JPH0647505Y2 - 人形用関節部材 - Google Patents

人形用関節部材

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JPH0647505Y2
JPH0647505Y2 JP1989144354U JP14435489U JPH0647505Y2 JP H0647505 Y2 JPH0647505 Y2 JP H0647505Y2 JP 1989144354 U JP1989144354 U JP 1989144354U JP 14435489 U JP14435489 U JP 14435489U JP H0647505 Y2 JPH0647505 Y2 JP H0647505Y2
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joint
connecting member
shoulder
joint member
neck
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幸正 高橋
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Bandai Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は一つの人形体を組み立てるための各可動関節部
材を一つのランナーにまとめて一体成形した構造に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来の人形用関節部材は、一つのランナーに頭部、胴部
等の外装体といっしょにまとめて一体成形されていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
従って、一つの人形体を組み立てるため、組み立てられ
る人形に応じて、上記外装体と各関節部をまとめたラン
ナーを複数用意しなければならず、そのため複数の金型
を製造しなければならないという問題点があった。
本考案は、一つの人形体を組み立てるための複数の関節
部材を一つのランナーにまとめて一体成形することによ
って、これらの関節部材を共通とする複数の頭、胴部等
の外装部材を別個に用意しておくだけで、多種類の人形
体を組み立てることができ、製造コストの低廉化が図れ
る人形用関節部材を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る人形用関節部材は、上記目的を達成するた
め、下記の構成を有する。
(イ)頭部と胴部を着脱可能に嵌合して連結し、頭部と
胴部を可動させる首関節部材と、胴部と腕部を着脱可能
に嵌合して連結し、胴部と腕部を可動させる肩関節部材
と、胴部と脚部を着脱可能に嵌合して連結し、胴部と脚
部を可動させる腰関節部材とからなること。
(ロ)首関節部材は、一次成形により一体成形され、頭
部を着脱自在に取り付ける取付部と関節部を備えた首連
結部材と、二次成形により一体成形され、胴部に着脱自
在に取り付けられる取付部と首連結部材の関節部を回動
自在に抱持する抱持部を備えた首部接続部材とで構成さ
れていること。
(ハ)肩関節部材は、一次成形により一体成形され、両
端に関節部を備えた肩連結部材と、二次成形により一体
成形され、胴部に着脱自在に取り付けられる取付部と肩
連結部材の一方の関節部を回動自在に抱持する抱持部を
備えた肩部接続部材と、腕部を着脱自在に取り付ける取
付部と肩連結部材の他方の関節部を回動自在に抱持する
抱持部を備えた腕部接続部材とで構成されていること。
(ニ)腰関節部材は、一次成形により一体成形され、胴
部に着脱自在に取り付けられる取付部と関節部を備えた
腰連結部材と、二次成形により一体成形され、脚部を着
脱自在に取り付ける取付部と腰連結部材の関節部を回動
自在に抱持する抱持部を備えた脚部接続部材とで構成さ
れていること。
(ホ)二次成形により成形された首部接続部材,肩部接
続部材,腕部接続部材,脚部接続部材は、一つのランナ
ーにまとめて成形されていること。
〔作用〕 本考案に係る人形用関節部材は、上記構成を有するか
ら、一つのランナーから首関節部材、肩関節部材、腰関
節部材を外し、頭部と胴部に首関節部材を嵌合して連結
し、胴部と腕部に肩関節部材を嵌合して連結し、胴部と
脚部に腰関節部材を嵌合して連結することによって一つ
の人形体を組み立てることができる。
又、頭部、胴部等の外装体を別のランナーにまとめて成
形したものを複数用意しておけば多種類の人形体を組み
立てることができる。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。第1
図において、1は人形の外装体であって、この外装体1
は合成樹脂の成形により夫々二つ割に形成される胴部1
1、頭部12、上腕部13、下腕部14、手部18、上脚部15、
下脚部16、足部17等によって構成されており、これら外
装体1の二つ割の部材は夫々内側に対向する位置により
突設されたピンおよび組立ボスの嵌合によって組み立て
られる。
一方、上記外装体1の胴部11、頭部12等を連結する人形
用関節部材は、第2図の用に合成樹脂の多重成形部品と
して一つのランナーにまとめて一体成形されている。即
ちこの人形用関節部材は、胴部11にたいして頭部12およ
び上腕部13と下腕部14と手部18を屈曲自在に連結する上
部関節部材3と、胴部11の腰部と上腕部15の上部を連結
する腰部関節部材4と、上脚部15の下部と下脚部16の上
部を屈曲自在に連結する膝関節部材5と、下脚部16の下
部と足部17を屈曲自在に連結する足関節部材6とからな
っている。
又、上部関節部材3は、両端に取付け穴32aとボールジ
ョイント32bを有する首連結部材32、両端にボールジョ
イント33aとピンジョイント33bを有する肩連結部材33、
ピンジョイント34aを有する腕連結部材34、取付け穴35a
を有する手連結部材35、首連結部材32のボールジョイン
ト32bと肩連結部材33のボールジョイント33a、33aを包
み込むようにして回動自在に接続し、取付け穴31a、31a
を有する上部接続部材31、肩連結部材33のピンジョイン
ト33bと腕連結部材34の一端を包み込むようにして回動
自在に接続し、取付け穴36aを有する上腕接続部材36、
腕連結部材34のピンジョイント34aと手連結部材35を包
み込むようにして回動自在に接続し、取付け穴37aを有
する下腕接続部材37とで構成されている。さらに、腰部
関節部材4は、両端にボールジョイント41aを有する十
字状の腰連結部材41と両端のボールジョイント41aを包
み込むようにして回動自在に接続し、取付け穴42aを有
する上脚接続部材42とで構成されている。さらに又膝関
節部材5は、両端に取付け穴52aとピンジョイント52bを
有する膝連結部材52と、ピンジョイント52bを包み込む
ようにして回動自在に接続し、取付け穴51aを有する両
脚接続部材51とで構成されている。又足関節部材6は、
両端に取付け穴61aとボールジョイント61bを有する第1
の足連結部材61と、両端に取付け穴62aとピンジョイン
ト62bを有する第2の足連結部材62と、ボールジョイン
ト61bとピンジョイント62bを包み込むようにして回動自
在に接続する足接続部材63とで構成されている。そし
て、この人形用関節部材は、一次成形により点で示す首
連結部材32、肩連結部材33、腕連結部材34、手連結部材
35、腰連結部材41、膝連結部材52、第1の足連結部材5
1、第2の足連結部材62を成形し、次に二次成形により
斜線で示す上部接続部材31、上腕接続部材36、下腕接続
部材37、上脚接続部材42、両脚接続部材51、足接続部材
63を成形して形成されたものである。
次に本実施例に係る人形体の組立方法について説明す
る。先ずランナーから上記各関節部材を外し、このうち
上部関節部材3の取付け穴31a、31aに胴部11の組立ボス
21、21を嵌合し、上部関節部材3に胴部11を取り付け
る。次に上部関節部材3の頭側の取付け穴32aに頭部12
の組立ボス22を嵌合し、上部関節部材3に頭部12を取り
付ける。さらに上部関節部材3の両側に形成さた取付け
穴36a、37a、35aに上腕部13の組立ボス23、下腕部14の
組立ボス24、手部18の図示しない組立ボスを嵌合し、上
部関節部材3に上腕部13、下腕部14、手部18を取り付け
る。このようにして人形体の上半身が組み立てられる。
さらに、腰部関節部材4は、胴部11の下部に形成された
溝部11aにこれの十字状腰連結部材41を差し込むことに
よって胴部11に取り付けられる。この腰部関節部材4の
両端に形成された取付け穴42a、42に上脚部15の組立ボ
ス25aを嵌合し、上脚部15を腰部関節部材4に取付け
る。そして、上脚部15の下部に設けられた組立ボス25b
と下脚部16の上部に設けられた組立ボス26aに膝関節部
材5の取付け穴51a、52aを嵌合し、上脚部15と下脚部16
を連結する。次に下脚部16の下部に形成された組立ボス
26bと足部17に形成された組立ボス27に足関節部材6の
取付け穴61a、62aを嵌合し、下脚部16と足部17を連結す
る。このようにして人形体の下半身が組み立てられ、人
形体は完成する。
なお、上記各関節部材は多重成形により形成さているの
で、各ジョイント部で屈曲自在となっており、そのた
め、胴部、頭部等の外装体を複数用意しておけば、多種
類の人形体を組み立てることができる。又、上部関節部
材3は、首関節部材と肩関節部材が一体となるようにし
て成形されているが、別々にして、一つのランナーで成
形しても構わないのは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案に係る人形用関節部材は、一つの人形体に用いら
れる複数の関節部材が一つのランナーにまとめて成形さ
れるため、これらの関節部材を共通とする複数の頭部、
胴部等の外装部材を別個に用意しておけば、多種類の人
形体を組み立てることができるという効果がある。又、
一つのランナーにまとめて複数の関節部材が成形される
ため、一つの射出成形装置で製造することができ、製造
コストの低廉化を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す人形用関節部材の要部
分解斜視図、第2図は同じく関節部材の成形時の要部平
面図である。 1…外装体、3…上部関節部材、4…腰部関節部材、5
…膝関節部材、6…足関節部材、11…胴部、12…頭部、
13…上腕部、14…下腕部、15…上脚部、16…下脚部、17
…足部、18…手部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の要件を備えてなることを特徴とする
    人形用関節部材。 (イ)頭部と胴部を着脱可能に嵌合して連結し、頭部と
    胴部を可動させる首関節部材と、胴部と腕部を着脱可能
    に嵌合して連結し、胴部と腕部を可動させる肩関節部材
    と、胴部と脚部を着脱可能に嵌合して連結し、胴部と脚
    部を可動させる腰関節部材とからなること。 (ロ)首関節部材は、一次成形により一体成形され、頭
    部を着脱自在に取り付ける取付部と関節部を備えた首連
    結部材と、二次成形により一体成形され、胴部に着脱自
    在に取り付けられる取付部と首連結部材の関節部を回動
    自在に抱持する抱持部を備えた首部接続部材とで構成さ
    れていること。 (ハ)肩関節部材は、一次成形により一体成形され、両
    端に関節部を備えた肩連結部材と、二次成形により一体
    成形され、胴部に着脱自在に取り付けられる取付部と肩
    連結部材の一方の関節部を回動自在に抱持する抱持部を
    備えた肩部接続部材と、腕部を着脱自在に取り付ける取
    付部と肩連結部材の他方の関節部を回動自在に抱持する
    抱持部を備えた腕部接続部材とで構成されていること。 (ニ)腰関節部材は、一次成形により一体成形され、胴
    部に着脱自在に取り付けられる取付部と関節部を備えた
    腰連結部材と、二次成形により一体成形され、脚部を着
    脱自在に取り付ける取付部と腰連結部材の関節部を回動
    自在に抱持する抱持部を備えた脚部接続部材とで構成さ
    れていること。 (ホ)二次成形により成形された首部接続部材,肩部接
    続部材,腕部接続部材,脚部接続部材は、一つのランナ
    ーにまとめて成形されていること。
JP1989144354U 1989-12-14 1989-12-14 人形用関節部材 Expired - Lifetime JPH0647505Y2 (ja)

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JPH0383599U JPH0383599U (ja) 1991-08-26
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WO2015166767A1 (ja) * 2014-05-01 2015-11-05 株式会社バンダイ 模型

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JPS601754U (ja) * 1983-06-15 1985-01-08 平田 清隆 復数テ−プカツタ−

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