JP3858392B2 - 符号化回路、符号化方法、ディジタル信号伝送装置およびディジタル磁気記録装置 - Google Patents
符号化回路、符号化方法、ディジタル信号伝送装置およびディジタル磁気記録装置 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、符号化回路、符号化方法、ディジタル信号伝送装置およびディジタル磁気記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディジタル磁気記録における信号処理方式として、パーシャルレスポンスと最尤復号とを組合わせて、変調符号の制約条件を利用して最尤復号を行うトレリスコーデッドパーシャルレスポンスは、高密度記録に有利な方式である。
【0003】
パーシャルレスポンスとして通常用いられる拡張パーシャルレスポンスクラス4(以下、EPR4と表記する)は、ダイパルスレスポンスの等化波形がサンプル点(シンボル存在点)において(1、1、−1、−1)となるように等化する方式である。EPR4のシステム多項式は、以下の式(1)のように表される。式(1)において、Dは1ビット遅延演算子である。
【0004】
G(D)=(1−D)(1+D)2 (1)
EPR4と変調符号の制約条件とを利用して最尤復号を行う、トレリスコーデッド拡張パーシャルレスポンスクラス4(以下、TCEPR4と表記する)について以下に説明する。図14にTCEPR4を行う構成の一例を示す。記録すべき入力データIが符号化器201に入力されて所定の符号化処理を施されることによって符号化データCOとされ、磁気記録チャンネル202に供給される。
【0005】
ここで、符号化器201の前段には、必要に応じて2進データへの変換を行う構成が設けられており、入力データIは、2進データとされている。磁気記録チャンネル202は、符号化データCOに基づいて記録のための信号処理を行う記録回路、記録用磁気ヘッド、磁気記録媒体および再生用ヘッドとその後段の信号処理回路等を含むものである。すなわち、磁気記録チャンネル202は、磁気記録媒体に対する書込み/読出しを行う部分である。
【0006】
磁気記録チャンネル202が生成した磁気記録媒体からの再生信号が等化器203によって等化処理され、最尤復号器204に供給される。最尤復号器204は、等化器203の出力に基づく最尤復号を行う。さらに、最尤復号器204の後段の復号化器205が行う復号化処理の結果として、記録された情報が最終的に再生される。実際には、A/D変換によって得られる信号サンプリングデータをディジタル処理することにより、磁気記録チャンネル202の後段での再生処理が行われる。
【0007】
等化器203の出力、すなわち、磁気記録チャンネル202が出力する再生信号が等化処理されて得られた信号(以下、再生等化信号と表記する)は、(−2、−1、0、+1、+2)の5つのレベルをとる。再生等化信号の一例を図15に示す。このような再生等化信号を2進データ、すなわち、磁気記録チャンネル202による記録/再生に係る処理が行われる以前の符号化データCOに戻すために、最尤復号の一方式であるビタビ復号が用いられる。
【0008】
ビタビ復号は、各サンプリングデータの値と共に、その前後のサンプリングデータの値をも用いる計算処理によって、再生される符号化データとしてとり得る系列の中で最も確からしい最尤系列(パス)を推定していく方法であり、高い検出能力を有する。但し、再生等化信号の値の系列によっては、上述したような計算処理の結果に基づいて最尤系列を容易に確定することができない場合がある。このような場合には、最尤系列が確定するまで計算処理の結果がビタビ復号器内のメモリにストックされ続ける。このため、未確定系列、すなわち最尤系列が確定するまでに計算処理の対象とされる系列の系列長がメモリ長を越えると、オーバーフローによってエラーが生じるおそれがある。
【0009】
オーバーフローが生じる場合の1つとして、再生等化信号の値の系列が最尤系列が永久に確定されないようなものである場合がある。このような系列を準破滅的(Quasi Catastrophic) シ−ケンスと称する。また、準破滅的シ−ケンス以外にも、最尤系列が確定する前に未確定系列の系列長がメモリ長を越える場合に、オーバーフローが生じ得る。従って、準破滅的シ−ケンスを取り除き、かつ、それ以外の場合にも未確定系列の系列長をビタビ復号器のメモリ長以下にすることができれば、オーバーフローが生じないようにすることができる。
【0010】
ところで、チャンネル符号化の目的には、信号スペクトラムを整形すること、およびクロック情報抽出精度を向上させるために'0' が連続することを制限する等が含まれるが、上述したオーバーフローの解消もチャンネル符号化の目的の1つである。
【0011】
記録/再生におけるチャンネル符号化の一般的な方法は、以下のようなものである。記録すべき2進データ(以下、情報語と表記する)を、所定の変換規則に従って2進データ(以下、記録語と表記する)に変換して、この記録語を磁気記録チャンネル202に記録/再生する。そして、再生時には、再生信号に基く上述したような最尤復号後のデータ(このデータは、復号エラーが無い場合には記録語と一致する)を逆変換して元の情報語を再生する。
【0012】
例えば図14においては、情報語がIであり、記録語がCOである。そして、所定の変換規則が符号化器201が行う符号化の規則である。再生系において最尤復号器204による最尤復号後のデータが復号化器205によって逆変換処理としての復号化処理のを施されて元の情報語が再生される。
【0013】
一方、TCEPR4のシステム多項式が上述の式(1)のように表されるので、TCEPR4チャンネルの伝達関数は、ナイキスト周波数がヌルであるスペクトラムとなる。符号化においても、符号語系列の'1' 、'0'Pを電流の向きに対応させて記録する場合の記録電流のPower Spectrum Densityにおいてナイキスト周波数での周波数成分がヌルとなるように符号変換を行う。チャンネルの伝達関数の周波数成分がヌルである周波数において符号語系列のPower Spectrum Densityの周波数成分がヌルとなるように符号化することにより、復号時の信号検出利得を高めることが可能となる。
【0014】
ビタビ復号時のオーバーフローを回避し、且つ信号検出利得を高めるために次のような符号化が行われる。すなわち、ADS(Alternating Digital Sum) の変化範囲(Variation)を制限することによって、ナイキスト周波数成分がヌルとなるような符号化が可能である。TCEPR4では、このADSの変化範囲制限を満たす符号語が使用される。
【0015】
入力2進データの総ビット数をnとすると、系列{a1 ・・・an }のADSは、式(2)のように表される。
【0016】
【数1】
【0017】
例えば図16に示す符号化状態遷移図の下での符号化により、ADSの変化範囲が最大8に制限された符号語系列が生成される。このような制限の下では、TCEPR4チャンネルからの出力系列間の最小ユークリッド距離の2乗が6となり、高い信号検出利得が得られる。
【0018】
ADSの変化範囲が最大8に制限された符号化を行う時に、例えば10ビットの符号語がとり得るトレリスの一例を図17に示す。但し、図17のトレリスによって生成される符号語系列では、未確定系列が非常に長い系列となる可能性の低減が充分でなく、このため、上述したように、ビタビ復号器のメモリがオーバーフローする可能性がある。そこで、符号化において、さらに制約を加える必要がある。
【0019】
例えば、図18に示すような、符号語長のバウンダリにおいて符号化状態をシフトさせる方法を用いると、符号語長の4倍程度の長さのパスメモリを用意することにより、オーバーフローを回避することが可能となる。8ビットの情報語を10ビットの符号語に変換する8/10符号化についてこのような符号化状態のシフトを行うことは従来から行われている。このような符号化においては、ADSの変化範囲が最大8に制限され、且つ、ビタビ復号回路の系列を確定させることができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
従来は、符号化率が低い8/10符号化に、ビタビ復号時のオーバーフローを回避し且つ信号検出利得を高めるための上述したような条件を付加した符号化方法が使用されていた。このような符号化方法においては、ユーザデータの伝送レートを符号化率がより高い他の符号化方式と同一とするためには、チャンネル線密度を高くする必要がある。しかし、チャンネル線密度を高くすると、符号間干渉の増大によって再生信号の特性の劣化が顕著となる。
【0021】
一方、チャンネル線密度を他の符号化方式と同一とした場合には、ユーザデータの伝送レートが小さくなるという問題があった。このような、ユーザデータの伝送レートが小さい符号化方法を例えば磁気記録再生装置等に適用すると、ユーザが使用できる記録容量が小さくなるという問題が生じる。
【0022】
従って、この発明の目的は、チャンネル線密度を高めることなく、若しくはチャンネル線密度を高める程度を極力抑えながら、ユーザデータの伝送レートを向上させる符号化回路、符号化方法、ディジタル信号伝送装置およびディジタル磁気記録装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、パーシャルレスポンスと最尤復号とを組合わせたチャンネルに係る符号化を行う符号化回路において、
情報語としての16ビットを単位とする2進データ列を、符号語としての18ビットを単位とする2進データ列に変換する際に、符号語を9ビットを単位とする2進データ列からなるサブ符号語の組合わせによって生成するように構成し、
サブ符号語として使用され得る9ビットを単位とする2進データ列の集合であるサブ符号語集合を予め規定し、
16ビットを単位とする2進データ列からなる情報語を、サブ符号語集合内のサブ符号語の組合わせを表現する組合わせ情報に変換する組合わせ情報生成手段と、
サブ符号語集合を記憶する記憶手段を有し、記憶手段から組合わせ情報に従ってサブ符号語集合中の2個のサブ符号語を選択し、選択したサブ符号語を出力するサブ符号語発生手段と、
サブ符号語発生手段の出力に基づいて符号語を生成する符号語生成手段とを有し、
サブ符号語集合の要素の選定、および組合わせ情報生成手段が生成する組合わせ情報の生成は、符号語の最大ランレングスが制限されるようになされるとともに、符号語のADSの変化範囲が制限されるようになされることを特徴とする符号化回路である。
【0024】
請求項4の発明は、パーシャルレスポンスと最尤復号とを組合わせたチャンネルにおける符号化方法において、
情報語としての16ビットを単位とする2進データ列を、符号語としての18ビットを単位とする2進データ列に変換する際に、符号語を9ビットを単位とする2進データ列からなるサブ符号語の組合わせによって生成するように構成し、情報語をサブ符号語の組合わせ方を表現する情報に変換し、サブ符号語の組合わせ方を表現する情報に従って符号語を生成するとともに、
符号語系列のADSの変化範囲が10以下であり、符号語系列から準破滅的シーケンスが除去され、符号語系列の最大ゼロランレングスが10に制限されるようにしたことを特徴とする符号化方法である。
【0025】
請求項5の発明は、パーシャルレスポンスと最尤復号とを組合わせたチャンネルに係る符号化を行う符号化回路を使用するディジタル信号伝送装置において、
情報語としての16ビットを単位とする2進データ列を、符号語としての18ビットを単位とする2進データ列に変換する際に、符号語を9ビットを単位とする2進データ列からなるサブ符号語の組合わせによって生成するように構成し、情報語をサブ符号語の組合わせ方を表現する情報に変換し、サブ符号語の組合わせ方を表現する情報に従って符号語を生成するとともに、
符号語系列のADSの変化範囲が10以下であり、符号語系列から準破滅的シーケンスが除去され、符号語系列の最大ゼロランレングスが10に制限されるようにした符号化回路を有することを特徴とするディジタル信号伝送装置である。
【0026】
請求項6の発明は、記録すべきディジタル信号を伝送する伝送系内に、パーシャルレスポンスと最尤復号とを組合わせたチャンネルに係る符号化を行う符号化回路を使用するディジタル磁気記録再生装置において、
情報語としての16ビットを単位とする2進データ列を、符号語としての18ビットを単位とする2進データ列に変換する際に、符号語を9ビットを単位とする2進データ列からなるサブ符号語の組合わせによって生成するように構成し、情報語をサブ符号語の組合わせ方を表現する情報に変換し、サブ符号語の組合わせ方を表現する情報に従って符号語を生成するとともに、
符号語系列のADSの変化範囲が10以下であり、符号語系列から準破滅的シーケンスが除去され、符号語系列の最大ゼロランレングスが10に制限されるようにした符号化回路を有することを特徴とするディジタル磁気記録再生装置である。
【0028】
請求項1、4および5に記載された発明においては、8/10符号化と比較して符号化率の高い16/18符号化に対してビタビ復号時のオーバーフローを回避し且つ信号検出利得を高めるための条件を付加した符号化を行うので、ビタビ復号を良好な条件で行うことができることに加えて、チャンネル線密度を高めずに伝送レートを向上させることが可能となる。
【0029】
さらに、ゼロランレングスを10に制限した符号を使用するものなので、再生信号からのクロックの再生を安定的に行うことができる。
【0030】
一方、16ビットの情報語を18ビットの符号語に変換し、この18ビットの符号語を9ビットのサブ符号語の組合わせによって表現するようにしたので、16ビットの情報語に対応する18ビットの符号語を生成するために必要とされるハードウェアの規模を縮小することに寄与することができる。
【0031】
また、請求項6に記載された発明によれば、チャンネル線密度を高めなくても、例えば8/10符号等、符号化率の低い符号を使用した従来の装置と比較して、ユーザが使用できる記録容量を向上させることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1に、この発明を適用し得るディジタル磁気記録装置の構成の一例を示す。記録すべきデータが入力端子1から入力され、シリアル/パラレル変換器(以下、S/P変換器と表記する)2、16/18符号化器3、パラレル/シリアル変換器(以下、P/S変換器と表記する)4を介してEPR4チャンネル5に供給される。一方、EPR4チャンネル5の後述するような出力が位相検出器6、および最尤復号器としてのビタビ復号器7とに供給される。EPR4チャンネル5の出力に基づくビタビ復号器7の出力は、S/P変換器8、16/18復号化器9、P/S変換器10を介して、出力端子11から後段に出力される。
【0033】
ここで、EPR4チャンネル5は、P/S変換器4の出力に基づいて記録のための信号処理を行う記録回路、記録用磁気ヘッド、磁気記録媒体および再生用ヘッドとその後段の信号処理回路等を含むものである。すなわち、EPR4チャンネル5は、磁気記録媒体に対する書込み/読出しを行う部分である。
【0034】
記録に係る処理系についてより詳細に説明する。S/P変換器2は、入力データを16ビットデータに区切り、16/18符号化器3に供給する。16/18符号化器3は、この16ビットデータを符号化処理し、18ビットの符号語を生成する。P/S変換器4は、この18ビットの符号語をシリアルのデータ列に変換して、EPR4チャンネル5に供給する。
【0035】
一方、再生に係る処理系についてより詳細に説明する。まず、EPRチャンネル5内では次のような処理が行われる。磁気記録媒体から磁気ヘッド等によって再生される再生信号が等化処理される。すなわち、ダイパルスレスポンスがEPR4基準である(1、1、−1、−1)に合うように等化される。かかる等化処理によって得られる信号からA/D変換によってディジタル信号サンプルが生成される。このディジタル信号サンプルがEPR4チャンネル5の最終的な出力とされる。かかる出力に基づいて、位相検出器6の出力が位相検出を行い、位相検出によって得られる同期情報を出力端子12を介して図示しない同期回路に供給する。
【0036】
ビタビ復号器7は、EPR4チャンネル5から供給されるディジタル信号サンプルを最尤復号して最尤復号データを生成してS/P変換器8に供給する。S/P変換器8は、この最尤復号データを18ビットに区切り、各18ビットデータを16/18復号化器9に供給する。16/18復号化器9は、この18ビットデータを復号化処理し、16ビットデータの復号語として、P/S変換器10に供給する。P/S変換器10は、16/18復号化器9から供給される16ビットデータをシリアルのデータ列に変換し、出力端子11を介して外部に出力する次に、16/18符号化器3の動作原理について説明する。この発明の一実施形態において16ビットの情報語に対する符号語を選択するために用いる、ADSの変化範囲を10に制限した符号化状態遷移図を図2に示す。図2の符号化状態遷移図において、符号化状態3および7から始まり、同じく符号化状態3および7で終わる符号語長18ビットの符号語のトレリス遷移図を求めると、図3のようになる。さらに、図4は、図3においてビタビ復号器のメモリオーバオフローを防止するために、符号語の終わる状態を符号化状態3、5および7とし、符号語のバウンダリで符号化状態をシフトさせるようにした場合のトレリス遷移図である。
【0037】
バウンダリで符号化状態をシフトさせることにより、オーバーフローを生じさせる系列が取り除かれる。このような符号化方法を用いると、オーバーフローを引き起こす系列が符号語長の2倍の長さまで連続することになり、ビタビ復号器中のパスメモリ長は32ビット必要となる。但し、最尤復号においてトレリスのクロス遷移を許す場合には、パスメモリ長として72ビット必要である。
【0038】
図5および図6には、ビタビ復号器7におけるトレリス構造を示した。図5は、2ビットの再生信号入力に対して、ビタビ復号器が追跡するトレリス遷移である。図5の左側の図は、EPR4チャンネル(1−D)(1+D)2 の出力系列の8状態をそれぞれ以下のように表現し、これら8状態をひとかたまりとして符号語トレリスに組込んだものである。
【0039】
(000),(001),(010),(011),(100),(101),(110),(111)
これら8状態のひとかたまりが符号化状態の1つの状態に対応している。実線の矢印は、NRZすなわち符号化器出力が1である時の状態遷移、破線の矢印は、NRZが0である時の状態遷移を示している。各矢印に付されている符号は、(NRZ/EPR4チャンネル出力)を表す。例えば(0/−1)は、EPR4チャンネル出力すなわちビタビ復号器入力が−1の時は、ビタビ復号器出力すなわち16/18復号化回路入力が0であることを表示している。
【0040】
また、図5の右側の図は、図5の左側の図を簡略表現したものである。すなわち、NRZが1である時に生じる8つの状態遷移をまとめて1つの実線で示し、NRZが0である時に生じる8つの状態遷移をまとめて1つの破線で示したものである。このような簡略表現を用いて、ビタビ復号器7の動作は、図6に示すようなトレリス遷移の繰返しとされる。図6のトレリス状態番号は、図2の符号化状態遷移図の状態番号に対応している。かかる動作を実現するビタビ復号器7は、EPRチャンネル5の出力に基づく計算処理を行う計算処理回路と共に、上述したトレリス構造に従って連結されたパラレルロード/シリアルシフトレジスタ等を有する構成とされる。
【0041】
ところで、クロックの再生を安定させるために、最大ゼロランレングスを制限するように符号化しなければならない。このような制限が課された符号化を行う方法の1つとして、ADSの変化範囲の制限を満たす符号語空間をサブ符号語空間に分割し、サブ符号語における状態遷移を考える。
【0042】
まず、符号語長18ビットの符号語cを次の式(3)のように定義する。上述したように、この符号語cは、ADSの変化範囲を10に制限した図4のトレリス遷移を満足し、かつ、ゼロランレングスが10に制限されるという条件を満たすものである。
【0043】
このような符号語cを、符号語長9ビットのサブ符号語の集合から選択されるサブ符号語hと、同様なサブ符号語から選択されるサブ符号語に所定の処理を行うことによって得られるサブ符号語tの組合わせとして構成する。ここで、サブ符号語集合は、符号語cが上述の条件を満たすことに考慮して、後述するように(図8および図9参照)、予め規定されたものである16/18符号化器内の所定のメモリに記憶されている。符号語cは、以下のような組合わせとして生成される。
【0044】
符号語c=(h,t(#)) (4)
ここで、あるビット列aについて、そのビット列並びを逆順にしたものをa(#)と表記する。従って、式(4)中のt(#)は、ビット列tの並びを逆順にしたものである。式(3)と(4)との対応により、サブ符号語h、tが以下のようなものとなる。
【0045】
サブ符号語h= ( c0 ,c1 ,c2 ,c3 ,c4 ,c5 ,c6 ,c7 ,c8 ) (5)
サブ符号語t= ( c17,c16,c15,c14,c13,c12,c11,c10,c9 ) (6)
但し、サブ符号語tの先頭2ビット ( c17,c16)は、図4を参照して上述したように、符号語の終りの符号化状態を3、5および7と変形することに対応して、サブ符号語t2の先頭2ビットを図7のように変形したものである。符号語cを生成する方法について、以下、具体例を用いて説明する。サブ符号語の集合から選択されたサブ符号語hと、かかるサブ符号語の集合から選択されたサブ符号語の並びを反転させることによって得られたt2との組の一例として、次のものを考える。
【0046】
サブ符号語h= (0,1,1,0,1,0,0,0,1) (7)
サブ符号語t2= (1、0,1,1、1,0,1,0,0) (8)
この時、図7に示した変形により、サブ符号語t2が以下のようなサブ符号語tに変形される。
【0047】
サブ符号語t= (0,0,1,1、1,0,1,0,0) (9)
従って、式(3)に従って以下のような符号語cを求めることができる。
【0048】
符号語c=(0,1,1,0,1,0,0,0,1,0,0,1,0,1,1,1,0,0 ) (10)
符号語cに課されるADSの変化範囲が10以下であるという上述の条件を考慮して予め規定されたサブ符号語の集合を図8および図9に示した。2つの図に分けて記載したのは、記載スペースの都合によるものである。ここでは、サブ符号語の集合の全体を45個の部分集合に分割している。また、サブ符号語hをかかる45個の部分集合の何れかから選択した場合に、t2を何れの部分集合から選択したサブ符号語から生成すべきかをの組合わせを図10に示した。例えば、集合A0からサブ符号語hを選択すると、サブ符号語t2を生成するためのサブ符号語は、集合A0,B0,Bt0、K0(¥),L0(¥),A1,B1,A3の内の何れかの部分集合の要素から選択される。このような部分集合の組合わせは、符号語cに課されるゼロランレングスが10以下であるという条件を満たすように規定される。
【0049】
ここで、サブ符号語の部分集合を表す符号の後に(¥)を付して示したのは、そのサブ符号語部分集合の要素である各符号語をビット反転することによって得られる符号語(このようなサブ符号語自体も、ビット反転する前の符号語の表記に(¥)を付加して表記する)を要素とする集合である。例えば、K0(¥)は、サブ符号語部分集合K0の要素である055をビット反転した055(¥)を要素とする集合を表している。
【0050】
より具体的に、サブ符号語hとして例えば集合A0から008(16進表現)を選択した場合に、これに組み合わせるサブ符号語t2として集合B0から10a(16進表現)を選択すると、符号語cは、010a1(16進表現)となる。また、サブ符号語hを同様に集合A0から008(16進表現)と選択し、これに組み合わせるサブ符号語t2として集合K0(¥)の055(¥)を選択する場合には、符号語cが01a9(16進表現)となる。
【0051】
また、図4を参照して上述したように、符号語は符号化状態3および7から始まり、符号語のバウンダリで符号化状態をシフトさせる。そこで、符号語状態を次のように定義して符号語間のつながりを規定する。すなわち、符号語状態として、符号化状態3で始まるもの(符号語状態S0 )と、符号化状態7で始まるもの(符号語状態S1 )の2つを定義する。図8および図9に示した各サブ符号語は、符号語状態S0 で始まるサブ符号語である。符号語状態S1 で始まるサブ符号語は、符号語状態S0 で始まるサブ符号語をビット反転したものである。符号語状態の状態遷移は、図11のように行う。
【0052】
以上のサブ符号語を用いた符号化においては、サブ符号語集合の要素とされる9ビットのデータ列の選定およびサブ符号語の組合わせ方が16/18符号に課される最大ゼロランレングスが10以下とされる等の条件を満たすようになされる。
【0053】
以下、図1中の符号化回路3のより具体的な構成について図面を参照して説明する。そのような構成の一例を図12に示す。かかる一例においては、符号化回路3中に16/18符号語テーブルを記憶している例えばROM等の記憶回路20を設けることによって、16ビットの情報語を18ビットの符号語cに変換する符号化回路の構成の一例を示した。ここで使用される16/18符号語テーブルは、図8、図9および図10に示したようなサブ符号語の各部分集合と、それらの適切な組合わせとを記憶するものである。
【0054】
また、符号化回路3のより具体的な構成の他の例を図13に示す。サブ符号語の適切な組合わせを示す図10を記憶しているプリエンコーダ30により、16ビットの符号語が24ビットの情報に変換される。この24ビットの内、6ビットがサブ符号語hのサブ符号語状態を表し、他の6ビットがサブ符号語t2のサブ符号語状態を表す。さらに、残りの12ビットは、これら各6ビットが表現しているサブ符号語状態からサブ符号語を選択するために用いる。
【0055】
このような24ビットの情報がサブ符号語発生回路31に供給される。サブ符号語発生回路31は、サブ符号語の集合をテーブルとして記憶している例えばROM等の記憶回路32を有している。サブ符号語発生回路31は、供給される24ビットの情報に基づいて、RAM等からなるメモリ32上のサブ符号語の集合からサブ符号語hと、サブ符号語tを生成するためのサブ符号語を選択し、符号語生成回路33に供給する。符号語生成回路33は、供給されるサブ符号語に基づいて、上述したようにして18ビットの符号語cを生成する。
【0056】
上述したこの発明の一実施形態は、この発明をディジタル磁気記録再生装置に適用したものであるが、この発明は、パーシャルレスポンスと最尤復号とを組合わせたチャンネルに係る符号化を行う符号化回路を有するディジタル信号伝送装置に適用することができる。
【0057】
【発明の効果】
上述したように、この発明においては、16/18符号を用いる符号化方法に対して、ADSの変化範囲を制限に係る条件、準破滅的シーケンスを除去するための条件、および最大ゼロランレングスの制限に係る条件を課した符号化方法が行われる。これらの条件が課されたことにより、ビタビ復号器のメモリオーバーフローを防止することができ、また、再生信号からクロックを安定的に再生することができる。
【0058】
16/18符号は、符号化率8/9の符号であり、汎用されている8/10符号と比較して符号化率が高いので、この発明に係る符号化方法を使用することにより、ユーザデータの伝送レートを符号化率がより高い他の符号化方式と同一とするためにチャンネル線密度を高める必要を無くすか、若しくはチャンネル線密度を高める程度を小さく抑えることができる。これらの構成によりハードウェアの規模を縮小することができる。
【0059】
特に、この発明をディジタル磁気記録再生装置等に適用した場合には、チャンネル線密度を高めなくても、8/10符号を使用する場合に比してユーザが使用できる記録容量を向上させることができる。従って、再生信号上の符号間干渉を増大させずに、若しくはその増大の程度を極力抑えながら、記録容量の向上を実現することが可能となる。
【0060】
さらに、16ビットの情報語を18ビットの符号語に変換し、この18ビットの符号語を9ビットのサブ符号語の組合わせによって表現するようにしたので、16ビットの情報語に対応する18ビットの符号語を生成するために必要とされるハードウェアの規模を縮小することに寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の構成の概略について説明するためのブロック図である。
【図2】この発明において使用することができる、ADSの変化範囲が10に制限された状態遷移の一例について説明するための略線図である。
【図3】この発明に係る、ADSの変化範囲が10に制限された符号化トレリス構造について説明するための略線図である。
【図4】この発明に係る、ADSの変化範囲が10に制限された符号化トレリス構造において、状態シフトがなされる場合について説明するための略線図である。
【図5】この発明の一実施形態において用いられるビタビ復号器のトレリス遷移の一部分について説明するための略線図である。
【図6】この発明の一実施形態において用いられるビタビ復号器のトレリス遷移について全体的に説明するための略線図である。
【図7】符号化トレリスにおいて状態シフトを生じさせるためのサブ符号語の変換について説明するための略線図である。
【図8】この発明の一実施形態において用いられる、サブ符号語の部分集合の一例を示す略線図の一部である。
【図9】この発明の一実施形態において用いられる、サブ符号語の部分集合の一例を示す略線図の他の一部である。
【図10】この発明の一実施形態において、サブ符号語が適切に選択されるための部分集合の組合わせについて説明するための略線図である。
【図11】この発明の一実施形態における、符号語状態に遷移について説明するための略線図である。
【図12】この発明の一実施形態において使用することができる符号化回路の一例について説明するための略線図である。
【図13】この発明の一実施形態において使用することができる符号化回路の他の例について説明するための略線図である。
【図14】従来のTCEPR4チャンネルの一例について説明するためのブロック図である。この発明の一実施例の全体構成を示すブロック図である。
【図15】従来のTCEPR4チャンネルにおいて処理される再生等化信号について説明するための略線図である。
【図16】従来のTCEPR4チャンネルにおいて使用される、ADSの変化範囲が8に制限された状態遷移について説明するための略線図である。
【図17】従来のTCEPR4チャンネルにおいて使用される、ADSの変化範囲が8に制限された符号化トレリス構造について説明するための略線図である。
【図18】従来のTCEPR4チャンネルにおいて使用される、ADSの変化範囲が8に制限された符号化トレリス構造において、状態シフトがなされる場合について説明するための略線図である。
【符号の説明】
3・・・16/18符号化器、5・・・EPRチャンネル、7・・・ビタビ復号器、30・・・プリエンコーダ、31・・・サブ符号語発生回路、33・・・符号語生成回路
Claims (7)
- パーシャルレスポンスと最尤復号とを組合わせたチャンネルに係る符号化を行う符号化回路において、
情報語としての16ビットを単位とする2進データ列を、符号語としての18ビットを単位とする2進データ列に変換する際に、上記符号語を9ビットを単位とする2進データ列からなるサブ符号語の組合わせによって生成するように構成し、
上記サブ符号語として使用され得る9ビットを単位とする2進データ列の集合であるサブ符号語集合を予め規定し、
16ビットを単位とする2進データ列からなる情報語を、上記サブ符号語集合内のサブ符号語の組合わせを表現する組合わせ情報に変換する組合わせ情報生成手段と、
上記サブ符号語集合を記憶する記憶手段を有し、上記記憶手段から上記組合わせ情報に従ってサブ符号語集合中の2個のサブ符号語を選択し、選択したサブ符号語を出力するサブ符号語発生手段と、
上記サブ符号語発生手段の出力に基づいて上記符号語を生成する符号語生成手段とを有し、
上記サブ符号語集合の要素の選定、および上記組合わせ情報生成手段が生成する上記組合わせ情報の生成は、上記符号語の最大ランレングスが制限されるようになされるとともに、上記符号語のADSの変化範囲が制限されるようになされることを特徴とする符号化回路。 - 請求項1において、
上記符号語生成手段は、
上記サブ符号語出力手段が出力する2個のサブ符号語の内の一方に所定の処理を施すことによって上記符号語の後半9ビットを構成するサブ符号語tを生成し、
上記サブ符号語出力手段が出力する2個のサブ符号語の内の他方を、上記符号語の前半9ビットを構成するサブ符号語hとして扱い、
上記サブ符号語hと、上記サブ符号語tを組合わせることによって上記符号語を生成するものであることを特徴とする符号化回路。 - 請求項2において、
上記所定の処理は、
上記符号語のつなぎ目において符号語トレリスに課される条件を満たすような変換を施すものであることを特徴とする符号化回路。 - パーシャルレスポンスと最尤復号とを組合わせたチャンネルにおける符号化方法において、
情報語としての16ビットを単位とする2進データ列を、符号語としての18ビットを単位とする2進データ列に変換する際に、上記符号語を9ビットを単位とする2進データ列からなるサブ符号語の組合わせによって生成するように構成し、上記情報語を上記サブ符号語の組合わせ方を表現する情報に変換し、上記サブ符号語の組合わせ方を表現する情報に従って上記符号語を生成するとともに、
符号語系列のADSの変化範囲が10以下であり、符号語系列から準破滅的シーケンスが除去され、符号語系列の最大ゼロランレングスが10に制限されるようにしたことを特徴とする符号化方法。 - ディジタル信号伝送装置であって、パーシャルレスポンスと最尤復号とを組合わせたチャンネルに係る符号化を行う符号化回路を使用するディジタル信号伝送装置において、
情報語としての16ビットを単位とする2進データ列を、符号語としての18ビットを単位とする2進データ列に変換する際に、上記符号語を9ビットを単位とする2進データ列からなるサブ符号語の組合わせによって生成するように構成し、上記情報語を上記サブ符号語の組合わせ方を表現する情報に変換し、上記サブ符号語の組合わせ方を表現する情報に従って上記符号語を生成するとともに、
符号語系列のADSの変化範囲が10以下であり、符号語系列から準破滅的シーケンスが除去され、符号語系列の最大ゼロランレングスが10に制限されるようにした符号化回路を有することを特徴とするディジタル信号伝送装置。 - ディジタル磁気記録再生装置であって、記録すべきディジタル信号を伝送する伝送系内に、パーシャルレスポンスと最尤復号とを組合わせたチャンネルに係る符号化を行う符号化回路を使用するディジタル磁気記録再生装置において、
情報語としての16ビットを単位とする2進データ列を、符号語としての18ビットを単位とする2進データ列に変換する際に、上記符号語を9ビットを単位とする2進データ列からなるサブ符号語の組合わせによって生成するように構成し、上記情報語を上記サブ符号語の組合わせ方を表現する情報に変換し、上記サブ符号語の組合わせ方を表現する情報に従って上記符号語を生成するとともに、
符号語系列のADSの変化範囲が10以下であり、符号語系列から準破滅的シーケンスが除去され、符号語系列の最大ゼロランレングスが10に制限されるようにした符号化回路を有することを特徴とするディジタル磁気記録再生装置。 - 請求項6において、
記録すべき信号をディジタル信号に変換するアナログ/ディジタル変換手段をさらに有することを特徴とするディジタル磁気記録再生装置。
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