1gに
対して、0.001〜1000g、好ましくは0.01〜100gであり、
不活性炭化水素溶剤の使用量は、該オレフィン重合体1
gに対して1以下である。共重合温度は、−20〜+10
0℃、好ましくは0〜80℃であり、時間は5分〜100時
間、好ましくは1〜50時間である。
以上までの操作は窒素などの不活性気体の雰囲気下で行
なわれなければならない。
共重合後は、重合体を分離し、未反応極性基含有ビニル
単量体を洗浄で除き、乾燥する。重合体中の極性基含有
ビニル単量体の単独重合体は目的に応じ、除去すべきか
どうかを決めることができる。
共重合直後にメタノールなどの重合停止剤を用いること
もできる。かくして変性オレフィン重合体が得られる。
変性オレフィン重合体から上述の単独重合体を抽出する
ために用いる極性有機溶剤としては、液状のアルコール
類,アルデヒド類,ケトン類,エーテル類、カルボン酸
類,エステル類,アミン類,酸アミド類,チオエーテル
類,スルホキシド類,スルホン類あるいはホスホルアミ
ド類を挙げることができ、極性基含有ビニル単量体単独
重合体の除去の必要の程度に応じ、具体的な有機溶剤を
選定すればよい。
本発明の特有効果は、既述の先行発明に比べ、得られた
変性オレフィン重合体中に占める極性基含有ビニル重合
体の比率を高くすることができ、かつ、同時に生成する
極性有機溶剤可溶分のポリマーが少ないことである。こ
の事実は、オレフィン単独の重合体(ポリα−オレフィ
ン)に極性基含有ビニル重合体が保有する諸特性をより
強力に付与できること、すなわち本発明の目的とする変
性が一層有効に行いうることを意味している。
本発明に係る変性オレフィン重合体は、当該技術分野で
知られている方法により、安定剤,染料などの着色剤,
架橋剤若しくは補強剤を配合した重合体組成物とするこ
とができ、射出成形若しくは押出成形等により、最終製
品とすることができる。
また、該変性オレフィン重合体は、単独使用のみなら
ず、他の重合体と混合して使用することも可能である。
本発明の方法の他の効果は、最初にポリα−オレフィン
を製造する際に使用するチーグラーナッタ触媒の遷移金
属触媒成分として、不活性炭化水素不溶性であり、か
つ、その粒子形状が球形若しくは球形に近いものを使用
した場合、最終的に粒子形状が球形若しくは球形に近い
変性オレフィン重合体を得ることができることである。
以下実施例により本発明を更に説明する。
実施例1 〔触媒成分の調製〕 まず、遷移金属触媒成分を次のようにして調製した。ガ
ラスフラスコ中において、精製デカン30m,無水塩化
マグネシウム4.8g,オルトチタン酸n-ブチル17gおよび2
-エチル-1-ヘキサノール19.5gを混合し、撹拌しながら1
30℃に1時間加熱して溶解させ均一な溶液とした。その
溶液を室温とし、p-トルイル酸エチル3.7g、続いてジエ
チルアルミニウムクロリド0.42gを加えた後70℃に1時
間加熱し、引続いて撹拌しながら四塩化ケイ素52gを、
2.5時間かけて滴下し固体を析出させ、更に70℃に1時
間加熱した。固体を溶液から分離し、精製ヘキサンによ
り洗浄し、固体生成物(I)を得た。
この固体生成物(I)全量を1,2-ジクロルエタン50m
に溶かした四塩化チタン50mと混合し、撹拌しながら8
0℃に2時間反応させて固体生成物(II)とし、続いて
精製ヘキサンで洗浄し、乾燥することなく精製ヘキサン
を加えて固体生成物(II)の懸濁液とした。該懸濁液1
中に固体生成物(II)30gの割合で存在した。固体生
成物(II)は球形であり、その粒径分布は狭く、平均粒
径22μmであった。組成分析結果は、Ti3.4重量%(以
後%と記す)、Cl56.9%、Mg16.4%であった。
〔プロピレンの重合〕
該固体生成物(II)を遷移金属触媒成分としてプロピレ
ン重合を行った。プロピレン置換した内容積2のオー
トクレーブに精製ヘキセン0.7を入れ、トリエチルア
ルミニウム2mmol、p-トルイル酸メチル0.5mmolおよび
固体生成物(II)20mgを加え、水素20mを添加した
後、プロピレンを全圧が4kg/cm2Gになるように連続的
に導入し、40℃において1時間重合を行なった。
該重合系から、濾液中に可溶性アルミニウムが検出され
なくなるまで精製ヘキサンで洗浄することにより、粒子
形状が球形に近いポリプロピレン72gが得られた。
〔有機リチウム化合物処理〕
該ポリプロピレン全量を精製ヘキサン500mに懸濁し、
n-ブチルリチウム1.6mmolを加え、70℃、30分撹拌した
後、室温にもどし、濾液中に可溶性リチウムが検出され
なくなるまで精製ヘキサンで洗浄し、精製ヘキサン0.7
の懸濁液とした。
〔極性基含有ビニル単量体の共重合〕
該懸濁液に4-ビニルピリジン35gを添加し、70℃、5
時間共重合させた後、イソプロピルアルコール50mを
重合系に加えて重合を停止させ、大量のメタノール中に
生成重合体を投入し、重合体を濾別し、メタノール洗浄
後乾燥して、粒子形状が球形に近い変性ポリプロピレン
97.2gを得た。上述の操作および以後の実施例、比較例
中の同様の操作はすべて窒素雰囲気下で行った。
該変性ポリプロピレンを沸騰アセトンで10時間ソックス
レー抽出したが、重量減はわずか4%しか認められなか
った。アセトン不溶物のビニルピリジン含有率は赤外分
光分析の結果23重量%であった。なお、該アセトン不溶
物を沸とうn-ヘキサンで2時間抽出した所、2%の重量
減が認められ、該ヘキサン不溶物のビニルピリジン含有
率は22重量%であった。
比較例1 実施例1と同様にしてプロピレンを重合した後、洗浄す
ることなく(既ち、可溶性有機アルミニウム混合物を除
去することなく)、該重合系にn-ブチルリチウム1.6mmo
lを加え、70℃、30分間接触処理し、洗浄することな
く、4-ビニルピリジンを添加以後は実施例1と同様にし
て変性ポリプロピレン相当物を得た。該変性ポリプロピ
レン相当物はアセトン抽出により13%の重量減が認めら
れ、アセトン不溶物のビニルピリジン含有率は12%であ
った。また、該アセトン不溶物のn-ヘキサン抽出では、
更に5%の重量減があった。
比較例2 実施例1と同様にしてプロピレンを重合した後、洗浄を
行い、n-ブチルリチウムを加えて接触処理し、洗浄する
ことなく、4-ビニルピリジンを添加以後は実施例1と同
様にして共重合を試みたが、ポリプロピレンは粒状に、
ビニルピリジン単独重合体はポリプロピレンとは全く独
立に器壁に付着する状態で生成した。該ポリプロピレン
のアセトン抽出後のビニルピリジン含有率はわずか1%
であった。
実施例2 4-ビニルピリジンの代りにメタクリル酸メチル25g用い
ること以外は実施例1と同様にして変性ポリプロピレン
を製造した。該変性ポリプロピレンは球形に近い粒子形
状であった。。
該変性ポリプロピレンを沸とうメチルエチルケトンで抽
出した所、重量減は2.1%であり、メチルエチルケトン
不溶物のメタクリル酸メチル含有率は17%であった。
比較例3 実施例2と同様にしてプロピレンを重合した後、洗浄す
ることなく、該重合系にn-ブチルリチウムを加え接触処
理し、再び洗浄することなく、メタクリル酸メチルを添
加以後は実施例2と同様にして変性ポリプロピレン相当
物を得た。該変性ポリプロピレン相当物はメチルエチル
ケトン抽出により11%の重量減が認められ、メチルエチ
ルケトン不溶物のメタクリル酸メチル含有率は6%であ
った。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チーグラーナッタ触媒の存在下にα−オレ
    フィンを重合させ、得られた重合反応混合物に極性基含
    有ビニル単量体を添加して共重合させることにより変性
    オレフィン重合体を製造する方法において、 a)該重合反応混合物を不活性炭化水素溶剤で洗浄して、
    該混合物内の可溶性有機アルミニウム化合物を除去し、 b)該除去により得られたポリα−オレフィンに有機リチ
    ウム化合物を添加して接触処理し、該被処理物を不活性
    炭化水素溶剤で洗浄して可溶性有機リチウム化合物を除
    去した後、 c)極性基含有ビニル単量体を添加してポリα−オレフィ
    ンに共重合させる ことを特徴とする変性オレフィン重合体の製造法。
  2. 【請求項2】極性基含有ビニル単量体がメタアクリル酸
    エステル類,アクリル酸エステル類若しくはビニルピリ
    ジン類から選ばれた一以上のものである特許請求の範囲
    第(1)項に記載の変性オレフィン重合体の製造法。
  3. 【請求項3】可溶性有機アルミニウム化合物の除去によ
    り得られたポリα−オレフィン中のチタン若しくはバナ
    ジウム1グラム原子に対して0.5〜2000molの有機リチウ
    ム化合物を加え、不活性炭化水素溶剤中−20〜150℃で
    5分〜10時間接触処理する特許請求の範囲第(1)項に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】有機リチウム化合物で接触処理されたポリ
    α−オレフィン1gに対し、極性基含有ビニル単量体0.
    001〜1000gを加え−20〜100℃で5分〜100時間重合させ
    る特許請求の範囲第(1)項に記載の方法。
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