JPH0638867B2 - 人形玩具 - Google Patents

人形玩具

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JPH0638867B2
JPH0638867B2 JP60268992A JP26899285A JPH0638867B2 JP H0638867 B2 JPH0638867 B2 JP H0638867B2 JP 60268992 A JP60268992 A JP 60268992A JP 26899285 A JP26899285 A JP 26899285A JP H0638867 B2 JPH0638867 B2 JP H0638867B2
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JP
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doll toy
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shaft
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星光 桜井
悟 松本
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Bandai Co Ltd
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Bandai Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、脚部、腕部等の構成要素の所定位置で、ねじ
り回転させることができる人形玩具に関する。
「従来の技術」 従来の人形玩具は例えば第5図のように胴部a、脚部
b,腕部c等の各構成部品を合成樹脂の成形等により、
夫々前後もしくは左右の分割部品として成形し、それら
の部品を夫々ビス止めあるいはリベット止め等によって
組合すとともに相互の部品を回動自在に連結することに
よって所要の関節部を形成していた。
「発明が解決しようとする問題点」 しかし上記従来型の構造によると、人形玩具の胴部a、
脚部b,腕部c等の各構成部品を夫々前後もしくは左右
の分割部品として成形しているので、例えば最も控えめ
に計算しても胴部aで5個、脚部bで5個×2=10
個、腕部cで4個×2=8個からなり、これらの成形部
品が計23個、組立のためのビス8個、リベット8個等
により、人形を一体組立るのに少なくとも総計39個の
部品が必要であり、とくに上記腕部c、脚部b等の構成
部材の所定位置でねじれ回動を可能とするためにはこれ
よりさらに部品点数が多くなり、これらの部品は人手に
よって一々組立ているので組立が極めて面倒で、組立工
数が多くかかるとともに製造コストが高価となる等の欠
点を有していた。
「問題点を解決するための手段」 本発明に係る人形玩具は、上記従来の欠点を解決するた
め案出したものであって、胴部、腕部、脚部等の人形玩
具の一つの構成要素を、構成要素の先の部分を構成する
先部材と、構成要素の後の部分を構成する後部材と、構
成要素の中間部分を構成すると共に先部材と後部材を連
結する連結部材とで構成した人形玩具であって、この連
結部材は、構成要素の断面となる先部材の一端面と同形
状であると共にこの一端面に当接する先端面と、構成要
素の断面となる後部材の他端面と同形状であると共にこ
の他端面に当接する後端面を有し、この先端面と後端面
にはこの夫々の面に対して略垂直方向に突出する先係合
軸部材と後係合軸部材が形成され、先部材は、連結部材
よりも融点が低い素材によって先係合軸部材をインサー
ト成形し、後部材は、先部材と同じ素材によって後係合
軸部材をインサート成形することによって、先部材と後
部材が連結部材に一体形成されてなるものである。
「作用」 本発明に係る人形玩具は、胴部、腕部、脚部等の一つの
構成要素が上記構成を有するので、その構成要素の先部
材、後部材が連結部材の先係合軸部材、後係合軸部材を
インサート成形しても互いに溶着することがない。その
ため、構成要素の先部材が人形玩具の一側に固定されて
いる場合、先部材に対して連結部材が先係合軸部材を中
心として回動し、連結部材に対して後部材が後係合軸部
材を中心として回動する。この連結部材は構成要素の中
間部分を構成するので、構成要素の外観を損なわない。
「実施例」 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。第
1図、第2図は人形玩具の一例を示し、この人形玩具は
関節部を含む所要な構成要素として胴部10、脚部2
0、腕部30からなり、胴部10は夫々揺動自在に連結
される頭部11、胸部12、腰部13等によって構成さ
れる。
この人形玩具の要部構造を一方の脚部20によって説明
する。まず第1の成形工程において、第3図のように、
ランナ1aに連なり、関節部を構成する上記腰部13の
軸受け部14に装着するための軸21aを突設した被イ
ンサート部材となる軸側部材21と、同じく被インサー
ト部材となる突出軸22aを備えた足部22と、同じく
被インサート部材となる突出軸23a,23bを備えた
膝部23を形成する。又軸側部材21と膝部23の間
に、後記上脚部20aの中間部分を構成する第1の連結
部材24aを形成する。さらに、膝部23と足部22の
間に、下脚部20bの中間部分を構成する第2の連結部
材25aを形成する。第1の連結部材24aの上面24
d(先端面)には、この上面24dに対して略垂直方向
に突出する先係合軸部材24bが形成され、下面24e
(後端面)には、この下面24eに対して略垂直方向に
突出する後係合軸部材24cが形成されている。第2の
連結部材25aの上面25d(先端面)には、この上面
25dに対して略垂直方向に突出する先係合軸部材25
bが形成され、下面25e(後端面)には、この下面2
5eに対して略垂直方向に突出する後係合軸部材25c
が形成されている。
次に第2の成形工程において、第4図のように、ランナ
1bに連なり、上記軸側部材21と先係合軸部材24b
を包持する先部材26と、上記後係合軸部材24cと突
出軸23aを包持する後部材27をインサート成形す
る。同じく突出軸23bと先係合軸部材25bを包持す
る先部材28と、後係合軸部材25cと突出軸22aを
包持する後部材29をインサート成形する。なおこの場
合、第1の成形工程で成形された軸側部材21、足部2
2、膝部23,第1の連結部材24a、第2の連結部材
25aは第2の成形工程で成形される先部材26、後部
材27、先部材28、後部材29の成形素材よりも融点
が高く収縮率の小さな素材によって成形している。
第1の成形工程、第2の成形工程で成形された人形玩具
の脚部20は、膝部23を挟んで、上部に上脚部20
a、下部に下脚部20bが形成されている。上脚部20
a、下脚部20bは共に人形玩具の構成要素である。
上脚部20aは、上脚部20aの先の部分を構成する先
部材26と、上脚部20aの後の部分を構成する後部材
27と、上脚部20aの中間部分を構成すると共に先部
材26と後部材27を連結する第1の連結部材24aと
で構成されている。
下脚部20bは、下脚部20bの先の部分を構成する先
部材28と、下脚部20bの後の部分を構成する後部材
29と、下脚部20bの中間部分を構成すると共に先部
材28と後部材29を連結する第2の連結部材25aと
で構成されている。
第1の連結部材24aの上面24d及び下面24eは上
脚部20aの断面を構成することになり、第2の連結部
材25aの上面25d及び下面25eは下脚部20bの
断面を構成する。又第1の連結部材24aの上面24d
と同形状の先部材26の下面26a(一端面)及び第1
の連結部材24aの下面24eと同形状の後部材27の
上面27a(他端面)も上脚部20aの断面を構成す
る。さらに又、第2の連結部材25aの上面25dと同
形状の先部材28の下面28a(一端面)及び第2の連
結部材25aの下面25eと同形状の後部材29の上面
29a(他端面)も下脚部20bの断面を構成する。第
1の連結部材24a,第2の連結部材25aは、先部材
26,28、後部材27,29と前記したように材質が
異なるため、互いに溶着することがない。さらに、先部
材26は第1の連結部材24aの先係合軸部材24bを
包持した形でインサート成形されており、後部材27も
第1の連結部材24aの後係合軸部材24cを包持した
形でインサート成形されている。また、先部材28は第
2の連結部材25aの先係合軸部材25bを包持した形
でインサート成形されており、後部材29も第2の連結
部材25aの後係合軸部材25cを包持した形でインサ
ート成形されている。上記各係合軸部材24b,24
c,25b,25dは、先部材26,28、後部材2
7,29と前記したように材質が異なるため互いに溶着
することがなく、又先部材26,28、後部材27,2
9の成形後の収縮により僅かの隙間が形成されているの
で、軸心を中心にして回転することが可能である。又各
係合軸部材24b,24c,25b,25dは、段部2
4f,25f及び凹部25gが形成されているため、先
部材26,28、後部材27,29から抜け出ることは
ない。
従って、上記実施例に示すように、人形玩具の構成要素
である上脚部20a,下脚部20bは第1,第2の連結
部材24a,25aの両側でねじり回転することがで
き、ねじり角度を変えることができる。
また、上記したように、2回の成形工程で、複雑な動き
をする人形玩具の脚部20を一体成形でき、複雑な組み
立ては一切必要としない。特に、このようにして成形さ
れた脚部材20の下脚部20bは、3つの関節部を有
し、膝部23と足部22で回動できる他、第2の連結部
材25aでねじることができる。しかし、第2の連結部
材25aを除いて、3つの関節部を有する下脚部20b
を一体成形する場合は、第1の成形工程で、突出軸22
aを備えた足部22と、突出軸23bを備えた膝部23
を成形する。第2の成形工程で突出軸23bを包持する
と共に下端に係合軸部材25cと同様の突出軸を備えた
上部材を成形する。第3の成形工程で上部材の突出軸と
足部22の突出軸22aを包持する下部材を成形する。
このように、第2の連結部材25aがないと、同様な複
雑な動きをする脚部材20を一体成形する場合、かなり
の成形工程が必要となる。
「発明の効果」 本発明に係る人形玩具は、関節部を含む人形の胴部、脚
部、腕部等の主要な構成要素を一体的な部品として成形
することができるという効果がある。これによって、従
来のように多くの部品を個別に成形して一々手作業で組
立る必要がなく、大量生産することができ、製造コスト
を大幅に低減することができるという効果がある。
また、構成要素の一部を形成する先部材及び後部材は、
連結部材よりも融点が低い素材によって係合軸部材をイ
ンサート成形しているので、連結部材と互いに溶着する
ことがなく、連結部材の係合軸部材を中心にしてねじる
ことができる。また、係合軸部材は先部材及び後部材に
しっかりと包持された形となっているから、ゆるみやガ
タが生じることがなく、これによって適当な摩擦力を得
ることになり、機械的保持力を確保することができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す人形玩具の要部切欠正
面図、第2図は同じく人形玩具の要部切欠側面図、第3
図、第4図は同じく人形の脚部の各成形工程の説明用の
側面図、第5図は従来の人形玩具の要部分解斜視図であ
る。 同図中、1aはランナ、1bはランナ、10は胴部、1
1は頭部、12は胸部、13は腰部、14は軸受け部、
20は脚部、20aは上脚部、20bは下脚部、21は
軸側部材、21aは軸、22は足部、22aは突出軸、
23は膝部、23a,23bは突出軸、24aは第1の
連結部材、24bは先係合軸部材,24cは後係合軸部
材、24dは上面(先端面)、24eは下面(後端
面)、25aは第2の連結部材、25bは先係合軸部
材,25cは後係合軸部材、25dは上面(先端面)、
25eは下面(後端面)、26は先部材、26aは下面
(一端面)、27は後部材、27aは上面(他端面)、
28は先部材、28aは下面(一端面)、29は後部
材、29aは上面(他端面)、30は腕部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】胴部、腕部、脚部等の人形玩具の一つの構
    成要素を、構成要素の先の部分を構成する先部材と、構
    成要素の後の部分を構成する後部材と、構成要素の中間
    部分を構成すると共に先部材と後部材を連結する連結部
    材とで構成した人形玩具であって、この連結部材は、構
    成要素の断面となる先部材の一端面と同形状であると共
    にこの一端面に当接する先端面と、構成要素の断面とな
    る後部材の他端面と同形状であると共にこの他端面に当
    接する後端面を有し、この先端面と後端面にはこの夫々
    の面に対して略垂直方向に突出する先係合軸部材と後係
    合軸部材が形成され、先部材は、連結部材よりも融点が
    低い素材によって先係合軸部材をインサート成形し、後
    部材は、先部材と同じ素材によって後係合軸部材をイン
    サート成形することによって、先部材と後部材が連結部
    材に一体形成されてなることを特徴とする人形玩具。
JP60268992A 1985-11-29 1985-11-29 人形玩具 Expired - Lifetime JPH0638867B2 (ja)

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JPS62129076A JPS62129076A (ja) 1987-06-11
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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6089950A (en) 1998-06-01 2000-07-18 C. J. Associates, Ltd. Toy figure with articulating joints
US6537130B1 (en) 2000-09-07 2003-03-25 C.J. Associates, Ltd. Jointed support system and method of constructing same
US6607684B1 (en) 2000-09-19 2003-08-19 C. J. Associates, Ltd. Method of making a jointed linkage support system
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JPS5111194U (ja) * 1974-07-12 1976-01-27
JPS51144291U (ja) * 1975-05-12 1976-11-19

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