JPH0639233B2 - 車両用シート装置 - Google Patents

車両用シート装置

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JPH0639233B2
JPH0639233B2 JP2028259A JP2825990A JPH0639233B2 JP H0639233 B2 JPH0639233 B2 JP H0639233B2 JP 2028259 A JP2028259 A JP 2028259A JP 2825990 A JP2825990 A JP 2825990A JP H0639233 B2 JPH0639233 B2 JP H0639233B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は車両用シート装置、特にバン型車両等乗客の乗
合と荷物の積載とを兼用する車両のシート装置に関す
る。
[従来の技術] 従来、バン型車両、例えばいわゆるワンボックスカー等
におけるリアシートにおいて、乗客優先の場合にはシー
トを後方に移動させた着座可能位置とし、また、荷物積
載優先の場合にはシートを前方に移動させ積載容量を増
大するようにしたものが知られている(例えば、実開昭
63-179247号公報参照)。
このものは、床面に固定されるロアレール上をシートが
固定されたアッパーレールがスライドできるようにし、
ロアレールの所定位置においてアッパーレールの移動を
阻止するシートスライドロック装置を備えている。
ところで、かかるリアシート装置にあっては、その使用
態様に応じたスペース効率を得べく、充分な後方移動量
を確保すると共に、シートを折畳んだ状態でできる限り
前方に移動できるようにすることが望まれる。そのため
ロアレールはその前後長さがかなり長く、リアシートの
移動量も大きくする必要がある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、かかる移動量を大としたリアシート装置
にあっては、着座可能状態にあるときにシートのスライ
ドロック解除操作が行なわれると、車両の制動時等にお
いてリアシートが荷物等の積載物と共に前方に移動し、
乗客が前方の他のシートとの間に挟まれたり、逆に急加
速時等において後方に移動したりして、思わぬ事故に繋
がる危険性が存在する。
そこで、かかるシートの着座可能状態ではシートの前後
動を阻止し、危険を確実に回避することが望まれる。
本発明の目的は、上記従来の要望に応え、乗客が着座し
ていない状態でのみシートの移動を可能とし、確実に着
座状態での前後移動を防止することのできるシート装置
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、車両フロアに固
設されるロアレールと、該ロアレールに移動自在に係合
されたアッパーレール部材と、前記ロアレールとアッパ
ーレール部材との間に設けられ操作機構でもってロック
解除が可能なスライドロック機構と、前記アッパーレー
ル部材に固設された基体に枢軸でもって支承され着座可
能状態と折畳み状態とに回動可能なシートクッション
と、前記シートクッションの着座可能状態および折畳み
状態に対応して動作し、折畳み状態でのみ前記操作機構
の解除操作を可能とするレバー部材とを備え、前記操作
機構は、前記スライドロック機構のロック位置とロック
解除位置とに回動し得る回転軸と、この回転軸に対して
一体的に固定されたストッパ部材とを有し、前記レバー
部材は、一端側に形成されたロック解除用の係合切欠
と、他端部に形成されて前記スライドロック機構のロッ
ク位置で前記ストッパ部材に係止し得る折曲部とを有
し、前記シートクッションの折畳み状態において、前記
シートクッションに突設されたストライカが前記レバー
部材の前記係合切欠を押圧し、前記ストッパ部材と前記
折曲部との係合を解除する位置に当該レバー部材を操作
することを特徴とする。
[作用] 本発明によれば、シートクッションは基体の枢軸でもっ
て支承され、着座可能状態と折畳み状態とに回動され
る。しかして、レバー部材はこのシートクッションの着
座可能状態および折畳み状態に対応して動作し、折畳み
状態でのみスライドロック機構の操作機構による解除操
作を可能とする。つまり、シートクッションを折畳み状
態に回動すると、このシートクッションに突設されたス
トライカがレバー部材の係合切欠を押圧し、ストッパ部
材と折曲部との係合を解除する位置にレバー部材を操作
する。この結果、回転軸をスライドロック解除位置に回
動した場合には、シートの前後移動を行うことが可能と
なる。
従って、着座可能状態での操作機構による解除操作は不
可能であるので、乗客の錯誤に基づく解除操作が行なわ
れてもロックは解除されず、確実にシートの前後移動が
防止されるのである。
[実施例] 以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつつ説明す
る。
第1図および第2図に本発明が適用される車両用シート
10の一例を示す。
このシート10は、車両フロアに固設される左右一対のロ
アレール12に沿って移動する左右一対のアッパーレール
部材14と、このアッパーレール部材14にそれぞれ固設さ
れる基体としての左右一対の脚部16と、この脚部16に枢
支ピン18でもって第1図に示す着座可能状態と第2図に
示す折畳み状態とに回動可能に支承されたシートクッシ
ョン20と、同じく脚部16に周知のリクライニング機構を
介して傾斜角度調整可能に支承されたシートバック22と
を有している。そして、シート10は主にシートクッショ
ン20が折畳まれた状態で前方に移動され、その後方に荷
物積載スペースが確保される。また、シートクッション
20の下面中央部には第1ストライカ24が、および下面後
端部には第2ストライカ26がそれぞれシートクッション
20の強度部材に固設されている。
脚部16は第3図に示すようにアッパーレール部材14の上
面に固設されている。すなわちアッパーレール部材14は
第4図に示すように垂直部14A1と水平部14A2とを有する
略々断面L字状のアッパーレール本体14Aと、垂直部14A
1の下縁に設けられた突起14A3に係合されつつ溶接でも
って固着され、上方に開口を有する略々コ字状の内側補
強部材14Bと、同じく垂直部14A1の突起14A3と内側補強
部材14Bとに溶接でもって固着された略々コ字状の外側
補強部材14Cとを備えている。そして、アッパーレール
本体14Aの水平部14A2に固設された前後の取付ブラケッ
ト14Dおよび14Eを介して、上述の脚部16が固設されてい
る。
ロアレール12は略々断面口字状であり、その中央上部に
長手方向に開口部12Aを有し、全体が車両フロアに形成
された溝内に固設される。なお、ロアレール12の上面両
側の所定位置には、本実施例においては長手方向に並ん
で2個のロック孔12Bが穿設されている。
さらに、アッパーレール部材14の垂直部14A1の前端およ
び後端部にはそれぞれローラ14Fおよび14Gが回動自在に
枢着されており、ロアレール12の下面に沿って転動し、
上述のアッパーレール部材14の垂直部14A1が開口部12A
内を移動するように配置されている。
30はアッパーレール部材14をロアレール12にロックする
ためのラッチ部材であり、本実施例では水平部30A,垂
直部30Bおよび鉤状部30C,30Cを有する2枚合せの板体
で構成され、鉤状部30C,30Cの先端にはそれぞれ上述し
たロック孔12Bに下方から上方に向かって係合するラッ
チ歯30C1が形成されている。ラッチ部材30の水平部30A
とアッパーレール部材14の水平部14A2との間には圧縮ば
ね32が縮設されラッチ部材30を上方に、すなわちラッチ
歯30C1をロック孔12Bに係合する方向に付勢している。
そして、ラッチ部材30はその垂直部30Bがアッパーレー
ル部材14の垂直部14A1に形成された切欠14A4内に、鉤状
部30Cが内側補強部材14Bに形成された切欠14B1内に収容
され、さらにアッパーレール部材14の水平部14A2に固設
された基板34に形成された切欠34Aを貫通すべく配置さ
れている。基板34には上面に開口窓36Aが形成された蓋
部材36がねじ38でもって固設されている(第3図参
照)。
さらに、アッパーレール部材14の前端部の取付ブラケッ
ト14Dには後述するシートロック機構のロック解除操作
の許否を司どるセンサ機構40が設けられている。すなわ
ち、42は上部に折曲部42Aが形成され、中腹部に案内ピ
ン42Bが植設された作動杆であり、取付ブラケット14Dお
よびアッパーレール部材14の水平部14A2にそれぞれ穿設
された不図示の孔を貫通しロアレール12の開口部12A内
に挿通されている。さらに、取付ブラケット14Dには上
壁に作動杆42が挿通される通孔44Aと対向壁に案内ピン4
2Bを案内する案内長孔44Bとが形成された略々コ字状の
案内枠44が溶接により固着されており、その内部に案内
ピン42Bひいては作動杆42を上方に付勢する圧縮ばね46
が縮設されている。
なお、作動杆42の下端部はロアレール12下面の所定位置
に穿設された逃孔12Cに侵入可能とされている。
次に、シートロック機構100および前述のスライドロッ
ク機構の操作機構について説明する。
シートロック機構100は第3図および第5図ないし第9
図に示すように、平面視においてほぼコ字状の第1ベー
スプレート102、およびこの第1ベースプレート102に中
間壁104Aを形成すべく固着される第2ベースプレート10
4を有し、両者は脚部16の前端壁に固設されるようにな
っている。106はこの固設のためのウェルドナットであ
る。
108は第1および第2のベースプレート102および104に
回動自在に支持された第1回転軸であり、シートロック
解除用の操作レバー110が相対回動不能に固設されてい
る。第1回転軸108には後述する第1ラッチ部材を係止
するためのロッキングプレート112,およびロック検出
レバー114がそれぞれ回動可能に枢着されると共に、カ
ムプレート116およびロック爪部材118が相対回動不能に
固設されている。
120は上述した第1ラッチ部材であり、第1ベースプレ
ート102および第2ベースプレート104の中間壁104Aに固
設された支承軸122に巻装された巻きばね124でもって第
7図において時計回り方向に付勢されている。しかし
て、第1ベースプレート102および第2ベースプレート1
04の中間壁104Aの上側には、それぞれ前述した第1スト
ライカ24を受入れるための案内切欠102Aおよび104Bが形
成されており、また第1ラッチ部材120には第1ストラ
イカ24が衝接する衝接部120Aに連らなり第1ストライカ
24を係止する係止切欠120Bが形成されている。さらに第
1ラッチ部材120は前述のロッキングプレート112の端縁
が係止可能な係止段部120Cを有している。
上述のロッキングプレート112は第10図および第11
図から明らかなようにその側面視形状がほぼL字状をな
し、一方の脚部112Aの端縁が上述の第1ラッチ部材の係
止段部120Cに係止可能とされ、他方の脚部112Bの先端に
は折曲部112Cが形成されている。そして、該ロッキング
プレート112は第1回転軸108に巻装された巻きばね126
でもって、その折曲部112Cが前述の操作レバー110に係
合して共動すべく第10図において反時計回り方向に付
勢されている。
操作レバー110は前述の第2ストライカ26が係止される
第2ラッチ部材を兼ねるもので、全体が鉤状をなし、基
端部が前述の如く第1回転軸108に固設されている。そ
のため外縁部に第2ストライカ26が衝接する衝接部110A
に連らなり第2ストライカ26を係止するための係止切欠
110Bが形成されている。さらに、内縁部には折曲部110C
を備え、一端が第1ベースプレート102に係止された引
張ばね128の他端が、この折曲部110Cに係止されること
により第7図において反時計回り方向に付勢されつつ第
1ベースプレート102に当接保持されている。
尚、第1ベースプレート102の下側の側壁および後壁に
は上述した第2ストライカを受入れるための案内切欠10
2Bが形成されている。
また、第1ベースプレート102には切起しによりストッ
パ102Cが形成されており、操作レバー110の内縁部を当
接させ、所定の回動量に規制している。
次に、ロック検出レバー114はJ字状に形成され、その
末端部が前述の案内切欠102Bに位置し、第2ストライカ
26と係合する係合切欠114Aが形成されている。さらに、
頭端部には第1折曲部114Bと第2折曲部114Cとが形成さ
れており、第1折曲部114Bには一端が後述する第2回転
軸130に係止された引張ばね132の他端が係止され(第5
図参照)、ロック検出レバー114を第7図において反時
計回り方向に付勢している。
第2回転軸130は第1回転軸108と平行に、第1および第
2ベースプレートに回動自在に支持されており、ストッ
パ部材134およびアーム部材136が相対回動不能に固設さ
れている。
ストッパ部材134は、第7図から明らかなように、第2
回転軸130の軸線を中心とする点対称に第1および第2
ストッパ部134Aおよび134Bを有し、第1ストッパ部134A
は前述のロック検出レバー114の第2折曲部114Cに、第
2ストッパ部134Bは第1ベースプレート102に切起し形
成された係止片102Dにそれぞれ係止可能とされている。
アーム部材136はその先端部が前述したスライドロック
機構を操作するための連結リンク138と連結され、その
中腹部には前述したロック爪部材118の爪118Aが、アー
ム部材136の回動を阻止すべく係合する係合切欠136Aが
形成されている。
尚、第2回転軸130には巻きばね140が巻装され、アーム
部材136ひいては第2回転軸130を第7図において反時計
回り、第8図において時計回り方向に付勢し、アーム部
材136を第1ベースプレート102に切起し形成されたスト
ッパ片102E当接させている(第8図参照)。
また、142は第1ベースプレート102の案内切欠102Bに臨
設された緩衝装置であり、弾性体142Aと第2ストライカ
26との衝合部を除き弾性体142Aを囲繞しつつ保持すべき
第2ベースプレート102に固設されるケース部材142Bと
を有している。
さらに、操作レバー110の先端および第2回転軸130の軸
端には第1図および第2図に示すようにそれぞれ樹脂製
の第1および第2の操作ハンドル144および146が固着さ
れている。
さらに、連結リンク138の後端には脚部16に支持された
支軸202に回動可能に支承されたカムプレート201が連結
されている。カムプレート201のカム面は前述の蓋部材3
6の開口窓36Aに臨み、ラッチ部材30の水平部30Aに当接
している。そして、前述の第1回転軸108に固設された
カムプレート116は、そのカム面が作動杆42の折曲部42A
に当接している。
以下、上記構成になる本実施例の動作につき説明する。
シートクッション20が第1図に示す着座可能状態にある
ときには、第1ストライカ24が第10図に示すように、
第1および第2ベースプレート102および104の案内切欠
102Aおよび104B内に受入れられていると共に第1ラッチ
部材120の係止切欠120Bに係止されている。そして、こ
の第1ラッチ部材120は前述の如く巻きばね124の付勢力
に抗って回動されているが、その係止段部120Cがロッキ
ングプレート112の脚部112A端縁に係止され回動が阻止
されており、ロック状態が維持されている。
そして、この着座可能状態では、ロック検出レバー114
が前述の如く引張ばね132の付勢力でもって、第10図
において反時計回り方向に回動され、その第2折曲部11
4Cがストッパ部材134の第1ストッパ部134Aに係合して
いる。従って、第2操作ハンドル146による第2回転軸1
30の回動、ひいてはアーム部材136の回動が阻止されて
おり、連結リンク138を介してのラッチ部材30の押下
げ、すなわちスライドロック機構の解除操作が不可能と
されている。
かかるスライドロック状態にあっては、ラッチ部材30の
ラッチ歯部30C1が第4図に示すようにロアレール12のロ
ック孔12Bに圧縮ばね32の付勢力でもって係合してい
る。
また、シート10の着座可能状態のロックを解除するとき
には、第10図において第1操作ハンドル144を上方に
引上げ、すなわち操作レバー110を前述のストッパ102C
に当接するまで第1回転軸108と共に時計回り方向に回
動させる。すると、前述の巻きばね126でもって反時計
回り方向に付勢され折曲部112Cが操作レバー110に係合
しているロッキングプレート112も操作レバー110と一定
的に回動し、その脚部112A端縁と第1ラッチ部材120の
係止段部120Cとの係止が開放される。この結果、第1ラ
ッチ部材120は前述の巻きばね124の付勢力でもって元の
位置に復帰する。
従って、この状態でシートクッション20は自由に回動し
得ることになる。
一方、シートクッション20の自由回動状態から折畳み位
置に至らしめロック状態とするには、シートクッション
20を単に枢支ピン18まわりに回動すればよく、このよ
うにすると、第2ストライカ26は、まず第1ベースプレ
ート102の案内切次102Bに位置している操作レバー110の
衝接部110Aおよびロック検出レバー114に衝接し、操作
レバー110およびロック検出レバー114を回動させてその
係止切欠110Bおよび係合切欠114Aに係止される。このと
き、第2ストライカ26は案内切欠102Bの奥部に臨設され
た前述の緩衝装置142でもって衝撃が吸収される。
この折畳みロック状態を第11図に示す。この状態にあ
っては、前述のロック検出レバー114が前述の引張りば
ね132の付勢力に抗って、第2ストライカ26でもって時
計回り方向に回動されて、第2折曲部114Cとストッパ部
材134の第1ストッパ部134Aとの係合が解放されてお
り、スライドロック機構の解除操作が可能である。
すなわち、スライドロック機構を解除する際には、第2
操作ハンドル146を上方に引上げ第2回転軸130を回動さ
せると、アーム部材136も回動し、連結リンク138を介し
てカムプレート201を支軸202回りに回動させる。する
と、ラッチ部材30は圧縮ばね32の付勢力に抗って押下さ
れ、そのラッチ歯部30C1のロアレール12のロック孔12B
との係合が解除される。従って、アッパーレール部材14
ひいてはシート10をロアレール12に沿って自由に移動さ
せることができる。
また、シート10の折畳みロック状態のロックを解除する
ときには、着座可能状態の場合と同じように、前述の第
1操作ハンドル144を上方に引上げ、操作レバー110を前
述のストッパ102Cに当接するまで第1回転軸108と共に
時計回り方向に回動させる。すると、係止切欠110Bに係
止されていた第2ストライカ26はその拘束が解除され、
シートクッション20は自由に回動し得る状態となる。
ところで、上述の折畳み状態からシート10の着座可能状
態に戻すためのロック解除操作は、シート10のロアレー
ル12における所定位置においてのみ可能とすることがで
きる。
すなわち、本実施例におけるシート10がバン型車両等に
用いられる場合には、安全上の配慮からシート10の着座
可能状態はロアレール上の所定位置においてのみ得られ
ることが好ましい。
そこで、該所定位置に対応するロアレール12の下面に前
述の逃孔12Cが形成されている。
上述の操作レバー110による第1回転軸108の回動に伴い
これに固設されたカムプレート116も回動するが、この
カムプレート116のカム面は前述のセンサ機構40の作動
杆42の折曲部42Aと当接可能とされており、作動杆42の
下端部が逃孔12Cに侵入しない限り、カムプレート116の
回動が許容されない。すなわち、操作レバー110の回動
が不可能であり、第2ストライカ26の拘束を解除するこ
とができないのである。
尚、上述した操作レバー110の回動操作中にあっては、
第1回転軸108に固設されロック爪部材118も同時に回動
し、その爪部118Aがアーム部材136の係合切欠136Aに係
合し、アーム部材136の回動が阻止されるので、スライ
ドロック機構のロック解除操作が不可能となる。
また、逆に、第2回転軸130でもってアーム部材136を回
動操作中にあっては、ロック爪部材118の爪部118Aがア
ーム部材136の円弧状部136Bに当接することから、第1
回転軸108の回動が阻止される。換言すると、シート10
のロック解除操作およびスライドロック機構のロック解
除操作は、同時に行うことができない。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、シー
トクッションの着座可能状態および折畳み状態に対応し
て動作し、折畳み状態でのみスライドロック機構の操作
機構のロック解除操作を可能とするレバー部材を設ける
ようにしたので、乗客が着座している状態でのシートの
前後移動を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明が適用される車両用シート
の一例を示す側面図であり、それぞれ着座位置および折
畳み位置のロック状態を示す。 第3図は本発明の一実施例を示す斜視図、 第4図は本発明の一実施例のスライドロック機構部を示
す断面図、 第5図は本発明の一実施例のシートロック機構部を示す
平面図、 第6図は同じく、その背面図、 第7図は同じく、理解を容易とするためロッキングプレ
ートを省略して示すその左側面図、 第8図は同じく、その右側面図、 第9図は第7図のB-B矢視断面図、 第10図および第11図はそれぞれ本発明実施例の作動
説明のための第7図C-C矢視透明図である。 10…シート、 12…ロアレール、 12A…開口部、 12B…ロック孔、 14…アッパーレール部材、 16…脚部、 18…枢支ピン、 20…シートクッション、 22…シートバック、 24…第1ストライカ、 26…第2ストライカ、 30…ラッチ部材、 100…シートロック機構、 102…第1ベースプレート、 104…第2ベースプレート、 108…第1回転軸、 110…操作レバー、 112…ロッキングプレート、 114…ロック検出レバー、 114A…係合切欠、 114B…第1折曲部、 114C…第2折曲部、 116…カムプレート、 118…ロック爪部材、 120…第1ラッチ部材、 130…第2回転軸、 134…ストッパ部材、 134A…第1ストッパ部材、 134B…第2ストッパ部材、 136…アーム部材、 138…連結リンク、 144…第1操作ハンドル、 146…第2操作ハンドル、 201…カムプレート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平久井 英雅 神奈川県横浜市磯子区丸山1丁目14番7号 株式会社大井製作所内 (72)発明者 入江 秀樹 神奈川県綾瀬市小園771番地 池田物産株 式会社内 (72)発明者 藤原 幹雄 神奈川県綾瀬市小園771番地 池田物産株 式会社内 (56)参考文献 実開 平1−114330(JP,U) 実開 平1−123736(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両フロアに固設されるロアレールと、 該ロアレールに移動自在に係合されたアッパーレール部
    材と、 前記ロアレールとアッパーレール部材との間に設けられ
    操作機構でもってロック解除が可能なスライドロック機
    構と、 前記アッパーレール部材に固設された基体に枢軸でもっ
    て支承され着座可能状態と折畳み状態とに回動可能なシ
    ートクッションと、 前記シートクッションの着座可能状態および折畳み状態
    に対応して作動し、折畳み状態でのみ前記操作機構の解
    除操作を可能とするレバー部材とを備え、 前記操作機構は、前記スライドロック機構のロック位置
    とロック解除位置とに回動し得る回転軸と、 この回転軸に対して一体的に固定されたストッパ部材と
    を有し、 前記レバー部材は、一端側に形成されたロック解除用の
    係合切欠と、 他端部に形成されて前記スライドロック機構のロック位
    置で前記ストッパ部材に係止し得る折曲部とを有し、 前記シートクッションの折畳み状態において、前記シー
    トクッションに突設されたストライカが前記レバー部材
    の前記係合切欠を押圧し、前記ストッパ部材と前記折曲
    部との係合を解除する位置に当該レバー部材を操作する
    こと を特徴とする車両用シート装置。
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