JPS58189207A - 固体触媒チタン成分の製造方法、及びこのチタン成分を使用する1−アルケンの重合方法 - Google Patents

固体触媒チタン成分の製造方法、及びこのチタン成分を使用する1−アルケンの重合方法

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JPS58189207A
JPS58189207A JP58066860A JP6686083A JPS58189207A JP S58189207 A JPS58189207 A JP S58189207A JP 58066860 A JP58066860 A JP 58066860A JP 6686083 A JP6686083 A JP 6686083A JP S58189207 A JPS58189207 A JP S58189207A
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ヤコブス・アントニウス・ロウントエンス
ベルナルダス・ヨハンナ・ムスケンス
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Stamicarbon BV
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F10/00Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は1−アルケンの重合及び1−アルケン同志及び
/又は1−アルケンとエチレンとの共重合に適する固体
触媒チタン成分の製造方法において、ハロゲン化チタン
化合物と電子供与体化合物の錯体を有機溶剤からの析出
によって得たハロゲン化マグネシウムアルミニウム共に
粉砕する上記方法に関し、そしてこのチタン成分を用い
て1−ア、ルケンを東する方法及び1−・  )l アルケン同志か1−アルク/とエチレチンを共重合させ
る方法に関する。
本明細書において、「ハロゲン化マグネシウムアルミニ
ウム」はハロゲン化マグネシウムとハロゲン化アルミニ
ウムを組合せたもの、例えばこれらの緻密な混合物、共
結晶性化合物、錯体、固溶体などを指す。ハロゲン化マ
グネシウムアルミニウムはさらに他の成分を含んでいて
もよい。
上記の方法はイギリス特許第2,047,265号公開
公報によって知られている。RP CA 35,022
A1公開公報によれば、製造すべきポリマーのハロゲン
含量及びチタン含量を減らすために、粉砕工程の生成物
を不活性有機分散剤懸濁液として該分散剤に可溶な有機
アルミニウム化合物で処理した後、得られた固体を分離
回収し、目的の触媒チタン成分として使用する。
特に析出によって得られたノ・ロゲン化マグネシウムア
ルミニウムと共にハロゲン化チタン化合物及び電子供与
体化合物の錯体を粉砕して得た生成物をベースとする、
アルケンの(共)重合用触媒の場合、上記ノ・ロゲン化
アルミニウム及び上記電子供与体化合物の錯体の溶剤で
該粉砕生成物を洗浄し、この洗浄生成物を液体ハロケン
化チタン化合物で処理すると、活性及び立体特異性など
の触媒特性を著しく向上させ得ることが見出された。
本発明はいかなる理論にも制限されないけれども、粉砕
時にノ・ログン化アルミニウムと7・ロダン化チタン化
合物/電子供与体錯体とが反応して、ハロゲン化チタン
化合物から電子供与体が離脱し、これがハロゲン化アル
ミニウムと錯体を形成するものと考えられる。洗浄工程
の目的は形成したハロゲン化アルミニウム/電子供与体
錯体を取除くことにある。これによって形した四部に次
にハロゲン化チタンが吸着する。
本発明によれば、有機溶剤からの析出によって得られた
ハロゲン化マグネシウムアルミニウム共にハロゲン化チ
タン化合物と電子供与体化合物の錯体を粉砕することか
らなる1−アルケンの重合及び1−アルケン同志及び/
又は1−アルク/とエチレンの共重合に適する固体触媒
チタン成分の製造方法において、該ノ・ロゲン化アルミ
ニウム化合物と該電子供与体化合物の錯体の溶剤で粉砕
生成物を洗浄し、そしてこの洗浄生成物を液体のハロゲ
ン化チタン化合物で処理することを特徴とする固体触媒
チタン成分の製造方法が提供される。
本発明方法により得られたチタン成分は重合触媒に極め
て高い活性だけではなく、すぐれた立体特異性を付与す
るものである。この触媒を用いれば、ハロゲン含量及び
チタン含量が共に極めて小さいため、重合後の洗浄工程
が必要ないポリマー例えはポリエチレンを得ることがで
きる。しかも、ポリマーは良好な粒度及び粒度分布をも
つ。このため、ポリマーは加工が容易で、かつ加工装置
に対する腐食作用がほとんど彦い。
電子供与体との錯体には、チタン原子価の一部がハロゲ
ン原子との結合以外の結合にも使用されている化合物を
含むすべてのハロゲン化チタン化合物を使用できる。ハ
ロゲン化チタン化合物のハロゲンは好ましくは塩素であ
るが、例えは臭素及び/又はヨウ素であってもよい。四
価のチタンから誘導したノ・ロゲン化チタンが好ましい
。例を挙げれば、TiC44、’I’1br4 、 T
iI。
及びTI(イソブトキシ)2Ct2がある。T i C
L、が特に好適である。第2段操作を開始する前の第1
段において通常30分以上の時間が必要な連続相多段重
合に適用するためには /%ロゲン化チタンジフェノラ
ートが特に有利である。記載を簡略化するために、使用
する・・ロゲン化チタ    ′ン化合物については、
前記イギリス特許の公開公報をみられたい。所望ならば
、三価チタンの・・ロゲン化チタン化合物、例えばTi
O2も使用できる。
チタン錯体の電子供与体としては、アルコール、フェノ
ール、ケトン、アルデヒド、酸ノーロケン化物、カルボ
ン酸、エステル、エーテルや酸アミドなどの酸素含有電
子供与体;ホスフィン、ホスフィツトやホスフェートな
どのリン含有電子供与体;あるいはアミン、ニトリル、
イソシアネートやニトロ化合物などのチッ素含有電子供
与体を使用できる。具体的な例については、同様に前記
イギリス特許第2,047,255 A号公開公報をみ
られたい。1分子中の炭素原子数が2〜20のエーテル
例えばジメチルエーテノペシ−n −ブチルエーテル、
ジー1−アミルニーデル、テトラヒドロフラン、ジメチ
ルエーテル、アニソールやジフェニルエーテル、そして
特に1分子中の炭素原子数が2〜40特に2〜18の有
機エステルが好適でおる。通常、エステルの酸成分は1
分子中の炭素原子数が1〜9かまたは天然脂肪酸であり
、そしてエステルのアルコール成分は1分子中の炭素原
子数が1〜6でめるO 適当なエステルの例を挙げれば、ギ酸メチルエステル、
ギ酸2−エチルヘキシルエステル、酢酸シクロヘキシル
エステル、プロピオン酸エチルエステル、ヒロピオ/酸
アミルエステル、酪酸メチルエステル、吉草酸エチルエ
ステル、クロロ酢酸メチルエステル、ジクロロ酢酸エチ
ルエステル、メタクリル酸メチルエステル、アクリル酸
エチル、アクリル酸n−ブチルエステル、クロトン酸エ
チルエステル、マレイン酸ジメチルエステル、エチルシ
クロヘキサンカルボキシレート、安息香酸メチルエステ
ル、安息香酸エチルエステル、安息香酸1−ブチルエス
テル、安息香酸オクチルエステル、安息香酸シクロヘキ
シルエステル、安息香mフェニルヘキシル、安息香酸ベ
ンジル、安息香酸フェニルエチルエステル、トルイル酸
メチルエステル、トルイル酸エチルエステル、トルイル
@i−アミルエステル、アニス酸メチル、アニス酸エチ
ル、γ−ブチロラクトン、6−カプロラクトン、クマリ
ン、フタリド及び炭酸エチレンエステルがある。特に好
適なエステルは芳香族酸から誘導されるエステル、特に
アルキル基かアルコキシ基で置換された、あるいは置換
されていない安息香酸のエステルである。安息香酸、0
−またハp −トルエンカルボン酸またはp−メトキシ
安息香酸の、アルキル基中の炭素原子数が1〜4のアル
キルエステル、特にメチルエステルかエチルエステルが
特に好適である。
有機溶剤からの析出によって得た、使用すべきハロゲン
化マグネシウムアルミニウムは少なくとも実質的に無水
で、また好ましくは実質的に酸化マグネシウムを含有し
ない。
「少なくとも実質的に無水」及び「少々くとも実質的に
酸化マグネシウムを含有しない」という表現はいずれも
担体物質中の水の濃度及び酸化マグネシウムの濃度が有
意味でないことを意味する。すなわち、水に関していえ
ばその濃度が0.2重量%未満好ましくは0.1重量%
以下、そして酸化マグネシウムに関していえばその濃度
は01未満好ましくは0.01以下であることを意味す
る。ただし、酸化マグネシウムの濃度の単位は希薄な強
酸例えば0.1N塩酸で滴定可能な塩基■ef /担体
物質1tである。
ハロゲン化マグネシウムアルミニウムはほかに少量の他
の金属イオン例えばす) IJウムイオン、スズイオン
、ケイ素イオンまたはゲルマニウムイオンを含んでいて
もよい。マグネシウム:アルミニウムの重量比は好まし
くは1:1〜100:1特に3:1〜20:1である。
ハロゲンとしては塩素が好ましいが、例えば臭素または
ヨウ素あるいはハロゲン混合物も使用できるO 本発明の好適な実施態様によれば、RXm (但し、R
は炭化水素、水素原子またはハロゲン原   ′子であ
シ、Xはハロゲン原子であシ、そしてmは整数1〜10
である)で表わされるハロゲン化剤と、有機アルミニウ
ム化合物と有機マグネシウム化合物との結合物とを反応
させて得たノ・ロゲン化マグネシウムアルミニウムを使
用する。
化合物RXmは例えば無水ガス状態のハロゲン化水素、
例えば1分子中の炭素原子数が1〜8の脂肪族ハロゲン
化合物であればよい。好ましくは、ハロゲン化水素かハ
ロゲン化アルキルを使用する。例を挙げjれば、塩化メ
チル、塩化メチレン、クロロホルム、臭化エチル、二塩
化エチレン、塩化i−プロピル、ヨウ化n−ブチルなど
がある。
沈殿剤としてはcz2. Br、 、 I、 、 Ic
t、 IC4やBrCtなどの遊離ハロゲンやハロゲン
間化合物が使用できる。
有機アルミニウム化合物は好ましくにひとつかそれ以上
の炭化水素基が金属に直接結合している。炭化水素基は
好ましくは炭素原子数が1〜10である。例を挙ければ
、例えはトリエチルアルミニウム、トリプロピルアルミ
ニウム、トリイソブチルアルミニウム、トリイソプレニ
ルアルミニウム、トリヘキシルアルミニウムやトリオク
チルアルミニウムなどのトリアルキルアルミニウム化合
物かまたトリアルコキシアルミニウム化合物;例えばジ
エチルアルミニウムヒドリドやジイソブチルアルミニウ
ムヒドリドなどのジアルキルアルミニウムヒドリド;塩
化ジエチルアルミニウムなどのハロゲン化ジアルキルア
ルミニウム特に塩化または臭化ジアルキルアルミニウム
(臭化ジエチルアルミニウムが特に好適であるが、例え
ば塩化ジ−n−ブチルアルミニウムや塩化メチル−n−
ブチルアルミα四 ニウムも使用できる);そして例えば二塩化エチルアル
ミニウム、二塩化n−ブチルアルミニウムや三臭化n−
ヘキシルアルミニウムナト(D二ハロゲン化(モノ)ア
ルキルアルミニウムなト−1)Eある。ハロゲン含有有
機アルミニウム(1物を使用する場合には、そのハロゲ
ンが使用するハロゲン化剤のそれと同一であるのが好適
である。トリアルキルアルミニウム化合物が好適である
有機マグネシウム化合物は例えばジアルキルマグネシウ
ムかハロゲン化アルキルマグネシウムであればよい。こ
こでも同様に、炭化水素基の好ましい炭素原子数は1〜
10である。例を挙げれば、塩化エチルマグネシウム、
塩化n−プチルマグネシウム、臭化1−プロピルマグネ
シウム、ヨウ化n−テシルマグネシウム、エチル−n−
ブチルマグネシウム、ジ−nブチルマグネシウム、ジ−
ミーアミルマグネシウム及びジ−n−オクチルマグネシ
ウムがある。
ハロゲン化マグネシウムアルミニウムへの有■ 機金属化合物の転換は有機金属化合物の適当な溶剤溶液
から該ハロケン化マグネシウムアルミニウムを析出させ
て行う。適当な溶剤の例は1分子中の炭素原子数が6〜
8の脂肪族炭化水素、脂環式炭化水素や芳香族炭化水素
及び芳香族/脂肪族炭化水素混合物、例えばブタン、i
−ブタン、n−へキサン、n−へブタン、シクロヘキサ
ン、ベンゼン、トルエン及ヒキシレンであり、これら炭
化水素は好ましくは反応条件下において不活性である。
これらの細部は前記イギリス特許第2,047,255
A号公開公報に記載されている。好適な実施態様によれ
ば、触媒の立体特異性が向上する上に、活性が特に向上
する。
極めて好適な方法によれば、錯体化ノ・ログン化チタン
化合物と、上記のようにして得たノ・ログン化マグネシ
ウムアルミニウムを次に混合してから、約5時間から約
50時間の間混合物をボールミルで粉砕する。次に、粉
砕生成物を適当な溶剤で洗浄し、そして液体のハロゲン
化チタン化合物で処理すると、目的の触媒成分が得られ
る。
粉砕生成物及び目的のチタン成分のチタン含量は通常0
.1〜10重iIt%である。チタン:マグネシウム:
アルミニウムの重量比は好ましくは1 :  (0,5
−20)  :  (0,1−5)特に1:(0,5−
2,5)  :  (0,2−1)である。電子供与体
は例えばチタン原子につき0.5〜5分子の量でチタン
成分に存在させる。チタン成分中の各種成分の代表的な
例はチタンが2〜10重蓋%、マグネシウムが16〜2
56〜25重蓋ミニウムが0.5〜4.Oj&(ii%
、ハロゲンが45〜65重量%、そして電子供与体が5
〜25重量%である。
本発明による方法では、得られた粉砕生成物は前記ハロ
ゲン化アルミニウムと前記電子供与体の錯体の溶剤で洗
浄する。
この洗浄工程で使用するのに好適な溶剤の例は(適用温
度及び圧力で)液体である脂肪1分子中の炭素原子数が
4〜12の族炭化水素、脂環式炭化水素、芳香族炭化水
素、及び芳香族/脂肪族炭化水素混合物例えばブタン、
イソブタン、n−へキサン、n−へブタン、シクロヘキ
サン、テトラリン、デカリン、ベンゼンやキシレンであ
る。例えばCCt、やQCt、などのハロゲン化炭化水
素も使用できる。所望ならば、溶剤に無害な添加剤を配
合してもよい。
洗浄処理は例えば250〜425°に好ましくは330
〜680°にの温度で実施する。圧力は臨界的ではない
が、例えば10〜1000kPaであればよい。洗浄液
の量は例えば粉砕生成物1Vに対して5〜1000好ま
しくは10〜1000Vである。実質的な量のハロゲン
化アルミニウム/電子供与体錯体が粉砕生成物から除去
されるような洗浄条件を選択する。このような条件下で
は、若干量のチタンが粉砕生成物から消えてなくなる。
洗浄した粉砕生成物は液体のハロゲン化チタン化合物で
処理する。液体のハロゲン化チタン化合物はそれ自体が
液体か、あるいはハロゲン化チタン化合物の適当な溶剤
溶液である希釈してい々いハロゲン化チタン化合物であ
ればよい。
四価のチタン化合物が最も好適である。適当なハロゲン
化チタン化合物の例については、電子供与体との錯体に
使用されるハロゲン化チタン化合物について述べた部分
をみられたい。ここでも同様に、TiCムが特に好適で
ある。ノ・ロゲン化チタン化合物の溶剤としては、洗浄
工程で使用した同じ溶剤を用いればよい。
液体ハロゲン化チタン化合物による処理は例えば250
〜425°に1好ましくは620〜570°にの温度で
実施する。圧力は臨界的ではないが、例えば10〜10
00kPaである。洗浄した粉砕生成物1vに対するT
iOmmote数として表わした場合、液体ハロゲン化
チタン化合物の量は1〜1000m100O/f特に1
0〜100mmote/fである。1 mole/?以
上の量も使用できるが、これといった利点はない。
このように処理した後、チタン成分を有機溶剤で後洗浄
するのが好ましい。この溶剤とじては前に挙げた同じ溶
剤を使用するのが好適である。
重合触媒にするには、周期系の第■〜■族の金属から誘
導した、炭化水素基が金属に直接結合した有機金属成分
とこのチタン成分を組合せる。例を挙げれば、トリアル
キルアルミニウム化合物、アルキルアルミニウムアルコ
キシド、アルキルアルミニウムヒドリド、アルキルアル
ミニウムハライド、ジアルキル亜鉛化合物やジアルキル
マグネシウム化合物がある。なかでも、有機アルミニウ
ム化合物が特に好適である。有機アルミニウム化合物の
例には、例えばトリエチルアルミニウム、トリフロビル
アルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、トリイソ
プロペニルアルミニウム、トリヘキシルアルミニウムや
トリオクチルアルミニウムなどのトリアルキルアルミニ
ウム化合物またはトリアルケニルアルミニウム化合物;
例えば(Ct Hll )2 klokt(C,H晶、
(I  C4HQ )2 At0At(I  C4Hl
l )2や(Ct Ha )t AtNHAL (C2
H5)2などの多くのアルミニウム原子が酸素原子かチ
ッ素原子によって相互結合している°アルキルアルミニ
ウム化合物;ジエチルアルミニウムヒドリドやジイソブ
チルアルミニウムヒドリドなどのジアルキルアルミニウ
ムヒドリド;塩化ジエチルアルミニウムなどのハロゲン
化特に塩化捷たはヨウ化ジアルキルアルミニウム(臭化
ジエチルアルミニウムが特に好適であるが、例えば塩化
ジ−nブチルアルミニウムや塩化メチル−〇−ブチルア
ルミニウムなどのアルキル基中の炭素原子数が好ましく
は1〜10の他のハロゲン化ジアルキルアルミニウムも
使用できる):そして例えばジエチルエトキシアルミニ
ウムやジエチルフェノキシアルミニウムなどのジアルキ
ルアルミニウムアルコキシドかめるいはジアルキルアル
ミニウムフェノキシドがある。トリアルキルアルミニウ
ム化合物が最も好ましい。
1 また、有機金属成分はトリアルキルアルアルミニウム化
合物、そしてハロゲン化ジアルキルアルミニウムまたは
ジアルキルマグネシウム化合物とモノアルキルアルミニ
ウムシバライドの混合物を含んでいてもよい。金属アル
キル化合物のアルキル基はそれぞれ炭素原子数が1〜1
゜のものが好捷しく、あるいはパルミチル基がステアリ
ル基である。
有機金属成分は有機金属化合物特にトリアルキルアルミ
ニウム化合物と酸素含有有機酸のエステルとの錯体から
なるものが好ましい。エステルとしては、チタン成分に
も使用できる同一のエステルが使用できる。ここでも同
様に、芳香族カルボン酸のエステルが好ましい。有機金
属化合物の一部例えば50〜90%を非錯化状態で存在
させるのが好適である。
ht:T;の原子比は通常50〜1000であり、また
触媒中の全結合ルイス塩基:Tiの分子−原子比は通常
1〜200である。
本発明の方法は特に例えばプロピレン、1−ブチレン、
4−メチル−1−ペンテンや1−ヘキセンなどの炭素原
子数3〜乙の立体特異性重合やこれら1−アルケン同志
及び/又は1−アルケンとエチレンとの共重合に好適な
方法である。各種モノマ一単位がランダムに分布してい
る共重合体またはブロック共重合体が製造できる。コノ
モマーとしてエチレンを使用する場合には、通常例えば
最高で60重量%特に1〜15重量%の少量で共重合す
る。本発明の方法は特にアイソタクチックポリマー、プ
ロピレンと少量のエチレンとのランダム共重合体及びプ
ロピレンとエチレンとのブロック共重合体の製造に重要
である。ブロック共重合体の製造では、所望の順序でモ
ノマーを添加できる。
本発明による触媒チタン成分を用いて行う重合反応条件
は公知条件と変らない。反応は気相か分散剤の存在下で
行えばよい。分散剤は不活性のものか液状の化ツマ−で
あればよい。適当な分散剤の例にはプロピレン、1−ブ
チレン、ブタン、イソブタン、n−ヘキサン、n−へブ
タン、シクロヘキザン、ベンゼン、トルエンやキシレン
などの炭素原子数が3〜8の脂肪族炭化水素がある。
液相重合の場合、チタン成分の濃度はチタン原子換算で
約0001〜0.5 mmoleに設定するのが好捷し
く、また有機金属化合物の濃度は約01〜50mmol
eで、いずれも液相1tに対する数値である。
重合温度は通常190〜475°に好ましくは610〜
375°にで、圧力に例えば100〜3000kPaで
あれはよい。
所望ならば、重合時に水素や他の公知分子量調節剤の存
在下で重合を行うことによってポリマーの分子量をii
l!i1節してもよい。
重合反応は回分式か連続式のいずれでも実施できる。
以下の実施例(但し、本発明はこれらに限定されない)
及び比較実験によって本発明をさらに明らかにする。
実施例I A1 触媒の調製 無水ガソリン75m1に溶解した無水安息香酸エチルエ
ステル(EB) 6.5 ynlを276°にでガソリ
ン125m1に溶解した’ric45 tnliの溶液
に滴下した。T i Ct4・EBM体が析出し、これ
をろ別し、そして無水ガソリンで洗浄しかつ乾燥した。
機械かく拌機及び還流冷却器を備え、チッ素でパージ処
理した三つロフラスコにジブチルマグネシウム0.3 
mate/を及びトリエチルアルミニウム0.10.1
 mol、e/!、含有するガソリン溶液を導入した。
乾燥HCtガスの流れを通したところ、黄色の析出物が
得られた。ろ別した析出物を洗浄乾燥した。
生成物(塩化マグネシウムアルミニウム)の組成UMS
’カ18.4重ijk%、Atが5.5ffJi%、C
4が70.0重量%、そして有機物質が6.1重量%で
あった。
得られた塩化アルミニウム2.8 f 及0: TiC
l2−EB2.3yをこの順序で容積が0.8tのステ
ンレス鋼ボールミルに入れ、18時間粉砕した。
A2 固体成分の処理 得られた集塊特約17を20m1のガソリンに懸濁させ
た。温度を666°Kに上げ、この温度を2時間維持し
た。懸濁液をろ過し、固形物を3!I6°にでガソリン
によシ洗浄した。
この固形物を次に1Ofの’I’ i Ct、に懸濁さ
せた。363°にで2時間T i Ct、に固形物を接
触させた後、懸濁液をろ別し、633°にのガソリンを
用いて洗浄した。このようにして得られたチタン成分を
最後に乾燥した。
B 重合 機械かく拌機を備え、チッ素でパージ処理したステンレ
ス鋼反応器に2.5 tのガソリンを入れた。別に用意
した6、 25 mmozeのトリエチルアルミニウム
、1.25 mmoleのメチル−p−トルエート及び
本発明によるチタン成分015vを一緒に5分間50耐
のガソリン中で混合した。
この懸濁液を反応器に送った後、それぞれ60kPa及
び650 kPaの分圧で水素及びプロピレンを導入し
た。反応器の温度を366°Kに上げ、この温度を維持
した。2時間の重合後、遠心分離によってポリマーを分
離した。
重合活性はチタン成分1vにつきポリプロピレン701
0f’であシ、また可溶性ポリマーの量は40%で、そ
してかさ密度はo、 58 f/lxlであった。
上圭洟1人 前記A1で得られた固形物0.27を触媒として使用す
る以外は、前記Bと同じ方法で重合を行った。重合活性
は今度はチタン成分1vにつきポリプロピレン4950
 rであった。可溶性ポリマー鰍は56重量%で、かさ
密度は0.34f//wtlであった。
、・− 特許出願人代理人  飯 1)伸 行 、、=U

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  有機溶剤からの析出によって得られたハロゲ
    ン化マグネシウムアルミニウムと共ニハロケン化チタン
    化合物と電子供与体化合物の錯体を粉砕することからな
    る1−アルケンの重合及び1−アルケン同志及び/又は
    1−アルケンとエチレンの共重合に適する固体触媒チタ
    ン成分の製造方法において、 該ハロゲン化アルミニウム化合物と該電子供与体化合物
    の錯体の溶剤で粉砕生成物を洗浄し、そしてこの洗浄生
    成物を液体のノ・ロゲン化チタン化合物で処理すること
    を特徴とする固体触媒チタン成分の製造方法。 (2)1分子中の炭素原子数が4〜12の脂肪族炭化水
    素、脂環式炭化水素、芳香族炭化水素または芳香族/脂
    肪族炭化水素混合物を用いて洗浄を行う特許請求の範囲
    第1項に記載の製造方法。 (3)  粉砕生成物1fにつき5〜1000@好まし
    くは10〜100fの洗浄剤を使用する特許請求の範囲
    第1項か第2項に記載の方法。 (4)250〜425°に好ましくは660〜6800
    にの温度で洗浄処理を行う特許請求の範囲第1〜6項の
    いずれか1項に記載の方法。 (5)洗浄粉砕物をTiCt4で処理する特許請求の範
    囲第1〜4項のいずれか1項に記載の方法。 (6)  洗浄粉砕生成物1vに対するTiのmmot
    e数で表わした場合、1〜1000 mmo#、今好ま
    しくは10〜1o o mmo#/fの液体ハロゲン化
    チタン化合物で洗浄生成物を処理する特許請求の範囲第
    1〜5項のいずれか1項に記載の方法。 (7)  RXm (但し、Rは炭化水素基、水素原子
    またはハロゲン原子、Xはハロゲン原子、そしてmは整
    数1〜10である)で表わされるハロゲン化剤によって
    有機アルミニウム化合物と有機マグネシウム化合物の結
    合物の溶液から対応するハロゲン化金属を析出させるこ
    とによって上記ハロケン化マグネシウムアルミニウムを
    得た特許請求の範囲第1〜6項のいずれか1項に記載の
    方法。 (81ハロゲン化マグネシウムアルミニウムのマグネシ
    ウム:アルミニウムの重量比が1=1〜100:1好ま
    しくは3:1〜20:1である特許請求の範囲第1〜7
    項のいずれが1項に記載の方法。 (9)  目的のチタン成分が1:(0,5〜20)=
    (01〜5)の重量比でチタン、マグネシウム及びアル
    ミニウムを含有する特許請求の範囲第1〜8項のいず扛
    か1項に記載の方法。 00)  チタン:マグイシウム:アルミニウムの重量
    比が1:(0,5〜2.5)  :  (0,2〜1)
    である特許請求の範囲第9項に記載の方法。 Qυ 元素周期系の第■〜■族のいずれかひとつa の族からの金属から肪導した有機金Ji11成分と固体
    触媒チタン成分からなる触媒系を用いる1−アルケンの
    重合方法及び1−アルケン同志及び/又は1−アルケン
    とエチレンの共重合方法において、 特許請求の範囲第1〜10項のいずれか1項に記載の方
    法で得たチタン成分を使用することを特徴とする上記方
    法。 α渇 有機金属成分が有機金属化合物と酸素含有有機酸
    のエステルとの錯体を含有する特許請求の範囲第11項
    に記載の方法。
JP58066860A 1982-04-15 1983-04-15 固体触媒チタン成分の製造方法、及びこのチタン成分を使用する1−アルケンの重合方法 Pending JPS58189207A (ja)

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