JPH0639268A - 粉粒体処理装置 - Google Patents

粉粒体処理装置

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JPH0639268A
JPH0639268A JP8638093A JP8638093A JPH0639268A JP H0639268 A JPH0639268 A JP H0639268A JP 8638093 A JP8638093 A JP 8638093A JP 8638093 A JP8638093 A JP 8638093A JP H0639268 A JPH0639268 A JP H0639268A
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JP
Japan
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granular material
material processing
powdery
air
processing apparatus
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JP8638093A
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English (en)
Inventor
Morio Kadokawa
守男 角川
Kotaro Takagaki
宏太郎 高垣
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Freund Corp
Original Assignee
Freund Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動運転中に異常が発生した時にも適切な対
応処置を自動的にとることができ、正常な製品を得るこ
とができる粉粒体処理装置を提供する。 【構成】 少なくとも一つの運転条件の検出値が予め設
定した該運転条件の上限値または下限値を超えた時、そ
の時において実行されている工程および単位操作、該運
転条件およびその超えた限界値が上限値と下限値のいず
れであるか、各上限のうち少なくとも2つの条件の組合
せに基づき、自動的に予め設定してある対処方法を選択
して実行し、それにより、異常発生時の自動対処を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粉粒体処理技術、特に異
常発生時の自動対処を行うことが可能な粉粒体処理技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】医薬品や食品等の錠剤や、顆粒等を造
粒、コーティングにより製造するために用いられる粉粒
体処理装置において、その装置を自動運転することは、
たとえば特開昭61−78430号公報に開示されてい
る。
【0003】このような自動運転において処理条件に異
常が発生すると、そのまま運転を継続すれば所望の性
質、性能を有する製品を得ることができず、また、処理
途中の材料が無駄になる結果となる。
【0004】しかし、従来の粉粒体処理技術において
は、異常発生時の対処は前記特開昭61−78430号
公報には開示されていない上に、実際にも特になされて
おらず、精々装置の運転を停止するだけの単純なことし
か行われていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、単に装置の
運転を止めてしまうと、造粒コーティング中の粉粒体が
バインダー液などで濡れている状態にある場合には、粉
粒体どうしが団粒化してしまい、製品とならなくなって
しまう。
【0006】特に、処理されている粉粒体が医薬品のよ
うに高価なものである場合、前記の対処法では原料の無
駄による損失が大きい。
【0007】そこで、本発明の1つの目的は、被処理物
である粉粒体が損傷されたり、無駄になったりすること
を防止し、異常回復後に処理を続行して正常な製品とす
るように対処することができる粉粒体処理技術を提供す
ることにある。
【0008】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0010】すなわち、少なくとも一つの運転条件の検
出値が予め設定した該運転条件の上限値または下限値を
超えた時、その時において実行されている工程および単
位操作、該運転条件およびその超えた限界値が上限値と
下限値のいずれであるか、の各条件のうち少なくとも2
つの条件の組合せに基づき、自動的に予め設定してある
対処方法を選択して実行し、それにより、異常発生時の
自動対処を行うものである。
【0011】
【作用】本発明の粉粒体処理装置によれば、異常発生時
には、その状況に対応した諸々の異なる対処を行うこと
ができ、被処理物は正常な状態で保存されるので、異常
の回復と共に正常な自動運転に戻った時、被処理物は正
常な状態のままで次工程に移ることができ、異常の発生
に左右されることなく、正常な製品を得ることができ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0013】(実施例1)図1は本発明の一実施例によ
る粉粒体処理装置の構成図、図2は本実施例における制
御システムの説明図である。
【0014】本実施例の粉粒体処理装置は通気型錠剤コ
ーティング装置の構造を有し、粒体コーティング機1
は、モータMで回転される実質的に水平な回転軸を有
し、粒体集積層2を気体が流通する構造の、いわゆるコ
ーティングパンと呼ばれる回転容器3と、この回転容器
3の粒体集積層2にコーティング液をスプレーする噴霧
装置4とを備えている。
【0015】噴霧装置4にコーティング液を供給するた
めのシステムは、溶解槽5と、液ポンプ6とを有してい
る。
【0016】また、噴霧装置4には、スプレー用の空気
がスプレーエア供給路7を経て供給される。
【0017】回転容器3に熱風、冷風などの気体を供給
するシステムは、給気フィルタ8と、給気ファン9と、
熱交換器10と、給気フィルタ11と、給気ダンパ12
と、バイパスダンパ13とを備えている。
【0018】一方、回転容器3からの排気を行うための
システムは、排気ダンパ14と、集塵機15と、排気フ
ァン16とを備えている。
【0019】次に、本実施例の粉粒体処理装置を制御す
る制御システム(制御手段)について、図2を参照しな
がら説明する。
【0020】この制御システムはシーケンス制御方式を
採用しており、該制御システムの指令を行うシーケンサ
17と、タッチパネル式のディスプレイ装置18と、キ
ーボード19と、プリンタ20と、アナログ信号処理を
行うアナログ調節計21よりなる分散型調節器22とを
有している。この制御システムの制御部ないしシーケン
サ17の内蔵メモリの如き内部記憶手段には、予め設定
された異常発生時の自動対処方法が記憶されている。
【0021】また、図2の制御システムにおいて、23
は給気温度測定用の測温体、24はMV/I変換器、2
5は排気温度測定用の測温体、26はMV/I変換器、
27は給気流量計、28はΔP/I変換器、31は糖衣
液またはフィルム液用の流量計である。
【0022】さらに、図2の32は回転容器3内の圧力
を検出するパン内圧力センサ、33はP/I変換器、3
4はパン回転センサ、35は給気温度調節手段、36は
給気流量調節用のモータ、37はインバータ、38は切
換器、39はパン内圧力および排気流量調節用のモー
タ、40はインバータ、41はパン回転調節用のモー
タ、42はインバータ、43は液ポンプ6を駆動して糖
衣液またはフィルム液をスプレーするためのモータ、4
4はインバータである。
【0023】次に、本実施例の粉粒体処理装置を用いて
コーティング操作を行う作用について説明する。
【0024】まず、一例として錠剤の糖衣コーティング
を行う場合について説明すると、その全工程のフロー
(ゼネラルフロー)は図3〜図5に示されている通りの
順序で行われる。
【0025】すなわち、図3における開始から運転準備
1,2,3を経て、回転容器3への錠剤投入、下掛・上
掛の選択を行い、上掛の場合は図4のに移行するが、
下掛の場合は図1の自動運転起動を経て、錠剤予熱、下
掛、中掛に移行する。
【0026】なお、この場合に、中掛後に回転容器3か
ら錠剤の排出を行った後、回転容器3の洗浄、洗浄乾燥
を経て運転準備に移行し、さらに回転容器3に錠剤を投
入して自動運転起動を行い、錠剤予熱を行うこともあり
得る。
【0027】次に、図4の,に示すように、上掛、
乾燥、艶出、乾燥の各工程を順次行う。
【0028】なお、上掛と乾燥との間に、除湿を行うこ
ともあり得る。
【0029】その後、図5のに移行し、錠剤の冷却、
給気ファン9の停止、排気ファン16の停止、錠剤の保
管の有無の確認を行い、保管有の場合は錠剤の保管を行
った後、無の場合は直接的に装置全停止に移行する。次
いで、回転容器3の洗浄、洗浄乾燥を経て装置の全停止
を行い、全操作を終了する。
【0030】本発明の粉粒体処理装置においては、図3
〜図5に示すゼネラルフローの全工程を自動的に実行す
ることができるが、以下にその中の下掛工程(図3参
照)を例として単一工程の自動運転操作のフローを図6
〜図9にしたがって説明する。
【0031】なお、下掛工程は1回のこともあるが、2
回以上のサイクルで実行するのが普通である。
【0032】本実施例における下掛工程は、スプレー、
ポーズ1、ポーズ2、ドライの4つの単位操作からな
る。
【0033】スプレー操作(図6) まず、スプレー操作は、図6に示すように、前工程の錠
剤予熱操作の終了に続いて行われるが、最初に、たとえ
ば事前に設定した必要項目のデータを自動転送すること
により実行することができる。
【0034】すなわち、このデータ設定は、液ポンプ6
から噴霧装置4に圧送される糖衣液の流量の設定の他
に、その流量の上限および下限の設定も含んでいる。
【0035】また、スプレーエア供給路7から噴霧装置
4に圧送されるスプレーエア圧力の設定ならびにその上
限および下限の設定も行われる。
【0036】さらに、このデータ設定は、パン回転数お
よびその上限ならびに下限の設定、給気温度およびその
上限ならびに下限の設定、給気風量およびその上限なら
びに下限の設定、排気風量およびその上限ならびに下限
の設定、スプレーの回数および運転時間ならびに1回液
使用量の設定も含んでいる。
【0037】前記データ設定状態で、給気については給
気ファン9を継続運転し、給気ダンパ12を閉とし、給
気風量および給気温度を設定値に保つ。
【0038】また、排気については、排気ファン16を
継続運転し、排気ダンパ14を閉として、排気風量を設
定値に保つ。
【0039】さらに、糖衣液の供給については、液ポン
プ6を継続運転し、液流量を設定値に保つ。
【0040】バイパスダンパ13は開とする。
【0041】回転容器3はモータMにより回転し、その
パン回転数を設定値に保つ。
【0042】また、スプレーについては、スプレーエア
圧力を調節し、スプレーシリンダを開いて噴霧装置4か
らスプレー液を噴出する。
【0043】そして、スプレー時間または液使用量が設
定値に達した時点で、スプレーシリンダを閉じて、スプ
レー操作を終了し、次のポーズ1操作に移行する。
【0044】ポーズ1操作(図7) ポーズ1操作においては、データ設定は、事前に設定し
た必要項目のデータを自動転送し、運転を行う。
【0045】このデータ設定は図7では省略されている
が、給気風量と温度、排気風量、液流量、パン回転数に
ついての設定値とその上限ならびに下限値、さらには運
転時間を含んでいる。
【0046】このポーズ1操作では、給気、排気、糖衣
液の供給については前記スプレー操作と同様であるが、
回転容器3については継続運転とされ、そのパン回転数
を設定値に保つ。
【0047】そして、所定の設定運転時間が来たら運転
を自動停止し、次のポーズ2操作に移行する。
【0048】なお、糖衣液の保温と、懸濁液の場合の沈
澱防止が必要な時には、液ポンプ6を作動させて液を循
環させたままにすることができる。
【0049】ポーズ2操作(図8) このポーズ2操作は、データの設定項目および各機器の
運転はポーズ1操作と同様でよいので、重複説明および
図示は省略する。
【0050】給気ダンパ12は閉、排気ダンパ14は
開、バイパスダンパ13は閉とする。
【0051】そして、設定運転時間に達した時に操作を
終了し、次のドライ操作に移行する。
【0052】ドライ操作(図9) このドライ操作では、データ設定項目は給気風量が加わ
ったこと以外は前記ポーズ1および2と同様である。
【0053】また、各機器の運転は前記ポーズ1および
2と同様である。
【0054】そして、設定運転時間に達した後、給気ダ
ンパ12と排気ダンパ14を閉、バイパスダンパ13を
開としてドライ操作を終了し、再びスプレー操作に戻
る。
【0055】サイクル回数が設定値に達すると、装置を
停止して、下掛工程を終了する。
【0056】なお、下掛を2工程以上行う場合には、下
掛2工程に移行して必要な操作を実行する。
【0057】前記した各工程および単位操作の実行にお
いて、本実施例では、シーケンサ17を含むシーケンス
制御方式を用いて制御を行うようになっている。
【0058】そして、このようなシーケンス制御を含む
制御システムによる各工程および単位操作を実行し、運
転条件の測定値が上限値または下限値を超えた時には、
後で詳述するように予め定められた対応処理をとること
ができる。
【0059】たとえば、給気風量が設定の上限値または
下限値を外れた時には、給気流量計27の測定値を変換
器28を介してシーケンサ17に送り、シーケンサ17
により給気フィルタ8および/または給気ダンパ12、
回転容器3のモータM、給気流量調節用モータ36、排
気流量調節用モータ39などを制御するのであるが、そ
の異常がどの工程のどの単位操作中で生じたかによって
予め設定された運転プログラムを実行するシーケンス制
御を行う。
【0060】また、その他の運転の異常が生じた時に
も、その異常の発生個所や状況に応じてシーケンサ17
を含む制御システムが自動的に判断して、その内部記憶
手段に記憶された所定の対処方法に基づいて適切な対応
処置をとる。
【0061】この場合の適切な対応処置のための対処法
として、被処理物に損傷を与えないように対処するため
には、単に発生した異常の種類に対応して画一的な処理
をとるのでは不十分であって、被処理物が異常発生時に
どのような状況にあるのかということと、発生した異常
の種類との相関により対処方法をきめ細かく変える必要
がある。
【0062】さらに、対処方法は単一の操作では不十分
であり、ある操作を必要時間行った後に他の操作に移
る、といったシーケンス制御の考えをとり入れたものに
するのが好ましい。
【0063】たとえば、粉粒体が図1に示すような通気
型錠剤コーティング装置である場合、図10に示すよう
に、 (A).コーティング工程のスプレー(単位操作)時に
給気温度が上限値を超えた時には、スプレー中止→
給気停止→排気ダンパ14を閉じて蒸らす→排気ダ
ンパ14を開いて内部の湿分を排出する→排気停止→
パンすなわち回転容器3の回転数を落として間欠運転
をする→所定時間後に終了、の各処理よりなる対処法
を施す。
【0064】(B).上記(A)と同じ。ただし給気温
度が下限値を超えた時には、上記のととの間の部分
に乾燥工程を入れる。
【0065】(C).コーティング工程の乾燥(単位操
作)時に給気温度が下限値を超えた時には、乾燥継続→
以後、前記以降の工程を行う。
【0066】(D).上記(C)と同じ。ただし排気温
度が上限値を超えた時には、乾燥中止→以後、前記以
降の工程を行う。
【0067】このように、工程、単位装置、運転条件、
超えたのが上限値か下限値か、に対応してすべて異なる
対応を行うことによって、錠剤が正常な状態で保存さ
れ、一旦運転を停止して異常の原因を除去した後に次工
程に移れるようになる。また、これらの制御はシーケン
ス制御をとり入れたものとなっているので、すべて自動
的に異常対処が可能であり、無人運転時に発生した異常
に対応できる。
【0068】このようにすることにより、運転条件の異
常が発生したために生じた不良品をそのまま最終工程ま
で加工するような無駄がなくなり、また場合によって
は、再加工して正常品とすることも可能であるなど、単
に目標値を定めるのみの従来法による制御に比べて大き
な利点を生ずる。
【0069】前記のような場合、本実施例では、制御シ
ステムがアナログ信号処理のためのアナログ調節計21
よりなる分散型調節器22で構成されているので、装置
のコストの低減、構造の簡単化を実現できる。
【0070】さらに、本実施例では、制御システムがタ
ッチパネル式ディスプレイ装置で構成されていることに
より操作が容易となり、装置のコストの低減と、構造の
簡単化を図ることができる。
【0071】なお、本発明は前記実施例の糖衣コーティ
ングの他にフィルムコーティングを行う場合にも適用で
きる。
【0072】フィルムコーティングの場合、スプレー液
の濃度や粘度が糖衣の場合よりも低くなる他、たとえば
下掛工程における単位操作がスプレー操作のみの単一操
作であり、かつスプレー操作が連続で行われること等に
おいて差異が生じるが、制御プログラムが簡略化される
だけで、基本となるシステムは同一である。
【0073】(実施例2)図11は本発明の他の実施例
による自動粉体造粒・コーティング装置の構成図、図2
は本実施例における制御システムの説明図である。
【0074】本実施例の自動粉体造粒・コーティング装
置は遠心流動型造粒コーティング装置の構造よりなり、
粉体造粒・コーティング装置101は底部にロータ10
4とアジテータ105を有し、粉体集積層102を流通
気体により流動させる構造の粉体容器103と、この粉
体容器103内とその上部に設けられ、粉体集積層10
2に結合剤液またはコーティング液をスプレーする上部
噴霧装置106および下部噴霧装置107とを備えてい
る。
【0075】上部噴霧装置106と下部噴霧装置107
に結合剤液またはコーティング液を供給するためのシス
テムは溶解槽108と上部噴霧液ポンプ109と下部噴
霧液ポンプ110とを有している。
【0076】また、上部噴霧装置106と下部噴霧装置
107には、スプレー用空気が圧縮空気制御装置111
からスプレーエア供給路112を経て供給される。
【0077】本粉体造粒・コーティング装置101の粉
体容器103に熱風、冷風などの気体を供給するシステ
ムは、給気ファン113と、給気フィルタ114と、熱
交換器115と、熱風−冷風切換ダンパ116と、給気
ダンパ117と、スリットエア風量調節ダンパ118
と、流動エア風量調節ダンパ119と、バイパスダンパ
121とを備えている。
【0078】一方、本造粒・コーティング装置101か
らの排気を行うためのシステムは、排気ダンパ120
と、集塵機122と、排気ファン123とを備えてい
る。
【0079】次に、本実施例の自動粉体造粒・コーティ
ング装置を制御する制御システムについて、図12を参
照しながら説明する。
【0080】この制御システムはシーケンサ制御方式を
採用しており、該制御システムの指令を行うシーケンサ
124と、タッチパネル式のディスプレー装置125
と、キーボード126と、プリンタ127と、アナログ
信号処理を行うアナログ調節計128よりなる分散型調
節器129とを有している。
【0081】また、図12の制御システムにおいて、1
17aは給気ダンパ駆動手段、120aは排気ダンバ駆
動手段、121aはバイパスダンパ駆動手段、130は
給気温度測定用の測温体、131はMV/I変換器、1
32は排気温度測定用の測温体、133はMV/I変換
器、134はスリットエア風量計、135は△P/I変
換器、136は流動エア風量計、137は△P/I変換
器、138は排気風量計、139は△P/I変換器、1
40は上部噴霧装置106に供給する結合剤またはコー
ティング液用の流量計、141は下部噴霧装置107に
供給する結合剤またはコーティング液用の流量計であ
る。
【0082】さらに、142はロータ回転センサ、14
3はPL/I変換器、144はアジテータ回転センサ、
145はPL/I変換器、146は給気温度調節信号用
I/P変換器、147は給気温度調節手段、148はス
リットエア風量調節信号用I/P変換器、118aはス
リットエアダンパに付属している調節手段、149は流
動エア風量調節信号用I/P変換器、119aは流動エ
ア調節ダンバに付属している調節手段、150は排気風
量調節用インバータ、151は排気ファンモータ、15
2は上部噴霧装置106へ供給する結合剤またはコーテ
ィング液の流量調節用インバータ、153は上部噴霧液
用ポンプモータ、154は下部噴霧装置107へ供給す
る結合剤またはコーティング液の流量調節用インバー
タ、155は下部噴霧液用ポンプモータ、156はロー
タ回転調節用インバータ、157はロータ用モータ、1
58はアジテータ回転調節用インバータ、159はアジ
テータモータである。
【0083】次に本実施例の自動粉体造粒・コーティン
グ装置を用いて造粒操作を行う作用について説明する。
【0084】まず、一例として粉体の造粒を行う場合に
ついて説明すると、その全工程のフロー(ゼネラルフロ
ー)は図13に示されている通りの順序で行われる。
【0085】すなわち、図13における開始から手操作
による自動起動を経て、装置予熱、原料投入、混合、造
粒、最終乾燥、冷却、製品排出、バグフィルタクリーニ
ングの各工程を経て、そのバッチを終了し、実行バッチ
が設定されているバッチ数に達していなければ再度原料
投入工程へ移行し、その後の各工程を実行する。実行バ
ッチが設定されているバッチ数に達していれば装置は全
停止して、全工程を終了する。
【0086】本発明の自動粉体造粒・コーティング装置
においては、図13に示すゼネラルフローの全操作を自
動的に実行することができるが、以下にその中の混合、
造粒、最終乾燥、冷却の各工程を例として単一工程の自
動運転操作のフローを図14〜図18に従って説明す
る。
【0087】なお、造粒工程は1回のこともあるが、2
回以上のサイクルで実行するのが普通である。
【0088】また、造粒工程の中の中間乾燥を実行しな
いでスプレー操作たけを連続して実行することもある。
【0089】混合工程(図14) まず、混合工程は、図14に示すように、前の原料投入
工程の終了に続いて行われるが、事前に設定した項目の
データを自動転送することにより、自動運転を実行す
る。
【0090】すなわち、このデータ設定は熱交換器から
給気される熱風の給気温度と、スリットエアの風量と、
流動エア風量の設定の他に、その給気温度の上限および
下限と、スリットエア風量の上限および下限と、流動エ
ア風量の上限および下限の設定も含んでいる。
【0091】また、本造粒・コーティング装置から排気
される気体の排気温度と、その風量の設定の他に、その
排気温度の上限および下限と、排気風量の上限および下
限の設定も行われる。
【0092】さらに、このデータ設定は、ロータの回転
数およびその上限ならびに下限の設定、アジテータの回
転数およびその上限ならびに下限の設定、混合操作の運
転時間および終点制御選択の設定も含んでいる。
【0093】前記データ設定状態で、給気については給
気ファン113を継続運転、給気ダンパ117も継続し
て開とし、スリットエアおよび流動エアを粉体容器に供
給する。この時給気温度、スリットエア風量および流動
エアを設定値に保つ。
【0094】また、排気については排気ファン123を
継続運転、排気ダンパ120も継続して開として排気風
量を設定値に保つ。
【0095】さらに、粉体容器103内のロータモータ
157およびアジテータモータ159を運転継続し、ロ
ータ104の回転数およびアジテータ105の回転数を
設定値に保つ。
【0096】そして、混合工程の終了は終点制御を時間
と設定してる時は運転時間が設定値に達した時点で混合
工程を終了し、または終点制御を排気温度と設定してい
るときは、排気温度が上昇して設定値に達した時点で混
合工程を終了し、次の造粒工程の中のスプレー操作に移
行する。
【0097】造粒工程 造粒工程の中にはスプレー操作(図15)と、中間乾燥
操作(図16)との2つの単位操作がある。この操作は
設定サイクル回数だけ交互に繰り返して実行する。
【0098】スプレー操作(図15) スプレー操作においてのデータ設定は、事前に設定した
項目のデータを自動転送することにより運転を実行す
る。
【0099】すなわち、このデータは給気、排気、ロー
タ104、アジテータ105の設定については前記混合
工程と同様の項目であるが、その他に上部噴霧液ポンプ
109から上部噴霧装置106に圧送される結合剤液の
流量設定および上限ならびに下限の設定、下部噴霧液ポ
ンプ110から下部噴霧装置107に圧送される結合剤
液の流量設定および上限ならびに下限設定、スプレーエ
ア供給路112から上部噴霧装置106および下部噴霧
装置107に圧送されるスプレーエア圧力の設定および
上限ならびに下限の設定も行われる。
【0100】さらに、サイクル回数および運転時間なら
びに1回液使用量の設定と終点制御選択の設定も含んで
いる。
【0101】スプレー操作では給気、排気、ロータ10
4、アジテータ105の運転は前記の混合工程と同様に
運転を継続し、ぞれぞれの量を設定値に保つ。
【0102】前記給気、排気、ロータ104、アジテー
タ105の運転の他に上部噴霧装置106に結合剤液を
供給する上部噴霧液ポンプ109と、下部噴霧装置10
7に結合剤液を供給する下部噴霧液ポンプ110と、を
運転し、それぞれの液流量を設定値に保つ。
【0103】スプレーについては、スプレー圧力を調節
し、スプレーシリンダを開いて上部噴霧装置106およ
び下部噴霧装置107から結合剤液を噴出する。
【0104】そして、スプレー操作運転時間または1回
液使用量が設定値に達した時点で、スプレーシリンダを
閉じて、スプレー操作を終了し、次の中間乾燥操作に移
行する。
【0105】中間乾燥操作(図16) この中間乾燥操作は、データの設定項目および各機器の
運転は前記の混合工程と同様でよいので、重複説明は省
略する。
【0106】中間乾燥操作の終点制御条件の設定値に達
した時点で、中間乾燥操作を終了し、再び前記スプレー
操作に戻る。
【0107】なお、スプレー操作終了時点で、サイクル
回数が設定値に達した時点ではこの中間乾燥は実行しな
いで、次の最終乾燥工程に移行する。
【0108】最終乾燥工程(図17) この最終乾燥工程は、データの設定項目および各機器の
運転は前記の混合工程および中間乾燥操作と同様でよい
ので、重複説明は省略する。
【0109】最終乾燥工程の終点制御条件の設定値に達
した時点で、最終乾燥工程を終了し、次の冷却工程に移
行する。
【0110】冷却工程(図18) この冷却工程は、データの設定項目および各機器の運転
は前記の混合工程、中間乾燥操作および最終乾燥工程と
同様でよいので、重複説明は省略する。
【0111】冷却工程の終点制御条件の設定値に達した
時点で、冷却工程を終了し、次の製品排出工程に移行す
る。
【0112】なお、この冷却工程の終点制御を排気温度
と設定しているときは、排気温度が降下して設定値に達
した時点で冷却工程を終了する。
【0113】前記した各工程の単位操作の実行におい
て、本実施例では、シーケンサ124を含むシーケンサ
制御方式を用いて制御を行うようになっている。
【0114】そして、このようなシーケンサ制御を含む
システムによる各単位操作を実行し、運転条件の設定値
に対し、実際値が上限または下限値を外れたときには、
操作を中止するか、あるいは予め定められた対応処置を
とることができる。
【0115】たとえば、造粒工程のスプレー操作中、給
気温度が設定の上限値を超えたときには、測温体130
の測定値をMV/I変換器131を介してシーケンサ1
24に送り、シーケンサ124は予め設定した給気温度
まで降下させるべく、新たな設定値をアナログ調節器計
128へ自動転送し、アナログ調節計128からの調節
信号をI/P変換器146を介して給気温度調節手段1
47へ送り、予め設定した給気温度になるように制御す
る。
【0116】この制御を所定時間継続しても給気温度が
予め設定した設定値まで降下しない場合はスプレーを停
止するとともに、給気温度調節も停止して所定時間流動
を継続した後、装置を全停止する。
【0117】また、同工程のスプレー操作中、給気温度
が設定の下限値より降下したときは、スプレーを停止す
ると共に測温体130の測定値をMV/I変換器131
を介してシーケンサ124に送り、シーケンサ124は
予め設定した給気温度まで上昇させるべく、新たな設定
値をアナログ調節器計128へ自動転送し、アナログ調
節計128からの調節信号をI/P変換器146を介し
て給気温度調節手段147へ送り、予め設定した給気温
度になるように制御する。
【0118】この制御により、予め設定した給気温度に
復帰したとき、スプレーを再開し、運転を継続する。
【0119】造粒工程の中間乾燥操作中、給気温度が設
定の上限値より上昇したときは、ダンパ116を冷風側
に切り替えて所定時間流動させた後、装置を全停止す
る。
【0120】同じく、給気温度が設定の下限値より下降
したときは、上記の造粒工程のスプレー操作中に給気温
度が設定の下限値より下降したときと同様の処置をと
り、予め設定した給気温度になるように制御する。
【0121】この制御を所定時間継続しても給気温度が
予め設定した設定値まで降下しない場合はスプレーを停
止するとともに、給気温度調節も停止して、所定時間流
動を継続した後、装置を全停止する。
【0122】また、その他の異常が運転中発生したとき
にも、その異常の発生箇所や状況に応じてシーケンサ1
24を含む制御システムが自動的に判断して、装置の運
転を停止するか、あるいは適切な対応処置をとる。この
ようにすることにより、運転中に異常が発生したために
生じた不良品をそのまま最終工程まで運転するような無
駄がなくなり、再運転により、正常品とすることが可能
であるなど、単に目標を定めるのみの従来法による制御
に比べて大きな利点を生ずる。
【0123】前記のような場合、本実施例では制御シス
テムがアナログ信号処理のためのアナログ調節計128
よりなる分散型調節器129で構成されているので、シ
ステムのコスト低減と、構造の簡化を実現できる。
【0124】さらに、本実施例では、制御システムがタ
ッチパネル式デッイスプレー装置で構成されていること
により工程が容易となり、システムのコスト低減と、構
造の簡略化を計ることができる。
【0125】なお、本発明は本実施例のような粉体造粒
の他、粉粒体のコーティングを行う場合にも適用でき
る。
【0126】粉粒体のコーティングの場合、スプレー液
の性質が造粒の場合の結合剤液と相違するが、造粒の場
合と、同一の制御システムとプログラムにより自動運転
を実行できる。
【0127】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0128】たとえば、粉粒体処理装置の全体的構成や
制御システムの構成等は他のものであってもよい。
【0129】また、異常発生時の対処法や運転条件等に
ついても、前記実施例以外のものとすることができる。
【0130】これに関連して、本発明の粉粒体処理装置
は、異常時対処方法のプログラムが制御手段に内蔵され
ているだけのものにとどまらず、プログラムを実行する
ための運転条件をも予め入力してあるものも含まれる。
【0131】このようにすることによって、運転の都
度、異常時対処の運転条件を入力する必要がなくなる。
勿論、所望に応じてマニュアルで運転条件を変更あるい
は設定することも可能である。
【0132】さらに、本発明は通気型錠剤コーティング
装置や遠心流動型造粒コーティング装置以外にも、流動
層造粒コーティング装置、通気部を有する回転円板を備
えた流動層造粒コーティング装置等の各種の粉粒体処理
装置に適用できる。
【0133】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその利用分野である錠剤や顆粒などの医
薬品や糖衣菓子などの食品のコーティングに適用した場
合について説明したが、これらに限定されるものではな
く、たとえば化学品などの他の物品のコーティングにも
適用できる。
【0134】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0135】(1).本発明によれば、異常発生時の所定の
条件の組合せに基づいて予め設定してある対処方法を選
択して自動的に実行できるので、異常発生時の自動対処
を最適に行うことができる。
【0136】(2).本発明によれば、各種の運転条件の目
標値のみならず、その上限値または下限値のうちの必要
なものを予め設定して入力し、実際値がその上限値また
は下限値から外れたら装置の運転を停止するか、あるい
は適切な処置をとり、また、正常時および異常時の運転
をシーケンス制御を含む制御システムによる制御で行う
ので、単なる目標値の設定にとどまらず、粉体の造粒工
程および粉粒体のコーティング工程の適切な自動化を計
ることができる。
【0137】(3).前記(1) ,(2) により、原料の損傷や
無駄を生じることを防止し、正常で良好な製品を製造す
ることができる。
【0138】(4).本発明ではシーケンス制御方式を用い
た制御システムで制御を行うことにより、装置のコスト
を低減させることができ、またスムーズな異常回復を行
うことができる。
【0139】(5).制御システムをシーケンサ、分散型調
節器、およびタッチパネル式ディスプレイ装置で構成す
ることにより、装置のコストの低減と構造の簡単化をさ
らに促進できる。
【0140】(6).前記(1) 〜(3) により、ばらつきのな
い良好な製品を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粉粒体処理装置の一実施例を示す構成
図である。
【図2】本実施例における制御システムの説明図であ
る。
【図3】本実施例の装置を用いた自動コーティングのゼ
ネラルフローの前部分を示すフロー図である。
【図4】図3に続く中間部分のフローを示すフロー図で
ある。
【図5】図4に続くフローの後部分を示すフロー図であ
る。
【図6】本実施例における下掛工程のスプレー操作のフ
ロー図である。
【図7】同じく、ポーズ1操作のフロー図である。
【図8】同じく、ポーズ2操作のフロー図である。
【図9】同じく、ドライ操作のフロー図である。
【図10】本実施例における異常発生時の対処方法の一
例を示すフロー図である。
【図11】本発明の他の実施例による自動粉体造粒・コ
ーティング装置の構成図である。
【図12】本実施例における制御システムの説明図であ
る。
【図13】本実施例の装置を用いた自動粉体造粒・コー
ティング装置のゼネラルフロー図である。
【図14】本実施例における自動造粒の混合工程のフロ
ー図である。
【図15】同じく造粒工程のスプレー操作のフロー図で
ある。
【図16】同じく造粒工程の中間乾燥操作のフロー図で
ある。
【図17】同じく最終乾燥工程のフロー図である。
【図18】同じく冷却工程のフロー図である。
【符号の説明】
1 粒体コーティング機 2 粒体集積層 3 回転容器 4 噴霧装置 5 溶解槽 6 液ポンプ 7 スプレーエア供給路 8 給気フィルタ 9 給気ファン 10 熱交換器 11 給気フィルタ 12 給気ダンパ 13 バイパスダンパ 14 排気ダンパ 15 集塵機 16 排気ファン 17 シーケンサ 18 タッチパネル式のディスプレイ装置 19 キーボード 20 プリンタ 21 アナログ調節計 22 分散型調節器 23 測温体 24 MV/I変換器 25 測温体 26 MV/I変換器 27 給気流量計 28 ΔP/I変換器 29 排気流量計 30 ΔP/I変換器 31 流量計 32 パン内圧力センサ 33 P/I変換器 34 パン回転センサ 35 給気温度調節手段 36 モータ 37 インバータ 38 切換器 39 モータ 40 インバータ 41 モータ 42 インバータ 43 モータ 44 インバータ M モータ 101 粉体造粒・コーティング装置 102 粉体集積層 103 粉体容器 104 ロータ 105 アジテータ 106 上部噴霧装置 107 下部噴霧装置 108 溶解槽 109 上部噴霧液ポンプ 110 下部噴霧液ポンプ 111 圧縮空気制御装置 112 スプレーエア供給路 113 給気ファン 114 給気フィルタ 115 熱交換器 116 温風−冷風切換ダンパ 117 給気ダンパ 117a 給気ダンパ駆動手段 118 スリットエア風量調節ダンパ 118a 調節手段 119 流動エア風量調節ダンパ 119a 調節手段 120 排気ダンパ 120a 排気ダンパ駆動手段 121 バイパスダンパ 121a バイパスダンパ駆動手段 122 集塵機 123 排気ファン 124 シーケンサ 125 タッチパネル式のディスプレー装置 126 キーボード 127 プリンタ 128 アナログ調節計 129 分散型調節器 130 測温体 131 MV/I変換器 132 測温体 133 MV/I変換器 134 スリットエア風量計 135 △P/I変換器 136 流動エア風量計 137 △P/I変換器 138 排気風量計 139 △P/I変換器 140 上部噴霧液用の流量計 141 下部噴霧液用の流量計 142 ロータ回転センサ 143 PL/I変換器 144 アジテータ回転センサ 145 PL/I変換器 146 I/P変換器(給気温度調節信号変換) 147 給気温度調節手段 148 I/P変換器(スリットエア風量信号変換) 149 I/P変換器(流動エア風量信号変換) 150 排気ファンモータ用インバータ 151 排気ファンモータ 152 上部噴霧液ポンプモータ用インバータ 153 上部噴霧液ポンプモータ 154 下部噴霧液ポンプモータ用インバータ 155 下部噴霧液ポンプモータ 156 ロータモータ用インバータ 157 ロータモータ 158 アジテータモータ用インバータ 159 アジテータモータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目標とする運転条件を設定して自動運転
    する粉粒体処理装置において、少なくとも一つの運転条
    件の検出値が予め設定した該運転条件の上限値または下
    限値を超えた時、その時において実行されている工程お
    よび単位操作、該運転条件およびその超えた限界値が上
    限値と下限値のいずれであるか、の各条件のうち少なく
    とも2つの条件の組合せに基づき、自動的に予め設定し
    てある対処方法を選択して実行し、それにより、異常発
    生時の自動対処を行うことを特徴とする粉粒体処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記対処方法がシーケンス制御を含む制
    御系により実行されることを特徴とする請求項1記載の
    粉粒体処理装置。
  3. 【請求項3】 予め設定してある対処方法が粉粒体処理
    装置の制御手段の内部記憶手段に記憶されていることを
    特徴とする請求項1または2記載の粉粒体処理装置。
  4. 【請求項4】 粉粒体処理装置が通気型錠剤コーティン
    グ装置であることを特徴とする請求項1または2記載の
    粉粒体処理装置。
  5. 【請求項5】 粉粒体処理装置が流動層造粒コーティン
    グ装置であることを特徴とする請求項1または2記載の
    粉粒体処理装置。
  6. 【請求項6】 粉粒体処理装置が遠心流動型造粒コーテ
    ィング装置であることを特徴とする請求項1または2記
    載の粉粒体処理装置。
  7. 【請求項7】 粉粒体処理装置が通気部を有する回転円
    板を備えた流動層造粒コーティング装置であることを特
    徴とする請求項1または2記載の粉粒体処理装置。
JP8638093A 1992-04-14 1993-04-13 粉粒体処理装置 Pending JPH0639268A (ja)

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JP9409792 1992-04-14
JP4-94097 1992-04-14
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004537391A (ja) * 2000-11-16 2004-12-16 バイオナテック エス.エイ. 顆粒の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004537391A (ja) * 2000-11-16 2004-12-16 バイオナテック エス.エイ. 顆粒の製造方法

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