JPH06389B2 - 片面金属箔張コンポジット積層板 - Google Patents

片面金属箔張コンポジット積層板

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JPH06389B2
JPH06389B2 JP61062741A JP6274186A JPH06389B2 JP H06389 B2 JPH06389 B2 JP H06389B2 JP 61062741 A JP61062741 A JP 61062741A JP 6274186 A JP6274186 A JP 6274186A JP H06389 B2 JPH06389 B2 JP H06389B2
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glass woven
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稔 米倉
喜義 大坂
雅之 野田
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Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、反り、ねじれの発生を抑制した片面金属箔張
コンポジット積層板に関する。
従来の技術 従来の片面金属箔張コンポジット積層板は、不織布基材
に熱硬化性樹脂を含浸した芯層の両表面に、ガラス織布
基材に熱硬化性樹脂を含浸した表面層を重ね、更に一方
の表面に銅箔等の金属箔を配置し、金属箔のない側の表
面にはポリプロピレン、アセテート等の離型フィルムを
配置し、これを鏡面板に挾んで加熱加圧成形される。成
形時に樹脂は硬化収縮を起こすが、金属箔に接している
部分は、離型フィルムに接している部分より硬化収縮を
抑制され、成形された積層板は、金属箔側を凸したいわ
ゆるプラス反りとなっている。
発明が解決しようとする問題点 上記積層板は、金属箔を部分的にエッチングにより除去
して、回路加工を行なうと、金属箔の存在によって収縮
を抑制されていた樹脂が、金属箔を除去したことにより
収縮し、今度は逆のマイナス反りを起こす。このこと
が、片面金属箔張コンポジット積層板の回路加工々程、
絶縁レジスト等の印刷時、あるいはチップ部品の自動挿
入作業の障害となっていた。
本発明は、上記の点に鑑み、反り、ねじれの発生を抑さ
えた片面金属箔張りコンポジット積層板を提供すること
を目的とする。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、従来の技術で説
明した片面金属箔張りコンポジット積層板において、金
属箔側のガラス織布の織密度(縦と横の各織密度の合
計)を金属箔のない側のガラス織布の織密度より大きく
したことを特徴とする。
作用 従来は、両表面層に使用するガラス織布を同じものにし
ていたが、本発明では、金属箔側のガラス織布の織密度
を大きくしている。このものは、金属箔のない側の織密
度の小さいものより寸法安定性が高く、回路加工々程
で、金属箔が部分的に除去されたときに起こる樹脂の収
縮を抑さえ、樹脂の収縮に起因する反り、ねじれを小さ
くすることができる。
なお、ここで言う熱硬化性樹脂とは、エポキシ樹脂、フ
ェノール樹脂、ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂、メ
ラミン樹脂などであって特に限定するものではない。ま
た、不織布も、セルロース紙に対して特に本発明の効果
が大きいが、ガラス不織布あるいはセルロース混抄ガラ
ス不織布でも同様に効果があり、特に限定はされない。
金属箔も、銅箔、アルミニウム箔、ニッケル箔などであ
って限定するものではない。
実施例 次に本発明の実施例を比較例と共に説明する。
表面層のガラス織布は、平織で織密度は第1表に示す4
種を用いた。エポキシ樹脂(商品名エピコート1001
油化シェル製)100重量部、ジシアンジアミド4重量
部、ベンジルジメチルアミン0.5重量部を配合した樹脂
ワニスを、前記ガラス織布に樹脂量40wt%になるよう
含浸乾燥し表面層用のプリプレグを得た。
芯層用プリプレグは、130g/m2のリンター紙にメチロー
ルフェノール樹脂が10wt%となるように含浸乾燥した
後、更に、エポキシ樹脂(商品名エポン1045、油化シェ
ル製)100重量部、ジシアンジアミド4重量部、ベン
ジルジメチルアミン0.5重量部を配合したエポキシ樹脂
ワニスを総樹脂量60wt%となるように含浸乾燥して得
た。
実施例1 金属箔のない側の表面層用プリプレグにガラス織布aを
用い、金属箔側の表面層用プリプレグにガラス織布bを
用いた。芯層用プリプレグ4枚の両側に表面層用プリプ
レグを各1枚配置し、金属箔として銅箔(35μm厚)
を用いて、圧力30Kg/cm2、温度150℃で50分間加熱加圧
して片面銅張コンボジット積層板を得た。
実施例2 金属箔のない側にガラス織布dを、銅箔側にガラス織布
aを用いて、他は実施例1同様にして積層板を得た。
実施例3 金属箔のない側にガラス織布dを、銅箔側にガラス織布
bを用いて、他は実施例1と同様にして積層板を得た。
比較例1 金属箔のない側にガラス織布bを銅箔側にガラス織布c
を用いて、他は実施例1と同様にして積層板を得た。
比較例2 両表面共にガラス織布bを用いて、他は実施例1と同様
にして積層板を得た。
比較例3 金属箔のない側にガラス織布cを、銅箔側にガラス織布
aを用いて、他は実施例1と同様にして積層板を得た。
これらの積層板について、500×500mmの大きさに裁断し
た試験片を、常態→全面エッチング→E−0.5/150の各
処理に供し、平置きしたときの周辺の浮上り量をテーパ
ーゲージで測定した最大値を第2表に示す。
発明の効果 上述のように本発明は、金属箔側のガラス織布の寸法安
定性をよくしたので、樹の収縮を抑制して、第2表に示
すように反り、ねじれの少ない積層板である点、その工
業的価値は極めて大なるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 昭46−9957(JP,B1)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】不織布基材に熱硬化性樹脂を含浸させた芯
    層とガラス織布基材に熱硬化性樹脂を含浸させた両表面
    層で構成され一方の表面に金属箔が一体化されたコンポ
    ジット積層板において、金属箔を貼り合わせてある側の
    ガラス織布の縦と横の各織密度の合計が、金属箔を貼り
    合わせてない側のガラス織布の縦と横の各織密度の合計
    より大きいことを特徴とする片面金属箔張コンポジット
    積層板。
JP61062741A 1986-03-20 1986-03-20 片面金属箔張コンポジット積層板 Expired - Fee Related JPH06389B2 (ja)

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