JPH0639244B2 - 乗客用インフレータの軽量反応容器 - Google Patents

乗客用インフレータの軽量反応容器

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JPH0639244B2
JPH0639244B2 JP2168607A JP16860790A JPH0639244B2 JP H0639244 B2 JPH0639244 B2 JP H0639244B2 JP 2168607 A JP2168607 A JP 2168607A JP 16860790 A JP16860790 A JP 16860790A JP H0639244 B2 JPH0639244 B2 JP H0639244B2
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ジェイ．ワード マイケル
アール．アンダーソン スコット
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モートン インターナショナル，インコーポレイティド
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    • B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/217—Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together
    • B60R21/2171—Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together specially adapted for elongated cylindrical or bottle-like inflators with a symmetry axis perpendicular to the main direction of bag deployment, e.g. extruded reaction canisters

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は衝突時に座席に着いている乗客の挙動を拘束す
るような、自動車に使用するインフレータ式受動拘束シ
ステムに関し、より詳しくは、自動車の乗客側のガス発
生器及び膨張可能な袋（以下エアバッグと称す）の収容
／位置決め構造の改善に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕
自動車の受動拘束システムの収容構造は、ガス発生器と
膨張時までのエアバッグとを保護するものである。また
エアバッグの膨張によって生ずる荷重を吸収する。上記
の荷重は極めて大きいので、充分に吸収することができ
ぬとダッシュパネル等の自動車内部品を破損させる。従
って従来は、乗客インフレータを収容／位置決めするの
に大重量で殊に鋼製の収容構造を使用してそのような損
害を防止していた。
自動車の重量軽減化に伴い乗客用のインフレータ式受動
拘束システムの軽減化が要望されるようになった。この
型式の受動拘束システムの最も効果的な重量軽減は、ガ
ス発生器及びエアバッグの収容／位置決めに使用されて
いた重い鋼製構造をアルミニウム製に置き換えることに
よって達成されることが知られている。ガス発生器の外
部ケース及び内部構造に従来からアルミニウムが使用さ
れている。このような使用法は、1985年10月15日及び19
85年12月31日にGary V. Adams等に付与された米国特許
第4,547,342号及び第4,561,675号「ドライバー用インフ
レータ式受動拘束システム」及びDonald R. Lauritzen
等の米国特許出願第07/372,994号（1989年６月29日出
願）にかかる「乗客用インフレータ式受動拘束システ
ム」に開示されている。Adams等の特許及びLauritzen等
の出願は本発明の譲受人に譲渡されている。
本発明の目的は、拘束システムの重量を極度に軽減でき
る乗客用インフレータ式受動拘束システムのガス発生器
及びエアバッグの収容／位置決め構造を改善することで
ある。
本発明の別の目的は、上記の改善、殊に高い安全基準に
合格すると共に低価格で大量生産可能な簡単な容器組立
体（以下反応容器と称す）の構造を提供することであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の上記の目的及び其他の目的は、樋形の本体部と
該本体部の各端部の板からなる受動拘束システムのガス
発生器及びエアバッグ用軽量反応容器によって達成され
る。本体部は従来公知の連続状押出しアルミニウムによ
って製造される。このため強度を必要とする部分だけが
材料厚さが厚くなった軽量で頑丈な本体部が得られる。
本体部の素材が長い押出し材料で作られているので、異
なったガス発生器を収容する長さに切断することができ
る。本体部が押出し成形なので、エアバッグの保持リン
グの棚、端板取付用のねじ溝、追加の止め突起、ガス発
生器の外部囲い、エアバッグ保護蓋取付用溝等を一体に
形成することができる。
アルミニウム製の端板も押出し成形なので、機械加工に
要する工数を低減することがきる。端板は本体部の樋形
形状を保持し、ガス発生器を所定の位置に保ち、又ガス
発生器の再度的位置を適宜割出し、かつ取付用フランジ
を設けることができる。
エアバッグ取付リングの棚部は反応容器の上端の直下に
位置している。このため容器の喉部につなぎ帯を使用し
て、エアバッグの膨張時に発生する広がり荷重を吸収す
ることができる。つなぎ帯はガス発生器の周りに押下げ
て、その上にエアバッグを折りたたむことができる。
本発明の種々の新規性のある特徴は請求項に詳しく述べ
られている。本発明の作動上の利益、その使用によって
得られる効果をよりよく理解するためには、図面及び本
発明の好ましい実施例についての説明を参照されたい。
〔実施例〕
添付図面について本発明の実施例を詳細に説明する。
図面に示す本発明の軽量反応容器１は、長形の本体部１
０を含む。第１図及び第２図に示すように、本体部１０
は非対称断面で長くかつ幅の狭い開口容器又は樋状に形
成され、対向した側壁と丸味を有する底壁とを有する。
本体部１０の側壁には、その上縁から僅かの距離をあけ
て切欠き１２，１４が形成されている。各切欠き１２，
１４にはエアバッグ保持用棚部１２ａ，１４ａが形成さ
れ、第９，10図に示すようにエアバッグ１８のガス入口
開口又は喉部18aに形成された連続状取付リング１６を
保持するのに用いられる。エアバッグは当業界において
公知の方法で製作される。
また本体部１０の各側壁の上縁に近接した部分には、反
応容器１の蓋２４を保持するための溝20,22が形成され
ている。従って該蓋２４の両端から突出して溝20,22に
スナップ係合するように形成された垂下部分24a,24bに
よって蓋２４は本体部１０に保持される。その内部に拘
束装置を設置しかつエアバッグ１８を保護する蓋２４は
自動車のダッシュパネルを装飾するのに役立つものであ
ればどのような材料を使用してもよい。
また本体部１０の両端部には、該本体部１０を第１端板
３６及び第２端板３８に取付けられるように間隔をあけ
た夫々５個のねじ溝（Ｃ−チャンネル）26，28，30，3
2，34が設けられている。
本体部１０は連続した押出しアルミニウムで形成して、
拘束システムに使用する種々の長さのガス発生器を収容
できる長さに切断して製造する。端板36，38はアルミニ
ウムで作り、押出し成形して機械加工に要する工数を節
減する。端板３６と３８とは長形の本体部１０の形状を
保ち、かつ長形の円筒状ガス発生器４０を所定の位置に
保持する。
ガス発生器４０の外側ケーシングは、前述のDonald R.
Lauritzenにかかる米国特許出願07/372,994号明細書（C
ase 1794-21-00）に開示するように押出しアルミニウム
によって製造することができる。
ガス発生器は単列ラジアル型でもよく或いはLauritzen
出願に開示のように複列ラジアル型にしてもよい。ガス
発生器４０の割出しをするために、第３図に示すように
端板３６にフランジ座４２を設け、又第６図に示すよう
に端板３８にフランジ座４４を設ける。又ガス発生器の
角度的位置の割出しを容易にするために、端板３８に割
出し孔４６を設ける。またはもし必要があれば、上記の
ような割出し孔を端板３６に設けてもよい。発端の衝突
に反応してガス発生器４０に信号を送る点火器の取付け
が容易なように、第３図に示すようにフランジ座４２と
同心状に点火孔４８を設ける。
また端板36，38には、エアバッグ１８の取付リング１６
を反応容器１の端部に保持するための突出部即ち肩部36
a，38aが夫々設けられている。このために肩部36a及び3
8aの位置は、端板３６と３８とを本体部１０の両端に組
付けた時に、切欠き１２及び１４と一致するように設定
されている。
反応容器１を、拘束装置を設置すべき自動車のダッシュ
パパネルに取付けるために、夫々の端板36，38には反応
容器取付用フランジを設ける。即ち第４図及び第７図に
示すように、端板３６にはフランジ５０が、また端板３
８にはフランジ５２が設けられる。
第９図に示すように、エアバッグ１８の膨張によって生
じた、反応容器１の側壁上の広がり荷重を吸収するため
に、反応容器１の喉部18aにつなぎ帯５４が設けられて
いる。つなぎ帯５４は夫々対向した両端部54a，54bを有
し、反応容器１の長手方向の中間、好ましくは中心部に
おいて反応容器１の幅方向に位置している。つなぎ帯５
４の対向した両端部54a，54bは、帯５６によって取付リ
ング１６に取付けられている。この帯５６は例えばエア
バッグ１８の喉部18aに使用する、繊維材料のような適
宜の材料で作ることができる。また帯５６に取付リング
１６の周囲を完全に取囲んだ連続状ループ56aを含む。
つなぎ帯５４を帯５６に、またエアバッグ１８の喉部18
a帯５６に取付けるには、適宜の丈夫な糸を使用して縫
付ける。帯５６をエアバッグ１８の喉部18aに取付ける
時に適宜のシールを行う。
切欠き12，14が反応容器１の上縁の直下に位置するの
で、第１０図に示すようにつなぎ帯５４を使用し、該つ
なぎ帯５４をガス発生器の周囲に押下げ、その上にエア
バッグ１８を折りたたむことができる（第10図）。
第１０図に示すように、反応容器１の蓋２４には、その
長手領域の中線部に沿って破断用割れ目24dが形成され
ている。また蓋２４の一方の長手縁部に沿ってヒンジ24
a′が設けられ、他方の長手縁部に沿ってヒンジ24b′が
設けられている。
受動拘束装置の作動について説明すると、不図示のセン
サによって衝突が発生したことを検知すると、ガス発生
器４０が活性化され、膨張ガスがガス発生器の円筒状胴
の開口（不図示）を通って反応容器１のエアバッグ１８
に向かって流れる。発生した圧力によって破断用割れ目
24dに沿って破断されて蓋２４がむりやりに開かれる。
蓋２４が破断されてヒンジ(24a′,24b′)によって揺動
する二つの半割り体に分離すると、エアバッグ１８は膨
張し始める。エアバッグの膨張によって発生した反応容
器１の口部の広がり荷重は、つなぎ帯５４で吸収され
る。
〔発明の効果〕
このように本発明によれば、乗客用の膨張型受動拘束装
置のガス発生器及びエアバッグの収容／位置決め構造が
改善される。本発明は軽量で構造が簡単な反応容器を提
供する。本発明の特徴の一つは、エアバッグ１８の喉部
18aにつなぎ帯５４を備えることである。このつなぎ帯
５４は反応容器１の開口部と同一平面状であって、かつ
エアバッグ１８の膨張時に該つなぎ帯５４の中心部で、
反応容器の開口部における広がり力を維持するものであ
る。このためにおける材料の断面積の小さい反応容器を
使用することができ、また反応容器の側部に沿ってフラ
ンジを設ける必要をなくする。このようなフランジがあ
ると、外被体即ち反応容器１の好ましくない増大につな
がる。
以上本発明について詳細に説明したが、本発明の精神か
ら外れることなく変形し得ることは、当業者にとって容
易に理解し得るであろう。従って本発明の範囲は上述し
た特殊な実施例に限定されるものではなく、その請求の
範囲によって画定されるものである。
【図面の簡単な説明】
第１図は反応容器の押出しアルミニウム製本体部の端面
図、第２図は第１図の本体部の破断面、第３図は反応容
器の押出しアルミニウム製第１端板を一部破断して示し
た正面図、第４図は第３図の端板の平面図、第５図は第
３図の端板の一部を断面図で示した側面図、第６図は反
応容器の押出しアルミニウム製第２端板を一部破断して
示した正面図、第７図は第６図の端板の平面図、第８図
は第６図の端板の一部を断面図で示した側面図、第９図
は反応容器の本体と、該本体にエアバッグを取付ける方
法とを示す端面図、第１０図は反応容器内に組付けたガ
ス発生器とエアバッグとを端板を取除いて示した端面図
である。 １……反応容器、１０……本体部、 12，14……リング保持用切欠き、 １６……エアバッグ取付リング、 １８……エアバッグ、18a……喉部、 20，22……エアバッグ蓋保持用溝、２４……蓋、 24a，24b……垂下部分、24a′,24b′……ヒンジ、 ２４ｄ……破断用割れ目、 26，28，30，32，34……端板取付用ねじ溝、 36，38……端板、36a，38a……肩部、 ４０……ガス発生器、42、44……フランジ座、 ４８……点火孔、 50，52……反応容器保持用フランジ、 ５４……つなぎ帯、５６……帯、 56a……連続状ループ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】乗客用インフレータの軽量反応容器(1)で
    あって、 互いに対向した端部と、夫々の側壁の内側にエアバッグ
    用リング保持用切欠き(12,14)を有して互いに対向した
    側壁と、底壁とを含み、また夫々の側壁の外側にエアバ
    ッグ蓋保持用溝(20,22)と、上記の互いに対向した端部
    に複数の端板取付用ねじ溝(26,28,30,32,34)とを含んだ
    樋形本体部(10)を備え、 夫々の上記端板取付用ねじ溝(26,28,30,32,34)に対して
    協働状に位置して、上記本体部(10)の対向した端部に夫
    々取付けられた第１及び第２の端板(36,38)を備え、 上記第１及び第２の端板(36,38)は上記本体部(10)の樋
    形形状を保持する役目をすると共に、上記本体部(10)の
    内方を向き、かつ側壁内側のエアバッグ保持用切欠き(1
    2,14)と略整合するように位置した肩部(36a,38a)を備
    え、また上記夫々の第１及び第２の端板(36,38)は、反
    応容器取付用フランジ(50,52)と、該反応容器内に配置
    されたインフレータ用の長形のガス発生器(40)の夫々両
    端の一つを収納支持するように位置したガス発生器用フ
    ランジ座(42,44)とを有するものであり、 さらに内部に位置したインフレータのエアバッグ(18)を
    保護する反応容器の蓋(24)を備え、上記蓋(24)は、上記
    本体部(10)の上記各側壁の外側のエアバッグ蓋保持用溝
    (20,22)によって上記反応容器(1)に保持されたことを特
    徴とする乗客用インフレータの軽量反応容器。
  2. 【請求項２】上記蓋(24)は、上記本体部(10)の各側壁の
    外側の上記エアバッグ蓋保持用溝(20,22)にスナップ係
    合する垂下部分(24a,24b)を含み、上記蓋(24)は、本体
    部(10)の各側壁の付近に夫々ヒンジ(24a′,24b′)と、
    上記ヒンジ(24a′,24b′)の中間に破断用割れ目(24d)と
    を備え、 以ってインフレータガス発生器(40)が活性化されて、イ
    ンフレータのエアバッグ(18)が膨張すると、上記蓋(24)
    は上記破断用割れ目(24d)を分離するように作動し、分
    離された蓋の部分がヒンジ(24a′,24b′)上で開くよう
    にされた請求項１に記載の軽量反応容器。
  3. 【請求項３】エアバッグ取付リング(16)と、 互いに対向した端部を有すると共に、反応容器(1)のイ
    ンフレータのエアバッグ(18)が膨張した時に、上記本体
    部(10)の側壁を広げる荷重を吸収する長さと強度とを有
    するつなぎ帯(54)と、 連続状のループ(56a)によって上記エアバッグ取付リン
    グ(16)に取付けた帯(56)と、 上記帯(56)の互いに対向した内方部分に上記つなぎ帯(5
    4)を取付ける手段とを備えた請求項１に記載の軽量反応
    容器。
  4. 【請求項４】上記帯(56)は、エアバッグの喉部(18a)と
    同一材料で作られ、かつ上記つなぎ帯(54)の互いに対向
    した端部は上記帯(56)に縫付けられた請求項３に記載の
    軽量反応容器。
  5. 【請求項５】上記本体部(10)は連続押出しアミニウムに
    よって製造された請求項４に記載の軽量反応容器。
  6. 【請求項６】上記端板(36,38)は、機械加工費を低減す
    るために押出し成形された請求項５に記載の軽量反応容
    器。
  7. 【請求項７】上記第１及び第２の端板(36,38)の少なく
    とも一方に点火孔(48)を設け、上記点火孔(48)は、上記
    一方の端板のガス発生器用フランジ座(42,44)に対して
    共心状に配置された請求項１に記載の軽量反応容器。
  8. 【請求項８】乗客用インフレータの軽量反応容器(1)で
    あって、 互いに対向した端部と、夫々の側壁の内側にエアバッグ
    用リング保持用切欠き(12,14)を有して互いに対向した
    側壁と、底壁とを含み、また夫々の側壁の外側にエアバ
    ッグ蓋保持用溝(20,22)と、上記の互いに対向した端部
    に設けた複数の端板取付用ねじ溝(26,28,30,32,34)とを
    有し、かつ連続押出しアルミニウムで製造された樋形本
    体部(10)と、 夫々の端板取付用ねじ溝(26,28,30,32,34)に対して協働
    状に位置したねじによって、上記本体部(10)の対向した
    端部に夫々取付けられた第１及び第２の端板(36,38)を
    備え、 上記夫々の端板(36,38)は、機械加工費を低減するよう
    に押出し成形されると共に上記本体部(10)の樋形形状を
    保持する役目をし、また夫々の上記端板は、上記本体部
    (10)の内方を向き、かつ側壁内側のエアバッグ保持用切
    欠き(12,14)と略整合するように位置した肩部(36a,38a)
    を備え、また夫々の上記端板は、反応容器取付用フラン
    ジ(50,52)と、該反応容器内に配置された長形のインフ
    レータ用の長形のガス発生器(40)の夫々両端の一つを収
    客支持するように位置したガス発生器用フランジ座(42,
    44)とを有し、上記端板の少なくとも一つは、該端板の
    ガス発生器用フランジ座(42,44)に対して共心状に位置
    した点火孔(48)を有するものであり、 エアバッグ取付用リング(16)と、 互いに対向した端部を有すると共に、反応容器(1)内の
    エアバッグ(18)が膨張した時に、上記本体部(10)の側壁
    を広げる荷重を吸収する長さと強度とを有するつなぎ帯
    (54)と、 エアバッグの喉部(18a)と同一の材料で作られ、かつ連
    続状のループ(56a)によって上記エアバッグ取付リング
    (16)に取付けたバンド(56)と、 反応容器(1)内に位置したインフレータのエアバッグ(1
    8)を保護する反応容器の蓋(24)とを備え、上記蓋(24)
    は、上記本体部(10)の夫々の側壁の外側に設けた上記エ
    アバッグ蓋保持用溝(20,22)によって上記反応容器(1)に
    保持され、上記蓋(24)は上記本体部(10)の夫々の側壁の
    外側の上記エアバッグ蓋保持用溝(20,22)にスナップ状
    に係合する垂下部分(24a,24b)を含み、上記蓋(24)は上
    記本体部(10)の各側壁の付近に夫々ヒンジ(24a′,24
    b′)と、上記ヒンジ(24a′,24b′)の中間に破断用割れ
    目(24d)とを備え、 以ってインフレータのガス発生器(40)が活性化されて、
    インフレータのエアバッグ(18)が膨張すると、上記蓋(2
    4)は上記破断用割れ目(24d)を分離するように作動し、
    分離された蓋の部分がヒンジ(24a′,24b′)上で開くよ
    うにされた乗客用インフレータの軽量反応容器。
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