JPH0548993U - プラスチックモデル - Google Patents

プラスチックモデル

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JPH0548993U
JPH0548993U JP10874291U JP10874291U JPH0548993U JP H0548993 U JPH0548993 U JP H0548993U JP 10874291 U JP10874291 U JP 10874291U JP 10874291 U JP10874291 U JP 10874291U JP H0548993 U JPH0548993 U JP H0548993U
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仁 外岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立ての際に、各部品を切離すことなく、簡
単に組立てできるプラスチックモデルを提供することを
目的とするものである。 【構成】 本体は模型の前部となる第1の模型部品2
と、同じく後部となる第2の模型部品3が合成樹脂によ
り一体形成され、夫々対となる前部4a、後部4bが屈
曲可能な薄肉部8、9で連結されており、かつ、上記薄
肉部8、9を屈曲した状態で、二つの部品の組合わせ面
が背中合せに一致する様に、同薄肉部8、9を介して前
部4a、後部4bが線対象位置に形成されていることで
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、折り畳むだけで簡単に組立てられるプラスチックモデルに関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来、合成樹脂の射出成形によるプラスチックモデルは、部品を二つ割りにし て成形し、夫々の部品はランナーに接続されて別々の位置に形成されているので 、これを組立てるには、各部品をランナーから切り離したあと、個々の部品の組 み合わせ面を一致させて組立てられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のプラスチックモデルは組立ての際に、ランナーから個々の 部品が完全に切り離されるので、多くの成形部品の中から対となる部品を探し出 し、その二つ割りの結合面を一々目測で合わせているので、その位置合わせが極 めて面倒であり、簡単に組立てることができない等の欠点を有していた。
【0004】 本考案は上記問題点に鑑み案出したものであって、組立ての際に部品をランナ ーから切離すことなく、折り畳むだけで簡単に組立てできるプラスチックモデル を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のプラスチックモデルは下記の要件を具えてなるものである。すなわち 、(イ)本体は模型の前部となる第1の模型部品と、後部となる第2の模型部品 とからなり、合成樹脂の成形により一体形成されていること。(ロ)第1の模型 部品と、第2の模型部品は薄肉部を介して線対象位置に連結されていること。( ハ)第1の模型部品と第2の模型部品は、薄肉部で屈曲することによって背中合 せに組合されるように構成されていることである。
【0006】
【作用】
上記の構成において、プラスチックモデルを完成した状態で模型の前部となる 第1の模型部品と、後部となる第2の模型部品を合成樹脂の射出成形により一体 形成されるもので、その成形型において、各部品を成形型上にレイアウトするに あたり、夫々対となる部品の一端を薄肉部で屈曲可能に連結した形とするととも に、その薄肉部を介して第1の模型部品と第2の模型部品が線対象位置になる様 に配置される。したがって、成形後に金型から取出される本体は対となる第1模 型部品と第2の模型部品が一体的に連結された形となっているので、切離される ことなく、一つの部品として取扱いを容易にすることができる。しかも、この薄 肉部は素材の弾性などにより可とう性を有し、小さな力で簡単に折り曲げること ができるので、この薄肉部を屈曲端として曲げるだけで、同薄肉部を中心に線対 象位置に形成された第1模型部品と第2の模型部品の組合わせ面を背中合せに自 動的に一致させることができる。これによって、第1模型部品と第2の模型部品 の位置合わせが極めて容易となり、幼児でも簡単にプラスチックモデルを組み立 てることができる。
【0007】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図1において、1はプラス チックモデルであって、完成した状態で模型の前部となる第1の模型部品2と、 後部となる第2の模型部品3からなっている。即ち、第1の模型部品2は、人形 体4の前部4aと、置き台5の前部5aとこれらを連結するランナー6a、7a とで形成されている。又、第2の模型部品3は、人形体4の後部4bと、置き台 5の後部5bとこれらを連結するランナー6b、7bとで形成されている。これ ら第1の模型部品2と第2の模型部品3の成形時に、夫々の組合わせ面を成形型 のパーティングラインに揃えて平面上に配置されており、この各部品を成形型上 にレイアウトするにあたり、夫々対となる部品の一端を直線上に並べた屈曲可能 な薄肉部8、9、および薄肉部10、11によって一体的に連結した形とすると ともに、これら薄肉部8、9を介して対となる前部4aと後部4bが対象位置に なる様に配置され、同じく薄肉部10、11を介して対となる前部5aと後部5 bが対象位置になる様に配置されている。なお上記の置き台5aおよび5bは夫 々左右の柱部12a、12b、13a、13bと台部14a、14bとで構成さ れており、これら左右の柱部12a、12b、13a、13bと台部14a、1 4bは夫々屈曲自在な連結部15a、15b、16a、16bを介して連結形成 され、その一側には連結時の係止片17が突設されている。
【0008】 上記の実施例によると、成形後に成形型から取出された成形品は図1の様な偏 平な形をしており、各部品が平面的に展開された形となっている。これを組立て る際には、図2の様に、薄肉部8、9、および薄肉部10、11をもって夫々前 後に対となる前部4aと後部4b、および前部5a、後部5bを山形に折曲げる とともに、上記置き台5の前後に対となる前部5a、後部5bは、下部の連結部 15a、15b、16a、16bを夫々外側に谷曲げして前後の台部14a、1 4bを水平に張り出す。しかして、上記人形体4は薄肉部8、9を介して前部4 aと後部4bが対象位置になる様に配置され、同じく、置き台5の薄肉部10、 11を介して前部5aと後部5bが対象位置になる様に配置されているので、こ の折曲げによって、人形体4の前後に対となる前部4aと後部4bの組合わせ面 は背中合せに自動的に一致し、同じく置き台5の前後に対となる前部5a、後部 5bの組合わせ面も自動的に一致するので、従来型の様に組合わせ面の面倒な位 置合せを行う必要がなく、図3の様に、夫々一体的に結合することができる。こ のとき、上記水平に張り出された前後の台部14a、14bも係止片17によっ て一体的に連結される。なお、置き台5にたいして、人形体4は上記ランナー6 a、6b、7a、7bを切除することによって、夫々分離することができる。ま た、上記人形体4と置き台5はこれをユニットとして構成すれば、図3の様に、 横並びに連結する連結遊びの他、玩具全体として大きな展示効果を得ることもで きる。
【0009】 図4は本考案の他の実施例を示すものであって、上記図1の実施例において、 第1の模型部品2と第2の模型部品3を連結する屈曲可能な薄肉部8、9、10 、11を完成模型の上端に形成しているのにたいして、これら薄肉部8、9、1 0、11に代えて、この図4の実施例によると、完成模型の一側面に屈曲可能な 薄肉部11aを形成し、第1の模型部品2Aと第2の模型部品3Aを側面で展開 した形として連結形成され、夫々の第1の模型部品2Aと第2の模型部品3Aは 薄肉部11aの位置する線Y−Yを介して対象位置に配置されている。これによ って、組立ての際に、上記薄肉部11Aの位置する線Y−Yを山折りして矢印の 様に折畳むと、第1の模型部品2Aと第2の模型部品3Aは背中合わせに組合わ せ面が一致して仮想線の様に模型を完成させることができる。
【0010】 図5は本考案の他の実施例を示すものであって、この場合、人形体4Aを形成 するにあたり、人形の顔のマスク41と両腕部42を一体形成した第1の模型部 品41aと、薄肉部8aを介して頭部43と胴部44と脚部45を立体的に形成 した第2の模型部品41bが一体的に連結形成されている。この構成によって、 薄肉部8aを山折りすると、人形の顔のマスク41が頭部43に嵌め込まれ、同 時に胴部44の両側に腕部42が嵌め込まれる形となり、簡単に人形体4Aを完 成させることができる。
【0011】 図6は本考案の他の実施例を示すものであって、この場合、人形体4Bを形成 するにあたり、上記と同様に第1の模型部品42aと、薄肉部8bを介して第2 の模型部品42bが一体的に連結形成されており、さらに、片方の腕部46には 屈曲可能な薄肉部9aを介して突起48を具えたマシンガン49が一体形成され ている。この構成によって、薄肉部8bを山折りすると、図7の様に簡単に人形 体4Bを完成させることができる。この時薄肉部9aを折曲げ腕部46の穴47 に突起48を差込むことにより、容易にマシンガン49を持たせることができ、 薄肉部9aによって脱落を防止することができる。
【0012】
【考案の効果】
上記の様に本考案のプラスチックモデルによると、本体を模型の前部となる第 1の模型部品と、後部となる第2の模型部品を合成樹脂の成型により連結された 形で一体形成されるものであって、これを成形するための合成樹脂の射出成形に よる成形型において、この各部品を成形型上にレイアウトする際に、夫々対とな る部品の一端を薄肉部で連結し、かつ、その薄肉部を介して二つの部品が線対象 位置になる様に配置することによって、成形後に金型から取出される部品は対と なる二つの部品が一体的に連結された形となるので、切離されることなく、一つ の部品として取扱いを容易にすることができる。しかも、この連結部は可とう性 を有し、小さな力で簡単に折り曲げることができるので、この薄肉部を屈曲端と して曲げるだけで、同薄肉部を中心に対象位置に形成された二つの部品の組合わ せ面を背中合せに自動的に一致させることができる。これによって、従来型の様 に組合わせ面の目測による面倒な位置合せを行う必要がなく、二つの部品の位置 合せが極めて容易となり、幼児でも簡単にプラスチックモデルの組み立てを行う ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すプラスチックモデルの
展開平面図である。
【図2】同じく、プラスチックモデルの組立中の状態を
示す斜視図である。
【図3】同じく、プラスチックモデルの組立完了の状態
を示す斜視図である。
【図4】本考案の他の実施例を示すプラスチックモデル
の斜視図である。
【図5】本考案の他の実施例を示すプラスチックモデル
の人形体の展開斜視図である。
【図6】同じく、他の実施例を示すプラスチックモデル
の人形体の展開斜視図である。
【図7】同じく、人形体の組立完了の状態を示す正面視
図である。
【符号の説明】
1 プラスチックモデル 2 第1の模型部品 3 第2の模型部品 4 人形体 4a 前部 4b 後部 5 置き台 5a 前部 5b 後部 8 薄肉部 9 薄肉部 10 薄肉部 11 薄肉部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を具えたことを特徴とするプ
    ラスチックモデル。 (イ)本体は模型の前部となる第1の模型部品と、後部
    となる第2の模型部品とからなり、合成樹脂の成形によ
    り一体形成されていること。 (ロ)第1の模型部品と、第2の模型部品は薄肉部を介
    して線対象位置に連結されていること。 (ハ)第1の模型部品と第2の模型部品は、薄肉部で屈
    曲することによって背中合せに組合されるように構成さ
    れていること。
JP1991108742U 1991-12-06 1991-12-06 プラスチックモデル Expired - Fee Related JPH087915Y2 (ja)

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JPH087915Y2 JPH087915Y2 (ja) 1996-03-06

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