JPH063942B2 - ディジタル変調方法 - Google Patents

ディジタル変調方法

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JPH063942B2
JPH063942B2 JP2826290A JP2826290A JPH063942B2 JP H063942 B2 JPH063942 B2 JP H063942B2 JP 2826290 A JP2826290 A JP 2826290A JP 2826290 A JP2826290 A JP 2826290A JP H063942 B2 JPH063942 B2 JP H063942B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、8ビット構成のディジタルデータを、14ビッ
ト構成のディジタル変調コードに変換するディジタル変
調方法に関するものである。
[発明の概要] この発明は、ディジタルデータの記録、伝送時のディジ
タル変調方法に関するもので、8ビットのディジタルデ
ータを14ビットのディジタル変調コードに変換するにあ
たり、14ビットで構成される214個のディジタルコー
ドのうち、始めの6ビット目までで同一ビットの連続数
が5以下で、かつ2ビット目から13ビット目において同
一ビットの連続数が2以上7以下で、かつ終わりの7ビ
ット目までで同一ビットの連続数が6以下のディジタル
コードをディジタル変調コードとして2個または4個を
1組とし、それぞれの組に対して異なる8ビットのディ
ジタルデータを対応させ、この2個または4個の一組の
変調コードのなかからディジタル変調コードどうしの接
続によって生じるビット列中の同一ビットの連続数を2
以上7以下にするとともに、選択したディジタル変調コ
ードを出力して得られる一連のディジタル変調コード列
中においてDSVの絶対値が有限値になるような前記変調
コードを選択することにより、変調信号の直流成分を短
時間に効率的に除去できるようにしたものである。
なお、ここで、使用している代表的な2つの技術用語DS
VおよびCDSについて説明しておく。すなわち、DSV(Digi
tal Sum Value)は、一連の変調コード列中のビット「0」
を-1、ビット「1」を1として加え合わせていったときの
累積値である。
CDS(Code word Digital Sum)は、各変調コードの最初か
ら最後までのDSVである。
さらに、裏パターンはコード中のビット「1」をビット「0」
に、ビット「0」をビット「1」に反転させたコードである。
なお、ビット「0」とビット「0」、ビット「1」とビット「1」を
同一ビットと定義する。
[従来の技術] 回転磁気ヘッドにより磁気テープにディジタルデータを
記録するか、あるいは磁気テープに記録されたディジタ
ルデータを再生する装置は、記録時、ディジタルデータ
が回転トランスを介して磁気ヘッドに供給され、再生
時、磁気ヘッドにより再生されたディジタルデータが回
転トランスを介して取り出されるようになっている。
しかし、取り出された再生信号に直流分が含まれている
場合、ディジタルデータが正確に再生できないので、DC
フリーなディジタル変調方式が採用されている。
従来から知られているDCフリーなディジタル変調方式と
しては、次のものがある。
DR(density ratio)が0.8である変調方式としては、例え
ば、特開昭56-19506号公報に示されている8-10変調方式
が知られている。
DRが1である変調方式としては、例えば、M2変調方式が
知られている。
DRが1.14である変調方式としては、例えば、特開昭61-1
96469号公報に示されている8-14変調方式が知られてい
る。これは8ビットの信号に対して最大1組(4個)の
変調コード、すなわち、CDSが0の変調コードはその裏
パターンとともに、CDSが0でない変調コードはCDS(cod
e worddigital sum)の絶対値が異なる正と負の変調コー
ドとそれぞれの裏パターンを対応させてある。
[発明が解決しとうとする課題] しかしながら、8-10変調方式はDRが0.8と小さいので、
高密度記録に適さないという問題点があった。
また、M2変調方式はDRが1であるので、高密度記録に限
界があった。
さらに、8-14変調方式は8ビットの信号に対応させる変
調コードが最大1組(4個)であるが、CDSが±6まで
のコードを用いている。また、符号中のDSVは符号単位
で±4以下、ビット単位で±9以下である。したがっ
て、直流成分を短時間に除去することが難しく、回転ト
ランスを含む記録再生系において、より多くの低周波成
分を通す必要があった。
また、磁気テープ上に記録される磁化の深さは、記録波
長の1/4倍程度であることが知られており、最長記録波
長で記録した上に最短記録波長で重ね書き記録する場合
で、かつ、最長記録波長が最短記録波長に比較して4倍
を越える場合、最長記録波長で記録した深層部に消し残
りが生じ、重ね書きする前に記録した信号が再生時漏れ
出てくる現象があり、実用上、重ね書きが困難であると
いう問題点があった。
8-14変調方式は、同一ビットが最大9個連続することが
あり、重ね書きを行なった場合、再生時、消し残り成分
による妨害が発生するという問題点があった。
本発明の目的は、上記のような問題点を解決し、より高
密度に記録できるとともに、直流成分を効率的に除去で
き、磁気テープ記録において、アジマス記録、重ね書き
記録ができるディジタル変調方式を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] このような目的を達成するため、本発明は、8ビットの
ディジタルデータを14ビットのディジタル変調コード
に変換するディジタル変調方法において、 それぞれの8ビットのディジタルデータに対応した2個
または4個の14ビットディジタル変調コードの組を選
択するにあたり、 (a)214の14ビットのディジタルコードのうち同
一ビットの連続数が初めの6ビット目までで5以下で、
2ビット目から13ビット目までで2以上7以下で、終
から7ビット目まで6以下せ、かつCDSの絶対値が4
以下の14ビットのディジタルコードを選択し、 (b)(a)で選択されたディジタルコードの最初のビ
ットが「0」であるとともにCDSが0のディジタルコ
ードは、その裏パターンと組合せ2個のディジタルコー
ドを1組にするか、またはその1組のディジタルコード
と最初のビットが「1」でCDSが+2または+4であ
るディジタルコードとその裏パターンを組合せた合計4
個のディジタルコードを1組にし、 (c)(a)で選択されたディジタルコードの最初のビ
ットが「0」であるとともにCDSが+2のディジタル
コードは、最初のビットが「1」でCDSが+2または
+4のディジタルコードとそれぞれの裏パターンと組合
せ4個のディジタルコードを1組にし、 (d)(a)で選択されたディジタルコードの最初のビ
ットが「0」であるとともにCDSが+4のディジタル
コードは、最初のビットが「1」でCDSが+2のディ
ジタルコードとそれぞれの裏パターンと組合せ4個のデ
ィジタルコードを1組にし、 (e)以上の過程で選択された14ビットのディジタル
コードの組を256組だけ選択するステップ1と、 ステップ1で選択された256組の14ビットのディジ
タル変調コードのうち、入力された8ビットのディジタ
ルデータに対応する1組の14ビットのディジタル変調
コードを選択するステップ2と、 ステップ2で選択された1組の14ビットのディジタル
変調コードのうち、すでに選択された直前の14ビット
のディジタル変調コードとの接続によって生じるビット
列中の同一ビットの連続数が2以上7以下となるディジ
タル変調コードを選択するステップ3と、 ステップ3で選択されたディジタル変調コードのうち、
それぞれのビットにおけるDSVの絶対値が7以下とな
るディジタル変調コードを1個だけ選択するステップ4
と を備えたことを特徴とする。
さらに、本発明の第2形態によれば、上記ステップ3に
おいて、 すでに変換された直前の変調コードが「10」で終わる
ときは「01」または「001」または「0001」ま
たは「00001」または「000001」で始まる変
調コードを選択し、 すでに変換された直前の変調コードが「01」で終わる
ときは「10」または「110」または「1110」ま
たは「11110」または「111110」で始まる変
調コードを選択し、 すでに変換された直前の変調コードが「100」で終わ
るときは「110」または「1110」または「111
10」または「111110」または「01」または
「001」または「0001」または「00001」ま
たは「000001」で始まる変調コードを選択し、 すでに変換された直前の変調コードが「011」で終わ
るときは「001」または「0001」または「000
01」または「000001」または「10」または
「110」または「1110」または「11110」ま
たは「111110」で始まる変調コードを選択し、 すでに変換された直前の変調コードが「1000」で終
わるときは「110」または「1110」または「11
110」または「111110」または「01」または
「001」または「0001」または「00001」で
始まる変調コードを選択し、 すでに変換された直前の変調コードが「0111」で終
わるときは「001」または「0001」または「00
001」または「000001」または「10」または
「110」または「1110」または「11110」で
始まる変調コードを選択し、 すでに変換された直前の変調コードが「10000」で
終わるときは「110」または「1110」または「1
1110」または「111110」または「01」また
は「001」または「0001」で始まる変調コードを
選択し、 すでに変換された直前の変調コードが「01111」で
終わるときは「001」または「0001」または「0
0001」または「000001」または「10」また
は「110」または「1110」で始まる変調コードを
選択し、 すでに変換された直前の変調コードが「100000」
で終わるときは「110」または「1110」または
「11110」または「111110」または「01」
または「001」で始まる変調コードを選択し、 すでに変換された直前の変調コードが「011111」
で終わるときは「001」または「0001」または
「00001」または「000001」または「10」
または「110」で始まる変調コードを選択し、 すでに変換された直前の変調コードが「100000
0」で終わるときは「110」または「1110」また
は「11110」または「111110」または「0
1」で始まる変調コードを選択し、 すでに変換された直前の変調コードが「011111
1」で終わるときは「001」または「0001」また
は「00001」または「000001」または「1
0」で始まる変調コードを選択する ことを特徴とする。
さらに、本発明の第3形態によれば、上記ステップ4に
おいて、 直前のディジタル変調コードの終端においてDSVが+
2のとき、CDSが0または−2または−4のディジタ
ル変調コードを選択し、 直前のディジタル変調コードの終端においてDSVがの
とき、CDSが+2または0または−2のディジタル変
調コードを選択し、 直前のディジタル変調コードの終端においてDSVが−
2のとき、CDSが+4または+2または0のディジタ
ル変調コードを選択する ことを特徴とする。
さらにまた、本発明の第4形態によれば、上記ステップ
1で選択された256組のディジタル変調コードが第4
表と第5表、または第4表を第12表にしたがって変更
したものと第5表を第13表にしたがって変更したもの
であることを特徴とする。
[作用] 以上の方法により、8ビットのディジタルデータを14ビ
ットのディジタル変調コードに変換することにより、磁
気記録においてより高密度に記録ができるとともに、ア
ジマス記録、重ね書き記録が可能となる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
第1図は本発明のディジタル変調方法に基づいてディジ
タル変調を行なうディジタル変調装置を示す。
図において、2は符号器で、8ビットのディジタルデー
タ1を14ビットのディジタル変調コードに変換するもの
である。3は終り方判定部で、14ビット変調コードの最
後の6ビットの終り方を出力するもので、第9表に基づ
き4ビットのコードに変換される。5はCDS計算部で、
当該変調コードのCDSを出力するもので、第7表に基き
3ビットのコードに変換される。4はDSV計算部で、当
該変調コードのCDSと直前の変調コードの終端でのDSV(d
igital sum value)を加えあわせた値を新しいDSVとし、
第8表に従って2ビットのコードに変換される。8はパ
ラレル−シリアル変換部で、14ビット変調コードをクロ
ック信号9に同期させてパラレル−シリアル変換するも
のである。10は記録部で、パラレル−シリアル変換部8
により変換して得られるシリアル変調信号を磁気テープ
等の記録媒体に記録するものである。
CDS計算部5の出力は第7表に従って3ビットのコード
に変換され、変換して得られたコードはDSV計算部4に
入力される。
DSV計算部4の出力は、第8表に従って、2ビットのコ
ードに変換され、変換して得られたコードは一旦ラッチ
され符号器2に入力される。また、変調コードの終り方
判定部3の出力は、第9表に従って、4ビットのコード
に変換され、変換して得られたコードは一旦ラッチされ
符号器2に入力される。
ステップS1にて、直前の変調コードの終端でのDSVが計
算され、ステップS2にて、直前の変調コードの終わり方
12種類が判定される。
ステップS3にて、信号データと直前の変調コードの終端
でのDSVと直前の変調コードの終り方に応じて、第4
表、第5表に示す変調コード分類表の中から直前コード
とつなぎ部分において、同一ビットの連続が7個以下で
あり、かつ、変調コードの終端でのDSVの絶対値が2以
下となるものが選択される。
ステップS4では、ステップS3において選択された変調コ
ードが2個以上ある場合、変調コードの終端でのDSVの
絶対値が小さい方が選択される。
ステップS5では、ステップS4において選択された変調コ
ードが2個以上ある場合、変調コードをビット単位で計
算したDSVの絶対値の最小値が小さい方が選択される。
ステップS6では、ステップS5において選択された変調コ
ードが2個以上ある場合、変調コードをビット単位で計
算したDSVの絶対値の最大値が6以下のものが選択され
る。
ステップS7では、ステップS6において選択された変調コ
ードが2個以上ある場合、直前の変調コードとのつなぎ
部分において同一ビットの連続が6個以下の変調コード
が選択される。この条件をどの変調コードも満足しない
場合はステップS8が実行される。
ステップS8では、ステップS7において選択された変調コ
ードが2個以上ある場合、変調コードの中の同一ビット
の連続が6個以下の変調コードが選択される。この条件
をどの変調コードも満足しないときはステップS9が実行
される。
ステップS9では、ステップS8において選択された変調コ
ードが2個以上ある場合、変調コードの終端でのDSVが-
2のとき第10表、変調コードの終端でのDSVが+2のとき第
11表に示すプライオリティの高い(数字の小さい)もの
が選択される。プライオリティが最も高いものが2個以
上あるときはそのすべてが選択され、ステップS10が実
行される。DSVが0のときはコードBの終わり6ビット
が「…111111」、または「…000000」でな
いコードが選択される。この条件をどの変調コードも満
足しないときはステップS10が実行される。
ステップS10では、ステップS9において選択された変調
コードが2個以上ある場合、変調コードをビット単位で
計算したDSVの絶対値の最大値が小さい方が選択され
る。
ステップS11では、ステップS10において選択された変調
コードが2個以上ある場合、変調コードをビット単位で
計算したDSVの絶対値の最小値が変調コード上で最も早
く現れるものが選択される。
ステップS12では、ステップS11において選択された変調
コードが2個以上ある場合、直前の変調コードとのつな
ぎ点以降においてビットが最も早く反転する変調コード
が選択される。
このようにして選択された14ビットの変調コードは、パ
ラレル−シリアル変換部8に出力される。パラレル−シ
リアル変換部8に入力された変調コードは、クロック7
に同期して読み出されて記録部10に出力され、記録部10
により磁気テープ等の記録媒体に記録される。
他方、符号器2により選択された14ビットの変調コード
は、変調コードのDSV計算部4と、変調コードの終り方
判定部3に入力される。変調コードのDSV計算部4で
は、変調コードのCDSと直前の変調コードの終端でのDSV
が加算され、得られた値を新しいDSVとし、第8表に従
って変換された2ビットのコードが一旦ラッチされた
後、符号器2に出力される。他方、変調コードの終り方
判定部3では、14ビットの変調コードの下位6ビットか
ら第9表に従って、4ビットのコードに変換され、4ビ
ットのコードが一旦ラッチされた後、符号器2に出力さ
れる。
以後、上述したプロセスを繰り返す。
第2図は復調回路の一例を示す。
11は再生部、12は同期検出部、13はシリアル−パラレル
変換部、14は復号器である。
再生部11で再生されたシリアルの変調コードは、同期検
出部12とシリアル−パラレル変換部13に入力される。同
期検出部では同期ブロックの最初に記録した同期信号が
検出され、14ビットの変調コードごとに同期を取るため
の同期信号がシリアル−パラレル変換部13に入力され
る。シリアル−パラレル変換部13では、磁気記録再生部
で再生されたシリアルの変調コードが同期検出部12から
の同期信号により、パラレルの14ビット変換コードに変
換され、復号器14に出力される。復号器14では、入力し
た14ビットの変調コードがROMにより、順次、対応する
8ビットの信号データに復号される。
8ビットから変換された14ビットの変調コードは下記の
条件を満足する。
(1)始めの6ビット目までで同一ビットの連続は5ビッ
ト以下である。
(2)2ビット目から13ビット目までで同一ビットの連続
は2ビット以上7ビット以下である。
(3)終りの7ビット目までで同一ビットの連続は6ビッ
ト以下である。
(4)CDSの絶対値は4以下である。
(1)〜(4)の条件を満たす変調コードの終り方は、次の
(A)〜(M)の12通りに集約される。
(A)……… 110 (B)……… 1100 (C)……… 11000 (D)……… 110000 (E)……… 1100000 (F)………11000000 (G)……… 001 (H)……… 0011 (J)……… 00111 (K)……… 001111 (L)……… 0011111 (M)………00111111 (A)〜(M)の変調コードの後に続く変調コードの始まりは
次のようになる。
(A)の変調コードの後に続く変調コードは、次の(A1)〜
(A5)の5通りである。
(A1)011………… (A2)0011………… (A3)0001……… (A4)000011……… (A5)0000011…… (B)の変調コードの後に続く変調コードは、次の(B1)〜
(B9)の9通りである。
(B1)011………… (B2)0011………… (B3)00011……… (B4)000011……… (B5)0000011…… (B6)1100………… (B7)11100……… (B8)111100……… (B9)1111100…… (C)の変調コードの後に続く変調コードは、次の(C1)〜
(C8)の8通りである。
(C1)011………… (C2)0011………… (C3)00011……… (C4)000011……… (C5)1100………… (C6)11100……… (C7)111100……… (C8)1111100…… (D)の変調コードの後に続く変調コードは、次の(D1)〜
(D7)の7通りである。
(D1)011………… (D2)0011………… (D3)00011……… (D4)1100………… (D5)11100……… (D6)111100……… (D7)1111100…… (E)の変調コードの後に続く変調コードは、次の(E1)〜
(E6)の6通りである。
(E1)011………… (E2)0011………… (E3)1100………… (E4)11100……… (E5)111100……… (E6)1111100…… (F)の変調コードの後に続く変調コードは、次の(F1)〜
(F5)の5通りである。
(F1)011………… (F2)1100………… (F3)11100……… (F4)111100……… (F5)1111100…… (G)の変調コードの後に続く変調コードは、(A1)〜(A5)
の変調コードの裏パターンである。
(H)の変調コードの後に続く変調コードは、(B1)〜(B9)
の変調コードの裏パターンである。
(J)の変調コードの後に続く変調コードは、(C1)〜(C8)
の変調コードの裏パターンである。
(K)の変調コードの後に続く変調コードは、(D1)〜(D7)
の変調コードの裏パターンである。
(L)の変調コードの後に続くコードは、(E1)〜(E6)の変
調コードの裏パターンである。
(M)の変調コードの後に続くコードは、(F1)〜(F5)の変
調コードの裏パターンである。
(1)〜(5)の条件を満足する変調コードの数を第1表、第
2表に示す。ただし、コード「10000000111111」(CDS=0)
とコード「01111111000000」(CDS=0)は除く。
(A)ないし(M)のそれぞれの変調コードの後に、CDS≧0
の変調コード、CDS≦0の変調コードがそれぞれ256個以
上必要になる。また、誤りを伝搬させないために、変換
された変調コードは1個の8ビットのデータに対応して
いかなければならない。
第3表に(A)ないし(M)の変調コードの後に取り得る変調
コードの個数を示す。
ここで、「…00111111」で終るコードのCDSは、「2」または
「4」である。したがって、このコードの終端でのDSVは、
「0」または「2」となり、次にくるコードはCDS≦0のコー
ドとなる。このコードは335個あり、256個以上ある。
また、「…11000000」で終るコードのCDSは「-2」または「-
4」である。したがって、このコードの終端でのDSVは「0」
または「-2」となり、次にくるコードはCDS≧0のコード
となる。このコードは335個あり、256個以上ある。
CDS≧0の変調コードを第4図に示し、CDS≦0の変調コ
ードを第5図に示す。
8ビットのデータと変調コードの対応関係の一例を第4
表、第5表に示す。第4表はCDS≧0の場合の表であ
り、第5表はCDS≦0の場合の表である。
変調コードの終端におけるDSVを改善するために第4表
の5(B)コード中のCDS=0の変調コード6個を2個減らし
て4個にし、使用していない変調コードでCDS=2の変調
コード2個増やし、第12表のように変更してもよい。
直前の変調コードの終端におけるDSVが-2で、かつ終り
が「01」または「100」または「1000」または「10000」または「1
00000」または「1000000」で、かつ信号データが250または
251のとき、CDS=2の変調コードを選択することにより選
択した変調コードの終端でのDSVを0にすることができ
る。裏パターンである第5表の5(C)コードについても同
様に第13表のように変更してもよい。
また、第4表または第4表を第12表にしたがって変更し
た変調コードについて、CDS=0の変調コードに替えて使
用していない変調コードでCDS=4の変調コードを使用し
てもよい。直前の変調コードの終端におけるDSVが-2でC
DS=4の変調コードを選択したとき、選択した変調コード
中でビット単位で見たDSVが必ず0となることがあり、D
SVが改善される。
裏パターンである第5表または第13表にしたがって変更
した変調コードについても同様である。
なお、第4表、第5表中の8ビットのデータに対応する
変調コードは1例であり、変調コードに対応する8ビッ
トのデータを入れかえてもよい。
直前の変調コードの終り方によって取り得る変調コード
の範囲を第6表に示す。
例えば、直前の変調コードの終り方が(c)の「‥‥‥1100
0」で、直前の変調コードの終端でのDSVが「-2」の場合
は、次に選択する変調コードはCDS≧0でかつ、変調コ
ードどうしの接続によって生じるビット列中の同一ビッ
トの連続数が2以上7以下であることから第4表に示す
分類のうち、分類1(A),2(A),3(A),4(A),2(B),3(B),4
(B),5(B)の変調コードを取りえることになる。8ビット
のデータが「166」の場合、「00111110011001」、CDS=
2、「11001111100110」、CDS=4の2個の変調コードのう
ち、直前の変調コードの終端でのDSVと当該変調コード
のCDSを合計した新しいDSVが「0」に近い変調コード「0011
1110011001」、CDS=2が選択されることになる。この場
合、DSV=0となり、直流成分が除去される。
第3図に磁気記録において正弦波を磁気テープに記録、
再生した場合のCN比特性と、ランダムな8ビットデータ
を本実施例の変調器とスクランブルドNRZの変調器とに
入力した場合のそれぞれの出力端におけるパワースペク
トラムを比較して示す。第3図から、本発明のディジタ
ル変調方法のパワースペクトラムは直流成分がなく、し
かも、CN比の良い磁気記録再生帯域内に納まっており、
磁気テープ、ヘッド系の記録再生特性を有効に利用でき
ることが分かる。また、本発明のディジタル変調方法に
よる変調コードの最小磁化反転間隔は、スクランブルド
NRZの最小磁化反転間隔の1.14倍になるため、符号間干
渉も低減でいることが分かる。
本実施例では、変調コード列内で、同一ビットの連続数
が2以上7以下になるようにしたので、最小磁化反転間
隔を1.14T(=(2×8)T/14、Tはデータの
周期)、最大磁化反転間隔を4.00T(=(7×8)
T/14)、DRを1.14(=(2×8)/14)にす
ることができ、最小磁化反転間隔と最大磁化反転間隔の
比は3.5となる。その結果、磁気記録においてビット誤
り率が小さくなり、より高密度に記録することができる
とともに、アジマス記録、重ね書き記録も可能になる。
また、変調コードのCDSの絶対値を4以下にし、かつ、
直前の変調コードの終端でのDSVと直前の変調コードの
終り方により、8ビットのデータに最大4個までの変調
コードを割り当て、その中からDSVが最も「0」に近いもの
を選択するようにしたので、変調コード単位でDSVは±
2以内、ビット単位で±7以内にでき、効率的に直流成
分を除去できる。
従って、直流成分を通さない回転トランスを用いても変
調コードの伝送が可能になる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、14ビット変調コ
ードの同一ビットの連続数を2以上7以下にしたので、
磁気記録においてより高密度に記録ができるとともに、
アジマス記録、重ね書き記録が可能になるという効果が
ある。
また、直前の変調コードの終端でのDSVと直前の変調コ
ードの終り方により選択された変調コードのうちDSVが
最も「0」に近い変調コードを選択するようにしたので、
効率的に直流成分を除去することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のディジタル変調方法に基づいてディジ
タル変調を行なうディジタル変調装置を示すブロック
図、 第2図は復調回路の一例を示すブロック図、 第3図は本発明一実施例におけるパワースペクトラムを
示す図、 第4図はCDS≧0の場合の変調コードを示す図、 第5図はCDS≦0の場合の変調コードを示す図である。 2…符号器、 3…変調コードの終り方判定部、 4…変調コードのDSV計算部、 5…変調コードのCDS計算部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】8ビットのディジタルデータを14ビット
    のディジタル変調コードに変換するディジタル変調方法
    において、 それぞれの8ビットのディジタルデータに対応した2個
    または4個の14ビットディジタル変調コードの組を選
    択するにあたり、 (a)214の14ビットのディジタルコードのうち同
    一ビットの連続数が始めの6ビット目までで5以下で、
    2ビット目から13ビット目までで2以上7以下で、終
    から7ビット目までで6以下で、かつCDSの絶対値が
    4以下の14ビットのディジタルコードを選択し、 (b)(a)で選択されたディジタルコードの最初のビ
    ットが「0」であるとともにCDSが0のディジタルコ
    ードは、その裏パターンと組合せ2個のディジタルコー
    ドを1組にするか、またはその1組のディジタルコード
    と最初のビットが「1」でCDSが+2または+4であ
    るディジタルコードとその裏パターンを組合せた合計4
    個のディジタルコードを1組にし、 (c)(a)で選択されたディジタルコードの最初のビ
    ットが「0」であるとともにCDSが+2のディジタル
    コードは、最初のビットが「1」でCDSが+2または
    +4のディジタルコードとそれぞれの裏パターンと組合
    せ4個のディジタルコードを1組にし、 (d)(a)で選択されたディジタルコードの最初のビ
    ットが「0」であるとともにCDSが+4のディジタル
    コードは、最初のビットが「1」でCDSが+2のディ
    ジタルコードとそれぞれの裏パターンと組合せ4個のデ
    ィジタルコードを1組にし、 (e)以上の過程で選択された14ビットのディジタル
    コードの組を256組だけ選択するステップ1と、 ステップ1で選択された256組の14ビットのディジ
    タル変調コードのうち、入力された8ビットのディジタ
    ルデータに対応する1組の14ビットのディジタル変調
    コードを選択するステップ2と、 ステップ2で選択された1組の14ビットのディジタル
    変調コードのうち、すでに選択された直前の14ビット
    のディジタル変調コードとの接続によって生じるビット
    列中の同一ビットの連続数が2以上7以下となるディジ
    タル変調コードを選択するステップ3と、 ステップ3で選択されたディジタル変調コードのうち、
    それぞれのビットにおけるDSVの絶対値が7以下とな
    るディジタル変調コードを1個だけ選択するステップ4
    と、 を備えたことを特徴とするディジタル変調方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、ステップ3は すでに変換された直前の変調コードが「10」で終わる
    ときは「01」または「001」または「0001」ま
    たは「00001」または「000001」で始まる変
    調コードを選択し、 すでに変換された直前の変調コードが「01」で終わる
    ときは「10」または「110」または「1110」ま
    たは「11110」または「111110」で始まる変
    調コードを選択し、 すでに変換された直前の変調コードが「100」で終わ
    るときは「110」または「1110」または「111
    10」または「111110」または「01」または
    「001」または「0001」または「00001」ま
    たは「000001」で始まる変調コードを選択し、 すでに変換された直前の変調コードが「011」で終わ
    るときは「001」または「0001」または「000
    01」または「000001」または「10」または
    「110」または「1110」または「11110」ま
    たは「111110」で始まる変調コードを選択し、 すでに変換された直前の変調コードが「1000」で終
    わるときは「110」または「1110」または「11
    110」または「111110」または「01」または
    「001」または「0001」または「00001」で
    始まる変調コードを選択し、 すでに変換された直前の変調コードが「0111」で終
    わるときは「001」または「0001」または「00
    001」または「000001」または「10」または
    「110」または「1110」または「11110」で
    始まる変調コードを選択し、 すでに変換された直前の変調コードが「10000」で
    終わるときは「110」または「1110」または「1
    1110」または「111110」または「01」また
    は「001」または「0001」で始まる変調コードを
    選択し、 すでに変換された直前の変調コードが「01111」で
    終わるときは「001」または「0001」または「0
    0001」または「000001」または「10」また
    は「110」または「1110」で始まる変調コードを
    選択し、 すでに変換された直前の変調コードが「100000」
    で終わるときは「110」または「1110」または
    「11110」または「111110」または「01」
    または「001」で始まる変調コードを選択し、 すでに変換された直前の変調コードが「011111」
    で終わるときは「001」または「0001」または
    「00001」または「000001」または「10」
    または「110」で始まる変調コードを選択し、 すでに変換された直前の変調コードが「100000
    0」で終わるときは「110」または「1110」また
    は「11110」または「111110」または「0
    1」で始まる変調コードを選択し、 すでに変換された直前の変調コードが「011111
    1」で終わるときは「001」または「0001」また
    は「00001」または「000001」または「1
    0」で始まる変調コードを選択する ことを特徴とするディジタル変調方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、ステップ4は、 直前のディジタル変調コードの終端においてDSVが+
    2のとき、CDSが0または−2または−4のディジタ
    ル変調コードを選択し、 直前のディジタル変調コードの終端においてDSVが0
    のとき、CDSが+2または0または−2のディジタル
    変調コードを選択し、 直前のディジタル変調コードの終端においてDSVが−
    2のとき、CDSが+4または+2または0のディジタ
    ル変調コードを選択する ことを特徴とするディジタル変調方法。
  4. 【請求項4】請求項1において、ステップ1で選択され
    た256組のディジタル変調コードが第4表と第5表、
    または第4表を第12表にしたがって変更したものと第
    5表を第13表にしたがって変更したものであることを
    特徴とするディジタル変調方法。
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