JPH0639370Y2 - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH0639370Y2
JPH0639370Y2 JP1986198823U JP19882386U JPH0639370Y2 JP H0639370 Y2 JPH0639370 Y2 JP H0639370Y2 JP 1986198823 U JP1986198823 U JP 1986198823U JP 19882386 U JP19882386 U JP 19882386U JP H0639370 Y2 JPH0639370 Y2 JP H0639370Y2
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JP
Japan
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JP1986198823U
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栗原  隆
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、オフィスコンピュータ、パーソナルコンピュ
ータ等に用いられる複数の関連あるプロセスを個別に実
行するデータ処理装置に関する。
〔従来の技術〕
CRTディスプレイを用いてオフィスコンピュータ等によ
り、プログラム処理を行なう場合、1つのプログラム処
理を1台のCRTディスプレイを用いて行なうことが通常
である。しかし、必要により1台のCRTディスプレイを
用いて複数のオフィスコンピュータを接続し複数のプロ
グラム(プロセス)を処理する場合もある。
この様な場合、第6図に示す様に、プロセスG〜Iの3
つのプロセス出力を各々ドライバ6を介してCRTディス
プレイ等の端末機器7へ接続している。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、この接続では各プロセスG〜Iの中の少
なくとも2つのプロセスから同時にCRTディスプレイに
表示要求された場合、各プロセス間に同期をとる必要が
あり各プログラムの必要に応じて表示することはできな
い。また、このことは、各プロセスが同時にデータ入力
をキー入力部に要求する場合にも起こることである。
この様な場合、時分割駆動を行なえば良いが、時分割駆
動を行なった場合には処理時間が長くなる。
本考案の課題は、複数のプロセスを実行する際に、プロ
セス間のデータを共有できるようにすることであり、ま
たこの共有されるデータの確認を表示画面上で直ちに行
える様にすることである。
[課題を解決する為の手段] この考案の手段は次の通りである。
複数のプロセスを個別に実行するプロセス処理手段と、
表示画面上に表示される画面データを記憶する画面バッ
ファと、上記プロセス処理手段における何れかのプロセ
スから発行される入出力要求コマンドに基づいて起動さ
れ、上記画面バッファに対してデータの入出力を行う入
出力処理手段とを有し、上記入出力処理手段は、何れか
のプロセスからデータ出力要求コマンドが発行された際
に、所定の手段により入力されるデータを上記画面バッ
ファの所定アドレス位置に記憶させ、また、何れかのプ
ロセスからデータ入力要求コマンドが発行された際に、
上記画面バッファの上記所定アドレス位置に記憶された
データを、上記データ入力要求コマンドを発行したプロ
セスへ送出するように制御することを特徴としたもので
ある。
[作用] この考案の手段の作用は次の通りである。
プロセス処理手段において複数のプロセスを個別に実行
されている状態において、このプロセス処理手段におけ
る何れかのプロセスからデータ出力要求コマンドが発行
された際に、入出力処理手段は、所定の手段により入力
されるデータを画面バッファの所定アドレス位置に記憶
させる。上記画面バッファに記憶されたデータは表示画
面上に表示される為、この記憶されたデータはオペレー
タが確認できる状態となる。この後、上記プロセス処理
手段における何れかのプロセスからデータ入力要求コマ
ンドが発行された際に、入出力処理手段は、上記画面バ
ッファの上記所定アドレス位置に記憶されたデータを、
上記データ入力要求コマンドを発行したプロセスへ送出
するように制御する。
従って、複数のプロセスを実行する際に、プロセス間の
データを表示用の画面バッファを介しての共有が可能と
なり、またこの共有されるデータの確認を表示画面上で
直ちに行えるという効果を有する。その為、例えばある
プロセスで表示画面上に出力されたデータを他のプロセ
スで取込んで処理でき、各プロセス間の間接的なデータ
転送が可能となる等の効果を有する。
[実施例] 先ず、本考案の概要について第1図に示したブロック図
で説明する。同図において、1は複数の関連する動作処
理プログラム2a、2b等を制御するプログラム制御部であ
り、3はプログラム制御部1の制御に従って、前記複数
の処理プログラム2a、2b等内の共通データを読出し、画
面バッファ4へこの共通データを書込み、又書込んだ共
通データを各プログラム2a、2b等へ読出す書込み/読出
し制御部であり、4は上述の共通データを記憶し、必要
に応じて共通データをディスプレイに表示する画面バッ
ファである。
第1図に示した上記ブロック図の作用について説明する
と、複数の処理プログラム2a、2b等を処理する際、プロ
グラム制御部1の制御に従って処理中に出力される共通
データを始めに出力されたものから順次書込み/読出し
制御部3の制御によって画面バッファ4へ書込み、他の
プログラム処理中、必要とする共通データが画面バッフ
ァ4に記憶されていれば、これを新ためて書込むことな
く、画面バッファ4から読出して、そのプログラム処理
に利用するものである。これによって関連ある複数のプ
ログラム2a、2b等の処理を容易に行なうことができる。
以下、本考案の具体的な実施例を説明する。
構成 第2図は、本実施例の画面共有使用装置を含むシステム
構成図である。
中央処理部8は複数のプロセスを処理できるCPUであ
り、主記憶部9、外部記憶部10、CRTディスプレイ11a及
び端末機器11に接続されている。端末機器11は図示しな
いがキーボードやプリンタ等で構成されている。主記憶
部9内にはCPU8を制御させる為の複数のプロセスデータ
(プログラムデータ)が格納されている。外部記憶部10
はデータの入出力が可能なメモリ、例えば磁気ディスク
等で構成され、データがランダムファイル化されてる
為、データ記憶順序に関係なく自由にアクセス可能なメ
モリである。CRTディスプレイ11aは、後述する画面バッ
ファに記憶されるデータと一対一にアドレスエリアを有
し、画面バッファに書込まれたデータをCRTディスプレ
イ11a上の対応する位置に表示できる構成である。
また、主記憶部9内には上述の複数の処理プロセスデー
タ以外に、CPU8とCRTディスプレイ11aとの間のデータの
授受を行なう為、入出力プロセスデータが書込まれてい
る。第3図は、この入出力プロセスDと上述の処理プロ
セスとして、3つのプロセスA、B、C、及びCRTディ
スプレイ11aとの関係を示すブロック図である。入出力
プロセスDは端末の管理を行なうが、特にCRTディスプ
レイ11aへ画像を表示するため、画像データが一旦書込
まれる後述する画面バッファの入出力制御も行なう。ま
た、各プロセスA〜Cはこの入出力プロセスDへ所定命
令(コマンド)を出力し、入出力プロセスDはこのコマ
ンドを受けてドライバ12へ指示を行ない、又、各プロセ
スA〜Cへ回答を行なう。
また、プロセスA〜Cは互いに何からの関連ある制御を
行なうもので、例えばあるデータを端末機器11の一つで
あるプリンタへ印字し、外部記憶部10へファイル化し、
CRTディスプレイ11aへ表示する場合のプロセスデータを
有している。例えばプロセスAがCRTディスプレイ11aへ
の表示のプログラムを有し、プロセスBがプリンタへの
印字のプログラムデータを有し、プロセスCが外部記憶
部10へのファイルのプログラムデータを有する場合であ
る。
ここで、さらにプロセスA〜Cと入出力プロセスDと画
面バッファ13との関係を示すと、第4図に示す様に、入
出力プロセスDは、プロセスA〜Cと共有のメモリであ
るデータ用メモリ14aとコマンド用メモリ14bを介して接
続されており、また、入出力プロセスDは画面バッファ
13と接続されている。そして、前述の様に、例えばプロ
セスAからのコマンドはコマンド用メモリ14bに入力
し、コマンド用メモリ14bで入出力プロセスDを起動す
る為の所定の命令語に変換され、入出力プロセスDへ出
力する。入出力プロセスDはこの命令語により対応する
プロセスを実行する。例えば入出力プロセスDは、その
プロセスに従って画面バッファ13とデータの入出力を行
ない、画面バッファ13から得られたデータをデータ用メ
モリ14aへ出力する。データ用メモリ14aでは得られたデ
ータを要求があったプロセスA〜Cへ出力する。
また、上述のプロセスA〜Cより出力されるコマンドに
は、例えば、キーボード入力コマンド、バッファ入
力コマンド、データ出力コマンド等があり、例えばキ
ーボードコマンドは前述の端末機器11の一つであるキ
ーボードから入力するキー操作信号である。また、バッ
ファ入力コマンドは既に画面バッファ13上に書込まれ
ているデータを要求があったプロセスへ入力指示もので
あり、これにより、他のプロセスによってデータが画面
バッファに書込まれていれば間接的に他のプロセスとの
データ転送が可能となる。さらにデータ出力コマンド
は上述のバッファ入力コマンドとは逆に、画面バッフ
ァへデータを書込みCRTディスプレイ11aへ表示する為の
コマンドである。
動作 以上の様な構成の画面共有使用装置において、以下に第
5図を用いてその動作説明を述べる。
先ず、例えば前述の様に、プロセスAがCRTディスプレ
イ11aへのデータの表示プログラムであり、プログラム
Bが同一データをプリンタへ印字する処理プログラムで
あり、プロセスCが外部記憶部10への同一のデータをフ
ァイリングする処理プログラムであるとする。次にプロ
セスA〜Cの中で主となるプロセス(以下親プロセスで
示す)を決める。例えば本例ではこの親プロセスをプロ
セスAとする。そして、この親プロセスAを初めに起動
し、そして、他のプロセスB、Cは親プロセスAにより
起動されるプログラムに設定されている。
第5図は、このシステムにおける動作の一例を示すもの
であり、同図に示す様に、プロセスAの中でデータEを
表示せよというコマンドが出力されると、コマンド用メ
モリ14bを介して入出力プロセスDは起動され、入出力
プロセスD内の画面バッファ13の所定のアドレスへデー
タEが書込まれる。このデータEの書込みは、キーボー
ドからオペレータが書込む。そして、このデータEは画
面バッファ13に記憶されると共に、CRTディスプレイ11a
上に表示され、オペレータは画面バッファ13に書込まれ
たこのデータEを確認することができる。
次に、プロセスCの実行中に、データEを必要とする処
理、例えば外部記憶部10へデータEを書込む処理に到る
と、プロセスCからバッファ入力コマンドがコマンド用
メモ14bへ出力され、この時入出力プロセスD内の画面
バッファ13に上述の様にデータEが書込まれていればこ
れをデータ用メモリ14aを介してプロセスCへ取込む。
このプロセスCへのデータEの取込みにより、プロセス
CではこのデータEを外部記憶部10へ出力し、データE
をファイリングすることができる。一方、プロセスCか
らバッファ入力コマンドが出力された時、データEが画
面バッファ13に書込まれていない時は、例えばキーボー
ドからデータEの入力を行なう様に要求を出す制御を行
なう。又、データEをプロセスBで使用する場合にも、
上述と同様にプロセスBからバッファ入力コマンドを出
力することによりデータEを取込み、例えばデータEを
プリントすることができる。
また、データEに限らずプロセスA〜Cで共通に使用さ
れるデータを同様に画面バッファ13へ書込み、同時にCR
Tディスプレイ11aへ表示することにより、このデータを
他のプロセスで使用することができる。
以上の様に共通するデータを有する各プロセスにおい
て、画面上にデータを保持させることにより、これを入
出力プログラムによって共有化して使用することができ
る。
〔考案の効果〕
本考案によれば、複数のプロセスを実行する際に、プロ
セス間のデータを表示用の画面バッファを介しての共有
が可能となり、またこの共有されるデータの確認を表示
画面上で直ちに行えるという効果を有する。その為、例
えばあるプロセスで表示画面上に出力されたデータを他
のプロセスで取込んで処理でき、各プロセス間の間接的
なデータ転送が可能となる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のブロック図、 第2図は本考案の端末機器共有使用システムの全体ブロ
ック図、 第3図は本考案の一実施例の各プロセス間の関係を示す
ブロック図、 第4図は本考案の一実施例の各プロセス間の関係、及び
コマンド用メモリとデータ用メモリの関係を示すブロッ
ク図、 第5図は本考案の一実施例の各プロセス間の動作を説明
する為の構成図、 第6図は従来の端末機器共有使用システムの構成を示す
ブロック図である。 8……中央処理部、 9……主記憶部、 10……外部記憶部、 11……端末機器、 11a……CRTディスプレイ、 12……ドライバ、 13……画面バッファ、 14a……データ用メモリ、 14b……コマンドメモリ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のプロセスを個別に実行するプロセス
    処理手段と、 表示画面上に表示される画面データを記憶する画面バッ
    ファと、 上記プロセス処理手段における何れかのプロセスから発
    行される入出力要求コマンドに基づいて起動され、上記
    画面バッファに対してデータの入出力を行う入出力処理
    手段とを有し、 上記入出力処理手段は、何れかのプロセスからデータ出
    力要求コマンドが発行された際に、所定の手段により入
    力されるデータを上記画面バッファの所定アドレス位置
    に記憶させ、また、何れかのプロセスからデータ入力要
    求コマンドが発行された際に、上記画面バッファの上記
    所定アドレス位置に記憶されたデータを、上記データ入
    力要求コマンドを発行したプロセスへ送出するように制
    御することを特徴としたデータ処理装置。
JP1986198823U 1986-12-26 1986-12-26 データ処理装置 Expired - Lifetime JPH0639370Y2 (ja)

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JP1986198823U JPH0639370Y2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26 データ処理装置

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JPS63107042U JPS63107042U (ja) 1988-07-11
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0782445B2 (ja) * 1990-02-13 1995-09-06 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション インターフェース・システムおよび方法
JPH0786839B2 (ja) * 1990-02-13 1995-09-20 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション マルチタスク式データ処理システム
JPH0831042B2 (ja) * 1990-02-13 1996-03-27 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション 周辺装置マネジャ、マルチタスクデータ処理システムおよびインターフェース方法

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JPS6027016A (ja) * 1983-07-22 1985-02-12 Nec Corp 階層構造をもつプログラムの対話制御方式
JPS6033637A (ja) * 1983-08-04 1985-02-21 Ricoh Co Ltd デ−タ処理装置

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